ツルハシ 小説家になろう　作者検索

　王国で代々処刑人の役割を担ってきた伯爵家の当主クラウス。 　彼は伯爵家の当主に代々伝わる技術を使い、王国に奉仕してきた。しかし、穢れた家系であるとして社交界からは離れた生活を営んでいる日陰者でもある。 　ある日、彼は王から晩餐に招待され、王女の婚約者である他国の王子がやってくることを聞かされ、万が一にも王国内で王子が害されることが無いように、護衛を兼ねたホスト役を任せられることになった。 　もし不逞の輩が現れた場合は、伯爵家にのみ許された即時処刑権の行使も念頭に置いたうえで。折りたたむ>>続きをよむ

　古代文明の遺跡発掘に夢中だった高校生の来須は、掘り出した鏡から現れた女神から『五千万人を殺して魂を集めろ』と命じられてしまう。 　拒否する間もなく知らない世界に飛ばされた来須は、ツルハシを使って殺した相手の魂を奪い、自らの身体能力を上昇させ、傷を癒す能力を得ていた。 　豪族どうしの戦いが続く世界に放り込まれ、否応なしに戦いに巻き込まれていくことになる。 　魂を集め終わるのが先か、戦争の最中で殺されるのが先か。興国奇譚へとつながる、血塗られた戦いに彩られた冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ

腐臭に嫌な顔をされながら燃やされて地の底だ。結論はそれで終わりだ。

全てをなくした男は、小さなドワーフの少女に命を救われる。自分が何者かすら分からなくとも、全てをなくしたというのだとしても……また新しく手に入れていけばいい。少女と共に。ツルハシ片手に。

魔法の国。 だが物語は、そんな国の外れにある炭鉱町から始まる。 炭鉱での採掘作業に没頭していたハウダーとナヤ。 二人はある日、掘っていた坑道が見知らぬ空間へ繋がっている事を知る。 冒険だとでも言わんばかりに中に入っていくハウダーと、それを追うナヤ。 だがしかし、実はその場所は人さらい集団のアジトで、ナヤがさらわれてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ