人々は『ショー』を今か今かと待ち侘びていた。
望むと望まざるとに関わらず、人々は『ショー』のその時を待った。
誰も彼もが『ショー』の前夜祭となる宴に熱狂した。
やがて、その時が来たことを告げるアナウンサーの声が流れた。
最終更新:2015-07-11 23:38:05
1345文字
会話率:15%
【緑の夢、光の目覚め】の番外編、視点違いの話になりますが、最終話部分が主な話になります。
その為、他の番外編とは別枠にしています。
題名の通り、人型の者ではなく、意思を持つ物達の話になります。その為、表現方法も、本編とは違っていますので、
ご注意を。
第一章:光の竪琴。
創り主であり、永年一緒だった主から離された光の竪琴。神々の御業と呼ばれ、自我を持つそれは、自ら主を選ぶ事が出来る。
しかし彼は、元の主が忘れられず、未だに主を選ぶ事を拒否している。
そんな彼の許へ、対なる闇の竪琴からとある精霊の事を伝えられ、彼の心はその精霊へと傾いて行く。
※注意:恋愛要素はありませんよ~。
第二章:神龍王の剣。
大いなる神から生まれた【邪悪なるモノ】を葬る為に、その神から創られし、一振りの剣。
光の竪琴と同じく、神々の御業のそれは、大いなる神から主を定められているお蔭で、真の主の目覚めと訪れを待つしか出来ない。
意思があり、己の主を見分ける事の出来る剣なれど、己を護る為に張られた結界の中で、じっと主の訪れを待ち侘びるしかなかった日々の中、とある幼子の訪れが切っ掛けとなり、彼(?)の運命が動き出す。
一応、一章の話の方は、大丈夫なのですが、二章の話に、残酷と取れる表現がある為、15禁としておきます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-04 19:51:00
31168文字
会話率:10%
昼休み弁当を広げメインの鶏肉を口へ放り込む。…コショウをかけすぎた。携帯が振るえメール画面を開ける。《コショウかけすぎ。あと今日は鍋希望。》お侘びと了解の旨を2階上で働く恋人に送る。桐嶋幸(きりしま ゆき)27歳。一応独身。4年ほど続く3歳
年上の恋人通称タクさんとはほぼ同棲状態。会社公認、同僚や友人からは熟年夫婦と呼ばれるが結婚の予定なし。早くしろと言われるが別にどちらでもいい。結婚しようがしまいが、5年後も10年後もきっと変らず隣にいる。恋人以上夫婦未満。そんな二人の日常ラブストーリー。*1話完結型。ふたりの1年をテーマに12本書きました。番外編を不定期で更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 20:24:54
52096文字
会話率:43%
戦が無い天下太平の時代。
戦う術を持たぬ者には待ち侘びた時代であろう。
だが、戦う術を持つ者から言わせれば・・・・・悪夢としか言えない。
先の時代に起こった“夏の陣”以降、ひさしく戦が無いのだ。
家か主が居るなら良い。
食う事に困
らない単純な理由であるが現実問題だ。無い者にはそれこそ切実であろう。
そんな者たちの中でも仕官が叶う者たちは居た。
しかし、大名に仕えたりするのが仕官ではない、と言い道場を開いた者も居る。
その道場主は門下生を集めては口癖のように言った話がある。
『大名に仕えるのが仕官だけではない』
そんな言葉を教えてくれたのは・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-03 22:27:33
3593文字
会話率:21%
ある日の帰り道、突然周囲の景色が変わったと思うと俺の前に現れた自称神によって自分が手違いによって死んだことを知る。自称神は侘びとして異世界に送ってくれるという。そこで、俺は自称神から5つの願いを叶えてもらって異世界に逝った。*作者は初心者で
す。しかも、文才がありません。ときどき暴走するかもしれません。不定期更新です。途中から設定が変わるかもしれません…。この作品は120%妄想と思いつきでできた作品です。突然の急展開が入るかもしれません。それでも大丈夫!という奇特な人はどうぞ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-04 10:29:19
52036文字
会話率:42%
サンタクロースはクリスマス・イヴの夜にやってくる――ほら、耳を澄ませば聴こえてくるはず。冬空に響く鈴の音が――。そしてここにも、サンタクロースを待ち侘びている男の子がひとり。★昨年書き上げた作品です。クリスマス気分に浸って頂ければ幸いです。
最終更新:2008-12-04 07:32:22
5297文字
会話率:40%
離婚後、侘びしい独り暮らしを始めた俺。ある日、たまたま立ち寄ったクリーニング店で一人の女に出会い、一目で好意を持った。菜美。パート勤めの人妻だった。決して許される恋ではなかったが、菜美は俺の好意を受け止めてくれた。そこから、夢のような時間が
始まった。二人は共に出会えた喜びで、お互いに夢中になっていった。・・・だが、幸せな時間は、長くは続かなかった。菜美が何の前触れもなく俺の前から姿を消したのだ。「いったい何故だ?」俺は幸せの絶頂から、突然、失意のどん底に落ちていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-11-17 00:48:59
16481文字
会話率:14%