そこは山形県のとある町、生活するには車が必須で地下鉄も整備されていない片田舎。そんな町の駅前に居酒屋やスナックのテナントに混じってその店はポツンと入っていた。看板は手書きで相談屋と書かれていて注目するのは相談屋の後にオカルト関係の相談大歓迎
と書かれていたことだ。その看板に書かれているのはそれだけで電話番号すら記載されていないからこそ、誰の目から見てもまとも店でないのは明白だった。だから今までその店の扉は一度も開くことはなかった、その日女子高生が開くまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 20:27:40
2512文字
会話率:63%
日常についての話である。
最終更新:2016-09-17 23:20:04
2643文字
会話率:22%
駅でたまたま見かけた女性、ナカヤマさんに一目惚れをしたぼくは、彼女に尾行した。
そこで2駅先のスーパーのテナントにある本屋で働いていることを知り、仲良くなるために、読みもしない本を買って彼女に毎日会いに行った。
いつものように、本を
買って帰ろうとすると、「忘れものですよ」と言って、彼女がレシートをぼくに手渡した。
そのレシートには、彼女おすすめの本の名前が書かれていた____。
しーなはるの新作短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 09:30:55
13232文字
会話率:45%
二十八歳でフリーターだった小島真樹が雇われた夏川探偵事務所。所長の夏川一郎は、両親が大金持ちで自身も不動産をたくさん所有し、仕事をしなくても金には困らないという身分。にも関わらず、夏川は小汚いテナントビルで、小さな探偵事務所を構え、たいし
て忙しくもないのに大赤字必至で真樹を雇っている。機械のように硬い表情・ペットの爬虫類と過ごす時は赤ちゃん言葉・証言を得るためなら金も渡す……などなど、とにかく変人探偵である。ある日、そんな夏川探偵事務所に夫の浮気調査を依頼した小林千鶴が何者かに殺害される。さらに同じ日に別の場所で別居中だった千鶴の夫、ケビン・フォードも遺体で発見された。夫婦の遺体は離れた場所で発見されたが、どちらの現場にも何故か指輪が落ちていた。真樹が雇われてから初めての殺人事件。真樹の目の前で、変人探偵・夏川一郎は持ち前の推理力で真相に迫る!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 12:44:21
167805文字
会話率:55%
駅近くにオープンしたお洒落なテナントビル。そこはイケメンを目当てに集まる女性客が後を絶たない。そんな中雑貨屋『mallow』だけは不思議な客が引っ切り無しで・・・
面倒くさがりな女店主、葵を中心に妖怪や神様が悩み相談や買い物をしていくちょっ
と不思議な日常の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 15:11:02
7707文字
会話率:32%
不動産屋から破格の値段でテナントをかりた明は、東京の八重洲さくら通りに診療所を構える。だが、この物件には室町時代に死んだ17歳の女の幽霊が住み着いていたため、その後、二人の奇妙な共同生活が始まる。
最終更新:2009-07-02 00:55:02
19387文字
会話率:48%