田村宗司は、禿げ上がった人の良い中年である。
人に尽くせば自分にも返ってくるを信念に、頼まれたことを断ることなく真面目に生きてきた。
しかし、会社では上司や部下にいいように使われ、家庭では妻は浮気し、子供はATMとしか見ていない。
趣味の登
山を心の支えに、それでも我慢してきた宗司だが、ある日登山で滑落し、頭を激しく打ってから人格が変わる。
人に尽くすのをやめて、自分のために生きるようになった彼の行動は波紋を呼び始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 15:29:26
7609文字
会話率:17%
異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた。
自らが罪を犯す前に戻ったヴィオレットは決意する。
今度は間違わない。罪を犯
さず、誰の邪魔もせず、平凡に地味に、目立たず生きよう。
あぁでもその過程でちょっと羽目を外すくらいはいいだろう。どうせ誰も私の事なんか見ていない……と思ったら、何だか色々とおかしな方向へ進んでいます。
【コミカライズ二巻2月25日 書籍二巻2月28日発売!!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 12:00:00
580698文字
会話率:38%
何かの神髄を見てしまったとして、それを、神髄をまだ見ていない人に伝えることはできない。理解してもらえない。
最終更新:2025-02-16 00:00:00
239文字
会話率:0%
「悪いが女性の扱いが苦手でな、興味もあまりない。君を愛することとはないが政略結婚の勤めだけは果たそう」隣国から嫁いだばかりのエーレンガントは、初夜で嫁ぎ先の国王陛下ヴィルヘルムに突然そう告げられる。
確かにヴィルヘルムは結婚式の時から淡泊
で、パーティでも臣下との付き合いばかりに気を取られていた。男色なのかと思いきや単純に女が苦手らしい。
「よかったです。私の胸はしっかり釘付けになっていらっしゃいましたので、一応女の肉体には興味はおありなんだろうなとは思っていましたが」
「見ていない」
「妻なので別に見放題ですよ」
「出すな、しまえ、今は話をしたいのだろう」
おやおや、冷たかった陛下の顔がどんどん赤く。
最終的には冷たくしてごめんねを言わされる、陛下陥落の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:17:13
6227文字
会話率:71%
異世界転生した先のサラは、公爵令嬢で悪役令嬢だ。同じ学校に通う主人公のマーリーンを
いじめて、それを助けた王子はマーリーンと結ばれるためにサラとの婚約を破棄して、ハッピーエンドを迎える⋯⋯はずだった。おっとりしたサラはマーリーンにひどいこと
をしたくない。なのにフラグの強制力が働いて結局、フラグ回収してしまう。サラはそれについて悩んでいるのに皆が見ていないところでお話の主人公であるマーリーンがいじめてくるのであった⋯⋯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:31:53
14607文字
会話率:44%
誰も僕達を見ていない。
こんな世界で僕らだけになれる場所はないんだ。
どこで間違えたんだろう、ごめんね。
最終更新:2025-01-27 21:40:39
1192文字
会話率:8%
もうしばらく色を見ていない。
また、一度でもいいから“色”を見たい。
最終更新:2025-01-24 21:36:48
663文字
会話率:32%
ひょんな事からとある高校の問題児が集まるクラスの担任になった魔界の七大貴族の嫡男ミズル・バルメオ・アシュタロト。
彼の使命はクラス全員、一人も欠けることなく卒業させること。
人間を下等な動く肉塊(にくかい)としか見ていない悪魔の退屈で
、苦痛で、怒りに満ちた、そして時には刺激的な一年間が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:20:00
16479文字
会話率:48%
男爵令嬢リーディアは公爵令息レオンに告白されるも、恋愛対象として見ていないと断る。しかし諦められないと言うレオンに提案され、お試しで付き合ってみることに。
当然男爵令嬢と公爵令息の交際が快く思われるわけがなく、リーディアはレオンを慕う令嬢に
「身を引け」と迫られる。
面倒事を嫌う男爵令嬢×恋をしたことでおかしくなった元堅物公爵令息
カクヨムにも掲載してますが、こちらの方はエピソードを加筆してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 22:22:17
20858文字
会話率:56%
また放課後に会いましょうが帰ってきた!!
ついにリリィさんの過去が明かされる……!
警告:この話はまた放課後に会いましょうの過去編です。まだ放課後に会いましょうを見ていない方はそちらを見てからこちらを見ることを強くお勧めします。そしてこの
小説には殺人描写が出てくるので苦手な方は他の小説を読むことをお勧めします。
【人物紹介】
小森憂気 Komori-Yuki
悠月のクラスメイト
悠月に相談に乗ってもらった人の内の一人
三栖結人 Misumi-Yuto
悠月のクラスメイトかつ彼氏
悠月の数少ない理解者の一人
莉々谷悠月 Ririya-Yuzuki
友達の相談にも積極的に乗るような共感性がある
感受性の高い人間かつ的確なアドバイスを与えられる人間
小森憂気とは中学校も小学校も同じだが、高校になるまで同じクラスになったことは一度もなかった
よく誤解を招くような発言をするが、その裏には『その人のために』という考え方が隠れている
雫とは特別な関係を持っている
神宮寺美空 Jinguji-Miku
悠月の親友であり、悠月の数少ない理解者の内の一人
彼女と同じクラスに所属している
小森の片想いの相手
雨宮雫 Amamiya-Sizuku
悠月の良き理解者。
この世界のトップとされている『宮』の人間であり、その中でも一番上の『雨宮』の当主。次回作(予定)の一滴の雫(仮)の主人公。(雨宮爽君とは全く関係ない)
【「また放課後に会いましょう」のおさらい】
・この学校には都市伝説があり放課後限定の幽霊(リリィ)がいる。
・リリィさんは元々この高校の学生さんだった。
・リリィさんはこの学校の一部の生徒の心の拠り所になっているから大事な幽霊と言われている。
・リリィさんの本名は莉々谷 悠月。
・リリィさんは同級生に????。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:09:21
694文字
会話率:21%
ある夕暮れ、日常は崩壊した。
『暗黒の国』と名乗る異世界民がこの世界を侵略しようと襲ってきた。
そこへ、同じく異世界『ミラキュラス』より現れた妖精達の力を借りて、魔法少女が誕生する。
不思議な力で『暗黒の国』を退け、一年に及ぶ侵略行
為は魔法少女達と人類の勝利によって終着した。
――それから、10年の年月が過ぎた。
立花橙花は20代の、魔法少女。
『暗黒の国』を退けた後も依然として世界の侵略は終わらないままだった。
妖精や魔法少女達の力の研究をする施設『フォルトゥナ』で働いている。
そして、元敵幹部の導引葦月と結婚したばかりだった。
結婚の理由は至極簡単。『お互いの自由のため』である。
大人になっても魔法少女に変身できる橙花と侵略してきた異世界民の上位幹部であった葦月。研究材料になる運命は必然であった。
だからこその、結婚である。
もちろん、橙花は結婚に夢を見ていない訳ではなかった。年頃の女子のように好きな人と、慎ましくも幸せな生活を送ってみたいと思っていた。それが、よりにもよって元敵幹部と。
だが「決まった事なら仕方ない」と諦め……もとい、受け入れた。
そして2人は、愛が芽生えるかもわからないまま結婚生活を送ることに。
職場は魔法少女の研究施設、住処は研究施設の社宅、住処に帰れば同居人がいる……と、ほとんどの自由は無い。
おまけに結婚相手は何を考えているのかさっぱりわからない、基本の表情が無表情の葦月。
また、別のところでは新たな敵組織の発足が予見され、橙花はその調べ物や証拠集めに奔走することに。
こんな時にこそ夫の力を借りようとするものの「分からない」「返答が難しい」と答えるばかり。
それから、色々あって解決はするものの――力が封印されているはずの、夫が変身した。
ちょっと待って?!
なんで元の姿に戻ったの!?
というか、今までなんで言わなかったの?
魔法少女と元敵幹部の夫婦の、お互いを知りお互いの理解を深めるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 19:50:00
45497文字
会話率:40%
中身を見てくれという奴こそ見てくれしか見ていないんだろうね、というお話。
最終更新:2024-09-03 12:00:00
4575文字
会話率:54%
この世界には、『二十代後半でも恋人居ないのは、人間的におかしい』と思われるらしい。
でもそれは、人間を表面的にしか見ていない人の言葉だと思っている。
どれだけ中身が真っ当でも、恋人が居ない人はいる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
男性の方々、お一つお伝えしたいことがあります。
女だから言い寄られる事が多いでしょ?
そんな事はないんですよ。
女性の方々も日和見では恋人は出来ません。
気張らないと恋人は出来ないんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 08:00:36
1038文字
会話率:30%
何時ものように画像検索を掛けていると、掘り出し物を見つけた。
青年が幼女を抱え上げる画像だった。
この時私は知る事になる。
今まで何一つ見てはいないのだと。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
今までピンと来なかった物の発見であり、絵師様の画力の高さを見せつけられた話であり、段々と犯罪者に片足を突っ込んでると感じる毎日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 18:02:32
1061文字
会話率:39%
俺、山本太陽(ひろあき)と藤原菜穂は地方の同じ高校のクラスメートだった。
ちょうど二人だけが関東の大学に進学して約一年半。
そんなメルヘンの世界から迷い出てきたような菜穂は高校時代も今もいい友だちである。だが俺は彼女に淡い想いを抱いているの
に、彼女は俺のことを今でも昔のまま友だちとしてしか見ていない。
もちろんこのままでいいとは思っていないけれど、何もできないまま時間だけが過ぎていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:00:00
41884文字
会話率:40%
8/26コミックシーモア先行配信『【電子書籍化決定】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……』のスピンオフ作品。
登場人物が現実世界で生きていたらどうなるか書いてみました。
愛莉に想いを寄せるお義兄
様と全く兄としか見ていない愛莉のドタバタ恋愛劇、どうかお楽しみください。
小説家になろう投稿500万字達成の記念の短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:43:50
9266文字
会話率:34%
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作品の作成・編集作品詳細エピソード詳細
操ら令息の反抗。
下書き タイトル未定2024/08/07 23:36
作成日:2024年08月07日 23時36分
更新日:2024年08月
08日 00時37分
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「貴方といてもつまらないわ……。」
「なぜだ…?」
「だって貴方――
『私』を、見ていないもの。」
―――――――――――――――――――――
「マニキュレイト。お前は私の言う通りに、動いていたらいいんだよ。」
「――はい。わかりました。」
「それならマニキュレイトができるだろう」
「――そうですね。」
「レイト!これお願いしてもいいか?」
「――勿論だとも。」
私は幼少時から全ての物事を決められて生きてきた。
習い事、友人、職場、取引き相手。
やれと言われたことをやり、頼まれたことは断らない。
ついたあだ名は操ら令息。
誰が付けたのか知らんが、込められた皮肉な意味以上に滑稽さを感じるのは私だけだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 08:48:45
3625文字
会話率:22%
その男は他の人々と同じように夢を見たいと常々思っていた。自分の将来を見出せず、思い悩んでいたわけではない。彼が見たい夢というのは寝ている間に見る夢のことだ。彼は物心ついたときから、夢というものを見たことがなかったのだ。
実際には夢を見て
いて、起きた時に忘れてしまっているのかもしれないが、それは彼にとってはどうでもいいこと。小学生の時、「昨日どんな夢を見た?」と友人から話を振られ、適当な嘘でごまかしたことは今でも鮮明に覚えている。むろん、そのクラスメイトには嘘をついたことを気づかれはしなかっただろうが、みんなが見ているものを自分だけが見ていないという疎外感。それは大人になった今の彼が執着する十分な理由だった。そして……
「ついに完成した……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-20 15:00:00
2364文字
会話率:52%
天使と同時伐ちという形で世界を守った太郎だったが、
謎の現象によって世界が創り変わってしまう…
それと同時に、魔法石も復活するという、今までが無意味となってしまう状況…
新たに登場してくるサイガという人物、
そのサイガと手を組む天使、
そしてユグと手を組む悪魔
何故世界はリセットしてしまったのか、復活してしまった悪魔を止めることは出来るのか
2弾を見るに当たって、1弾を見ていない人は、先にそっちの方を見て下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 19:12:26
33646文字
会話率:60%
「聖女召喚に巻き込まれましたが、追放されたのでスキル「ポイント交換」で生きていきます」の外伝です。
本編では語られていなかったユーシスのエピソードを綴っています。
本編を見ていない方は、お読みいただいてからの方が「なるほど」となるかもしれま
せん。
【本編】
https://ncode.syosetu.com/n1602hm/ #narou #narouN1602HM 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 12:00:00
20929文字
会話率:27%
これは長崎県に伝わる不思議な唄の謎を探る物語。まずはこの物語の起因となる古代中華の事件から紐解いていかなければならない。中国史において絶大な人気を誇る三国時代。三国志の一角をなす英雄孫権(そんけん)、そして後の世で神となる関羽(かんう)。
全ては孫権が関羽を処刑した事から始まる。
およそ千八百年前、呉(ご)の王、孫権に厄災が降りかかる。原因は関羽を処刑した事から始まった変死事件だ。このところ、関羽の処刑に関わった人物が次々と死んでいく。よりによって魏(ぎ)の王、曹操(そうそう)までもが変死にいたったとなれば、これは関羽の呪いと言うより他に無かった。
そして関羽の呪いの最終目標は、処刑を決行した自分である。若い頃、道志の呪いで兄を亡くした孫権は呪いと言うものを決して軽くは見ていない。むしろ過敏に反応していた。しかし入念に行われるお祓いもあまり意味をなさず、不明な死は兵達の間で後を絶たない。結局、生半可なお祓いではなんの効果もあげられていないのだ。
そこで孫権は神剣をもって関羽の霊を鎮めようと試みる。
大勢の配下に命じ、九振りの神剣を作らせた。神剣を関羽の墓前に供えると、それまで続いた変死騒動は治まり、孫権はその後三十年以上たいした厄災にも見舞われる事なく、天寿を全うする。
その後、呉の国が滅ぶまで九振りの神剣は祭られ続けるが、亡国時の混乱により、所在不明となってしまった。
この九振りの神剣の話は、伝説として現在でも中国に伝えられている。
その時造られた九振りの神剣に、百錬(びゃくれん)という大振りな美しい剣があったとも記録には残っている。刀身は青銅ではなく当時、精製の難しかった鋼で出来ており、その洗練された美しさは、見る者の眼を引きつけ離さなかったそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 20:30:00
99598文字
会話率:30%