3週間位前から都会で暴動が起きているニュースが流れていたが、都会からは遠い地域だったし、こんな田舎にまで暴動の被害や暴動が起きるなんて思ってなかった。
暴動の報道がされてから2週間が経った時に、自衛隊までもが出動したり、隣の市でも暴
動が起きたというニュースが流れてくるも、僕らはまだ対岸の火事の気持ちだった。
──そして
暴動の報道がされてから3週間、駅構内を歩いて学校に行く途中で、空気を裂くような女性の叫び声が響き、遅れて男性の怒声や罵声が聞こえてきてそちらの方に目を向けると人だかりが出来ていた。
そして、僕はそのままその騒ぎに巻き込まれゾンビらしき者と対峙する事になってしまったのだ──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 09:00:00
71544文字
会話率:31%
主人公ーそれは仲間と成長しながら、幾多の困難を乗り越えていく存在。
この物語はとある事情から学園に入学し、仲間と助け合い、世界を救う物語。・・・・・・ではなくその裏で主人公の尻拭いをしたり、しなかったりする哀れなモブの物語である。
*ざまぁ
ではないです。普通に主人公とは仲がいいです。
*残酷な描写とR15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 22:24:32
19972文字
会話率:47%
他人の不幸は蜜の味。それがこの物語の主人公――美川京の信条であった。
明確に悟ったのは、兄が挫折したときだった。誰もが沈黙し、食事に手をつけない重苦しい空気に包まれた晩餐。空気に耐えかねた両親と兄の会話が口論に発展し、最後には部屋に逃げる
兄とそれを追いかける両親。一人残されたテーブルの上で食したステーキは、まさに――極上の蜜の味であった。
それこそが、流されることしか知らなかった美川京という人間の本当の始まりだったことは彼自身しか知らない。
兄の挫折から2年後、京は日常を楽しんでいた。日々苛立たしいことは多くある。しかし、世の中そう捨てたものではない。そこら中に不幸は転がっているのだから。わざわざ突き落とさなくても、勝手に転げ落ちていくものばかりだ。あとはそれを見て楽しむだけでいい。地球にやさしい、とてもエコな趣味である。最近は暴徒化事件などという愉快な事件による被害者も多く出ており、不幸に事欠かない。
まこと、良き世の中になったものだなぁと京は世界をあざ笑う。
しかし、彼は気づいてはいない。
対岸の火事と見て笑っていることの危険さに。
今まさに、自分の足元に火種が転がっていることに。
そう――神はすべてを見ているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 21:39:18
77707文字
会話率:23%
ありがちなコトを ありがちな文章で
最終更新:2018-01-31 23:57:40
203文字
会話率:0%
不倫、浮気。そんなものが今、流行している。けれど、それは対岸の火事だと思っていた。だから驚いた。部屋に入ったら、よく知っている男女が裸で寝ていた。
最終更新:2017-09-02 19:48:28
3392文字
会話率:66%
今は戦時下、誰もが知っていながら対岸の火事のような出来事だと捉えるフリーターなりたての主人公。
しかし、現実は彼を飲み込んでいく。
未知の生命体EEP、そしてそれらを取り巻く世界、人々との出会い・別れ・戦いを通じて、その瞳に何を映すのか
最終更新:2017-03-02 23:44:51
2401文字
会話率:16%
『グロリアス・アーマー』 ―エデンガルド戦争編―
―序章―
S.A.51~53に行われた、地球連合とアソシエイト旅団の戦争、『アソシエイト戦争』は、地球連合の勝利で幕を閉じた。旅団トップでこの戦争の首謀者、ミラン・ウォーレンの死亡。
連合の公式発表では、これにより戦争終結に至ったとされるが、事実、彼はヴィシュート・イーストランドとして、身柄を拘束されている。連合としては、統一戦争を戦った英雄の一人が、戦争責任者だとは世間に知られたくなかったのだ。
S.A.58、戦争終結から五年が経ち、平和な時代が長く続く予感が、人々にも感じられていたこのころ、「ネオ・アソシエイト」を名乗る武装集団が、地球連合に対する抵抗運動を開始した。
エデンガルド。ここは、自然と都市機能がうまく調和した、美しいコロニー(衛星都市)の一つ。だが、他の、宇宙空間にある地球連合所属のコロニーとは違って、エデンガルドは地球の内側に存在した。つまり、上空に浮かぶコロニーであったのだ。そしてここの住人は、先のアソシエイト戦争を対岸の火事程度にしか感じておらず、エデンガルドはとても平和な街だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-02 18:44:30
13682文字
会話率:74%
今日の違和感。
日中から。
夜には感じない。
耳を閉じたから。
目は、まだ開いている。
最終更新:2015-01-19 21:36:36
364文字
会話率:0%
何故だか面倒事に巻き込まれる。もはやこの運命には逆らい様が無いという事を、私は若干の自虐を込めつつも既に受け入れている。
特段面倒見が良い訳でも無く、ましてや自分から首を突っ込んだ事など一度も無かったにもかかわらず、私は子供の頃から、面倒な
事に巻き込まれる人生を歩んできた。
幼稚園の時だった。
同じ「さくら組」の友達二人が、ひとつのおもちゃを取り合う喧嘩を始めた。二人は互いに自分が最初に遊んでいたおもちゃだという事を主張し、相手のことを嘘つきだと断罪した。
私はその様子を眺めながら、どっちかが後で使えばいいのにと、子供心にも冷やかな視線を送っていた。
だが、その様子を見るに見かねたキョウコ先生(独身)が言った「だったら隣で遊んでいた『私』に聞いてみたら?」という、幼稚園の先生としては、あってはならない解決案を提示したその一言が、対岸の火事を決め込んでいた私を一転、紛争の関係者へと格上げした。
私は、仲の良かった友だち二人からそれぞれ「ほんとうのこといってよ」と左右から肩を揺すられ責められ、その重責に耐え切れず思わずこぼした「わからない」という一言は、それぞれ二人から「うそつき」呼ばわりされるという情けない結果をもたらした。
今思えば、これが最初だった、と思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-10 23:25:51
10931文字
会話率:17%
すぐ先に起こり得る可能性。
それは、ケンイチ、オルコ、アーヴィン、三人の視点から語られる。
そこにある雲とは、もう二度と、出会えない。ひとつとして同じ形はないのだから。それは人生も然(しか)り。
人類が起こした悲劇が、個人の何を奪ってしま
うのか。
そして、絶望の先で、何を見、何を得るのか。
対岸の火事ではすませられない近未来。これはひとつの可能性。
だけど、目を、逸(そ)らしてはいけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 23:36:13
11223文字
会話率:25%
これは対岸の火事では無い。何よりも我々に密接な事件なのだ。
これを人事と思えるならば、世界の成り立ちを理解していない幼稚な頭であると断じるしかない。
口蹄疫問題は、決して無視してはいけないものなのだ。
最終更新:2010-05-20 01:43:37
1601文字
会話率:4%
『対岸の火事』という諺を元に作った詩です。
キーワード:
最終更新:2009-07-13 19:19:14
665文字
会話率:7%