――然らば、此処まで。――
中央都市防衛組織「夜叉」。政府直属のその組織は、あらゆる術で人を守る。
あの日花と散った筈の其処には、未だ様々な過去を持つ若い鬼が居た。
人は何を恐れるか、人はどうして驕るのか。人は夜叉成り得るのか、夜
叉は人を守れるのか。
誰が何を得て、誰を守り、誰を呪い、誰が何を捨てるのか。
夜叉……(やしゃ、訳:暴悪・捷疾鬼・威徳)は、古代インド神話に登場する鬼神。
薬叉(やくしゃ)とも称する。のちに仏教に取り入れられ護法善神の一尊となった。
(ウィキペディアより抜粋。)
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