幼い頃の僕は、森の奥へと誘おうとする何者かの声を聞いていた。
最終更新:2018-06-22 21:00:00
8352文字
会話率:34%
見た目だけで人間に嫌われていた1匹の蜘蛛。
静かな場所を求めて長い旅の行き着いた一軒の古びた家には老夫婦が住んでいた。
初めて自分の存在を受け入れてくれた優しいおじいさんとおばあさん。
会話やふれあいがなくても心を通わせ静かな時を共に過ごし
たゴンちゃんと名付けられた蜘蛛と優しい老夫婦のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 11:31:26
2087文字
会話率:18%
中国 某郊外
中国の一般的な住宅と繁華街が入り交じる街。コンクリートのような土で固められた壁を持ち、窓を数箇所付けた様な家、木造で古びた家などが建ち並ぶ。その一角で男のうめき声が木霊するように響く。
「ぐはっ!」
一・二階建ての古びた建物
が建ち並ぶ一角の路地で男が呻き声を上げ、大きなゴミ箱に倒れ込み大きな音を鳴らす。その直後、倒れ込む男を超えるように二つの影が路地から勢い良く飛び出した。
その二つの影を追うようにして多くの影が路地に雪崩のように流れ込む。
二人の影の前を走るフードを被った一人が後ろの一人の手を引き、飛ぶように狭い路地を駆ける。
*一時更新停止中*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 19:22:23
28238文字
会話率:51%
※ネタバレを含みます。気になる方は読まないでください。
人に乗り移れる幽霊が殺人を犯す話。
一軒の古びた家屋には1組の男女がいた。
男は椅子に拘束されていて、女は男を捕らえた犯人である。
以下の箇条書きは要点。
・女は男を殺す予定
・女は男を好きだが、一方、男は女を知らない。
・女は幽霊。(肉体は他人の身体を拝借している)
・幽霊は魂が抜けた肉体に宿って操れる。
・女が男を殺す理由は恨みと独占欲。
・男は同性愛者。
・女は同性愛を嫌っている。
オチ。
男の魂は女性であった。
女と同じく男も幽霊に宿られた存在なのか、それとも生まれながらに女性の魂を有していたのかは読者の想像に任せる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 22:09:30
1995文字
会話率:38%
ある街のはずれに古びた家があった。なんでも幽霊が出るらしく肝試しに訪れる人が多いらしい、はたしてそこに住む幽霊はどんなものだろうか・・・
最終更新:2013-09-08 22:27:34
3235文字
会話率:58%
街路の裏道を抜けると古びた家屋が姿を見せる。
そこには不気味な老人が住んでいて、『記憶』を売り買いしているそうだ。
これはとある男の記憶の物語――――――
最終更新:2013-09-04 14:19:51
6623文字
会話率:40%
私が小学生の頃、両親がいない家に帰るのが嫌で、寂しくて、近くの公園にいると聞こえるあの音が終わるまでずっと聴いていた。優しくて温かいあの音に近づきたくなって、あの日、私は音を頼りにランドセルを背負ったまま歩き出した。
最終更新:2012-01-07 23:13:34
4213文字
会話率:15%
ボクは毎晩妹の為に小さな布団を敷く。無口な父と母。古びた家屋。妹想いの少年には、自分が忘れ去った過去があった。思い出してはいけない過去、考えてはいけない今……短編連載全2話です。
最終更新:2008-05-20 00:27:46
6559文字
会話率:11%