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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:159 件
明治5年。
横浜生まれ横浜育ちのふみは、妹の千代と2人で暮らしていた。
※英語の台詞がありますが、主人公の目線で書いてある物語ですので、訳はつけていません。
※年齢は数え年です。例えば13歳なら、満年齢で12歳になります。
文中用語解説
・尊王攘夷…幕末に、江戸幕府ではなく朝廷を擁して異国を追い払おうとした思想。
・びいどろ…ガラスのこと
・御一新…明治維新のこと
「カクヨム」「エブリスタ」にも載せてます。
最終更新:2018-11-06 21:22:57
6430文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
不死を嫌い
不死を憎み
不死を蔑み
不死を殺した
そして不死になった。
これはそんな男の子の報われないお話。
はい。初めましての人は初めまして。
そうじゃない人はこっちも読んでいただきありがとうございます。
朝廷です。
今回はもう一つの方とは違いシリアスに挑戦してみました。
シリアスなので苦手な人はお戻りください。
もう一つのVRMMO物もよろしくお願いします。
聖剣?あぁラスボスの事ですか?のURLを貼っておきます。
https://ncode.syos
etu.com/n0501ei/
一応毎週日曜日投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 12:33:41
16588文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
南北朝時代。金ヶ崎城に追い込まれた新田義貞。彼らを包囲する足利軍。両者が共に出会った謎の軍団は、湊川で戦死したはずの楠木正成が率いていた。原因を探る高師直に佐々木道誉がささやく、朝廷の秘儀とは…。
最終更新:2018-10-22 23:34:55
15071文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
軍師に憧れているおれが逆行転生した先は戦国時代ではなかった。奈良時代って何があるの?戦になるの?そもそも戻れるの?戦国時代や三国志好きの主人公が奈良時代から平安時代の激動の戦いの時代を生き残れるのか。特に能力も何も持っていない主人公がなんとなくの知識で四苦八苦しながら朝廷軍と戦っていくお話です。がんばって調べていますが時代考証については多少大目に見てください。
最終更新:2018-07-12 17:03:13
26579文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:28pt
西暦一八四〇年ごろから、西欧の脅威に晒されることになった清王朝。その事態を強く憂い、末期の清を支えるために尽力した者達の中に左宗棠がいる。
挙人の資格は得たものの、科挙試験に失敗した癖に、自らを「湖南の今臥龍」と称していたため、周りの人間からは変人と見られていた。しかしそんな彼が、ひょんなことから高級官僚の陶澍に気に入られ、親戚となる。
そのことで陶の女婿、胡林翼とも昵懇になった彼は、胡によってさらにアヘン戦争の立役者であった林則徐にも知られることとなった。林は宗棠
青年に「最も警戒すべきはロシアである」との言葉を残し、他界する。やがて太平天国の乱が起き、湖南巡撫の客としてようやく日の目を見た宗棠は、時の皇帝である咸豊帝の声がかりで曽国藩の帷幕に加えられた。この時の活躍が評価されたので、咸豊帝崩御後も北京へ呼び出され、今度は陝甘総督として捻匪討伐の任務に就く。
砂漠に面している、西の不毛の地。捻匪の背後にいた回民との戦いにもあけくれながら、彼は、陝西省及び甘粛省の産業の発展にも心を砕いた。彼によって整えられた、西安から玉門関へ至る道には、柳が植えられており、これは宗棠にちなんで左公柳と呼ばれている。
清朝廷に対して反乱を起こした捻匪や回民を討伐し、さらにタリム盆地のほとんどを占拠していたヤクブ・ベクも滅ぼし、イリ地区を占領していたロシアの理不尽な要求から何とか妥協を引き出して新疆地区を奪回した彼に、北京からの召還状が届く。軍機大臣及び内閣大学士という、挙人出身にしては異例の辞令を与える為だった。
だが、そんなポストは到底彼の気質には合わない。半年もせぬうちに病気と称して辞した後、両江総督として再び政府中枢から現場へ出た宗棠は、この時すでに七十二歳。ようやく念願であった海軍建設に着手し、曲がりなりにも形を整えた頃、清仏戦争が勃発、彼の築いた南洋艦隊は壊滅したのである。失意の上に、清にとって不利な天津条約を再び結ぼうとしている李鴻章への怒りが重なって「海軍を頼む」との言葉を残し、一八八四年九月五日、ついに清の大黒柱であった宗棠は帰らぬ人となった。
こちらも母が遺した小説です。
こちらにも掲載してます。 → https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/106174441
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 08:00:00
135873文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
大和朝廷が、その勢力を伸ばしていたころ。
支配下に置かれた村の中に、視界を通じた占いを行うところがあった。
そこでは吉凶を表わすものとして、様々な形の「かげろう」が視界の中に姿を見せるのだという。
的中率の高さは疑いようがなかったのだが……。
最終更新:2018-06-22 18:12:37
3591文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
まだ倭国が筑紫朝廷(九州王朝)によって支配され、大和王朝は九州王朝の分家であった頃の話。大和の大王である額田部女王(推古天皇)の崩御をきっかけに大和王朝を巡る様々な矛盾が噴出する。
飢饉で民が苦しむ中で権力闘争に明け暮れる大和の群臣を見た一人の少年・中臣鎌足(藤原鎌足)は、父から教わった『六韜』を基に謀略によって私利私欲を追求する群臣を排除した上で、大和王朝の初代大王・磐余彦(神武天皇)が述べたという「八紘為宇」の理想国家を樹立することを誓う。
推古天皇崩御から天智天皇ま
での時代を独自の仮説を導入しつつ描く。
※九州王朝説、多元王朝説を設定に用いています。
※十二年後差説を使用しているので編年が通説と異なります。
※なるべく史料に忠実にはしていますがこの作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 21:14:18
22895文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
勤王!佐幕!武士!忍者!倭寇!好漢!江湖!女騎士!
これが、多国籍大江戸架空戦記小説だ!
大老・酒井忠清による宮将軍擁立が成功した、もう一つの江戸時代。
執権として君臨する酒井得宗家の独裁によって、江戸幕府は泰平を享受していた。
しかし、十年前。東アジアの植民地化を狙うエスパルサ王国が壱岐対馬へ侵攻。エスパルサと敵対しているサンレーヌ王国の助勢で何とか撃退したが、幕府は朝廷に無断でサンレーヌと同盟を結び、国内数か所に〔居留地〕と称した土地を与えてしまう。
それに激高したの
が、反得宗を掲げ朝廷と結びついた浪士達だった。「尊王攘夷」を旗印に、日本全国に天誅の季節をもたらす事になる。
八院藩士・芳賀助之進は、そうした時勢の中で父・芳賀冬帆の命により、気性が荒く争いが絶えないが故に〔戦島〕と呼ばれる、伊草島を訪れる事になる。しかし、九州の海西、東シナ海に浮かぶ絶海の孤島にも、天誅の季節が迫っていたのだった。
勤王、佐幕、開国、攘夷。武士に忍者、それに騎士や中国の武人、さらに枢機卿や秘密結社まで入り乱れて戦う、架空時代小説であり異世界戦記小説であり、国際色豊かな大江戸タクティクス!
時代小説の可能性を広げる挑戦を、括目して見よ!!
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 15:35:51
23230文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
古代、倭国は「九州王朝=筑紫朝廷」を中心とする連邦制国家だった。
6世紀末に始まった中国大陸と朝鮮半島の大変動は、倭国の体制にも大きな影響を与えていた。倭国連邦の一国である大和王権も、その例外ではなかった。
【第四話から第一部が始まります!第四話から読んでも問題ありません】
※九州王朝説や十二年後差説と言った定説ではない仮説や、私のオリジナルの仮説も含まれています。
※小説執筆にあたっては、なるべく文献史料を直接調べるように心がけましたが、話の都合上、意図的に史実を改
変している部分もあります。
※私個人による文献資料の調査には限界がありますし、古代史においてはそもそも史料自体が少ないので、かなり創作された部分が含まれています。
※『日本書紀』における大和王朝の皇族等の敬称については、当時の天皇は大和王朝ではなく九州王朝の君主であったとする立場から、「天皇」⇒「大王」、「皇子(親王)」⇒「王」、「王」⇒「公」へと、それぞれ改訂しています。ご了承ください。
※名称については、なるべく当時の名称を使用するようにしましたが、<1>地の分では(特に初出の場合)現在の通称を使用乃至併用した場合があります(上述の敬称の問題も同様です)<2>カッコ内に現在の通称を併記している場合があります<3>歴史に詳しくない方でも読めるように一部の固有名詞にカッコ内で若干の解説を付した場合があります<4>作者の知識不足で現在の名称を使用した場合もあります(パソコンの変換で出てこない場合も同様です)――ので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-29 09:38:37
52112文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:2pt
平成18年9月、城之内敏夫は白河清二郎の訃報に接する。
彼は奈良県桜井市の三輪山の麓に住んでいる。妻の冴子と2人暮らし。彼の家は千数百年続く名家である。
後日、城之内は白河邸を訪問。冴子は多忙で留守。賄婦の二階堂妙から白河清二郎の死は自殺である事。彼の書斎の机の上に習字紙に――大化改新――と血文字で書かれていたと告げられる。
城之内が白河邸を始めて訪問したのは20年前の事。以来白河清二郎から聞かされていた事は、
日本の古代史――奈良朝は新羅系天皇家、平安朝は百済系天皇家
が支配していた、というものだ。しかも大化改新は当時の新羅の国内事件であって日本には大化改新は無かったと主張していた事だ。
そして中大兄皇子と天智天皇は別であり、中大兄皇子のモデルは新羅の太祖武烈王であり、彼こそが白河家の先祖であると明らかにした。
奈良朝末期、新羅の滅亡により、奈良の朝廷はその後ろ盾を失い滅亡。代わって百済系の桓武天皇の平安朝になる。
以後、武家の台頭により百済系から新羅系天皇家に代わる。明治になり明治天皇すり替えにより百済系天皇となり現代に至る。
奈良朝で栄華を極めた新羅系渡来人(白河家の先祖)は平安朝以降百済系渡来人にとって代わられ、地獄の日々を送る事になる。
この悪夢の連鎖を断ち切るために白河清二郎は彼の代で白河家を終わらせようとしたのだ。しかし白河家傍流の縁者たちの抵抗にあい、自殺を強要され、冴子もまたその後を追う事になる。
白河清二郎亡き後、実弟の娘が白河家を継ぐ。彼女は城之内に古代史の研究を許すが、それを世間に公表してはならないと厳命する。そしてお目付け役として二階堂妙との結婚を命じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:04:13
39520文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
太古の日本。まだ、大和朝廷が日本を統一するため戦っていたころ、東の方では東の夷と言う異民族たちがいた、その異民族のうちの一つは盆地に住み、やがて大和朝廷よって滅ぼされるのであった。そして現代、深い眠りについていた怨念は目覚めた。
また、ある所二人の男が昼下りのガラガラの特急列車から降りる。駅のホームは屋根により直射日光が当たっていないにも関わらず蒸し暑い。男の片方がネクタイを緩めながら言う。
「こんなに暑かったか?」
もう片方の青年になったばかりの男が言う。
「どこか涼しい所
で昼にしましょう。」
先ほどの男がこくりと頷く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 23:39:10
8328文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:5pt
これは負け組みが勝ち組になる滅多にない物語ではなく、勝ち負けで生き方を決めない者達が【 戦国の理 】を創り返る物語。
「また、負け組以下かよ、前よりヒドイ!」
時は戦国。
負け組武士どころか朝廷の枠から外れた勝ち組にも負け組にも属さない超負け組に転生しました。
「知ってるか? 本当の負け組は存在すら消し去られるんだぜ」
<まつろわぬ民>の一族に、2度続けて負け組転生した男は前世の記憶を取り戻す。
一度目は、日本の零細農家に生れて小説家を目指し、売れない
まま兼業のフリーライターとしてのネタの取材中に政治屋の悪事を知り口封じに殺され。
二度目は、<志念>と呼ばれる能力を使う冒険者達が主人公のマンガ世界に生まれたけれど、後輩の天才達の仲間にすらなれず、ザコとして敵役の能力者に瞬殺。
そして、三度目は日本史に残る事すらない賎民以下の生まれながらの朝敵。
能力は全てリセットされたけど、失敗を生かして戦国で能力を育てて、一族の滅亡を阻止する……
こうなったら、前世では通用しなかったけど、【能力を覚醒させる能力】を使って生き残るしかないっ!
……って、その前に、この一族女系部族で、俺は孤児のイジメられっ子なんですけど!?
人生に勝ち負けはない、あるのは争いの中にだけ。
権威は争いを望み、幸いを願う者達は争いを憂えた。
日本国 VS. 和の邦
その戦いは始まるのか、始まらないのか?
戦国サバイバル始まります。
カクヨムにて先行掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 00:00:00
44742文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:38pt
ひょんなことから古代日本の博多の百姓の子供に転生した主人公。魔法が使いたかった主人公は日本に転生したことを知り、魔法を諦めたが成り上がることを決意した。現代知識を持った百姓の子供が古代日本でどこまで成り上がることが出来るのか!!
出来るだけ史実に沿うように最初のうちは進めていくつもりですが、題材となる時代が古いため推測による設定などが多分に含まれます。もし、間違いとうがあれば指摘のほどお願いします。それと主人公の生まれた時代は正確には飛鳥時代ですが、大人の時はほとんどが奈良
時代を舞台とするため奈良時代を前提として話を書いていたりするので気をつけて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 21:40:38
8778文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:65pt 評価ポイント:19pt
妻の志保と古川を拉致された波多幾雄は気力を振り絞って太秦のお宝探しに奔走する。
崇神天皇、神武天皇等を調べる。結果この2人の天皇は1人の大王(ニギハヤヒ)の事蹟を2人に分割したものと推量する。そしてニギハヤヒの父スサノオは失われたユダヤの十支族の長ではなかったかと結論付ける。日本にもスサノオの伝説が牛頭天王(エジプトのバアル神)として伝わっている。
太秦のお宝=ユダヤの神との契約の聖櫃アークを日本に持ち込んだにはスサノオでそれを大和に運びいれたのがニギハヤヒと結論した。
その後、歴代の天皇によって契約の聖櫃アークは大和から各地を転々とする。最終地伊勢の内宮に納められる。
しかし平安京が出来ると、桓武天皇によってアークは宮中に納められる。それ以後鎌倉時代になると武家の力が朝廷を圧倒する。各地に内乱が勃発する。アークは秘かに伊勢の地に運び込まれる。
伊勢のどこかにあるのでは・・・波多がここまで推理した時、波多は志保と古川に再会する。
そして3人は伊勢に移される。その直前、謎の人物は”太秦のお宝の隠し場所を解く鍵は伊雑宮にある”と告げる。
3人は伊雑宮について調べる。伊勢の内宮、外宮、伊雑宮も秦氏の創建によるものと知る。そしてこの3社は元々3社一体で存在していた事を知る。
しかし伊雑宮の何処をどう調べれば、太秦のお宝と結びつくのか全くの不明であった。
3人は一旦常滑に帰る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 09:30:15
44909文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
時は寛喜元年。源氏宗家が途絶え、政権が北条に移った鎌倉の世。奇妙な銀髪を持つ相楽夏目は北条時氏を主とする六波羅探題に勤めていた。そこで出会った桜庭芳乃とその『宿』椿。彼らは銀髪を持つ者の役割を知っていてーーーー?次に日ノ本を制するのは幕府か、はたまた朝廷か。夏目は主のため日ノ本を東奔西走する大戦へと身を投じることに。結末や如何に!?
※更新は毎週金曜です。※一応歴史に基づいて執筆していますが、趣味レベルで好きなので必ずしも正しい学説を知っているわけではありません。「間違って
るぞ」というところがあればご指摘いただけると嬉しいです。設定上、歴史改編を行っている部分も登場するかと思います。許容できる方のみお読みいただければ嬉しいです。。ご指摘、批評大歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 20:00:00
406977文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:95pt 評価ポイント:49pt
古墳時代の日本。跡目争いのために父を殺された二人の王子と朝廷の話。
元ネタは日本書紀ですが、もちろん創作も含んでいます。
最終更新:2017-09-05 19:07:17
5168文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:34pt
作:今咲 はづき
ハイファンタジー
連載
N3381DN
神代に創生された五つの国、北の瀏、南の瑩、東の琳、西の鏘、そして中央の壤は、それぞれの神の末裔たる五王家が統治していた。
平和な琳国に突如として軍事大国の瑩国が攻めてくるという知らせがもたらされ、琳国は未曾有の窮地に立たされる。
瑩国朝廷では冷酷な王太后が少年王の摂政として専制政治を行い、宦官長の曹絮などの奸臣が権力を恣にしていた。王太后は不老長寿を渇望し、不老長寿を叶えるという伝説を持つ琳国の神宝『蒼龍の眼』欲したが、琳国側が頑なに拒んだため琳遠征を命じたことが発端だった。
武勇名高い燕将軍に率いられた燕国最強の朱鳥禁軍が琳国の都、瑞興へと進軍する。
琳国に霊力を宿し神姫と尊称される王女白遙がいた。『蒼龍の眼』を祀る神殿で祈りを捧げる白遙に禍々しい神託が降される。白遙は神託に慄きながらも、国の危機を救うべく和睦交渉を自ら志願し、瑩軍の燕将軍に会いにゆく決意をする。
瑩軍の陣地で白遙はひとりの青年と出会う。青年の名前は昌琥、出生の秘密を持つ瑩王家の王子だった。
敵対する国同士の狭間でふたりは惹かれ合うが…。
恋と冒険の異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 20:45:42
8218文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平
安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
日本古代史を研究していくうえで基本的な書物である『古事記』と『日本書紀』。その両歴史書の最初の部分に記載されている、特に初代神武天皇と2代綏靖天皇から9代開化天皇までの「欠史八代」までの古代初期天皇9代の系譜は両書が7・8世紀に編纂されていく過程で、当時の朝廷の立場を正当化するために「創作」されたものであることが通説となっている。
しかし筆者は、両書の該当記述を読むことを繰り返していくうちに、初代神武天皇から9代開化天皇までの9代そのものの実在・架空までは分からなくても、
系譜伝承そのものが7・8世紀になって突然創作できるものではないのではないかと考えるようなった。
それをきっかけに、本作では上記の古代天皇系譜伝承そのものが古代に形成されて語り継がれてきたことに対して論じていこうと思った。
特に『古事記』『日本書紀』のいわゆる『記紀』に記されている古代天皇系譜伝承の「古代史的意味」についての一説が、また出現する!! ……であろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 13:45:12
43482文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
おそらくほとんどの人々にとって日本の神話といえば『古事記』であり『日本書紀』であろう。
しかしこれらの書物に書かれた内容は後世に時の朝廷によって編集されたものに過ぎない。
実際にはこれらのものには書かれることのなかった多くの出来事がある。
高天原の神々と鬼たちとの戦い―それは永遠ともいえる時の中で繰り広げられた〝もう一つの日本の神話〟である。
そんな物語を今から語るとしよう。
最終更新:2017-06-02 19:21:20
78134文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:104pt
日ノ本には、古来より「オニ」と呼ばれる者たちが居た。辺境の地に住み、古代から朝廷に忌み嫌われ、数々の英雄談において「悪役」として登場する彼らの本当の正体は、「現世」と「隠世」の境界を守護する者たちであった。
幕末の動乱期に入ってきた吸血鬼という脅威に日本は晒される。
その事態に対処する為に創設された無名の組織を受け継ぎ、現代まで続く政府機関が「鎮守府」。吸血鬼に対抗できる「オニ」を育成し、その脅威を駆逐する為の機関である。
最終更新:2017-03-23 09:28:29
3854文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:上運天 大樹
ハイファンタジー
連載
N5382DW
平安朝、末期。
藤原氏によって古代以来より、ばらばらだった日本は完全統一され、日本の長きにわたる豪族時代は終わりを告げ、大和朝廷による一国支配がはじまる。
朝廷の中でも、特に活躍した貴族である藤原氏は、藤原道長の時代にその隆盛を極めるが、度重なる出兵と重税に疲弊した民衆は、その支配に対して不信感を募らせるようになる。
そんな民衆の態度を敏感に察知した藤原道長は、やがては密告制度を導入した圧政を行うようになり、その支配を盤石なものにする一方で、民衆の反感を増々買うよう
になっていく。
やがて、道長の死とともに民衆の怒りと憎悪は爆発し、各地の勢力は相ついでを反乱を起こし、やがては三つの勢力にまとまっていく。
平清盛を当主とする平氏。
源義朝を棟梁とする源氏。
橘義賢を首魁とする橘氏。
平安朝の終わりとともに現れたこの三家による生き残り合戦は、熾烈を極め、やがて後の日本の形成にまで深く関わる影響を残すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 15:42:33
832文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
戦争で造られた国家が、戦争で滅びる事を繰り返す。
その世界の仕組みの果てに
何度も自滅しかけた世界を救った男が、自力で戦国時代へと転生。
確実に滅びを迎える未来世界を予見した男は、戦争と国家による世界構造を破壊する決意をした。
伝奇SF風チートによる歴史改竄シミュレーションものです。
戦国の世のあたりまえは、強者が弱者を喰らうこと。
弱者が強者に逆転し勝つという物語でも、弱い者も武の道を行くものばかり。
大多数であった農家は戦いの場に立つことはありません。
これは
、そんな多くの農家が、農家のまま武家の支配から離れて、生きる事で世界の歴史を変える誰も書かないようなチートな物語。
三の段、現在
戦国武将は自壊しました。 農協が創造されました。
寺社勢力は破壊されました。 信仰は開放されました。
大和朝廷は破壊されました。 農民は解放されました。
西洋列強は破壊されました。 植民地略奪は中止されました。
鉄の時代は破壊されました。 土の時代が創造されました。
貨幣経済は破壊されつつあります。 人主経済が創造されました。
武家文化は破壊されつつあります。 農民文化は開放されつつあります。
●科学と魔術と仙術を極め人類を何度も自滅から救ってきた仙人──久遠が、現代から転生を試み、生まれ出でたのは戦国時代だった。
●不老不死の研究を行うついでに、神と全人類を相手に久遠は現代文明へと続く歴史を破壊し新たな未来を創造する。
●現代科学を遥かに超えるチートは武家が造った戦国というシステムを壊しその先に何を創るのか?
◆◇◆◇現在第二部まで終了 第三部開幕◆◇◆◇
●感想などで解らない用語を訊ねると用語解説をつけたしますので、暇つぶしにぜひ感想を送ってください。
著作権フリーとなっています御自由に御使い下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 00:00:00
128951文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:3146pt 評価ポイント:1688pt
平成20年10月20日、京都市山科区の行者ヶ森で間瀬耕一の撲殺死体が発見される。
5年前彼は知多半島の常滑から妻の澄子と共に京都に移住している。彼は常滑では旧家なので、京都へは観光目的できている。
2年前に京都で歴史研究会に入会する。平成20年3月より本能寺の変について一カ月に一回会員各自が持論を主張し合う事になった。
会の主催者は冨島潤一、会の実質的な運営者である望月源之助が信長殺しは明智光秀という通説をとりあげる。これをを10名の会員に配布する。
3月に広岡直道が
明智光秀単独犯行説を発表する。4月の会合では光秀単独犯行説の異論を述べ合う。
5月は高坂登と上村秋彦が朝廷陰謀説を取り上げる。6月は菊池学が秀吉首謀説を述べる。
7月は権藤昭一が足利義昭陰謀説を、8月は瓜坂舜造がイエズス会による信長暗殺説を、9月には成島守が明智光秀非犯人説を披露している。
10月は間瀬耕一の番だが殺されたため、未定、11月は日下部修一だが休止となる。
9月までの会員が発表した資料は冨島を通じて各会員に送付されていた。
しかし間瀬家にはこれらの資料が一切なくなっていた。間瀬澄子は夫が殺される当夜、夫が持って出たと推測した。これらの資料と間瀬耕一殺害と関係があるとみて、澄子は実兄の内田茂と共に各会員を訪問して、各自が発表した資料のコピーを貰う。その上で間瀬耕一との利害関係を調べるが、殺害の動機に結び付くものは見当たらない。
内田は常滑で不動産を営んでいる。仕事の事もあり、2人は一旦常滑に帰る。
平成21年2月下旬に間瀬澄子に日下部修一から電話が入る。彼は11月に発表する予定であった資料のコピーを渡したい事と、間瀬耕一について気になる事がある。事件に結びつくかどうか判らないが電話では話せないので直接会って話したいと言う。
間瀬澄子は日下部の言葉を聞いて胸の騒ぐのを覚えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 08:59:12
46073文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
香武庁とは……織田信長の孫である香武忠康が成立させた第二の朝廷だという。
その世界から来た者より聴き取った、全記録である。
最終更新:2017-01-29 09:15:51
35642文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:51pt 評価ポイント:27pt
鬼が人を襲い、武士や陰陽師が鬼を退治する日の本。
二十世紀になった今でも江戸では将軍が武士を束ね、京では朝廷が政を行っていた。
そんな京にある、小さな古道具屋『あやかし堂』。
そこには風変わりな店主と派手な美人、地味だが有用な娘が暮らしている。
そんな『あやかし堂』に記憶を失った小さな少女が転がり込んできた。
少女の正体とは?そしてそもそもあやかし堂の面子の正体とは?
最終更新:2017-01-27 23:18:51
846文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魏志倭人伝に登場した国々の名前から推察する古代の事情。
邪馬台国を滅ぼした狗狗連合は後に大和朝廷をも滅ぼす.
最終更新:2016-11-25 18:39:47
5404文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:19pt
岡山県の吉備津神社に伝わる温羅伝承、古事記、日本書紀などから桃太郎伝説の元になった話を推理していきます。
吉備臣の祖になった欠史八代の孝霊天皇一族、吉備津彦のエピソードから、大和朝廷による吉備、出雲侵攻が見えてくる。
「小説家になろう」「カクヨム」に投稿しています。
カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881912440
最終更新:2016-10-21 06:57:07
2733文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:しのぶもじずり
ハイファンタジー
完結済
N8307DN
とある王国の王子と、陥れられて朝廷を追われた男の話。
朝廷のお掃除をします。
ほんのちょっぴりBL風味ですが、直接的な描写はありません。
短いお話です。
この作品は、ブログ「物語とか雑文とか」にも掲載しています。
最終更新:2016-09-25 20:55:33
13783文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:9pt
天正と号された二十年は、とある人物のためにあった時代と云えよう。天下人、織田信長である。
それまで信長は室町幕府将軍足利義昭を擁していた。が、元亀四年(1573年)義昭が抵抗の意を示したことを切っ掛けに京を追放。その年に元号を元亀から天正と朝廷に奏上し改元した。信長の天下の幕開けともとれる出来事であった。
そして最果ての地、津軽に於いても、一人の姦雄が台頭した時代でもあった。
下克上をなした信長に続けとばかりに、後の津軽藩初代藩主、大浦為信が蜂起したが同じ頃。
そ
れまで津軽は南部家の治めるところにあったが、堀越を皮切りに、石川、和徳と次々と城を落とすと、天正四年(1576年)には滝本播磨守重行が護る大光寺を、その二年後の天正六年(1578年)には、地域一帯を治めていた公卿の末裔北畠の浪岡御所を攻略。破竹の勢いをみせていた。
要害汗石城の千徳大和守政氏を懐柔し、津軽西南をほぼ手中に収めたが、この地に於いてただ一人、大浦の世を良しとしない者がいた。
鄙館城代、千徳掃部助政武である。
しかし衆寡敵せず。鄙館千徳の命運は風前の灯と云えた。
※ タイトルは「さいかちのはな はくげつにさく」と読んでください〜。
転生もタイムスリップもしませんが、何卒よろしくお願いします〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 15:57:07
10365文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:35pt
天正十年六月二日、京都本能寺に僅かな供連れで宿泊していた織田信長。天下統一を目前にした信長は、突如襲いかかった臣下明智光秀のために自害に追い込まれる。世に言う「本能寺の変」である。
この歴史的な事変がなぜ起こったのか、これまで様々な説が唱えられてきた。本作では歴史学者 立花京子氏らの唱える『朝廷共謀説』を軸に取りながらも、さらに大きな思想的な観点から事変を論じる。
最終更新:2016-09-20 00:52:54
14346文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
時は平安時代中期、京の都では魑魅魍魎の妖怪が頻繁に出没し…人々は妖怪の出現に怯えながら逃げ惑う者もそう少なくはなかった。もちろん、時の朝廷や貴族逹も突然の魔物出現の恐怖に怯え…最悪京の都を離れる事を余儀なくされる者も少なからず、都の一部は廃墟と化す場所も頻繁に多発していくのであった。
この危機的状況を察知した帝は、稀代の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)を呼び寄せ、妖怪退治を依頼して何とか事態は終息したかに見えた。
しかし、突如現れた魔界の王・婆沙羅将軍(ばさらしょうぐん)の
出現により事態は急展開を迎える事になり、次々と起こる謎の怪奇事件が晴明の前に立ちはだかる事になる。
そして更に、新たな強敵である婆沙羅将軍を護衛する冥府十神(めいふじゅっしん)も登場し…戦いは想像を遥かに超える熾烈な激闘を迎えるのであった。
そこで晴明は、幼なじみである芦屋導満(あしやどうまん)や退魔師を生業とする西園寺飛鳥(さいおんじあすか)、晴明の兄弟子である鬼龍正親(きりゅうまさちか)、そして五人目の仲間となる相馬流ノ介(そうまりゅうのすけ)と共に魔界の王である婆沙羅将軍を討伐する旅に出るのだが、果たして晴明たちの活躍や如何に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 18:52:49
313591文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:31pt
桃井太郎は正義のため、仇討のために、乾一族、猿女、猟師の雉子の助力を得て鬼界ヶ島の凶賊・鬼童丸を征伐する。しかし太郎の功に冷淡な朝廷に、やむなく財産をはたいて黍を恩賞として配る。その恩に報いるため、三者三様の恩返しの末ついに太郎の功績は朝廷に認められ、長く語り継がれる事になる。
ブックショートアワードに投稿して落選した、桃太郎を原作とした作品です。
最終更新:2016-04-14 12:00:00
8216文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は三国時代。弱肉強食の時代。
魏の曹操、呉の孫権、そして蜀漢の劉備。
どうやら俺は憑依したらしい。
誰にかって?聞いて驚け!
漢の皇帝の血筋をひくあの人物。幼少の頃にはあまたの戦場を見てきた人物。もうみんなわかっているだろう?
そう。……………………劉禅だ!(一応間違ってはいない。)
最近、皇帝に即位したらしい俺。
やった。これなら適当に遊んで暮らせる。
え?何だって?
国が、先の戦で疲弊してる?蜀南方の益州で反乱。太守が殺された!朝廷に孔明が出席しない!?
数々の危
険の動乱の時代で、劉禅は生き残れるのか。
不定期更新です。
※あらすじ一部変更
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 18:00:00
802文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:42pt
世は江戸中期頃―
世は人間という意思を持つ存在のみで構成されていると信じられていた頃、妙なる存在“妖”が静かに動き出していた。
その人間と妖の間を取り持つために日光の地に『妖貴神社』があった。そこには、妖を見て制約の名のもとに人間との関係の制限をしている者たちがいた。
それは、朝廷・幕府から秘密裏に行われていた。
しかし、それは、妖の行動から徐々に危険なものへと変わり古からの隠された事実が明らかにされていくのであった…。
最終更新:2015-12-29 20:40:58
3602文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:瀬戸内弁慶
ハイファンタジー
完結済
N8909CV
広大なその大地は、後に製図した者達が、
「まるで正面を向いた牛のような」
と筆を走らせるほどに奇妙な形をしていた。
両端は南へ下がって海に面し、中央は顔のように大きく広がり口を象るかの如くその南部には大河が流れ込む。
朝廷の大敗、所謂『順門崩れ』から十年後、それを引き起こした帝が崩御する。
新帝の即位と、それに合わせた謀反が、ふたたび天下に震撼をもたらす。
牙を剥くのは黒獅子と称される若き英傑、天童雪新。
迎え撃つのは『順門崩れ』の地獄を切り抜けた、非道の禁
軍第五軍大将、上社信守。
虎視眈々と機を狙う群雄達に見守られ、獅子と悪鬼が相まみえる。
※Arcadia、ならびにPixivにて中止している作品のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 12:00:00
60988文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:17pt
残暑が終わり、秋の気配が濃くなってきた長安の都。
その中に数有る名家の中でも国を、強いては朝廷守護する重大な役目を仰せつかってきた一族・陳家。
その唯一の直径である温嬌(おんきょう)は、当主である祖父|学孔(がくこう)の一計に落ち、なんと西へ言って釈迦如来を倒して来ることに!! 回避したくとも二言はないと言った以上、本気で釈迦を釈迦にしてやろうと仲間集めから奔走する。一人目は己の従者である空(そら)、そして朝廷が抱える特殊な軍の中でも手に追えないという二人を口説きおとすことに
。制限時間は雪が降るまで、でも今は秋。
色々無茶な中で、独自の最善を尽くし奔走する温嬌とそれに引っ張られる仲間の珍道中。
合い言葉は『皆さん自力でお願いします!!』――なんちゃって西遊記コメディ、開演!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 14:43:01
837文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
時代は明成、帝王が日本を納めていた
その時代に復活した陰陽寮。陰陽師達が全国から集まり学び始めた。そんなとき陰陽師家のとして絶大な力を持っている家が五つ
土御門家、蘆屋家、賀茂家、柴崎家、如月家
朝廷陰陽師、見習い陰陽師それでも仲がいい五人
その五人の中から今回柴崎家、賀茂家、如月家を中心としてやりたいと思います
突然五人の目の前に現れた時代の違う人たち。
これからどうなる!?
秦、平安、幕末
最終更新:2015-03-28 18:45:45
12850文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
鎌倉幕府末期のエンターテイメントです。
鎌倉や京都が舞台となります。心躍る激しい合戦や、ぞくぞくするようなオドロオドロしい話を目指そうと思いましたが、結局政治や謀略の話が多くなりそうです(毎度申し訳ない(-_-;))。
主役は足利尊氏の弟、直義です。エキセントリックな兄と、サイケデリックな執事に振り回される、苦労性のイケメンです。
ご興味を持たれた方は是非!どうぞ!
最終更新:2015-03-24 21:08:03
119961文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:82pt
失意のうちに都を後にした平将門。彼にとって、故郷の坂東もまたさまざまな矛盾に満ちていた。
親類たちの理不尽に苦しめられ、戦いをしかけられた将門はついに挙兵する。
彼のそばには、京で恋仲となった狐女、桔梗の姿があった。桔梗は己れの霊力をふりしぼり、将門の戦闘を幾度も勝利に導くが、その力の及ばぬところで、将門の家族を死なせてしまう。
孤独を抱え込んだ将門のもとへ、下野の名家にして元罪人の藤原秀郷が近づく。自分に似たものを秀郷に見た将門は、秀郷に親しみを覚えた。
一
方、狐女は将門を愛し続けながら、別の目的で秀郷と関係をもった。
秀郷の身に龍神の霊力が秘められていることを掴んだ狐女だが、二人の関係は将門に知られてしまう。秀郷は将門のもとを離れ、狐女と将門の心はすれ違う。
京では、将門の行いが反乱と認定され、従兄の貞盛が、朝廷より追捕使に任ぜられ彼の敵となる。親友でもあった貞盛の裏切りに将門は怒り狂った。
将門と仲違いした狐女であったが、孤軍奮闘する彼を陰ながら霊力で守っていた。そんな狐女の前に立ちふさがったのは、「夷をもって夷を制す」として朝廷から追捕使に任ぜられた秀郷だった。さらに彼のそばには護法神の龍神がいた。人間たちの戦いとは別に、霊獣同士の戦闘が始まるが――
『夢幻犬鏡』の第一章です。小山氏サーガは、全てここから始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 19:22:07
51657文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
時は幕末。まだ人々が時代の変革期にいると気付いていない時分。
将軍家の姫 夕羅(ゆら)姫は、城を抜け出しては江戸の市中を散策するという破天荒な姫だった。十七歳。五人の殿方との出会いと共に、今、ゆら姫の愛と苦悩と戦闘という忙しい日々が始まった。激化していく妖との戦い。さらには朝廷による討幕の動きも相まって、国は混迷の一途を辿ることになる。そんな中、ゆら姫は京に行き、あるかどうかも分からない陰陽師としての能力の開花を願って修業を始めた。
逆ハーな和風ファンタジー。
10/4 第一
章終了
1/19第二章終了
*他サイトにも投稿中
*登場する人物・団体はあまり史実とは関係ありません。*
(アルファポリス様に表紙絵あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 12:00:00
109548文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:12pt
もうすぐ三十路の主人公、藤野秋也が深夜に出会った一人の儚げな少女は記憶を失っており、その姿を見る事が出来たのは秋也だけ。暫く続く、舞という不思議な少女との二人暮らし。だが実は記憶を失っていたその少女は、異世界からやってきた魔術師だった。「30歳までDTを貫けば、世界最強のチートな魔法使いになれるんだよ!」って感じの都市伝説ネタを、小説でやってみた感じです。【現代ファンタジー編完結後に、皇国世界編(異世界に自ら召喚される)に入ります】異世界に招聘された主人公、藤野秋也。全ての
魔術師を統べる存在、『魔法使い』となった彼の持つ権威は、その国の西の朝廷下において、時に帝をも上回るものであった。内政、金融、改革。現代から持ち出した知識とその付合の度合いと睨み合いながら、それらに臨む主人公は、後に皇国の東西統一の一端を担うことになる(予定)。《E★エブリスタにも掲載しておりますが、此方の方は文章増量・改稿版となっております》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 14:21:57
334350文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:253pt 評価ポイント:77pt
かつてまだ記紀神話と呼ばれてた時代、大和朝廷と敵対する様々な部族がいた。彼ら朝廷に次々と滅ぼされていった。そして現代、彼らの怨念は2000年以上の眠りから覚めた。 部族によって使い魔にされた過去の少女と使い主になった現代の少年は彼らの暴走を止めるため動き出す。それを助ける霊能捜査官や妨害する仮面の男たち。 そして彼らは戦う。
最終更新:2014-12-19 21:05:59
707文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
年末のある日、日中外務次官による領土交渉が行われていた。
中国側の理不尽な要求を受け流していた日本は突然方針転換し、中国を挑発する姿勢を明確にした。外務次官は最後通牒ともいうべき言葉をつきつけたのである。
江戸城で徳川家康が家臣に戦法研究を命じたことにより、その後の歴史が激変してしまう。その戦法は初歩のミサイル戦であった。それにより家康は、関が原の闘いでも大阪の陣でも多くの将兵を失わずに天下を掌握する。そして家康は織田信長と語り合った理想を実現すべく制度を一変させた。
新兵器の改良のために外国からの技術導入が盛んになり、そこで培った語学力と外交交渉術で大国からの不当な条約をはねつけ、黒船を拿捕してペリーを外交顧問としてしまう。そしてイギリスから技術導入を図る一方で対等な同盟関係を築く。
王朝崩壊による経済破綻のため乞われて朝鮮を併合したはよいが、民衆の低い意欲に困惑しながらも工業化を促し、国力を充実させ、日露戦争や第一次大戦を経てイギリスとの関係をより密接にする。
ペリー事件を根にもったアメリカによる無通告攻撃が第二次大戦を引き起こしたが、新兵器で反撃。アメリカ国民の厭戦意識を誘い、降伏させて国際社会の中枢を担うことになる。
ヒトラーはイギリス航空隊により爆殺され、ドイツはイギリスに降服。時をおかずイギリス連邦の一共和国となった。
又、権力闘争に敗れた中国人が再起を誓った台湾は、独立を果たしたものの財政破綻に陥る。国民の総意で日本に援助を求め、日本の準州となる。
精密加工技術を武器に、高度な慣性技術を獲得した日本は、自爆回路を組み込んだ慣性基盤を輸出し、世界のパワーバランスを握る。
日本の技術供与により国力を回復した中国は、周辺国と紛争を繰り返し孤立。経済が立ち行かなくなる公算が大になり、国民の不満を外に向けさせるために領土問題を提起する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-11 19:00:00
232920文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:1747pt 評価ポイント:813pt
ごく普通の高校生である夕雅有斗はある日、わけも分からず異世界に召喚され、いきなり王に祭り上げられた。
美少女に頼まれたというだけで、ラノベやアニメのノリで深く考えずに王様業を安請け合いしてしまう。
だがそこは戦国の世、内外共に難問が山積していた。軍事についても政治についてもまったくのド素人には解決すべき手法を思いつくはずも無い。
そんな中、有斗が行ったひとつの決断が朝廷を揺るがす大事に発展してしまい、それをきっかけとして、この戦乱溢れるアメイジアを平和にすべく本気で奮闘するこ
とになる。
果たして普通の学生でしかない有斗が誰もが解決を投げ出した戦国乱世の混迷の世を救えるのか?
※この作品においてヒロインの一人が暴力的だとの批判が強くあります。もし暴力ヒロインに我慢ができないようでしたらカクヨムの方に例の赤いアレをマイルドにした版を掲載中ですので、そちらをお読みください(内容と結末も少し変わっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-28 00:00:00
2268897文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:15873pt 評価ポイント:7431pt
備中国の一の宮、吉備津神社の「吉備津宮縁起」によれば『崇神天皇の頃、異国の鬼神が飛来した。その名は温羅(うら)、吉備冠者(吉備火車、きびのかんじゃ)と呼ばれ、元は百済の王子だという。「鬼ノ城」(きのじょう)に拠点を構え、吉備の国を支配した。大和朝廷は、温羅討伐のために、孝霊天皇の第三皇子、五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)を派遣する』
吉備の国(岡山県)に伝わる『温羅伝承』ベースに展開される、伝奇SF歴史ロマン!
最終更新:2014-01-05 02:39:18
436文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:14pt
天文3年、1534年。その世界は、荒れにあれていた。
農民たちには、土地を分配(ぶんぱい)して、田を耕(たがやか)せた。しかし、その大半は、税として取り立てられ、残ったお米は、山賊などに襲われて、持っていかれる始末であった。もちろん、そんな山賊たちは、人々に容赦はしなかった。それだけではなく、多くの苦しみが民(たみ)を襲っていた。そんな民を国は助けることも無かった。時の将軍、足利(あしかが)は、朝廷に弓を引き、己(おのれ)は天皇となるように計(はか)ったが、将軍が突然の病に
より亡くなると、その後も二代に渡って足利権力は続いたが、実情(じつじょう)は衰退(すいたい)していたのだった。
足利の権力、室町幕府により、振り分けられていた日本の土地は、それぞれが1つの国として、民から資源を奪い、力を蓄(たくわ)え、国取り合戦が続いていた。そんな争いに、民たちが苦しんでいても、朝廷をはじめとした貴族たちも気にせず、現(うつつ)を抜かしている頃、ひとりの赤子が生まれた。
その男の子の名前は、吉法師(きっぽうし)と名づけられた。
この物語は、世が確実な不平等と人間の心を捨てさせるほどの混乱の中、ただ、正義という志(こころざし)を持って、悪を倒し、理(り)という剣(つるぎ)を持って、人間のまやかしを切り裂いた、ひとりの男の人生を描いたものである。”その男、魔王”と呼ばれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 23:38:39
3928文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
他のサイトにも転載します。
日本帝国記は織田信長が本能寺の変を生き延びた場合、日本国が如何なる歴史を辿るかを記した物語です。本能寺の変から第一次世界大戦の暫く後までです。
織田信長は本能寺の変を生き延びた後、割と穏健な統治を始めます。そして、織田幕府を創設します。織田幕府は国内を統一し、各大名に藩としての地位を与えるなどして地位を保障します。一方で強力な陸海軍の常備軍を整備して次第に諸藩を依存させます。併行して、朝廷の直接掌握にも着手します。織田幕府はイギリスやオランダな
どと同盟して徐々に領土を広げていきます。織田幕府は一定の領土を確保すると、同盟国を援護する政策に切り替えます。見返りとして、同盟国の植民地を共通の市場として共有して通商で富を増やしていきます。国内の開発も怠りませんでした。日本本土は平和でした。織田幕府の基本政策は富国強兵です。
織田幕府の基盤は盤石でしたが、ナポレオン戦争の影響で国民国家への移行を余儀なくされます。織田幕府は徐々に改革を進め、数藩と同盟して国民国家への移行を達成します。当然、織田幕府は解体され、天皇陛下を長とする政府が発足します。
日本帝国政府は織田幕府の基本政策の多くを受け継ぎました。日本帝国はイギリスと協調しながら無駄な戦争と内政干渉を避けます。朝鮮も清国との共同統治になります。その後、ロシアも敗北させて日本帝国は安泰かと思われました。しかし、程なくして第一次世界大戦が始まり、日本帝国にとって最大の試練が訪れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-07 13:55:47
734475文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:886pt 評価ポイント:236pt
太陰暦714年_。
蓬莱国皇帝は、自国を仏教楽土に成さんと、各地に寺を建立し、その全てに黄金の仏像を奉納する命を発した。
暦729年_。
辺境の地、狗那国にて黄金の脈が発見され、朝廷は黄金仏製作の為、これに目を付け狗那を侵略せんとする。
両者の争いは、様々な人間を巻き込み拡大して行く。
その果てに待つものは何か!?
最終更新:2012-12-21 17:07:16
75928文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
文武二年(698年)、飛鳥の朝廷に、対馬で砂金が発見されたとの報がもたらされた。
日本国で初めての、金の産出であった。
思いがけぬ吉事に都は沸き、そして金を精錬し朝廷に献上するため、対馬に一人の金職人が遣わされた。
名は、三田五瀬。雑戸という、奴婢に等しい身分であったと史書は伝える。
賤しい職人に過ぎない彼の名が歴史に刻まれることとなったその裏には、飛鳥史の影と、悲劇があった……
最終更新:2012-06-07 23:23:00
149891文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:121pt 評価ポイント:33pt
検索結果:159 件