鍵を忘れた隣の家の小学生の男の子が、扉の前で座り込んでいた。不憫に思った私は、彼を自分の家に招き入れた。それがきっかけで、彼は毎週金曜日の放課後に、私の家に遊びに来るようになった。可愛らしい笑顔や、思わせぶりな態度に、私はどんどん彼のとりこ
になっていった。だけど、7月の、暑い暑い部屋の中で、私は一生忘れることのできない経験をすることになったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 20:41:59
15754文字
会話率:36%
芦原茶舗の娘、佐保(さほ)は幼稚園教諭を目指す大学生。同じ町にある寺の跡取り息子であり、その寺にある幼稚園の副園長でもある顕生(けんしょう)は、何かと思わせぶりな態度で佐保に接してくる。ある日佐保は幼稚園の七夕会に誘われて……。4話完結。大
変遅ればせながら、蒲公英様主催「ささのは企画」参加作品です。かたつむりの会シリーズではありますが、単独でお読みいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 06:10:12
31550文字
会話率:46%