士郎が小学校一年生になった年の夏休み、城島家は家族三人で、三重県の岩倉峡公園でキャンプを楽しんでいた。
そんな仲の良い家族が、峡谷に掛かる吊り橋を渡っている時、奇妙な事件に巻き込まれる。
第二次世界大戦中の米軍の爆撃機B29が、何の前
触れも無く突然、空に現れた。
更に、その爆撃機は被弾し機体から煙を吐きながら墜落してきたのである。
不幸にも、この事件で両親を亡くしてしまうが、士郎は、謎の人物、小五郎により救い出される。
一方、若き天才物理学者神藤らは、この事件を解明していくが、墜落したB29は異世界から来たものだという事を証明し、更に、異世界転送装置の開発に取り組んで行く。
時が経ち、世界に様々な怪事件が起こる。その事件を追う士郎、謎の闇組織ブラックローズ、更に、巨大企業の暗躍。
士郎と神藤の娘ミサは、協力しあいながら謎だらけの異世界に挑んで行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-28 07:00:00
216879文字
会話率:35%
太平洋戦争末期、彗星艦爆を現場で改造し、戦車砲を搭載してB29を迎撃。負け戦の中、がんばる人々の死生観。空戦物です。父から聞いた実話を元にしたフィクションです。彗星に大口径の戦車砲かあるいはそれに近い機関砲を搭載したことはどうも事実らしい。
創意と工夫でがんばった人々が居たのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-15 17:53:54
20540文字
会話率:32%