フランセットは公爵家の令嬢として生まれ、同じ歳である王太子殿下の学友に選ばれ城に上がることとなった。周囲からは婚約者候補だとして妬まれ、様々な嫌がらせや犯罪まがいの妨害行為を受ける。
実際には二人の間に恋愛感情も婚約の事実もないのだ
けれど、「優しい王子様」である王太子殿下から本来の婚約者の身の安全を図るため、身代わりの盾になって欲しいと頼まれてしまう。
王家からの要請を断るわけにはいかないと、護身術を覚え身を鍛え、様々な妨害ににも屈せず毅然と立ち向かうフランセット。「強く逞しい女性」という評判に応えるため、恐怖を押し隠してでも必死で拳を握り、周囲の誰かを守るためなら決して諦めずに戦い続けるのだ。
己の責務を果たさんと必死で努力を重ねるフランセットを、ずっと影から見つめ続ける男がいた。彼女がその役目から解放された時──立場上、隠さざるをえなかったその想いが溢れ出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 22:04:15
7504文字
会話率:49%
侯爵家の末娘であるレイラは、父親から婚約者候補を紹介される。候補者の数はなんと5人。彼らの中からなら誰を選んでもよいという。
大好きな小説シリーズに出てくるような恋をしたいと思っているレイラは乗り気ではないし、選ぶ気もない。
そこで、侍女
のサナはある提案を持ちかける。小説に出てくるようなシーンを見合い相手に試し、自分の心が動いた場合、その人を婚約者にすればよいと。
果たしてレイラは自分のお眼鏡にかなった候補者を選ぶことができるのか?
※一度アップしたものを大幅改稿して再投稿しました。
※ゆるい設定のコメディなので、ゆるくお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:21:54
10186文字
会話率:54%
日中3時の予約更新です。
12日くらいで完結予定。
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辺境の双子姫と呼ばれる美しい双子の姉妹。
彼女たちの容姿はは実の親兄弟でさえ見分けられないほどそっくりでしたが、性格は正反対。穏やかに平穏に暮らすことを望む物
静かな姉のアマリリスと活発で行動的な妹のマーガレット。
姿形は同じでも仕草や物言いで周りは彼女たちを見分けていました。
それに、その性格の違いから同じ容姿の双子でも彼女たちの立場は成長するにつれて変わっていきました。
大人しく勤勉で淑やかなアマリリスは隣国との国境を守る辺境伯の娘として王家と婚約を結ぶことになり、逆に妹のマーガレットは王子の婚約者の妹ということで下手な相手と婚約を結べないことから成人を前にしても婚約者候補すらいない。
マーガレットの心はいつも不満でいっぱいでした。王子妃教育を受ける為に母親と共に王都に住まう姉は帰省の度に美しく煌びやかになっていくのに、自分はいつまでも辺境の田舎臭いままだと。
その上、多感な思春期に姉が母を独り占めしているのも嫌でした。
しかし一方で―――姉のアマリリスの心も不満で一杯でした。
生まれ故郷である辺境の牧歌的な風景を愛していた彼女にとって王都に住むことは苦痛でした。
辺境に比べて何でも揃い不自由のない贅沢な生活も、アマリリスには魅力がないのです。
……鏡映しのようにそっくりな双子はお互いに密かに憧れ、嫉妬し合っていたのです。
「ねぇ…そんなに嫌なら入れ替わりましょう?だって私たちとってもそっくりなんだもん、きっと上手くいくわ!」
そして、入れ替わりお互いの望みをかなえようとします。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 15:00:00
42035文字
会話率:31%
「鉄血妻女」と呼ばれる王妃
王族とはお人好しの綺麗ごとだけではやっていけない。
「ファーレスは崇高な理念を持つ騎士で、私の婚約者候補ですよ。それを辺境送りにするなんて……」
「仕方ないじゃない。高い理想に実力が釣り合っていなかったのだから
」
国のため娘のため判断を下した彼女の末路や如何に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:31:09
4226文字
会話率:22%
魔法が身近な世界。
魔法には属性があって一人一つの属性を持つのが一般的だけど、ごく稀にすべての属性を使えるだけでなく、聖魔法も使えるほど強力な魔力を持つものが産まれる。だけど、いままでそれはなぜか男性ばかり。
それなのに、ついに女性で聖魔法
を使えるものが誕生した。それが私。
聖魔法を使える女性は王太子妃になる運命。
いやいやいや、私は国家魔術団に所属する国家魔術師になってみんなを守るかっこいい女性になりたいの!太子妃にはなれません!
この能力は隠して生きていく。
・・・と思っていたのに、なぜか公爵家の三男にバレてしまって、しかも婚約者候補に!?それのこの男、何を考えているのかよくわからないし、読めない男。
魔物とも戦いながら、理想の国家魔術師になるために頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:49:50
60018文字
会話率:37%
孤児であるメアリーは自身が授かった能力、ギフトのため王女レオノーラの影武者となっていた。そんなメアリーはある日、レオノーラより彼女の婚約者候補にレオノーラの振りをして会うよう命じられるのであった。
身代わりにされる主人公のお話です。ざまぁ
のような要素あり。設定はあまり細かくは気にせずお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 10:10:00
113198文字
会話率:32%
ランズベル伯爵家の次女として生まれたメリルローズは、初めての社交界で出会った公爵家の令息クリスを見た時に前世の記憶を思い出す。
前世で皇太子の婚約者候補であった彼女は、同じく婚約者候補だった親友のクリスティーナと皇太子の裏切りによって悪役
令嬢にされ、命を落としてしまったのだ。
過去の悲しみと恐怖を思い出し失神したメリルローズは、クリスから手厚い看病を受けたことをきっかけに2人は婚約した。
「今世では過去を忘れて幸せになる!!」
そう息巻いていたのも束の間。
婚約者のクリスが、前世でライバルのクリスティーナだと告げられて!?
「この婚約はキャンセルよ!!!」
どうしても婚約破棄したい主人公と訳あり風な婚約破棄したくない元ライバル令嬢・現婚約者のドタバタラブコメディ。
※以前載せていた連載版の修正作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 07:14:41
20399文字
会話率:38%
田舎育ちのリリカはお菓子が大好き。
「王都の神殿ではお菓子が食べ放題」と聞きコネを総動員して聖女見習いの侍女として採用される。
期待に胸を膨らませて向かった神殿で出会ったのは、美形の騎士アレクシス。
初対面のはずなのに、なぜか彼といると懐か
しい気持ちになる。
アレクシスは騎士でありながら王子様。そしてリリカが仕える聖女見習い・カトリーヌの婚約者候補でもあるらしい。
神殿には何百年も生きているという「聖女の頂点」ベアトリスが存在し、神殿に隠された長い歴史と秘密がリリカを巻き込んでい行く。
過去と今を繋ぐリリカとアレクシスの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 21:37:28
96034文字
会話率:48%
「聖女になることはとても素晴らしいことなのよ」
幼い頃からそのように教えられた。
お茶会などでも聖女の素質がある者は特別扱い。
そして、十歳になり教会で聖女の儀式が行われる。
「フローレンス・バルツァル公爵令嬢、聖女の素質あり」
教会
で聖女の素質有りと判定を受ける。
聖女に認定されるべく、候補者達は日々精進する。
聖女に任命されると同時に王子の婚約者になるため、どの貴族も候補者達には注目していた。
そんな時、教会の判定ミスにより遅れて現れた候補者が登場。
「ソミールです。よろしくっ」
遅れて現れた彼女は、明るく今までの候補者とはまるで違う。
聖女の能力も誰よりも優れていた。
そうなると彼女も王子の婚約者候補に…
だけど、彼女には大きな懸念があった。
それは平民であること。
聖女としての能力は低いが家柄・教養の申し分のない貴族か
聖女としての能力は高いが何も持っていない平民か
この中で、誰が聖女になるのか?
そして王子の婚約者は誰になるのか?
ヒロインが出てくるのが大変遅い為、1.2話を読んでいただいた後ヒロイン登場の回に飛んでも大丈夫です。
登場人物は自己紹介・新たな聖女などの回で後から確認しても問題ない作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 19:00:00
115097文字
会話率:58%
*性的な表現を含むため、R15指定しています。苦手な方はブラウザバックをお願いします*
完璧で冷徹、誰もが憧れる王女セリーナ。しかしある朝、鏡に映った自分の姿に彼女は凍りつくーー何故かその頭には、猫耳が生えていたのだ!おまけに尻尾まで!?
誰にも見られたくないのに、突然訪ねてきたのは婚約者候補で幼馴染のカナン。優しげな微笑みと距離の近さにドキドキしていると、思わず「にゃっ」と甘い声が漏れてしまって……!?
「……今、鳴いた?」
「鳴いてないっ!!」
正体がバレたセリーナに、カナンはまさかの一言。
「……猫になったセリーナも、可愛いね」
耳を撫でられ、触れられるたび、いつもは冷静な王女が甘い声を漏らしてしまう!?
戸惑いとトキメキが交差する日々、政務復帰もままならぬ中、始まるお忍び視察、秘密の甘い時間、そしてーー真相へ。
「私、こんな姿で……本当に女王になれるの?」
一途でちょっと意地悪な婚約者×猫耳がバレた冷徹王女の、甘くてキケンなラブファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:00:00
38162文字
会話率:45%
「申し訳ありませんが、結婚してください」
突然、帝国皇太子に求婚されたのは、掃除婦からメイドに昇格したばかりでド平民のメリッサ。ほぼ初対面の、「この上ないお世継ぎ」と評判も高い美しい皇太子、イズリーシュに腕を掴まれあたふたするが、なんとかそ
の場を逃れる。
皇族の悪ふざけか?不敬罪とか‥?とどきどきしていると、内務副大臣からの呼び出し。
そして「婚約者候補として東宮に滞在してくれ」と言われて目を回してしまう。
何で?どうして?理由がわからない、
「だってあの皇太子全然あたしのこと好きでもなんでもないのに‥?!」
ド平民のメリッサは、皇太子の狙いや皇族事情に翻弄されながらも東宮での暮らしを余儀なくされる。
メリッサは皇太子妃にさせられてしまうのか、皇太子イズリーシュは何を考えているのか。
メリッサ十八歳、イズリーシュ十八歳。
*妊娠、出産についての言及があります。苦手な方はご注意ください。
*途中はちょっと暗くなる、かも?でもハッピーエンドの予定です!
アルファポリスさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 15:00:00
117628文字
会話率:39%
第二王子には二人の婚約者候補がいる。2人は年齢も性格も仕事への対応も全く異なり、足して2で割れればいいのにと言われている。そんな二人がぶつかった。第2王子を筆頭に、周辺はどう動くのか。得をするのは誰なのか。
職場恋愛をスケール大きくして書い
てみました。へーって思って貰えて時間潰しになったら嬉しいです。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 22:42:11
7642文字
会話率:30%
フラリス王国に住む公爵家の娘、レオディアーナ・アクアビットは第一王子の婚約者候補。しかし、それが突然婚約解消の危機に陥ってしまった。
最終更新:2025-04-08 21:56:49
41642文字
会話率:37%
この国の王太子と周りには秘密で付き合っていた男爵令嬢シンシア。しかし、そこに王太子の最有力婚約者候補で、シンシアたちと同じ学校に通う公爵令嬢のアイシャから呼び出しを受けてしまった。でもなんだか話の流れがおかしくて……?
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最終更新:2025-04-06 01:04:45
4391文字
会話率:49%
「………婚約者候補を辞退?」
藤ノ宮王国の久遠侯爵家の一人娘、
久遠瑠花は、雨宮侯爵家の次男坊を
婿として婚約者候補として考えていた。
その矢先の、婚約者候補を辞退させて
欲しい、という突然の手紙。
普通ならば、動揺するはずなのだが、
全く動揺しない冷静な彼女と親友のふたり。
彼女達の、未来は如何に………?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 14:42:11
9989文字
会話率:55%
水色の長い髪に紫陽花のような薄紫色の瞳を
持つ少女は、目の前の状況に、困惑しました。
少女の名は、フェリシテ・フォン・レイ・
カイニー・エズメリール。20歳。
彼女は、のどかな田舎、カイニー伯爵領に
騎士団長のエズメリール子爵家に弟がい
る
長女として、生まれました。
カイニー伯爵家の嫡男、ライパドル様の
婚約者候補として、ライパドル様に憧れて、
恋に落ち、いつか、この御方の妻に………
そう思って、暮らしていました。
父からも母からも、ライパドル様の妻になる
ように、そう教えられて来ました。
婚約者となる前に、ライパドル様から、自分の
婚約者だと、ジェルメ様を紹介されました。
どうやら、わたくしは、婚約する前から
勝ち目がなかったようです。
この状況は、婚約者候補として育てられた
少女にとって、想定外の失恋なのでした。
「初恋、でしたのにー。」
子爵令嬢の失恋の先にあるものとはー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 19:20:13
29921文字
会話率:34%
主人公アリィシアは公爵令嬢で、王太子の婚約者候補である。実はアリィシアは、幼馴染である彼に長年恋をしており、候補から本物の『婚約者』にランクアップするために日夜努力しているのだった。
そこへ神子姫が別世界から現れて、二人の関係に波紋を投げか
ける。悪役令嬢のような自分のポジションに悩みながら学園生活を送るアリィシア。そんなある日、ランスロットから中途半端な『断罪イベント』のような言葉を投げつけられて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 09:10:00
15590文字
会話率:37%
望まれない婚約者候補であるナナエルは王子やその取り巻きから酷い扱いを受けていた。
令嬢としては地味な見た目がまず気に入らなかったらしいが、彼女をガリ勉令嬢と呼んで馬鹿にしていた。
ガリ勉はその位しか役に立たないだろうと王太子の仕事の一部や学
園の生徒会の仕事を押し付けられていた。
到底一人では無理なその仕事に疲れ果てたナナエルはある日誰もいない王宮の片隅で不平不満を口にしてしまう。
その時偶然居合わせたのが、ぼんくらだと有名な侯爵家の子息で――
ただ、その子息は噂とはずいぶん様子が違っていた。
ぼんくらと言われている侯爵子息(ぼんくらではない)×がり勉令嬢です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 14:28:22
81453文字
会話率:15%
エリートだけがあつまる魔法塔ダグラスの代表候補の伯爵令嬢コレット。小さい頃から膨大な魔力持ちのため伯爵家からダグラスに預けられ英才教育を施された。魔法能力は開花し素晴らしい才能豊かな魔術師に。そして第二王子の婚約者候補。
順風満杯だったが同
僚や貴族に恨まれ呪われた。不定期にティースプーン並みの大きさになる呪いをかけられた挙句、権力を使われ、辺境の地への異動も命じられる羽目に。
辺境の地の異動、人は左遷というがコレットは気にしてなかった――やだ、これってある意味休暇じゃない。何したらいい、いや、何をするのが自分の幸せ?小さくなってもなんとかやっていかないと。
コレットは幸せを追求しスローライフ?を満喫していく ーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 18:51:07
31514文字
会話率:26%
「私、帰るところがございませんの」
そう言って伯爵家の令嬢フィリーネは、公爵家の令息ルーカスに突撃した。彼はフィリーネが勝手に見初めた婚約者候補。
変わり者と噂の彼は、予想どおり女性には甘く「それは大変だ。今日はうちの屋敷に泊まって行きなよ
」と答えてくれた——が、連れて行かれた場所は、質素すぎる小屋だった。
箱入り気味の令嬢の婚約者を探す話。ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 10:20:00
10744文字
会話率:34%
公爵令嬢アリスティアは幼馴染の第二王子リチャードを長年思い続けていた。
けれど、そんな彼はひと月前ルティーアという女性と婚約してしまった。
悲しみにくれるアリスティアの元にやってきたのは、彼の弟ジークフリードだった。
そんな彼はとん
でもない提案をする。
「兄上の婚約者が好きなんだ。だから僕の婚約者候補たちの排除に協力してくれない?」
ジークフリードの甘い言葉に釣られたアリスティアはその手を取った。
それによって良くも悪くも動き出す。
まっすぐな想いを貫かんとするアリスティアの涙と愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 22:25:11
39321文字
会話率:34%