-桂まゆ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

私は、粗悪品のアンドロイド。 打たれたら薄い人工皮膚からオイルが漏れだし、そして、レンズから雫がこぼれる。でも、それは「涙」ではない。 仮面舞踏会２０１０で、描かれなかった（苦笑）物語。

発売から、一ヶ月弱で１億のユーザー登録を記録した、次世代オンラインゲーム「ＣＯＣＯＯＮ」。それは、リアルにファンタジーを楽しめる世界だった。その世界に「俺」は生まれた。 空想科学祭２０１０参加作品。 こいつ、ＳＦ祭なのにファンタジー書いてるよというツッコミは……心して受け取ろうと思います。 ２０１１／３／２８　７章以降改稿しました。

この物語は、一年ほど前に描いた「ただ、ひとたびの」という物語の舞台を借りて書き下ろしたものです。 東北沖地方太平洋沖地震で亡くなった方のご冥福をお祈りしますと共に、震災経験者から、貴方の時計が動き出す事を心から願っております。

明後日は、バレンタインデー。 でも、商品を発送する現場では、事務員がそのチョコレートを恨んでいた。

美しいまゆ姫様は、ひどい便秘に苦しんでおられました……。

トイレには、神様なんていないのです。

それは、遠い昔の約束。 その約束が果たされるまで、その人は待ち続ける。銀杏の木の下で、あなたを。「空想科学祭2010」参加作品です。

ちょっとだけ未来の、送り方。いや、調べれば今でもあるかも。

「もうすぐ、お祭りがある。家に帰らなきゃ」認知症で入院中の祖母が毎日のように言う。肝心の村は、もうないのに。 地震と大雨で、村人たちは皆、そこを捨ててしまった。 優香は、その事実を祖母に伝える事が出来なくて、うんざりと毎日を過ごしていた。おまけに、変な夢まで見るようになる始末だ。 夢の中で、祭を待ち望む「何か」。それに導かれるように、優香はルームシェアの武司と共に消えた村を訪れる。 そして、祭の日……。

小さな酒場に、一人の男が訪れた。「奴」に復讐するために。

私の手首に巻かれた、「運命の赤い糸」。その先には……リハビリ小説です。

加美手島。島民達に愛される、小さな島。そこで事件が起こって……。 クリスマスギフトにと思って描いておりました。 間に合わなかったので、（悔しい）遅れて来たサンタクロースとして今年中に完結したいと思います。

事務員のありがちな日常を小説にしてみました。 って、タイトルそのまんま……

ハネムーンの日、別れた恋人からメールが……。 ５分企画参加作品です。

下校途中に偶然ひろった可愛らしい仔猫。麻由美はそれを家で飼いたいと思ったが、その願いは叶わぬ夢だった……（桂まゆ先生に捧げます）

闇の中で、星の欠片を拾い集める少年。 はるかな海への旅の為に。

見合いの日、せんは美しい着物を身に纏う。 それが、せんの運命を大きく動かすとは知らずに。 「キャラクター持ち寄り企画」作品です。

惑星探査船「アマテラス」。未開の惑星の調査を終えて帰還する五人の搭乗員たちの間に、不可解な事件が起こる。 「吹雪の山荘」？「孤島の村」？　ミステリではありません。

人類が火星に移住を開始して、数十年。そこは、「偽物」だらけの星だった。その星に生まれたコウが求める真実とは？

田舎道を走るバス。観光、見舞い、帰省…果ては自分探しなど、様々な目的で旅をする乗客が、何かに巻き込まれる。RPG企画小説です。

昔から、私の脳裏に描かれる風景。白いベンチとブランコ、そして色とりどりの睡蓮が咲く、池。そこで私は幼なじみを思い出す。

私立桜花学園高等部。学校裏サイトと呼ばれる掲示板に、一年生のジェシーにあてられたメッセージが。六人の登場人物たちがそれぞれの視点で物語を作り上げます。

「あなたの子供達をいつか守る為に強くなる」自分の代わりに死んでいった人たち、自分を庇って死んでいった人たちに、マーシィはそう誓う。運命を背負った「子供達」が出会い、集う。いつか力を身につけ、使命を果たす為に。

とある不動産会社の社員が、都心から離れた物件に客を案内する。「桜咲く木の下で」企画作品です。

別れの時、少女は不器用な手でリボンをかけた白い花の花束を贈る。その花言葉に想いを込めて。

亡くなった祖母との約束を果たす為に、祖母を捜して徘徊する、祖父。そんな祖父を連れて、大学生の孫とその彼女が一本の桜の元へ連れて行く。似たようなタイトルが並んでいますが、二つの物語に繋がりはありません。

毎年、春になると庭に咲く青い花。その花と思い出に包まれて生きて来た女のちょっと悲しい物語。「春・花小説企画」参加作品です。

春を運ぶ妖精達の小さな冒険譚を春の歌をモチーフに描きました。

身も蓋もない＝表現が露骨すぎてふくみも情緒もない。一話完結で誰もが知っている童話のパロディを書いてみました。完結する時は、きっとネタが尽きた時です。（笑）

大学を卒業して、十年ちょっと。そんなサラリーマンの俺を尋ねてきた女の子が言った。「俺、お前の友達だった崎本誠」現実からいきなり非現実かも？な物語です。

雪が溶けたら何になる？そりゃあ、雪が溶けたら最悪でしょう。そう答える女の子の物語。我ながら似合わない話を書いてしまいました。

古い街に住んでいるとたまに見かける。不思議な出来事です。

日本屈指の観光地として有名なある街。そこに住んでいる女の子のタクシーにまつわるショートショートです。