自殺サイト 小説家になろう　作者検索

自殺サイトを見た死にたがりの主人公の過去と現在のお話です。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・出来事・団体とは一切関係御座いません。

とある夏、サイトで出会った2人の男女の物語。 最後の希望よ、永遠に…

人のためになりたい。そんな願いを強く持った二人。一人は妻に先立たれた、40歳の中小企業に務めるサラリーマン。一人は医学部を卒業後、知人に騙されて入った研究所に身を置く26歳の青年。 そんな二人が出会ったのは、とある自殺サイトだった。そこはWhite boxという機関が運営し、誰かのために何かをしたい人々の手助けをしているとのこと。一度は諦めたその人生にもう一度チャンスを与え、願いを叶えること。それがWhite boxの指針であった。 人のためとは。それぞれの立場で試行錯誤しながら進もうとする男と青年の物語。折りたたむ>>続きをよむ

自殺願望のある人に読んでもらいたい話

　私は大手メーカーのソフト部門に勤める派遣社員だ。同僚の社員に三年後輩の楠川さんがいる。彼はとてもユニークな人だ。入社早々社内いじめにあったが、今は社内の人気者だ。趣味も多彩で、映画鑑賞、スーパー銭湯、うんちく等々。中でもプロ野球は彼の一番の趣味だ。ヤフードームや神宮球場にも行ったりしているらしい。当然一番多く出かけるのは甲子園。だけど、どの球団のファンというのではないらしい。プロ野球のファンだと思う。私とも映画の話で盛り上がったり、彼のうんちくに感心したりする。とても気の合う人だ。そんな彼が、私の休日出勤の時に尋ねてきた。二〇〇六年十月一日、日曜日。私はこの日を多分一生忘れないだろう。二人だけで話をするのは初めてだった。雑談をし、差し入れのアイスクリームをもらった。 　翌日、彼は出勤してこない。様々な憶測や情報が入り乱れるうち一日は終わった。折りたたむ>>続きをよむ

終わりにしよう。 自分が社会の不適合者であると確信している森山は自殺を決意する。 しかしその時、人類はかつてない恐怖にさらされていた。 世界を恐怖から救える可能性があるのは一握りの選ばれしもの達だけ。しかも、正真正銘命懸け。 その中に偶然入ってしまった森山は、命を捨てるついでに世界を救おうと立ち上がらずに説得される。折りたたむ>>続きをよむ

高木真一は天才であった。日本一と言われる国立聖城大学に通い、その中でも常にトップの成績を修めていた。 彼は自分自身を憂いていた。自分にとってこの世界が、あまりにも簡単で退屈だったから……… そんな彼はふとしたきっかけで自殺サイトに興味を持ちだし、チャットに入室してサイトを覗くことを始めた。 「死にたい」と嘆く人、「死ぬな」と励ます人、やはり文字だけのやり取りは真一にとって暇つぶしにしかならなかった。 だがそのチャットで彼はＨＮを「ＸＡ（イクサ）」と名乗る謎の男に出会う……… 折りたたむ>>続きをよむ

主人公の土方　八雲（ひじかた　やくも）１９歳とその彼女の本田　宮子（ほんだ　みやこ）１８歳は自殺するために自殺サイトに書き込みをして、ある森で命を終らせるはずだった。 しかし、二人と自殺サイトの書き込みをして一緒に死ぬはずだった３人の男女は人目に付かぬようにその森の奥進んでいくと「洋館」を見つけそこに足を踏み入れてしまう。 折りたたむ>>続きをよむ

イジメられている女の子が自殺サイトの書き込みを目にして。

毎日イジメられている主人公。香奈が、【カラスの集い】という自殺サイトを見つける。そのサイトで……。