無口な少女カナリーは黒尽くめの衣装を好む。
彼女は過去に深い傷を負っていた。
カナリーは自分自身に謎の力がある事を知り、自分のような力を持つ者達が集まっている組織『ドーン』を作った、メビウス・リングという生きた球体関節人形に会いに行く。
カナリーは、メビウスから『栄光の手』というメビウス直属の、特別任務を行う部隊に入る事になる。
栄光の手に与えられる司令は、メビウスを創った錬金術師の痕跡の探索だった。
やがて、カナリーの力の正体が明かされていき、彼女は自らが悲運の下に生きている事を知る……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 17:56:26
53255文字
会話率:25%
少女姿の球体関節人形・紅空(こくう)は、作り主である少女・ユノエの強い想いにより密かに自我を得たが、ずっと己の姿に違和感を感じていた。やがて、ユノエに連れられ向かった病室で、紅空は自分の意識が、少女ではなく少年――病室で眠り続ける、ユノエの
クラスメイト・カズヒトから抜け出たものだと知る。同じく自我を持つ青年姿の球体関節人形、紫闇(しあん)の助けを借り、紅空はカズヒトに片思いをするユノエのため、人間に戻る方法を探し始める。しかし、やがてすべては狂い始めた。狭い、狭い一人の少女の部屋、狂気はただ膨れ上がる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 21:00:00
30973文字
会話率:31%
――流れに身を任せるままだったわたしを掬い上げる手があった。
困っていた「わたし」に優しくしてくれる人とずっと一緒にいたいと願うエルシャと、エルシャに惹かれて彼女をパーティーに連れだしたレイルが聖夜の魔法に願いを叶えてもらう話。
※ありま
火炎様主催『聖夜企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 14:02:04
9608文字
会話率:58%
私の名前はマリエッタ、マリーと皆は呼びます。
元は迷宮と呼ばれる場所で朽ちていくはずの人形族機人種という動く球体関節人形の化物でした。あることがきっかけで私は、迷宮から出て広い世界で生きることができるようになりました。
そして、今は大切な人
を支える為に傍に仕えています。全ては今は亡き大切な人たちと交わした一つの約束のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 00:00:00
15143文字
会話率:32%
球体関節人形への想い。
最終更新:2014-01-16 19:12:01
206文字
会話率:13%