「あなたは、何を愛しているの?」
幼い頃から女王になる娘として育てられたマーシェル・ルイザベッタ。
そんなマーシェルと出会い、執事となったレスティア・ローベルトは、マーシェルと共に死の道を辿る。
戦争に塗れたマーシェルの愛する国の中心で、二
人は誰も知らない悲しい一時を過ごす。
悲しくもありながら、何処か温かい二人の世界は、誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 13:40:36
3100文字
会話率:53%
1000円カットについて思うことを
最終更新:2023-09-07 20:40:01
1617文字
会話率:28%
AIは人の生活にすっかり入り込み、日常と共にある。
産業、農業、医療、教育――そして、エンタメの世界にすら――。
小鳥遊ヨルハは引きこもりの少女である。
両親を早くに亡くし、それを隠れ蓑に10年以上の歳月をインターネットの中で過
ごしてきた。そんな彼女を、育ての親であり叔父の天川ヒロは唐突に彼女を現実のアイドルへと引きずり出す。
「ムリムリムリぜーーーったい無理!」
無理矢理連れてこられた事務所でヨルハはアイドルグループのメンバーと引き合わされ、再び唖然とすることになる。
「お前以外のメンバー二人、AIのロボットだから」
ヨルハに与えられた仕事は「AIのアイドルグループでAIのフリをして活動しろ」という滅茶苦茶なものであった。
更には二人のAIに与えられた人格プログラムは何故かヨルハに依存しまくり、溺愛しまくりの半ば欠陥プログラムで......。
おかしいな。あたまがいたい。今日はゲームやりこんでないし、録画のアニメも観てないから夜更かしはしてないはずなのに......。
少女は黒い瞳を更に漆黒に染めて、こう呟くしかない。はぁ――と、短い嘆息の後に。
「無理そう」
――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 20:00:00
3427文字
会話率:34%
私、公爵令嬢のアイナは、幼い頃自国の王子と婚約しました。
しかし、その直後にお母様が無くなり、お父様は再婚。
こうして、私には新しい母と腹違いの妹が出来ました。
ですが、義母は躾と称して私を鞭で何回も叩き、義妹は私の物を「欲しい」と言って全
て奪いました。
しまいには私の婚約者を奪い、私は無実の罪で国外追放されました。
だけど、色々あって隣国の王太子様に見初められ、自らの汚名を返上。
無実の罪を着せた王子と義妹と義母、そして父は一般庶民に格下げされた。
その後、私は隣国の王太子と結婚。
王太子妃アイナ・アルテリアになり、ついには女王に。
こうして、今は幸せな日々を過ごしています。
だけど……私は忘れていました。
あの家族が、どうなったのかを。
そして、私はめぐり合う。
あの二人の子供。
私の姪っ子と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 17:06:26
12563文字
会話率:34%
家を出て一人、寮ぐらしをする事になった主人公、廉。
新しい生活に胸をときめかせた…かと思いきや、彼の側には若返った祖父。
孫に正体を隠しながら共に学校に通いたい。
最強のじいちゃんはこの願望の成就の為だけに周りの人を巻き込みまくる!
さ
らには学校にはびこる様々なあやかしとの遭遇。
孫バカおじいちゃんは廉に正体を伏せつつ孫と共に青春を送れるのだろうか。
孫に平穏は訪れるのだろうか。
じいちゃん無双系日常物語…の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 22:58:36
144134文字
会話率:32%
自殺未遂をしている活動休止中のアイドルを助け、家に連れ帰った。彼女のために何度も話を聞き、ホットミルクを飲ませてあげた。そうやって何年も経つうちに、彼女は俺のことを求め、ずっと一緒にいたい。大好きだと言ってくれるようになった。
最終更新:2023-08-18 18:21:13
6491文字
会話率:41%
とある平凡な女の『私』とその友達の『小娘』の、他愛ない日常風景の一部始終を切り取っただけの、つまらない読み物である。
主に『私』を中心に進めていき、『小娘』はただの飾りに過ぎない。『私』はそう彼女を粗末に扱うであろう。
装飾品を
派手にするのも地味にするのも、私の勝手なのだから、彼女らの人生に、少しばかり携わらせてもらいたい。
地球上の様々な部屋の中で、繰り広げられる無駄話にどうか付き合っていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 16:00:00
3939文字
会話率:26%
私の名前はリリー・ホールズワース、十六歳。
私には前世の記憶がある。
可愛がっている妹エリーがまさかの悪役令嬢ポジションだった。
エリーには幸せに暮らしてもらいたい。
そのためにできることはなんでもしよう!
最終更新:2023-08-16 13:14:49
55441文字
会話率:46%
今年もお盆の時期がやってきました。
亡くなった人の魂が、こちらの世界に戻ってくる。
どうか大切な人があちらの世界で穏やかな日々を過ごしていますように...
あなたにもう一度会いたい。
最終更新:2023-08-12 23:16:47
389文字
会話率:5%
普通がわからないある女子高生の話。
場面沈黙症をテーマにしています。
フィクション小説で、決して明るい小説ではありません。気分が悪くなる可能性がある為、見る方は文句無し、自己責任です。
最終更新:2023-08-12 05:00:00
644文字
会話率:21%
私の経験をもとに書いている作品で、登場人物は私を含めて6人います。
20代の中で経験した恋愛をありのまま綴っていて、その時感じた想いも赤裸々に書いています。
恋愛に通ずるような出来事も取り上げていて、1人暮らしのことやマッチングアプ
リのこと、ワンナイトのことや、恋愛観結婚観人生観などもピックアップしています。
私が何故クズな男がスキなのかを、私が経験して来た恋愛をもとに、時系列に合わせて読み解いています。
恋愛の形はそれぞれあるけど、出会ってデートに行って、付き合って何年か経って結婚をするという王道ストーリーが一般的だと思います。
私はその王道の道を辿ろうと試みたものの失敗をしました。
だから、人とは異なる恋愛観結婚観人生観を掲げるようになりました。
人に合わせることや普通を演じることが何よりも苦手だから、世の中では変人だと言われてしまっても自分を貫くと決めたのです。
だって、一度きりの人生だから。
私は楽しいことがダイスキで、今の自分が楽しいと思える選択を常にして来ました。
失敗もあったけれど、充実していると思っています。
王道ではない道であったとしても、私が思う楽しい幸せに巡り会いたい。
後悔のない人生を送りたいと強く思っています。
20代は特にその傾向が強い日々となりました。
そんな20代の私の想いを明るく楽しく、時に真剣に描く作品となっています。
"クズ"という言葉は、世間では良くない言葉として使われることが多いです。
しかし、私にとっては最大級の褒め言葉。
それは何故って?
クズな男がスキだからです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:05:46
7382文字
会話率:7%
冒頭より——
俺に非があることは認めよう。それを救難信号と受け取り、借宿のつもりで自分の部屋を使わせる思慮に欠けることをした。只、言わせてもらいたい。逢瀬に飢えて無節操に声を掛けた訳ではなく、そこには必ず老婆心が介在し、男女の差異に関わら
ず受け入れるつもりだったのだ。今も尚、憂き目に遭う人間は数多存在するだろうし、逃げ場を失った者達に少しでも心を許せる場所を提供したいという意図があった。にも関わらず、俺は両手を結束バンドによる拘束を受け、足もまた尾鰭のように一まとめにされている。無闇矢鱈に身体を動かそうとすると、肋骨の上にダンベルを落とされた。叫ぼうとしても、舌をまな板の上に置かれてしまっては手立てがない。この世に神様がいて、隅々に目を光らせているなら訴えたい。「信仰」と「棄教」は同時に起き得ると。
毎日、18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 18:00:00
22318文字
会話率:51%
私はウェルテルではなくパパゲーノでいたい。
最終更新:2023-07-14 22:30:06
361文字
会話率:0%
アルスリーナ・ロッテンバーグ公爵令嬢は、婚約者の王太子殿下と初めて顔を合わせた時に自分の前世を思い出した。
アラサー・オタク・腐女子だった彼女が転生したのは、前世でドはまりしていた乙女ゲームの世界でヒロインと最後に決闘する悪役令嬢。だけどオ
タクとしては出来れば推しの王子の幸せを一番に願いたい。あわよくばヒロインと仲良くなって、決闘エンドも回避したい!
ゲーム本編が始まる前にバッドエンド回避のためあれこれ準備をして、後はヒロインがどのルートを選ぶのか見守りたい……と思っていたけど、なぜかイベントがまるで始まらない!
ヒロインとは仲良くしたいものの、挙動が怪しい悪役令嬢を警戒しているのかなかなか心を開いてくれない。それどころか何故か手合わせの機会を狙ってきて……?!
果たしてアルスリーナは、決闘を回避して推しの王子を幸せにできるだろうか?
なんかこの世界、みんな……みんな原作と違うんだけどォ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:52:16
108335文字
会話率:34%
母親が死んで2日。父親が愛人と腹違いの義妹を連れてきた。私は妹が羨ましくてイジメをしてしまったのだ。私には無い父親母親、そして私の愛する婚約者を手にしている。だが義妹はそんな私を見捨てずにいた。半分血が繋がっているからという理由だけで。国外
追放されてしまったけれどもう一度義妹に会って謝罪をしたい。償いたい。だが戻った母国は炎に包まれており、気がついたら義妹に会うその日までも戻ってしまっていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 18:27:22
8532文字
会話率:49%
自分が自分らしくいられる時間は、どんな時だろう。
好きな物を好きだと言えるのは、どれ程幸せだろう。
辛い時に、自分の心を支えてくれるのはなんだろう。
それは人によって様々で、人の数だけ答えがあって。
どの答えにも、良い悪いみたいな優劣なん
か無くて。
だから自分の“大好き”に、自分だけは正直にいたい。
これは、自分の“好き”を好きと言えなくなってしまった主人公が、周りに支えられながら、自分の“好き”と向き合い、一緒に自分の居場所を見つけていく物語。
こちらは、いでっち51号様主催企画、『歌手になろうフェス』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 21:00:00
18336文字
会話率:37%
化粧をするのは、もうひとりの自分。大切なあのひとと、もっと一緒にいたい。ずっとずっと、あなただけを見ているから───……
こちらの作品はエブリスタ様の『エブリスタxDF.PHIL』にて優秀作品のひとつに選んでいただけました。
最終更新:2023-06-24 00:00:00
5988文字
会話率:28%
不確かなものだけれども信じていたい。
不確かなものだけれども無くてはならない。
不確かなものだけれども不実な訳ではない。
最終更新:2023-06-18 00:40:47
327文字
会話率:0%
――これは、俺たちが過ごす高校最後の七日間の物語だ。
いつも一緒にいた俺たちは――楽園のような時間を過ごしていた俺たちは――最後の日まで一緒に過ごすと決めた。
つらい。
さみしい。
もっと一緒にいたい。
そんなネガティブな言葉はなしにし
ようと決めた。
俺は、俺たち五人はただ笑って楽園から出ようと。
笑って別れようと。
そう決めていた。
それでも、最後の七日間は思い出とともに俺たちの背中を押してきて――
――これは、俺たちが過ごす高校最後の七日間の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 23:00:00
100088文字
会話率:37%
「わ、私!ずっと、優弥の事、好きだったの!私と付き合ってください!!」
いつも元気で明るいはずの水口愛梨が、俯きながら真っ赤な顔でそう告げた。
目の前の女の子、愛梨は俺の小学校からの幼馴染で、俺と同じ現在高校一年生。
ショートカットの黒髪、
活発な性格で、男子女子問わず人気がある。
勉強もスポーツも得意で、クラスの中心にいるような人気者。
「え?マジで?お、俺でいいのか?」
戸惑いながらそう答えたのは、俺、佐伯優弥。
俺は平凡な男子学生だ。
特に目立つところのない、中肉中背、顔はどうだろう、平均以上だと思いたい。
恋人同士になった俺達だったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:10:07
15358文字
会話率:57%