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検索結果:239 件
作:勅使河原 俊盛
ハイファンタジー
連載
N3504HL
15歳になった日の朝、オレは突如として前世の記憶を思い出した。無論、それまで生きてきた14年間の記憶は確かにオレのものであった。しかしそれ以降、オレには15歳に至るまでの記憶が2系列、併存するようになったのだ。農村の倅として逞しく生きる16世紀のオレの記憶と、義務教育課程のモラトリアムを貪る21世紀の俺の記憶。記憶の併存は、21世紀の俺の記憶が途絶えるその日まで、これからも続いていくことであろう。
あの日の午後、オレは城に呼び出された。城では丁度、新年を祝う集まりが開か
れていた。そう、オレの誕生日は1月1日なのだ……まぁ誕生日はともかく、そうして登城したオレは御隠居様から出生の秘密を明かされると同時に、その脇に侍る宣教師からはこう予言された。
「この者は『勇者』として生き、『魔王』として死すであろう」
尤もこの予言は人口に膾炙する内に少しづつ改竄され、今では
「この者は『勇者』として畏れ敬われ、『魔王』として忌み嫌われることであろう」
としてその名を馳せている。
いずれにしてもオレにとっては不吉かつ不名誉な予言ではあるが、この宣教師には真実に世を見通す能力が備わっていたものらしい。後にオレは『勇者』として立ち、『魔王』を降し……
そしてオレは今、この|魔王城《デーモンフォートレス》で|防衛線《タワーディフェンス》の指揮を執っているという訳だ。オレはまだ『魔王』として死ぬわけにはいかない。少なくとも、これまでのところ22年間は続いている記憶の併存を、16世紀のオレの死により途切れさせないために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 15:20:52
57916文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ichitonton
ハイファンタジー
完結済
N4697HN
その国は、未だ四神教の布教が行き届かない辺境を多く抱え、西方国家群の中では後進地帯の座に甘んじている。
辺境のほとんどは、暴れ川、断崖や山岳地帯など人の侵入を拒む地勢に満ち、昼なお暗い森に覆われている。正当な教えの伝播と発展を掲げる人間たちは、いつの時代も森を手懐け征服しようと力を奮ってきた。
その時代も、王権の後援の下、とある辺境の地の開拓が大規模に行われていた。
その地もやはり『アイヒェンヴァルツの森』と呼ばれる広大な森を抱える。
そこは狼の森であり、狼たち
を束ねる伝説の魔獣の森であった。
土地の人々は、その獣を畏れをこめて『アイヒェンヴァルツの妖獣』と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 19:00:00
59027文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
ドラゴンが畏れの象徴として存在する世界。
一人の少女が父と共に旅をしていました。
少女の名はべルース。
父の名はシムス・フォルティ。
しかし二人は普通の親子ではないようで……。
仙道アリマサ様主催『仙道企画その3』参加作品です。
最終更新:2022-03-31 09:09:37
27733文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:138pt
作:furusato
異世界[恋愛]
完結済
N7402HM
学園に入学したエレはブス眼鏡と陰で呼ばれているほど、分厚い地味な眼鏡をしていた。エレとしては真面目なメガネっ娘を演じているつもりが、心の声が時たま漏れて、友人たちには呆れられている。実はエレは7歳の時に魔王を退治したのだが、魔王の復讐を畏れて祖母からもらった認識阻害眼鏡をかけているのだ。できるだけ目立ちたくないエレだが、やることなすこと目立ってしまって・・・・。そんな彼女だが、密かに心を寄せているのが、なんと王太子殿下なのだ。昔、人買いに売られそうになったところを王太子に助け
てもらって、それ以来王太子命なのだ。
その王太子が心を寄せているのもまた、昔魔王に襲われたところを助けてもらった女の子だった。
二人の想いにニセ聖女や王女、悪役令嬢がからんで話は進んでいきます。
そんな所に魔王の影が見え隠れして、エレは果たして最後までニセ聖女の影に隠れられるのか? 魔王はどうなる? エレと王太子の恋の行方は?
ハッピーエンド目指して頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 07:29:51
127644文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:4218pt 評価ポイント:2742pt
作:土江之とかげ
ハイファンタジー
完結済
N2292HL
『——オ、オマエ、すごいな。オレ、あんなの初めてだぞっ』
全く経験したことのない心地よさに、幼い龍は目を丸くして、上機嫌に喉を鳴らしていた。王城の如き巨大な姿だった龍は、今は無邪気な子犬のよう。伝説と畏れられる邪龍は若返っていた。そして、この龍を虜にしたのは、羊飼いの少年ラース。彼の『施術』という技術が龍を蕩けさせ、龍にとって少年を離れ難い存在にしていた。
▼▼▼
自らの村を救うために、この龍の生贄になるはずだったラースは、こうして思いがけず生き残った。
しかし、これは
始まりにすぎなかった。魔獣が、龍が。みな少年の『施術』に溺れ、満たされてゆく。
森の魔獣。龍を求める冒険者。隙をうかがう他の龍。邪龍を中心に動き始める者達と関わるうちに、少年の存在は、最上位の龍たちをも動かし、世界の流れを変える。
やがて、かつての平穏を求めた少年は、安らぎの中で幸せに包まれる——
▼▼▼はじめに▼▼▼一、二話目は序盤とは関連が薄いです。三話目からが本編ですので、そこから読んでもいいかもしれません。途中辛い場面が結構あります。それを乗り越えてこその結末になるように頑張りますので、どうぞ最後までお付き合いください。しばらくは連日投稿します。▼▼▼感想いただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 22:19:54
425370文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:60pt
魔剣と呼ばれる人の形をした剣が蔓延る時代。
人々は畏れ、戦い、従える。
調伏師の少女セツナは旅をする。
最終更新:2022-03-05 16:24:20
33667文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:24pt
「騒音」とは、大きな音だけではなく、ただ不快な音のことも指す。
不快は人を狂わせる。不安を招く。ありとあらゆる「快」とは真逆の感情を引き起こせる。それを扱える者はどのようなものに対しても害になることができるだろう。
誰もが彼に対して不快で不安で不気味で、畏れを抱いた。先の見えない闇夜に対する気持ちのように。
最終更新:2022-02-14 20:27:20
1516文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あまみわつき
ローファンタジー
完結済
N8047HI
1600年に起こった「関ヶ原の合戦」において徳川家は圧勝をおさめ、
天下は徳川家に傾きつつあった。そんな折徳川のあずかりとなっていた宇都宮藩で
村人が一斉に行方不明になりという奇異な出来事が起こる。
真相を確かめるべく家康と天海は、秀吉の世において冷遇され廃れつつあった
陰陽寮の復活と引き換えに、陰陽の一族、安倍家の末、土御門久脩に、安倍家が
貴族となる際に分家した、妖魔退散などの畏れ、穢れを専門とする一族・ウズメに
事の調査を依頼させる。ウズメ、行動を共にする陰陽師・朔夜、
そして天海からの
目付役として同行する弦三郎(と天海)。三人は宇都宮へ…
調査を進めると、宇都宮では、秀吉の世に改易され行方不明となっていた、旧宇都宮
藩主・宇都宮国綱とイエスズ会の宣教師を名のるマウリシオによって、蘇人(そびと)という
ゾンビにされていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 22:00:00
23917文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
村の人間に畏れられてる自覚のある鬼の話。
311字
最終更新:2022-01-03 02:40:48
311文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ひなた華月
現実世界[恋愛]
完結済
N4113HH
クラスの真面目な風紀委員である鷹宮雫(たかみやしずく)さんは、とても綺麗な女子生徒だ。
容姿は大和撫子を体現したかのような、艶のある長い黒髪に細いラインを描く身体。
校舎を歩けば、誰もが振り返る人物……のはずなのだが、生徒たちは決して、彼女と関わらないようにしていた。
その理由は、彼女が風紀委員であり、その使命感を背負っているが故に、他の生徒たちからは『校則の番人』として畏れられていたからだ。
そんな中、僕はとある事情から校則で禁止されている漫画を持ち込んでしまい、それ
が鷹宮さんに見つかり没収されてしまう。気落ちする僕だったが、漫画を返して貰う為、僕が恐る恐る彼女がいる委員会室に向かうと……。
結果、偶然目撃してしまった鷹宮さんの秘密を隠す為、僕たちは恋人同士になることに。
……ん? いや、どういうことかさっぱり分からないって? それは僕が聞きたいくらいである。
これは、ただのオタクだった僕、藤野律(ふじのりつ)と、真面目で厳しいクラスの風紀委員である鷹宮さんとの、偽りの恋物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 00:04:56
111294文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:58pt
各国に【剣鬼】の名で畏れられる少年タガネ。
剣の達人と言われ、各国からの剣術指南官や勇者パーティーからの勧誘さえも固辞して傭兵のまま旅をしていた。
裏切られた過去から人を信用できず、異名のせいもあって定住すらできない。
そんな彼が定住先を求めて放浪する中で、少しずつ後世にまで慕われる【剣聖】となっていく話。……………の最初のお話。
最終更新:2021-12-19 17:13:31
15461文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
どこにでも居るような平凡な男子高校生、遠藤トオル。
いつものように学校からの帰路を歩いていた彼は、帰り道から少し逸れた場所で見知らぬ男性が女性の血を吸っている姿を見てしまう。動揺したトオルは男に見つかり、女性のように血を吸われてしまった。
『吸血鬼に血を飲まれた者は吸血鬼になってしまう』という言い伝えの通り、トオルも吸血人間となることに。
抗えない吸血欲求。変化するようになってしまった自身の体。視線が、味覚が、嗅覚が、五感が、意思に反して血液へ異様に反応する。
異常が日常となってしまう、いつもの日常が変えられていく苦痛。普通の人間が突如異形になってしまったら、どう変わっていくのか。どう変わらないのか。
「もしかしてまだ夢見てる? 現実を見なよ。君を受け入れてくれる人間がいるわけないだろう? 吸血鬼は畏れられ、淘汰されるべき存在なんだから!」
.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:01:39
84819文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
スランプが酷くて文章の書き方も忘れて来たのでリハビリ習作です。シリアスっぽいあらすじをぶち壊す内蔵型シリアルなのでくそつまんねぇあらすじも下拵えだと思って目を通して頂けると嬉しいでござる。リハビリなので文章おかしくてごめんなさい。
『絶死の大砂海』と呼ばれる死の砂漠があった。
流砂と流砂がぶつかり合い人も動物も立ち入れば呑み込まれて命を失う。砂の荒海。
まるで命を狩りに来たように拡がり幾つものオアシスや集落、国さえも呑み込まれた。
いつしか周辺の国々は大砂海に贄を流すよう
になる。生者であろうが死者であろうが砂漠を静かに呑み込んでいく。そうすると少しだけ砂漠化が押し留められる。
大砂海の奥には砂漠の王が存在するのだと人々は確信し、畏れ、恐怖から逃れたくて更に贄を捧げる。
それは神を信仰する行為に似ていた。
その『絶死の大砂海』に人知れず住む一匹の蛇の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 08:35:05
12293文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
『最も偉大なる異端者』――。人知れずそう称され、畏れられ、讃えられる一人の男がいた。彼の名はラシュウ。
英雄オルクの活躍によってデイア大陸史上初めて大陸全土を支配したオール帝国が滅亡し、国亡き無法の世と化した混沌の時代を駆け抜けた『もう一人の英雄』――。
その英雄ラシュウの傍らには常に一人の少女がいたと言う。
彼女の名はニムル。彼女は英雄と共にあっては、それに似つかわしくない普通の少女であった。
それでも彼女は、後の世に於いて『自由の母』と讃えられる存在となる。
何故、
英雄ラシュウは異端者でありながら英雄足り得たのか?
何故、普通の少女である二ムルは『自由の母』となったのか?
その謎を解く鍵は、我々が生きる此の世界そのものにあった。
では、我々の生きる【此の世界】とは一体何であるのか――?
何故、英雄ラシュウは“世界に絶望した”のか?
何故、少女二ムルは“世界を知ろうとした”のか?
それは、真実と慟哭の物語……。
この物語は、英雄ラシュウと少女ニムルが出会う処から始まる。
異端者と普通の少女が出会う時、〈世界〉は動き始める。
さあ、共に参りましょうぞ。「世界」を知る為に――
~歴史作家ジャン・サミュエル作『ニムルとラシュウ』冒頭文より~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 11:45:59
58675文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
大陸の南で砂漠と断崖絶壁に挟まれる綾京国の都慶寿では、一月程前から奇妙且つ猟奇的な事件が続発していた。連続勾引と大型獣に因ると思われる惨殺事件である。
綾京は他国に比べて妖の出現が非常に多く、慶寿は妖が最も跋扈する危険域であると同時に妖退治を生業とする退治屋の総本山でもあったが、綾京は過去に被った退治屋の騙りの害から、国内の退治屋を国に登録する鑑札制を敷いていた。最高位の一札から下の仮札の五札位を俗に札持ち、鑑札制度に与さぬ無資格者を潜りと言った。便宜上妖も五階位に分類さ
れ、下から妖雑、下妖、中妖、上妖、大妖、妖雑と下妖を纏めて卑妖、中妖と上妖を貴妖と括った。神にも近いと畏れられる大妖は別格で、一札でも敵わないとされていた。
既に十六の若さで凄腕として名を馳せる潜りの退治屋吉蝶は名前以外の一切が不明の謎の少女。一月前に彼女に弟子入りしたばかりの千砂にも語り難い過去が有ったが、互いの事を詮索せぬ儘その慶寿で暮らしていた。
二人は、情報屋と潜りへの仕事の斡旋屋、そして妖に憑かれ妖に変じてしまった人間堕妖専門の退治屋を兼ねる集団「小塚」の頭領甲斐からの非公式の依頼を受け、惨殺事件の調査に乗り出すのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 10:55:51
120616文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:丑十八 higure
コメディー
連載
N5711GP
"普通"の人間 higure の元に、突如猫のようで猫でない何かが舞い降りた!!
人間と"何か"のメチャクチャな日常!!
「ねえ、僕何か悪いことしたっけ!?」
『畏れ慄け、人間よ──。さあ、我々の日々、支配への絶望、人々の喘ぎ苦しむ姿……とくと見るが良い。』
※残酷な描写は恐らく一切ありません。
最終更新:2021-08-08 23:33:15
6544文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本の田舎町で暮らす普通の高校1年生、マホ。
16歳の誕生日に偶然拾ったペンダントから
学校一、いやその町一番の有名人であり
国宝級イケメンと名高いカイホ先輩と知り合いに。
カイホ先輩は突然
君は僕の運命の人
君を追い掛けて遠い世界から時を越えて来たと
マホに話し出し…
王子の寵愛を受けていたフォンは
不慮の病により命を落とし
そして神の悪戯によって
フォンの魂は
本来なら飛ばされないはずの時空へ飛ばされ
マホとして転生してしまっていた
それを知った王子は
神をも
畏れず立ち向かい
そして神の力を使い
フォンの魂を取り戻しにやってきた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 00:00:00
11313文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
守らなければならない村の『しきたり』
惣領息子様と呼ばれる『玉彦』
そして隔離された村という領域のなかで巻き起こされる『奇々怪々』
中学一年生の比和子は、母親の出産、父親の海外出張のため、夏休みの間だけド田舎にある祖父の家で過ごすことに。
この祖父の家がある村は、日常茶飯事に不可思議な出来事が起こる。
村民に敬い畏れられる名家の、ちょっと世間に疎いおかっぱ頭の惣領息子『玉彦』と出逢ったことで、ド田舎で過ごす人生最大の退屈な夏休みは忘れられないものとなる。
※毎
日複数回更新です。
※物語は進行するにつれ、主人公が中学生から大人へと成長します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 10:00:00
463917文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:666pt 評価ポイント:394pt
そこは武器が衰退した世界。
僅か数百年の間に瞬く間に発達した魔法が、
今の世界では絶対とされている。
そして物語は一人の吸血鬼から始まる。
彼の名はラクール・ド・エルナス。
数多の吸血鬼の頂点に立ち、六大陸の一つを数百年で支配してしまった誰もが畏れる皇帝だ。
彼が歩けばその畏れに人々は跪き、声を発すればその魅力に心を奪われる。
魔法、肉弾戦においても間違いなく大陸最強。
そんな彼がある日、領内に戻ってきた。
「ラクール様、まずはどの大陸に攻め入りましょ
うか?」
「どうするの?お兄様♪」
「主様!!」「主様」「主君!」
「ふむ」
側近からの期待の声に、重々しく頷く。
「そうだな、まずは……」
(まずは安全に暮らしたいよぉぉぉ!!!
魔法が使えないのに皇帝なんてやってられるか!
ああ、平和な日本が懐かしい!
そうだ俺は温泉に行く!今行く!そうする!!)
「まずは休養と取るぞ」
「「「「「はい!!」」」」」
これは、魔法が使えない吸血鬼の皇帝が、
その体裁を保つために争いへ巻き込まれて行くお話である。
彼は皇帝としての威厳を守ることが出来るのか?
そして、無事に望まない世界征服を成し遂げる事が出来るのか?
これからのお話に、どうぞご期待いただきたい。
処女作ですので、拙い文章や矛盾などが生じると思いますが、どうぞ暖かい目で見守って下さると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 17:09:56
76414文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:42pt
朝霧 烈圭(あさぎり れつか)は、九州のとある片田舎に生まれ、地元の高校に通っている女子高生。親兄弟はおらず、幼い頃から親戚の家をタライ回しにされていたが、現在は一人暮らし。静かで平穏な暮らしを送っていた。
しかし、高校2年生の春。
クラスで隣の席となった天鬼 夜鷹(あまき よだか)と、その兄、天鬼 藍之仁(あまき あいのじん)という、転入生の双子の兄弟との出会いにより、ほとんど誰にも打ち明けたことがなかった、とある“秘密”を暴かれてしまう。
これをきっかけとし、
烈圭
は自分の生きる意味、
生かされた意味、
本当の“家族”の在り処を求め、
“人間”・“鬼”・“妖”
古より続く、この三つ巴の存在の因縁に
巻き込まれてゆくこととなる───
かつて、我々を統べる者は
隔てなく、全て“夜叉”と謳われ、貴ばれた。
人の子らはそれらを心から畏れ
妖共はそれらを酷く厭う。
そして、それらの中でも
古き夜の終わりを告げ、
始まりの朝をもたらす彼らを
我々はこう呼んだ────
『 阿 吽 の 夜 叉 』
これは彼らの“はじまり”
そして彼らの“おわり”を紡ぐ、
幾多の夜叉共の物語─────
──────────────────
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 08:00:00
113684文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:90pt
『修羅の国』というVRMMOで≪老鬼≫と畏れられた源重郎、本名東藤景勝はそのゲームのサービス終了の翌日、弟昌幸から『Free World Online』という新作VRMMOをプレイして欲しいと依頼される。何でも可愛がっている大姪の桜がそのゲームをやるにあたり、心配事が有るらしく・・・。
そこから始まる≪老鬼≫源重郎の新たなる戦いの日々!
「老いたが儂は『修羅の國』にて≪天下無双≫と号された者!我が身をさらなる高みへと押し上げるため、そして、我が大姪桜のため、いかなる困難も
打ち砕いて見せようぞ!≪老鬼≫源重郎、押して参る!」
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 23:45:22
39481文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:804pt 評価ポイント:416pt
作:ツナズキクン
ハイファンタジー
短編
N7656GZ
この世界には人間以外に不思議な力を持つ異形の者達がいた。
人々は彼らを畏れ『神』という名で敬った。
『神』をその身におろし『神』と戦い続ける少年。
彼が戦う理由とは?
ーーーーーーーーーー
読み切りのため世界観については深くツッコまないでください!
直接的な描写は避けていますが、人が亡くなるシーンがあります。苦手な方はご注意を。
最終更新:2021-05-30 18:51:39
5751文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
大陸中から『剣鬼』と呼び畏れられる傭兵の少年タガネは、旅の途中で仕事の指定時間に遅刻しそうになり、近道として峠を超える険しい道を使用した。
ところが、その先で地図にない岐路と遭遇する…………。
最終更新:2021-05-24 17:51:55
5534文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
各国から剣鬼と畏れられる傭兵の少年タガネは、十六歳の夏に『緑の沼』と呼ばれる森の奥地へと調査依頼で立ち寄る。
行方不明者の続出する魔の森、暗い噂ばかりが立つ場所には、ある秘密があった。
最終更新:2021-05-21 16:05:20
10074文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:48pt
この物語は少年ラインハルトと、少女ヴィクトリアの短くも長い物語。
帝国の士官学校にて平民ラインハルトと皇帝の孫娘ヴィクトリアが相棒になり、帝国内部の貴族や対立国家間の様々な陰謀に巻き込まれながらも切り抜けていくが、やがて二人は大いなる計画に巻き込まれしまう!?
そして士官学校の入学式新入生代表でヴィクトリアが自身の高祖母である皇帝ヒルデガルドに向けて高らかに宣言した。
「私はまどろっこしい話は嫌いだ。だから端的に言う……」
すると畏れ多くも皇帝ヒルデガルドを指差したのだ。
「私、ヴィクトリア・フォン・アルムルーヴェが必ずや深紅の玉座を奪い、皇帝になってみせる!!」
皇帝ヒルデガルドはヴィクトリアを見るなり冷笑する。
「フフ、面白い。もがき苦しみ、地べたを這いずりまわって深紅の玉座に挑むがいい、我が愛しくも愚かな孫娘よ」
ヴィクトリアが深紅の玉座に座るか、名も無き戦場で倒れてしまうかは誰にも分からない。
それは後世の人達のみが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 20:24:09
408326文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:52pt
作:石製インコ
ハイファンタジー
完結済
N3002GY
ステータスオール1、魔法とスキルは一切無しの無能者ルシフェル・イザヤは、そのあまりの無能さゆえ、実家、冒険者ギルドだけでなく、子供の小遣い稼ぎであるドブさらいギルドすら追放される始末。
就ける仕事が無い彼は物乞いになるが、そんな時4千のゴブリン軍団が街を襲い、絶体絶命のピンチを迎える。
ルシフェルは襲われた少女を助けだそうとするが、彼は9歳児にボコられるほどのクソザコ。ゴブリンにあっさり殺され、あの世逝きとなる。
裁きの間で、閻魔大王とその手下に侮辱されながら、理不尽な判決
で地獄に堕とされるルシフェル。
地獄では、針の山、血の池地獄など、想像を絶する苦痛が待ち受けていた。
ルシフェルは何とかその苦痛から逃れようとする内に、『気』の力に目覚める。
気の力を得たルシフェルは最強となり、反乱を起こし、地獄の王となる。
迷宮地獄の主を倒せば、現世に甦られる事を知ったルシフェルは、神の眷属である各階層守護者を撃破し、弟子にしながら現世へと帰還。
その圧倒的な強さに、人間達は彼を邪神として崇拝し始めるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 22:40:48
108012文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:3474pt 評価ポイント:2506pt
迷宮──意思を持ち、時におもちゃ箱のように或いはミミックのように姿形を変えて侵入者を翻弄する…
かつてこの世界には迷宮を造り出し、迷宮を掌握し、迷宮に愛された種族がいた
その類稀なる能力故、時の権力者に重宝され畏れられた彼等───メイズメイカーと呼ばれた今はなき一族の少女と流れのトラップマスターの少年の冒険ハイファンタジー小説です
最終更新:2021-04-22 11:41:29
14096文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
毒しか与えられなかった少女は、百毒の精霊の加護を得る。
その手はあらゆる毒を与える。
その毒はあらゆるモノを侵す。
誰もがその毒を畏れ、また敬いすら抱く。
その少女は「百毒の白雪姫」と呼ばれた。
おはようございます!
今日もお仕事ですね?
ありゃりゃ、また無茶したんですか。
任せてください。
ファルマ、お手当頑張ります!
最終更新:2021-04-15 00:17:39
8018文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
およそ百年前、女勇者アルウェンと後の伴侶となる少年によりサッキュバスの王クシモは敗れ封印された。
しかしその直前、クシモは『お前達の子が余を復活させる神官となる』という不気味な予言を残す。
そして現在、クシモは既に復活しており魔王としてではなく地母神として崇拝されていた。
復活させたのは予言の通りアルウェンの息子であった。
彼はクシモを信仰する慈母豊穣会を組織し教皇として君臨している。
しかも彼は復活したクシモを征伐しにきた数多の勇者を悉く屠っている強大な守護者でもあった。
これは勇者の息子でありながら神々に『魔人』と呼ばれ畏れられている男と神に未来を托された勇者達との闘争の物語である。
今日もまた一人の勇者が斃され、教皇ミーケの手向けの言葉が紡がれる。
「生まれ生まれ生まれ生まれて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 21:16:06
167260文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
この世界には人知を超えた生物が存在する。ある者達は彼らを神と崇め、ある者達は彼らを真の王と畏れ、ある者達は魔獣と恐れた。人類にとって、彼らは天災の一種であり、決して抗う事の許されぬ存在だった。
全29話 毎日18時に更新します!
最終更新:2021-02-20 18:00:00
125483文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:86pt
作:黒留ハガネ
ハイファンタジー
完結済
N2245GI
一度は世界征服を果たした最強の魔王は言った。私の師は私と比べ物にならないほど強いと。
魔王を倒した偉大な勇者は、全ての力は彼に授けられたと語った。
一説にはその人物は裏社会で畏れられる謎めいた暗殺ギルドの設立にも関わっているという。
長きに渡る大陸の戦乱を納めてのけた皇帝の影にはその男の姿があったとまことしやかに囁かれる。
つまり全部俺の事だ。かつて神々と肩を並べて宇宙人の侵略を撃退した、神話の終わりを結ぶ最強無敵の人間にかかれば最強の弟子乱造もちょちょいのちょいさ。
さあ、
このファンタジーな世界で最強の弟子を育て、宇宙人の再侵攻に備えろッ!!!(再侵攻はない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 12:50:04
104960文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:25272pt 評価ポイント:15628pt
作:天見ひつじ
ローファンタジー
完結済
N5806DI
かつて『冬枯れの魔女』として畏れられた魔女は、その力を人を傷つける目的で行使しないと決め、一人の少女に戻った。名をフェル・ヴェルヌと改めた彼女は『トゥール・ヴェルヌ航空会社』の見習い航法士として、ベテラン操縦士のユベール・ラ=トゥールと空を飛ぶ。
魔女のホウキではなく、飛行機に乗って。
※第十二話で完結。第十三話以降は外伝となります。
最終更新:2021-02-13 22:44:46
443595文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:4002pt 評価ポイント:1210pt
青年、霧崎邪悪は決意する。自身を望まぬ異世界の地に拉致した神へと、必ず復讐してやる、と。だがそんな彼の前には、まるで邪魔をするかのように人が、神が、そして――世界までもが次々と立ち塞がってくる。進むためには、もはや力尽くで押し通るしか方法はない。故に、彼は斬る。人を斬り、神を斬り、ただひたすら自分の道に立ち塞がる敵の尽くを斬って、斬って、斬り捨てて……。―――そうして我が道を歩み続ける彼は、いつしか世界中から“狂神”と畏れられることになるのだった。“狂神ジャック=キリサキ”と
―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 08:00:00
480435文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:419pt 評価ポイント:97pt
かつて『導魔の賢者』と呼ばれ尊敬され、畏れられていていた魔導士オーズ・グランベルはとある理由で指名手配され殺されてしまう。
しかし何と魔法でちゃっかり転生していた⁉
そんな男の第二の人生が今、始まる!
最終更新:2021-01-08 01:03:55
3933文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:京衛武百十
ハイファンタジー
完結済
N6773GM
僕は、<神>だ。
人間達は僕を<神>と呼ぶ。
だけど僕は、自分が何なのか知らない。確かに僕が思うだけで空は荒れ狂い地面は激しく揺れ、海が二つに割れることもある。
でも僕は、自分にどうしてそんなことができるのか、その理由を知らない。
僕は死なず、老いず、傷付かず、朽ちることがない。そうやって数万回、季節が巡るのを見守ってきた。
そんな僕を人間達は<神>と呼ぶ。
そう呼ばれることを僕は望んでもないのに、勝手にそう呼ぶんだ。
だから普段は、人間達の前には姿を現さないよ
うにしていた。僕の気配を感じると人間達は勝手に、畏れ、崇め、敬うから。
やめろ…やめてくれ……
お前達がそんなことをするから僕はここから動けないんだ。人間達の<想い>が、僕をここに縛り付ける。
それを引きちぎって行くこともできなくはない。だけど僕はそれを選択できない。何故かって? 彼らが僕に<想い>を寄せることで、彼らは僕の<眷属>となり、彼らの<命>の一部を僕に預ける形になっているからだ。僕が彼らを見捨てていけば、彼らはその命を全うできずに死ぬ。
僕は滅ぶことのない存在だけど、だからこそ死ぬことができる彼らが羨ましい。
彼らが<死>を享受できることが妬ましいんだ。だからこそ僕は彼らに安易な死を与えたくない。不愉快だから。死ねない僕の前で死の安らぎを享受する彼らが許せないから。
生きろ。
人間達よ、生きろ。
生きることこそが、僕がお前達に与える<呪い>だ。
痛み、苦しみ、渇き、妬み、嫉み、悲しみ、憎しみを抱えて生きていけ。どうせお前達は、死ぬことでそれから逃れられるのだから。
けれど、最近、人間達は徐々に僕のことを崇めなくなっていった。僕を崇めなくても、何やら作物を上手く実らせる方法を見付けたらしい。
何かと言えば人間達が用意していた<生贄>もぱったり来なくなった。
おかげで僕は安穏とした時を過ごせていた。人間達に煩わされることなく。
なのにある時、大変な干ばつがあった。雨がまったく降らず作物は育たず、それは、大飢饉をもたらした。
僕は何もしてない。いや、もしかしたら何もしなかったから……かな?
すると人間達はまた、僕の前に一人の女の子を寄越した。生贄だ。
ああ、もう、どうしてこうなるんだ……
こうして、僕と、生贄の少女<ヒャク>との日々が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 06:00:00
109146文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:54pt
新世界、アメリカ合衆国に渡った悪の巨魁、JJ・シャタリーヌ。旧大陸の闇の叡智として畏れられた彼が築き上げ、合衆国を脅かすまでに成長したはずの組織は、一体何故、どのようにして崩壊してしまったのか。
この最後の謎が解ける時、合衆国西部を巡ってきたこの探偵物語は、いよいよ幕を下ろす。
「あんたはあたし、あたしはあんた」
※この作品はブログ「黄輪雑貨本店(http://auring.blog105.fc2.com/)」にも掲載しています。
最終更新:2020-12-15 20:00:00
25814文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔女──それは、太古の昔より人間と共に存在した異色なる種族。
その力は自然を従え、時に人を誘い、時に人を導き、時に人を陥れた。
畏れ、敬い、恐れ、崇められる存在。
とある王国はその魔女と契約し、発展を続けてきた。
そして、ある日、その魔女を成敗せんと聖女が現れた。
これは、魔女が国を追放されて彼と共に旅に出る話。
最終更新:2020-11-23 15:40:00
4394文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
養子としてある夫妻の元で育っていた少年はある日、夫婦によりその夫婦の娘が人身売買に出されたことを知る。平穏が崩れた中で信頼出来るもの。人間の汚さを知っていく恐怖。過酷さが人格をどう作るのか。
最終更新:2020-11-19 23:07:26
3751文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:日之影ソラ◆10/1新作ハイファン&インチキ聖女二部開始予定
ハイファンタジー
短編
N1968GO
かつてその力を畏れ、人々に迫害された存在の魔女。
その生き残りであるユリアは、大陸の端にある森の中でひっそりと暮らしていた。
何事もない日常に退屈さを感じていた彼女は、人間の赤ん坊と運命の出会いをする。
身寄りのない赤ん坊を放っておくわけにはいかず、大人になるまで育てることにしたユリアは、赤ん坊にシオンと名付けた。
すくすくと成長するシオン。
魔法を習いたいというシオンだったが、不思議なことに彼には魔力は全くなかった。その事実を隠しながら育て、適当に身体を鍛えさせていると……
知らぬ間に恐ろしい強さを手に入れていた。
素手でモンスターを殴り飛ばし、当然のように水面を駆け抜けたり。最終的にはドラゴンを倒してしまうほどの強さを得ていた。
そんな彼は小さい頃から――
「大きくなったら師匠と結婚する!」
という可愛らしい夢を語っていた。よくある子供の夢だが、それを大きくなるまで貫いた彼は、十五歳になってもユリアと結婚するために努力を続ける。
人間との結婚に消極的なユリアは、色々と条件を付けて先延ばしにしようとするが、それでもシオンはめげない。
「師匠と結婚するためなら、最強の魔法使いにでもなってみせますよ!」
これは隅っこ暮らしの魔女に育てられた魔力ゼロの弟子の逆転劇。
シオンは愛する師匠と結ばれるため、魔法学園を物理的に駆け上がっていく。
連載候補短編です。
追放ではありませんが、ざまぁ要素ありです。
そのためペース重視になっていますが、連載版ではもう少し丁寧に進むと思います。
ブクマ、評価してくれると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:02:45
4038文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:528pt 評価ポイント:424pt
作:日之影ソラ◆10/1新作ハイファン&インチキ聖女二部開始予定
ハイファンタジー
連載
N7657GI
【一部設定およびタイトルを変更しました】
千年前――異世界より召喚され、剣帝と呼ばれた男がいた。
彼の剣は美しく、勇ましく、誰よりも強かった。
そんな彼の唯一の願望は、剣術を極めること。
大国を退け、魔王を倒し、魔神すら打倒した彼を、人々は英雄と呼んで称えた。
剣帝となった彼は、自らの願望をかなえたのだ。
しかし、栄光は長く続かない。
彼の力を畏れた人々によって、彼は毒殺されてしまった。
それでも彼は願望を叶えたのだ。
悔いはない、満足だと……思えなかった。
最後を迎えた
彼に残っていたのは、埋まることのない空っぽの心だけ。
何も満足などしていない。
ただただ虚しいだけ。
そうして、彼は二度目の生を受ける。
貴族の次男に生まれた彼は、今度こそ満足した最後を迎えるため、好きか勝手に生きることにした。
ほしい物は全て手に入れる。
世間で嫌われている亜人も、自分が気に入れば使用人として雇う。
いつしか落ちこぼれ貴族と呼ばれていた彼だったが、そんなことは気にせず自由気ままに暮らしていた。
そんなある日、実の父から追放宣言を受けてしまう。
目に余る堕落ぶりに呆れられてしまったった彼だが、落胆することなく新たな道を見つける。
これは剣帝と呼ばれた男が、幸福な最期に向って生きる物語。
四万字程度で区切りとなるように書いています。
それ以上続けるかは、読者の皆様の反応を見ながら考えるつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 12:00:00
54284文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12718pt 評価ポイント:7292pt
魔女見習いイリルミント・グルクは、蟲と薬使いの魔法少女。畏れ知らずで、修行は大嫌い。ある日、不意に拉致られて、気付けば奴隷として売られようとしている。
最終更新:2020-09-21 12:04:02
4351文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:36pt
作:ハンサムソード
ハイファンタジー
連載
N3888GM
この世には無数の世界が存在している。
何かの拍子に自分の住む世界とは別の世界…【異世界】に迷い混んだ者は【転移者】と呼ばれ、皆軒並み特別な力に目覚め、英雄…魔王…と呼ばれ畏れられる存在となった。
自身も【転移者】として【異世界】に立つ事となった男…彼に与えられた能力は【異世界転移】という、転移者の常識をも越える能力だった。
しかし、発動条件は厳しく…その世界での【エンディング】を迎える事で強制的に発動し…次の【異世界】へ送られるという使い勝手すら悪い能力だった。
何度も繰り返される【異世界転移】の末辿り着いた世界は…本を通じて物語の中…異世界の中に入り込み…そこで人助けやクエスト…トレジャーハント等を行い生計を立てる冒険者が多く存在する世界…【カインディア】だった。
目の前に現れた獣人の少女が現れて言い放つ!
「待ってましたよ!先生!!」
これは何度も戦い、何度も傷付き…何度も【エンディング】を迎え、何度も出会いや別れを繰り返し、何度も【異世界転移】を繰り返し、自分の名前すら忘れてしまった男が先生と呼ばれ、生徒達"が"【エンディング】を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 19:52:40
24765文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
前世で魔王討伐のメンバーで、大魔導師であった記憶を生まれながらに持っている主人公。
その膨大な魔力を畏れられ、魔王討伐後に勇者により断頭された。
今世では所謂強くてニューゲーム状態を隠し、平凡な生活を手に入れるべく悪戦苦闘。
どうやら裕福な家庭のご令嬢で、もしかしたら悪役令嬢というやつなのかも?
前世で一度だけ読んだことのある恋愛小説に出てきた悪役令嬢の様な風貌…。
今世では絶対、平凡で自由な生活を手に入れたい!!
チートな私の奮闘記。
※初めての投稿になります。乱筆乱
文、誤字脱字などあると思いますが、温かい目で読んでいただけたらなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 20:00:00
73642文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:6308pt 評価ポイント:3910pt
上流貴族の集まる学園「ヴェーロ学園」には、氷の才女と呼ばれ、畏れられる女生徒がいた。
彼女の名はウィステリア・エーネハイネ。邪魔する者は尽く排除し、常に学園カーストの頂点に君臨してきた。
そんな彼女のクローゼットが、日本に住む藤川藤也のクローゼットと繋がってしまって──。
悪役令嬢と呼ばれても仕方ない少女が、日本のサブカルチャーの沼にはまっていく話です。
最終更新:2020-08-16 12:00:00
18436文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:1120pt 評価ポイント:996pt
忘却の彼方へと葬り去ったことごとは、もうなくなってしまったのか。
目に見えず、身の回りにないことごとは、すでに終わったことなのか。
どこかの誰かが古い話にしただけで、なにかはずっと語り続けている。
最終更新:2020-07-28 23:38:20
328文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ほねのあるくらげ
ハイファンタジー
完結済
N6608GJ
『死神』と呼ばれ畏れられていた魔法士クロヴィスは、聖女を糾弾した罪で宮廷を追放されてしまう。
仕方ないので知人のもとに身を寄せたのだが、彼女いわくこの世界はおかしいらしい。
狂った世界を元に戻すため、死神(住所不定無職)と修道女(電波系狂信者)は立ち上がることにした。
――――これは、諦めの悪い主人公と断罪されたモブが手を組んで、すでに勝利を収めた転生悪役令嬢ともう一度戦う話。
※安楽死推進派のキャラが登場しますが、本作品は安楽死の是非を問うものではありません
最終更新:2020-07-25 18:01:48
61500文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:1378pt 評価ポイント:1052pt
遥か遠い昔、睹河原と呼ばれた大陸にて。
幾つもの小国に分かれて争うこの地を纏め、「紅炎国」として天下統一を成し得た者がいた。
かの者はその手段の苛烈さから、「鮮血の紅炎女王」と畏れられる。
冷淡に残酷に天下を得た女王。だが、そんな彼女の胸中にあったのは、切ないほどの願いただひとつだった。
これは睹河原の歴史に隠された、「少女としての女王」の夢と願いの物語。
※拙作「緋姫 ~天羽月舟伝~」と多少リンクしています。読んでいなくても楽しめますが、ぜひそちらも読んで頂けるとより
世界観が深まると思います。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 22:14:18
47841文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
『災厄の魔女』
それはこの世界で最も畏れられる存在であり、人間はおろかその他の魔女や魔法使いでさえ逆らうことのできない唯一の存在。
『非道の王』
それは西の大国アゼリアで先王を殺し玉座についた、若き王シリウス・レイノルズの血濡れた異名。
ある年の立春の翌日、シリウス・レイノルズは帰らずの森に住む『災厄の魔女』をアゼリアに連れ帰った。
これは魔力に固執する『災厄の魔女』と、そんな彼女から魔力を奪おうとする『非道の王』の、長い恋の行方の話だ。
最終更新:2020-05-19 11:36:14
118764文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:30pt
『無能の第七王子』セブンは、父親である国王から必要ないと《終わりの国》へ養子に出され、窮地に立つ国を背負うことになる。
『──ちょうど良い、この国を俺の『計画』に利用しよう』
どこか暗い闇を抱えてそうな最強の主人公が伝説の怪物や畜生共を倒し、そして彼らは主人公の前に平伏し、畏れ、敬う。
そんな要らない王子の成り上がり世界革命記!
この作品は『カクヨム』にも投稿してます。
最終更新:2020-04-26 19:21:40
148801文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:1968pt 評価ポイント:1114pt
忘れ去られたような村里で、病身の父と二人で暮らす田舎娘・ノーラ。彼女のもとに、高貴な身なりの旅の男2人がやってくる。「魔法の森を案内してもらいたい」という彼らに対し、ノーラは父の代わりを申し出るが、彼らの目的は森の奥にいるという“眠れる姫君”を目覚めさせることだった。畏れ多いと反対するノーラに、さらに驚くべき真実が告げられて…。
『眠り姫』を翻案したファンタジー・ロマンス。
喫茶マリエール『Otogi Stories総集編』収録作品<第二十九回文学フリマ東京(2019.11
.24)出展>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 23:00:00
25376文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:248pt 評価ポイント:166pt
検索結果:239 件