友達以上、恋人未満。そんな「親友」と「俺」のお話。ある日の昼休み、空き教室に連れ込まれた「俺」は、「親友」と・・・うやむやにしたままの気持ちと関係を「俺」視点で。
最終更新:2012-06-09 00:03:31
1957文字
会話率:91%
高校2年の夏、小野 駿は街中で一人の無口な少女に出会った。行くところがないという彼女。うやむやのまま始まった同棲生活の中、魔術、別世界、神様、と何故か不穏な言葉とともに彼の日常は崩壊していき、そして、彼女が化物と呼ばれる存在であることを知り
・・・。 何の力も持たない僕は、正義の敵に出会った。 物語で言うモブの主人公があがきます。ラブコメ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 16:03:14
3589文字
会話率:7%
拳銃使い、魔女、将軍、博士。
役割に支配された生き方しかできない連中が、ゆっくりと世界に染みこんでいく。そんな役割を与えられた生を『我々』は世界レンズを経由して観測する。
王国は革命で倒れ、共和国は大衆に焼かれる。
拳銃使いと、無愛
想な魔女はそんな世の中のカスの一片として拳銃をぶっ放し、魔法を使い、人を殺し、たまに助けて、飯を食う。音楽に耳を傾け、書物に心躍らせ、それでもやはり人を殺す。
将軍と感情的な魔女は、『塔』からあふれ出す怪物どもの相手をしながら、淡々と政治に明け暮れる。戦いにおいて優秀、政策において鋭敏な二人は、徐々に人の枠を離れ、自らが規格外の怪物に近似していく。
頭のおかしい博士は、世界のあり方を問い直すことを諦めて、ただ全てを肯定し続けて、なにもかもを楽しむ。それは方法論的虚無主義ではあるものの、それでいてロマンチズム。
冒険者ギルド、暗殺者ギルド、騎士団は各個に組織としての意思を持ち始め、それを構成する人々を歯車たる器官へと置き換えてゆく。
共和国、王国、都市国家連合、諸部族会議は『塔』に目を向けながら、互いに剣と銃を突きつけあう。
新人類と旧人類は相互に断絶し、播種船は飛んでくるわ、第一異星人と接触するわで話は混迷を極め、ますます分けがわからなくなる。
ドゥルーズだのフーコーだのがそれぞれに役にも立たない持論をまくし立てはじめ、科学は方法論となり強い人間原理が機能し始める。それでいて役割を与えられただけの『キャラクター』たちは、うやむやな物語に対して反旗を翻す。
わけもわからず能力バトルが始まり、挙句の果てにはSFもどきになり、重力の虹を論じ、百年の孤独に打ちひしがれ、緑の家にたどり着こうとする。ジョージ・オーウェルがそんなサマをあざ笑いながら嘘つきだけが現実を見ることができることを強弁する。
―そして、世界システムという怪物が、誕生する。
その世界システムに対して、並行世界のエヴェレット多世界解釈上の存在である女子高生が世界征服というカウンターアタックを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 11:08:41
7460文字
会話率:31%
憧れの生徒会長に告白し、成功をおさめた新戸風太郎。しかし、その日の放課後、クラスのアイドルに告白されうやむやな関係になる。彼は無事に高校生活を送れるのだろうか。
最終更新:2011-10-31 08:00:00
71007文字
会話率:67%
青葉とフウマが中学2年生の時に出会い、同じ班だったことを機に両想いになるも青葉が転校したことでお互いの思いがうやむやに。
25年後SNSにて奇跡的にバーチャルな再会を果たし、当時の思いをカミングアウトした結果お互い両想いだったことが判明。
その年の12月、フウマと青葉は出会った場所にて本当の再会をする。
2年後、フウマのバンドは大ブレイクし日本武道館にてコンサートを敢行し青葉はフウマがとってくれた座席から見ながら涙を流してみていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-22 19:14:50
5836文字
会話率:18%
代わり映えもしない学校、毎日、オレ。そんな毎日に不満はない。……はずなんだがなぁ。一回、偶然目立ってみると、快感になって今ならヒーローにでもなってしまいそうな気分になる。そんな日常の中で、俺は一人の男と出会う。そしてうやむや高校生活が、ほん
のちょっと変わって見え始めた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-05 07:58:47
4505文字
会話率:36%
彼は生きている。 定義をうやむやにして。
生と死についての思考の探求はどこに向かい、どのような結末を迎えるのか
最終更新:2011-05-28 02:51:30
399文字
会話率:0%
モヤモヤな謎の物体「モザイク」。
どこからか現れたそれは、世界を巻き込む大流行を起こす。
最終更新:2011-04-24 21:53:37
2090文字
会話率:20%
OB、つまりold boyとして、再びバレーボールのコートにたった僕。そこには、県大会に出場した過去の栄光などはかけらもない。ただあるものは、うやむやになったままの自分の心と、夏の終わりを告げる風だった。
****「白い月を見ながら
うがいする」の続編にすることにしたので、それとこれの二作を連載形式で公開します。だから、一週間後にはこの小説と、「白い月を見ながらうがいする」は、消します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-31 14:08:38
2811文字
会話率:3%
暑い夏、薄暗い闇の帷の向こう。ごく普通の少女小夜達は決して生半可に語ってはならない百物語の大詰め百話目を、うやむやにしてしまった。その代償は決して浅いモノでは無かった。小夜は見知らぬ場所へと空間転移してしまう。そこは日本の歴史の中で、物の怪
達が最も色濃く絡む戦乱の世、徳川の支配下である安土桃山時代の小夜の住む町、三河市だった。素朴な少女小夜と、人を憎み、忌み嫌う妖怪達が彼女に尽くし、百鬼夜行を創る上で折り出す怖ろしくも切ない物語。人と物の怪が共に分かち合い、共に交じり合う事は出来ないのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-14 03:29:38
8366文字
会話率:31%
気がついたら見知らぬ森に居た俺は、直前の記憶がうやむやで、そんな俺を「アリス」と呼ぶ少女。不思議の国の登場人物のような名前を持った人間が次々と現れるが、読んだことがない俺でもわかる違和感。ここは一体どこなんだ?なあ、俺は帰れるのか?
最終更新:2008-12-11 18:01:35
19121文字
会話率:65%
この学校は、どこかおかしい――海藤成実が抱いていた小さな違和感。それが明らかになった時、彼女は一つの契約をした……。そして、達也と由香も知らなかった『守護者』と生徒会の秘密があった。
最終更新:2008-04-17 20:22:42
625文字
会話率:42%
乙葉が死んだあと、由香を海藤成実に連れ去られ、達也は孤独な日々を過ごしていた。そんな中、今度は新任の副会長・佐藤伸彦が……?
キーワード:
最終更新:2008-02-27 19:10:34
12803文字
会話率:36%
一人の少女が学校で『消えた』――……その奥に隠された真実は、あまりにも哀しいものだった。
キーワード:
最終更新:2006-09-30 16:11:09
10664文字
会話率:38%