俺は、いやこの際名前何てどうでもいい。交通事故で死んだ俺はフェンリルに転生していた。
最初こそ戸惑ったものの慣れればなんてことないし。なんなら楽しかったよ、最初のころは。
二年がたって俺はお母さんである母親フェンリルから駄目だと言われていた
けど人に会いに行った。俺も元々は人間だしきっと仲良くなれるはず。なんて俺の考えは簡単に砕けた、出会った途端命を狙われ何とか巣まで帰った。だけど人間はそこで諦めなかった。巣にしていた森に人間は攻めてくる。その結果俺の母親は囮なって俺を逃がしたんだ。
なあ、俺が悪いのか。いや、そんな訳ないだろ俺の母親を殺したのはお前らだお前ら人間だ。
殺してやる、滅ぼしてやる、そのために強くなってやる。必ず
【補足】この小説に出てくるフェンリルは北欧神話に出てくるロキの子供のフェンリルとは違い
完全な種族として登場します。そのため独自の設定がございますご了承ください。
投降は不定期になります。
カクヨムには最新話を投降しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:10:00
239649文字
会話率:51%
真剣の免許皆伝、全国高校剣道選抜大会優勝。
最強の剣の腕を持つ高校生、白金海《しろがね かい》は二週間ぶりに親父がやっている道場に顔を出す。門の扉を開けるとそこには木々が生えているが、どうせすねた親父がやったんだろう。そのまま入って行く。そ
こで出会うのは熊だったまあでもどうせ親父が山から連れてきたんだろうと思ったが躾ができていないようで襲い掛かってきた。それを軽く返り討ちにするが迷子なのか後ろに女性がいる。「フォレストベアを一撃で」なんて言うからそんな熊がいるのか―とか思ってたら話してるうちに。ここが獣の森なんて言いやがった。どう考えても家の道場だろ。
違った。話を聞くとなんと俺は異世界転移してるらしいじゃないですか。やったね退屈な日々からの脱出!稽古もサボり放題。
というかなんか【一刀流剣術】とか【二天一流】とかの流派がスキルになってるし持ってる。
まあいいか、これからどうなるかな。無双とかできちゃったりして。
不定期で投降しますが人気があればどんどん書くので
お願いします!ブックマークだけでもしてくれませんか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:07:41
24456文字
会話率:55%
私、セレスティア・ノイエンドルフ。本来は“乙女ゲーム”の悪役令嬢に転生し、婚約破棄からの断罪や国外追放といった破滅エンドを避けようと必死なのだけれど——なぜか周囲が変に協力的(?)で、ちっとも破滅フラグが立たないんですの!
王太子リヒトは
「断罪イベント」を大々的に盛り上げようとウキウキしているし、取り巻き令嬢ズは前世が乙女ゲーオタクで「もっと悪役っぽく高笑いして!」と煽ってくる。義弟レオナルトは“前世腐女子”ゆえに「お姉さまが破滅なんて絶対に見たくない!」と暴走し、敵役になりそうなクール公爵子息や脳筋騎士見習いまで、みんなが好き勝手に“転生知識”を振りかざすから、シナリオはぐちゃぐちゃ。
おまけに肝心のヒロインは腰が低すぎる優等生で、これじゃ嫌がらせしようにも罪悪感が……。さらに乙女ゲーには存在しないはずの“闇魔法”や“魔王的なラスボス”まで現れて、破滅どころか世界の危機に発展する始末?
——悪役令嬢のはずが、いつの間にかみんなに守られ、ついには国中の英雄扱いに!? 果たして本当に“断罪”される日は来るのか、それともとんでもないハッピーエンドへ突き進んでしまうのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:10:00
22786文字
会話率:35%
「学校なんて無くなれば良いのに…」
過去のトラウマのせいで、学校や友達というものに対し強い嫌悪感を抱いている黒髪の男の子、西村真翔。
中学では1年の後半に起きたとある一件以降、ずっと孤独で過ごし続けていた。
春になり桜散る中行われた、桜
川高等学校の入学式。
「また始まる…」
憂鬱な気分で始まる高校という新たな学校生活。
次の日の朝、周りでは早くも友達の輪が出来始めている中
「友達なんていらない」
そう自分に言い聞かせて、高校でも孤独を選んだ真翔。
高校に入学してから1週間程が経過した日、学校では通常の授業が始まっていた。
「あれ、ない。確かに持ってきたのに…」
英語の教科書を家に忘れてきてしまった真翔。
「教科書一緒に見る?」
そう声をかけてきたのは、隣の席の茶髪の女の子、寺沢水里。
「…お願い…します…」
クラスの人と関わりを持ちたくなかった真翔であったが、教科書がなければ授業の内容がわからないため、今回は一緒に見せてもらうことにした。
その日から、水里は真翔に対し、積極的に話しかけるようになった。
水里に話しかけられ始めたことをきっかけに、真翔にとっての孤独の日常が、変わろうとしていた─────。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-13 00:10:00
23599文字
会話率:36%
この世界では、15歳になると神から「天恵」という特殊な力が与えられる。古き時代より人々はこの力で、人生を謳歌したり世界を発展させたりしていた……らしい。
そんな古臭い話、今の時代じゃ誰も口にしない。天恵なんてマユツバな代物、誰も欲しない。
知ろうともしない。考えてみりゃ当然だ。自分の思い通りのものかどうかも分からないのにわざわざ高い金を払ってお告げをもらおうなんて、誰も考えない。少なくとも、俺の暮らすこの街では。恵神も天恵も、もはや完全に昔の伝説に過ぎない。俺の周りにも誰もいない。「天恵」を得た人間なんてのは。
世界も俺も誰もかも、天からの恵みなんて忘れている。今はそんな時代。だけど、俺は知らなかった。まさか天恵で、俺の人生が大きく変わる事になるなんて。
俺の名はトラン・マグポット。
19歳の誕生日を機に、俺の運命は動き始める。そう、あいつと一緒に。
ようこそ俺たちの店へ。 これは天恵を告げる、神託師の物語。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:10:00
1024963文字
会話率:29%
周回移動都市が移動を始めて20年。
地上はゾンビにより汚染され人類の住める地域は限られていた。
ありとあらゆる都市がゾンビに呑まれていくなか唯一助かった都市それがヴェルサイユ。
1、ゾンビが来れない高さまで都市の高度を上げる。
2、常に
移動し続け、生存者を救出する。
3、ヴェルサイユは地球を1年かけて一周する。
世界が壊れてから20年…
17歳の私は生まれてから、ずっとこんな世界だ。
これが普通で地上を歩けた世界なんて
歴史の本から学ぶ知識にしかすぎない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:01:33
82249文字
会話率:36%
カワイイ神から罰ゲーム感覚で救世の命を受けて旅する男、彼の帰宅を賭けた命懸けの冒険とツッコミの旅が今始まる…
「え?なんで俺映してんの?いいじゃん地球組で!俺の旅なんて俺ツエエエエするだけだって。え?アレ使ったらもう一周追加?マジで言って
る?」
という訳で四部を担当するのはファンタジーに難癖付けたらレポート仕上げる男『アキト』の無一文で始める異世界紀行となります。
「無一文!?聞いてねぇぞ!せめて飯食える環境寄越せ!」
とまあ、文句を言っているようですが始まり始まりー(byオリジン神鳴)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:00:00
137464文字
会話率:45%
新人探索者の『武内秋次』が探索者仲間と探索内容を動画投稿したり、偶にライブ配信したりしてます。
手に汗握る展開や、魔獣を華麗に倒す様子などは殆どないため、バズったりせず、チャンネル登録数も少ないですが、そんなことは気にもせず、今日もノンビ
リダンジョンに潜っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:00:00
113316文字
会話率:51%
女に生まれながらにして女の子しか好きになれなかった私は、大好きな女の子達に囲まれた学園生活を送るためにとある女子高に入学した。
そこで他の子とは違う特別だと思える一人の女の子に出会う。
何だかんだでその子と付き合えることになったものの、その
せいで世界をかけた戦いに巻こまれることになってしまった。
明日死ぬかもしれない、彼女とのお付き合い。
でもいっか!
彼女がかわいいから。
世界なんて正直どうでもいいけど、彼女がかわいいから命をかけて戦います。
この物語は、女の子好きな女の子が、大好きな彼女と付き合っていくために戦い続けるバトルファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:00:00
1183533文字
会話率:40%
死か断筆か、それが問題だ。
これは|懺悔《ざんげ》か、恋文か、道標か、遺言か。
あるいはただ書き散らしただけの駄文なのか。
展開も解釈も、二転三転するだろう。
私にとってそうであるように、君にとってもそうなるだろう。
この
|筆者《わたし》の七転八倒、|九度《くたび》起きればこともなし。
生きる意味なんて分からないし、書かない理由も思いつかない。
ただ、確かなことがひとつだけ。
生きることは、楽しすぎてしょうがない。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:00:00
308012文字
会話率:5%
まさか、こんなことが起きるなんて……。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。
最終更新:2023-02-13 00:00:00
1690文字
会話率:6%
もう忘れていいなんてそんなのあなたの傲慢です
キーワード:
最終更新:2025-02-12 23:59:25
535文字
会話率:0%
現代日本で生活していた主人公
家族はいない、プライベートで遊ぶような友達もいない。
それでも毎日学校に行き、部活に行き、家ではゲームをしたりなど、刺激なんてないただひたすら似たような日を繰り返していた。
そんなある日彼は異世界転移をすること
になる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:52:04
29030文字
会話率:46%
男は、高校生である。
男には趣味があった。それは「アイドルを推す」こと。
男が推しているグループの名前は【ユアヒロイン】
数年前までは150人キャパのライブハウスを埋めることもできなかったグループだったが、ある一人の女の加入によりその状況
は一変した。
その女は天才だった。グループ加入から1か月も経たずにセンターに立ち、150人キャパのライブハウスだったのが加入から1年も経たないうちに万単位の5大ドームツアーを完走して見せ、メジャーデビューへ導いた。演技にも定評があり、数々のドラマにも出演。一気に世間の注目を集めた。
女の名は温泉川沙那。まさに清楚と言わんばかりの艶やかなストレートの黒髪に、透き通っているのに漆黒の不思議な瞳。その顔立ちは美しく、整いすぎている、という印象だ。自己管理は完璧でスタイルは抜群。トップ女優、アイドルと何の遜色もない誰もが憧れるような少女だ。
ファンサービスも素晴らしく、その美貌と優しさから「女神」だなんて言う人もいた。
男・星衛颯太は彼女が好きだった。男女の関係というわけではなく、アイドルとファンとして。
そんな男に、そして全国に悲劇が起こることは誰も予想ができなかった――
アイドル好きな男とアイドルの女の甘くて苦い恋物語
※カクヨムにも投稿してます
※無断転載禁止
※拙いですが応援よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:36:40
103257文字
会話率:44%
告白が失敗した真崎宗近(まさき むねちか)は「もう恋なんてしない!」と誓って家路についた。
しかし、部屋に帰るとずっと疎遠だったはずの幼馴染、氷室 愛姫(ひむろ まなき)がそこにいて……!?
「やっほーマサムネ、数年ぶり」
何年かぶり
に会いに来た幼馴染の目的とは一体何なのか?
幼馴染と始める、復縁ラブコメディー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:05:42
7309文字
会話率:63%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:00:00
1858683文字
会話率:44%
目が覚めたら、いきなり乙女ゲームの世界にいた私。
専属執事ライラによると、私はそのゲームの主人公に転生させられて、攻略対象の誰かと恋愛を成就させた後、結婚エンドを目指さなくてはいけないみたい。
だけど私は前世で彼氏なんていた事ないし
、恋愛もした事ない。
だから私は、誰ともくっ付かない、ノーマルエンドを目指すわ!!
……なんて思っていたら、攻略対象の一人、ラムド様だけが私に好意を寄せてきている。
ライラによれば、何故か彼の好感度はカンストしているらしくて!?
ノーマルエンドを目指す私が、ひたすら好感度を下げにかかるけど、溺愛されまくる状況に困ってしまうラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:42:09
38556文字
会話率:56%
モテないこと50年。年齢=彼女居ない歴の私の人生なんて、この先もろくなことはないだろう。そう思っていた矢先に事故に遭い、気が付けば14歳の超可愛い女の子の身体に転生していた。
最終更新:2025-02-12 22:36:31
7840文字
会話率:61%
モテないこと50年。年齢=彼女居ない歴の私の人生なんて、この先もろくなことはないだろう。そう思っていた矢先に事故に遭い、気が付けば14歳の超可愛い女の子の身体に転生していた。
日常系でちょっとエロい作品です。
最終更新:2025-02-12 18:18:22
3309文字
会話率:55%
モテないこと50年。年齢=彼女居ない歴の私の人生なんて、この先もろくなことはないだろう。そう思っていた矢先に事故に遭い、気が付けば14歳の超可愛い女の子の身体に転生していた。
そしてその女の子にはレズの超美人な彼女が……!?
日常系でち
ょっとエロい作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 16:09:58
3305文字
会話率:55%
恋なんて嫌い
ただまっすぐ誠実に生きていたいだけなのに
どうして人を傷つける結果にしかならないかな
ほんとに…バカ
私は高校一年生の佐々木華。只今絶賛修羅場中です。
原因は…入学式の時にの理人くんから告白されたけど、初日でいきなり
付き合えないですってお断りして
一ヶ月後にクラスで隣の席になった南くんに告白されたけど、お断りして
その後も何十人かに告白されたけどお断りして
それでいつのまにかぼっちになっちゃった。
クラスでカリスマ性があって可愛い原田さんが山﨑先輩と付き合ってたけど、山﨑先輩が私のこと好きになったからって理由で振られたみたいで、それが原因で私がいじめられるようになった
いじめられるって言ってもそんなに大したことじゃないけど
調子乗ってうざいとか陰口言ってたり
机に変な液体ばら撒かれたりしたぐらいかな
陰口も気にしてなかったし、
机だって綺麗にすればよかっただけだったから
気にしてなかったんだけど
クラスの男子達がめちゃ怒ってて
大丈夫?って何回も聞かれて
大丈夫だよ。気にしてないよ。って答えてたんだけど
担任の先生とか学校の校長先生とかも出てきて大事になってきてしまって
大丈夫なのでってずっと言ってるんだけど
健気だとか本当に優しいねとか言われて
そんなつもりじゃないんだけどな
だって大好きな人が取られて辛い気持ちになるし、衝動的にやってしまう気持ちもわからなくもないし
原田さんが校長先生や親に呼び出しされて怒られてる姿を見てる方が辛かった
クラスは完全に原田さんの味方である女子チームと私を哀れに思う男子チームの二極化されたまま
遠足に行くことになった
帰りのバスで不運にも事故に巻き込まれて
前方の方に座っていた私含め女子数名が亡くなった。
目が覚めるとなんか陽気でチャラそうな神様がいて
君達は乙女ゲームの世界に転生して貰うよ
華ちゃんはもちろんヒロインね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:28:52
345903文字
会話率:85%
業界屈指のブラック企業で、不眠不休の激務をこなし続けていた俺、羽田頼太。気がつけば、生きる意味なんて昇給と昇進しかない歪んだ生活を送っていた。そんなある日、突然俺の頭に幻聴が響く。
『お主は人間の身に余るほど働いておる、それはなぜじゃ?』
最初はただの疲労からくる幻覚だと思っていた。だが、気がつけば俺は本当の願いを……働きたくないという願いを俺は思い出した。
すると幻聴がこう言い放った。
『お主の願い通りにお主を……私の知る中で1番働いていない人間に転生させる!』
そして次に目覚めた俺は――まさかのアンデッドになっていた!?
呼吸も睡眠も不要、食事もいらない、そんな体を手に入れた俺。果たしてこの体で働かないスローライフを送れるのか!?
働かないための俺の異世界アンデッドライフが、いま幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:21:27
42226文字
会話率:26%
俺はルース。いたって普通の人間の男だ。
ちょっと事情があって死んだんだけどさ、死に方が良くなかったのか神様から天罰を受けることになったんだよ。
その天罰っていうのが、すでに滅んでる世界でイザベラっていう少女とともに生き残れっていうんだ。
え、無理じゃね?
国も村も、小さな集落すら無い世界だぞ?
しかも、ソヴリンとかいう化け物までいるのに。
か弱い女の子と一緒に生き延びるなんて、できるわけないじゃん。
小さい妖精の身体じゃ、できることも限られてるし。
俺が転生してることも伝えちゃダメっていうし。
神様は一体何のためにこんなことをさせるんだ?
聞いたところでフフッて小さく笑うだけで、こたえちゃくれねぇもんな。
ほんと、どん底だぜ。
※「カクヨム」にて同日更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:17:55
50138文字
会話率:32%
私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で、最後の生き残り。
物心ついたころからずっと、深い森の中で静かに暮らしてる。
森の外に出たいなんて、考えたことも無い。
お父さんとお母さんが言ってたけど、森の外に出たら、私達は生きていけないんだっ
て。
沢山の人たちを怒らせてしまうから、出ちゃいけないんだ。
まぁ、私は別に、今のままで良いんだけどね。
そんなある日、私はあの子と出会ったんだ。
獣人の女の子。ハナ。
怪我してて辛そうで、本当はやめた方が良いはずなんだけど、私は彼女を助けてあげた。
そしたらさ、ハナちゃんが私に言うんだよ。
お母さんみたいだねって。
それがもう可愛いのっ!
尻尾を振って、頬を染めて。
嬉しそうに笑う顔がもう、可愛いのっ!
いいや、ダメダメ。
思いっきり頭を撫でてあげたいんだけど、私はハナちゃんに触れちゃいけない。
触れちゃったら、うっかり魂を解放しちゃうかもしれないからね。
私は死神なんだ。
だから、人に触れちゃいけない。
でも、ちょっとだけでも、撫でたいんだけどなぁ。
「カクヨム」にて同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:15:08
572133文字
会話率:36%
「会社も日本も何もかも、全部無くならないかなぁ」
しがないサラリーマンの俺、茂木颯斗(もぎはやと)がこんなこと呟いたところで、何の意味も無いんだよなぁ。
なんて思ってたんだけど、次の日の朝を迎える前に、日本が……世界が崩壊してしまった。
地球全体を襲ったその天変地異は、ただの災害じゃなかったんだ。
昨日まで平地だった街が、巨大な山になったり。
謎の霧が空を覆い尽くしたり。
地面の亀裂から大量の魔物が姿を現したり。
挙句の果てには、月が2つに増えた。
まるで、別の異世界がこの地球と融合してしまったように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 21:09:59
246769文字
会話率:44%
ー赤は禁忌であるー
国中の人間が忌み嫌う赤色。
真っ赤な瞳を持った王女アビゲイルは、王宮の一室に監禁され生きてきた。
両親に愛されず、兄や妹にも嫌われている。
そんなある日、彼女の元に王国一の騎士グレイアムがやってきて、求婚してきた。
彼は
『転生者』でアビゲイルのことは『ゲーム』で知り一目惚れしたと。
意味のわからない言葉を並べる彼に連れられて、アビゲイルは王宮を後にする。
アビゲイルをバカにし続けてきた者たちへ、復讐することを提案するグレイアムだが……?
『殺すなんて生ぬるい』『幸せの甘い蜜の中で動けなくしてやるわ』『私なしでは生きていけない木偶の坊にしてやるの』『嘲り捨てた女にすがるって、どんな気分かしらーー!』
一風変わった復讐劇、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:14:27
15107文字
会話率:37%