勇者様って周囲からもてはやされて頑張ってきた俺。
期待どおり人間を圧迫してきた大魔王を大激戦の末倒したのはいいけれど--え、何? 今度は育児するんですか? 自分の子供でもないのに?
大魔王を倒した力は何の役にも立たず、悪戦苦闘する育児の
日々。
夜泣き、おむつ替え、わけわからない要求、離乳食etc きりが無いんですけど!
あー、当たり前だけど子供って大人が色々気をつけないと何にもできないんだなあ、親ってなんだろうと思うこともあるけど俺は元気にやっています。
「ファンタジー世界で学ぶ簿記!」に出てきた勇者ウォルファートの知られざる過去、笑いと涙のシングルファーザー時代!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 07:40:52
817057文字
会話率:42%
昔々、世界にまだ竜がいた頃。
世界の果てにある夜泣きの森に、国を追われた姫が迷い混みました。
そこで彼女があったのは、奇妙(おか)しくて優しい魔法使いでした。
二人の織り成すささやかな、冬の夜の物語。
最終更新:2014-12-20 18:30:17
4058文字
会話率:20%
赤ちゃんが産まれたら ほめて ほめて 褒めて 育ててください。
赤ちゃんは 決して叱られるような事や 怒られるような事はしません。
寝付きが悪い 母乳を飲まない 夜泣きをする
お母さん よく考えてください それは 赤ちゃんが悪いので
しょうか?
赤ちゃんも 子供も 決して叱られるような 悪い事はしてません。
その子が 大人になるまで 叱らない方が その子は いい子に育ちます。
怒りそうになったら 本当にここは叱るとこなのか? よく考えてください。
それよりも 赤ちゃんや 子供が 少しでも良い事をしたら 沢山褒めてあげる その方が いい子に育ちます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 15:11:17
13509文字
会話率:11%
あるところに、名前を忘れられた街があった。
住人達は働き、お金を稼ぐのに必死で、街の名前を忘れてしまったのだ。
昔、街はゆっくりのんびり回っていた。
しかしいつしか流れを間違え、息もできないような早さで繁栄しはじめた。
病的に四角いビルがい
くつも建ち、ネオンは増え、眠らずに働く者も少なくなかった。
あるとき、街の外れの『夜泣きの森』に、ある工場ができたといううわさがたった。
工場の名前は『しつづけ工場』。
給料は抜きで、やりたいことをしつづけることができる工場だという。
給料はそこにいつづけること。
街の住人たちはそんなうわさを鼻で笑った。
うわさは笑われ、記憶の金庫から追い出され、踏みつけられ、消えた。
しかしうわさは真実として、街の広場の片隅の今は誰にも使われていない
電話ボックスのガラスに、切手サイズの広告として人知れず張り付いていた。
『来たかったら いつでもおいで したいこと させつづけさせて あげるから』
利益の世界に産み落とされた、ムダの宇宙『しつづけ工場』。
そこで生産されるものとは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-03 00:28:29
451文字
会話率:36%
時は大正、質屋のおかみの元に拝み屋の新さんがやってきた。手にしていたのは市松人形。オマエさんが流した品だよ。今日は此奴の文句を言いに来たのだ。
原稿用紙10枚の短編。
最終更新:2012-01-18 22:42:39
3673文字
会話率:0%
受験勉強に勤しむ毎日の中で、ある日聞こえるようになった同じマンションに住む赤子の夜泣き。その夜泣きに不思議な魅力を感じるが、その赤子の母親は育児ノイローゼで日に日にやつれていく……
最終更新:2008-08-03 15:17:08
3559文字
会話率:6%