雪深き王国のさらに最果て、スノーフィールド・シティ。
一年の大半を雪によって閉ざされるこの都市は、交通がままならず治安維持その他のことに他都市の助力を期待することができなかった。
その流れでスノーフィールド太守は数ではなく少数による精鋭
部隊を設立、これを魔物撃退や凶悪犯行の鎮圧に用いた。
そんな彼らを、人は“スノーレンジャー”と呼んだ──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 15:09:22
12801文字
会話率:45%
何も信じられない。
世の中にあるものすべてが。
助ける人なんていない。
いるはずもない。
希望をもち、理想を語り、期待することなんかなくなった。
馬鹿らしくなった。
自信ももてず、逃げ続けた。
そんなひねくれた、とあ
る男がギターを手にする。
音楽にであった、その男は、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 16:53:18
6086文字
会話率:10%
春……色々な期待が渦巻く一つの節目の季節。
そんな中、過剰に期待することもなく、かといって悲観することもなく高校入学を果たした一人の少年。しかし、そんな彼の前には大切な出会いが待ち構えていて――
最終更新:2010-08-22 00:51:13
1524文字
会話率:3%
ユキがいなくなってからちょうど二年目、八月の夜。俺は大きな墓地を訪れた。彼女に逢うという奇跡を期待することはできないとわかっていても、新しい一歩を踏み出すきっかけは見つけられるかもしれないと思って。満天の星と、満ち足りた月が微笑みかける夜、
俺の耳に懐かしい声が届く――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-19 21:46:30
2257文字
会話率:30%