長崎の島原市にある大三東(おおみさき)高校に、東京から美少女がやって来た。名前は雅楽川実音(うたがわみお)。彼女は以前、吹奏楽の強豪校にいたらしい。弱小吹奏楽部の音和海(おとなぎうみ)は、彼女を勧誘する。
「一緒に全国目指そ!」
「ごめん、
できない」
果たして、無事に実音を入部させられるのか。そして全国大会へ行くことができるのか。
実音に恋する海の幼馴染で野球部の暾大護(あさひだいご)や、個性豊かな部員達、頼りない顧問や地域の人々。様々な出会いや経験が、彼女達を強くする。
それぞれの恋模様も気になる、本格吹奏楽ストーリー。
現役の吹奏楽部員にとって、この作品が少しでも役に立てば嬉しいです。経験者の方には「そうそう、そんなことあったなぁ」と懐かしんでいただけると思います。吹奏楽未経験の方も、高校生達のキラキラな青春を楽しんでください。曲名が登場した時は、是非音源を探して聴きながら読むことをおすすめいたします。
また、長崎の島原市をはじめ島原半島の魅力も伝われば幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
GW中は、毎日2話ずつ更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 23:41:13
891392文字
会話率:52%
世界的音楽家の両親に生まれ、“神童”と呼ばれた青年ピアニスト・結城奏翔。
19歳で国際コンクールを制し、若くして世界の舞台に立った彼は、ある日、突如として音楽の世界から姿を消した。
半年間の沈黙――失われた情熱。
誰もが彼を忘れかけた頃
、彼は静かに“星降る夜のコンサート”に現れる。
そして、ひとつの音が鳴った。
それは技術でも、名声でもない。
誰かの心を震わせる“祈り”のような旋律だった。
音を見失った天才が、自分自身と、世界と、もう一度向き合う。
音楽は、ひとりでは完結しない。
だからこそ、彼は奏でる──この空の涯まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:06:06
5269文字
会話率:12%
幼い頃パティシエになる事が夢だった主人公のマナ(20) しかしパティシエの現実は厳しく挫折してしまう。パティシエの師匠松永との新しい出会いにより自分自身と過去と向き合い成長していくマナ、技術を磨き、洋菓子コンクールに挑む。これは一人の女性パ
ティシエの成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:14:26
68167文字
会話率:44%
私、南條和奏(なんじょうわかな)には、千代野アリスという幼馴染がいる。
盲目というハンデを抱えながらも、ピアノが上手い自慢の親友だ。
アリスがコンクールで全国へ進んだことをきっかけに、私の心は、かすかなささくれを感じていた。
私は次第にア
リスを避けるようになり、アリスは急に距離を置いた私に戸惑いを隠せず……。
そんなギクシャクした状態で私たちは、高校へ進学したのだけど――
「わ、私のためだけに、フルートを吹いてください!!」
アリスの言葉で、私たちの青春が始まった。
コンクールに向けて悩み、もがきながら音楽を奏でる日々。
田舎の高校で繰り広げられる、距離近めの百合×青春×音楽ストーリーです。
※『血濡れの未亡人』という曲は実在しません。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:10:00
100076文字
会話率:41%
「高校は吹奏楽部入る!」
中学の頃、引きこもりだった私、凪塚日和は
母の誘いで高校の全日本吹奏楽コンクールを
聞きに行き、大きな衝撃とともに夢を抱いた。
高校には入れたものの、思うように練習できず
諦めることも考えたが、それはしたくない!
たった1人の少女が弱小校を変える。
吹奏楽ヒューマンドラマ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 23:53:52
4721文字
会話率:16%
世界的ピアニスト・葉乃 音灯(はの おとび)は、40年連れ添うヴェーゼンドルファーを操り、あらゆるジャンルの音を極めた“鍵盤の覇王”と呼ばれる存在。だが、今その音には不自然な揺らぎがあった。
語り手は音灯の「指(des doigts)」。彼
らは知っている。音灯が巨額の借金を抱えていることを――。
すべての始まりは3年前。漫画好きだった音灯は、ある作品の10周年イベントに触発され、自ら作曲活動を始めた。その才能が認められ、やがて世界的コンクールの課題曲制作を依頼される。しかしプレッシャーから作曲が進まず、締切を破り、業界の信頼を失う。
すでに発注していた高級ピアノの支払いを抱え、音灯は資金を全額「安定資産」へ投資するも、まさかの大暴落。天才は一転して借金生活へと転落していく。
演奏中の今も、焦燥と後悔が音に滲み出す。果たして音灯は、音楽と共に再び立ち上がることができるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 08:25:33
1336文字
会話率:0%
コンクール目当てで入学・入部する生徒がかなり多い座子屋高校吹奏楽部。
「今年は吹奏楽コンクールには出んことにしたんやわ」
顧問の氏木棒振が放ったこの言葉に生徒たちは振り回されることになる。
そんな座子屋高校吹奏楽部が目指すのは、、、、、
、、
「めちゃくちゃかっこいいポップス」
氏木が言うには、吹奏楽コンクールだけが吹奏楽部の魅力ではないという。
(の〜んびり書いていきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 23:56:31
12044文字
会話率:48%
大学生の雲井すみれは、高校時代からの先輩である千尋から美術部への入部を勧められ、入部する。それから一年後、美術部の中で次の絵画コンクールで賞を取れた部員で、あるゲームの役職を決めることになる。賞を取ることができなかったすみれだったが、部長の
大志から、誰もやりたがらない、回復魔導士をすることを命じられて……。
回復魔導士の異世界冒険譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 09:00:00
114576文字
会話率:31%
消された言葉は、まだ、燃えている。
娘が金賞を受賞した「AI作文コンクール」。
しかし発表の直前、学校から突如「中止」の通達が届く。
SNSでは「AIで書いた作文」と断じられ、炎上する無数の声。
行政の裏側、学校現場の葛藤、家庭に走る痛み
──。
父は沈黙を破り、消された言葉の灯を守ろうと立ち上がる。
本作は、教育行政のゆがみと、家族の再生を描く物語。
あなたもきっと、問いかけられる。
「その声、本当に届いていますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:42:53
2607文字
会話率:18%
Cherry Lamentso(チェリーラメントーソ)〜君と桜が散る日まで〜
【あらすじ】
僕は雨の日に桜の木の下で藍原と出会い一目惚れする。傘を貸してあげた僕は帰り道に君の余命を知る。
桜灰病(おうばいびょう)にかかってしまった君
は来年の桜が散るとともに身体が崩れて灰になるらしい。
治療法が確立されていない中、僕は君の余命をどうにか伸ばせないか考える。僕が延命方法を模索する間にも、桜の時期は刻一刻と迫っていた。
僕らは残りの時間を大切にしようという考えに変わる。そして、半年ほどの間、たくさんの思い出を作った。
そして4月になり君の横の桜が散っていく。この桜の木の下は君と出会った場所だ。君がここが良いと言ったのだ。
「灰になっても好きでいてね」
そんな言葉を遺してこの世を去った。僕は涙を流しながら君の足元に残った灰を集めて瓶に詰めた―――
〜桜灰病にかかった君と僕の切ない余命物語〜
【キャラクター】
・渋川 瑛人(えいと)……15歳。高校1年生。軽音部。中学の時、ギターがうますぎると日本中で話題に。
・藍原 咲愛(さくあ)……瑛人と同い年。美術部。桜灰病にかかり、来年の桜が散る時期に崩れて灰になるという。入学して間もない頃、傘を貸してくれた瑛人に一目惚れをする。全国のコンクールに何度も入賞するほど絵が得意。
・山田 王雅(おうが)……瑛人のクラスメイト。サッカー部に所属している。学校中でイケメンと噂されている。咲愛の事が好きでアタックするも空回りしている。
・早乙女 莉瑠(りる)……瑛人に片思いする。放課後にいつも瑛人のギターの音色を聴きに行くほど好き。
・田中 冥逢(めいあ)……瑛人の所属する軽音部の唯一の同級生。ベース担当。瑛人を慕い、いつも瑛人の横にいる。
良ければ、ブクマ・評価よろしくお願いします
※この作品は「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:30:12
5442文字
会話率:44%
『2017年の夏が、2027年の私たちを動かす。』
2016年。甲子園を目指していた高校1年の輿水大気は、吹奏楽部の2年の橘千紗に心を奪われる。
台風の朝、運命的に出会った二人は瞬く間に惹かれ合うが、大気はある日突然、彼女の前から姿を消して
しまう。
――失意の千紗が、臨んだ最後の2017年夏のコンクール。
彼女が選んだ演目は、最愛の人を失った悲しみを音に昇華する、バーンズの『交響曲第3番』だった。
その音楽は、彼女自身の過去を、そして周囲の想いを静かに巻き込みながら、未来への光となっていく。
それから10年後の2027年。
鬱屈とした高校生活を送る橘春の前に現れたのは、破天荒な生徒会長候補・小野寺渚。
「みんなで映画を撮って、世界の映画祭に出そうぜ!」
渚が提示したのは、春が姉・千紗をモデルに綴った一冊の小説――『17の夏』だった。
小説が現実を巻き込み、映画という形で"再演"されていく中、春は知らなかった姉の青春と、消えた大気にまつわる真実へと迫っていく。
交差する“2017年”と“2027年”。
音楽と物語が、失われた時間を紡ぎ直していく――。
過去と現在が響きあい、切なさの先に希望が灯る、再生と邂逅の青春群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:43:06
133170文字
会話率:26%
ーーー世界的指揮者となった石上陽(いしがみ・よう)は、46歳の時に突然の事故で亡くなる。
彼が目を覚ますと、それはかつての小学四年生の自分自身であったーーーー。
彼は中学に入るとすぐに、ドイツに留学。中学三年にして、若手指揮者の登竜
門であるシャルズール国際指揮者コンクールで最年少優勝、さらに聴衆賞を受賞。
中学三年の秋、日本に戻った彼は、各種メディアからその後の去就について注目されていた。
しかし彼が起こした行動は「(かつての母校である)地元の公立高校」の受験。
彼の二つの瞳は、想いとともに静かに燃えていた・・・。
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アクセスしてくださりありがとうございます。
週一回更新予定です。
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何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:06:45
226974文字
会話率:37%
見せず。コンクール。
キーワード:
最終更新:2025-06-26 00:26:34
264文字
会話率:9%
白夜に包まれた北の港町、オスロ国立音楽ホールでは、第十二回『4分33秒世界音楽コンクール』が静かに開催された。唯一の演目はジョン・ケージの《4′33″》。
各国から選ばれた奏者たちは、音を奏でぬという一点で極限まで鍛えられた存在である
。彼らは沈黙そのものを演奏とし、舞台に立つ。ただそこに在るという行為のなかに、美学と覚悟を宿して。
張り詰めた静寂のなか、パンフレットの紙音さえ儀式の一部と化す。
無音は“不在”ではなく、“意志”によって選ばれた音の形であった。
演奏者が交代するごとに異なる沈黙が重ねられていく。
観客は、音のない交響曲を心で聴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 00:08:14
3845文字
会話率:9%
夜のバーでピアノを弾く売れないピアニストは、足元の犬とともに静かに客の声を聞いていた。
ある日、自閉症の少年がその犬を通じて少しずつ心を開いていき、絵の才能を外の世界へと示し始める。
最終的に少年は犬と共にコンクールの授賞式へ登壇し、ひとつ
の小さな奇跡が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 05:05:03
48899文字
会話率:21%
桜丘高校芸術部、それは部員2人の小さな部活。
しかし新入生の春風雪が入部してから様々な事件が舞い込んだ来た。
汚されたコンクールの絵、入れ替わるはずのない沖縄土産、自殺した少女からのラブレター。
そして雪が入部するきっかけになった、桜丘高校
芸術部一同作「林檎」
この絵に隠された芸術部を巡る暗い過去とは…
最新章、「幽霊部員を目指して」では芸術部が背負っていかなければならない罪を描いています。
ゆっくり月2くらいのペースで執筆しています。もしよろしかったら一読ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 08:00:00
150895文字
会話率:39%
『放課後のホルン・シンフォニー』あらすじ
大学3年の佐久間美紀は「永遠の17歳」と呼ばれるベビーフェイス。就活では見た目の若さがネックとなり、落ち続けている。春休みに実家に戻った美紀は、懐かしさから夜の母校・聖桜台学園に忍び込むが、そこで
ホルン奏者の秋田弘樹と鉢合わせに。咄嗟に「ユリエの幽霊」を演じた美紀は、コンクールに向けて悩む弘樹の秘密特訓を引き受けることに。
4年前に自殺した親友・友里恵になりきり「幽霊先生」として弘樹を指導するうち、美紀は教えることの喜びに目覚めていく。やがて弘樹の彼女・知子にも正体がバレるが、二人と共に秘密の特訓は続く。
東京のIT企業に内定した彼氏・明宏との距離が広がる中、美紀は徐々に教職への思いを強くしていく。過去に友里恵を救えなかった罪悪感が、生徒の心に寄り添える教師になりたいという願いへと変わっていた。
藤原先生の後押しもあり、美紀は吹奏楽部の先輩として公に紹介される機会を得る。屋上での演奏に部員たちは感動。弘樹と知子は特訓の成果を発揮し、コンクールで金賞を獲得する。
友里恵の死の真相に迫りながら、美紀は自分の進むべき道を見つける。明宏とは互いの道を尊重して別れ、教員採用試験に合格した美紀は、来年の教育実習で母校に戻ることを約束する。
永遠の17歳と言われた美紀は、本物の「先生」になるための第一歩を踏み出す。夕暮れの音楽室、彼女が演奏するホルンの音色に、友里恵の幻影が微笑む──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:01:09
26001文字
会話率:0%
白本凛はバスケに挫折しながらもバスケを諦めない高校2年生。琴平奏はコンクールで挫折しながらもピアノをやめられない高校2年生。
一見共通点がない2人だが音楽という一点だけで繋がりお互いが前を向いていく。
最終更新:2025-05-20 01:32:54
15523文字
会話率:36%
合唱コンクールに賭ける千里。本番前日、練習曲「南国土佐を後にして」が第二次世界大戦中、中国大陸に外征した高知出身の兵士たちから自然発生した歌と知る。翌日のコンクールで、曲に込めた故郷への憧憬を歌い上げるうち、戦場に散った青年兵の感情とリンク
。時空を越えて共鳴する歌声が、タイムリープを引き起こす。果たして、コンクールの結果は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:07:26
2397文字
会話率:28%
拓海のホルンの続編。
●前回のあらすじ
主人公、鈴木拓海はサッカー少年だったが、中学に入学しサッカー部内のいじめで不登校になってしまう。
ようやく登校したある日、同じクラスの吹奏楽部員の勧誘を受け、途中入部してホルンを担当。
全く経験し
たことがない人間関係、初めて触れる音楽の楽しさと厳しさ、音楽を通して内面を見ていくことで人とつながり直していく。
8月の吹奏楽コンクールはダメ金(=金賞受賞したけど、全国大会には行けない賞)となり、悔しさを味わい、より一層の努力を決意する。
●今回
文化祭、新人大会、定期演奏会など、年度内にあるイベントの中での変化と成長。
わりとよくある「男子」中学生吹奏楽部員の日常と成長と変化、周りの環境を描いた、ちょっとリアルなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 15:41:20
85500文字
会話率:20%
サッカー部で挫折し不登校からの吹奏楽部でホルン担当になったら想像以上に辛いけど何とかなるものだなと思った話。
年少から小6までサッカーずくし。
中学ではもちろんサッカー部入部。
そこで、色々うまくいかなくなってしまい不登校。
ある日よう
やく登校した時、吹奏楽部の勧誘を受けて途中入部してホルンを担当。
全く経験したことがない人間関係や初めて音楽を奏でることの面白さに気づいたら、はまってしまった。
よくある中学生の吹奏楽部員の日常と成長と変化と周りの環境を描いた男の子のエッセイのお話。
まずは夏の吹奏楽コンクールまでのお話。
今後、コンクール以降編、2年、3年の卒業までと、番外編でサッカー部編なども予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 19:01:00
410300文字
会話率:25%