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「このわたし、ライゼリード・フォン・ヴァインシュタインの名に置いて、アーリシェ・ラ・ローエングリーン公爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!!」
それは、よりにもよってこのヴァインシュタイン王国建国記念祝賀パーティーの真っ最中、来訪してくださった諸外国のご来賓の目の前で。
その主役となるはずであった王太子の口から高らかに語られたのだった。
っていうか、なんで今? こんな場所で国家の恥を晒してどうするのこのぼんくら頭が!
「アーリシェお嬢様、これ
、片付けてもいいですか?」
耳元でそんなふうに囁く側仕え件護衛のリリム。
ああ、国王陛下まで顔を真っ赤にされて怒っていらっしゃる。
もうしょうがないわね、速やかに御退場願いましょうか。
それなのにぼんくら王子はなおも続ける。
「ふん。突然のことで言葉も無いようだな! どうした、理由も聞かないのか!?」
「はは、知りたいだろう、聞かせてやるよ。わたしは真実の愛を見つけたのだ!」
そういうと、ライゼリードは手招きをする。「パーシャ、おいで」
てとてとと走り寄ってきて彼の腕にしがみつく頭の悪そうな貴族令嬢。
着ているドレスは既製品それも去年の流行りのもの。
子爵? それとも男爵? ひょっとしたら騎士爵のどなたかの御令嬢かしら?
お会いしたことありませんよね。
見覚えの無い娘《こ》です。
でもそうですか、この娘がそうなのですね。
「お前はこのパーシャ・マルガリッタをいじめていたそうだな」
はあ?
「ドレスをよごしたり、切り裂いたり。あげくに階段から突き落とそうとしたそうじゃないか。わたしはおまえのような陰険ブスと結婚するなんてまっぴらなんだ。ほら、どうだ、この場で宣言してやれば、父上とて婚約破棄をみとめざるを得ないだろうさ。そうしてわたしはこのパーシャと結婚する。彼女を王太子妃にしてやると誓ったのだ!」
ああ。
もういいわ。
もうほんと、こんなおバカな王太子、こちらから願い下げです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 19:56:46
4760文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:1652pt 評価ポイント:1440pt
伯爵家に仕えて7年経ちますが、今日ほど若様を愚かだと思ったことはありません。
旦那様が必死で結んだ侯爵家との縁談を見事に台無しにしたのですから。
おまけに「真実の愛」に生きると言って、告白した幼馴染にはすでに別の婚約者がいて一瞬で振られてしまったではありませんか。
今度は元婚約者に復縁?無理だと思いますが頑張ってください。
なんで私はこんな人が好きだったんだろう……そんな黒歴史なかったことにしてほしいです。
最終更新:2022-05-12 19:12:00
15574文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2264pt 評価ポイント:1800pt
クローディアは、王立学園高等部の卒業記念舞踏会で、婚約者である王太子ニコラウスから婚約破棄を宣言される。失意のうちに帰途に着く彼女を、取り巻きであるアビゲイルとベラがなぐさめる。ベラは、彼女の時魔法を使ってこの一年をやり直すことを提案する。クローディアはそれを承諾し、悪役令嬢であった自身の行いを反省することを誓う。
婚約破棄の理由である、未来の女王に相応しくない行いを正すため――エリカとの関係における三つの罪を犯さないようにするため――クローディア達三人は一年をやり直す。
そうして迎えた二度目の舞踏会で、クローディアはニコラウスから、真実の愛を理由に婚約破棄を宣言されてしまう。それがエリカの魅了魔法の影響であると見抜いたベラは、時魔法でニコラウスを正常に戻そうとするが。クローディアの愛の言葉は、ニコラウスに届くのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 10:00:00
22174文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:388pt 評価ポイント:210pt
平民の少女との間に真実の愛を見つけた王太子は、公爵令嬢に婚約破棄を告げた。
しかし、その行動は公爵家と国王の不興を買い、彼は廃太子とされてしまう。
これは、彼(元王太子)と彼女(平民少女)のその後のお話です。
数年後に彼女が語る真実とは……?
最終更新:2022-05-11 22:40:10
9030文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:18740pt 評価ポイント:17290pt
悪役令嬢ディアマンテが入れ替わってざまぁしてシルバー王子に復讐して、真実の愛を手に入れる話です。
最終更新:2022-05-11 18:58:59
7071文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:1664pt 評価ポイント:1570pt
学生のうちは身分関係なく、自由恋愛は暗黙の了解である。
そんな学園で王太子ジェームズは男爵令嬢のエミールと真実の愛を育んだ。それを許さないジェームズの婚約者、公爵令嬢マリーローズはエミールを取り巻きたちと苛め抜く。卒業パーティでジェームズはマリーローズを糾弾し、婚約破棄を突きつけたのだが……。
最終更新:2022-05-09 22:16:16
11773文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:15964pt 評価ポイント:14148pt
執事であるアヒムへの虐待を疑われ、平民出身の聖女ミアとヴォルフガング殿下、騎士のグレゴールに詰め寄られたヴァルトハウゼン公爵令嬢であるエレオノーラは、釈明の機会を得ようと、彼らを邸宅に呼び寄せる。そこで明された驚愕の事実に、令嬢の運命の歯車が回りだす。そして、明らかになる真実の愛とは。
最終更新:2022-05-08 16:33:08
80183文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:724pt 評価ポイント:452pt
月水金に更新予定です。
〰️ 〰️ 〰️
貴族学園の中庭で、王子が婚約者である公爵令嬢に婚約白紙を求める。
その理由は『真実の愛』
お相手である男爵令嬢にその場でプロポーズした。
「私が王妃なんて無理!」
しかし、男爵令嬢はキッパリと断る。
それでも諦めない王子と側近たち。
王妃になるには、まずは特級淑女である必要があるのだが、男爵令嬢はその勉強はしてきていない。
そこで、王子たちに条件を出した。
学園の淑女科で特級淑女になるべく編成されているクラスで三ヶ月勉強し
、王子たちが特級淑女となること。
王子と側近は淑女科の勉強に三ヶ月耐え、見事特級淑女になれるのだろうか。
〰️ 〰️ 〰️
中世ヨーロッパ風の婚約破棄もののお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 07:30:07
80249文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:7532pt 評価ポイント:4648pt
「クリフ、ただ今をもって、お前との婚約を破棄する!」
「――!」
華やかな夜会の最中。
僕の婚約者であり、我が国の第二王子殿下でもあらせられるトリスタン様が、にわかにそう言い放った。
炎を彷彿とさせる深紅の瞳が、妖しく揺れる。
そ、そんな!?
「どういうことですかトリスタン様! 理由をご説明ください!」
僕は今まであなた様の夫となるべく、厳しい花婿修業にも耐え続けてきました。
それもこれも、あなた様を生涯お側で支えられる男になるため――。
だというのに、何
故……!
「フン、みなまで言わせるな煩わしい。――オレはもう、自分の心に正直に生きると決めたのだ」
「……え」
それは、どういう……。
「――テリー、オレの夫となってくれるか?」
「はいトリスタン様! 喜んで! ボク今、最高に幸せです!」
「――!!」
男爵令息のテリーが、トリスタン様に甘えるように抱きつく。
少女のように可愛らしい容姿のテリーがそうすると、まるで男女のカップルのようだ……。
「……トリスタン様」
「見ての通りだクリフ。オレは今後は、テリーと共に真実の愛に生きる」
「えへへー、そういうことですクリフ様!」
「……」
仲睦まじくじゃれ合う二人の間には、僕の入る隙間は一分も見当たらない。
そうか。
そういうことだったのか……。
トリスタン様の心は、初めから僕には微塵も向けられていなかったのだ。
でもそれも、無理もないことなのかもしれない……。
所詮僕とトリスタン様は、政略結婚で結ばれた間柄。
心と心で結ばれている二人には、敵うはずがないじゃないか――。
「――だからクリフ、今後はお前も、自分の心に正直に生きろ」
「そうですよクリフ様」
「――!?」
な、何を……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:02:23
2929文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:1070pt 評価ポイント:962pt
辺境の田舎惑星の貴族、ユルグ・イナーカスに結婚の話が持ち込まれた。
結婚相手は、銀河帝国の公爵令嬢フェリシアーデ・フィン・ローエンドルフ。
彼女は皇太子の婚約者だったが、帝国の学園にて、皇太子が特待生の少女と恋仲になったことに嫉妬し、彼女を迫害し追放しようとした所、その悪事が明るみになり、断罪され婚約破棄された。
そしてその罰として、田舎貴族の元に嫁ぐことになったのだ。
「超不良物件の罰ゲームじゃねーーーか!!」
失脚した悪役令嬢を押しつけられることになった貴族の少年、ユ
ルグのスローライフが今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 21:26:05
19505文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:4040pt 評価ポイント:3612pt
作:Cranberry
異世界[恋愛]
完結済
N5748HP
「サーラ・ビアンコ男爵令嬢! 私は真実の愛を見つけた! ゆえにジェダイト王国第一王子の名において貴様との婚約破棄すること、そしてこのイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢と新たに婚約することを宣言する!」
は? 真実の愛……?
ジェダイト王国王宮の謁見の間に大きな声が響き渡る。私に婚約破棄を告げた第一王子が厳しい表情で私を睨みつけている。王子の隣にはイラーリア・ジラルディ侯爵令嬢が勝ち誇った笑みを浮かべながらピッタリと寄り添う……しかし婚約破棄され国外追放された可哀想な聖女サ
ーラはただの聖女ではなかった。祖国に別れを告げたサーラは本当の力を解放するのであった……後悔してももう遅いですよ?
(注1)このお話には婚約破棄・追放・聖女・ざまあ・恋愛要素が含まれています。
(注2)このお話は全5話で完結します。気軽に読んでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:52:27
22102文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:11066pt 評価ポイント:9546pt
作:繰目来夏(猫派)
異世界[恋愛]
短編
N5699HP
結婚初夜に堂々と浮気宣言をされた公爵令嬢ステファニー。
「君と夜を共に過ごす事はできない」
結婚相手である王子は、真実の愛を見つけたなどと飾り立てた言葉を並べる。
あまりにも自分に酔った言い分に、ステファニーの怒りは限界に達した。
最終更新:2022-05-01 18:03:09
3598文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:1026pt 評価ポイント:952pt
私、ルーナは願いの聖女と言われている。
そんな私の婚約者は王太子であるガイウス様なんだけど……
建国記念祭で婚約破棄されたあげく無実の罪を押し付けられた。
ところがその直後、婚約破棄なんかどうでもよくなる大波乱が起こったのです。
これは、私達の真実の愛の物語
最終更新:2022-05-01 09:22:09
8281文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:252pt
侯爵令嬢エリーナ・エスカリーナは学園の食堂で[今日のおすすめランチ]の大好物のポークステーキを食べるのを楽しみにしていた。
そこへ浮気相手を連れた婚約者から婚約解消を告げられる。
エリーナはそんなことよりもポークステーキが食べたいのに、騒ぎを聞き付けた第2王子が乱入して食べられない!
☆
エリーナへの[真実の愛]に目覚めた婚約者アーノルドと、エリーナに気がある第2王子!
果たしてエリーナは二人の邪魔を掻い潜り、ポークステーキを食べられるか?
最終更新:2022-05-01 09:14:54
8377文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:282pt
結婚してから三ヶ月。
夫のロランドとは顔を合わせていない。
夫婦としての関係になにか努力しようにも会えなければ成す素手はなく、三ヶ月も放置されればどうでもよくなってくる。
離縁上等と絶対に行くなと言われていた閉ざされた部屋へと足を踏み入れるとそこにいたのは…
最終更新:2022-05-01 07:00:00
1189文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:30pt
迫害されていた孤児エイデンは、ふとした縁で伯爵令嬢ユリアの従者となる。
二人がお互いに憎からず想っていることは明らかだったが、かたや疎まれる孤児、かたや「聖女の再来」と謳われる人気者――超えられない身分の壁が立ちはだかっていた。
更に、王宮に挨拶に行ったユリアを王太子が見初めてしまう。
エイデンは彼女の幸せのため、身を引く決意を固める。
しかし伯爵家を去る直前、王太子の邪悪な正体に気がつく。
大切な人を守るため、エイデンはついに王太子に手を出してしまう。
大逆罪を犯した罪
人として裁かれることになるが、そこにユリアが現れ……。
めっちゃ好きな相手のために下剋上逆転劇起こしてハッピーエンドをもぎとる話。
※他サイト掲載作品から加筆修正して投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:04:33
65749文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:5982pt 評価ポイント:4612pt
続編希望の声にお応えして早速描いちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n4698hp/
『婚約破棄された鋼の聖女は真実の愛を手に入れました。貧弱な王子なんかこちらから願い下げです!!』
を投稿したところ、
王子はどうなったんだ?
とのお声を頂いたので書きました。
♢♢♢
「馬鹿もん! お前など勘当だ!」
「え? だって父上」
「だってもくそもない! そもそもお前が王子としての体面を保つための婚約だったというのに、なぜわからん!」
「そ
んな!」
「武術の才も、学業も、魔法の才も、何一つ他の兄弟に叶わぬお前を王太子に推す貴族はおらんかった。それでも王妃の頼みで一縷の望みをかけたのが騎士団総長を代々務めるヴァルキュリア公爵家の令嬢アーシャとの婚約であったというのに! かの聖女であれば次期王妃として充分国内外にも面目が立つというもの。ヴァルキュリア公爵家の後押しもあればお前であっても王太子にするのに反対するものもおらんかっただろうに」
俯くレムレス王子に、ウイリアムス国王は尚も続けた。
「そもそも何故よりにもよって国葬の真っ最中にあのような騒ぎを起こしたのだ! お元気そうな王子でいらっしゃいますね、だと!? そう各国の代表に嫌味を言われ肩身が狭かったわ!」
「申し訳、ありま、せん……」
「とにかく! 勘当と言ったら勘当だ! とっとと荷物をまとめて王宮から出て行くといい!」
そう勘当されてしまった王子レムレス。
あてどもなく街を彷徨いますが。。
※このお話だけでもわかるように構成していますが、前作も併せてお読みいただくとよりお楽しみいただけるかと思います。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 09:54:18
4257文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:1446pt 評価ポイント:1200pt
作:もも花 音茲
ハイファンタジー
完結済
N8101HN
ベイリンガル侯爵家唯一の姫として生まれたエレノア・ベイリンガルは、前世の記憶を持つ転生者で、侯爵領はエレノアの転生知識チートで、とんでもないことになっていた。
そんなエレノアには、本人も家族も嫌々ながら、国から強制的に婚約を結ばされた婚約者がいた。
国内で領地を持つすべての貴族が王城に集まる「豊穣の宴」の席で、エレノアは婚約者である第一王子のゲイルに、異世界から転移してきた聖女との真実の愛を見つけたからと、婚約破棄を言い渡される。
ゲイルはエレノアを聖女を騙る詐欺師だと糾
弾し、エレノアには国外追放を、ベイリンガル侯爵家にはお家取り潰しを言い渡した。
お読みいただき、ありがとうございます!
この作品は「アルファポリス様」「カクヨム様」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:00:00
55623文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:1344pt 評価ポイント:752pt
「おまえなんか大っ嫌いだ! ああ、破棄だ破棄。婚約なんて破棄してやる!」
ここ、聖王国シルヴァニアンは神に護られた剣と魔法の国。
先代国王であったお爺様、グラムス・シルヴァニアンによって決められた王子レムレスとあたし、アーシャ・ヴァルキュリア公爵令嬢との婚約は、よりにもよってお爺様の国葬が行われているまさにこの時この会場で、国内外から訪れた大勢の弔問者の目の前で繰り広げられたレムレス王子の唐突な宣言によって破棄された。
元々、いとこ同士のあたしと王子の関係は、あまり仲
が良い方ではなかった。
それでもグラムスお爺様のたっての希望であたしはレムレスのパートナーとなることを決め、今までこうして努力もしてきたというのに。
「でもレムレス? わたくし達の婚約は前国王であったお爺様のたっての希望で結ばれたものです。そう簡単に解消できるとも思えないのだけど」
「だからさ。もうお爺様はお亡くなりになったんだ。僕はもうお爺様に怯えていいなりにならなくても済むんだから」
だからと言ってこんなところでこんなふうに言わなくても。
自分の評価も下げお爺様の威厳に泥を塗るような真似。
どうしてこの子はこうも考えなしなのかしら。
ちょうど一歳年下の王子は、あたしにとっては生意気な弟みたいな存在だった。
お爺様も、レムレスのことがかわいいからこそあたしにこの子の手綱を握って欲しかったんだろうけど。
「ふん! なんだよその顔は。おまえはいっつもそうやって僕のことをばかにしたような目で見てきて。だからおまえなんかと結婚するのは絶対に嫌だったんだ。ああ、これでやっとせいせいする! だいたい、おまえみたいな厳つい女、僕の好みじゃないんだよ!」
カチン
厳つい、ですって!?
思わず、キッと彼を睨みつけてしまったあたし。
ああ、ダメダメ。
今は大事なお爺様の国葬の真っ最中。あたしが怒ってレムレスをはたき倒していいわけない。
今は葬儀の真っ最中、そしてここは会場のど真ん中。レムレスの好みは可愛らしい天然のカナリア男爵令嬢みたいなか弱い守ってあげたくなるようなタイプ。
まあこっちも元々レムレスとの婚約は本意じゃないし、
今日は大事な役目もある。
あたしは神の巫女、聖女としての役割を全うするために
舞台中央魔法陣の上で、剣舞を披露することになったのですが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 18:54:29
3846文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:1676pt 評価ポイント:1454pt
愛の女神により真実の愛のもとでしか子どもができなくなった国ラキュテリオン。その国の貴族たちは惚れ薬の力によって無理矢理にでも愛のある結婚にするのが当たり前になっていた――。
惚れ薬使用中の精神高揚にドハマりしているヒロインと、そんな彼女を止めるために隣国より呼び戻された義兄の話。
*話はすべて義兄視点で進みます。
最終更新:2022-04-29 00:00:00
12946文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:248pt
浮気相手との関係を持ち続ける第二王子ペドロルは、婚約者である公爵令嬢マリルノとの関係解消を望むが、自分の体裁が悪くなるのを恐れ、マリルノの側から婚約破棄させるよう策を練る。
腹黒い彼が思いついたのは、容姿端麗な使用人のアルダタに彼女を誘惑させることだった。しかし純粋なマリルノに、そんな手が通用するはずもなく……
※アルファポリスにも掲載しております。そちらでは、現在15話まで投稿済みです。
小説家になろうにおいても、順次、投稿していきます。
最終更新:2022-04-28 09:00:00
27730文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:8pt
クランベリー国、王太子エドアルドは真実の愛の相手のため、公爵令嬢との婚約破棄宣言を胸に、意気揚々と建国記念祭に臨んだ。しかし、予想外の展開に戸惑うことになって――。
最終更新:2022-04-25 20:36:55
1927文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2318pt 評価ポイント:2082pt
「セリーナ・マクギリウス。貴女の魔法省への入省を許可します」
婚約破棄され修道院に入れられかけたあたしがなんとか採用されたのは国家の魔法を一手に司る魔法省。
そこであたしの前に現れたのは冷徹公爵と噂のオルファリド・グラキエスト様でした。
「君はバカか?」
あたしの話を聞いてくれた彼は開口一番そうのたまって。
ってちょっと待って。
いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないですか!!?
⭐︎⭐︎⭐︎
「セリーナ嬢、君のこれまでの悪行、これ以上は見過ごすことはできない!」
貴族院の卒業
記念パーティの会場で、茶番は起きました。
あたしの婚約者であったコーネリアス殿下。会場の真ん中をスタスタと進みあたしの前に立つと、彼はそう言い放ったのです。
「レミリア・マーベル男爵令嬢に対する数々の陰湿ないじめ。とても君は国母となるに相応しいとは思えない!」
「私、コーネリアス・ライネックの名においてここに宣言する! セリーナ・マクギリウス侯爵令嬢との婚約を破棄することを!!」
と、声を張り上げたのです。
「殿下! 待ってください! わたくしには何がなんだか。身に覚えがありません!」
周囲を見渡してみると、今まで仲良くしてくれていたはずのお友達たちも、良くしてくれていたコーネリアス殿下のお付きの人たちも、仲が良かった従兄弟のマクリアンまでもが殿下の横に立ち、あたしに非難めいた視線を送ってきているのに気がついて。
「言い逃れなど見苦しい! 証拠があるのだ。そして、ここにいる皆がそう証言をしているのだぞ!」
え?
どういうこと?
二人っきりの時に嫌味を言っただの、お茶会の場で彼女のドレスに飲み物をわざとかけただの。
彼女の私物を隠しただの、人を使って階段の踊り場から彼女を突き落とそうとしただの。
とそんな濡れ衣を着せられたあたし。
漂う黒い陰湿な気配。
そんな黒いもやが見え。
ふんわり歩いてきて殿下の横に縋り付くようにくっついて、そしてこちらを見て笑うレミリア。
「私は真実の愛を見つけた。これからはこのレミリア嬢と添い遂げてゆこうと思う」
あたしのことなんかもう忘れたかのようにレミリアに微笑むコーネリアス殿下。
背中にじっとりとつめたいものが走り、尋常でない様子に気分が悪くなったあたし。
ほんと、この先どうなっちゃうの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 19:00:00
6804文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:1280pt 評価ポイント:1082pt
「アリス!私は真実の愛に目覚めたんだ!君との婚約を白紙に戻して欲しい!」
ある日の朝、突然家に押し掛けてきた婚約者───ノア・アレクサンダー公爵令息に婚約解消を申し込まれたアリス・ベネット伯爵令嬢。
婚約解消に同意したアリスだったが、ノアに『解消理由をそちらに非があるように偽装して欲しい』と頼まれる。
当然ながら、アリスはそれを拒否。
他に女を作って、婚約解消を申し込まれただけでも屈辱なのに、そのうえ解消理由を偽装するなど有り得ない。
『そこをなんとか······』
と食い下がるノアをアリスは叱咤し、屋敷から追い出した。
その数日後、アカデミーの卒業パーティーへ出席したアリスはノアと再会する。
彼の隣には想い人と思われる女性の姿が·····。
『まだ正式に婚約解消した訳でもないのに、他の女とパーティーに出席するだなんて·····』と呆れ返るアリスに、ノアは大声で叫んだ。
「アリス・ベネット伯爵令嬢!君との婚約を破棄させてもらう!婚約者が居ながら、他の男と寝た君とは結婚出来ない!」
濡れ衣を着せられたアリスはノアを冷めた目で見つめる。
······もう我慢の限界です。この男にはほとほと愛想が尽きました。
復讐を誓ったアリスは────精霊王の名を呼んだ。
※ざまぁ全振りの作品です。苦手な方はスルー推奨
※本作のざまぁは物理です。社会的制裁などは特にありません。
※アルファポリス・ピクシブ様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 19:36:50
19813文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:11362pt 評価ポイント:9694pt
作:ふじわら こう
ヒューマンドラマ
完結済
N4992HJ
柿崎春樹45歳。仕事にも生活にも恵まれない人生を送ってきた。甥っ子の部活の後援会に参加して知り合った人妻里美と交わす何気ない会話に癒やされる日々。けれど、里美はストーカーに付きまとわれていた。柿崎は、里美を守るため、単身赴任の里美の夫に代わってストーカーと戦うことを決意する。
これはそんな愛と勇気だけを友達とする男の、真実の愛を貫くはずだったマヌケな物語。ごめんなさい。
最終更新:2022-04-23 07:21:47
201897文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
国を支える大聖女であり未来の王妃でもある私の婚約者──つまり王子は、恋多き男だった。「結婚したら、もちろん君一筋だよ」これが口癖。言い換えれば、結婚するまでは女遊びをやめないという宣言だ。
そんな恋多き男が、「真実の愛」を見つけたらしい。相手は田舎から出てきた純朴そうな男爵令嬢。大聖女に匹敵するほどの神聖力を持っているという。
二人は「真実の愛」とやらを盾にやりたい放題。
ついには私との婚約を破棄したうえ、「僕の恋人を虐げた!」という馬鹿らしい理由で私は国外に追放されることに
。
その噂を聞きつけた隣国の王子が、追放される私を王妃として迎え入れたいとやって来た。我が家にとっても悪い話ではないので、快く引き受けることに。
そして隣国の王子に手をとられ、出発する時になって、なぜか涙を流す元婚約者。
「婚約破棄も追放も、全ては君のためなんだ……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 20:02:35
3904文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:6580pt 評価ポイント:6120pt
伯爵家の令嬢シルヴィア・ディ・バルジーニは王太子の呪いを解くため王城に呼び出され、解呪条件が「真実の愛」と聞かされる。
しかし王太子エルベルト・ディ・グリタニアは「君を愛することはない」と冷たく言い放つ。
本人に拒絶されても王命のため王太子妃候補として王城で過ごすしかなかったシルヴィアの、王太子妃候補から外されるまでと、その先の話。
最終更新:2022-04-18 19:30:57
6287文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:8522pt 評価ポイント:7870pt
作:自称なろう好き
異世界[恋愛]
短編
N0021HP
「ルイ・フォン・マルリアあなたとの婚約を破棄します!!!」
突然婚約者から婚約を破棄されたルイは説得を試みるも婚約者はどうやら勇者様にぞっこんのようで……。しかしそんなルイに以外な人が助けを!
最終更新:2022-04-18 17:21:24
1497文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:252pt 評価ポイント:218pt
婚約者の男爵令嬢にお金で“買われた”カイは、貴族の務めとして舞踏会に出席していた。
そこに響く、「婚約破棄だ!」の声。
何事かと見ていると、どうも“真実の愛”と呼ばれた女性の様子がおかしい。
毒婦、悪女、魔法使い。
様々な名で呼ばれる少し過激な彼女は、なぜかカイの家に居候することになり――。
最終更新:2022-04-17 20:05:07
24302文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:31036pt 評価ポイント:27728pt
「破棄だ破棄、お前との婚約など破棄だ!」
聖女宮に乗り込んできた王太子グリフィード殿下にそう告《つげ》られたわたくしセルフィーナ・ファウンバーレン。
公職である聖女は国の聖域を護る巫女であり、上級貴族の息女が結婚までの期間務めあげる聖なる職務でありました。
わたくしの実家ファウンバーレン公爵家は代々そうした聖女を排出してきた家系。
魔力的にこの国、そして王家を支えてきた名家です。
幼い頃より家同士の繋がりで決められたグリフィード王子との婚約は、そこには恋愛感情こそなかったも
のの、幼馴染としての情は感じておりましたし殿下もそうであると思っておりましたのに。
はい?
お飾り聖女は要らない、ですって?
わたくしがこうして公務を司っている最中にあなたが通っている学園で真実の愛をみつけた、のですか?
彼女は真の聖女だからこの国は安泰だ。彼女を害そうとしたわたくしの罪は許せない、って、なんの事ですの?
わたくしそのリーザさんとやらは存じあげませんけれど。
社交パーティの場でのイジメ、ですって?
そもそもわたくし、ここ数年はこちら聖女宮に篭っておりました。
自分の誕生パーティ以外にはそういう場に出てもおりませんのに。
はあ。婚約破棄の上国外追放ですか。
わたくしが口下手であなたの前では口答えができないからといってその言いがかりは流石に我慢ができません。
もういいです。
うんざりです。
わたくし、本物の聖女なのですがよろしいのでしょうか?
この国がどうなってももう知りませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 18:57:50
4514文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:5896pt 評価ポイント:5304pt
冷徹と噂の竜王広様は今まで何人ものお妃様を娶っては早くに亡くしてしまっているらしい。
そんな竜王妃にと今度はうちの国に白羽の矢が立って断ることもできず。
渋るお父様、怖がる姉妹。そんな中、立候補したあたし咲耶だったのですが……。
いざ嫁いできてみると、
「悪いがこの婚姻は形式的なものと思ってもらいたい。私が君を愛することはない」
ですって!
あたしみたいなちんくしゃ、気に入らなかったのかなぁとちょっと泣いちゃったけどそれでもね。
もう嫁いできちゃったんだもの。少しで
もこの結婚生活を楽しまなきゃソンだしね?
と、気を取り直して頑張ろうと思ったのですが……。
やっぱり周りから望まれるのは後継の子。
だとしたらやっぱり無理。このまま離縁してもらうしかないのかなぁ?
そんな時に拾ったドラゴンの幼生体。
アオとの出会いがあたしの人生を変えて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 20:54:09
13142文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:934pt 評価ポイント:788pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
短編
N5728HO
突然現れた腹違いの妹を名乗る天使のように可愛いエリー。
男爵家の養女として貴族学園に転入してきた彼女は、公爵令嬢であるオリビアに何かと対抗意識を燃やしてくる困った存在だ。
そしてついに、『真実の愛』のもと、婚約者まで奪われたオリビア。幸せそうな二人の姿にオリビアが取った行動は……
最終更新:2022-04-08 18:22:20
3868文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:12474pt 評価ポイント:11436pt
作:弓良 十矢 No War
異世界[恋愛]
短編
N5172HO
ティガスタ王国の王太子・ルロは、辺境の伯爵令嬢ディアンと婚約を結んでいる。
王国では魔力を持つ者はすべて、十五歳になると全寮制の魔法学校へはいることになっていた。めずらしい「とりけし」の魔力を持つルロとディアンも、十五歳になって魔法学校へはいる。
魔法学校には、由緒正しい男爵家の“令嬢”、ソーヴァアも入学していた。ひょんなことから知り合ったルロとソーヴァアは、好きな食べものや趣味など、共通点をきっかけにどんどん親しくなっていく。
そして、ディアンの妨害が始まった。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 10:31:57
15005文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:234pt 評価ポイント:216pt
おっとりした長女アリシア、快活な次女エリザ、しっかり者の三女マイア。
三人の真実の愛とは?!
ほぼセリフ、ワンシチュエーションなので読みにくいかもしれません。軽く読んでいただけると嬉しいです。
後日談『三姉妹と魔王』投稿しました。
宜しければそちらも覗いてください。
最終更新:2022-04-05 07:35:11
6373文字
会話率:85%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:5422pt 評価ポイント:4982pt
「ソフィア、お前との婚約を破棄する!俺は真実の愛を見つけた」
ソフィアホープキンスはそんな宣言と共に無実の罪を着せられ追放された。
この世界って乙女ゲーの世界なのかとか、乙女ゲーでも流石に頭悪すぎるだろとか、婚約破棄なら示談書と弁護士を呼べとか色々あったけど言いたいことも言えずに追手を差し向けられる。
略式裁判どころか即刻処刑という意味不明の状況に逃げ出したソフィア、しかし崖に追い込まれてしまう。ソフィアはその崖から身投げするのだった。
と、それを飛び降りる瞬間から見
てた死霊術師の物語である。
※あらすじは本編と関係あるけど一切記載はないです
※乙女ゲー要素はスパイス程度で殆どないです
※メインは死霊術師って色んなこと出来るだろうと思ったけど少ないから書いてみたな感じ。
※死霊術師もの流行れ
※説明っぽいタイトルの悪役令嬢物の皮を被ったファンタジー俺TUEEEE物折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 12:00:00
79725文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:118pt
作:九頭竜坂まほろん
異世界[恋愛]
短編
N1099HO
アホ王子とビッチ男爵令嬢にはめられ、真実の愛で結ばれた二人を虐げた罪を着せられたアデリナは、卒業パーティで第一王子から婚約破棄されてしまう。
実家に帰ったアデリナは、父親と継母から縁を切られ、無一文で家を出ることに……。
アデリナについてきてくれたのは、親友の人語を話すトカゲのみ。
実はそのトカゲ、国と国民に加護の力を与えていた水の竜だった。
アデリナを虐げた国民は、水の竜の加護を失い……。
逆にアデリナは幸福いっぱいの二人?旅を満喫していた。
※他サイトにもアッ
プしています。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 17:21:02
11684文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:28910pt 評価ポイント:25504pt
作:じゃん・ふぉれすと
異世界[恋愛]
短編
N1015HO
リリはバラーム侯爵家のメイドです。
侯爵家嫡男のカルロ様はシブラル侯爵家のトゥーリア様と婚約されています。
しかし何と、カルロ様はドスティ男爵家のローザ様と真実の愛を育んでいたのです!
見ちゃいました! 聞いちゃいましたっ!
家臣として、女の子として、これは応援するしかありません。
2人が結ばれる為にはトゥーリア様との婚約が邪魔です。どうすれば婚約が破棄できるのか、図書館で調べます。リリは字が読めるのです。
どうやら婚約は不貞の証拠があれば破棄できるよう
です。それならバッチリです。リリはカルロ様の部屋の掃除係ですからっ!
◇◇◇
「ざまぁ」はマイルドです。
R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 12:05:49
7343文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:8282pt 評価ポイント:7662pt
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
※アルファポリス様にも重複投稿しています。
最終更新:2022-03-28 16:17:19
5649文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:12892pt 評価ポイント:11670pt
男爵令嬢であるマイア・シュミナールこと私は、招待された王家主催の晩餐会で何度目かの〝公衆の面前での婚約破棄〟を目撃してしまう。
公衆の面前での婚約破棄をしたのは、女好きと噂される伯爵家の長男であるリチャードさま。
一方、婚約を高らかに破棄されたのは子爵家の令嬢であるリリシアさんだった。
私は恥以外の何物でもない公衆の面前での婚約破棄を、私の隣にいた幼馴染であり恋人であったリヒトと一緒に傍観していた。
私とリヒトもすでに婚約を済ませている間柄なのだ。
そし
て私たちは、最初こそ2人で婚約破棄に対する様々な意見を言い合った。
婚約破棄は当人同士以上に家や教会が絡んでくるから、軽々しく口にするようなことではないなどと。
ましてや、公衆の面前で婚約を破棄する宣言をするなど茶番か悲劇だとも。
しかし、やがてリヒトの口からこんな言葉が紡がれた。
「なあ、マイア。ここで俺が君との婚約を破棄すると言ったらどうする?」
そんな彼に私が伝えた返事とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:30:53
6666文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:434pt 評価ポイント:392pt
エマは大変な日常でも婚約者のエドワードといれば幸せだと思っていた。
だがある日、エドワードから「真実の愛を見つけた」と言われてエマは婚約破棄されてしまう。それに怒ったエマはエドワードを殺そうと動き出す。
最終更新:2022-03-27 08:21:15
2566文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:190pt
ある日乙女ゲーム【真実の愛】をプレイしたあと眠りについたら気がつけば何故か乙女ゲームの世界に!!??
推しとの幸せな結婚生活のためにHP【ヒロインポジション】略奪させていただきます!!
最終更新:2022-03-27 06:04:04
727文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
侯爵家の令嬢チヨは、かつてこの国を救った異世界から召喚された聖女の孫である。平和な世となった現在、前世の記憶を持つ転生者であるチヨも、その記憶と経験を活かし仕事に励んでいる。
そんな折、婚約者に呼び出されたチヨは婚約破棄を告げられてしまう。なんと「真実の愛」を見つけたというのだ。彼の隣にはストロベリーブロンドの可憐な恋人がいた。
結婚適齢期ギリギリでの別れに傷ついた、チヨの結婚の行方は?
聖女の孫という御大層な題名がついていますが、よくある婚約破棄の話しです。
最終更新:2022-03-25 11:34:15
14365文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:13462pt 評価ポイント:11506pt
「わたし」マルグリットは伯爵家の娘。同格の家柄であるウィルフォードさまと現在婚約期間中だ。
家格差はないからめんどうが少ないとはいえ、貴族は貴族、顔を合わすことができるのは月に1度だけしかない。
そんな貴重なとある日に、ウィルフォードさまが「真実の愛ってなんだろう?」だなんて言い始めた…!
まさかウィルさま、見つけちゃったんですか「真実の愛」を?!
わたし以外の女と!?
最終更新:2022-03-24 20:27:13
2495文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2092pt 評価ポイント:1932pt
「ルイーズ・ベルクソン公爵令嬢! 貴様との婚約は破棄する!! 私は真実の愛を誓う相手を見つけた。貴様との偽りの婚約は、もう終わりだ!」
王太子イッポリートは卒業パーティの壇上で高らかに宣言した。
――婚約破棄? 喜んでお受けしたいですわ。愚かなあなたには本当にうんざりしていましたの。
でも……皆の前で『真実の愛』を誓う事は、我が国では、結婚の儀式より遥かに重い意味を持つもの。その愛が真実のものでなかった場合、どんな恐ろしいことになるか、ご存知なかったんですの?
(4話くらい
で終わります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 21:21:09
17397文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:11762pt 評価ポイント:10124pt
王立学院に通う公爵令嬢エリスは、冷たい目をした婚約者のアルフレッド王子に突然呼び止められた。王子の傍らには、彼女もよく知る男爵令嬢シーラの姿が。シーラは居合わせた人々に対し「階段の踊り場でエリスに背中を押された」と訴える――。
いわゆる断罪イベント展開。ほのぼの公開処刑の最中、エリスが真実の愛をつかみ取るお話。
最終更新:2022-03-17 11:35:16
6136文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:8836pt 評価ポイント:8074pt
漫才……になっているといいのですが……。
最終更新:2022-03-13 21:18:10
2000文字
会話率:98%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
「アレッタ・ユクシー。俺は真実の愛を見つけた。お前との婚約を破棄する!」
呼びだされたガーデンパーティーで、第二王子テオドールから婚約破棄された侯爵令嬢アレッタ。
テオドールの腕の中には可憐な公爵令嬢カロリーナがいて、おろおろしている。
そうですか、殿下はこういう可憐な女性がお好きだったんですね。地味な私は大人しく身をひきます。
好きでもない殿下より妖精さんと仲良くしたいアレッタは、婚約破棄を受けいれ花の咲き乱れる温室へ向かった。
そこで出会った凛々しい妖精
王子に急に求婚されて、よかったら妖精の国に来ないかとアレッタは誘いを受ける。
向かった先の妖精界で王子に溺愛されるが、人間界では不穏な動きがあり……?
※物語の後半にざまぁ要素を含む展開があります。
この物語はアルファポリスで先に完結したものを転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 18:00:00
125248文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:780pt 評価ポイント:440pt
「君との婚約を破棄する!」
親の決めた婚約を破棄して真実の愛を選ぶと幸せになる。若い貴族の間で妙な流行が収まらない。
困惑した王子は密かにある女性に頼った。彼女のとった策とは…
初めての短編です。浮かんだアイディアを忘れないうちに一気に書いたので、いろいろとおかしな点もあるかもしれません。
「真実の愛」という言葉を揶揄する表現があります。不快に思われる方、ごめんなさい。
最終更新:2022-03-09 23:00:00
5952文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:946pt 評価ポイント:898pt
人気作家が失踪した。先生は自作の異世界恋愛小説(書きかけ)の世界に囚われてしまったらしい。
そして、先生が本を出していた出版社の社員数名も、その世界に囚われ、現代の記憶をなくしたまま暮らしている、らしい。
突如現れた全国世界線保存協会なる謎の機関から来た男にそう告げられた編集部は、すべての責任を押し付けられ、異世界に適合する人間の選抜を命じられる。
被害者と先生を助け出す方法は、現実世界の人間が異世界に自らもぐりこんで、先生の望む形で元の物語を完結に導くことらしい。
編集部に
騙され異世界に送り込まれた出版社社員たちは、異世界で右往左往しながら先生のプロット通りに世界を導くために動き出す。
異世界にいた先生にコンタクトをとると、どうやら悪役令嬢を真実の愛に出会わせたいらしく?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 09:00:00
26193文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人を食らって、その姿と記憶を奪った、傍から見れば幽霊のような『己』。
『己』のことを、片思いの彼の幽霊だと信じ、一方的な愛を告げる『彼女』。
『己』と『彼女』の真実の愛の物語。
最終更新:2022-03-05 21:35:15
12211文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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