-時計塔- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

いつか、人でなくなるきみへ──。 全寮制の中高一貫校、私立月舘学園に転入することとなった桐島苺火（きりしまいちか）。そこは巨大なひと続きの壁に囲われ、厳格な法が生徒たちを支配する、世俗から隔絶された場所だった。 時を止めた時計塔、紅い薔薇の咲かない薔薇園、そして右目の奥に煌めく罰の焔。ポケットの中の一冊の本を寄る辺に、苺火は過酷な運命に翻弄されていく。 血に呪われた子供たちの、華麗に堕ちていくダークファンタジー。

―――父と母が亡くなって6年。街のシンボルの時計塔ので、私は今日も彼のことを待っている。 これは、カヘンシティが崩壊し、多くの犠牲者を出した“王子事変”から数年後、かつてMessiahだったレミの娘のサナと、その実父であるコウの物語。

駄文シリーズ 童話的な話

背の高い時計塔のあるまちに、今年もハロウィンがやってきた！

時計塔は毎時0分に鐘を鳴らす……。 時間に追われた忙しい人にも読める、時間に追われている人に向けての200文字小説です。

　ファンタジー小説家でシングルマザーの七瀬美樹は、一人息子の宙夜に自作の寓話、「時計塔に眠る怪人」を話して聞かせている。 　 　そんなある日彼女は、その寓話と一致点が数多く見いだされる「別世界」へと運ばれる。 　その「別世界」では異人種間戦争が行われていた。美樹はその「別世界」で、とある青年と出逢う。 　青年は彼女の寓話「時計塔に眠る怪人」の主人公と同じ名前、「ジファ・セラヴィナ」を名乗り、彼は政府にＡ級不穏分子と特定され、追われていた。 　ジファと軍との争いに巻き込まれた彼女は、ジファと「二つの世界」を巡る謎解きの旅へ向かうのだった。 　他サイトに掲載済み。折りたたむ>>続きをよむ

古来より、人々は霊体と深く関わってきた。 霊体は時として生物の身に宿り、進化を促し、国づくりの頃より魔物と呼ばれた。 霊体は時として物体に宿り、蒼玉と呼ばれる力を発揮した。蒼玉を扱う者達は、混沌の時代より国づくりを支えた。蒼玉を扱う者達は、あらゆる魔物を破壊し、森や台地を切り開いた。エストランド王国に伝わる、蒼玉開拓記の歴史はここより始まっている。 五人は運命よりも深く導かれ、淡々と約束を交わした。時計塔にもう一度集まる日を。

学校ではいじめられ、同居する祖父母には冷遇される、そんな少女・青河ミズキ。 ミズキはある冬の夜、黒塗りの不思議なバスに乗せられて、見たことのない都市にたどりつく。 空飛ぶホウキ、空飛ぶじゅうたんで人々が往来するこの街は……あれ、東京？ そこは、20世紀に魔法が発見され、科学と魔法の力で発展してきたという平行世界だった。 時計塔のある魔法学校に入学したミズキは、猫っ毛の少年魔法使いアキラとぶっきらぼうな魔法技師の少年キリトに出会い、「世界を変える魔法」をさがす「チーム」に入ることになる。 なお、小説タイトルは仮題のつもりです。折りたたむ>>続きをよむ

私とおばあちゃん　そして時計塔 想いと記憶と　そして奇跡を願うだけのお話

リオンはうんざりしていた。自分の婚約者であるエリアーデが、リオンに近づく少女・エルシアに嫉妬し、嫌がらせをしているのだ。ある日、エリアーデが老朽化した時計塔にエルシアを呼び出したと聞き駆けつけるが、彼の目の前でエリアーデは崩落した塔から転落してしまう。命は助かったものの、エリアーデはリオンのことを全て忘れていた…。

時計塔の管理をするホーキンス一族の最後の生き残り。 少女クレアは、刻調べの歌姫として異世界ファーブラで、生きていた。

　小さな街には大きな時計塔がある。ところがある日、時計塔のネジが紛失して時計が止まってしまう。同時にこの街の時も止まってしまった。

大人さえも立ち入らない魔族の森。その森に隣接する時計塔。そこは魔族返りをした子供たちが捧げられると言う。 幼馴染を塔に連れ去られた少年と、魔族返りをした少女の物語。 少女を助け出す、と誓った少年の思いは叶うのだろうか？ 初めて小説を書いています。自己紹介にも有ります通り、拙い点多々あると思いますが、暖かくお付き合いいただけましたら幸甚です。 尚、2000年代までに吸収した何かが創作の糧となっています。多分。私に溶け込みすぎて最早無意識ではございますが、御不快な類似点を感じましたら、そっとご指摘くださいませ。 折りたたむ>>続きをよむ

醒めぬ悪夢、分岐のシラセ、そして次に書いたのが「調律師と時計塔は世界を創る」になります。 これは5年くらい前の作品だと思います。 ーー世界は街の中にしか存在しなかった。 巨大な壁の向こうには暗闇しかなく、それを越えられない人間の世界は、生まれてから死ぬまで、街の中が全てだった。 調律師(チューナー)と呼ばれる少年と、とても大きく、古ぼけた時計塔。 物語の始まりは、時計の針が教えてくれる――

気づいたら見知らぬ部屋に閉じ込められた少女。 果たして少女の運命は・・・

とある〝魔法少女〟と出会った少年は、それが自分の知り合いではないかと疑心を抱く。 なぜだかわからないが自分を避けるその〝魔法少女〟の正体を探ることで弱みを握ろうと画策する。 友達の少ない――人間関係の輪が閉じられた少年の〝魔法少女〟探しが始まる。

山に囲まれた村の少女とその仲間との不思議なお話。

エルフのレイファと、魔族と人間のハーフ・ルードの物語の第二弾です。 時計塔で有名な都市デニムラックに深夜辿り着いたレイファ達。 しかしなぜか人っ子一人おらず、そこにいるのは動物たちばかり。 いぶかしく思いながらも一晩を過ごし、朝起きてみるとレイファの体にも異変が…？ 今回はシティ・アドベンチャー。デニムラックの街を駆けずり回ります。 この物語は全２話になる予定です。次回更新は二日後です。

私の高校の中庭には時計塔があります。 けれど、その時計塔には怖い噂があります。 私と四人は、その時計塔を調べて、噂を確かめることにしました。 まさか、時計塔であった出来事が、あんな事だったとは──。

部会のワンドロ第三弾です。 お題は「時計塔」 制限時間は1時間。 お題、自分で出したものを引いてしまうとは。まあ、その分書きやすいのはあったんですけど。なのになぜか制限時間を15分ほどオーバーしてしまうという。ダメですね。 2015.7.14 改稿

ネオン街の片隅に佇む時計塔。小雨降る中、一匹の猫が姿を現した――。※個人サイトに同じ物があります。

誤射が大好きなんです。

一人称のみで登場人物は、語り手と聞き手のみ。さくっと読める短編ものです。

12歳の女の子リナリアには家族がいない。そんな子供を、町の人は嫌った。 12歳の男の子グレアムは町の時計塔管理人見習い。リナリアを嫌う町の人が嫌いだった。 そんな二人のお話。

月の砂漠に根を下ろす世界樹。その木には誰かの夢がありました。 灰色の曇り空がありました。 時計塔に住む少年は青い空を知りません。街も青い空を知りませんでした。 ある時少年は夢を見ます。青い空の夢を。

『サナは、オートマタだった。』 機械産業が発達している、とある『町』。主人公のサナユキ（サナ）は、人形師の男ミシマに作られた人間そっくりの自動機械人形だった。ある日、ミシマの作った時計塔で、サナは一人の少女『アイコ』と出会う。次第に彼女に恋心のような感情を抱くようになるサナだったが、その頃ミシマの元には、不気味な死神のような男『シイナ』が訪れるようになり…。

例えばそれは怪物だったり。 例えばそれは物語だったり。 例えばそれはあなた自身だったり。 ジャバウォックはほらそこに。 ジャバウォックはほらここに。 ゴーン。ゴーン。 １２時の鐘がなる。僕らのことなんておかまいなしさ。 君が思う秘密は何色だい？

子供の頃に見た夕日はもう、見れないのかな……。 そう思う“僕”の前に、見えない魔物が襲い掛かり……？ 「夕暮れ」、「黄昏」をイメージして、小さな冒険を描いたお話。

　19世紀末異色西洋奇譚、開幕。 　ある日、ある町、ある人が《失踪》した。失踪した先は森の奥、屋敷の中に存在すると言われる【楽園】歳を取らず、苦痛を知らず、ただただ楽しく過ごせる世界。その心地の良さから、屋敷を訪れた人間は誰も帰って来ない。故に失踪してしまうのだと。 　そんな噂が巷に流れる中、一人の男が時計塔を訪れた。婚約者が消えたという男。解決の術を持つという、時計塔に住む墓守。収まらない失踪。屋敷の中で催される狂宴。 　それらは全て、魔法使いによって引き起こされる怪事件。人々にかけられた魔法を、墓守が解き明かす。 ※ミステリー風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ

少女は、少女になると決意した。

時計塔のまだ幼い管理人が語るのは、時計塔の力。そして、自らの過去…。

（更新終了しました。こちらでリライト連載中です→http://ncode.syosetu.com/n5773cq/） 御伽市。 街の中心には時計塔、それを囲むのはここ数年で急発展した町並み。そして潜むのは半人半魔の怪人「キメラ」！ 行方不明の兄を案じる少女は出逢う。ヒトを襲う鋼の魔人を砕く、紅き角と魔手を持つ鬼に！ 殲鬼、閃姫、そして戦騎。 三人の変身ヒーローが繰り広げる、正義と絆と希望とをめぐる勇者のものがたり。 何もかもをなくしたかに見えても、誰かと繋ぐその手が残っている。 折りたたむ>>続きをよむ

古びた時計塔の下で、物思いにふける男。彼には大切に想っている女性がいた――。

現代伝奇小説。焦げて死んだ黒猫を抱え、時計塔のある街にさまよう。包帯と軍服を纏った影。旧式の正義、悪を憎むことに狂った怪人。それに仮装している青少年の話。 ※旧自サイトから再掲載したものです。

-「あなたのSFコンテスト」参加作品- 　街。閉鎖された世界。共に生きていきた世界。閉塞感を感じる空間。 　 　少しだけファンタジーで、そんなふつうな物語。 カクヨムにも投稿。

とある時計塔のお話。

クロックシティ、大時計の街。 その実在すら証明されぬ不思議な街は、不意にあなたに干渉する。 時を剥奪された者は、大時計の刻む時の糧となる。 失いたくない現在—イマ—を守るため、立ち上がる者たちがいた。

時空を支える要である時計塔。 世界の土台であるその塔を守る２人の少年少女が、世界から見放された迷い子達と共に創っていく街で、共に生きていく中で理を、情を、欲を学んでいく。

ツイッター企画【フリーワンライ】の参加作品です。 第四回フリーワンライ　お題は【時計塔】です。

時計塔の上には魔女が住む。天を支える柱である時計塔に一人で暮らす魔女の許を、その国の王子は日々訪ねる。それは彼にだけ与えられた特権であった。若い魔女と若い王子のお話。　※6/6Twitterで行われた「#深夜の真剣文字書き60分一本勝負」に投稿。加筆修正を加え完結させたものです。

時間から隔絶された世界に建つ運命を決める運命塔……。 運命の歯車は回り続ける。結果誰がどうなろうとも、躊躇いもなく無慈悲に……。変えようものならば修正され、世界のバランスを保たせる。 その塔には管理者が一つ……存在した。 注）即席小説です。不可解な要素が少し存在するのでお願いします。

　中学校の旧校舎にはアキラ様という幽霊がいて、イジメっ子たちへ復讐してくれる。そんな噂の真偽を確かめるべく、風香とトムは旧校舎にある時計塔へ向かうのだが……。るうねさん主催「第２回犯罪が出てこないミステリー大賞」参加作品です。

それは暖かい日々。 大切な思い出。 母性は時に人を狂わせる。 　

ある少女の幸せなお話です。

欧州の奥地にひっそりと存在する学園に留学生として招かれた東洋の島国の少年 夏目(なつめ)は、時計塔の最上階に隠れ住む謎多き少女　ルニヤと平凡だが穏やかな日々を過ごしていた。が、個性豊かな面々の持ち込む奇妙な日常の事件を解決していくなか、大きな事件にまきこまれていく。

時計塔の最上階で僕は君に出会った 君が幽霊でも構わない だって…僕は君のことが 好きになってしまったから

街の中心にある時計塔。その時計塔の鐘の音と共に教会娘と商人の物語が始まる…。 中世ヨーロッパが舞台の話。 剣も魔法も登場しない(刃物は出るかも？)ファンタジー物。 エブリスタというサイトから重複投稿しています。

森の時計塔には魔物がいるという。惨劇を逃れ森へと入ったアリエルは、鎖で足を繋がれた少年と出会った。孤独な二人が出会った話。

　セレスは娼館の男娼として働いていた。 　行く日も行く日も、彼は客をとり、自らの体を売る。 「私を、愛してください」 　一五歳の冬、彼はある少女によってある意味二度目の生を受ける。 　彼を待っていたのは光に満ちた世界。 「クラリーネ様、私はただ、あなたの為に生きたいと思います」 　少年が願ったのはたった一つ。少女が幸せであること。 　やがて戦乱の世が二人の定めを分かつ時。少年は真実の愛を知ることになる。これは、空と地上、人と種族を超えた愛の物語。

Twitterで不定期に開催される創作企画『空想の街』(Wiki→http://www4.atwiki.jp/fancytwon)に投下した話を、加筆、修正したものです。 同時投稿していた『曇りの靴』と一部話がリンクしています。 空想の街のまとめはこちら。 http://togetter.com/li/290680