今も続く祖母の遺品整理。その中でお気に入りのものがある。それは沢山のボタンだった。
最終更新:2017-04-16 11:00:00
947文字
会話率:8%
両親が事故で他界した幼き頃の孝行は父親方の柊崎家に引き取られた。
孝行の父方の祖母に当たる和子は厳しくも優しい人であった。
突如両親を亡くした孝行は最初こそ祖母に苦手意識を持っていたが、歳を重ねるにつれて祖母に懐くようになった。
そんな祖母
に育てられすくすくと成長した孝行は高校卒業後、美容専門学校に入り、美容師となった。
美容師となって数年、孝行は自身の才能もあって美容師として一人前に成長した。
そんな折、仕事から帰宅すると祖母が倒れていた。
慌てて救急車を呼ぶも時すでに遅し。
今朝仕事に行く時見送ってくれたのを最後に元気だった祖母は亡くなってしまった。
柊崎家は元々地主の家柄。
家の敷地は結構広く、多額の遺産も残してくれた。
しかし唯一の心残りとしては、祖母に自分は何も返せなかったことだ。
祖母の遺品を整理している際、押入れの床面に隠し扉があった。
隠し扉である床板を外すとそこには階段があった。
家に地下があったことに驚きつつも地下室に降りることにした。
どうやら地下室は戦前個人宅の防空壕の役割を果たしていたようだが、戦後は食料庫の役目も果たしていたらしい。
地下室にはこれといって何もなかったが、祠のようなものがあっただけ。
祖母の部屋から入った地下室だが、地下室にはもう一つの道があった。
家の立地から考えるとおそらく台所の方に行く道があり、孝行は歩を進める。
階段を上り天井面、台所の床板を外して出た先。
そこには若かりし頃の祖母の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 20:06:01
17727文字
会話率:16%
祖母の遺品整理で入った古い納屋。
そこに待っていたのは、紫色の本だった。
最終更新:2016-05-25 21:25:47
3070文字
会話率:5%
祖母の遺品整理で見つけた古い日本人形。
主人公はその人形をとても気に入り家に持ち帰った。
その人形に様々なものを与えるが、そんな主人公を待っていたのは………!
ベタな、テンプレのようなホラー……と見せかけてのラブコメです。
最終更新:2015-09-03 20:10:14
3529文字
会話率:39%
亡くなった祖母が最期に遺してくれた言葉と、祖母の遺品にあった、60年以上前に書かれた、たくさんのラブレター。私は祖母の「言葉」の真意を知るべく、そのラブレターの相手に手紙を送ってみた。私と祖母の初恋相手との不思議な文通が始まった―。
最終更新:2010-07-06 00:15:35
11867文字
会話率:19%