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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:1093 件
ほのかに輝く白金色のふわふわした長い髪。
同じ色の長いまつ毛に覆われた薄い青色の瞳がくりっと大きくて。
彼女が笑うとまるで花が咲いたような錯覚すらする、素敵過ぎる女の子の名前はリリーシュ。
誰にでも優しく、思いやりがあり、それでいて賢くて国の将来を憂いている賢人でもある彼女は「慈愛の天使」や「エルフの生まれ変わり」などと言われ、最近では種族すら疑われている。
リリーシュと近付きたくてウズウズしている人間は数多く。
彼女の瞳に映りたい。彼女に笑いかけてほしい。声をかけられ
たい。
いや、やっぱり遠くから眺めているだけでもいい!だから視界に入れるのをお許しください!
待て待て待て!
人間だよ!普通のヒト!!!
全然話すよ!?しゃべりかけてくれたら話すよ!人見知りかつ、ちょっと喋るのが遅いコミュ障なだけなんよ!
お願いだから崇めないで!あ、石像を作るのだけは本当やめて。
そう、これが本当の私。
なんなら中身は平凡な17歳のJKだし、言うほど優しくも賢くもないのよ!!
そうだよ!平凡なの。至って普通。しいて言えば、美しい筋肉が好きっていうところだけがちょっと人と違うかな?
これは超絶美少女に生まれ変わったリリーシュが自分好みの世界を作ろうと邁進するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 09:00:00
7026文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
魔法に憧れ続けて、願い叶わず、その生涯を閉じた男がいた。
その男は異世界にて、新たな生を受けて、魔法と出会う。
「前世の家族よ、俺はこの世界を楽しむぞ!」
不思議な日記帳とともに、魔法使いとして日々邁進!
魔法に憧れ、魔法を愛した男のエンジョイライフがここに開幕!
※R15と残酷描写は念のためです。
【お知らせ】
眼球内での出血のせいで、現在視界の一部が欠けて見えています。
誤字脱字には気をつけているつもりですが、やらかしている場合もあります。
誤字
脱字報告ありがとうございます。
いつも助かっています。
感想やいいね、評価してくれてありがとうございます。
あなたの行動が、私の書き続けるモチベにつながります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 04:45:33
31078文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
真っ暗な視界。
感覚の無い世界。
あぁ、そうだ。
随分と眠っていた気がする。
起きなければ━━
ゆっくりと目を開く。
そこには…。
最終更新:2023-06-04 17:47:48
4766文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公の「小山高志」は普通の会社員。
妻と二人の子供に囲まれ幸せに暮らしている。
しかし、最近視力が落ちてきてとうとう眼鏡を購入した。
いままでぼんやりとしていた視界がパッと開けた。
細かい部分までよく見える。
そんな視界で妻の「美機」の頭部に目をやると
なぜかそこにはコンセントの差し込み口が……!?
え……!? 僕の妻ってロボだったの!?
最終更新:2023-06-01 21:59:23
4035文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
千坂は、自分に好意を寄せてくれている人物の視界を体験することのできる不思議体質。
千坂は、クラスメイトの村瀬に嫌われているのではないかともやもやした日々を過ごしていた。
不機嫌な男前×普通を愛する不思議体質 のイメージ。
受け視点です。
最終更新:2023-05-31 17:00:00
10874文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
ゆらりとゆらいだ視界、想像もしてなかったつんと裂くような痛みが今ここにある。
あの日見た風景を、気持ちを、情動を。
今はただ、そっとして欲しい。
最終更新:2023-05-27 15:16:53
1121文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:怠惰るウェイブ
ハイファンタジー
連載
N0203IF
ブラック企業に勤める識 長十郎(しき ちょうじゅうろう)は上司に仕事を押し付けられてきた。
ある日、やっと家に帰れると思った矢先視界が真っ白に。
目が覚めた場所は……なんと魔王城!?
召喚された矢先にすぐ殺しにくる魔王を説得して識は魔王軍(笑)で生活することに。
ブラックサラリーマンと貧乏魔王のジョブチェンジ物語!
最終更新:2023-05-24 09:04:52
21322文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「タイトル」俺のスキルが「配信」だった~
このスキルは基本的に常時発動型のパッシブスキルであり、元の現実世界とネットワークが繋がっています。
異世界生活を配信し、その視聴者のコメント数や視聴者数、高評価によってHポイントが溜まります。
そして、そのHポイントをコストとして武装を召喚することができます。
~カリスマ、ストリーマー、フォディンの異世界転移~
※(フィクションです、実際の人物団体とは何の関係もありません)
紹介文
オンライン対戦FPSゲーム「FPS」の生
配信中、突然PC画面から強烈な光がほとばしった。光が収まると、登録者100万人以上を抱えるカリスマストリーマー
「フォディン」の目の前にVRゲームをやっているかの様な視界が広がった。
(異世界にインストールされました)突如、頭の中に音声が流れた。
(おはようございます、私は異次元宇宙の上位存在によりあなたを補助するために作られた依存型戦闘支援システムです)
(操作説明を行いますか?)
「ああっ!?」反射的にフォディンは叫んでいた。
(操作説明を行います)
(ユニークスキル「配信」
このスキルは基本的に常時発動型のパッシブスキルであり、元の現実世界とネットワークが繋がっています。
異世界生活を配信し、その視聴者のコメント数や視聴者数、高評価によってHポイントが溜まります。
そして、そのHポイントをコストとして武装を召喚することができます。
召喚できる武装は、これまであなたがゲームで使用したことのある武装となり、この会話もすべて配信されています。
そして重要なポイントですが、破ってはならない絶対的なルールが存在します。
それは配信のマナー違反や基本的なルールを守るというものです。
もしルールに抵触し一定のラインを超えた場合、永久的にBANされてしまい、即座に退場となってしまいます。
「フォディン」の異世界配信が今始まる、果たしてBANされず無事に異世界配信をすることができるのか!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 13:41:18
26236文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
その瞳を以て、理解しうる視界の外側へ。
最終更新:2023-05-23 00:43:45
248文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
冒険者としてダンジョン攻略を行うことを主な仕事とする実力社会の世界の、ある小さな村の村長兼大魔法使いの子として生まれた3人兄弟の長男『ロク・リーウィンド』
ロクの夢は、〔大好きな少女『アインス・フィール』を守るために【最強の魔法使い】になる!〕
だったのだが、大魔法使いの子であるにも関わらず魔法の才能が無く、毎日村の近くの洞窟で詠唱の練習をするが、何の魔法も使えなかった。
少し夢を諦めようかなと思いつつも、いつものように洞窟に行き、詠唱の練習や筋トレを終え村へ戻ってきた
瞬間、彼の視界に映り込んだのは――――崩壊した村の姿
何故こんなことが起きたのか分からず途方に暮れながらも歩き続けるうちに、たくさんの亡骸を目にする。その中には村の住民や家族。そして、守りたいと思い、大好きだと想っていた少女『アインス・フィール』の亡骸も目にする。
無残な光景にロクは何もできなかったことの後悔する気持ちと殺した相手に対して頂点に達した瞬間
――――ロクは【過去へと巻き戻っていた】
【感情と引き換えに時間を巻き戻す】という危険も伴った能力を使い、残酷な未来を変えるために、夢を実現するために、そして、大好きなアインスとの幸せな結末を迎えれるように様々な苦難を乗り越えていく冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 12:00:00
31834文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
引き篭もりの中学生、大迫結は異世界の女神から魔王に敗れた勇者の代行として、魔王討伐の使命を与えられる。
しかし引き篭もりの彼には戦いなどできない。
そこで発現した超視界の能力を活かし、一軍の将として異世界の戦士達を率いる事を決意。
勇者代行は異世界の意志を統一し、魔王を倒す事ができるのか──!?
最終更新:2023-05-18 18:00:00
35927文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中年男の真田蓮司と自称一万年に一人の美少女スーパーアイドル、リィーナはVRMMORPGで遊んでいると突然のブラックアウトに見舞われる。
蓮司の視界が戻り薄暗い闇の中で自分の体が水面に浮いているような状況。水面から天に向かい真っ直ぐに登る無数の光球の輝きに目を奪われ、また、揺籠に揺られているような心地良さを感じていると目の前に選択肢が現れる。
[未知なる世界で新たな冒険(スローライフ)を始めませんか? ちなみに今なら豪華特典プレゼント!]
と、文字が並び、下にはYES/N
Oの選択肢があった。
ゲームの新しいイベントと思い迷わずYESを選択した蓮司。
ちよっとお人好しの中年男とウザかわいい少女が織りなす異世界スローライフ?が今、幕を上げる‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 23:16:28
168898文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:74pt
いつものようにダンジョン攻略に挑むブレイブは、どこにでもいる普通の剣士だった。
彼は到達した階層に本来いるはずのないモンスターと運悪く遭遇し、戦いに敗れて意識を失ってしまう。
そんなブレイブの体へ、ある人物が転生した。
その人物とは元の世界で自ら命を経とうとしていた廃ゲーマー、如月静流(きさらぎしずる)だった。
静流は目を覚ますと、自身がはまっていたRPGと似た世界へ転生したことに気づき、廃ゲーマーとしてのプレーヤースキルでモンスターを倒して危機を脱する。
しかし、
静流にはそもそも転生願望はなく自殺願望しかなかったが、女神に無理やり転生させられた為、その状況に不満を持つ。
しばらくして体の主であるブレイブの意識が目覚めると、静流の視界が暗くなり、体の主導権がブレイブに移ってしまう。
ブレイブは地面に倒れているモンスターを見て、自分に宿った神が敵を倒してくれたのだと勘違いする。
神のおかげで自身のレベルも上がり、強くなったと考えたブレイブは、ダンジョン攻略を進めようとするがあえなく失敗してしまう。
その様子をしばらく見ていた静流だったが、ついに我慢できなくなるとブレイブに声をかけ、彼のやり方の問題を指摘する。
ブレイブはその指摘を受け止め、それから静流のアドバイスに従うことにする。
二人がお互いの夢を確認すると、ブレイブは「英雄になる」ことで、静流は「ブレイブの体から抜け出して死ぬこと」だった。
その夢を叶えるには、ダンジョンの上層で留まっているわけにはいかない。
二人は協力し合いダンジョン攻略を目指すことにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 20:00:00
39127文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
スレイグは買い物ためにリリンポスから自宅があるラリンクスに帰宅途中だった。
夕暮れ時の林道を通っていると、林の奥でゾンヴィとボーンに襲われているヒューマーの女性を目撃する。
この世界、リュクシオンではこの様な襲撃は頻繁に起こる。
だからといって当たり前のように無関心でいることはなく、スレイグはまだ生き残っている者の救出に向かう。
スレイグはアンデットの群れにこっそり近づいていき、不意打ちの先制攻撃を仕掛ける。
スレイグは女性に逃げるよう声をかけ、その後もアンデットとの戦いを
続ける。
なんとかアンデットたちを撃破し、安全の確保をすると、スレイグは木の後ろに隠れていた襲われた女性、レイセルを安心させる。
近くの地面には男性のヒューマーが倒れていて、生死を確かめるとすでに手遅れの状態だった。
美しい容姿をしていて、おしとやかなレイセルが独り身になったことを認識できたせいか、スレイグはレイセルに強く思いを寄せ始める。
スレイグは安全な場所でレイセルを休めさせるために、自分の家に連れて行こうとするけど、彼女は足が痛むので少し休みたいと拒んだ。
日が落ちる前に移動したいスレイグだけど、彼女に嫌われるのを恐れ、言う通り休むことにする。
そしてレイセルの足の痛みが引いたころには懸念していた通り、辺りは夜に変わっていた。
二人は視界の悪い道を通り、灯りで道しるべになっているラリンクスを目指す。
幸運なことにモンスターに襲われずに夜道を安全に移動し終えたスレイグは、自宅にレイセルを招き入れる。
スレイグは彼女をどうやってもてなそうか、恋心と邪念を抱きながら思考を巡らせていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 12:13:50
8651文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
主人公ミト・ウィンドリアはウィンドリアという小さな集落で暮らしていた。この集落は2つの大国、ゼルドラドとゼグリシアの間に位置していた。ある日突然ウィンドリアにゼルドラドの軍が火を撒きにきた。ミトの目の前で一緒に過ごしてきた集落の皆や、家族が焼け死んでいった。ミトも家の屋根の下敷きとなり、意識が飛んだ。もう目を覚ます事はないだろうと思っていたが、
再び視界に入ったのは大国ゼグリシアの中の見知らぬ部屋の天井であった。
最終更新:2023-05-08 23:27:56
2564文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「じゃあ、お前が死ね」
暗闇の洞窟で非情に告げられた一言。
幼い奴隷の少女は、友の為に理不尽に挑み、敗北した。
暗闇の底へ突き落とされ、意識を失う。
彼女はその儚い一生を、無意味に終わらせるはずだった。
だが、幸か不幸か、彼女は奇跡的に生き残る。
暗闇の中で目を覚まし、
何も見えない恐怖の中、彼女は生きる事を祈った。
その祈りに呼応する様に、淡い光りが彼女の前に現われる。
彼女はその光りに手を伸ばし、掴んだ。
不意に明るくなった視界と握られた剣。
剣の名は祈りの剣。持ち主の祈
りに呼応して
持ち主に力を与える奇跡の剣。
奴隷だった少女は、その剣を手に光りを目指す。
その先に、失った幸せがあると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 13:22:43
211648文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:132pt
静寂に包まれた部屋を、微かな灯りだけが照らす。
手にした燭台の灯火がゆらゆらと揺れる。
照らし出された先にあるのは無数の本たち。
さて、今日はどの物語を読もうか……。
そんなことを考えながら、指先で順々に背表紙をなぞっていく。
そして不意に動きを止め、視界に映った一冊の本を手に取る。
……まだ題名も何も書かれてないようだし、作者の名前も掠れていて読み取ることはほぼ不可能……だけど、こうして“ここ”にあるということは、この本もれっきとした物語ということだろうけど……。
ふ
ぅん……よし、今日読むのはこれにするとしようか。
どんな物語なのかは分からない。
───それでも。
結末を識っている物語を読むよりかは、面白いんじゃないかな?
……なんてことを問いかけたところで、返事が来るわけでもなく。
解っていてもそういうことをしてしまう自分がどこか可笑しく思えて、笑みが零れる。
いやいや、こんなことをしてる場合じゃない……時間の無駄だ、そろそろ読み始めるとしよう。
席に着き、さっそく頁を捲る。
これから始まる物語に、胸躍らせながら───
───さぁ、今はまだ何も書かれていないこのまっさらな頁に、一体“君”はどんな物語を綴るのかな?
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Page.0「まだ誰も識らない物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 12:00:00
162897文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:50pt
女と本屋に行った。
レジに持ち込んだ際、恥ずかしそうに俺の視界を遮った。
まぁ、見られたくない物の一つや二つ、あるだろう。
帰ってから話される、ちょっとした事。
『お前の事、淡白だと思った事なんかねぇけど?』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
綺麗でもない。ちょっとえっちな会話。
キャラ崩壊はしてません。
だって情は強いですもん。
最終更新:2023-05-03 06:10:33
1118文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
ある日、彼は流星を見る。
その時、突然——視界を覆う光に包まれてしまう。
彼が目覚めたときに見たものは……
最終更新:2023-05-02 09:06:15
2191文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「なあソフィア、僕達の為に死んでくれないか?」
王城の地下にある暗いジメジメとした牢屋。
排水管さえマトモに管理されていないのだろう、
夜中にはネズミがキィキィ鳴いて恐ろしくてとてもまともに寝れなかった。
この目の前にたつ男を信じて待っていた私に今何と言った?
私は聞き違いかと唖然としてしまった。
「ねえソフィア姉様、仕方ないのよ。
あのまま陛下が生きていたらアーサー王子様といつ結婚出来るか分からないじゃない」
そこには派手な赤いドレスを着てニタニタと男の腕にしがみ
ついている私の実の妹がいた。
全てを悟った。
私は実の妹に婚約者を奪われたばかりか、この女の犯した罪を被せられたんだ。
数日後、時折霧雨がふる天気の中で私の斬首刑が行われた。
「悪女ソフィア、婚約を破棄された腹いせに我が父上の国王陛下に毒殺するとは、
なんと卑劣な行いをしたのだ、最後に申し開きがあるなら聞いてやる。」
「いいえ何も、心よりお慕いしておりましたアーサー様。
私を騙して掴んだ束の間の幸せを今だけ楽しんでいて下さいな。
必ず必ずこの恨みを晴らしに戻って参ります。
そう私が言い放つと首筋に刃の感触を感じた。
ゴロリと回る視界の中で怯えるアーサー王子を睨みながら
私はその日、確かに死んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:00:00
19411文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:958pt 評価ポイント:722pt
作:我孫子 孫子
ハイファンタジー
完結済
N7807HR
古森宅朗は28歳にして人生の底辺を歩んでいた。
とあるFラン大学在学中印刷会社に就職したがブラック過ぎて1年で辞めて次まで1年浪人、新卒を逃してしまい一年以上必死に就活をしたが失敗。
ハローワークの紹介でようやくパン工場のライン工の職に就けたが、退屈な毎日。
やがて人生の全てに絶望し自宅である安アパートに引きこもるようになり、他界している父親の影響でずっと好きだったミリタリーを全力で楽しんでいたが、日頃の不摂生と過労が災いし父親や家族の面影を偲びながら死んでいった。
「
俺が生まれたのなんて奇跡でもなんでもない、ただの偶然だったんだな」
失意のうちに亡くなった宅朗だったが、目が覚めると彼の視界に映ったのは見知らぬ天井。
そして身体は中肉中背の汚い男の身体から華奢な少女へと変わっていた。
そして少女が着ていたのは、ナチスドイツの軍服であった。
どうやらここは野戦病院らしく、そばにいた看護婦から、自身は砲弾の破片が頭部に直撃し破片の摘出手術は無事成功したが数週間意識を失っていたことを知らされた。
もはや回復不可能と判断されていたが宅朗が転生してきたことで奇跡的に復活。
そう、彼は帝国最悪の無能と呼ばれていた少女尉官、ヒルデガルト・シュヴァルツ大尉に転生してしまっていたのだ!
彼はその愚将の産物の清算やミリタリー知識で敗将から名将へと成り上がる。
これは、日本のミリオタが異世界の少女兵に転生し、帝国と共和国連邦との戦争を生き抜いていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:56:42
302776文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:424pt 評価ポイント:242pt
作:ジョン.ちゃぺんちょん
ハイファンタジー
連載
N8976HY
朝HRをしようとした瞬間黒い渦が出てきてクラスで異世界転生された主人公江沢 廉也。視界が真っ黒に染まり戻ったと思ったら雪山にいた。目の前で優雅に紅茶を飲みながら浮いている少女がいた。
少女は賢者で魔王に殺され最後の力で俺たちを呼び出したららしい。
本当は全員に能力がギフトされるはずだったが陰キャ主人公一人に集まってしまった。クラスメイトから自分を守るため隠した。その後国に行き賢者の紹介で勇者パーティとして冒険者になり魔王を倒すことが決定。剣道をやっていたりマッチョで能力を使わ
ない状態だと世界最な弱俺はソロで能力をフル発揮で異世界最強になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 00:05:11
6609文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
目が覚めた時、私の視界は半分だった。
日本人である神代結は、自分がフォルジュ子爵家のフィアナと言う少女の体に憑依したことに気付く。原因は不明だが、元の自分に未練も執着もない彼女は、その体で生きて行くことを受け入れる。
やがてストランド侯爵家の打診を受けて、テオ・ストランドと婚約することになる。彼は病弱だと聞いていたが、まるで押し付けるような形でフォルジュ子爵家へ預けられた。実際に会ってみると、彼は生きる事に関心がないかのように虚ろげに佇んでいるだけだった。まるで生気の
ないライラックの瞳には、一体何が映っているのだろうか。
お互いに生きる事に消極的だった二人が、寄り添いながら生きて行こうとするお話です。ほのぼのとしつつ二人が成長していく内容になったらいいなと思っていますが、はてさて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 20:47:54
69198文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:716pt 評価ポイント:402pt
2021年 12月23日
終業式があったその日は、今年一番の寒波で、辺り一面が真っ白な雪に覆われていた。
高校1年生の時遠夏芽(ときとお なつめ)は、部活を終えて駅のホームへと向かう。
吹雪が舞い、視界が悪い中、反対のホームに赤いマフラーの女の子の姿を見つける。
その少女の姿が吹雪で一瞬見えなくなった直後、
真っ白な地面にゆっくりと広がっていく「赤」を見た。
――――――俺はあの日、一つの命が失われていく光景を、確かに見たんだ。
(この作品はpixi
vにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 22:09:01
99175文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
仕事を終えて会社から出ようとしたら、パラパラと雨が降っていた。ニュースの天気予報で夕方からの降水確率が90%と聞いていたので、俺は傘を持ってきていた。
傘を被りながら家へと向かって歩く。その途中にあるコンビニに寄って、今日の夕ごはんのコンビニ弁当とビール2本を買った。
コンビニ袋をがさがさと揺らしながら歩いていると。
「ん?」
小さな公園を横切ろうとした時、ベンチに座りながら雨に濡れている女の人が視界に入った。
酒に酔った彼女は、彼氏とケンカしてこんな雨の中ヤケ酒し
ていたようで。
そんな彼女のことをほおっておけず、俺の家に彼女を連れていくことにした。
「…帰らない。今夜はあなたと一緒に居る。たっくんが誰かとシたように、私もあなたと─…」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 11:52:00
6179文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:1072pt 評価ポイント:930pt
俺のクラスには学年一、いや、学校一の美女と誰もが舌を巻いた女子生徒がいる。
甘神知神《あまがみちかみ》。絶世の美女と謳われた、校内ミスコン優勝者。
俺と同じクラスの彼女は、いつも俺の前の席で朧げな表情を浮かべながら、窓の奥を見つめている。
そして、セミロングのその黒髪を弄るだけで他人の視線を集める。
1年の時から有名人で、2年になってもその人気は先輩後輩問わず鰻登りで上昇中。
そんな彼女の口癖は——
「付き合って、天野くん」
しかし、その本当の意味は。
「放課後……ショッピングに」
「付き合って」が口癖の甘神知神《あまかみ ちかみ》に振り回される俺の日常。
「ねぇ、付き合って」
今日もまた、大きな瞳が視界を奪い去る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 08:43:11
106199文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2874pt 評価ポイント:1490pt
大手ゲーム会社のプログラムをしていたアラサープログラマーの月宮遥は気が付いたら普段着のまま荒野に立っていた、前からは龍、何かないかと思い彼はふと、視界の隅っこにある表示に気が付くそしてそれを触ろうとする…すると。
これは、主人公が突如異世界に転移して、チートなどを手に入れほのぼの?冒険?をする物語です。
最終更新:2023-04-05 00:00:00
13502文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
作:Satoru A. Bachman
ホラー
完結済
N7272ID
ルックスが良く、モテていた高校生の羽田卓(はねだすぐる)は自分が世界一のイケメンだと思っていた。彼はしきりに鏡の前でヘアスタイルを気にする外見が“命”の男。調子をこきっぱなしの卓。イケメンは何をしても許されると思い込んでいた。
ある夜の消灯後、毛むくじゃらな猿のような生き物が卓の部屋をベランダから覗いていた。その夜以降、卓の視界に大きな目玉のついた醜い球体が表れ、
“お前は醜い、お前は醜い、お前は醜い…”
という幻聴が聞こえるようになる。やがて、卓は身体醜形(しんたいしゅ
うけい)障害に陥っていく。
身体醜形障害とは、特に容姿に欠陥部分が無くても自分自身を醜いと思い込む精神障害。
そして、卓の周りの人間たちもおかしくなっていく。
彼の住む美船市には人々の精神を狂わす“何か”が存在する。その魔物の正体とは…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 10:04:48
56733文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公爵家の次男として生まれ、高位のスキルに覚醒すると思われていたヴェルデは、なんのスキルも持ってないことが分かる。
さらに、冒険者登録をしようにも魔力ゼロ、筋力平均以下で登録できずに終わる。
そんなある日、霊力というステータスが視界に表示されるようになり、自分は人類トップクラスの霊力を誇ることが分かる。
その力の由来は、公爵家の血塗られた歴史にも関係していて……?
魔力ともスキルとも異質な力、霊力による無双が始まる。
※カクヨムにても連載中
最終更新:2023-04-01 08:14:46
20154文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:20pt
【あらすじ】
一般女子高校生、聴谷(ゆるしや)ナノカは、引退した魔法少女、天津ミラに声をかけられる。その後から、聴谷の視界は薄桃色に染まりはじめた。この呪いみたいなものを解くには、魔法少女を見つけ出し、彼女に好きになってもらわなければならない。北の大地のさらに最北に位置する、架空の小都市を舞台にしたお話。
【追加情報】
第5回百合文芸小説コンテストに応募しようと思っていた作品。記録つけはじめてから、8作品目。
最終更新:2023-03-23 21:43:36
16439文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大好きな彼女に浮気された挙句こっぴどく振られ、その今の彼氏に殴られ死亡した主人公森本鏡(もりもと きょう)は、気がつくと知らない場所にいた。見渡す限り視界いっぱいに広がる木々。そして目の前には大きな泉。反射を使って姿を確認すれば、3歳ほどの子供になっていた...!異世界で彼女を忘れることは出来るのか!?
最終更新:2023-03-23 01:46:37
1416文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
作:武 頼庵(藤谷 K介)
現実世界[恋愛]
短編
N3459ID
中学1年生でとある事故に巻き込まれた片桐颯太。それは町の観光地化に伴って起きた不幸な出来事だった。
その時に負った怪我を直すため、一時的に引越しをする。
数年後、再び町に戻ってきた颯太が転入した高校でとある生徒と遭遇して――。
『あるかも・ないかも』なアオハルストーリー!!
※この作品は武 頼庵主催企画 『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です※
※あまりにも酷い内容の感想などは削除させていただきます※
最終更新:2023-03-22 23:17:09
4994文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:490pt 評価ポイント:428pt
ある日、暴走車から幼い少女を助け、車に轢かれ死んだ神崎《かんざき》リュウタという男が次に視界に入れたのはあの世のような場所だった。
彼はそこで出会った不思議な老人に「守護霊」になれと命じられ再び現世に戻ってくる事となる。
そして、現世でリュウタが出会ったのは人生に疲れた自殺願望のある川瀬《かわせ》シズカという女の子だった。
リュウタはシズカに自殺をしたいと懇願され、彼女共に自殺旅をする事となった。
最終更新:2023-03-21 20:36:00
39945文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その視界に浮かぶもの。それがなぜあるか。
あなたは意識したことがありますか?
最終更新:2023-03-18 23:44:49
2215文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日仲良しのみっちゃんとランチをしカラオケ館で歌い疲れたあと少し眠ってしまった…みっちゃんも眠っているようで起こそうとすると視界がくらくらしいつのまにか真っ白な空間に移動していた。
とりあえずすこし探索していると受付のような場所を見つけ私はなぜここにきてしまったのか聞いてみた、すると「あなたは死んでしまったんですよ。」そう言われ私は天国に行くか地獄に行くか間地獄というよくわからないところにいくか調べてもらった。
言われた言葉は「間地獄」少し戸惑いながかもこの世界のルールを知
る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 10:10:36
740文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さい
さいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
作:星屑ぽんぽん
ローファンタジー
連載
N5739HZ
若ハゲに悩む陰キャ高校生の勇真は、なぜか隣の美少女JKに脅されて妹とゲーム実況を始める。
「……妙にリアルなゲームだな。て、痛っ! 痛覚!?」ガチの異世界にいた勇真は、竜に襲われたり、有名YouTuber達が闘争する場面に遭遇する。そのド派手な光景が勇真のチャンネルに配信され、瞬く間にバズってゆく。
「視聴者のみんな、ちょっと【千血の人形姫】の倒し方を考えてくれ」
勇真がリスナーへ語りかけ、視界に流れる無数のコメントが運命を切り抱く。
『人形姫ちゃん可愛いがすぎる……』
『殺すより仲間にしたくね? 救う方向でがんばれ!』
アンチ……自分と敵対する者の心を折るたびに無限の権能を手にする勇真は、現実でも異世界でも爆速で最強の道を駆けあがる。
「お、【財宝王】の権能ゲット! なになに、金貨や紙幣を自由に生産できる。おおお、これで諭吉も増やし放題だ」
こうして彼が配信を終え、現実に戻ると――――
「待ってたです、ゆーま様」
「え、千血の人形姫!?」
勇真の部屋には銀髪紅眼の美幼女が鎮座していたりする。
「はい。昔、ゆーま様に救われたロザリア・レイ・ブラッディドールです」
実は彼が配信している異世界は過去の世界だった。
過去を変えれば現代も変わる。
フォロワーの数が増えればステータスも増える、大物Youtuberのみが行き来できる異世界を勇真だけが配信できる。だから日本一の美少女YoutuberやVtuberの中の娘たち、そして貴族令嬢や姫が彼を放っておかない。
現代にダンジョンや魔物が次々と出現したりする中、今日も勇真はマイペースに配信を続けるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 16:30:04
253655文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:1792pt 評価ポイント:840pt
どれだけ歩いただろうか。意識なんて物はもうほとんど残ってはいない。何処を歩いている、自分は何をしている。わからない、わからないが、ただ俺は生きたい。それだけはわかる。死にたくない、終わりたくない。
「こんなの、こんなの嫌だ」
死への恐怖と生への執着だけが今の自分を動かしていた。腹がすいた、喉が渇いた、足が痛い、視界がぼやける。死が一歩ずつ詰め寄るような感覚が背中に悪寒を走らせる。
自分が何故こうなったのか、今となっては覚えていない。震える足で前進を続ける、目の前の光を掴
むように。光が大きくなった瞬間、俺は派手に転んだ。光で段差があったのに気付かなかったのだ。全身が痛い、腕に関しては折れたようだ。だが悪いことだけではないようだ、目の前には川が流れていた。死に物狂いで水を飲む、その時は必死で気付かなかった。だんだんと意識が戻り始めた時に気づいた。
「この川、鉄っぽい味がする」
味だけでは無い、周囲に匂う生臭い香り、そして俺はそれを見つけた。上は人間で下は魚の化け物、人魚というにしては大型の車の様な大きさをしていた。
「なんだあれ」
まともに頭が回らない俺はこれが精一杯の驚きだった。幻覚を見ている気がしたが俺はそれに近づき触ることが出来た。ヌメッとした身体に堅い鱗の感触がホンモノなんだと実感させる。
不意に腹の虫が鳴く。その後は覚えていない。気がつくとそこには何も無かった、骨さえ残らず俺は喰ったのだ。
宗教団体が社会問題になった世界で化け物狩りをする、一匹の化け物のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:10:46
3039文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Rohdea
異世界[恋愛]
完結済
N2425IC
「クリスティーナ嬢、申し訳ないが今回の君との婚約の話は無かった事にさせて欲しい」
──あぁ。また、ダメだったわ。
伯爵令嬢、クリスティーナは今日も婚約の打診を申し込んでいた男性にお断りされてしまっていた。
何とこれで三人目!
揃いも揃って口にするお断り理由が、
眼鏡、眼鏡、眼鏡……
ど近眼のクリスティーナには、この顔がよく分からなくなるほどの分厚い眼鏡が手放せないと言うのに。
これがダメなのだと言う。
そもそも最初の婚約者にも眼鏡が理由で逃げられた。
──こんな眼
鏡令嬢でも良いと言ってくれる人はいないかしら?
新たな婚約者探しに難航し、半ば諦めかけていた頃、
クリスティーナは、王宮主催の舞踏会に参加する。
当日、不慮の事故で眼鏡を壊してしまい、仕方なくボンヤリした視界で過ごした舞踏会の後、
何故かクリスティーナは第三王子、アーネスト殿下に呼び出され求婚されてしまい……
──何で!? どうしてこうなったの!?
✿アルファポリス様にも掲載・完結済 全十五話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 15:00:00
49501文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4914pt 評価ポイント:3800pt
運動? したくない。戦? もっと嫌だ。
本を読んで、薬草畑の手入れをして、調剤して、研究して、ずっとそうやって生きていきたい。
でも、それで周りが許してくれるはずもなく――。
李《り》 霓瓏《げいろう》は仙子《せんし》族という恵まれた種族に生まれながらも、武術に関しての努力はまったくせず、ただただ大好きな薬術ばかりを磨いてきた。
痛い思いをしたくない。怪我なんてもっと嫌だ。
成人したある日、このままでは息子が駄目になると思った両親により、二十年間生きてきた聖域から
追い出されてしまうことに。
体力も武力もない霓瓏にとっては、絶望的な状況。
歩きついた場所は戦国真っただ中の中原大陸。
「うげぇ」と思っていると、視界に映ったのは、真っ黒な靄が立ち込める慧国朱燕軍の野営地だった。
護国の英雄と謳われる将軍がいる軍に、何故暗雲が? と、気になった霓瓏は、唯一霧の立ち込めていない天幕へと入って行くことにした。
それは霓瓏の好奇心が呼んだ運命だった。
天幕の中にいたのは、奇しくも、父親がそうなってくれと願うような、英雄――朱《しゅ》 祁旌《きせい》という武人。
のんびりと生きていきたかった霓瓏の生活は一変する。
わがままで、怠惰な性格は変わらないが、好奇心に突き動かされるままに突き進む、薬術師としての成長物語の始まりだった。
※不定期更新(週三~週一)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 20:00:00
110347文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
冒険者ギルドで副ギルドマスターを務めるアッシュ。彼は七歳上の女性冒険者ローゼに想いをよせていた。かつて十歳の時にプロポーズし玉砕してから十年近く。
恋心はこじれにこじれ、告白などできるレベルではなく、ひたすら視界の片隅に彼女がいれば満足という状態だった。
そんなローゼは、ソロダンジョン、つまり一人でダンジョンを楽しむのが生業も兼ねた趣味。
「一人でダンジョンなんて、あぶない、見守りに行かねば。これは管理職の役目」などと適当に理由をでっちあげ、アッシュは今日も、大好きなロー
ゼをこっそり守るためにダンジョン内で奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 08:11:04
14234文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:170pt
作:夏之 夾竹桃
ハイファンタジー
連載
N0295IB
ある日、信乃 隼人は見慣れない森で目を覚ますことになる。不思議に思っていると視界に入ったその姿に戦慄する。そこに居たのは白く青い目をした狼だった。
カクヨム、アルファポリスでも連載しております。
最終更新:2023-02-20 17:00:00
23473文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:16pt
百瀬さんは不思議だ。
フラッと視界に入ってきて、まるで身軽なのに、言葉には妙な説得力があってどこか納得してします・
不思議な百瀬さん。
これは、僕と百瀬さんの100日間の話。
最終更新:2023-02-19 22:31:40
681文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今日もアンは広い背中を追いかける。
美しい近衛士官のレイルダー少尉。彼の視界に入りたくて、アンはいつも背伸びをするのだ。
彼はいつも自分とは違うところを見ている。
でも、それがなんだというのか。
「大好き」は誰にも止められない!
いつか自分を見てもらいたくて、今日もアンは心の中で呼びかけるのだ。
「こっち向いて! 少尉さん」
※30話くらいの予定。イメージイラストはバツ様です。掲載の許可はいただいております。
物語の最後の方に戦闘描写があります。
他サイトでも公開してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 08:55:15
94512文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:3332pt 評価ポイント:2438pt
作:お芋ぷりん
ヒューマンドラマ
完結済
N5680HL
共和国大統領の在原葉一は戦時中、国家を予算を使って奇妙な実験を行っていた。それは敵国である皇国との平和を模索する為のものであり、訳あって皇国から亡命してきた巫女の力を借りて、遂に実験を成功させた。しかし、成功直後にクーデターが起きてしまい、実験結果を国で活かすことなく銃撃され、意識を失ってしまう。
~~~~~~~~~~
共和国とは大きく異なる――皇御国。
そこで目を覚ました〝青年〟葉一は名前以外の記憶が欠落していた。漆黒の闇世界に放り出され混乱していた中、導となる光――
巫女夜澄に保護され身を寄せるようになる。
日々記憶を手掛かりを探しつつ、国民との価値観に違いを感じ始めた頃。敵国との戦争が勃発した。
逃げ込んだ防空壕で、葉一は目の痛みと共に視界に映ったのは、まるでゲームのような二つの選択肢。その片方を選んだ日より、葉一は皇御国における歪な伝統を知る事になる。
記憶もなければ、帰る場所もない。知らないようで知っている世界で、葉一は徐々に世界の真実に迫る。
この世界の真実とは何なのか、自分は何者なのか。
自らが誇れる選択肢を選ぶ時、真実の扉は開かれる――。
※注意※
・電撃文庫に送る前の物です(修正前)。期限ぎりぎりで色々削った結果、無茶苦茶になっていたという自覚はあったので。
・場面の切り替わりを意識して話数を区切っています。その所為で、内容が短かったり長かったりする部分がございます。事前にご了承をぉ~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 18:00:00
122527文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
視界を覆う静けさが、心に触れる紫の星灯となって……
キーワード:
最終更新:2023-02-07 23:00:00
1032文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
家族から冷たく扱われ、客人である公爵様――レオナルド・スーリエからも冷たい態度を取られていた、令嬢――ソフィー・ルノワール。
公爵様は一匹狼で婚約者はいない。
雑用もこなし、憂鬱な日々を送っていたソフィーだが、もう疲れたから部屋にあるポーション、一気に飲み干してやる!と意気込み、飲むと――
あれ?体がふわふわ。それに視界が悪い……
ん??もふもふになってる!?
これは、他人に見られたらやばい……!
そう思ったソフィーは失踪してしまう。
捜索届けまで出されたソフィ
ーだが、レオナルドには呆気なく見つかってしまう。
「こ、これは……その……」
「触っていいか?もふらせてくれ」
(ええっ!あっ。む、無理ぃー。ふえぇ)
公爵様はどうやらもふもふ好きだったようで。
なでなで。
(ちょっと距離近すぎ。心臓が……やばい)
「エサだ」
(これはっ、高級もふもふーど!人間だった頃はくれなかったのに……)
どうやら、冷たかった公爵様は私がもふもふになった途端、優しい公爵様に豹変しました。
もふもふでもふもふな、溺愛生活が始まります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 18:59:28
3724文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
自分の思っているままのことをただ書きました。
3月頃まで不定期連載予定です。
次回、「×××人生生きづらい部 編」更新予定です。
その部室の中で起こった嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、許せなかったことなど主観的にまとめてお送りします。
眠れない夜間などにまとめて書き溜めてるので毎回ぐちゃぐちゃです。
R-18表現はありませんが、あまりお若い方や暗い表現が苦手な方には読んでほしくない内容です。
念のためR-15指定にしています。
トラブル等を防ぐため、あくまで
創作物としてこれを投稿します。
この作品に登場する架空の人物について憶測を立てるのはお止めください。
この創作物の内容と同じような悩みを抱えた人に読んでもらいたいです。
pixivプロフご一読願います。
https://www.pixiv.net/users/970248
恐れ入りますがDM等受け付けておりません。
全て無視させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 22:11:59
12115文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
一瞬の視界。一瞬の判断。
それがあなたに求められるのは、すぐそこかもしれません。
最終更新:2023-02-03 22:02:56
3980文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悠は変わらない視界に飽きている。ただじっと、色のない世界を眺めている。静かに、ゆっくりと流れる視界。しかし、そんな彼にも楽しみだってある。それは、近所に住んでいる『きょうかおじいさん』とのお茶を飲む事だった。おじいさんと飲むお茶、過ごす時間は彼にとって大切なものだった。視界が変わらず音もないままだけど、その時間だけ唯一心の鎧を外せる時でもあった。ある朝、「今日も来ます。」と一言声をかけようと通学がてら家の前を通る。それが悠の人生を変えることになる。忘れた色を取り戻し、感情を思
い出す悠に温かく、そっと寄り添う『家族』。今まで気づかなかった幸せを見つけに、少しずつ前へと進む。過去を振り返り、新鮮な視界に映るものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 18:55:25
9333文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:1093 件