カイは一、二か月前に王都のSランクギルドをクビになった。魔導士としての実力は可もなく不可もなく。ハッキリ言えばごく普通の魔導士である。
元のギルトからの妨害もあり王都での再就職もままならない。
その為、辺境でのスローライフを目論んでい
た。
だが!!
スローライフを目論んで辺境に来たはずなのだが、王都で暮らしていた時よりも忙しくなっている!?
一方、首尾よくカイを追い出したギルド長のライセルと戦士アウスゼンの脳筋二人は自分たちが大活躍をし、王国にその名をとどろかせると思っていた。
脳筋な彼らは魔導士がいなくなることでギルドの崩壊が早まることにまだ気付いてはいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 10:00:00
273014文字
会話率:35%
魔法が使えない落ちこぼれギルド職員の私、サラ・ヴィンセントは初夏に差し掛かったある日、ついにクビ通告を受けた。
おまけに夕立にも降られて最悪の一日だと悲観していると、道端に傷だらけの白猫が倒れているのを見つけた。
慌てて家に連れ帰って無事一
命を取り留めた翌日の朝。
「娘が私を助けてくれたのかにゃ?」
その白猫は喋る猫だった。更には第十五代目魔王ルシファーと名乗って助けられたお礼に古の盟約に従って願いを一つ叶えるなんて言い出した。
半信半疑だったけどもう八方塞がりだった私は、一縷の望みに懸けて魔法が使える様になりたいと願った。魔王はそんな私の願いを聞き届けると、
「これからは私がししょーにゃ!」
私達には奇妙な師弟関係が結ばれる事に。
これはギルドをクビになりそうな落ちこぼれ少女が魔王を師匠に成長して行く話。
2020.5/9
1章完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 07:45:22
143272文字
会話率:54%
かつて魔王を討伐した伝説のパーティがあった。その唯一の生き残りと言われているルベルがギルドに戻ると、ギルド長はクソ野郎に代わっていた。
8年間こき使われた挙句、スキルが役立たずだと言われギルドをクビになったとき、ルベルはすでに28歳。
伝説のパーティに所属していたことなど誰も覚えておらず、ほかのギルドに入るには歳が行き過ぎていた。
しかし、彼のスキル《ダンジョン生成》は役立たずなどではない。レベル上げ、絶対防御、蘇生、果てはルベル自身気づいていないある『秘密』の能力があって……。
ルベルを追いかけギルドを辞めた元ギルドのエースである少女シャノンに鼓舞され、ルベルは戦闘の怪我で冒険者を続けられなくなった人々「廃業者」を救うべく新たなギルドの創設を決意する。
※第二章から何人ものざまぁ展開を書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 15:53:13
63017文字
会話率:32%
理不尽にギルドをクビになったおっさん魔術師ジル。
彼は辺境の地でメカ娘を呼び起こし、共に近くのモンスターの村を救ってしまう。
魔物たちから神様と崇められ困惑するも、それは自身の研究を続けるチャンスでもあった。
そんな経緯で彼は最強のメカ娘
と一緒に、モンスター娘の住む村でのんびり暮らしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 18:00:00
54391文字
会話率:38%
騎士学校をぎりぎりの成績でなんとか合格したものの、騎士団の入団試験に落ちたナギ。親の反対を押し切ってギルドに登録するも、そこでも結果を残せず首になってしまう。自らの剣の腕に失望したナギは、気付けば違う世界に飛ばされていた。飛ばされた先で不審
者と間違えられたナギは、逃げている最中その世界における騎士団の入団試験に紛れ込んでしまう。そこで出会ったのはちょっと胡散臭そうな美形男子。「君、面白そうだね」「(こ、この人変な人だ……!)」。
落ちこぼれ剣士だけど剣が大好きな普通(よりも結構前向き)な少女が、異世界で騎士として生きながら仲間とともに悩んだり成長したり、恋愛したりする物語。「私、立派な騎士になります!」少女は果たして「騎士」になれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 20:04:57
24495文字
会話率:19%