なんの取り柄も無い私が、ギルドの受付嬢に就職しました。立ち上げたばかりのこぢんまりしたギルドだけど、私、がんばります!ギルド長はちょっと怖いけど、こんな私を雇ってくれたこのギルドを潰すわけにはいきませんからね。勇者?そんなものは高嶺の花です
。興味ありません。それより、ギルドの地盤になるような中堅どころを集めねば!
勇者やそのお供達の影に隠れた「まあまあ優秀な人間」をひたすらギルドに引き込む受付嬢の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-22 10:09:46
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会話率:16%
僕は旅をしている。「恐いのよ」と彼女は言った。「またパンクするのが?」「そうね。またパンクして職場から三十分の道のりを歩くのが」くたびれた軽トラック。降りてきたのは白髪頭で色黒のこぢんまりとしたおじいさんだった。
最終更新:2006-05-26 18:05:57
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会話率:43%