-紫- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

薄紫の珍しい葉色を持つ多くの大樹が聳える深き森のその奥、齢十七のその乙女は人知れず現れた。 彼女には一つ、大事な大事な使命があったのだが、本人はそれを知るよしもなく… ただ、ただ深き森の只中に……

金持ちの子、百合薮蘭《ゆりやぶらん》と、薮蘭のフィアンセ、紫蘇霜柱《しそしもばしら》、薮蘭の家政婦、アロエが織り成す退屈なちょこっと未来の物語。

私の引き出には鍵が付いている。鍵を開けると其処には大事な大事なお兄様。愛しています、おにいさま。仮令どれほど引き裂かれたとしても必ずお兄様の元へと向います。一ヶ月だけ待ってくださいまし・・・　さすれば必ず・・・

詩とかポエムとかセリフとか、あと歌詞とか。

池の近くにいた少女は貴族の少年シオンと出会う。シオンは国の上級地位−国家特攻騎士の座を持っていた。少女はそんな彼に少しずつ惹かれていく

聖域ノイファに選ばれた少女キラは、神と人の子である青年シリウスに出会い、心を通わせてゆく。 キラ、シリウス、そして謎の青年アルフュス・ウォルフルを巡る、神と人の物語。 ――僕は、いつも君の幸せを願ってる。…人として生き、幸せになるんだよ…

ごぽり。ごぽり。胎内から響く音。 その音を愛おしく感じつつも人間の本能に苦悩する。

ねぇ、そこのお兄さん。私達の秘密、覗いてみない？ 罪は甘いあまい蜜の味がいたしますよ。味わってゆきませんこと？ うふふ。赤い毒林檎を摘んでお待ち致しております。

捨てられてしまった不幸な少女と、口の利けない哀れな青年。 二人が出会ったのは、冷たい雪の冬夕暮れで。 独りと独りが出会って、二人暮らしへと変化していく。 そんな、少女と青年のお話。 手を差し伸べて、握ってくれる誰かがいるのなら。 伸ばした手は決して無駄にはならないから。

人相と態度は悪いが、面倒見が良いトナカイと、おっとりとしたのんびり屋だが、責任感の強いサンタさん。子供たちが寝ていなかった為に後回しにし、渡し忘れたプレゼントを渡すために、クリスマスでも無いのに、プレセントを届けます＆謝ります。

千年前＜混沌の時代＞といわれていた頃、長きに渡り争い隣国ラスベルクと戦争を繰り返してきたロイア王国。だが、次第に敗戦の色が濃厚になったロイアは王太子の戦死をきっかけにラスベルクに降伏、国王夫妻は自害をし、残された世継ぎの王女は戦火の中行方不明という悲劇を迎える。 復仇の思いを抱く王女エリン、戦術予報士を志す天才少年アスラン、謎の少年グドを取り巻く運命は――。

孤独さ故破滅に向かう、ひとりの女の問い掛け。

ある日、町で暇をもてあましている男がいました。 そんな男は、数人の男たちに周りを囲まれます。 その中には知り合いも混じっていました。 彼らの用件は――「殺させてもらう」

名もなき神を祭る小さな神社に生まれた蒼雨。月の綺麗な十五夜の晩、御神木の導きで彼女は見知らぬ土地に迷い込む――人の温かさを知らずに育った冷酷で優しい皇帝と描く恋絵巻。

メリークリスマス！！ クリスマス前の寒い夜、小さな男の子は、ずっと伝えたかった思いを握り締め、トナカイを探していた。だが見つけたトナカイは、人相も性格も悪く、しかも子供嫌い。 だがその男の子との出会いが、少しトナカイの気持ちを変えてゆく。

　三年前、「眩しさ」から解放された少女、大野木ココの眼にはもうひとつの世界が映るようになっていた。紅い金属質な苔に覆われた世界、そこに蔓延る無数の〈彼ら〉──。大切な人の命を奪っていった〈狸〉と、ココにしか認識することのできない〈家鳴〉……。関連性の見えない二つの怪異。その裏に隠された真実とは？大野木六人義姉妹を中心に語られるホラー活劇。

川縁で、私は「その子」と目が合った。それは宿命以外のなにものでもなく。 「生と絶望」 相反する花言葉をもつマリーゴールドが咲き誇る世界で営まれる、ふたつの生き物の奇妙で孤独な日常を描いた作品。

春の日の夕暮れ。 “私”は歩く。 “影”の隣を歩く。 そんないつも通りの光景を、この日は一輪のスミレが彩っていた。 夕陽に映える紫は、“私”と“影”をどう繋ぐのか……

オヤジうさぎと呼ばれるうさぎを中心に繰り広げられる森の国でのお話

「この話の主人公は、私たちではない。私たちが付き合うようになったきっかけというのは、やはり彼女ら主人公的大恋愛カップルにあるのだ――」 　結婚を控えた「私」は彼との馴れ初めを饒舌に話し出す。気が散りすぎる「私」が語り上げる、ゴキゲンな青春群像劇！

「――幻覚オオカミが出たぞ！」 　中学生、弓子の妄想と思い込みが現実を凌駕する時、彼女自身までも襲う「幻覚オオカミ」が出現する。 　幼馴染で言葉がクドい天才、誠は彼女のためにそれを論理的解除していくが……。 「幻覚」と「現実」に隠された秘密を探る、ラブコメ風味のサイコサスペンス。

接吻にまつわる、8つのお話。 あなたは何色のお話が好きですか？

ミサが心待ちにしていた「記念日」。 紫で満ち溢れた記念日をに、ミサが下した決断は…。

紫音には誰もが憧れる３つ年上の姉藤花がいる。華やかな姉に比べ平凡な紫音には姉の存在がコンプレックスとなっていた。高校に入学した紫音は２年の貴輝に一目ぼれ。比べられることを覚悟の上で姉がかつていたテニス部に入部した。 ある日貴輝から告白される紫音。姉じゃなく自分を選んでくれたことに戸惑いながらも嬉しく思う紫音。二人は付き合いだすのだが……。

生徒会長――青村紗季先輩とのひと夏。何があるわけじゃないけど、先輩と一緒にいる時間はどこか心地よくて……。夏休みをお題にしたショートショート。

これは昔の、遠い昔の話。 自らの大切な者を守るために、大切な者を奪い返すために戦った、光と闇の狭間の話。女性は話す、子供達にゆっくり一言一言、語り継いでほしい話だから。

これまで接点の無かった世界での二人の出会い。急接近していく恋の先には意外な結末が・・・・・・

朝、目覚めるとそこには銀色の鎌を持った女の子が！彼女はにっこり笑って言った。「世界の平和のために、一回死んでください♪」異常な生命力を持ったごく普通の少年と、死神みたいな天使の少女が織り成す、輪廻転生ラブファンタジー。 2009.9.25　完結いたしました！ それぞれの章読了後、番外編集「Pinky Ring」を読む事をお薦めいたします。

環境の歪んだその年。動物と会話をする少年と、人間の心を読む少女が巡り会う。望んで手に入れたわけではない異能を彼らはどう遣うのか。近代ファンタジーの物語。

ええ、とても奇妙な方でした……。その方とは旅先のある酒場で出会ったのです。私一人で寂しく飲んでいた所に話し掛けられまして。金髪のような銀髪のような不思議な色をした髪に、いたずら好きそうな紫の瞳、どことも知れぬ異国ふうの衣裳、若く見えて熟年のような落ち着いた語り口調、男性的な体つきなのに女性的な物腰のやわらかさ。彼は見た目からしてどこか奇妙でした。でもねぇ、何が奇妙って、彼のしてくれた話なんです。まあ聞いてください、彼のした話を……。

私立直江津高校に通う通称『真面目ちゃん』な蒼莉。妄想ふけって理想なかれは『爽やか』だったけどアイツが来るまでは・・!?真面目ちゃんとアイツの物語☆

『ブラックキャット』という天才組織が数々の事件を起こすアクション、ミステリーストーリー。ブラックキャットに挑む警察官、柏木の因縁とは…。そして、黒猫の正体。黒猫とは何なのか。ブラックキャットは何のために作られたのか。色々な疑問が少しずつ明されていく。

織部親子の家に突如飛び込んできた自称魔女の娘、黒稜院美冴（こくりょういんみさえ）。お使いの途中だったという美冴を加勢する事にした織部親子。果たして、お使いは無事に片付くのか。それはそうと、なぜ彼女は桶をかぶっていたのか…。前者の疑問は本編で、後者の疑問は……『世の中って不思議です』

日本のパラレルワールド“ジャンハン”。そこは、紫色の太陽が昇り、赤か青の月が闇夜を照らすハートブレイカー達の世界。心を壊すことをなりわいとする職業、ハートブレイカー。本来、世の中に絶望した者達がなる職だが、自ら望んでなった者達がいた。彼らのチーム名は、トランプ四重奏。トランプは、彼らの世界の言葉で、“異端者”を差している。ハートブレイカー界の頂点に立つ最強最悪の彼ら四人に与えられた使命、それはトランプ回収だった…。この四人最強につき………要注意！！

受験生の俺が寝る前に自分について考えてみた。

高校を卒業後、なかなか就職出来ない由希、悩み落ち込んでいる時、空から歌声が聞こえてきた、歌っている人が気になり、歌をたどって行くと、駅前の公園に辿り着き、そこには一人の青年が、歌を歌っていた。

窓から見える黄色い満月を見ながら、昔聞いたうさぎの話を友人とする。その話は約束となり、明日を越える、勇気となった。

史上最年少で紫花の地位についたアリスは特級犯罪者を裁く為に国を巡回していた。そこで７年ぶりに再会した少女をきっかけに彼女運命は未知の世界へと動き出す。

時は室町。戦乱の世がすぐそこに迫っていた時代、二人の少女が生まれる。一人は右目がなく、一人は左目がない。その二人が出会った時、混沌が始まる。時代を一度壊し、新しい世を作ろうとする少女たち。また、彼女たちを成敗し、室町の栄光を永久たらんとするものたち。その二つの間で揺れ動く、若い忍者。複雑な人間関係の行く末とは？また、紫月とは？彼女たちの運命とは？

魔法学園の部活は、人間たちの学校の部活よりもかなりカオスで、かなりハードで・・・・・・。部活に入っていない生徒たちを相次いで襲撃する「帰宅部狩り」、他とは少し（いや、かなり）違う部活の練習風景などなど・・・！魔法学園を舞台にした、超能力少年と魔法少女の部活物語、ここに開幕っ！

これは御伽噺でもなければ、童話でもない――――。だからただの、物語《ストーリー》。赤い魔女は謡い、灰色の眷属はただ探す。真っ黒な悪魔はただ喰らい、闇紫の堕天使はただ嗤う。翡翠の純血はただ求め、青の人魚はただ嘆く―――――。

紫の如何わしい光に包まれた部屋で、「ね、ね、私に呪われてくれない？」全てはこの一言から始まった。年中睡眠不足を抱える僕と、自称天才呪術師の電波系美少女、緋澪先輩との非日常（主に緋澪先輩が原因）学園ファンタジー。

「お前、死ぬよ。」行き成りそう言い、少女の目の前に現れた死神。最初は面白半分で、からかいに来たつもりだったのに、少女と話し合う中で、死神の心が少しづつ変わってゆく、そして少女も、自分の本当の気持ちに気がつき始める。

今春、卒業する先輩との最後のドライブ。

ひょんなアレから、不思議な女の子と始まる新しい毎日や、暗い過去と厄介な仕事。“今日のあなたにはちょっと凶兆っぽいのが見えます”。

この世界には魔力というもので満ちている。それは人であったり、エルフであったり、獣人であったり、動物であったり、木々であったり、そして大気であったり。それが神族や、魔族だったり。『在るもの全てに魔力が存在する』そんな世界。大昔、ある人物が魔力という存在を確認してから人々の生活への糧となる。魔力を使用することにより、人は火を得、光を得、そして、力を得た。やがて、人が集まり、村が出来、街が生まれ、気づくと国となっていた。魔力による発展は留まる事を知らず、年を追うごとに人々の生活は進化していく。これはそのような世界で唯一、魔力を持たないという異端の人物の物語である………。折りたたむ>>続きをよむ

とある二人の兄弟。巻き込まれる事件…それぞれの思いが交錯するとき、真実が解き明かされる。

蘇芳上総の前から突如姿を消した親友の浅葱空良。彼の失踪から七ヶ月、蘇芳の前に一人の少女が現れる。「浅葱空良はどこ」平坦な声で問いかけてくる少女は、出会ったころの浅葱そっくりだった。少女が現れたのと前後し、蘇芳は誰かの視線を感じ始め……

２０１２年９月２７日。神は再び人間の前に現れる。

宮首蒼紫は、冥秀高校のミス研仲間と山奥のペンションを訪れる。楽しい合宿になるはずだったが、殺人が起きて…………