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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:229 件
なんとなく、口語訳してみたくなりました、等と供述しており(以下略
まあ、民俗学とかの沼の入り口になればなーと。
最終更新:2022-08-17 09:00:00
1946文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
三村 大知は現代の浦島太郎を体現したといってもよかった。
彼は『妣島(ははじま)サバイバル研修集団失踪事件』で30年ぶりに生還した1人だった。
政府機関に隔離され、2カ月にも及ぶのあらゆる検査を終え、ようやくこちら側に還ってきたというのに、心は曇ったままだ。
かつての恋人、波多 真智子をドライブに連れ出し、悩みをぶつけることにする。
真智子もまた、妣島でなにがあったのか母親のように問いかけるのだが、三村は子どもっぽくはぐらかすしかない。
カーラジオから流れてきた音楽番組『大
泉 仁志のミュージックG-LOC』でさえ、この集団失踪事件のことについて、あれこれ憶測で発言するほど、世間をにぎわせていた。
ディスクジョッキーたちの無責任なトークに苛立ちを憶えた三村は、ラジオ局に抗議の電話をかける。
応対したディレクターは、むしろ番組人気に火がつくと思い、三村に出演の交渉する。
そして生放送中、三村はスペシャルゲストとしてスタジオに飛び入り参加。ついに政府にも洩らさなかった集団失踪事件での真相を語りはじめる……。
「――まるでトラバサミに挟まれたも同然だった。おれたちは罠にかかったんだ」
三村たちは浦島太郎と同じく、異界へ行き、手厚いもてなしを受けたという。乙姫のような美女との契りまで交わしてしまった。
しかしそれは超えてはいけない一線だった。彼らは罰を受けたのだと告白するのだった……。
奇想天外な現代の龍宮城とは何か? そして謎の腰蓑姿の美女たちの狙いとは?
※本作は夏のホラー2022企画作です。テーマは『ラジオ』。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 06:12:52
52856文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:96pt
僕は戻ってきた。
手段は選ばない。やるべきをやる。
君を二度と雪女にはさせないから。
最終更新:2022-07-31 00:04:55
35588文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
坂ノ上一臣は人を殺した。最上曄夏という名の、心から好いた女であった。自責と後悔に苛まれる一臣は夢を見る。地底湖に架けられた桟橋を誘われるように歩けば、女がいた。
お待ちしておりました一臣様――と女は笑った。
黄泉路の果てに、想い合った男女が織り成す愛憎の夢物語。
――
※この物語は作者の妄想に基づいた完全なる虚構です。登場する人名、地名、団体、組織その他名称に一致があったとしても創作上の偶然であることをお断りいたします。
※過去、異なる筆名で本サイトに投稿していた
ものを加筆修正しておりました。
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:47:35
31571文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:早見なつき(水無月龍那)
ローファンタジー
完結済
N7876HR
怪異に対抗する力を持った少年と、屋上に秘密を持った少女が、学校内の怪異に挑む話。
マンガハックに掲載されている「文系DQNと骨折魔術師」の劇中話として書いたものです。
ボーイミーツガールなアクション少年漫画。
「文系DQNと骨折魔術師」
作:あいく(Twitter:@dqn6459magic)
URL:https://mangahack.com/comics/6459
二次創作の許諾についてはプロフィールに記載。許可取得済みです。
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1話:屋上の
怪
「君、■■■に見つかる前に帰りなよ」
入学式から1ヶ月。屋上の踊り場を読書スペースとしていた僕は、とある少女に読書を邪魔されていた。
彼女が僕の読書を邪魔する理由。それは金曜日の扉の向こうにあった。
僕と榎津の出会いと、彼女の正体の話。
2話:夕暮れ迷宮の包丁さん
「君はもう、後戻りできない所に居るんだって自覚を持つべきだね」
最近校内で怪我が多い。しかし、誰もが怪我をした時の記憶がないという。
それは、不思議な空間に迷い込んだ生徒を包丁で斬りつける何者か――「包丁さん」の仕業。
巻き込まれた部員の宮原さんを助けるため、僕は部長と榎津の3人で包丁さんに挑むことになる。
僕が所属する「民俗学研究部」と、部員が持つ秘密の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 15:15:23
47019文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
入学早々前世知識と持ち前の好奇心で盛大にやらかした公爵令嬢・ネモフィリア。
そのやらかしにでっかい尾鰭がつき、今や魔女ではないのかと後ろ指を指される日々。
そして「聖女」と呼ばれる少女が現れ、とうとう婚約者から婚約破棄を言い渡される。
世間の笑い者となったネモフィリアは腐りつつ、留学して意地でも勉強を続けることを決意。
……したところ、隣国の王太子・エルウッドにスカウトされることに。
隣国へと旅立つネモフィリアの前世知識は本当に役に立つのか?
そして名誉を回復することができる
のか?
そして青春を謳歌できるのか!
……それはそれとして前世はお天気お姉さんになるのが夢だっただけで本当はパッとしない大学院生(専攻:民俗学)だったんですが、それでも転生ヒロインやっていけますか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 03:26:13
13894文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
どこにでもいる平凡な少年、金井 俊は、友人とある噂を興味本位で試して、怪異に呑まれてしまう。
その怪異を調べるために図書館へ行くと、民俗学を嗜むと言う和服の男に出会う。
この男に出会ったことにより、平凡だった彼の人生は音を立てて瓦解する。
最終更新:2022-06-04 17:04:12
24902文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
理外の理、物外の物。超越幾何の第四次に触れた冒涜者たちの探り合い。
※「ハーメルン」様とのマルチ投稿。
最終更新:2022-05-15 11:23:44
7929文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
幼い頃に体験した記憶を確かめようと僕は幼少の頃に過ごした地にやって来た。
かつて山の中で迷いその時に見た山桜と祖父がつぶやいた言葉――オチは境界。
あれは何を意味したのか?これはその真意を求める僕の探求の物語。
最終更新:2022-05-04 16:39:42
4697文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
1999年、8月
土崎一色はベスパに乗って東京から日本一周の旅へと出発する。
青い空、田舎の緑豊かな風景にこころを弾ませながら進む彼をトラブルが襲う。
迷い込んだのは因習にとらわれ、残酷な儀式が続く戎村だった。
一色は村の少女と共に脱出を目指して村の謎に挑んでいくが、そこで見たものは彼の想像をはるかに超えるいにしえからの呪いだった。
最終更新:2022-04-11 20:00:00
23475文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
夏休みのある日、俺は意味もなく歩いていた。やがて到着した集落の地名が目に付き興味を持つが…
最終更新:2022-01-28 17:10:20
3413文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
伊豆七島の新島に、父親の葬儀のため帰ってきた葦原 麻衣。
奇しくも葬儀を終えた1月24日――声を出すのさえ慎み、夜は外出を控え、早く寝る『親だまり』の風習に従わなくてはならなかった。ましてや海の方角を見るのはもってのほかとされている。
その晩は、かつて寛永5(1628)年の江戸時代、圧政を強いた悪代官、豊島 忠松が海で溺れ死に、海難法師となって帰ってくる日だと恐れられているのだ。
万が一ソレを見てしまうと、災いがふりかかり、最悪の場合、命を落とすという……。
麻衣は父が死
んだ真相を探るべくタブーを犯す。
そして本当に、死のストーカーに追われる羽目になってしまったのだ!
夜の新島を町からはずれ、逃げ惑う麻衣。
恐怖から逃げてばかりいては物事は解決しない。真っ向からぶつかって対決すべきだ。
まいやんは知恵をふり絞り、海難法師を撃退しようと試みるのだった……。
※本作は家紋 武範さま主催「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 05:00:00
30552文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
御手洗涼(みたらい すず)が所属する研究室の福本教授が行方不明になった。指導教員代理としてやってきたのは、講師の天利優鷹(あまり ゆたか)。若くイケメンで優秀な彼は女子学生に人気があるが、涼は彼のことが苦手だ。ある日、天利は福本教授を探すと言って涼を連れ出す。最後に教授が目撃されたという、民話収集のために向かった山村には、神隠しの話が伝わっており……。
昔話には『うら』がある――民俗学講師の天利と女子大生の涼が、昔話の裏側に潜む怪異と謎に迫る。
最終更新:2022-01-20 00:03:25
39351文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:132pt
作:松本 志緒里
現実世界[恋愛]
完結済
N8814HK
大学で民俗学を専攻していた丹海堂倫也は、叔母の真唯子に包丁で切り付けられる。倫也の遺産相続と、叔母夫婦の借金問題が絡まり、真唯子は衝動的に倫也を襲ったのだ。もみ合った末に二人は転倒し真唯子は自分の腹を刺してしまう。動転した倫也は駆けつけた大家に救急車を頼むと自分も頭に怪我を負い出血したままその場から逃げだした。
当てもなく辿り着いた山間の黒桐村で診療所に保護された倫也は、村の地主の黒桐静流から、是非近く行われる祭りに参加してほしいと頼まれる。それは当主に伝わる婚礼の儀式で、
静流も村の女性、清楓と結婚するから「村入り様」として見届けて欲しいと言う。倫也は了承し、儀式に参加するが、最中に呑まされた御神酒で昏倒してしまう。そして目覚めると静流に介抱されていた。が、徐々に彼の様子に不信を感じ、逃げようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 13:33:07
55718文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
仁科杏梨(にしなあんり)は大学で民俗学を学ぶ三回生。親友の波田千奈津(はだちなつ)から行方不明になった同期生の丸田美穂(まるたみほ)の両親を紹介される。叔父で探偵の浅間信行(あさまのぶゆき)に事務所に行き仕事を依頼。怪しいのは森宮敦弘(もりみやあつのぶ)という大学講師であると聞き、杏梨は自らその調査を手伝いたいと言い了承される。千奈津が森宮は実は水虎という妖怪で、裏山に棲む魔女と共に人の血を吸っていると言う。否定する杏梨。だが、実際に森宮の周囲で他に五人行方不明になっていて
、彼の不審な行動を見た者もいると言われる。
翌日、大学内を歩いていると苔の生えた亀を見つける。森宮から声をかけられ、お礼にお茶へ誘われるが……。日常ミステリー、年の差恋愛の行方は??? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 23:00:00
100571文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
令和と言う年号も耳に馴染むようになった202X年。
この年の九月、東京は例年に比べてかなり涼しいと言う話であった。
だが、瑠夏《ルカ》には正直ピンとこない。大学のキャンパスが東京にありながら、数ヶ月単位で東京に住んでいなかったからだ。何ならつい先日まで日本国内にすらいなかった。
瑠夏《ルカ》が過ごしていたの都は砂上の都市カイロであった。
最終更新:2021-12-03 10:01:33
4400文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
大学で民俗学の研究をしていた"私"はとある土地の不可思議な伝承の研究を始めた。
『山で子供が遭難しても、翌朝まで決して探してはならない。』
古い文献に記されていた「やまもさま」の研究に"私"は徐々にのめり込んで行った。
※作中の伝承は創作です。
最終更新:2021-11-22 17:38:37
1248文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:尾妻 和宥
現実世界[恋愛]
完結済
N3370HH
村上は仕事で新宮市熊野川町を訪れているとき、川向こうに小さな集落があるのを眼にする。
聞けば、あれこそ百夜月(ももよづき)だという。いまとなっては消滅集落となって久しいが、かつてはロマンチックな悲恋伝説が残されていた。いくら男が恋焦がれても、月が邪魔して女に会えない話……。
あまりにも小野小町と深草少将の百夜通いと酷似していることに気づいた村上。なんらかの形で伝播した異伝であろう。
胸に苦い記憶が甦った。
というのも6年前、京都の大学へ通っていたとき、村上は『京中テレ』で
売れっ子美人キャスター、中谷 董子にひと目惚れした。彼女と付き合いたくて、テレビ局で出待ちしたことがあるのだ。
様々な紆余曲折があった。せっかくいい関係になっていたのに、董子は病気になって家に閉じこもり、離れ離れになってしまう。
村上も愛知の一宮に帰り、半年経ったころ、どうしても董子のことが忘れられず、会いに行こうと決意。
再会した彼女は人格が変わっていた。まるで小町のように、村上を試すのだった。
――「私の家に百日通えたら、君の女になってやってもいい。そうして君自身の信念も試してあげる」
このテストに挑まずにはいられない。一宮から京都山科の董子の自宅までは、直線距離で約96Km、最短ルートで約130km。バイクで『通勤』するにはいささか酷なゲームだった……。
※本作は黒森 冬炎様主催の『ライドオン・テイクオフ~移動企画~』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 22:43:31
38218文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:26pt
夫が逝って1年と2か月ちょっとです。
生活態度が乱れました! 悪い子です。
京極夏彦先生の小説で、あの民俗学の柳田國男が独身時代に抒情詩を書いていたと知りました。
自分が苦しくて書いただけなのに世間は浪漫派だと認め、人気が出るのがたまらないと悩んでいる姿がえがかれていて。
自分の苦しみを垂れ流すのは恥ずかしいことだという点は認めます、でも書かないと辛いです。
日記帳に書けばいいのかな。
ここに記録させていただくことをお許しください。
最終更新:2021-10-18 10:06:52
394文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:178pt
作:ひつじまぶし
ローファンタジー
短編
N2624HF
ーー死者の弔い方にはその地の特色が強く現れる。
異世界におけるチベットのような土地に住む人々のお話。
厳しい自然、外部から隔絶した社会、長い歴史がその地で多くの文化を生んだ。
そんなこの地にでは特殊な葬送方法を生み出した。
動物に墓を背負わせるのだ。
この儀式を通して人々がどう動くのか、ある一人の流れ者を中心に話は進んでいく。
※この話は連載するシリーズの前日譚的なお話です。
蟲師とかキノの旅といった不思議な風習を持つ街が好きな方におすすめです。
最終更新:2021-09-17 17:45:47
8353文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ここにも書いてます https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8600429
最終更新:2021-08-23 12:34:17
7365文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:退役トレーナー
ローファンタジー
完結済
N2573GY
この作品は柳田國男先生の『遠野物語』を現代文に訳したものです
東北は岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承をまとめた久遠のベストセラー!
『日本人とはなにか』日本が近代化に向けて動く中、柳田國男先生がそれを考える中で執筆した貴重な説話集。それを他の人にも気軽に見てもらえればと現代文に訳しました。
情報についてはウィキペディアやグーグルマップなどで補完しています
土日祝の19時投稿を予定しています
柳田國男 1875-1962
日本の民俗学者、官僚。文化勲章及び勲一等旭日
大綬章受賞
日本民俗学の開拓者
『遠野物語』は2018年12月30日のTPP整備法施工以前に、柳田國男先生がご逝去なされてから50年が経過しているので著作権が切れています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 19:19:58
46576文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:40pt
それは、思い出してはならない記憶だった。
大学生最後の夏。来年に卒業を控えた主人公、杉本香奈は、久々に地元の旧友と会うことになった。
話の流れで、去年話していた予定と違う卒業論文の題材について、ふと疑問を持つ。
そういえば、最初は何を題材にしていたのか。何故、今の題材へと変えたのか。
当時の記憶を辿り、そして、思い出す。
それは、民俗学の課題で地元の民間伝承を取材するために、地元に帰省したことが、始まりだった――――。
最終更新:2021-08-15 01:00:00
20700文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:32pt
岡山県玉野市に恐ろしくも悲しい伝説がある。
今を遡ること動乱のさなかの室町時代、安芸出身の盲目の座頭たち五人がいた。
一念発起して信濃の善光寺へ参るべく、瀬戸内の海を船旅の途中であった。
ところがその全財産に眼がくらんだ船頭。座頭たちは金品をまるごと奪われたうえ、ちっぽけな岩礁に置き去りにされ、潮が満ちてきて海の藻屑と消えたという。
それ以来、周辺では怨みを飲んで死んだ五人の無念か、すすり泣く声が聞こえたり、火の玉が飛ぶなどとよからぬ噂が飛び交った。地元漁師は気味悪がって近
寄りたがらない、いわくつきの岩礁だった。
……この悲劇伝説には諸説がある。
五人とも溺れ死んだのではなく、うち一人が近くの海岸に打ち上げられ生き残ったともされているのだ。
本作は、この生き残った座頭の逸話を題材に、恣にアレンジした物語である。
岩礁から近くの無人島に命からがら逃げた座頭の一人、杜の市。琵琶法師だった。
口封じするために追ってくる船頭、鬼市郎。
因果な運命の綾糸が織り成すさなか、得体の知れない不気味な島で命がけの遊戯がくり広げられることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:07:34
61867文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:70pt
森社みどり19歳は同大学で一緒に“民俗学”を専攻している森社美樹19歳と共に“森神•翠様”の伝承をテーマにして課題に取り組むことに、夏休みを利用してコテージを借りてやって来たのだった。
そんなある日“森神•翠様”を祀っている神社に訪れた2人は、神主の話を聞いている内に“森神•翠様”の“正体”に辿り着いてしまう。
「夏のホラー2021」テーマは「かくれんぼ」に投稿しました「真夏のかくれんぼと神隠し。」と話がリンクしていますが、この小説だけでも読めます。
https://nco
de.syosetu.com/n2201hd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 18:00:00
4734文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
秋場教授に調査の手伝いを頼まれた、千早。古より続いている『秘祭』についての調査。
”見るなの祭” ある集落に代々伝わる神事でもあった。
―福子信仰。異形な子供が生まれたら、大切に育てれば家は繁栄し、粗末にすれば没落する。
その信仰に縛られている二木家。二木家は星来村の星水集落の地主で、昔は鉱山主でもあった。
その二木家には、数代に一度、異形の娘が生まれる。その娘は『御役目様』と呼ばれ、集落の神に仕える。そして、繁栄をもたらす。しかし、それは呪いであり復讐でもあった。
地下深
く眠る存在。鉱山に眠る禁断の存在。
『禁忌の地にして、禁足地』
その場所に眠るのは、呪いと復讐の契約だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 06:56:56
48389文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
輪廻とか生まれ変わりとか信じられないけどずっと何回も同じ夢を見る。
ただもう一度会いたいと。
そんな思いを胸に宿した寿々は民俗学を学んでいる大学生。
小さな頃より不思議なモノを聞いたり見たりと色々とある寿々。
そんな時大学で出会った民俗学の助教授暁月(あかつき)よりいきなりプロポーズされる。
彼は言う「君のその眼が欲しい」と。
面くらい困惑する寿々に暁月は研究を手伝って欲しいと持ちかけ手伝う事になるのだがそこから不思議な事が起こりだして…。
最終更新:2021-08-02 16:30:53
3652文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オカルト、怪談などの怖い話が大好きな女子大生が民俗学のレポートを提出するためにひとりかくれんぼに挑む。
全てはオカルトを否定する教授にオカルトって素晴らしいと認めさせるため。
だけど途中で寝落ちしてしまい取り返しのつかない状況に。
もうすべてをあきらめたその時、寺生まれのTさんがさっそうと現れて助けてくれた。
寺生まれってすごいね!
最終更新:2021-07-15 21:38:55
3552文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
拝み屋の家系の、斎月千早は進路に迷っていた時、民俗学が自分の求めているコトに近いのではと思い
民俗学部へ。民俗学界の重鎮にして『異端』とも呼ばれる、秋葉教授に師事する。
それが、そもそもの始まり。
始めての論文を書く為、本州から遙か離れた離島へフィールドワークへ行く。
そこで調査するのは、謎の秘祭。
呪われ忌わしいモノだった。
最終更新:2021-07-15 11:24:33
39994文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ネットで話題の新しい心霊スポット。その廃病院に立ち入った者が、次々に体調不良で寝込む。
噂の真相を探る為、斎月千早は、民俗学教授のアシスタントとして調査に向かう事となるが。
最終更新:2021-06-29 14:19:27
29505文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
架空の歴史民俗学的エッセイ。
キーワード:
最終更新:2021-05-30 20:58:36
1196文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
身体の大きさを自由に変えることはもちろん、空も飛べる河童の三郎、ある時、東京から遊びに来ていた芸人たち一行の、若い娘の尻を触ってやろうとするが、居合わせた男にステッキで突かれて、左手を折られてしまった。その仕返しをしたいと、明神の姫神に願う。
果たして、三郎の願いは聞き届けられるのだろうか。
人間←→河童←→神という構図で描かれた、民俗学的な世界も垣間見える、鏡花の一風変わった作品。
最終更新:2021-05-18 21:14:21
18443文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
ぼくは、民俗学専攻の准教授。そして妻の佳乃は、人間と鬼の合の子。その証拠に、彼女のこめかみには一対、後ろ向きに角が生えている。
※千羽稲穂さん主催『ツノ鬼企画』参加作品です。
最終更新:2021-04-04 23:35:39
6853文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
山を背に海を抱く温泉地綾科市。神や物の怪といった幻想の類が形を持って存在するこの街では、人々はそういうものを当たり前の存在として日々を送っている。
そんな綾科のアパートの二階の一室に貧乏神と一緒に起居している何樫氏は、日々する事のないまま、寝たり起きたり散歩したりして暮らしていた。
ある日、老舗旅館の女将が亡くなり、孫娘が後を継ぐ事になったのだが、彼女は怪異の類を信じていない様で、旅館に住んでいた座敷童子が何樫氏のもとに転がり込んで来る。座敷童子にも新しい女将にも何か事情があ
る様だが……。
※当作品はフィクションであり、作中の人物、地名、事柄などはすべて創作です。
※作中の妖怪、民俗学、神仏などの知識、情報も大体創作です。ちゃんと調べたい人はきっちりした文献に当たる事をお勧めします。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 19:01:08
130922文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:3048pt 評価ポイント:1554pt
北海道の奥地にある針九里村で毎年の12月某日に「奇祭」が催されるという。しかしその実態は謎で誰も確認したことはない。千葉中央大学の民俗学懐疑をテーマにした研究を進める笠松教授はゼミ生である磯部が北海道の奥地出身で「針九里村に該当すると思われる村がある」と話してきたことを機にゼミでの取材旅行を敢行することとした。ときを同じくして笠松ゼミの一員である野崎拓哉の彼女である高橋摩耶子も両親が「針九里村へいく」というメモを残して行方不明になった縁から旅行を共にすることとなる。
冬ホ
ラーフェス2020参加作品。アリ・アスター監督が手掛けたホラー映画の金字塔「ミッドサマー」より着想を得て執筆に及びました。いわば「イデッチ版ミッドサマー」をとくとご覧あれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 00:00:00
18578文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:112pt
僕は業務用ネットスーパーの配送サービスのドライバーをやっている。
定期的に買い物をし、配達を依頼してくれる顔なじみの高齢者がいた。それが方波見地区で一人暮らしをしている東 忠重さん。
東さんは特殊な家系だった。いまからおよそ600年前の室町時代、ご先祖がふしぎな夢を見た。
夢の中で観音菩薩の導きがあり、本当に観音像を手に入れたというから驚きだ。
そんな奇蹟のできごとがあってからというもの、観音像を自宅で祀って以来、ご利益があるというのだ。
この昔話は県のホームページの『民
話・昔話特集』のコーナーでも掲載されているほど有名だった。
僕は配達のたびに観音像について取材しようとするのだが、彼はその話題に触れるたび、いつも不機嫌になる。
執拗に問ううち、ついに東さんは意外な真実を洩らした……。
※この物語、なんと8割方、実話です。地元の某人物とのやりとりを若干アレンジを加えてやってみました。昔話の部分はかなり加工しておりますが。ちなみに、リアルの尾妻の職業は、業務用スーパーとは無関係です。
※これは家紋 武範さま主催「夢幻企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 12:29:38
11771文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:56pt
水の事故がキッカケで鬼に狙われるハメになった主人公。下手をすれば、あの世に引きずりこまれてしまう! だが、いつも危機一髪のところで助けてくれる女性がいた。その人こそ「僕の橋姫」。愛する人と夢を一緒に生きるとはステキなこと。運命の分岐点をめぐる哲学的にして、民俗学的なほんわかホラー。とってもファンタジックです!
最終更新:2021-01-03 21:39:37
10684文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
過去に2度異世界へ転生し世界を救った塩田健次は、見ず知らずの座敷牢で目を覚ました。
そこへやって来た自称転生67回目の民俗学者・赤ヶ羽之雄により、彼は自身が無限転生のループへ陥っていることを知らされる。
いや、もう人生は二回も謳歌したんだ!
もうそろそろ死なせてくれ!
焦った末の飛び降り首吊り投身自殺は全て失敗。
おまけに"脅威の存在を燃やす"能力を手にしてしまっていることも発覚して___?
どうしても死にたい3回目転生者と人助けをしない有意義な人生
を追い求める67回目転生者。やがて二人は、陰と陽が交差する不可思議な世界で起こる超常現象に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 21:49:21
15001文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:尾妻 和宥(旧spell breaker!)
ホラー
連載
N3540FP
元短距離走者の上條 充留(かみじょう みつる)は、突如失踪した婚約者・町村 密(まちむら ひそか)の足どりを追って、彼女の故郷、〆谷(しめたに)へ向かう。
〆谷は某県の紀伊山地を深く分け入った先にある山村。少子高齢化の著しい絶望的な限界集落にすぎない。
折しも〆谷では夏祭りを二日後に控えており、住民たちはその準備に追われているようだった。
ところが上條は密を捜すも、〆谷の住民たちの陰謀にはめられてしまう。囚われ、村に隔離されたのだ。
この村は異常だ。誰も彼もが狂気に我を忘れ
ていた。
連中は、夏祭りの際、18年ぶりに秘儀『異人担ぎ』とやらを行うため、上條をご神体として祭りあげるのだと息巻く。
このまま、おめおめと神輿にされてたまるか。必ずや奴らの暴走をとめ、そして密を取り戻してみせると、上條は誓うのだった――。
※これは遥彼方さま主催『夏祭りと君』企画、参加作品です。
※参考文献
『聴耳草紙』佐々木 喜善 筑摩叢書
『異人論序説』赤坂 憲雄 ちくま学芸文庫
『異人論 民俗社会の心性』小松 和彦 ちくま学芸文庫
『藪原検校』井上 ひさし 新潮文庫
『魔の系譜』谷川 健一 講談社学術文庫
『民俗宗教 タタリと民俗社会』監修・櫻井 徳太郎 東京堂出版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 18:07:59
99367文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:93pt 評価ポイント:55pt
作:みやびつかさ
ハイファンタジー
完結済
N5142GI
どこからともなく笑い声が聞こえてくる。さては今宵も誰ぞが化かされたか。
化かしたのは山の怪異である“天狗”を名乗る、水目桜月鳥(ミズメノサクラツキトリ)なる翼を持った不思議な物ノ怪。
しかしミズメは、出羽国が月山を根城に、悪徳役人を騙してその富を貧者に分けたり、暴れて手が付けられない物ノ怪を退治する自称正義の物ノ怪である。
ある満月の晩、ミズメがいつものように愉しく辻捕り男を化かしていると、雇われ巫女が物ノ怪退治と称して立ちはだかった。
彼女はお人好しで方向音痴の
巫女、その名は乙鳥(オトリ)という。
ふたりの出逢いが日ノ本を巻き込む大難事へと発展してゆく……。
狐狸に蛇に穴熊。神に物ノ怪、悪鬼悪霊、坊主に仙人。武士に狩人、貴人に変態、陰陽師。これらを相手取り、天狗と巫女が大暴れ。
歌詠み袖交う、みやびやかなる都人の時代を舞台にした平安幻想活劇。
あなたもきっと、天狗に化かされるに違いない。
※毎日16時(17時から変更しました)に1話づつ更新。全129話。
当作品は拙作、https://ncode.syosetu.com/n2216fs/と同一世界で別の時代のお話です。
ストーリーは独立していますが、読んでいると見えかたがちょっと変わってきます。宜しければ是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 16:00:00
873813文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
夢でケモミミ少女に邂逅した落ちこぼれ大学生青木立は、見た目小学生のアラサー民俗学者、伊豆南の誘いで半ば強制的にオルタ共和国に留学することになった。
オルタでも相変わらず落ちこぼれていた立だったが、ある日南から狼の装飾が施された指輪をうけとった。
訝しみながらも装着する立。
その日の夜、南は何者かに襲撃される。
そこに遭遇した立が襲撃者と対峙した時、指輪は眩い光を放ち、立は夢で邂逅したケモミミ少女の姿になっていた。
それはこの国に隠された伝説を巡る戦いの幕開けだった。
大陸西方の国を舞台にしたTS伝奇バトル、開演。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 06:29:49
14734文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
筆者は、大学で民俗学を専攻している学生で、地域の民話や怪奇話、怪談などを集めている。そんな中で知り合ったのが、Mであった。西瓜にまつわる怪談と、実際に起こった出来事について、Mの語った話である。
最終更新:2020-10-20 13:59:32
5713文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:尾妻 和宥(旧spell breaker!)
その他
完結済
N3698GN
地元の子どもたちが楽しみにしている十五夜のイベント、お月見泥棒。
去年のお月見のときだった。
蓮たちの友人、尋が、雲雀町の魔のカーブを横切ろうとし、車に撥ねられ死んだ。
尋の母、杏の悲しみは深く、蓮は責任を感じていた。
いつしか魔のカーブで、あるうわさが立つようになった。
蓮たちはそれを確かめに行き、ふしぎなものを眼にする。
まさにそれは尋の化身に他なるまい。
お月見泥棒は、その夜だけ子どもの盗みが許される。
かくなるうえは、今年の十五夜で、尋の魂を盗もうとみんなは誓うの
だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 10:00:00
25831文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
作:岡本七緒@『古書浮雲堂』発売中&『奇書館黄昏堂の魔女』ネット小説大賞受賞
ホラー
連載
N3848GN
大学時代の友人・坂之井に誘われ、山奥の別荘を訪れた「私」。
真夜中の怪談会の果てに、二人が遭遇する怪異とは————?
怪を語り怪に至る、怪奇と幻想のモダンホラー。
最終更新:2020-10-06 12:00:00
74686文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:22pt
絶世の美少女、夕紀百合菜が天正院大学の民俗学教授、胡麻博士と埼玉県の観光地、川越で民俗学の調査を行おうとしていた。時の鐘で、名探偵羽黒祐介と遭遇する。彼は、新河岸川で起きた殺人事件の捜査を行っていた。殺されたのは大学の歴史学教授で、手足を拘束された上、背中を刃物で刺されていた。被害者のそばには六枚の漢字カードが散らばり、そこには一文字ずつ『信』『天』『綱』『重』『海』『頼』と記されていた。これは、川越の歴史上の人物、松平信綱、南光坊天海、河越重頼の名前ととることができるが、何
を意味しているのだろうか。小江戸川越を舞台にした歴史民俗ミステリー、ダイイングメッセージの謎。名探偵 羽黒祐介シリーズ短編ミステリー最新作!※この作品から読まれても一向に構いません。全13話、9月15日から9月23日まで毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 18:31:39
29032文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:72pt
しがない普通のサラリーマン、誠はある日交通事故に巻き込まれる。25歳と言う若さで死んだ誠は気づけば神(見た目は一昔前のギャル)の前に立っていた。そして誠は異世界にダンジョンマスターとして転移させられることになる。
その目的は【チートを持つ他の異世界転移者を殺害し、元の輪廻転成に戻してあげる事】。慣れない異世界でダンジョン運営をすることになった誠だったが、大学で民俗学を専攻していた影響か出せるモンスターが【日本妖怪】だけだった。個性豊かな妖怪達を使役し、誠は西洋異世界を生き抜い
ていくことになる。
『2話以降はあとがきで妖怪やモンスターの雑学をねじ込んでいます。同時に楽しんでいただけたら幸いです』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 23:29:00
47769文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:410pt 評価ポイント:192pt
怪異調伏の専門家、遠見摩耶は失踪した兄に代わって深山守護の任に就く。
半人前であるが故、兄の友人に助力を請うことに相成ったものの、件の男は『無職』、『酒呑み』、『女好き』、三拍子揃った駄目男。
そんな二人のあれやこれ。
今日も今日とて、来歴不明の霊刀片手に、愛染妄執魑魅魍魎、人身に裁けぬ現世の業を、怪僧『渡浪』が黄泉路へ送る。
最終更新:2020-08-21 21:56:20
261800文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:6pt
作:spell breaker!
ホラー
完結済
N8147GJ
かつてオペラ歌手を夢見た私こと、佐那 史郎は帰宅途中、いかがわしい営業マン、竹田 哲人につきまとわれる。
商材シャーデンフロイデとやらを売りつけようとする魂胆らしい。やたらと口の達者な男だった。
その手には乗るまい。私は誘惑に負けそうになりつつも、なんとか無人駅にたどり着く。
そして雨が降りしきるなか、駅舎内での心理戦。
竹田は私の心を見透かすような発言をくり返し、揺さぶりをかけてくる。
どうやら竹田の人の心を読む力は本物らしい。この男は私にとっての汚点ともいうべき、若きこ
ろの秘密を知っているのだ。
なんとしても竹田を亡き者にしなければならない。さもないと秘密を公にされ、私は窮地に立たされるだろう。
竹田はきっと妖怪の類にちがいない。この男の裏をかいて撃退しなければなるまい……。
※本作は【夏ホラー2020】企画、テーマ『駅』です。
幽霊の類は出ません(たぶん)。むしろ怖いのは人間自身を描いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 11:17:33
55174文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
異端の民俗学者・貝木稀人(かいき まれひと)。
彼は怪異が実在するなどという世迷い言を繰り返すため〝プロフェッサー怪奇学〟と望まない綽名で呼ばれていた。
数少ない教え子であるエキゾチック褐色美少女・額月萌花が、故郷で開催される奇祭の調査をお願いしたとき、謎のフードを被った巫女服やさぐれ少女が訪ねてきて──?
西の果てにある孤島で催される、11年周期の奇祭とは?
島にて信仰される神、ヨギホトさまの正体とは?
そして、この世に怪異は存在するのか?
すべての謎が解き明かされる
とき、常世に仄暗い神秘が横溢する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 00:00:44
112413文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
道から堕ちる果てには魔道、道から外れる果てには外道、望み求めて欲せども、
いずれ道も尽き果てる……残るは虚しい足跡ばかり。
人の世を捨てて、妖怪変化の名を冠する異能を修めた『魔道師』たちと、
人の世から外れ、身も心も魑魅魍魎と化してしまった『外道』たち。
……民俗学者を目指す青年・源信一郎は自らが望まぬうちに魔道師『木魂』の能力を授けられてしまい、半ば人間のルールから外れた存在として生きていくのを余儀なくされてしまった。
そんな彼を魔道の深みへと引きずり込むようにつきまと
うのは、破戒僧『幽谷響』。自らの本名を明かさず、妖怪の名前だけを名乗る不思議な男の導きにより、信一郎は“人間でありながらも人間以上の何か”になってしまった存在たちとのいざこざに巻き込まれていく。
一章完結型の伝奇ホラー小説です。箸休め感覚で楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:57:55
262965文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:177pt 評価ポイント:69pt
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