将軍。
俺達の学校にはこう呼ばれる教師がいる。彼は野球部顧問である。そして、校庭の支配者でもある。さらに蛇足的に加えると生徒指導の担当でもある。
ただこの場合は野球部の顧問としてが一番の問題だ。野球部のせいでサッカー部、陸上部は校庭を
使うことができずに追い出されるのが日常と化していた。サッカー部は一応練習もすることができたが野球部の試合があるとかで土日は河川敷に追放されてしまっていた。陸上部は校庭の隅っこで細々と短距離だけが走っている。長距離に至っては、外周を走ることしかできない。ロングジョグ以外の練習をすることができないありさまだ。
ただ、一応は暗黙の了解というか協定というようなものは存在しており決まった曜日は校庭を使えることとなっていた。だが、それも今では死文化だ。そんなものは関係なくなってしまっている。弱小野球部がこのまま校庭の支配者となるのは気に食わない。
なぜ、野球だけが愛されるのか。サッカーは、そして陸上というスポーツは無視されるべきものなのか。俺達のもやる権利がある。校庭を使う権利がある。走りたい。ボールを蹴りたい。跳びたい。試合をしたい。
だからこそそんな中、ついに俺達はかの将軍に対して抵抗することを決めたのだった。
陸上部の部員による反乱が今始まる。
この物語は将軍こと大泉先生を追放──とはいかないものの校庭部活の活動を尊重を要求するための一高校生運動史である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 18:00:00
56887文字
会話率:32%
山本第二中学校(山二)は弱小野球部だった。平凡なぬるま湯チームに所属する彼らは漠然とした諦めを感じていた。新学期最初の練習で、彼らは新しい監督に出会う。強い眼差しをした彼は山二野球部に新風を吹き込んでゆく。
最終更新:2015-10-22 22:09:50
6284文字
会話率:19%
文武両道、眉目秀麗。非の打ち所がない兄・佐倉 俊希(さくら としき)を倒すべく地元高校の野球部に入部した佐倉 一暢(さくら かずのぶ)。しかし城菱高校野球部は、創部してからの5年間、一度も公式戦で勝利のない弱小野球部だった。
大阪の高校
に進学した俊希と試合をするには甲子園に行くしかない!
兄との闘いへ向け、一暢の挑戦がここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-21 15:53:05
12693文字
会話率:56%
超弱小野球部。どん底に堕ちた野球部の逆襲の物語である…。自殺志願者、彼女にフラれて部活をやめるとか言い出したり…。主人公は様々な壁にぶつかりながら中学野球の頂点目指します‼‼
最終更新:2015-01-02 05:00:00
1786文字
会話率:75%
全中剣道大会覇者、水江隼人は剣道を辞めた。だが今度は、プロ野球選手である叔父に野球の才能を見いだされ、神奈川県立篠谷高等学校野球部に入部する。
そんな彼を、とある事情で強豪私立に入れず、県立に入学してきたシニアNo.1捕手、斎藤俊斗が彼にピ
ッチャーを進める。
甲子園優勝という目標を掲げ、弱小野球部が大逆襲!
左のサイド、クロスファイヤーを武器にする隼人と、そのたぐいまれなる才能と実力でチームを引っ張る俊斗のバッテリーで神奈川の強豪私立を打ち砕く!
申し訳ありませんが2作品同時進行が困難であるためこちらの作品は一時休載とさせていただきます。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-09 19:53:16
7538文字
会話率:54%
「私には、無理しなくていいんだよ?」
高校最後の地区大会、弱小野球部のわが校は一回戦でコールド負けだった。弱小でも、それなりに一生懸命やってたから悔しかったさ。そんな俺に、宮原真桜は優しく微笑んだ。人呼んで乙女ゲーム脳。俺は攻略対象にされて
しまったらしい。お前この間別のやつにも同じこと言ってたろ、知ってんだぞ!俺には好きなやつもいるんだから、とっととあきらめてくれ!
乙女ゲーム脳の美少女宮原真桜にターゲットにされてしまった男栗原京佑の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 14:00:00
1406文字
会話率:20%
俺はシニアで全国ベスト4になったチームのエースだった。超エリートの道を選ばず高校では超弱小野球部の高校に入ることにした。そこで全国の強豪私立校をなぎ倒していくつもりだった。だけど部活見学に突然突きつけられた現実。しかもその先にはもっと驚愕
の現実が待っていた。そんな俺はこの波乱の高校野球生活を選ぶことにした。一体このチームはどうなってしまうのか?俺の未来はどうなってしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-16 23:45:30
5172文字
会話率:47%
弱小野球部の部室に爆弾が置かれていて…
最終更新:2011-07-09 16:56:15
933文字
会話率:90%
名門校と試合する弱小野球部、当然結果はボロボロ・・・とそこに救世主の二人組が現る・・・が、この二人それぞれ全く逆方向に滅茶苦茶!
だけどこの二人が交わった時・・・白と黒が織りなす混沌、その”混沌”が相手を、味方を、そして試合全体を飲み込ん
でいく・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-13 22:06:23
5886文字
会話率:46%
「もう野球なんて辞めてやる………」
原因不明の打撃不振と足の古傷により、すっかり自信を打ち砕かれた主人公國枝。
中学では遊びの野球をやるためにあえて弱小野球部に入る。
しかし、そこでの出会いにより、少しづつ自信を取り戻し、再び全国を目指すよ
うになっていく。
人物、団体名、地名以外実話の中学野球物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-23 18:38:09
9627文字
会話率:16%
中学時代、天才投手と呼ばれた達川大樹。肩を壊して高校では野球を諦めるはずだったが、弱小野球部しかない吹上高校に入学。そこで予期せぬ事で夢にチャレンジする。ライバルであり親友である高校NO1スラッガー清川和博との対決に向け事態は変わる。才能に
恵まれながら、何かしらで諦めざる終えなかった野球、そして甲子園と言う魔法にみんなが夢を見る。いつ壊れてしまうかわからい肩で甲子園に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-19 20:47:47
45980文字
会話率:38%
高校球児憧れの場所『甲子園』とは全く無縁、地方の公立高校の弱小野球部で繰り広げられた部員たちとダメ監督のお馬鹿で熱い抗争の日々の記録。
最終更新:2007-12-28 09:26:36
42492文字
会話率:15%
弱小野球部。勝利を目指して頑張った日々。しかしそれ以上の何かを得る。そんな物語。
最終更新:2007-03-08 18:23:41
958文字
会話率:24%