初恋のラブレター。
これはあなたに贈ります。
あなたへの気持ちをのせたものです。
大好きなあなたに、少しでも知って欲しかったから。
最終更新:2014-05-03 17:00:00
1002文字
会話率:4%
色を失った世界で、彼は世界から色を奪ったという少女に出会う。
「欲しかったから、奪った」
単純な、それこそ子供の言い分だと彼は思う。
「ふざけるな。返してもらうぞ」
少年は彼女から色を取り戻すことを誓う。
最終更新:2013-10-14 16:23:33
1527文字
会話率:25%
僕がミシンを手に入れたのは、なんてことはない、自分だけの服が欲しかったからだ。もちろん、最初から満足できるものができるとは思っていないし、そもそも、すぐに飽きると思っていた。でも、「もしかしたら」と思ってペダルを踏み続けたら、たくさんの服が
できあがっていた。捨てるのは忍びないけど、このままでは部屋が埋まってしまう。そう思ってフリーマーケットに出展することにした。そこで、サイケデリックでパンキッシュな彼女と出会った。僕が服を売って、彼女が服を買う。ちょっとした会話があったけど、あくまでそれだけの関係。でも、偶然というのはあるらしい。また彼女と出会ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-06 02:59:01
10743文字
会話率:41%