対決! 大日本帝国vs日本国……。突如、日本近海に浮上したもうひとつの日本列島。それはかつての自らの姿であり、最大の敵となるべき相手だった。
日本のすぐ南に接するように明治二十年の日本列島が浮かび上がる。日本政府は自領として主張し、明治
側は日本に戦争をしかけるがあっけなく敗北。ところが戦死した兵士の子孫が現代日本からいなくなっていることがわかった。さらに結婚の組み合わせが変わった場合でも、同様の現象が起きていた。しかし、子孫が明治列島にいた場合に限り、消滅を逃れることが判明。急激な人口減少に苦しむ日本政府は、明治政府に国土交換を申し出るが……。
他サイトと重複。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 08:09:01
39585文字
会話率:26%
明治政府の農商務大臣、外務大臣などを歴任した「陸奥宗光」の生涯をフィクションを交えながら、史実にそって書いていきます。
紀州藩の800石の名家に誕生しますが、父の失脚により困苦な生活を送った少年時代。 幕末の英雄「坂本龍馬」と出会い、海援隊
の一員として活動した青年時代。 明治維新をむかえ、県知事、結婚、投獄、留学、駐在大使などのさまざまな経験を経て、農商務大臣や外務大臣の要職に陸奥は就きます。
そして、不平等条約の改正という大仕事を見事成し遂げ、陸奥外相の名を不朽としました。
痛快な言動と生き様は、圧巻です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-22 16:53:42
707文字
会話率:0%
明治政府の意向により、陰陽寮が廃止されてから数百年。現代日本を霊的に守護するのは、警察機関に属する「零課」、宮内庁に属する「皇院」、そしてどこにも属さず、素養のある孤児を術者として育成する教育機関「宮」の三つであった。
しかし、「宮」の創立
者にして最高責任者である市原吉江の呼びかけにより、三機関は「陰陽寮」として再び統合されることになった。それは、かつて地球を支配した大いなる存在、旧支配者の目覚めと、「大妖怪」と称される妖(あやかし)の決起を予見したためだった。
そして、見習いながらも陰陽師である護と巫女である月美は、人間と妖怪たちの戦いに身を投じることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-23 01:28:02
241374文字
会話率:27%