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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:371 件
中世から近代へ移行しようとする、激動の時代のヨーロッパに君臨した、神聖ローマ帝国皇帝・カール5世の生涯を描いた歴史小説です。
アメーバブログでも、掲載しております。
http://ameblo.jp/takaminato427/entry-12008550136.html
最終更新:2015-05-09 22:29:06
8932文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
建興六年、諸葛亮率いる蜀は乾坤一擲の賭けに出た。その要となる一軍に抜擢されたのは、新進気鋭の秀才・馬謖幼常。父なる人に大いなる期待を背負わされた馬謖は、秘めた野望と共に街亭へ向かう。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
最終更新:2015-05-07 16:50:09
9583文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:54pt
建安十三年、趙雲は騎兵を率い戦場を疾駆していた。そこにもたらされた、急報。趙雲は槍を小脇に構え、長坂へ駆けていく。
三国志を使って紡ぐ歴史ファンタジーSS。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
最終更新:2015-03-09 16:23:15
1578文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:55pt 評価ポイント:49pt
佐藤家の家老 佐々木明綱は下級武士の娘綾を一目見て、心ひかれる。彼が綾にひかれるのには、彼の過去にまつわる事情があった。
面影 特別篇
綾と明綱の出会いのラブストーリー(私の作品はすべてオリジナルです。)
最終更新:2015-02-15 11:05:19
5330文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
幕末。始末屋として長く暗黒街で生きてきた佐野甚兵衛は、引退し屯倉山の山深くに隠居していた。唯一心を傾けた妻に先立たれ、「ただ死なないから生きている」日々を送る甚兵衛に、侠客・長右衛門が現れ人を斬ってくれと頼む。人斬りは死ぬまで人斬りなのか。一度刀を棄てた男が、死ぬ為に立ち上がる。
<本作は、カクヨムにも掲載>
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございま
すので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-31 15:41:51
20793文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:70pt
作:槇野文香(まきのあやか)
歴史
完結済
N0858CM
戦国時代を生き抜いた元家老 佐々木明綱が侍女の綾に自分の生い立ちについて話をする。明綱は孤児となり、寺から同じ一門の佐々木信明に幼少時に引き取られる。そこには麗という一人娘がいた。元服してから麗姫と愛し合うようになるが、麗には縁談が持ち上がり、明綱は佐々木家を追われてしまう。新たに佐藤家に仕官するが、そこで思わぬ運命が待ち受けていた。 戦国時代に翻弄された恋人たちの物語。
(私の作品はすべてオリジナルです。)
最終更新:2015-01-28 10:18:50
33606文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
高校の演劇部に入部した睦月は、稽古中に舞台から転落して、新選組の夢を見始める。
夢の中で、壬生浪士組の救護班に任命され、居候生活が始まる。
沖田総司には迷惑がられ、近藤勇、芹沢鴨両局長からは溺愛され、土方歳三にはほぼ無視!
平隊士と友情を育み、夢と現実の二重生活が始まる。
さくっと読めるコメディーです!
歴史小説というよりコメディーとして読んで頂ければと思います。
注意】女子高生目線の一人称のため、いらっとされたらすみません…作者もたまにいらっとします←
*他サイト
にても公開始めました* 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 14:36:12
349314文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:394pt 評価ポイント:120pt
あの日、…私は、大切な主君を救ってやる事が、できなかった。
公開処刑の憂き目など、二度と、経験させたくはない。…
そう、思った。
執権・北条高時の時代において、内管領・長崎円喜、高資の専横なる振舞い。
彼らは、新たなる時代を迎える事が、できるのだろうか。
※この小説は、E★エブリスタ、ケータイ小説投稿サイト『フォレストノベル』、携帯小説モバスペブック、GREEなどにも掲載しているオリジナル歴史小説です。
勝手な二次創作及び盗作は、ご容赦下さ
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 16:28:38
10401文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:りったんばっこん
ノンジャンル
短編
N3727CJ
田守優子は独特な親友。自作自演のお題に基づくお話です。
最終更新:2014-11-08 09:09:12
200文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「陸奥」という船の最後をテーマに取り上げた短編歴史小説。人の記憶は儚く、もろいものであるという事実を考えさせる作品です。
最終更新:2014-10-28 02:00:00
2727文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
徐州を任された劉備の前に現れた、影の男。
私兵[無影]を率い、謀略を成すその男が抱える過去とは?
三国志を使って紡ぐ歴史ファンタジーSS。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
最終更新:2014-10-11 00:38:16
2787文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:66pt
オーストリアのハプスブルク家 女帝マリア・テレジアの空想歴史小説にするつもりです。
時代背景など変な点が出ると思いますが宜しくお願いします。
最終更新:2014-10-02 19:29:18
342文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
アレクサンドル・デュマの小説「ダルタニャン物語」の主人公・ダルタニャンは、実在の人物だった。この小説は、実在したシャルル・ダルタニャン(「ダルタニャン物語」のダルタニャンよりも十年ほど生年が遅い)を主人公に、1630年にパリで起きた大事件「欺かれし者の日」を描く。
十七世紀フランス。銃士隊に入るためにパリにやって来た十五歳の少年シャルルは、リシュリュー枢機卿の部下ロシュフォールに襲われていた二人の少女コンスタンスとシャルロットを助け、コンスタンスに一目惚れする。そして、コン
スタンスがアンヌ王妃の侍女であったことにより、シャルルは王妃と、王妃が保護する亡きバッキンガム公爵の私生児シャルロットと関わりを持つことになるのであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 14:12:51
121519文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:60pt
日本のサッカーがかつて世界の頂点を極めたことがあった。しかし、その栄光は一瞬のものだった(本当は歴史小説の外伝で作っていたのですが、外伝の方が先にできてしまいました。世界設定については作中で随時、補足します。)。
最終更新:2014-08-19 20:08:50
21454文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:241pt 評価ポイント:171pt
二つの川と万雪山に守られた地、泰獄。そこには禁賊と呼ばれる賊が棲みついていた。領土を拡大する帝国の皇太子、ソルヤムは軍を率いて、泰獄を落とす。そこで美貌の娘芙蓉を見つけたソルヤムは国の宮殿へと芙蓉を連れ帰る。
なかなか笑わない芙蓉の微かな変化に魅かれていくソルヤムであったが...。
挿絵を入れました(サブタイトルに*)
苦手な方は挿絵機能をOFFにしてください。
目下執筆中の異世界モンの設定を決めるために書いたと言っても過言ではない作品ですので、説明多いよ!って所はご
容赦ください。
ちなみに裏テーマは「les miserables(悲惨な人々)」ですので、ハッピーエンド&甘々をご希望の方は回れ右をお勧めします。
また、この作品では書き切れなかった部分のお話が「四哀悲話」です。併せてご覧いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 01:00:00
57898文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:12pt
とある大陸を舞台にした、歴史小説風ファンタジーです。
剣は活躍しますが、魔法はあまり? 魔法風似非科学満載です。
タイトルの通り、「風」がとても重要な意味を持つ世界です。
いくつかの章に分かれて、舞台と時代が変わります。
R-15くらいの残虐描写があるかもしれませんが、滅多にないです。
過去に自分のサイトで公開していたものを、改稿して掲載しています。
一章「エルダ・スティル」
二章「光の帝国」
最終更新:2014-06-15 23:21:23
95436文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:7pt
終わりを迎える世界。その世界でただ一つ生き残るための方法があった。
『飛び越える』そう現代を飛び越えて未来へタイムスリップするのだ。
タイムスリップの任務に就いたハウエル伍長は、なんの手違いか単身未来へたどり着いてしまう。未来へきたはずの彼が目にしたのは、騎士に貴族に奴隷とまるで歴史小説の中世のような時代だった。
彼の仲間の行方は?そして、過去はどんな終わりを迎えたのか?
答えを求めて旅をしたハウエルと仲間達の記録。
最終更新:2014-04-14 13:09:19
31399文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
大ユッコ帝国の隣国、イトイガワ公国が、数十年振りに国境付近に兵を集めている。その知らせは帝国軍の中枢に緊張を走らせた。若き幕僚・ハルは、情報収集と持ち前の指導力で、その意図を追求していく。暗躍する諜報部隊、動く女帝。同じ頃、国境警備の任に就いた防衛軍の新兵たちにもある指令が下されていた。
最終更新:2014-03-14 11:20:36
3543文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
関ヶ原の戦いをコミカルに描いてみました。一応短編の一話完結ですが、ほかの人物の視点から見たのも書いてみたい予定です。
日本史に関してはズブの素人なのでフィーリングで書いているところが多く時代考証などはなくてないようなものです。それにかなり読み足りないと感じる人もいるかもしれません。
本格的な歴史小説というわけではありませんが、コミカルな歴史ラノベを目指すっ!
最終更新:2014-02-25 11:44:37
1139文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
歴史小説。新撰組監察方、山崎烝の最期。
キーワード:
最終更新:2014-02-18 12:17:39
826文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
中世スペインのレコンキスタについて。
歴史小説です。
最終更新:2014-01-25 00:00:00
14655文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:630pt 評価ポイント:500pt
作:横浜国大文芸サークル
ノンジャンル
短編
N3054BY
いつもは書かないような話
最終更新:2014-01-22 17:21:46
1183文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
未だ寒さが色濃く残る一月の中旬。雨の降る黄昏時を、一人の男が慌てた様子で身震いしながら駆けている。雨を避ける道具を持参していなかったらしく、急いで目的地に辿り着く事以外頭にないように見えた。
この辺りは清洲城より五十里ほど東の比良城主佐々家が治める土地であるが、南北を貫く堤の東側には広大な芦原が広がっている。そして西側には『あまが池』と呼ばれる池がある。ちょうど男はその辺りに差し掛かった所だ。
不意に男の足が止まる。男の視線はある一点に注がれていた。既に暗くてよく見えな
いが、一際大きい黒いなにかがそこには居た。胴体らしき部位は堤の上にあり、首らしきものは堤から伸びて今少しで池に入らんとするかのように見えた。
そしてそれは、おもむろに首を上げる。まるで鹿のような奇怪な顔だ。その目は星のように輝き、開かれた真っ赤な舌は人間の掌のようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:44:30
7462文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
遠方に月山富田城が見える富田川を挟み、二人の男とそれを取り巻く各々の陣営の兵達が対峙している。四つ目結の旗の陣営を背負う武者は身の丈五尺あまり。白皙の美青年と言って差し支えない美貌の男だが、その眼光は猛獣のように鋭く、単なる色小姓紛いの軟弱な若武者でない事が一目で見て取れる。年の頃こそ二十歳前後だが、その風格には歴戦の趣すら感じられた。
それに対する、一文字三ツ星や上り藤久の字といった旗を掲げる側の先頭に立つ六尺ばかりの偉丈夫は、若いながらも精悍そのものの荒武者と思しき風貌
で、実に四尺に迫る自慢の大太刀を腰に引っ提げ、更にはこれまた自慢の大弓まで携えた大力無双の男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:42:32
13263文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:15pt
文久三年二月四日、その日伝通院は黒山の人だかりとなった。『浪士組』への志願者が招集されたからだ。その数は二百人を優に超える大規模なもので、しかも身分を問わぬばかりか犯罪者ですら受け入れるという組織だった事から、粗末な服装のごろつき紛いの人種も少なくなかった。
そんな中でも一際目立つ男が居た。年の頃三十五、六。色白だがその背は高く、かなりの目方がある厚い肉体だが、肥えているという印象は感じさせない。顔立ちも精悍そのもので、豪傑の風格を備えていた。
中でも彼の印象を際立たせ
るのが、その手に固く握られた一振りの鉄扇だ。それは実に三百匁にもなる代物で『盡忠報國之士 芹沢鴨』と刻まれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:38:09
21974文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:42pt
それは対照的な身なりと言うべきだった。八十にならんとする老人は粗末な木綿の裃を身に纏い、それに対して二十歳そこそこの若殿と思しき男は絹の羽織など身に着けている。しかもそれは若殿ばかりでなく、彼に従う近習達も残らずそうした豪奢とも言える格好をしていた。身なりだけを見れば、この老人がいかにも身分賤しい人間に見える所だ。
最終更新:2014-01-12 01:36:15
6578文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
伊賀から江戸方面へ抜ける『伊賀越』の道を行進する十人ばかりの集団が居た。それも、まるで人目を避けるかのように。十一月の早朝、それも山間部ともなるとその寒さは尋常なものではない。それを押してこんな早朝から出立するのならば、それ相応の理由があって然るべきだ。
その理由を示すが如く、『萬屋』内部より行列を凝視する四人の武装集団あり。三十半ばの武芸者と思しき男とその従者が二人。それに二十半ばの、これは武芸の心得に乏しそうな青年が居る。だが行列への眼差しが最も険しいのは彼である。
「やはり来たか。情報通りだな」
声を潜めて武芸者が言う。眼を皿にして集団の構成員を見定めた彼は、やがて確信とともに頷いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:32:03
18214文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:17pt
大橋の周りは見届け役の兵に見物人で黒山の人だかりとなっていた。橋の両側にはそれぞれ『常陸国江戸崎住人 一羽流 日本無双の士 岩間小熊』だの『愛宕太郎坊大天狗直伝 微塵流 天下無双兵法家 根岸兎角』だのと大書された幟がはためいている。
その幟を背にし、木刀を手に向かい合う二人の兵法家あり。眼光鋭く山伏の如き総髪の大男は随分と羽振りがよいのか上質な衣服を纏い、その顔は艶で光っている。対する男はそれと真逆で、頬は痩せこけ無精髭は色濃く衣服は薄汚い襤褸も同然、およそ見栄えのしない
色黒の小男だった。だがその双眸から放たれる凄まじい眼光は武芸の心得なき者や心弱き者が直視するに堪えぬほど恐ろしい迫力がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:29:04
9429文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
「貞観十年、太宗、侍臣に謂ひて曰く、帝王の業、草創と守文と孰れか難き、と。尚書左僕射房玄齢対へて曰く、天地草昧にして、群雄競ひ起る。攻め破りて乃ち降し、戦ひ勝ちて乃ち剋つ。此に由りて之を言へば、草創を難しと為す、と……」
学者の淡々とした朗読に、その場に居並ぶ全ての人間が聞き入っている。その顔触れはいずれも若く、少年と言って差し支えない。いずれも近習の類と見えた。
最終更新:2014-01-12 01:27:06
4768文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
「魏武注に曰く、十倍ならば包囲し、五倍ならば速攻し、二倍ならば分断し、互角ならば巧緻に兵を用いてこれを防ぎ、劣勢ならば退き、勝算なければ戦を避けるべしという。大事な事は敵と己の力の差を知る事だ。さすれば自ずと取るべき道が見えて来る事であろう」
静かに兵書を朗読する声だけが部屋に響く。その声の主は青年にも思える色白の男で、正座する聞き手はまだ五、六歳と思しき子供である。だが静謐に聞き入っているという風ではない。もじもじと身体を震わせ、不安げに視線を泳がせている。
最終更新:2014-01-12 01:24:58
3507文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
深更。既に山中が暗闇に包まれ静まり返っている。明かりが灯されている場所はごく限られた場所しかない。山全体に設けられた要害や屋敷の大方も例外ではない。
その例外の一つとも言うべき小さな部屋に、二人の男が詰めていた。小さな灯火の他には硯と紙があるばかりの殺風景な部屋である。もっとも、この暗闇ではさしたる意味もないが。
最終更新:2014-01-12 01:21:47
14599文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
応仁の乱が起こって以後、出雲国は半ば守護の存在しない国に成り果てている。出雲を治めるのは名門京極氏であるが、応仁の乱と前後して勃発した家督騒動が泥沼と化し、政情の変化によって立場が二転三転する状況になったせいで出雲に下向する暇がなくなってしまったのだ。
最終更新:2014-01-12 01:19:27
5637文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
将軍徳川秀忠が上洛の途上、尾張国熱田に逗留した折。上様御成りという事で在地の武士達はこぞって彼を出迎えた。彼らの中には嘗ての徳川直参も含まれており、秀忠や伴の者にとっても懐かしい顔は少なくなかった。
その出迎えた者の中に、一人の老人が居た。良く言えば素朴、悪く言えば目立たぬ風貌の老人だ。だがよくよく見るとその肉体には数え切れないほどの傷跡が見え隠れしている。彼が嘗て歴戦の古兵だった証だ。
最終更新:2014-01-12 01:16:44
19641文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:22pt
小田原城を見下ろす笠懸山の陣城、後に『石垣山城』と呼ばれるその城に、北方鎮定を命ぜられた前田利家らの軍勢が粛々と入城する。前田・上杉らの北越大名の他、彼らに同心した北関東諸侯の旗も少なからず見受けられた。
最終更新:2014-01-12 01:13:54
13609文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
老人が静かに頷く。既に当時としては老境である六十に届かんとする年頃であるが、穏やかな表情の中にも隠し切れぬ歴戦の勇者たる風格が備わっている。
戸次麟伯軒道雪。北九州にて彼の名を知らぬ武士は居ない。先の北九州争覇戦においては主将として一時崩壊寸前にまで陥った戦線を良く支え、遂に勝利に導いた立役者だ。
最終更新:2014-01-12 01:10:18
6122文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
腰に刀を差し木刀を手に携えた武芸者と思しき男の周りには、今日も黒山の人だかりが出来ていた。門弟と思しき男達はそれぞれ『武芸天下一』だの『天下無双』だの大書された旗を誇示するように持ち、それも集客に一定の効果を持っているように思える。今日などは桟敷を用意しなければならないほどだ。
最終更新:2014-01-12 01:07:33
8185文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:49pt 評価ポイント:49pt
一目で敗軍と分かる一団だった。島津十字の紋が書かれた旗の多くは鉄砲などで穴が開き、集団の中で傷を負っていない者はごく僅か。何より人数そのものが敗勢を象徴している。その数たったの八十余人。それを軍勢に含めてよいものか判断に困る所だ。
最終更新:2014-01-12 01:04:37
5500文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:22pt
作:うまはらこうじ
ノンジャンル
完結済
N8339BX
戦国の世、武田勝頼率いる武田軍は長篠城を攻略せんとして大軍を以って奥三河へと侵攻した。激しい攻防が繰り広げられる中、一人の大男が援軍を求めるために命を賭して城を抜け出した。北方より来る浮雲、弱い男が身命を投げ打って守ろうとしたものとは一体何であったのか。「メロスもビックリだがね」とダサイ治も絶賛の歴史小説がここに!
追記:ジャンル別日間ランキング8位、ありがとうございます!
最終更新:2014-01-09 19:18:21
14636文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
作:名もなき歴史小説好き
ノンジャンル
連載
N1358BX
それは、ルセリナという島で起こった戦乱の中、自らの理念と命と──何よりも音楽を愛する心を賭けて戦い抜いた、戦乙女たちの物語。
※この小説はPixivにも投稿しています
最終更新:2014-01-01 02:00:00
38066文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:21pt
作:ダーク半沢マスター
ノンジャンル
連載
N8050BW
時代は30世紀。突如として現れた巨大有機生命体。人類は核を用いてこれを撃滅する。しかし重大な環境汚染が発生し、そこに残された人ごと隔離した。残された人たちは生き延びるために有機生命体を喰った。そして手に入れた圧倒的なパワー!彼らは【生き残り】と名乗り、復讐を開始した。彼らの復襲撃から百年。休戦状態の中人類はついに、身体強化戦闘外装【エクシード】を創り出す!青年、門矢ユウマと天才少女、瀬音志奈は人類と人外の戦いに終止符を打つことは出来るのか!?*これは黒歴史小説をリメイクしてみ
たものです。中二病全開のストーリーですが、生暖かい目でみてください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 12:00:00
23086文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
生来の毒舌で政界に無数の敵を作り上げた犬養は、しかし時代の波に流され、政治の頂へと昇りつめた。
一時期は政党を捨て、引きこもりのニ-トと化した彼を周囲は許さなかったのである。近所のおばちゃんに別荘を追い出され、出身地で身に覚えのない出馬が決まり、集議院選挙で当選し続ける。
これは、犬養剛という男が人生の絶頂に立った時の物語である。
最終更新:2013-11-17 13:32:55
2350文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
本格的な歴史小説で御座います。
物語は小碓ことヤマトタケルの命の波乱に富んだ生き様を通じて、日本の創成期物語を綴ったものです。同時に千光年余という途方もない距離を隔てた別世界に住む少女アルテミスが、宇宙望遠鏡を通して同じ時代を生き、永遠に満たされる事のない愛を切望する乙女の祈りを描いた物語でもあります。
「アルテミスの祈り」のタイトルを改名致しました。二千枚を越える長編で御座います。著作権の都合上、前作も残しておきました。
SFで始まりますが、あくまでもリアルを追求した
歴史小説で御座います。限りなく歴史に忠実に、調査と研究により仕上げました。なおSFのストーリーも摩訶不思議現象などではなく、全ていずれは可能になると信じて描いております。
毎週水曜、土曜に更新いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-16 12:00:00
567833文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:20pt
世は幕末。
終りかけ、腐りかけた時代の中で 必死に戦う者達がいた。
それは、真の誇り高き武士らであった。
自作の長編歴史小説です。
最終更新:2013-11-02 00:17:21
2567文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
日出ずる国がまだ未開発列島であった時代、滅び行く故国を捨てる決意をした朝鮮貴族の男は、単身、小舟で日出ずる国へ上陸する。
古代の東アジアに、現代の東アジア情勢を反映させつつ描く、長編歴史小説。
少しずつ間を開けずに投稿しようと思っております。何卒よろしくお願いします。
最終更新:2013-09-21 01:53:13
1440文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
これからモンゴル、チンギス・ハンが襲ってくる直前の中国を舞台とした歴史小説です。
当初、恋愛小説の注文を受け執筆を始めましたが、どの程度恋愛色を強くするかはまだ未定の状態です。
キーワード:
最終更新:2013-07-23 12:29:04
1893文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
新撰組結成時から五稜郭の戦いまでの長編。
尊皇、倒幕、佐幕……
様々な魂がぶつかり合い揺れ動く混沌の時代の中で、百姓や浪士の寄せ集めでしかなかった壬生浪が逆境の中でありながらも京の市中を一陣の風のごとくかけ抜ける!
最終更新:2013-05-17 23:14:58
2540文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:ランラン_ユキシロ(P.N)
ノンジャンル
連載
N4782BO
勢いだけで描いた黒歴史小説なのでそのうち別の小説で上書きする予定です。
最終更新:2013-04-02 23:13:52
5344文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
200文字小説。おバカ歴史小説。
最終更新:2013-03-20 18:33:49
200文字
会話率:34%
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総合ポイント:13pt 評価ポイント:11pt
★アルファポリス「第2回歴史・時代小説大賞」特別賞受賞作品★
紀元前200年代の中国。秦末動乱期に生を受け、道行く老婆から食を恵まれたり、無頼漢の股をくぐるなどの屈辱を経験した韓信は、紆余曲折を経て乱世に身を投じる。やがて秦の将軍章邯や楚の項羽と戦って異彩を示し始めた韓信は、その才能のために成功するが、苦しむことにもなっていく。漢の高祖・劉邦は部下である韓信の能力に次第に恐れを抱くようになるが、他国との戦乱のさなか、必要に迫られ彼を重用する。韓信はそのような自分が置かれた立
場を正確に理解していた。
「国士無双」「背水の陣」「四面楚歌」数々の輝かしい栄光にともなう彼の苦悩。乱世に生きる彼が目指した、正しき人生とはどのようなものか?
本作は史実に基づき、韓信の一生を描く、正統な歴史小説。
あるものはただ現実のみ。彼の剣は現実の矛盾を斬り続け、最後まで折れることがなかった。
星空文庫・カクヨム・自身のホームページで公開中。(改訂前のものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-15 12:59:38
114946文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:758pt 評価ポイント:262pt
久々の投稿。この作品は蘭間さん主催の『悲劇企画』の為に書き下ろした歴史小説です。殿! タイトルに騙されてはいけませぬ! 企画詳細はこちら→http://indigo.opal.ne.jp/higeki/index.html
最終更新:2012-09-08 23:28:39
6056文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
検索結果:371 件