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検索結果:437 件
失意と怒りに震える主人公、彼が行きつく先に、幸せはあるのか。
最終更新:2022-09-18 13:26:32
1038文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ユーリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う華やかな夜会の最中。
第二王子殿下のアウグスト様が、婚約者のユーリア様に、唐突にそう宣言した。
えーーー!?!?!?
「そ、それはどういうことですかアウグスト様!? り、理由をご説明ください……!」
困惑の色が隠し切れないユーリア様は、震える声でそう訴えかける。
突如始まった王族の一大スキャンダルショーに、みんながみんな好奇の目を向けながらヒソヒソ話に花を咲かせている。
うああ
ああああ、いたたまれないいいいいい!!!!
私共感性羞恥持ちだから、こういうシチュエーション耐えられないのよおおおおおお!!!!
まるで私自身が、ここにいる全員から嘲笑されてるみたいな気分になるわああああああ!!!!
「フン、しらばっくれても無駄だぞ! 君が陰でマイリスに、陰湿な嫌がらせをしていることはバレているのだからな!」
「ああ、アウグスト様……」
「そ、そんな……!?」
男爵令嬢のマイリスさんが、悲愴感を滲ませた顔でアウグスト様にしなだれかかる。
いやこれ絶対マイリスさんのハニートラップでしょ!?!?
胸の谷間をこれでもかと強調したはしたない格好で、血流が止まるんじゃないかってくらいグイグイ胸を押し当ててるし……!
アウグスト様も、地面を貫通してマントルに到達しそうなくらい鼻の下を伸ばしている。
いや無理無理無理無理!!!
恥ずかしすぎて今にもゲボ吐きそうッ!!!
まず色仕掛けで男を落とそうという行為自体がみっともないし、そんなバレバレのハニートラップを公衆の面前で披露するのって、「私はバカです」って公言してるようなもんじゃない!?
しかもアウグスト様も、さも「僕はあくまで、マイリスの心根に惹かれたんだ」みたいなていを装ってるけど、あんたが惹かれたのは心臓を覆ってる肉の部分だろッ!?
いやあああ、全身にサブイボ立ってきたああああああ!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 21:19:13
3042文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2478pt 評価ポイント:2304pt
ありとあらゆる病魔を根絶し、患者を救いたいと願う少年カール。
十年間の修行を得て、十四歳になった彼は一撃の元にどんな難病や怪我でも完治させるというスキル、【撃癒】を極めることに成功する。
武芸者としても治癒師としても最高峰に位置する宮廷撃癒師になったものの、内気な少年は怪我を完治させることはできても、戦いを拒絶し逃げてしまう。
いつしか人々は、終わりの極致に到達した偉人。しかし、戦いから逃げる臆病者の成れの果てという意味を込めて、『終極』の二つ名でカールを馬鹿にし、嘲るように
なる。
ある日、公務で王都を離れ、地方貴族の治癒に向かったカールは、その帰りに辺境に住む貧しい母娘を治癒することに。
治療を終えて王都へと帰還しようとした矢先、天災と称されるドラゴンの暴走に出くわしてしまった。
カールは真っ先に逃げ出して隠れるが、暴走竜が荒れ狂うその方角には、あの母娘の住む家があった。
震える肉体から勇気を振り絞りドラゴンを撃退した少年は、母親から娘サティナを妻に娶って欲しいと懇願されてしまう。
しかし、彼女はカールよりもかなり年上で……。
これは、実力はあるが内気でその本領を発揮できない年下夫と、その成長を静かに見守る姉さん女房が織りなす、とある夫婦の物語。
他の投稿サイトでも掲載しています。
以前、連載していた『終極の撃癒師(ヒーラー)~殴打治療に極振りした治療師は今日も拳を振り上げる。完治の確率は50%です!~』の前日譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 18:00:00
160294文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:54pt
8月16日(火)くもり
今日は兄上に連れられて、生まれて初めて夜会に参加しました。
どれでも好きな料理が食べ放題だったので、ぼくは大好物のイチゴタルトをお皿に乗せようとしました。
するとその時突然、王太子のベンジャミン様が伯爵令嬢のクラリスさんに、「ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」と言ったのです。
ぼくはとてもビックリしました。
参加者たちもざわざわしています。
クラリスさんが震える声で理由をたずねると、クラリスさんが男爵令嬢のデボラさんに、いんしつな
嫌がらせをしているからだと言います。
そんなはずはありません!
クラリスさんは兄上の幼馴染なのですが、昔からぼくのことを実の弟のように可愛がってくれています。
クラリスさんが優しい人だというのは、ぼくも兄上もよく知っています。
そんなクラリスさんが、イジメなんてするはずがないのです。
でも、王太子であるベンジャミン様の言うことには、誰も逆らえません。
クラリスさんは泣きながら、会場から逃げるように出て行ってしまいました。
そんなクラリスさんの背中を、兄上は悲しそうな顔で見つめていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 21:03:07
2631文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:33066pt 評価ポイント:30028pt
これを見るたびに、思い出しては身体が震える。そう、あの肝試しの日のことを…
最終更新:2022-08-24 21:50:09
1645文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
彼女はついにメガホンを手にした。震えるメガホンを握りしめゆっくりと口元へ運ぶ。そして食べ…………
キーワード:
最終更新:2022-08-19 15:12:01
853文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。過去の因縁がもとで旧知の修道士メスキットに呼び出された主人公が見たものは、密室の中で奇怪千万な殺され方をした老人であった。その状況だけでも不可能犯罪の色合いが強いというのに、何とこの老人、前日には若々しく精力的な姿であったというから、話は更にややこしくなってくる。
これは本当に「密室殺人事件」なのか?
あらゆる手懸かりが錯綜・反目する中、主人公が思い出した話とは?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダ
ンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十四作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 20:33:23
18597文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:430pt 評価ポイント:302pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。厄介な屍蝋鑑定(前話参照)も何とか済ませた事だし、いざ祝杯でも挙げようか……としていたところへ、依頼人の貴族から再び呼び出しが。聞けば屍体の身許について、心許無い心当たりがあるという。自分の勘違いかも知れないので、先入観の無い目で屍体の身許を洗い出してくれという依頼を改めて受ける羽目になる。
手懸かりらしきものは幾らか見出せたものの、何れも決定的な根拠とは言いづらいものばかり。万策尽きた主人公は、死霊術による復顔に活路を見出
すのだが……
今回は前話「墓室の闖入者」の続編になります。
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十三作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 21:00:00
8831文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:304pt
やっぱり 震えるほど憧れちゃうなー
キーワード:
最終更新:2022-07-04 18:06:25
238文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:やきいもほくほく
異世界[恋愛]
完結済
N5931HQ
マデリーンはこの国の第一王子であるパトリックの婚約者だった。
血の滲むような努力も、我慢も全ては幼い頃に交わした約束を守る為だった。
しかしシーア侯爵家の養女であるローズマリーが現れたことで状況は変わっていく。
花のように愛らしいローズマリーは婚約者であるパトリックの心も簡単に奪い取っていった。
「パトリック殿下は、何故あの令嬢に夢中なのかしらッ!それにあの態度、本当に許せないわッ」
学園の卒業パーティーを一週間と迫ったある日のことだった。
パトリックは婚約者の自分ではな
く、ローズマリーとパーティーに参加するようだ。それにドレスも贈られる事もなかった……。
マデリーンが不思議な日記を見つけたのは、その日の夜だった。
ーータスケテ、オネガイ
日記からそんな声が聞こえた気がした。
どうしても気になったマデリーンは、震える手で日記を開いたのだった。
アルファポリス、カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 18:38:37
112663文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:20146pt 評価ポイント:14590pt
作:絹ごしホルモン
ハイファンタジー
完結済
N9012HR
『青薔薇の聖騎士』ロゼッタは、どうしようも無く込み上げる衝動に苦悶していた。
何度着ても恥ずかしさが薄れることがない青いレオタードの甲冑は、震える脚を惜しげもなく民衆に晒してしまう。
涙目に貼り付けた精一杯の虚勢は、今にも泣き顔に変わってしまいそうだ。
自身の戦勝を祝う凱旋パレードの待っだ中で、ロゼッタは耐え難い尿意に襲われていた。
――これは、ジュエリアス王国の若き筆頭聖騎士、ロゼッタ・アズライトを襲った、金色の悲劇の話である。
最終更新:2022-06-28 12:32:25
26206文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:78pt
詩のようで詩でないと、自分では思う。そういうことがあるとき、どこへ行けばいいんだろう。わからないまま、時間は経つ。わからないまま、震える。
最終更新:2022-06-21 07:11:17
630文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
「牡丹さん。僕と一緒になってください。──さもないと、僕は月を落とします」
カメラの録画を切る。基地の中は衣擦れの音すら聞こえない。当然だ。最早この基地には僕しか残されていない。脇に携えたマシンガンを下ろして、震える鳩尾に手を添える。
寒い──はずは、ないんだけどな。
じっとり湿った目出し帽を脱いで顔を拭う。基地の外へ向けて大きく開けた分厚い強化ガラスの向こうには月面の灰がのぞく。それに視線を這わせてさらにその向こう、彼女の住まう地球を眺める。彼女を思う。愛しいとさえ
よべない彼女を思う。
ここからでは月が見えない。
夜を留める、あの月が。
[テーマを決めて寄稿する、有志さらし文学賞に投稿したものです。URL:https://obog2020.blog.fc2.com/blog-entry-70.html]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 22:40:13
14571文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公、今日はギルドマスター直々の出頭命令を受けて冒険者ギルドに顔を出していた。聞けば納骨堂に屍体があったという。
墓室に屍体があるのは当然だろう、どこに問題があるんだ……と、一旦はむくれかけた主人公であったが、何でも墓所の持ち主は、件の屍体に心当たりが無いのだという。家代々の納骨堂に見知らぬ屍体が放り込まれていたとあっては、これは確かに問題だろう。だがしかし、わざわざ死霊術師を呼び出すほ
どの事でもあるまいに――と、不審な思いの主人公であったが……どうもこの屍体、一筋縄ではいかないようで……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十二作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 20:37:25
7506文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:170pt
【※ボカシてますが四肢欠損・小児関連・奴隷等の表現があります】
大陸には大小さまざまな国がひしめいている。その中のひとつチカチス国で生まれ育った少女ミュリアは城の片隅で乳母たちとただひっそり生きていた。だがある日他国で起きた婚約破棄騒動の余波が思わぬ形でチカチスを襲う。ミュリアは何とか国から逃げ出すが、次から次へと困難はやって来る。それでも運が良かったのか無事目的地であるダッタリア大公国に到着することができた。だがそこで彼女を待ち受けていたのは裏切りと不幸。彼女は人としてダッ
タリアに戻ることが出来るのか。
【※乙女ゲームや悪役令嬢ワード登録は念のためです。はっきりと出てきません。彼らの騒動の裏にあった出来事という体です】
※この物語は犯罪の助長や人を傷付けることを目的としていません。出てくる人物や行為など全てフィクションです。
他、あと書きにつらつらと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 22:32:27
19073文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
月夜の夜にあなたに届けとちょっと震える
キーワード:
最終更新:2022-05-18 05:55:52
226文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:神戸エルドラ
ハイファンタジー
完結済
N1009HL
精霊魔法で国を救った勇者夫婦の血を引く14歳の少女エミリーと、
彼女に召喚された、やんちゃな精霊アッシュ。
そして二人に様々なトラブル解決を依頼する、若き魔法師団長ウィリアムとのお話。
-----*
私エミリーは、伯爵であるお兄さまの婚約解消を見届けました。
両親が事故で亡くなり、伯爵家を継いだお兄さまは、なぜか急にご病気に。
そんなお兄さまは震える手で、私に小さな鍵を渡します。この鍵は、勇者と呼ばれたご先祖さまがお書きになった、精霊の本の鍵でした。
たくさんのスケッチ
には、生き生きとした精霊の姿が描かれています。
「すてき! もし精霊に会えたら、友だちになりたいわ!」
ドキドキしながら、書かれた魔法の呪文イングリッシュを読み上げます。
『If I get to talk spirit, I ask to be my friend!』
「イフ・アイ・ゲット・トゥー・トーク・スピリット、アイ・アスク・トゥー・ビー・マイ・フレンド!」
しかし、何も起こりません。
「やっぱり私じゃ力不足なのね……」
その時、開いたページに新しい文章が追加されました。
『イファイ・ゲットターッスピリッ、アイアースッ、トゥビマイフレンッ!』
「……もしかして、これが読み方なの!? 学校で習ったのとぜんぜんちがうわ!」
ともかくエミリーは、本のアドバイス通りに呪文を唱えます。
そして現れたのは……。
「オレがかっこいいからって、惚れるんじゃねーぞ!」
それが、やんちゃな精霊アッシュとの出会いでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:00:00
61114文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:44pt
少女が通う雪の森には、小さなキツネが暮らしている。
頼りなく震える身体、穴倉で丸くなる尻尾を、少女はいつも心配しながら眺めた。
無垢な少女は、ただキツネの幸福をだけを祈って、その姿を見守るのだった。
しかし、運命は残酷である。
キツネのささやかな平和は、腹を空かせたオオカミに脅かされてしまう。
捕食者の出現に、揺れ動く少女の心――無力な彼女は、キツネの無事をひたすら祈り続けるのだった。
最終更新:2022-04-28 22:17:16
5956文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ごく一般的な男子高校生の「緋色 勝太郎」(ヒイロ ショウタロウ)は、変身願望がある。あの日曜朝八時半からよくやってる、あの『変身』。
高校生にもなってそんなこと……と、夢を諦めかけていた時、突如異世界へと送り込まれてしまうのだった。紆余曲折を経て、なんとか小さな村の宿に泊めてもらうことになったが、その夜魔物の襲撃によって村が火の海に……!!
「こんな時、本当のヒーローならどうする!!!!」
震える脚に鞭を打ち、凶悪な魔物に向かって走り出した時だった。勝太郎の体は、なぜか
白髪の超絶美少女に『変身』していたのだった!!しかも超強い!!!!!!!!
でも…………
「いや……『変身』ってそういうのじゃないです……』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 19:32:37
24979文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
作:小説ラノベネタネタ帳ブログ
純文学
短編
N9175HO
短編小説ですぐに読み切れます!!!(3話で完結にしたいなあと思います!)
貧血症を患った少女は中学時代にいい思い出がなく、高校デビューに震える。
そんな中体育館の校長の話の長さに飽きて、貧血症のひどさもあり気絶するかのように寝てしまう。
すると即座に起こされるのではなく、気が付けば初回の授業中の時間にタイムワープしていたのだ。
彼女は自身の弱い体にこのタイムワープを悪用して……。
最終更新:2022-04-16 17:46:58
4259文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
天使のような少女に殺しの現場を目撃されてしまった超一流暗殺者おじさん。
慌てて未遂で終わらせ立ち去ろうとしたところ、なぜかつきまとわれたあげく、家にまで転がり込まれてしまう。その日から、自称「記憶喪失の少女」と自称「平民おじさん」の、互いの正体をひた隠しにした禁断の同居生活が始まったのだった。
ふぅ~、今日もたばこを持つ手が震えるぜ……。
最終更新:2022-04-02 14:21:46
117781文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2674pt 評価ポイント:1562pt
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そ
こでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 20:00:00
4103文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
森の中で出会った少女は、幾重にも結ばれた契約でがんじがらめだった。
成り行きで少女を保護した実だったが、少女を見つめる実の表情は暗い。
少女の魂を縛るもの。
それはこの世界で最も重い枷。
―――血の契約。
帰りたくない。
震える少女に実が思うこととは。
異世界ファンタジー第9弾。血に囚われた少女を救う術はあるのか!
最終更新:2022-03-27 00:04:28
91556文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公が今回引き受けたのは、学識者の老人が薬草を採取するのに付き合うという、簡単な任務の……筈だった。
とことが、森の外れで見かけた足跡からどんな事を引き出せるかという老人の挑戦を受ける形で、主人公がその足跡を検分したところ、思いがけない事実が明らかになって……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕
事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十一作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 20:33:38
6997文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:494pt 評価ポイント:354pt
作:夕@『洗濯ダンジョン』【コミカライズ進行中】
ハイファンタジー
連載
N0693HI
アリステラ王国には王家直属の『諜報(スパイ)ギルド』があった。
貧困街出身の『カイン・アベル』は、諜報員(スパイ)として懸命に任務をこなしていたが、『魔力ゼロの無能』と呼ばれ、幾度となく「死地」に送り込まれていた。
非人道的な生き方を強制されていたカインだが、拾ってくれたギルド長『ジャング・ローリエル』のために、全てを犠牲にして任務をこなして来た。
しかし、カインと同じく幼少から諜報員(スパイ)としての一緒に訓練をしてきた伯爵家次男『サム・ホリエル』の陰謀によ
って、国王陛下からの王命を失敗した事にされてしまう。
「わかってるな? このギルドの存在を知っているお前を生かしておくわけにはいかない」
一緒に育ってきたサムに嵌められ、父親だと思っていたジャングには「魔力ゼロの無能!」と罵られ、「自決するか、殺されるか」の選択を迫られたカインは、全てが面倒になり、生きる目的を見失い、目の前の状況に絶望する。
だが、「死」を受け入れた時、ある冒険者の言葉を思い出し、ギルドから逃げ出す事を決意する。
カインは『諜報員は力を隠す物』という教えの元、これまでギフト【百面相】の力を秘匿し続けていたが、【百面相】の本当の能力は『契約者』100人分のギフトを使用できる超有能なギフトだった。
華麗にギルドから去ったカインは、
「これからは『カイン・アベル』として自由に生きる!! 俺は冒険者になるぞ!」
と決意する。しかし、12年ぶりに「自分の顔」で外に出たカインは、あまりの恥ずかしさにタジタジで、極度の人見知りを発揮するが、たくさんの出会いによって、徐々に克服していく。
一方、カインを逃してしまった諜報(スパイ)ギルドはカインを屠るために動き出すが、カインの弟子だった『リリア・ミスト』以外、一切痕跡を見つけられない。
カインがギルドを去った事で、構成員達は徐々に命を落としていく事になり、何もかもが上手くいかなくなってしまう。
これは『存在しない人間』として生きてきたカインが、盛大に恥ずかしがりながらも、美人エルフや人狼の幼女、かつての弟子とパーティーを結成し、魔力ゼロにも関わらず、周囲を唖然とさせながら、覆面冒険者として『自由』を謳歌する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 17:03:40
98089文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:5720pt 評価ポイント:3478pt
作:kawashiro
現実世界[恋愛]
連載
N7665HI
平凡でこれといった特徴のない少年――無川翔太は信じていた4人の少女に裏切られたショックで壊れてしまった。
田舎の祖父母の元で心の傷を癒しながら自分磨きをした。体を鍛えてオシャレにも力を入れると、以前とは別人のように変化した。
ある日、母親の再婚で虹谷翔太と苗字が変わり生まれ育った地に戻ることになった。転校先の天華院学園には【4色の女神】と呼ばれる少女達がいた。その女神達はかつて翔太を裏切って地獄に叩き落とした悪魔共だった。
過去を思い出して震えるが、見た目も苗字も変
わっているので虹谷翔太が無川翔太だと気付かれなかった。
こうして絶対に正体がバレてはいけない高校生活が始まった。
正体がバレないよう距離を開けようとしているのに何故か距離は縮まっていき、次第にラブコメが始まってしまう。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 21:01:05
216744文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:35456pt 評価ポイント:18424pt
寒風すさぶ中、歩く若者がいた。
その若者は・・・
ただひたすら、しょうもない事を呟く。
ちょっとだけ笑える、しょうもない短編です。
暇つぶしに立ち寄って読んでいただければ幸いです、はい。
最終更新:2022-02-19 17:00:00
2316文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
全身に吹き付ける激しい風雪は、視界を全て覆い尽くした。それは私達の体温をみるみるうちに奪い、暴れ狂うその雪片達は牙のようにも見えた。
私は繋がれたその右手を胸まで引き上げ、息子の身体を抱きあげた。少しでもその熱が消え去らぬように、私は震える息子の背中をさすりながら、一歩ずつ歩く。
キーワード:
最終更新:2022-02-18 14:55:29
3967文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「リュミネーヴァ様は、いろんな殿方とご経験のある、魔性の女でいらっしゃいますから!」
「「……は?」」
どうやら原作では魔性の女だったらしい、リュミネーヴァ。
しかし彼女の中身は、前世でストーカーに命を絶たれ、乙女ゲーム『光が世界を満たすまで』通称ヒカミタの世界に転生してきた人物。
前世での最期の記憶から、男性が苦手。
初めは男性を目にするだけでも体が震えるありさま。
リュミネーヴァが具体的にどんな悪行をするのか分からず、ただ自分として、在るがままを生きてきた。
当然、物語が原作どおりにいくはずもなく。
おまけに実は、本編前にあたる時期からフラグを折っていて……?
※アルファポリス様にも掲載中
※短編【転生先は『乙女ゲーでしょ』~】の元ネタです。どちらを先に読んでもお話は分かりますので、ご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 07:01:37
95679文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:1670pt 評価ポイント:828pt
作:まるちーるだ
異世界[恋愛]
完結済
N0729HM
病気で死んじゃって、幽霊になった少女がどうしたって?
ちゃんと成仏して、二度目の人生を謳歌中です。
……謳歌中?だと思います、はい、多分。
壁ドンされているけど。
なんか、追い詰められた小動物のような気分だけど。
「見つけましたよ、デスデモーナ。」
その名前は昔の名前です、はい!!
ちなみに、過去の兄、もとい、現父は、その名前から今の名前を付けまして、現在はデモーナと申します!!
って、違う、違う、今の状況がおかしい!?
何で王子様に壁ドンされて、ガクブル震えているの
!?
震える必要はない、私と彼は初対面、ショタイメンなのよ!
大丈夫、誤魔化せる!!
「『デー』?私を誤魔化せるとお思いですか?よろしければ、貴女と私の馴れ初めの上映会をこの場で行ってもいいのですよ?」
「はい、全面的にごめんなさい!!デスデモーナではなくなりましたが、貴方のデーです!デモーナ・キプロスと申します。」
もう、長い物には巻かれろ!!である。
目の前の人物は泣く子も黙る第二王子のオセロ殿下である。
深い海のような紺とも、青とも言い難い髪に、知的できりっとした紫の瞳は昔のように純粋なキラキラお目目ではなくなってしまっているが、物凄い美形である。
幽霊だった少女とが転生して帰って来たけど、素直で、賢かった超かわいいショタ王子が、魔王になって捕獲しに来ました!
選択肢は逃げて捕まるor諦める
さて、生まれ変わった少女の運命やいかに?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 09:16:17
26953文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:1374pt 評価ポイント:1004pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところに持ち込まれたのは、今日も今日とて不可解にして面倒臭い依頼であった。ごちゃ混ぜになった三体の骨を、一体ずつ分別しろというのである。
面倒そうな依頼は敬遠したい主人公であったが、冒険者ギルドからの指名依頼では逃げ出す事もできず、泣く泣く依頼を受ける事に。ところが、何とかなるかと思われていた骨の個人識別が、早々に暗礁に乗り上げて……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化
かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 21:00:00
3292文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:396pt 評価ポイント:262pt
―『ふるふると震えるんです。あなたの傍にいると。』―
この世に存在する全てのものは、小さな粒で出来ている。言葉や思いですら、小さな粒で出来ている。
この世に確かに存在するが、目には見えない存在に導かれて出逢い、惹かれ合う茅と准一。
20も歳の離れたふたりだが、互いになくてはならない存在だと知る。
今を生きることが、ただひたすら今を生きることで、未来に待っている予想もしなかった出来事に出逢える。
最終更新:2022-01-30 00:00:00
12044文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
大好きだった幼馴染の彼女だと思っていた者と、無二の親友だと思っていた者に裏切られ、僕は逃げるように二人がいるあの街から去った。
新しい街で暮らすようになり、優しい『二人の先輩』のおかげで少しはましになったけど、それでも僕の心は癒えない。
この街で二年目の冬を迎えたある日、僕が住むアパートに不審者が現れた。
どうやら、最近引っ越してきたばかりの隣の部屋の女の人に対してのものらしい。
その不審者を追い払った後、恐怖で震える隣の部屋の女の人に、一晩一緒にいてほしいと懇願
されるけど……僕は、女性となんか一緒にいたくなくて、そのまま見捨てた。
だけど……その女の人の瞳が、僕と同じ絶望と悲しみの色を湛えていたことが頭から離れなくて……。
そして……ここから、僕と彼女の奇妙な同棲生活が始まった。
これは、幼馴染の元恋人と元親友に裏切られ、壊れて逃げ出した平凡な男子大学生と、家族が犯した罪を償えと世間から誹謗中傷を受けながら逃げ続ける女の子が、本当の幸せをつかむ物語。
※短編「幼馴染の恋人と親友に裏切られた僕は、君のいるこの街から逃げ出した。」の続きとなる話の連載版です。
※できれば中編程度に収める予定ですが、長くなってしまったらすいません。
※幼馴染と元親友へのざまぁは、主人公とヒロインが幸せになってからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 19:30:21
146596文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:19276pt 評価ポイント:12306pt
世界の悲しみを嘆いた神はこの世に三つの柱を遣わした。
暴状(ぼうじょう)の傀賢は厳しい環境を生き抜くための頑丈な肉体を。
超常(ちょうじょう)の傀賢はより人類を高次の存在へと引き上げるための不思議な力を。
神秘(しんぴ)の傀賢は冷めきった世の中に温もりを。
どの傀賢からも祝福されずにこの世に産み落とされた不幸な存在、それがルウラ=スティングだった。周囲からは「尻尾付き」と揶揄され、同年代の子供には仲間はずれにされる毎日。
そんなある日、秘密基地にある一本の巨木に触れたルウ
ラは見たこともない空間へと転移させられた。
転移先の空間で不自然に建てられたお墓に降り注ぐのは一筋の雷。
『あぁ、この感覚は』
そこから現れたのはルウラと同じように、左羽に奇妙な痣を刻んだ一匹のカラスだった。この出会いが彼の人生を、いや世界全体を揺るがすことになるのはまだまだ先のお話。衝撃の事実が明らかになったとき、この世界の悲しさに打ち震えることになるだろう。
※主はシリアスすぎるのがあんまり好きじゃないです。
※誤字、表現に対する疑問等々ありましたら遠慮なくコメントしていただけると嬉しいです。他にもアドバイスなどがありましたらドシドシお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 00:00:34
45657文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公、面倒臭い「勇者」(笑)パーティの尻拭いをどうにか済ませた後で、指名依頼をこなしに得意客の屋敷を訪れる。そこで依頼されたのは、とある古美術品を購入してからというもの体調が優れないので、その理由を調べてほしいというものであった。
そんなの、購入した美術品とやらが呪われていたに決まってるだろう……と、内心で突っ込んだ主人公であったが、調べていくとどうもその線は薄いようで……
「デュラ
ハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前九作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 20:28:16
4928文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:336pt
心の震えるほど清らかな孤独が、好きです
キーワード:
最終更新:2022-01-06 08:45:47
406文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:62pt
作:RONTAISHAN
空想科学[SF]
完結済
N0582GB
見渡す限り広がる多様な廃棄物、―文明のあり様を露呈した広大なごみ集積場。
注射針やガラスの破片が突き出た山を裸足で登り、再生可能なごみを拾い集め、売る。
厳しい日々の生活、それでも子どもたちはよく笑っていた。
夜、美しい輝きを遮るものの何一つない荒野を覆う星の下で徘徊する獣たち。獲物の滑稽な逃げ方を楽しむ人身売買業者の獣臭に息をひそめ、マークは小刻みに震える少女をしっかり支えた。
ふと見上げると、夜空の星が消えていく。
目を凝らす闇の向こうに浮かび上がるシルエット―“シルバ
ーライト”。
彼らに呼び掛けるように宙に佇む銀色の光にむかって、マークは少女の手をとり、走り出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 21:00:32
81704文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:24pt
リアルタイムで見聞きした2つの震災を元にミステリー風味のプロットを練ってみたのですが……
形にする時間も取れないので短編のテイで出してしまおうかと……
最終更新:2021-12-23 00:07:02
789文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
天宮高校に通う二年生、海道道長には彼女がいる。世界の誰よりも愛している最愛の彼女、彼女の名は出牛那由、同じクラスの演劇部に所属している美少女だ。二人が付き合い始めたのは高校一年生の一月、那由から告白して二人は晴れて彼氏彼女の関係へとなった。
仲睦まじい二人は夏休みには互いの両親へと紹介を済ませ、那由の父親は当初反対していたものの、愛くるしい愛娘の幸せの為ならと涙を飲んで二人の交際認める事に。清く正しい男女交際を続ける道長と那由、二人の関係は未来永劫続くものだと誰もが思ってい
たのだが。
文化祭を翌週に控えた水曜日、道長は那由が他の男とキスしている所を目撃してしまう。相手の男の名は船田宇留志、演劇部の部長であり、文化祭で那由がヒロインを演じる劇の相手役の男だ。二人の浮気している場面を震える手で写真に収めた道長は、追及する事なくその場を去った。
「顔が近くないですか? 唇が触れたら殺しますよ?」
道長が見たキスは、劇で演じる為のキスシーンの練習風景だったに過ぎなかったのだ。だが、そこから生まれた誤解を元に二人の関係はこじれていく。
別れを告げられた那由が事情説明をしに道長の家に会いに行くも、道長の幼馴染、雪之丞雪華の家から漏れ聞こえてくる嬌声。「道長……いぃ、そこ♡」と、彼の名前入りの喘ぎ声を聞いてしまったり、那由と船田の熱愛の噂が校内に流れてしまったり、雪華が船田を襲撃したりと、二人を取り巻く環境は二転三転を繰り返し、もう戻れないまでに拗れてしまう。
雪華の隠された性癖、そして船田の秘めたる想いとは。
そして道長が心に秘めた那由を受け入れない本当の理由とは。
絶対にハッピーエンド以外を認めない彼女、出牛那由。
道長が彼女に本当の想いを告げた時、彼女は幸せになれるのだろうか。
※他サイトにも投稿しております。
※第一部十一万文字完結済み、第二部投稿はまとまってから投稿開始します。
※第三話まで初日投稿、その後は毎日十八時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 18:00:00
123197文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2776pt 評価ポイント:1550pt
**クリスマスプレゼント企画**
おとなしくて、あまり自分に自信のない鈴音(すずね)は、1週間前に憧れの先輩からデートに誘われる。
街が賑わうクリスマスの日、待ち合わせ場所の大きなツリーの下で高鳴る鼓動を抑え、その時を待っていた。なのに、どれだけ時間が経っても先輩は来なくて。
諦めて帰ることを選んだ鈴音の前に、ようやく先輩があらわれるけれど……
静けさを取り戻したツリーの下、また立ち尽くす鈴音に声をかけたのは、なぜか片頬をガーゼで隠した幼なじみの湊(みなと)。
紡が
れる湊の言葉は全てが優しくて、寒さに震える心を温めてくれた。
もう、マフラーがなくても寒くない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 16:26:26
3986文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:104pt
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
あの日の、あの事故の、あの出来事
手に持つ、携帯電話
約束した時刻通り、着信する
振動を続ける、携帯電話
震える指で、通話ボタンを押す
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています
キーワード:
最終更新:2021-12-10 20:39:55
4690文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
愛想がなく思ったことをすぐ口に出す私は、いつの間にか学園内で悪役令嬢と呼ばれていた。なにか悪事を働いたわけじゃない。みんな私のことが嫌いなだけだ。そして私もみんなのことが嫌い。貴族社会も、しきたりも、学園も、家族も、婚約者も、みんな嫌いだ。
だけど今日、私は珍しく嫌いじゃないモノを見つけたの。子猫みたいにプルプル震えるかわいらしい弱虫令息だ。名前はルッツと言うらしい。割と気が合いそうだし、どうせなら彼と一緒にすべてをブチ壊してやろうかしら。
まずは退屈なパーティーをブチ壊す
ついでに、最低最悪な私の婚約者を懲らしめてやるわ。とっても面白そうだと思わない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:10:08
12719文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:3242pt 評価ポイント:2888pt
作:女武蔵も男武蔵も大好き
エッセイ
短編
N8649HI
この解説は、FGO1.5部「英霊剣豪七番勝負」の冒頭と最後の老武蔵のシーンの解説になります。
このシーンは私の周りでも「意味が分からなかった」「よくわかんないから流した」という意見を多く聞きました。
しかし実はこのシーン、「魔界転生」を読んだことがある人にとっては涙なくしては見れない震えるほど素晴らしいシーンでした。
たしかに「魔界転生」を読んだことがある人が前提で、分からない人が多いのは仕方ないとは思います。
しかし私が調べた限りネット上でもこのシーンの解説している人が
おらず、このシーンがどれだけ泣けるシーンなのかをみなが理解できていないことは本当にもったいないと思い、この解説を書きました。
これを読んで少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ「魔界転生」や「FGO」をプレイ/読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 20:08:15
1269文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。今回舞い込んで来た依頼は、内容自体は単純ながら、その裏事情は極めて面倒なものであった。嘗て主人公とイザコザを起こした「勇者」(笑)パーティ、その尻拭いをしろというのである。面倒な依頼にプリプリしつつも、ギルドとの関係を慮って承知する主人公であったが……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕
の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「屍体たちの告発」と同じ死霊術師シリーズで、内容的には「化かし合いのダンジョン」の後の話になります。今回主人公の活躍はあまりありません。どちらかと言うと、四バカの残念っぷりが際立っているような……
今回は少し軽めのお話になります。R15と残酷描写は保険です。宜しければ前八作もご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 20:45:13
5263文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:258pt
聖女に嫌がらせを行ったとして、婚約破棄された主人公。彼女は自身の行いに誤りなどなかったと主張する。衛兵に取り押さえられそうになった彼女だったが、そこに待ったをかける人物がいた。それはまさに渦中の人物である聖女だった。
実は、召喚された聖女には公然の秘密があり、その命を守るために主人公の行いは必要なものであった。しかし、それは召喚を行った王家にとっては不都合な真実。そのために、ふたりは処分されそうになっていたのだ。
目の前で聖女が傷つけられ、怒りに震える主人公。ところが彼女
の前に見知らぬ美青年が現れ……。
真面目で正義感の強いまっすぐな少女と、思いっきり猫をかぶっていたヒーローのお話。ハッピーエンドです。
「第3回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」(なろうラジオ大賞3)参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 10:04:05
1000文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2794pt 評価ポイント:2498pt
作:aki@riva
ハイファンタジー
連載
N4182HI
村娘フェルは冒険者に憧れる少女。だが家が貧乏な為、冒険者学校に入る事が出来なかった。
しかし村を訪れた魔術士に見込まれ、初級魔術書をプレゼントされる。彼女は独学でそれを全てマスターし、成人後に念願の冒険者となった。
その後ギルドで幼馴染と再会したフェルは彼のパーティーに入るが、そこらが地獄だった。
幼馴染はフェルの出身村の領主の息子。素直で純粋なフェルを昔からいじめていたのだ。その延長で無理難題を押し付けられ、フェルは衰弱して行く。
「二十四時間、ずっと護りの魔術をか
け続けろ」
その言葉に素直に従っていたフェルは眠る事も出来ず、戦闘でも力を発揮出来なかった。
「この役立たず! お前なんか追放だ!」
追放されたフェルは、「これで眠れる」と喜んだ。しかも、フェルの実力を陰ながら評価していたギルド最強パーティーに誘われ、そのリーダーに任命されたのである!
ゆっくりと睡眠をとったフェルは、仲間達が震えるほどに最強だった。
そしてフェルの抜けた後の幼馴染のパーティーは当然のように落ちぶれ、ドン底まで落ちて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 16:23:24
2858文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:24pt
冬の夜会会場で、恋人が自分を対象に賭けの恋愛をしていたことを知ってしまったセシリア。
ショックを受けるがセシリアは、逃げ出すのではなく震える足でーー。
最終更新:2021-11-05 07:41:29
3500文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:22762pt 評価ポイント:20218pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。冒険者ギルドから名指しで依頼されたのは、複数の焼死体の鑑定であった。とある冒険者パーティーの亡骸という話であったが、主人公の見たところでは……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前七作もご覧下さ
い。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 20:36:59
6239文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:458pt
転生者シシリィ・アーレイド男爵令嬢は蜂蜜色の大きな瞳を揺らしながら、震える声音でつぶやいた。
——まさかそんなことがあるなんて、と。
最終更新:2021-11-04 19:25:21
2405文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
二人が初めて目を合わせたとき。
青年は合羽を着てスコップを持っていた。
少女は土まみれで、立てなかった。
青年は見下ろしていた。少女は見上げていた。
雨が降り、雷の鳴る山の中で、はっきりと、目が合っている、と二人とも思っていた。
少女の傍にはひっくり返った車椅子があり、青年に目を奪われながらも無意識にそちらに手を伸ばすことから、少女が立つどころか歩けないことが傍目にわかる。
だが青年は、お構いなしに、少女から目を離すことなく、自分たちの高低差を一気に詰めた。斜面を
滑り降りたのである。足元には雨で濡れた草が茂っているにもかかわらず青年の体はぶれることなく、舞台役者のように颯爽と少女の元に降り立った。
スコップを持った、きっと自分よりもうんと背の高い青年が恐ろしく感じ、だが、少女は悲鳴を上げなかった。
迷いなく青年の足は少女に向かい、なおも距離を詰めてこようとしていたが、絶対に少女は悲鳴を上げなかった。
「――お父さん!」
雷が再び二人を照らした。轟音は耳を刺すほど大きかった。
青年は笑顔だった。凛々しい眉を柔らかく下げ、頬を紅潮させ、双眸をとろけそうなほど細めて、少女を見ているのを、まばゆく、雷が映し出した。
少女は、フレームがゆがんだ眼鏡を掛けなおす。レンズには雨粒がいくつもついて、筋をつくるほどだった。雨が、光の差さない山がこんなにも視界を悪くしているのに、どうしてか青年の笑顔ははっきりと見えたし、それが、歯が震えるほど悔しかった。
「あ……たし、は……」
十四歳である。
お前とは初対面である。
お前のような青い目はしていない。
そんな風に少年はいくらでも、謎の呼称を否定する言葉を持っていたのだが、うっかり。
「精巣はないし、こないだから子宮もない……」
少女の現在の環境を決定した原因を、口走っていた。
不幸に浸る少女と不幸に気づいていない青年(どっちもさびしい)が時間と会話をかけて、お互いの存在によって寂しくなくなる話。
「悪人になり切れないだけで善人でもない」「露悪と偽善」「ぼくをひとりにしないで」
欠落が満ち足りる、埋められる。誰も死なないハッピーエンド
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 22:40:01
15306文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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