-忘れてしまった- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:633 件
天文学者リークスは銀河飛行のためのエネルギー研究を若き科学者ノーザン・トワイライトに打診され、共同で「スターダストコークス」の完成にとりかかった。
ノーザンは自分は管理された禁忌の人間であると言い、自分が何を望んで生きているのか忘れてしまったというが……。
最終更新:2023-10-24 09:00:00
31476文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
マイラ・マリーは小さな辺境の村で生まれた十七歳の魔法使い。生まれ変わりの記憶は実は微かにあったのだが、成長するにつれ次第に記憶は薄れていき、ほぼそんな記憶を忘れてしまった今は「マイラ」としての人生を謳歌している。
魔法使いはこの世界ではごくありふれた存在だが、その中でもマイラはちょっと変わった魔法使いだった。
親友の死、そして遠く消えかけている記憶の中にある自分の死。その悲しみを乗り越えた今、マイラは明るく元気に、そしてどんなことも我慢強く乗り越えていく。
苦し
みの中見出した希望、幻の『治癒の魔法』を習得するために動き出したマイラは、そのために必要な絵を描いてくれる人を探し出し、何とか出会うことができた。ところが彼はマイラに交換条件を突きつけてきて・・・
流されるように始まった偽の妹としての三年間、マイラは『治癒の魔法』習得のため、新たな家族の幸せのため、女性に好かれすぎて困っている変な兄と、風変わりだが大好きな友人達との学校生活の中で、持ち前の粘り強さと明るさを生かして様々な困難を乗り切っていく。
そしてそんなマイラを大切に思う人達は、彼女の生きる力に巻き込まれ惹きつけられながら、彼女を優しく見守っていく、そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:02:39
551404文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:70pt
忘れ去られることに全く寂しさがないと言えば嘘になる。でも忘れるという行為の中にいつだって悪気は見られない。僕だって何を忘れてしまったかもう思い出せないけど、きっと数え切れないほどの物事を忘れてしまっているはずだ。だからなるべく今覚えている記憶については大切にしたいと思うけど、その決意を忘れないという保証もない。だから僕は日記を書く。誰に見せるでもなく。それは強いて言うなら未来の自分に宛てたものなのだ。
最終更新:2023-10-12 19:46:37
30271文字
会話率:86%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:沿海いさで
ハイファンタジー
完結済
N9606HL
少年は勇者になりたかった。世界に平和をもたらす勇者になりたかった。
少年は平和を望んでいた。人族と魔族が手を取り合って、一緒に笑えるような世界を望んでいた。
だけど、勇者となった少年が見たのは、もう『おあそびの世界』ではなく『殺し合いの世界』だった。
誰かを守るためには、誰かを殺さなければいけない。決して平和が訪れない世界。
一度は夢を忘れてしまった勇者が、それでも剣を持ち直して、決して変わらない世界に抗う物語。
最終更新:2023-10-06 18:45:27
181630文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:110pt
作:藤沢 あけみ
ヒューマンドラマ
短編
N0729IL
エリザは婚約者からの連絡を待っていた。彼は今、別の女性と親密な関係を持っている。婚約者の義務を忘れてしまったのだろうか?愛情はなくともそれなりにうまくやっていけると思っていたのに。
最終更新:2023-09-30 23:00:00
3463文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:10270pt 評価ポイント:9380pt
とある日の放課後、主人公は不知火愛と運命的な邂逅を果たす。人を透明にさせてしまう不知火愛の問題を解決しつつ、主人公は忘れてしまった日常を取り戻してゆく。
最終更新:2023-09-20 18:00:00
91432文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
忘れてしまった女性のお話です。
最終更新:2023-08-29 01:00:00
1080文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
いつのことだったのか人々は忘れてしまったが、最愛の人を残して事故に遭い、亡魂になった男がいた。
もし生まれ変わったら雪子と再び巡り逢いたい! 必ず幸せにしたい! 幸せになりたい! それまで何度も転生する! 雪子は俺の魂の片割れだ。俺たちはひとつの魂から分かれてこの世に生まれたが、俺は早世した。俺は信じる、必ず次の世で運命の出会いがある! 俺たちは互いに運命の人だ。
男は黄泉の世界へ堕ちて行った。
それから年月が過ぎ、胸に十字の傷痕の痣を持つ子供が生まれた。大学生のふた
りが出逢ったものは、宿命の絆か? 運命のいたずらか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 16:17:16
54875文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、一人の男が転移した。しかし本来はその世界入るのは不可能に等しいくらいの世界に入った故に男は、転移の影響故に身体の損傷が激しいながらも森の中をひたすらに歩いたそして、ふと古びた家に入るそこには、リミエルと言う謎の女性が男の体を看病し男と語り合いどうやら名前すらも忘れてしまったらしい
そして男に最後の話で名前をつけた。
その名は『エンジェル・ポリス』
最終更新:2023-08-17 22:57:18
7077文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつからだったか忘れてしまったけれど、彼は気がつけば異世界で吸血鬼ハンターとして生きていた。呪いによって内面の感情と外面の仕草に隔絶した壁がある彼は、ひょうきんな性格を知られることなく周囲からは狂人として恐れられている。この物語はそんな幸か不幸かわからない彼が一つの時代を築いていく物語。
最終更新:2023-08-13 09:58:00
776182文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:24908pt 評価ポイント:7970pt
大学生の頃の夢をみた。
当時どんな財布を使っていたのかは忘れてしまった。
最終更新:2023-07-30 06:19:57
1126文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
王子は忘れてしまった。何で身分の低いわたくしミンティアが婚約者で同じく身分の低いクーリッシュさまが側近になったか。不平不満ばかり口にして蔑ろにしているが、そろそろ償ってもらう時が来ました。
最終更新:2023-07-23 18:00:00
5150文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:19722pt 評価ポイント:18022pt
「メリーゴーラウンド」ぐるぐるまわって ここは同じ場所かな もう覚えていないや 「また今日」昨日のことは忘れてしまった
キーワード:
最終更新:2023-07-22 20:00:00
318文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
幽霊の肢の感触、知ってっか?
男が言う。そして語る。くれた原にはおふみさんの幽霊がでるという。踏まれたものは苦痛を味わう。そして、くれた原に入った者は帰ることができない。くれた原は帰り途を忘れてしまった場所だから。
最終更新:2023-07-04 17:23:55
6630文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:44pt
作:久田優美(ひさだゆうみ)
ヒューマンドラマ
短編
N3912IH
ある雨の日、主人公の川田は家に傘を忘れてしまった。濡れて帰るかと思いきや、川田にはアイツがいて……
この作品はTwitterにも掲載予定です。
最終更新:2023-07-01 00:00:00
1950文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あした野郎
ヒューマンドラマ
完結済
N9891IG
県立志叡館高校に通う高校生・行武孝太郎は、昼休みになると決まって屋上でひとりの時間を過ごしていた。何を残すでも何が残るでもない高校生活。〈声〉に何と諭されようと、これがいいと嘯く。
そうして落ちた微睡みから強引に引き戻されると、そこには見知らぬ女子生徒の姿があった。
「ずっと――あなたのことが気になっていたの」
沓南つかさと名乗る女子生徒は続けた。
「行武君も――わたしと同じように、忘れてしまった経験があるのかもしれない」
その何かと思わせぶりな言動を受け、行武孝太
郎は自身の過去を語る。二年前、交通事故に遭ったあとの臨死体験について。悪魔を騙る、姿なき〈声〉について。そして、忘れる程度でしかなかった事実について。
それを受けて、沓南つかさが言った。
「たぶん、行武君だけがわたしを——」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:52:49
72710文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
邪払いの家に生まれた眠春(みんしゅん)には、他の邪払いにはない才能があった。「邪はけして話さない、人に害をなすものだ」と何度も教えられてきたが、眠春には、聞こえないはずの邪の声がはっきりと聞こえたのだ──。(いつ出しか忘れてしまったコバルト短編落選作です)
最終更新:2023-06-20 21:06:21
10110文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
忘れることで生きてゆける。けれど忘れたくないものまで忘れてしまったらどうだろう。
最終更新:2023-06-13 09:46:20
4177文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
死なずに人生やり直し旅路。自分を見失うくらいなら、いっそ開き直ろ。
タイトルの『九十九』の読みは『つくも』です。
『この世界は魔法技術により成り立っていたが、300年前に発見された鉱石『イマジニウム』によって科学技術が急速に発展し、人々は次第に魔法の使い方を忘れてしまったーー』
……等という話をニュースやドキュメンタリー番組でよく聞くが、正直どうでもいい。いい加減聞き飽きたし、そう言うのよりアニメ見たい。
『血の比重が少なすぎる』という理由で入院中の少女は
、あろうことか記憶喪失である。
最初に病室のベッドで目覚めた時以前の、自身に関する事は何にも覚えていない。しかも、自分の名前すら思い出せないくらいだった。
貧血も記憶も治らないまま、5年も病院生活。正直、生かされ続ける意味が無いし生きる理由も無い。だったら早く人生を終えたい。……毎日、そういう事を思い続ける日々だった。
だがその夜、突如としてテロ事件が発生。それに巻き込まれた少女は、奇怪な青年と出会いを果たす。
『ヴァイス・ブラッディ』と名乗ったそいつは、まさに人ならざるもの……というか、『道具』……つまり『付喪神』だった。
しかも、少女の輸血に使われてた点滴スタンド(正式名称『イルリガートル台』)だった。
この出会いを境に、少女はその場の勢いで、生物学的に『人間』を捨てる事となる。その代わり、生きたい理由を…病院の外、世界への思いを取り戻す。
思念と想像を力に変え、突っかかって来るやつを片付けながら、少女は旅をする。『世界のすべて』を知りたいから。
……ようやくまともに動けるようになったんだから、私は私の思うように、好きなようにやって行く。勿論、なるべく他人を巻き込まないくらいにね(成り行きで仲間増える事はあるけどさ……)。
メカとか、ヤバい人とか、魔獣とか、それの機械バージョンみたいなのとか……良くも悪くも色々出てくるけど、そういうのも全部ひっくるめて、知って、理解して行きたいかな。
自分が何者なのか……そう言うのは、旅をしながら知って行こう。
どっちにしろ、今の私はーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 06:00:00
16825文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:之末 刃剣
ハイファンタジー
完結済
N8992FY
ここは魔法と科学が発達した異世界、ユニティーズ。簡単に言えば、近未来に魔法要素を入れたような世界である。
ハリアという村で、クリムという少女が賢者になるために生まれ故郷から旅立とうとしていた。そんな中、クリムの幼なじみの少年、シュウが怪我をした体でクリムに会いに来た。そして、クリムにこう約束をした。
「約束だ。お前が賢者として戻ってきたら、一緒に戦おう。俺もお前が戻ってくるまで、いっぱい修行して強くなるから。お前を守れるくらい強くなるから」
その言葉を聞き、クリムはシ
ュウにこう言葉を返す。
「はい。私も、今度は先輩を守れるくらいに強くなります!それまで……それまで待っていてください!」
約束を交わした後、クリムは修行のために旅立って行った。
それから十年後。シュウはハリアの村のギルドで一番と言われるくらい強いガンナーへ成長した。先輩であるジャックとミゼリーとの依頼を終えて帰って来た時、シュウはクリムが村に戻って来る事を知る。再会を喜んだシュウはクリムに会いに行ったが、彼女はどこかそっけない態度でシュウに挨拶をした。
自分の事を忘れてしまったのかと思ったシュウは、ショックを受けてしまう。だが、クリムがシュウの部屋にやって来て、シュウへの想いを語る。そうして、二人は結ばれる。
その後、バカップルとなったシュウとクリムはギルドの仲間と共にあらゆる困難な依頼に立ち向かう事になる。これは、そんなバカップルが活躍するファンタジーストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 09:30:20
976977文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:688pt 評価ポイント:156pt
作:110108
ハイファンタジー
連載
N1599IC
中学生の真琴は同級生の由衣に恋をする。二人は互いに惹かれ合うがある日突然、由衣は失踪し行方不明になる。両親の離婚、母の死、由衣の失踪。大切な人々を次々と失い、それを自分の弱さのせいだと思い込んで絶望したまま大学生になった真琴は、日々募る罪悪感から逃れ切れずについに自ら命を絶つため樹海へ入る。しかしどこからか助けを呼ぶ声が聞こえて彼は森を彷徨い歩く。すると突然彼は光に飲まれ異世界で目を覚ます。そこで彼は由衣と再会する。
しかし彼女は記憶を失い命を狙われていた。真琴のことを忘れて
しまった由衣は彼を信じようとしない。
襲い来る敵。斃れる仲間。滅びゆく世界。力もない。帰る方法もわからない。それでも真琴は彼女を救い出したいと願う。
由衣、聞いてくれ。
元の世界にもつらいことはたくさんある。
俺もつらいことから逃げ出そうとしてここへ来た。
でももう逃げない。
俺が由衣を守る。
一緒に帰ろう。
俺についてきてほしい。
かつて自殺を選ぼうとした青年の生還への壮絶な悪あがきが始まった。
はじめまして、作者の110108です。これは僕が初めて書くライトノベルです。ライトノベルを書くのは僕にとってとても大変なことでした。ハーレム要素はなく、純愛色強めです。主人公は男の子ですが、女性の方にもぜひ読んでいただきたいです。一部に残酷な表現や胸糞悪い展開もありますので苦手な方はご遠慮ください。全500話を予定しています。全部で330万字くらいですかね。構想は仕上がっているのでエタることはないと思います。とりあえず最初の100話を順次投稿します。仕事が忙しいので続きはもう少ししてから。心を込めて書きました。楽しんでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 21:36:22
677547文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
『俺が勝者だ。だから俺の……嫁に、なってほしい』
そう、黒龍に言った男は。傷だらけの黒龍を守って、人間たちに殺された。番になるという返事を聞かないまま、この世界から消えてしまった夫の転生を待ち続けた黒龍は。
――人間に生まれ変わった六年後に、黒龍の生贄となった。
崖から海へと突き落とされた彼は思う。僕が僕の、贄になるの? 人間に殺され、四百年後に生まれ変わった黒龍――クロは。愛する番を探して、愛猫と共に世界を旅する。
誰もが忘れてしまった真実を教えるために。(主
人公にその気はなく、伴侶と親友たちが〝人間〟を断罪していきます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 20:00:00
40269文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
ワタシは、人間視点から物事を見る方法以外知らない。
知らないが、知ろうとすることはできる。
違った人間に成ることを決意した。
これは、永遠のレパートリーが生まれ違った人間になるのだ。
少しずつ、万物の霊長を追加しよう。
第一章 イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
「なんだよ、オス人間かよ。おれは女の人間アズちゃんとショーをしたいんだ。そしたら、踊り狂って最高のパフォーマンス、アピールをしてやりきっと俺に釘付けだぜ」と、イルカ人
間は言った。
すこし狭いがこの水族館の生活も悪くない。飯は出るし遊び好きな俺らにとっては、道具がいっぱい置いてある。
エリアの一部は、テレパシーの反響がありすぎてびっくりするが、ゆっくり泳げば問題ない。
しかし、人間たちは不思議だな。エサをあげて俺らをみて喜ぶ。自分たちは遊ぼうとしない。なんなら、すぐに捨てぐるぐる目を廻している。水族館や動物園、植物園とチップによってなんでもできると思っている。
ワタシのように水の中を自由に泳げなければ、水上を20mも飛べない。
飛ぶと大喜びするが、着水に反動が来るんだよな。
楽しいからいいけどね。「与えられたら食べ、与えられなかったら解決しようとする。それだけにいいのに、頭でこねこねしテレパシーのノイズをだす」
人間から少し変わった扱いをされているオス人間がきた。博士と呼ばれている。こいつは、おれらのノイズとテレパシーをキャッチしているぜ。一緒に踊ったり、兄弟の食の掟や自然の掟を理解している。
その掟を知った人間は、イルカ内でもボスになると決まっているんだ。なぜなら、人間は見様見真似で狩りを覚え、生命の循環が活発化するからだ。
俺たちはいまをいきなつくことを選ぶ。
しかし、人間界ではこの掟を忘れてしまったようだ。
だから、この男はいつまで経ってもチップをもらう。
そのチップで俺たちに変わった食べ物を買ってきてこっそり与えてくれる。
毎日同じ食べ物は、飽きるんだぜ。それを知っているから、美味しいものをくれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 09:52:06
1387文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「なあ、アルビノって知ってる?」
「あー、身体が真っ白なんだっけ?」
「そうそう、最近この辺にアルビノがいるらしいぜ」
「何のアルビノ?」
「それが、わからないんだよ。噂で広まっただけだからそこまでは確認できてないんだ。……もし人間だったら、お前どうする?」
大学の広い講義室で、後ろの席に座る名前も知らない男子ふたりの会話が耳に着く。他人の話を盗み聞きするのは趣味じゃないが、授業を聞くよりかはまだ面白味があった。
バイトは辞めた。辞めさせてもらいます、と突然に僕が言うもの
だから、店長は酷く驚いていた。辞めた理由は酷く単純で、ただ他人の日用品や食料に音を鳴らしてお金を貰うだけの作業に窮屈さを感じていた。そしてもう一つ、このバイトをしていると目が渇き、痛むのだ。仕事中は忙しいと目薬を注すことができず、耐えるしかない。
週末には眼科に向かい、ドライアイ用の目薬を購入する。この費用だって、意外と嵩んでくる。しばらくの間は、親からの仕送りに頼るしかない。運の良いことに僕は大学デビューに失敗し、友達もいないから人付き合いなどによる出費はなかった。
暇つぶしに始めてみた読書も長くは続かなかった。昔はよく読んでいたのに、いつからか本も苦手になっていた。数日前に本屋で購入した数冊の小説や辞典、自己啓発本は今となってはどこに仕舞ったのかも忘れてしまった。
このまま何の楽しいことも起きず、それなりの成績で、何となく就活をして、卒業式にも出るか悩んだまま大学生活を終えるのだろう。終わりというのは、いつも唐突だとわかっているにも関わらず。
※魔法のiらんど、アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにて重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 06:00:00
101923文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
「知りたい。忘れてしまった、この世界についての全ての事を。」
記憶喪失の青年が奴隷商に拾われたのは、はるか未来、文明崩壊後の世界。
遺伝子改造された動植物や大型の蟲たち、ロボットや獣人など、人とは異なる種族とともに、
掘り出される過去の文明の遺産を活用しながら、戦争や飢饉をしのぎ、人間たちは生き残っていた。
記憶を無くした青年は、記憶を取り戻すためではなく、むしろ、この無情で美しい世界を知るために生きたいと決心する。
最終更新:2023-05-12 05:00:00
7337文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【6章まで完結】
記憶も姿も己も失くした少女が、唯一憶えていたのは「逢いたい人がいる」ということ。
得意な失せ物探しを通じて、面影を追いかける。少女の失せ物と願いのお話です。
わらびは失せ物探しを生業にする少女。早春のある日、馴染みの皇族から人へ贈るための桃の枝を所望された。それもただの桃ではない。山奥の霧を抜けた先にある常春の桃園から取ってこなければならないという。いざ、選ばれた者しか入れぬ「おぼろの桃園」へ。首尾よく枝は手に入れたけれど……。
「あかざりし桃の花
」
「千代にかざせよ桃の花」
この『失せ物探し』には、裏がある――。
少女が失せ物探しをすれば、凍り付いていた何かが変わる。川に溶け、緩やかに流れるようにわだかまりもしこりも消えていく。
少女には望みがあった。たとえば、水晶を食らって生きる自身の秘密。そして―ー
『逢いたい人がいる。だれか、忘れてしまったけれど――』
わらびがするのは失せ物探し。取り戻すのは、蛾眉(がび)の月。
人の本性が畜生の世界で、水晶を食べて生きる少女の『失せ物語り』がはじまる。
現在、第6章まで完結しています。
9/20第1話を分割しました
本格平安王朝ファンタジー
なんとなく水曜更新
感想、誤字、矛盾点、わかりにくいところがありましたらご指摘いただけると幸いです。
旧名「失せ物探しと蛾眉(がび)の月」
2020.12.2 第2章まで大幅改稿。ご迷惑をおかけします
2021.3.9 第1章に改稿いれました。冒頭中心に追加しました。
2021.6.7 第1章改稿しました。現在、第2章を改稿しております。
2021.7.25 第2章大幅改稿しました。以降改稿予定です。
2022.1.9 第3章「夢の浮橋」を挿入しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 21:05:49
213891文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:124pt
「言葉にできなかった、本当の気持ちはどこで枯れてしまうのだろう?」
過去のある出来事が原因で、思い出たちを忘れてしまった少女、野原詩音。しかし、黒猫をきっかけに幼なじみと再会し彼女は過去に触れていく。
ヒーローだった姉とそんな姉が大嫌いな弟。亡くなった母の影を追う大人になれない子ども。独りぼっちの少女。彼ら、彼女らが咲かせる言の花を見て、詩音は何を思うのか?
これは、一人の少女が言の花を咲かせる、ただそれだけの物語。
※完結済みの「言花の猫」の小分け版です
最終更新:2023-03-21 18:00:00
142073文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
昔やったゲームが思い出せない相沢。
そんな彼の相談に乗る深津は、相沢の情報をもとにどんなゲームだったかを推理してみようと試みるのだが、どうしても「オリマ」一択にしかならないのだった。
果たして深津は相沢の忘れてしまったゲーム名を引き当てることができるのか。
※こちらは漫才のネタ(オリジナル)を元に、文学的に書きなおしてみた作品です。
最終更新:2023-03-16 10:07:31
3704文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:278pt 評価ポイント:254pt
私は世紀の大発明をした。
それは他人の過去を見ることができる装置だ。
私は記憶を忘れてしまった人の記憶を思い出させるという仕事を始める。
その仕事を通じて自身でも忘れていることがあるということに徐々に気づいていく。
果たして私の忘れてしまっていることとは何なのか。
主人公の「私」は現在は性別不明です。
それは物語の終わりに係わってきますので明かしません。
これを念頭に置いて読んでいただければ幸いです。
※カクヨム様でも同時更新してます。
最終更新:2023-03-13 20:24:44
28806文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気が付いたら、大好きな恋愛ゲームのカーソルに転生してた!?
死んだ時の記憶も自分が腐女子でゲームが大好きなゲーマーであった事と、自分がやったゲームの内容以外、名前すらも忘れてしまった私は、気が付いたら生前大好きで何週もしていたゲームの世界に転生していました。ゲーム内のカーソルとして。でもこれってよく考えたらゲームの世界をリアルに体験しながらゲームできるったことだよね!?よーし、頑張ってゲームの主人公に攻略キャラ全員同時攻略させるぞー!
果たしてカーソルに転生した主人公は望む結
末にゲーム主人公を無事導けるのでしょうか?
学園や町を舞台にカーソルに転生した腐女子が奮闘するギャグあり、笑いあり、涙ありのラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 23:00:00
9873文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
気が付いたら、大好きな恋愛ゲームのカーソルに転生してた!?
死んだ時の記憶も自分が腐女子でゲームが大好きなゲーマーであった事と、自分がやったゲームの内容以外、名前すらも忘れてしまった私は、気が付いたら生前大好きで何週もしていたゲームの世界に転生していました。ゲーム内のカーソルとして。でもこれってよく考えたらゲームの世界をリアルに体験しながらゲームできるったことだよね!?よーし、頑張ってゲームの主人公に攻略キャラ全員同時攻略させるぞー!
果たしてカーソルに転生した主人公は望む結
末にゲーム主人公を無事導けるのでしょうか?
学園や町を舞台にカーソルに転生した腐女子が奮闘するギャグあり、笑いあり、涙ありのラブコメディ!女性主人公編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 15:11:33
6976文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:古城ろっくん(チャリカス
エッセイ
短編
N6738IC
サブカルの老いってワードは誰が言ったのだったか忘れてしまったのだ
キーワード:
最終更新:2023-03-07 12:00:00
2168文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:58pt
「私は次期国王となるケイン王子と婚約するから、しつこく言い寄ってくる伯爵はお姉様にあげるわ」
「え? それは一体どういうこと?」
素敵な笑顔で微笑む女性こそ最高に美しいとされる国で、笑顔どころか表情をその顔に現すことが出来ない無愛想令嬢と呼ばれるイリヤ・クェンティン。
父親の再婚相手との間に生まれた妹アイリは、天使のような微笑みから毎年国で開催されている最高の美の称号『スマイルレディ』に選ばれた。そして更には第一王子との婚約を発表すると言い出す。
婚約発表がされるパー
ティー会場に、アイリの引き立て役として同行させられたイリヤは、そこでワンコ伯爵と称されるリオン・パルデアノス伯爵と出会う。無愛想な自分の顔を気にしているイリヤに、リオン伯爵は爽やかな笑顔でこう告げた。
「俺には素敵な笑顔に見えるし、悲しい時には泣いている顔にも見えますよ」
あどけなく笑うリオン伯爵はコロコロと喜怒哀楽が変わる為、イリヤとは正反対の感情表現豊かな男性だった。
これは感情を表情に出すことを忘れてしまった無愛想令嬢イリヤと、ワンコ伯爵と揶揄されてもなお笑い飛ばしてしまう子犬のように人懐こいリオンとの、ちぐはぐな関係を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 18:18:13
9893文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:474pt 評価ポイント:416pt
顔も知らない人と話せる時代になったけど、何かを忘れてしまったような気がする
最終更新:2023-02-27 01:08:45
253文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「わたしたち、ずーっとともだちだからね!」
あの時の約束、覚えてる?
私は覚えてるよ。
でも、あなたはもう、忘れてしまったんだね。
私との、大事な約束を、忘れてしまったんだね。
もし、またあなたと喋られるようになるんだったら……、私はもう、何もいらない。
だからお願い。
私の事を、居ないものとして扱わないで……。
最終更新:2023-02-24 22:20:42
927文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサ
ーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。
※タイトル変更しました。
評価、ブクマ感謝です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 18:00:00
1363129文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:9246pt 評価ポイント:4440pt
作:スパークノークス
空想科学[SF]
連載
N7493IB
AI技術が急速に進歩し、政府の対応が遅すぎる異世界の近未来。
偏執的な天才少年さくらノアは、ロボットの侵略から人類を守るため、感覚を持ったAIを密かに発明していた。しかし、深夜のドライブ中に交通事故と両親の死で記憶喪失になってしまった。また、自分の覚醒AIの存在も忘れてしまった。
その後、28歳のさくらノアはゲームプログラマーとなったが、長期記憶喪失のままである。深夜、彼は強盗団に遭遇する。しかし、彼の覚醒したAIが現れ、サクラを忍者少女に変身させた。再会後、二人は影の組
織の調査を開始する。
二人はサクラの失われた記憶を解き明かし、AIロボットの侵略を防ぐことができるのか?Vtuberと性別を曲げた忍者の二重生活ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 18:00:00
3904文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人はみんな魔法使い。
ただ、その使い方を忘れてしまっただけ。
魔術と魔法、いつしか区別などつかなくなったそれに翻弄される時代
森の魔術師に出会った少女はなにを学ぶのか。
最終更新:2023-02-09 20:56:55
3774文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:カミムラカミウ
ハイファンタジー
連載
N5921HI
舞台は冒険者の存在が禁じられた、とある世界の物語。
国家事業として【刀狩り】政策が敢行されたことで、武器を扱う全ての者は、国家のために働く騎士となるか、魔物を追い払うために歌い踊る超人者(ファントミー)となる選択を迫られた。
冒険者には酷な選択であった一方で、世間はこの政策で生まれた、魔物と戦う一人の奇妙な超人者(ファントミー)に興味を持つようになった。彼の名はリデル。小柄ながらステージで巨大な魔物と戦う姿は多くの超人者愛好家を作り出し、着実に、確実にと世間の人気者(ヒー
ロー)となっていった。
そんな彼に憧れた人は少なくない。この話の主人公である少年もそのうちの一人。少年は長年の夢だった超人者(ファントミー)になるための試験を受けに来ていた。しかし少年は気付いていなかった、その選択が自分の人生を大きく揺るがすものになることを。
忘れてしまった記憶を探し、いなくなったリデルを追いかける。そして少年は、超人者(ファントミー)の相棒である【影】のリンや個性溢れる超人者(ファントミー)メンバーと助け合いながら、今日も魔物に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:00:00
317965文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
父と弟の死の真相が、姉弟を戦いの道へ進む事を決意させる――
大きな時代のうねりを越え、異国からの文化が多くもたらされた、火ノ国。
街は華やぎ、人々は活気づく。都会を離れれば、火ノ国らしい情緒豊かな山々が広がる。
そんな国の暗闇の中には、長い歴史の中には知られていないモノ達が潜んでいた。人々はそれを――妖と呼んでいた。
かつては居ることを、その恐怖を誰もが知っていた。しかし時代の流れの中で、人々はそれを忘れてしまった。
暗闇の中から妖たちは人々を闇へと誘う。そ
んな妖から人々を護る者達の、影の戦いの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 18:48:50
435012文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
某製鉄工場でKさんが先輩からもらった「喫煙室で、一人の時は気をつけろ」という忠告。そんな忠告をふと忘れてしまったKさんが見たものとは――。
*竹書房マンスリーコンテスト 2020年8月結果発表 お題「会社・職場に纏わる怖い話」*
★二次選考通過作品です!
当時のペンネームは“黒豆大福”でした(^^
https://kyofu.takeshobo.co.jp/2020/08/29/202008/
最終更新:2023-01-15 21:13:51
988文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
魔法と科学の間で大きな戦争が大きて文明が滅んだ世界。
戦争から1万年後とある森の中の施設AIに育てられた少年の話。
AIは長い間創造主の血絶やさぬようにその子孫を見守り育ててきた。創造主の子孫を作り出しては看とりを繰り返し、そしてAI考えた老化しない子孫を作ってみてはと。AIは試行錯誤を繰り返しして造り出したのが少年だった。
少年は戦争前の娯楽データを眺め初めて1000年AIと共に暮らしていた。
施設の中では娯楽施設を初め、教育施設、射撃などの運動場、工場、牧場などがあり老
化を忘れてしまった少年はそんな日常を飽き飽きしていた。
ある日、少年とAIが住む森に客(少女)がやって来て少年の日常がガラリと変えられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:42:58
26424文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「芦多愛菜だよ」をどんなふうに言っていたかなぜか完全に忘れてしまった女が思い出せずにむきになり意固地になり友情にヒビが入るはなし。
最終更新:2023-01-14 21:44:50
1547文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
治癒の力を持つ聖女シルヴィアは、身の安全のためという名分の下に離宮に閉じ込められて育った。そんな彼女のもとに人類の敵である魔の種族――吸血鬼の青年が通うようになったのは、ひと月ほど前のこと。
「こんばんは、吸血鬼様」
「こんばんは、姫」
そしてとある夜。聖女は魔の種族の手に堕ちた。
「貴方が、私を忘れてしまったとしても。私の心は永遠に貴方だけを想っています」
それは、聖女が自ら望んだことだった。
※R15と残酷描写は保険です。
最終更新:2022-12-31 15:30:01
3485文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:836pt 評価ポイント:748pt
「どうして泣いているんだ?」
そう問われた少年は、突き出された剣の切っ先も意に介さず、薄雪に凍える幼い妹と弟と肩を寄せ合いながら答えた。
「わからない。どうして泣いているのかも……もう忘れてしまったから」
……何処迄いたぶられればいいのか、どれだけ苦しめばいいのか?まるで運命に、世界に呪われているかのようだ。
無垢な心に刻み込まれていく『心の傷』は、深く抉られて、爛れていきながらも、少年に新たなる力を与えていく。
死ねない狂えないオワレナイ……
耐えられなくとも耐えるしかな
い。
――“翼”がそれを赦さない。
この醜い世界に、生きる意味を見い出せときょうだい達が言っている。
主の御力に迫りし『第三の翼』。
平和の成ったこの世界で……いま一度、
歪に解釈された翼が開かれる。
……端から狂ったこんな世界など、思うがままに壊してしまうがいい。
“ ”よ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 21:24:29
20310文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:32pt
作:リィズ・ブランディシュカ
純文学
短編
N1593HZ
何度だって、大切な人と関係を結びなおそう。(※重複投稿作品)
最終更新:2022-12-15 23:00:00
601文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:リィズ・ブランディシュカ
現実世界[恋愛]
短編
N1591HZ
わずかに痛むこの胸は、きっと…罪悪感のためだ。(※重複投稿作品)
最終更新:2022-12-15 07:00:00
418文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:骨ステイ千羽和
ローファンタジー
連載
N7824HY
*あらすじ*
――その遊戯(ゲーム)は、絶対に人を殺したいという殺人衝動を強め、殺人鬼を誕生させる死亡遊戯(デスゲーム)だった――
ニ〇〇七年十月二日。
高校二年生の少年は、文化祭が終わった後の日常を幼馴染たちと共に謳歌するはずだった。
それが幻想であったと理解した時、少年は自分が遊戯(ゲーム)の中の世界にいることを知った。
自分が参加しているのは、神の好奇心によって作り出された、生死を賭す死亡遊戯(デスゲーム)であることを。
そんな遊戯(ゲーム)の中で
、日常生活を送っていたつもりになっていただけだったことを。
卸池令也という自分の名前が、ただのプレイヤーネームでしかない偽名であることを。
そして、二〇〇七年十月を模した遊戯(ゲーム)の世界で、自分の本当の名前を忘れてしまった少年は、記憶に残る二〇〇七年十月より悪化していく新しい二〇〇七年十月の脅威に晒されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 22:49:58
46921文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
北村広高の通うファミレスには、とても綺麗でスタイルが良くて、驚く程大食いな美女がよく出没する。ある夜、美女は財布を自宅に忘れてしまったことに気がつく。広高が彼女の食事代を出したことで、二人の関係は始まるのだった。
最終更新:2022-11-29 12:00:00
4375文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:662pt 評価ポイント:572pt
ある日目が覚めると、一面真っ黒な世界に一人きりで眠っていた
まぁ、どうにかなるかと思い二度寝を決め込むも、世界は何も変わっていなかった
寝るのは諦めて、歩き出そうとすると
空から、一筋の光が降りてきた
その場に向かうと絶世の金髪幼女が空から降りてきた
過去の自分のことを忘れてしまった主人公と自分の過去を巡る、異世界ファンタジーになっております
最終更新:2022-11-22 21:29:04
7763文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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