かつて七つの宝剣が戦争を引き起こした。
火、水、風、土、光、闇、音のそれぞれをつかさどる宝剣は膨大な力を含み、それを欲しようとする者達が争いを引き起こした。
結果、生き残った七人の者達がそれぞれ一つの宝剣を手にし終焉した。
再び戦争が起こる
かもしれないと思った大政府は、宝剣を手にした七人に国と地位と権力を与え、与えれた国の領主になり国民を守ることを義務付けられた。
そうすることで人々は不自由のない暮らしを与えれるはずだった。
だが、後に新たな争いが引き起こることになるとは誰も予想していなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-18 22:08:04
394文字
会話率:19%
教室にいたはずなのに気がついたら丘の上。
何故だろうと考えつつもわからないことはしょうがないと開き直る珠雨。
偶然か、必然か・・・知り合った珠雨と少年レイ。
こちらでの一日が向こうでは数年。
そして今日も彼女は真昼の夢に魅せられる・・・
(
白昼夢の短編版です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-16 23:04:52
2651文字
会話率:43%
「死ぬってどういう事だと思う?」と彼女は言った。
僕は驚いて彼女を見つめた。彼女は真っ直ぐ僕の瞳を見ていた。彼女の瞳は非現実的な程澄んでいた。彼女の瞳を通して、彼女の内面の世界が覗けるような気がするほどだった。でもそれと同時に、彼女が僕
からとても遠くの場所に在るのだという事が分かった。まるで空の上から見つめられているような気がした。
「さあ、わからないな。僕は死んだことがないからね」と言って僕は笑おうとしたが、上手く笑えなかった。
彼女はまだ僕の瞳を見つめていた。まるで僕の中にある答えを見つけ出そうとするように。
「死ぬってことがどういう事かは分からない。でも死後の世界なら分かるっていうか、想像がつく」と僕は言った。
「死後の世界?」と彼女は繰り返した。それは詩の一編のように静かに響いた。
「そう。死んだ人が行く世界は、この世界と全く同じだと思うんだ。パラレルワールドみたいにね」
「全く同じなの?」
「いや、一つだけ違う所がある。じゃないと自分が死んだ事が分からないからね。違う所は一つだけ」と言って僕は指を一本立てた。
彼女は僕の指を珍しいものでも見るかのように、見つめていた。
「自分の愛した人がいないんだ。自分が一番いて欲しい人がその世界にはいない。つまり、死んだ人も、残された人もいる世界は同じなんだ。まあ、これは相思相愛の場合だけだけどね」
僕は話が終わった事を示すためにお酒を飲んだ。
彼女は何かを確認するかのように、ゆっくりと頷いた。僕の言った事について、何か考えているようだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-16 10:59:16
11859文字
会話率:21%
その日、神崎悠はいつもどおりの残業を終えて家に帰るところだった。家に帰る途中で彼はふと足を止める。目の前にはどこかの制服を着た高校生と思しき少女が1人倒れていた。彼はそれを保護して悩んだ、悩んだ末に明日の朝、昔から何かと縁のある友人の家へ連
れて行くことを決めた。
よほどのことがない限り悠の視点で話が進みます。悠が出ないときは作者視点です。視点が変わるときはあらかじめ書きます。ただし、作者視点の時は前置きはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-15 00:25:28
62186文字
会話率:39%
少女は自分の顔を見た事が無い。鏡の中にあるのは自分の顔じゃない。
知らない男の子。自分そっくりの男の子。背格好も同じ男の子。
「貴方は、誰??」
毎日同じ質問を繰り返す。少年は何も答えない。
最終更新:2010-04-13 19:16:01
1036文字
会話率:47%
きっと、キミ以上に想えるヒトとは、もう巡り逢えないと思う反面、これほどスキになれるヒトに逢えたコトの幸せを綴ってみました。
キーワード:
最終更新:2010-04-07 12:41:25
264文字
会話率:0%
僕と亮と礼美は幼なじみ。
昔からずっと一緒で、大学に入った今も同じ学校に通っている。
僕がいて、亮がいて、礼美がいる日々。
いつまでも変わらないと思えるような日々。
だけど、その日はいつもと少し違う。
最終更新:2010-04-07 01:50:22
5674文字
会話率:48%
叶わないと分かっているのに忘れられない…そんな1人の女の恋物語
最終更新:2010-04-06 10:50:02
252文字
会話率:0%
僕タケルは眠っている間に病院に収容されていた。父の弟が金を借りに来て、もめたようだ。タケルは必死で逃げたが父母の安否はわからない。ふと、そのことに気づいて泣くタケル。父の弟の嫁が見舞いに来るという。二人の行く先はきびしいものでしかないと、タ
ケルはまた泣く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-05 20:02:57
875文字
会話率:31%
西暦2000年に起こった世界規模の大災害は多くの人の命を奪い、人々はそれを補うために外見はなんら人間と変わらない自律人型ロボット「オートマタン」と身体の一部を機械化した人間「サイバーロイド」を造り出し、2055年の今ではそれが当たり前に存在
する世界となっていた。そんな時代の香港で、美形の青年ディーとソナタの二人組は、『ACRODE(アクロード)』というサイバーロイドが関わっている案件を専門に扱う探偵をしていた。
ある日ソナタはカフェで一人の男が追われている場面に出くわす。男はある企業に捕まって人体実験をされ、脳以外は全身機械のサイバーロイドにされてしまい、自分の名前以外何も思い出せないという。さっき追って来たのはその企業のセキュリティで、連れ戻されたら今度こそ殺されると訴えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-02 16:14:19
34594文字
会話率:32%
フラれ男だって幸せになりたいんです。フラれたことで気付く新しい恋っていいよね。モテない男の夢です。
バレンタインは、ありえないと思いつつも幽かな希望が持てるけれど、ホワイトデーは関係ない人には全く関係ありません。なくなればいいのに。
最終更新:2010-03-31 04:18:13
16500文字
会話率:22%
桜の下で出会った少女に恋をする青春ラブストーリー。などでは全くありません。うじうじ悩むタイプに耐えられないときつい。読後は気分が落ち込むことが予想されます。体調の悪いときには読まない方が良いと思われます。すでに気分が落ち込んでいる人は問題な
しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-20 16:21:23
84026文字
会話率:28%
美人だけが取り得のドロシーはある日突然オズ校長に呼び出され、卒業する為に単位がないと引導を渡されてしまう。
ドロシーと同様に呼び出されたレオン、イアン、クロウと共に協力し、特別に出された課題をクリアすれば卒業を認めてくれるという。
意気込む
4人に与えられた課題は魔法生物・ブルーナを成長させて校長の用意するモンスターを倒す事。
その為には伝説級のモンスター達を倒さなくてはいけなくて・・・。
シリーズ小説「It's not@problem」の第一弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-27 12:08:02
13174文字
会話率:32%
「少女はいつも二番だった」のバットエンドを書いてみました。
先に「少女はいつも二番だった」をお読みください。
というより読まないと何が何だかです。
最終更新:2010-03-23 13:40:29
2659文字
会話率:66%
両親の死により、天涯孤独の身となった帝崎聖夜とは何を隠そう俺であります。両親が死亡したと聞いて真っ先に俺が取った行動は預金残高の確認。いろいろ大変だからね。両親の死から数年が経ったある日のこと。我が家の前に生き倒れた人物を発見しました。さて
、ここで忠告。妙な親切心は持たずに生きていこう。そうしないと、俺みたいに人間ではなくなっちゃうよ? 人間じゃないなんて嫌だろ? そうだよね~。さて、話を戻すと・・・生き倒れた人物を助けようとしたのが駄目だったのか? 突然、第三の人物に腹を刺されて意識を失っちゃいました。てへ! 次に目を覚ませば、あら不思議。土と草と廃墟と化した街並みが広がってました。ここどこよ? まさか異世界とか? ありえない、ありえない。てなことを考えていたのですが、どうやらここは俺が生まれ育った街であるらしい。うん、おかしいぞ。なにより一番おかしいのは、どう頑張って見ても小学生にしか見えない女の子が俺のマミーということだね! 何がどうなってるんですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-21 12:19:48
15251文字
会話率:29%
大学進学を夢見て入学した高校での生活。
恭子という女子生徒との出会いをきっかけに、始まる学園奮闘記。
主人公幸雄は、学園一の落ちこぼれだが、想像力は、誰にも負けない、ある意味楽天家。しかし、教師やクラスメイトには、理解されず、孤独な
一面もある。ある時、校内で身体検査があり、あまりにも辛辣な教師達のやり方に忿怒し、それが元で謹慎処分をうけてしまう。
ある日中学時代からの友人が仲間を連れて、家まで訪ねて来た。
そこで初めて、自分は、1人じゃないと実感する。そんなこんなであっと言うまに三年の月日が経ち、最終学年になった幸雄は、大学進学を希望する。「たとえ学力が受験するに値しなくとも『GOING MY WAY。』
「大学へ進学する為にこの学校を選んだんだ。」
私達の学生時代は、まさに、受験戦争真っただ中で、偏差値の高い大学に入らなければ、大企業には、就職できないという不文律があって、一にも二にも学業優先だった。
結局、幸雄は家業を継ぐことになったが、就業して数年間は、精神的に辛いことばかりだった。しかし、過去の試練があったからこそ今の自分があり、耐える力を養ってこれた。そして、社会人となって自らを再生していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-21 12:06:04
26034文字
会話率:43%
今の自分にも毎日にも何も不自由がないと思っていた彼が気になったのは嘘のつけない不器用な同級生で。どうして気になるのかもわからないまま嘘のつけない彼に執着していく。※B君の事情と対になっています。
最終更新:2010-03-18 11:35:02
7328文字
会話率:49%
オカルトと科学。
水と油のように混ざり合わないと言っていたのは昔の話。
魔法と科学が混ざって作り上げられた魔法科学――通称魔学を作り上げた科学都市で巻き起こる八雲刻哉の物語が落下して来た女の子から始まる。
最終更新:2010-03-18 11:02:31
6606文字
会話率:23%
この世には存在しないとされる「怪盗」――。
しかし、もしこの世に「怪盗」が存在したら……?
すべては、日本で生まれた怪盗R・B。
世界各地を飛び回り、神出鬼没、大胆不敵。
怪盗R・Bに魅せられたすべての駒が集まり、「地球」とい
うゲーム盤で、あなたは驚愕な瞬間を目にすることになる……。
怪盗R・Bを中心に、運命の歯車が少しずつ狂わされる戦闘アクション・ダーク物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-15 21:32:36
11759文字
会話率:39%
システムの事故によって俺はどうやら元いた世界からはじき出され、今新しい世界にいるらしい。
……殺せるなら、そんな運命にした神を殺してやりたい。
だが、どうせそんなことはできないと思うから、この世界に生きていこうと思う。
思うんだけど、トラブ
ルやハプニングなんかが俺に降ってきてる?
誰か、不幸な俺を助けてください。
チート的な能力を与えられた主人公が新たな世界に馴染んでいく(予定)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-14 21:12:43
4836文字
会話率:26%
僕は死んだ。そして痛みと共に生き返った。力と一緒に。
初公開作品。異世界ものの予定。行き当たりばったりでいつまで続くか未定。更新日も未定。どんな冒険ものか討伐ものかも未定。と未定三兄弟見事に揃った作品。って呼べればいいなぁ。
念の為
残酷設定。流血ざたは……あんまりしないと思うよ?
最新投稿話、改めて読み直すと酷すぎる……と言うわけで、書き直します。本筋は変わりませんが、文章はかなり変わると思います。迷惑をおかけします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-14 18:08:41
21173文字
会話率:54%