番台 小説家になろう　作者検索

サービス開始から2ヵ月が経過したVRMMORPG『Dream(ドリーム)・Tale(テイル)・Online(オンライン)』。このゲームは職業(ジョブ)が総数120を超える。ただし、職業(ジョブ)はゲーム開始時に行われる心理テストによって4つ程度に絞られ、そこから職業を選択するというこれまでにあまりない方式で決定される。職業(ジョブ)は職種(クラス)によって大雑把に4種類に分けられる。 　『物理職』、『魔法職』、『生産職』、『限定職』　の4種類だが『限定職』は特別な条件をクリアしなければ付くことはできない職種である。 　例をあげるならば『限定職』の【ヒーロー】は特別高い正義感と折れない心を持つプレイヤーでないと付くことのできない職業(ジョブ)だ。 　ちなみに心理テストの問題数は200を超えるのでwikiを見て職業を選ぶという事など無理に近いとだけ付け加えておく。 　 　この物語は『特別職』【番台さん】を獲得したプレイヤーの一日を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ

番台から見える魅惑の景色。それは俺の幼いころからの夢。

車両に付けてほしい乗客の最低条件。

－昔のお話―－風呂屋の番台に座る、お糸（おいと）は、町の衆から頼りにされる相談役―－瀬戸物屋のお留（おとめ）は、娘の松茸嫌いを直して欲しいと頼んだが―－。

栗山が「面白い銭湯がある」というので、二人でその銭湯に行ってみる。 すると、そこにはサービス満点の番台のオヤジがいた。

――家が火事になりました そんな私が新たに住むことに決めた街はなんと温泉街。 温泉ブームが巻き起こした産物か、広いく大規模な施設。 私はそこの番台さんになっちゃいました。 これは普通の女の子が送る不思議な青春の話。