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検索結果:160 件
西方の鎮守の要たる吉備の国こと岡山で、代々の吉備津彦は朝廷から依頼される荒ぶる神たちを鎮めるお役目についていた。
現代の吉備津彦こと渡辺達也は史上稀有な能力を有しておりながら、この閉塞感ある現代社会でしぶしぶお役目をこなしていた。
そんなとき、吉備津彦と因縁のある鬼の王が復活しようとしていた。
最終更新:2022-07-30 05:14:29
4417文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
其の乱の始まりは妖峰の大噴火
戦国の世から100年――宝永大噴火を幕開きとして、日ノ本は再び動乱の時代を迎える。
噴煙とともに現れたのは夥しい数の妖怪だった。国中の猛者を集めた殲鬼隊がこれを殲滅したかに思えたが、妖怪が残した邪気はその後も日ノ本を漂い、人々の心を侵蝕していった。この混乱に乗じ、朝廷は西洋の強国を後ろ盾に倒幕の兵を挙げた。
邪気に侵された者を保護する組織“鴉天狗”のもとで育った影狼はある日、半妖の武蔵坊、義兄の幸成とともに破邪の誓いを立てた。しかし朝幕
の争いが激化する中、鴉天狗は妖の軍事利用を進める妖派と対立。幕府からも軽視されるようになる。そして遂には――
歴史ロマン×ハイファンタジーの『噴煙シリーズ』第一作!
※この物語はフィクションです。登場する人物・地名・団体等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、幻想歴史資料館(自作HP)に投稿しております。カクヨムがメインですので、最新情報はそちらでご確認いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:41:45
298723文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
人々の思惑が渦巻く場所、朝廷。
何故か女であるにも関わらず、朝廷で働くことになった名家の長女が、後宮で女官として働く従妹と協力をしながら、二つの場所で起こる複雑に絡まった事件を解決していく話。
時雨笠ミコトさんとの共同小説となります。
下記URLで共同小説、双禍の後宮のページに移動できます。
https://ncode.syosetu.com/n3320gu/
最終更新:2022-05-09 17:00:00
187537文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:38pt
作:ありや じゅん
ハイファンタジー
連載
N7168HM
桜化石(さくらかせき)をとれる玖邦(くほう)には鉱山を管理する名家が5つあった。
湯縞(ゆしま)、縞音(しまね)、珂縞(かしま)、立縞(たちしま)、縞隈(しまくま)。
500年前から各領地を朝廷から預かった、祭祀の面も持った一族である。
戦国の世であってもこの五家の勢力が崩れることはなかった。
それを崩したのは本邦より来た富貴嶋(とみきしま)の勢力。この一族が珂縞を亡ぼしたことにより、玖邦の均衡は崩れつつあった。
最終更新:2022-03-12 00:00:00
14695文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
前作「秀頼の逆転勝利」で大阪夏の陣の激闘により徳川軍に勝利した豊臣軍は、朝廷の思惑もあり、徳川幕府に対抗する勢力となっていく。
最終更新:2022-02-22 06:04:37
37455文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:32pt
古代日本、同じ飛鳥時代ではあるが、その始まりの時。日本史的には邪馬台国(やまたいこく)から大和朝廷(やまとちょうてい)が形作られ、ようやく国家の体をなしてきた時代。
まだ、朝廷の力は確立されておらず、各地方の豪族《ごうぞく》とよばれる一族が、倭の国の支配をもくろんでいた。また、現在の中部・関東以北においては、異民族とされる蝦夷《えみし》といわれる者達の勢力下にあった。
大和の国で権力の中心にあったのは、大和朝廷の他に、蘇我氏(そがし)、物部氏(もののべし)などの豪族《ご
うぞく》と呼ばれる一族、勢力等の存在もあった。
大和朝廷の聖徳太子は、一族が豪族の蘇我氏に殺され操られ、叔母が蘇我氏の意向に沿った女王になる条件として、摂政につかせてもらったのでした。そして、倭の国(わのくに)という一つの国としてまとめようと、大陸の中国に習い、仏教の教えを中心に、ひとつの強力な律令国家として、この国を統治していくことを目指しておりました。
その後、自身の皇子、長男は、蘇我氏により殺されて大和朝廷は、蘇我氏によって思うがままに操られていくのでした。
蘇我氏に、天皇家は次々に殺されてゆき、傀儡の皇極女王の時代、その長男、中大兄皇子と弟、大海人皇子は、蘇我と戦い、北の民、蝦夷と戦い、大和朝廷を確固としたものとしてゆくのです。中大兄皇子は、蘇我入鹿を暗殺。大化の改新で、日本の基盤を強固なものにしてゆく。そして、日本として大陸、中国と対峙してゆくのです。
皇子達に流れるⅮNAは、聖徳太子の十七条の憲法。
中国、唐に攻められ壊滅してゆく朝鮮半島の百済の国。
昔からの友好国。
助けを求められれば、負けると分かっている戦いでも臨む。
日本、初の大惨敗、朝鮮半島での白村江の戦い。
自分の思う事を通し続ける兄、妻の父親、政治上での協力者まで自殺に追い込む。非情な戦いを続ける兄に、弟、大海人皇子は、反発出来ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 18:45:12
29751文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
古代日本、同じ飛鳥時代ではあるが、その始まりの時。日本史的には邪馬台国(やまたいこく)から大和朝廷(やまとちょうてい)が形作られ、ようやく国家の体をなしてきた時代。
まだ、朝廷の力は確立されておらず、各地方の豪族《ごうぞく》とよばれる一族が、倭の国の支配をもくろんでいた。また、現在の中部・関東以北においては、異民族とされる蝦夷《えみし》といわれる者達の勢力下にあった。
大和の国で権力の中心にあったのは、大和朝廷の他に、蘇我氏(そがし)、物部氏(もののべし)などの豪族《ご
うぞく》と呼ばれる一族、勢力等の存在もあった。
大和朝廷の聖徳太子は、一族が豪族の蘇我氏に殺され操られ、叔母が蘇我氏の意向に沿った女王になる条件として、摂政につかせてもらったのでした。そして、倭の国(わのくに)という一つの国としてまとめようと、大陸の中国に習い、仏教の教えを中心に、ひとつの強力な律令国家として、この国を統治していくことを目指しておりました。
その後、自身の皇子、長男は、蘇我氏により殺されて大和朝廷は、蘇我氏によって思うがままに操られていくのでした。
蘇我氏に、天皇家は次々に殺されてゆき、傀儡の皇極女王の時代、その長男、中大兄皇子と弟、大海人皇子は、蘇我と戦い、北の民、蝦夷と戦い、大和朝廷を確固としたものとしてゆくのです。中大兄皇子は、蘇我入鹿を暗殺。大化の改新で、日本の基盤を強固なものにしてゆく。そして、日本として大陸、中国と対峙してゆくのです。
皇子達に流れるⅮNAは、聖徳太子の十七条の憲法。
中国、唐に攻められ壊滅してゆく朝鮮半島の百済の国。
昔からの友好国。
助けを求められれば、負けると分かっている戦いでも臨む。
日本、初の大惨敗、朝鮮半島での白村江の戦い。
自分の思う事を通し続ける兄、妻の父親、政治上での協力者まで自殺に追い込む。非情な戦いを続ける兄に、弟、大海人皇子は、反発出来ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 18:38:51
50380文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
俺には幼馴染がいる。かわいくて料理が得意でちょっと記憶喪失なだけの普通の女の子だ。
ところがあるとき幼馴染は邪悪な教団に捕らえられ、触手を操る化物に体を作り変えられてしまった。
そんな特別な存在になった幼馴染は色々な連中から狙われている。味方になれるのは俺しかいない。だから俺は、朝廷の忍としての立場を捨てて、二人きりの逃避行を決意した。
――絶対にお前を人間に戻してみせる、そう誓って。
『最強の抜け忍』ジンと『人外化少女』カエデの紡ぐダークアクションファンタジー、ここに開幕
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 14:04:28
120695文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:68pt
※この小説は、源義経の生涯に関するものです。
「なんだ。また義経かよ!」と言わず、ちょっとだけ時間をください。
みなさんは、頼朝が義経に刺客を送り込んだ「夜討ち事件」を聞いたこと、ありませんか? 歌舞伎の「堀川夜討ち」にもなった、結構有名な事件です。
義経との関係が悪化した兄、頼朝は、土佐坊という御家人とその郎党一味を京に送り込み、義経を暗殺しようとしました。ただ、この事件については、関連史料に以下のような腑に落ちない内容が存在します。
① 義経は自身への暗殺を事前に知
っていたのに、襲撃当日に館の護りを手薄にした(義経はなぜ自身をわざと危険にさらしたのでしょうか?)
② 土佐坊は鎌倉を出立する際、頼朝から九日後に暗殺を実行するように命じられています(頼朝はなぜ日程を指示したのでしょうか?)
③ 義経の叔父、源行家が襲われた義経を助太刀していますが、実は源行家は襲撃の前日に義経館の近場に引っ越しています(タイミングが良すぎると思いませんか!)
これらは全て、鎌倉幕府が編纂した歴史書「吾妻鏡」や、当時の貴族として最高位にあった藤原兼実の日記「玉葉」に記載されているものです。
義経は自身への襲撃に対して、なぜ奇妙な行動に出たのでしょう。どうして、頼朝は義経襲撃日を限定したのでしょう。また叔父の行家は、なぜ襲撃事件の前日に義経の近場に移れたのでしょう。
これらの疑問を、この小説の中で一緒に解き明かしてみませんか。その謎解きの先には、昔から多くの日本人が不可解に感じてきた「義経の死」の真相が見え隠れしてくるに違いありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 15:39:03
96017文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
これは、少女ウシワカの滅びの物語――。
神代の魔導と高度文明が共存する惑星、ヒノモト。そこは天使の魔導鎧を科学の力で蘇らせたロボット『機甲武者』で、源氏、平氏、朝廷が相争う戦乱の星。
混迷を深める戦局は、平氏が都落ちを目論み、源氏がそれを追って首都キョウトに進撃を開始。そんな中、少女ウシワカは朝廷のツクモ神ベンケイと出会い、神造の機甲武者シャナオウを授けられる。
育ての親を討たれ、平氏討滅を誓い戦士へと覚醒するウシワカ。そして戦地ゴジョウ大橋で、シャナオウの放つ千本の
刃が、新たなる争乱の幕を切って落とす。
【illustration:タケひと】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 22:27:57
251340文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:78pt
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
時は1521年正月。
後奈良天皇の正室の第二親王に逆行転生した主人公。
お荷物と化した朝廷を、血統を武器に自立した朝廷へと目指す物語です。
逆行転生時代もののテンプレは踏襲しますが、知識チートの知識内容についていちいち説明はしません。
浅い知識で書いてるので、この作品に致命的な間違いが有ったら指摘して下さい。
最終更新:2021-09-18 15:25:26
60178文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:3128pt 評価ポイント:1712pt
青園国の中枢、朝廷にはまことしやかに語り継がれる怪談話がある。ーー曰く、「書庫に幽霊がでる 。」と。
書庫の管理人・天泡は、仕事ほっぽり投げて毎日趣味の読書に勤しんでいた。だが、とある事情で読める書物がなくなってしまい。仕方なく、そんな本狂いが暇つぶしに赴いた先で出会ったのは、第七皇子・瞭昊。
皇子にもかかわらず、後ろ盾のない瞭昊は、後宮では邪魔者扱いをされていて。天泡はそんな彼の境遇を目の当たりにして、ほっとくことも出来ず……。
最終更新:2021-08-30 06:16:04
3370文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
かつて世界を恐怖で支配した鬼神の息子。
彼は地上から鬼神が去って百年後の世界に降り立った。
目的は、誓いを果たすため。
しかしとある偶然から弱小地方大名(仮)の侍になってしまう。
怪物が巣食う山地、竜が棲む山脈、侵略を狙う隣国、不穏な噂の絶えない朝廷、等々。
弱小領地が抱える問題は大量……だが! 彼にとっては好都合だった。
今日も彼は敵を求めて戦場を駆ける。
ただ、鬼神になるために。
最終更新:2021-07-23 11:12:57
17173文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
坂本はアラタマ教団で向井や寺島広三達と別れた後、岸田洋の実家による。岸田洋の不在を知ると常滑まで直行する。
坂本の調査は何故伊勢に天皇家の宗廟として天照大神を祀る事になったのかを調べる事にある。そしてソロモンの財宝は島根に秘匿されたが、日向の女王アマテラス一族の勢力が島根に及ぶにつれて四国の剣山に移された。
しかし神武天皇を頂点とした日向一族が大和を支配した時、剣山に隠された秘宝は伊勢に移される。伊勢こそニギハヤヒの長子猿田彦の支配地で、彼は磯部一族の祖先であった。
それと前後して、天照大神の御霊は大和の朝廷から出されて、各地を転々とする事になる。そして天照大神の御霊は最終地伊勢の地に鎮座する事になる。この時の天照大神はスサノオの子ニギハヤヒの御霊だった。時代が下り、天武天皇の皇后が持統天皇になるに及んで、天照大神の御霊は日向の女王アマテラスと宣言される。さらに時代が下り平安朝になると嵯峨天皇はスサノオ、ニギハヤヒを皇国の本主と宣告する。これは日向の女王アマテラスの否定であった。実際世間は内宮の天照大神をニギハヤヒと信じていたのである。天照大神が女王アマテラスとされるのは明治になってからである。
伊勢神宮は内宮と外宮に分かれる。
昔は外宮優位であった。今でもその名残としてまず外宮を参拝してから内宮を参拝する。しかし明治になって内宮優位が確立される。しかし外宮は伊勢の町に寄り添う様にして建立されているが、内宮は街から離れた場所に鎮座している。その理由を坂本はソロモンの財宝の秘匿場所と関係があるのではないかと推理した。
内宮が天皇家の宗廟として確立され20年ごとの遷宮が定められるのは天武天皇の頃である。そして持統天皇は伊勢行幸を何度となく繰り返す。
ソロモンの財宝の秘匿場所を知る磯部一族が常滑にやってきたのもこの頃と考えられる。
坂本は磯部一族は内宮外宮の建立場所を逆利用して、財宝の在り処を、常滑の地に封印したのではないかと考えた。
そして、坂本太一郎は岸田洋の行方が気になる磯部珠江、岸田洋の妻と共に伊勢に行こうと計画を立てた時、岸田洋殺害の悲報が飛び込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 10:08:28
62930文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
行き遅れ気味の彼女の追求を外(そ)らすために、始めた歴史推理。
情報溢(あふ)れるネット社会から、有益な情報を取捨選択して、推理します。
まずは、日本の神代から、邪馬台国、やまと朝廷のつながりの謎へ挑戦します。
歴史推理、時々ラブコメ。
最終更新:2021-04-13 11:00:00
13990文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:十川 夏炉
ハイファンタジー
完結済
N6352GN
舜国で国王の長男が後継者として立つ日が来た。王権を象徴する神玉を守る斎女が、王都が誇る壮麗な大聖堂で、廷臣たちの前で立太子を宣言しようとしたそのとき、聖堂の扉が開いた。「神玉に選ばれしものよ」斎女が見つめる先は国王の長男ではなかった。遅れてきた男が辺りを見回す。「え? 俺?」思いがけない事態から王朝の崩壊が始まる。外敵の侵攻による混乱の中、王家、聖宮、朝廷、二大侯家、それぞれの思惑がぶつかる争乱記。
※スキルやレベル、魔法、魔物、異種族は存在しない、和洋中の文物が混在した世
界を舞台にしたファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 12:30:16
252702文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
朝廷で失脚し、西の地に追放されて半年。
神経衰弱した白狐は、ある夜を境に海の幻を見るようになる。
波の音に誘われるままやってきたのは、謎めいた漁民たちの村だった──。
明後日の空模様シリーズ番外編。まだ翔にも皓輝にも出会うよりずっと前の白狐の物語。
最終更新:2021-03-28 08:00:00
68370文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
花の名を持つ一族が治める国、花興。
六つの花弁が広がるように花開いたこの国は未だ七つの國をその内部に持つ特殊な政治形態をとっている。
女であることを隠して朝廷に出仕している芙蓉には、かつて皇帝の寵愛を一身に受けた天才官吏月英を父親に持つという秘密があった。
芙蓉を父親同様手元に置こうと画策する皇帝や芙蓉を利用して国を掌握しようとする叔父の手を逃れ、彼女が辿り着く真実は国を破滅に導くのか。それとも新たな時代を呼ぶのか。
恋と陰謀渦巻くヒストリカルファンタジー。
最終更新:2021-02-14 23:00:00
449128文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:52pt
平安時代末期の日本に転移してしまった近未来人の龍彦は “上野国(今の群馬県)に国司として赴任する藤原定家” と偶然出会い、定家の下で公務員(平)として上野発展に奮闘する。
武士が台頭しはじめ貴族の権力が衰えつつある中、文学の衰退を危惧する定家からその卓越した知識を見込まれて国風文学の普及を命じられる龍彦。
文学を庶民の文化へと昇華させるため、武士からの干渉をのらりくらりと躱しながら庶民の生活改善として食料改革、技術革新に取り組んでいく。
テーマは【自然との共存・共生】です
。当時の人々の生活を科学技術を駆使してリープフロッグ型発展を遂げさせつつも現代史の反省を活かして可能な限り環境に配慮した優しい世界にしていこうと奮闘します。
*藤原定家の設定は一部改変されており、群馬に赴任したという史実はありません。
*史実通りの出来事も登場しますが源平合戦で中立を保った地域を舞台としているので朝廷や鎌倉幕府の登場頻度は多くありません。
*知識不足による矛盾、間違いなどがあるかもしれません。申し訳ありません。
*ツギクルと連携しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:09:05
125443文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:128pt
犬の「わたし」が散歩して、いろんなものを見聞きします。
そのうち散歩する土地の歴史に興味を持つように。
大阪の面白さを堪能します。
(今はないYahoo!ブログなどで日記形式で書いていたのを物語形式で書きなおしてみました)
最終更新:2021-02-11 17:00:00
189859文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
作:K John・Smith
エッセイ
短編
N5962GT
人食いで、角をもつ怖しい大男「鬼」。豆を投げて追い払うには、あまりにも暴力的で荒々しいすがたです。
じつは『鬼』という妖怪には、目に見えない霊的存在と、すがたある存在が入り混じっています。ーー後者、古代日本で大和朝廷や民衆から「鬼」と呼ばれたのはだれだったのか。佐渡島からはじまり、大江山のニッケル鉱山まで史実と伝承をご紹介します。
最終更新:2021-02-02 18:00:00
4683文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:62pt
神奈備の地、大城山。
狩りに出かけた薬師の青年は、ある日山でひとりの女神と出会う。
前世の約束を果たすため、朝廷に従わぬ神に弓引く者からすべてを守るため ――青年は立ち上がり、戦うことを決意する。
これは、山神に奉じられた少女と心優しき青年の物語。
※毎日16時に更新中
最終更新:2021-01-20 16:00:00
106537文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:14pt
東大陸の辺境、長遐の山で暮らす三人の世捨て人。
春が間近に迫った雪解けの季、平穏な日々を揺るがす波乱が幕を開ける。
世捨て人の家の主である白狐が或る夜、隠密隊”七星”に拉致され、無残にも家は焼かれた。
六十二年前に朝廷で失脚して以来、世を棄て、長遐で隠れ暮らしていた彼が何故今狙われたのか?
命からがら七星の追手から逃れた先で、奇妙な男が密約を持ちかける。
「白狐を救いたくば、七星が一人、司旦を殺せ」
彼の密約の真相とは? かつての白狐失脚の裏に隠された陰
謀とは?
白狐を救うため、世捨て人は東の都を目指す──。
シリーズ二作目、朝廷編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 08:00:00
455648文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:39pt 評価ポイント:13pt
神々の時代とわれわれ人間の時代をつなぐ英雄ヤマトタケルの最期を描いてみました。
最終更新:2020-12-27 18:37:59
2482文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
純和風の習作です。
多分次話で完結です。
最終更新:2020-12-04 09:10:55
5169文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
◆この物語は「BLUE・STORY」の過去にあたる内容になります。「BLUE・STORY」の内容に深く関わっているため、そちらを既に読まれている方のみ、読まれることをお勧めします。
遥か古の時代――
高度な科学技術による国々は世界の覇権を狙い、戦乱に明け暮れていた。
後の世に「神国戦争」と呼ばれるその戦乱は、大地を焦土と化し、瘴気が地上を汚染し始めていた。
中央大海に巨大な海上都市群を形成していた「神聖ユグドラ帝国」は、世界を掌握せんがために禁忌とされていた破壊兵器「G
AIA」を起動する。
それは瞬く間に世界を破壊し尽くし、人類を滅亡の寸前まで追いやってしまった。
舞い上がった粉塵は空を覆い、永い永い氷河期をもたらした――
それから約一万年後。
至上天帝により、世界は統一される。
彼によって興された国の名は「ティルナノグ」。
天空人と地上人に分けられ、天空人による絶対的な支配であったが、大きな反乱もなく世界は緩やかな平和を享受していた。
しかし、建国から約八千年。
朝廷では外戚と皇族たちとの権力闘争が長らく続き、混乱を極めていた。
その最中、弱冠7歳のユリウス12世が即位する。
彼は自身の叔父であり、帝国軍中将でもあるガルザスによって即位させられた、傀儡だった。
天空に築かれた夢が崩れる時、二つの相反する螺旋が世界を変える――
これは、星の物語の第三章。
EPISODEⅢ“穿たれた空と、終わりのない旅路”
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 02:41:44
6473文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
時は天平二年、春。
大宰帥、大伴旅人を囲んだ酒宴が行われた。
招待客は皆、上座の老人を尊敬の眼差しで見つめていた。
奈良時代な朝廷の重臣であり、優れた歌人であった大伴旅人の宴。
この場にいた万葉歌人、山上憶良、大伴旅人、小野老の胸に去来するものは─
登場人物
大伴旅人
大宰府の長官で梅花の宴の主催者。優れた政治家で万葉歌人でもある。代表作「酒を愛する歌」
山上憶良
筑前守。名族の生まれではないが高い学力で遣唐使、聖武帝の家庭教師を務めた経歴を持つ奈良時代では珍し
く実力で出世した人。代表作「貧窮問答歌」
小野老(おののおゆ)
旅人の副官。作中では30半ば~40前半設定。後に筑紫歌壇と呼ばれる万葉歌人のサロンの一員。代表作は…「あまりにも有名すぎるあの歌」
藤原麻呂
従三位参議で藤原四兄弟の末っ子。
長屋王の漢詩サロンでの人気者。
智謀に長けた策略家で姉の安宿媛(光明皇后)をとんでもない手を使って皇后に押し上げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 19:34:30
8126文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
斉の皇子高長恭と梁の将軍王琳の娘王青蘭は、鄴都で出会い恋に落ちた。苦難の末婚姻を果たした長恭と青蘭は、高洋崩御後の陰謀渦巻く斉の朝廷で生きていくことになる。
新帝高殷の即位後、斉の朝廷では、高演を擁護する勲貴派と楊令公を擁護する漢人派が、熾烈な争いを繰り広げていた。
新帝の従兄に当たる高長恭も、皇族の一員として高一族に執政権を取り戻すべく、高演に手をかすことになる。
最終更新:2020-09-28 12:00:00
48881文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
朱天童子。
数多の鬼を従える大獄の鬼。
配下の迂闊な行動から時の朝廷を敵に回した彼は討伐に来た女武者と差し違え、命を落としてしまう。
しかし。
死んだはずの彼が目を覚ましたのは西洋の甲冑と猫又のような獣人が戦う戦場だった。
鬼としての妖力をいくらか損いながらも圧倒的な力を持って異世界に降り立った鬼の王。
何故、この世界に自分が飛ばされたのか?
そんなことを考えながら彼は見つけた「食料」に気を惹かれ、魔物を狩り、軍隊を蹴散らし好き放題に生きる事を選択するーー
異世界に
降り立った鬼神は如何なる波乱を巻き起こすのかーーそれは、まだ、誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 14:59:29
40228文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
後漢末期……朝廷の腐敗により誰もが戦乱予感をしていた。
黄巾の乱平定後も民に安寧は訪れず、新たな乱の発生は誰の目にも明らかだったが、そこに天の軍隊と呼ばれることとなる海兵隊が遥か未来より君臨した。
乱世の行く末に海兵隊"ウルフパック"は乱世をどう駆け抜けるか………
ここに英傑達の壮大な物語の幕があがる……。
*本作は"真・恋姫夢想 海兵隊の誇り"のリメイク作品となります。
最終更新:2020-07-29 14:43:14
3518文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:22pt
飛鳥時代。大和朝廷では、仏教の伝来を機に、物部(もののべ)氏と蘇我氏の権力争いが激化していた。当初は、仏教排斥派の物部氏が優勢だった。しかし、仏教を崇敬する用明(ようめい)天皇が即位した後は形勢が逆転。用明天皇の外戚にも当たる蘇我氏が台頭し、物部氏は本拠地の阿都(河内国)へ退かざるをえなくなる。
そして、用明天皇の死後起こった皇位争いで、蘇我氏は皇族までも味方に取り込み、物部氏を逆賊として討伐しようと試みる。進退窮まった物部氏は、ついに蘇我氏・朝廷連合軍との全面戦争に突入する
。
そんな混乱の最中、一人の若者が歴史の表舞台に躍り出る。物部氏の兵、捕鳥部万(ととりべのよろず)。彼は主君を失い、たった一人取り残され、逆賊として追われながらも、朝廷軍に真っ向から対峙する。
後に、日本史上最初の「武士道」を体現した武将と言われた男に待ち受ける運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 23:20:31
6613文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
宝永元年、江戸が消えた――
ある日突然、半径30㎞、高さ1500mにも及ぶ巨大な「雲」が、江戸を包んだ。
沈黙した幕府に、天下は混乱する。諸藩の思惑、朝廷の陰謀、そして暗躍する柳生忍軍。
錯綜する情勢の中、後の八代将軍・吉宗こと、松平新之助は東海道を江戸へ向かう。
新之助を江戸で待ち受けるものはなにか?
江戸を失った日本《ひのもと》はどんな運命をたどるのか?
そして、次期将軍は誰の手に――
長編歴史伝奇SFエンタテインメント、ここに開幕!
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新作長
編です。
ノベルデイズ側で先行執筆中のものを転載しています。
たまに更新滞るかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 18:57:53
26098文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
ジェネレートコードオンラインというゲームを楽しむ主人公の物語。
ゲームの中で光線銃を振り回し、フィールドをかけ、時に冒険、時に仕事と言う本心からゲームを楽しんでる主人公の姿は、周りに人を集めていく……
もう一つのVR物から離れて、久しぶりに書く時に出てきたイメージをそのまま形にしたものです。
お楽しみください。
最終更新:2020-04-21 07:00:00
26049文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:70pt
【先輩議員の姉と恩師が百合の関係で、同性婚の法案を通そうとしていた!?】
若者の政治への関心を高めるため、朝廷の命を受けた宮内省により、ジュニア議会が設立された。
毎年十件ほど審議され、その後インターネットを活用した国民投票にかけられる。
議会で扱われる内容は、時間をかけられる議題と、若者の未来にすごい影響する法案などが、既得権に影響を受けにくい若者の判断に委ねられた。
今年の大きな議題は、ベーシックインカム、食品添加物の規制問題、組織罰、仮想通貨、カジノ、同性婚、女系
天皇を認めるかなどだった。
※水着バトルシーンはありますが、百合シーンはありません
この小説は
カクヨムでも投稿しています
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892358836/episodes/1177354054892358872折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 22:16:44
8683文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「承認欲求の強さこそ、日本人の民族性」という説が怪しい。
根本的に、日本人はこう、という事例を挙げるだけでなく、他国・他民族はそうではない、ということも挙げないと、日本人固有の民族性とは言えない。事例も怪しい。
「日出《いず》る処《ところ》の天子、書を、日没する処の天子に致《いた》す。恙《つつが》なきや」で、中国皇帝に承認された属国国王であることは否定したと思うけど?
高校教科書が1192つくろう鎌倉幕府じゃなくなった、つまり朝廷が承認したから幕府ができたんじゃなくて、先
に幕府ができて朝廷は追認しただけ、ということになったと思うけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 11:39:02
1367文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:116pt
日本人は承認欲求が強い。それは歴史が証明している。
最終更新:2020-01-22 21:13:01
3802文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:140pt
はびこるアヤカシを退治するため、朝廷は勇者の召喚を繰り返す。
やがて朝廷は勇者達に大名という役職を与え、地方を守らせた。
田舎里の剣士であり農夫であるライガーは、その日も大きすぎる剣に振り回されていた。
「虎徹さえあれば」
それが彼の口癖だった。そんなある日、大名を名乗る少女、バニラと出会う。
バニラの力をまのあたりにしたライガーは剣を振るう為、力を授けてくれるように願い出る。
ライガーの姿に、夢見たヒーローの資質を見出したバニラは力をを授ける。
その力とは『変身』
である――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 13:42:22
85316文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:85pt 評価ポイント:61pt
大和朝廷の<吉備津彦>による吉備討伐軍 VS 鬼ノ城の鬼神<温羅>の「鬼ノ城の戦い」から数年後、讃岐の「鬼無しの里」からひとりの少女が吉備に訪れる。
鬼媛と呼ばれた少女<百瀬媛>は、兄の風羅(ふうら)との出会いによって吉備の反乱に巻き込まれていく。
騒乱のるつぼと化した吉備。
再び、戦乱の最前線に立つ吉備津彦と姉の大和朝廷最強の巫女<百襲媛>たち、混乱の中で死んだはずのあの男が帰ってくる!
鬼媛と稚猿彦の出会い、「鬼ノ城戦記」、若い世代の物語。
最終更新:2019-12-14 14:36:04
7916文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:19pt
作:カワチカ カナタ
ローファンタジー
連載
N6278FW
平安時代、神の集いと称される名家の2つの派のうちの1つ、一蹴派(いっしゅうは)の得業の位(とくごうのくらい)の子供達は、他の貴族、朝廷をも押さえて権力の頂点に立とうという計画を影で練っていた。
その途中に生まれる時代を超えても変わらぬ思想、生活の法則。彼らが築き上げたものに、現代の私達は気づけているのだろうか。
最終更新:2019-11-23 23:07:30
1048文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
兄、平城上皇との対立を乗り切り、名実ともに朝廷の頂点に立った神野は、その天分を発揮し、着実に国の形を整えてゆく。その許で、朝廷は後に「弘仁の治」と称えられる安定期を迎える。
藤原北家の長となった冬嗣と、忠実な臣で有り続ける藤原三守、彼らの理解者で、よき友としての立場を守り続ける良峰安世ら。彼ら第一部からの登場人物に、神野や東宮となった大伴親王らの妻と子供たちや小野篁など、次世代の人物が加わる第二部。安定した治世、円滑な皇位継承を目指しながら、皇室の自律性を維持しようとす
る神野と、藤原北家の繁栄を目指す冬嗣との関係や、訣別した兄平城上皇への神野の想いなど、その人生を最後まで見守って頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇神野(嵯峨天皇)
本作の主人公。冒頭時点で二十五歳。
〇藤原冬嗣
兄真夏の失脚に伴い、父内麿の死後藤原北家の長となる。神野が十三歳の年に異父弟である良峰安世を介して神野と知り合って以来、神野に仕え、その治世を支える。神野よりも十一歳年長。妻は藤原三守の姉、美都子。
〇良峰安世
冬嗣の母が桓武の後宮に召されて産んだ、神野の一歳年長の異母兄で、冬嗣の異父弟。良峰の姓を賜わって臣籍に下った。詩文の他にも楽や舞、騎射など多くに才能を発揮、神童といわれた神野の良き友人。
〇藤原三守
藤原南家。祖父が反逆者として処刑されたこともあって非常に謙虚な人柄だが、神野の側近として出世を重ねる。神野の最も忠実な臣。妻は神野の正妻、橘嘉智子の姉、安万子。その娘は後に小野篁の妻となる。
〇安殿太上帝(平城上皇)
桓武帝の長男で、神野の十二歳年長で前の帝。退位後に旧都平城京に移り、様々に朝廷に干渉を試み、ついには都を遷そうとするが、神野の拒否により失敗。剃髪して平城京で暮らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 16:31:49
110629文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:16pt
戦国から桃山の世にかけて活躍した「キリシタン陰陽師」の一代記!
第一部:戦国大名大内義隆の支配する「西の都」山口に住む、朝廷陰陽師の落とし子である宇治丸少年(のちの賀茂在昌)。共に育てられた少女・広とともに伴天連来航を目の当たりにして興味を惹かれるも、時あたかも山口の乱に巻き込まれ、伴天連の助けによって命からがら難を逃れる。二人は父・勘解由小路在富の跡を嗣ぐために京の都へ上り、やがて結婚する。
第二部:長じて立派な「キリシタン陰陽師」となった賀茂在昌は、西洋天文学を学ぶた
め豊後へ出奔、多くを学び帰洛し、安土桃山の世で活躍する。九州に残り修道士となった長男メルショル、陰陽師を嗣いだ次男在信など、数奇な運命を辿る在昌一家。しかし、時代の波に翻弄され、キリシタン禁制とともに歴史の舞台から消えてゆく…。
「陰陽師」といっても、悪霊・式神などファンタジー的な要素は絶無…
暦造りに情熱を注ぐ「朝廷の天文学者」という、本来の陰陽師を描いたもので、ギリギリまで史実をベースにしています。
一時期話題になった『天地明察』みたいな作品です。
◆PDF版:http://kapelle.triona.jp/aquimarza.html
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054889400781/
pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9598138折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 04:11:04
48427文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:17pt
また大和朝廷が勢力を伸ばし続けていた時のこと。
とある豪族がおさめる土地では、低地の集落の他に、敵に攻められた時に立てこもるための拠点として、高地にも集落をつくっていました。
そこに住まう者は、装身具をはじめとするいくつかの決まり事を守る必要があり……。
最終更新:2019-11-05 20:00:00
3995文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『父正成と兄正行の意志を継ぎ、南北朝の動乱を収めることに、その生涯を捧げた武将の物語』
主人公は楠木正成の三男正儀。物語は父正成の挙兵に始まります。鎌倉幕府を倒したものの、後醍醐天皇の親政は長くは続かず、朝廷は南朝と北朝に別れます。南朝軍の主力となった正儀は、北朝の幕府と戦いながらも、和睦を求め奔走します。南朝内で和睦派と強行派の対立が深まるなか、正儀がとった驚くべき行動とは? 果たして南北朝の合一は成るのか? 楠木正成の時代と、一休さんと足利義満の時代とを橋渡しする正儀の
生涯。二転三転する激動の南北朝時代を、ぜひ御堪能ください。
2018年 正田前 次郎
※正田前次郎のTwitter ぜひフォローください! https://twitter.com/shodamae_jiro
※小説投稿サイト「カクヨム」から転載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 19:00:00
1059030文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)ら
との友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:25pt
朝廷と幕府が衰えた戦国乱世。戦で故郷を失った少女・すずなは自分を保護してくれた恩師・理と共に薬師として暮らしていた。
そんなすずなの元に、ある日一人の青年が運び込まれる。青年は近隣を支配する大名、御柴家の当主・幸継だった。幸継の治療を引き受けたことで、穏やかだった日常が激変する。
自分の理想と、乖離した感情と、身分に隔てられる恋心。
一人の少女が己の道を見つけるまでの成長譚です。
最終更新:2019-08-03 08:00:00
80383文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:14pt
警視庁捜査一課に配属されてまもなく、父の惨殺遺体と遭遇する羽目になった柊 俊朗の前に、警察関係者から“巽御大”と敬われる初老の男性が現れる。
巽御大は、柊家が代々《木霊院》を号し、政府の特務機関《夜警》の指揮系統を家職として担って来たのだと俊朗へ告げる。
《夜警》とは遠く古の時代、陰陽師たちを擁した朝廷の機関《陰陽寮》の流れを汲むとされ、闇に潜み生きる“人に非る者” 吸血鬼たちを監視し、時に駆除する組織であった。
巽御大は、柊家の次期当主である俊朗へ半ば強引に不逞吸血鬼討
伐の任を与えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 19:20:00
17034文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
時は元禄、飢え死にかけていた貧農の私に救いの手を差し伸べたのは、破天荒な少年ーー後の将軍・徳川吉宗だった。
終わりの見えぬ借金地獄、迫り来る不況と災害、勃発する家臣の派閥争い、将軍の地位を巡る陰謀、そして虎視眈々と権力の奪回を狙う朝廷と豊臣一派の影……。そんな中、成り行きで大名として祭り上げられた吉宗に、恩を返すべく私は忍びとして仕える。果たして二人は江戸の乱世を生き抜くことができるのだろうか?
ーーさあ、泰平の世の戦をしよう。
最終更新:2019-05-16 23:26:04
21818文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
源義経と静御前の恋物語をモチーフにしています。壇之浦の戦いの後頼朝と義経は対立の関係になります。時の朝廷の実力者後白河法皇は権謀に長けた御方でした。義経一行は京を追われて逃避行。吉野山中に逃れますが静御前は雪の山中で一行とはぐれ頼朝の追っ手に捕まります。義経一行は奥州平泉に逃げ込み奥州藤原氏の保護を受ける事になりますが…。静御前は鎌倉に送られて尋問。妊娠がわかり頼朝は殺害を一度は命じますが、妻の北条政子のとりなしで、静御前に舞を舞わせその舞が素晴らしいものであったならば静の命
を助ける。産まれて来た子供が女子なら親子とも助けると約束させました。
政子は静御前を説得します。とにかく舞を舞い命をつなぐ助かる道を…。生きてこそ夫と決めた人と会う日もあるかもしれないと…。静御前は説得に応じて頼朝の前で舞いを…。彼女の一命は助けられますが…。静の産んだ子供は男の子であった為に残念ながら…。
一人静と二人静は実際にある花です。
愛する男女 何時の時代にも悲しい別れが存在するのが歴史ですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 17:02:18
310文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
2420年(明G20年)、人工人間通称「AH」が中心となった人工帝国でのお話。
主人公である田中れおは捨てられた平成の歴史に感銘を受け、この時代を取り戻そうと奮起する。
しかし、人工帝国の最高権力機関である超朝廷には逆らうことはできず、仲間とともにテロを起こそうと画策する
主人公らは平成を取り戻せたのだろうか。近未来空想科学ストーリーをお楽しみに!
最終更新:2019-02-25 19:00:00
3843文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
李氏朝鮮王朝時代、宮廷に生まれた明惠公主――イ・ソヒョン。温室育ちの彼女が、朝廷での権力闘争に巻き込まれていく――――
⚠︎注意⚠︎
この物語は、李氏朝鮮王朝時代の架空の時代をモデルにしています。実在の人物及び事件とは一切関わりありませんのでご了承ください。
最終更新:2018-12-12 23:47:10
6509文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
検索結果:160 件