古元 宇美(ふるもと うみ)は芸大に通う大学一年生。
彼女にはある悩みがあった。それは、SNSで流れるAIの描いた絵が自分よりも優れているように感じてしまうこと。悩みが膨れると時が止まったように手が動かなくなるという発作が起こる。
今
日も発作が起こった彼女は気分転換に街を歩くことにした。歩いているとある個展の開催資料が目に止まった。『プロセルフ・アートの追求』と書かれたタイトルに魅かれ、宇美は個展に行くことを決意する。
そこで宇美は自分のアートへの考えを大きく変えることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 16:02:18
8164文字
会話率:34%
私がその村の事を知ったのは、ほんの数ヶ月前だ。仕事の担当から話を聞いたのが最初だった。秋になると紅葉がとても綺麗なこと、大きな神社があること、鬼の伝承があること。その村のどれもが魅力的に聞こえてしまった私は紅葉のシーズンを見計らって休暇を取
り、村を訪ねることにした。
これは以前大阪芸大哲学コミュニティすみれの会の会誌「すみれ2」にて掲載させていただいた作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 00:15:36
16029文字
会話率:50%
ここは四国のど真ん中、お大師様の力に守られた地。
そこに住まう、お節介焼きなアヤカシ達と人々の物語。
GOMがお送りします地元お四国ファンタジー物語。
連載版、いよいよ開始です!
以下アルファポリスさんでも公開中。
キャラ文
芸大賞にノミネートしてますので、応援よろしくお願いいたします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/65127577/114574905折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:47:15
90968文字
会話率:55%
芸大を目指すものの夢敗れ、美術科のない大学に進学する。そこで私は何を目指すのか。
最終更新:2022-12-17 19:02:04
1773文字
会話率:0%
才能と美貌を持つ天才音楽家の話
最終更新:2022-11-02 13:40:00
794文字
会話率:30%
ドサ回りの歌手を横目に通り過ぎたのは、音楽一族の高校生『増田雄大』だった。雄大はマネージャーの『安田正樹』に呼び止められ、歌手『高田友香里』の感想を求められる。しかし音楽に厳しい雄大は、絶対音感に照らして音痴の烙印を押す。
公園の隣にあ
るアパートに引っ越してきた雄大は、そこで偶然にも友香里と再会するが、その時はお互いに初対面だと思っている。それ程記憶に残る女ではなかったし、雄大にとって今重要なのはピアノだった。
そのアパートは、芸大生が心置きなく音楽に打ち込むことが出来る所だったのだ。一族全員が芸大卒の雄大は、高校生でありながらそこでピアノの練習に打ち込むはずだった。
隣の部屋に住む友香里は、芸大生の姉『有加里』の遺志を継ぐ高校生の歌手だった。彼女もまた『声楽』で音楽を愛する、アパートの住人だったのだ。
友香里は音痴の烙印を押されたことを少しだけ根に持ち、雄大に作詞作曲の勝負を持ち込む。雄大は相手が誰だろうと絶対の自信を持っていたが、作詞だけは苦手だった。雄大はピアノも弾けない音痴の歌手である友香里を相手にしていなかったが、その作詞ノートを見て、友香里を音楽の同志と認める。
その後二人はお互いの音楽をより高める為の努力をする一方、その方向性の違いにも気が付き始める。心を寄せる二人だったが、決定的な違いに友香里は怒り、半狂乱で雄大を叱責する。雄大も良かれと思ってしたことを完全に否定されて激怒する。
それでも人間として、隣人として、音楽を愛する者として友香里は雄大の芸大合格を願う。雄大は自信を持って友香里に答える。必ず合格して帰って来ると。友香里はその言葉を信じ、窓辺で作詞をしながら帰りを待っている。
雄大が見た掲示板に、受験番号は載っていなかった。雄大が力を落としている所に、師匠『斉藤秀雄』が笑いながらやって来る。そこで雄大が指示されたことは、ウィーンへの留学だった。雄大はその場で現金を渡されて、ウィーンへ旅立つ。その後姿を、斉藤は薄笑いを浮かべて見送っていた。
一方アパートで雄大の帰りを待っていた友香里は、午後の日差しを浴びて居眠りをする。その間に雄大の部屋からピアノが運ばれて行くが、気が付かない。
友香里の手から『幸運の赤い鉛筆』が、ゆっくりと落ちて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 11:00:00
116936文字
会話率:52%
「斎藤、悪いけどうちのグループから出ていってくれ」
卒制のグループを追い出され大学中退がチラついた、俺…斎藤侑士…を拾ってくれたのは、今まであまり話した事の無いメンバーが集まったグループだった。
典型的な優等生の水奈都、気紛れな天才肌
の克己、人見知りの由恵、グループに誘ってくれた恩人の友久。
男3人女2人が卒業制作を通して織り成す友情と恋愛の話です。芸大に関しての記述は完全にフィクションです。実際とは異なる点が多々あると思いますが、ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 06:28:24
155112文字
会話率:33%
大公家の姫シャンドラは成人の日の武芸大会で選婿権を勝ち取ることを望んで生きてきた。しかし、どこの誰ともわからぬ馬のほねに敗れ、夫とすることを余儀なくされてしまう……。
最終更新:2022-01-15 12:00:00
16207文字
会話率:44%
「完全な球体を描きたい」
入学した芸大で同学年の僕にそう言った数村は毎日キャンバスに球体を描いていた。
その姿は異様な雰囲気だったが、絵を含め僕には強い魅力があった。
※この作品は「カクヨム」にて同作者・同作品名で投稿しています。
最終更新:2021-12-31 18:00:00
4135文字
会話率:17%
『伽婢子』『宿直草』と共に、近世怪異小説の一源流とされる『曾呂里物語』は、伝承説話等からも話材を得ながら、『諸国百物語』等の後の作品にまで影響を与えた、近世怪異小説の歴史において重要な作品である。
それを筆者の拙い技量にて現代語に訳す、すな
わち「妄訳」として、ここに公開する次第。
【参考文献】
・花田富二夫ほか編『假名草子集成 第四十五巻』東京堂出版 2009
・湯浅佳子「『曾呂里物語』の類話」『東京学芸大学紀要』東京学芸大学紀要出版委員会 2009折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 23:53:52
9176文字
会話率:21%
30歳を目前にした大阪の片田舎にある芸大を卒業した和希の元に、学生時代唯一の親友であった竹内宏太が失踪したと連絡が届く。しかし、彼は芸名・鳥山清吾として若手人気俳優の一人となっていた。
和希は、学生時代に付き合っていた夏海や友人の陸斗にそれ
ぞれ連絡をとって、会う事に。
そこで学生時代を想起しながら宏太を探す事にした。
そんな最中に、世の中のニュースに鳥山清吾の訃報が入ってくる。
果たして、宏太は生きているのか、生きているとしたらどこにいるのか。
究極のサスペンス。では、ない。
30歳を目前にしたどうしようもない男の青春群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 09:01:10
787文字
会話率:4%
没落貴族令嬢のエリザは、叔母のクチュリエール(ドレス仕立屋)で趣味と実益を兼ねたドレス作りに没頭している。
エリザは賦与の魔法が使えるが、これはドレスを着る人の特性を強化するだけの、ささやかな魔法だ。
エリザの兄のヴィクトルはヘッポコ騎士で
、乳母子のマリウスに迷惑ばかり掛けている。
マリウスは黒髪で黒い瞳の美男だが、はっきりと物を言いすぎる。
ある日、エリザは偶然の出来事で、王室近衛連隊の騎士リュシアンと知り合う。
リュシアンは金髪碧眼の美丈夫で、令嬢達の憧れの的となっている。
エリザは人よりも着ている服の生地や装飾の方が気になって、話が噛み合わないが、リュシアンは何とか自分に興味を向けさせようと、あれこれ画策するのだった。
(R15は保険です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 06:00:00
161165文字
会話率:32%
東京上野公園の中で、東京芸術大学の学生と岩崎庭園の女性事務員が相次いで、暴行され絞殺された。現場付近の防犯カメラに不審な外国人男性の映像が映っており、拡大/コピーして、関係先に配布した結果、イスマイル・ジェムというトルコ人と判明した。彼は急
いでパスポートを持ってトルコへ逃げ帰ったという。そこで国際刑事警察機構(インターポール)の野村警部が、イスタンブールへ派遣され、現地警察のアイデン刑事と共に、犯人を追いかけ逮捕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 09:00:00
7476文字
会話率:16%
加護咲夜(かごさくや)、高校一年生。
彼女には、不思議な能力があった。それは、他人の寿命が〝年数〟で見えること。彼女には大きな未練があった。それは、寿命一年である事を知りつつ見過ごしたことで、とある女性を救えなかったことだ。
咲夜は
高校の入学式の朝、屋上から空を見上げる男子生徒の姿を見かける。なんとなく視界の隅に入った彼、今泉京(いまいずみきょう)の寿命は──〝一年〟だった。
先輩が来年までに死んでしまう運命を変えられた時、私が背負った罪の十字架も下りるのかな?
次々現れる寿命一年の人物を救いながら辿り着いた世界で、ついに咲夜は彼の死の間際に直面する。
「先輩──!」
伸ばしたその手は届くのか──。
偽善か──それとも贖罪か。死神の目の使い方。
※アルファポリス主催、第三回ライト文芸大賞【奨励賞】受賞作品。
※読み手のネコ様のレビュー企画で、長編一位の評価を頂きました。
※小説家になろうさんで、ジャンル別日間三位頂きました。
※表紙用のイラストは、『SKIMA』を利用してmu様に、タイトルロゴは草食動物様に作って頂きました。
※Part51の挿絵として、ミカスケ様のフリーイラストを使わせて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 18:43:05
236925文字
会話率:37%
学園を首席で卒業した秀才ヒロ・ヤハラ。しかし就職先は男爵家というなんとも冴えないもの。人事異動の季節、主たる男爵さまに呼び出された彼は中央への復帰かとひそかに心ときまかせていた。しかし異動先は三男坊リュウゾウ、通称『バカさま』の領地。武芸大
食ちょっとの侠気くらいしか取り柄のない『バカさま』に仕えることとなった秀才。果たして彼の野望は叶うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 08:00:00
319664文字
会話率:25%
心が疲れてしまった。生きることが難しくなってしまった。
そんな折に出会った「俺」と「ヒカル」。
彼らは人生の停滞を受け入れつつ、アパートの一室で穏やかな日々を過ごすことを選ぶ。
いつかまた自分を生きるために。ただそのためだけに
異性に対
して興味の持てなかった「俺」は、
異性に大して興味を持てない「ヒカル」と性差によらぬ愛を築く。
これはアパートの住民たちと送る日々で、人を愛することを知る物語。
立ち止まることは、人生において意味のあることだ。
第23回電撃大賞四次落選ののち、第2回アルファポリスライト文芸大賞奨励賞受賞。
この作品は「ノベルアップ+」などにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 19:18:16
79703文字
会話率:16%
男子高校生の九ノ瀬優は、三か月前にこっぴどくフラれた同級生のクール系美少女、興ヶ原鈴香に見られていることに気がついた。彼女にトラウマを植え付けられた優は、彼女を前に拒否反応を起こして吐き気すらも覚えてしまうほどに苦手だった。
そんな日の放課
後、文芸部の部室で後輩とゲームをしていると、顧問の教師がやって来て文芸部存続のために文芸大会で入賞してほしいと提案される。
ゲーム三昧の彼らにそのようなことができるはずもない。
そのことを理由に二人は反対するが、顧問は助っ人と称してある女子生徒を連れてくる。その女子生徒は――――――、興ヶ原鈴香だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 01:49:39
38475文字
会話率:49%
学校で工事中に集団転移に巻き込まれたサトル。
スキルを確認するとそこにはなんと『無芸大食』の文字。
スキル効果は、たくさん美味しく食べられて、他のスキルを一切覚えられないというもの。
関係各位に同情されて、死なない程度の支援と共に城下に送り
出される事になった。
専門職にはつける見込みが無いということで、冒険者になったものの……!?
甘党バンシーを餌付けし
見た目は妖艶中身は幼女のマンドレイクに懐かれ
見た目は幼女中身はオッサンのベテラン冒険者は面白がってついてくる。
シロアリに家を追われた元受付嬢がベテラン冒険者とセットでついてくる
さぁ、濃ゆいメンバーに囲まれたサトルの明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 01:00:49
128350文字
会話率:42%
建前→「バカ兄貴のことなんてだーいきらい!」本音→「お兄ちゃんのことだーいすき♡」
こんな感じで、ツンデレ病に侵された妹と、人の心が読める兄のお話です。
ヤンデレ幼なじみやクーデレお嬢様も出るよ!※2018.6.12日に、拙作が現実恋愛日間
ランキング1位になりました。皆様の応援のおかげです! 本当にありがとうございました!
*第1回メゾン文庫キャラ文芸大賞一次選考通過しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 07:09:47
418589文字
会話率:46%
これまでの学生生活で出来た彼女はまさかの0!希望を持って入学した大学では友達すら出来なかった!そんな俺に1人の女の子が話しかけてきた。「私と付き合って?」まさかの展開に驚きを隠せない主人公、榊原夢幻。ウキウキのラブコメが始まると思ったその矢
先、彼女の裏の顔が判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 14:51:51
10683文字
会話率:50%