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検索結果:620 件
作:出入口 迷子
ハイファンタジー
完結済
N3914HL
魔王と勇者の戦いとやらが終わって三百年あまり。その戦いの影響からか、世界には大量にダンジョンが発生するようになっていた。
冒険者の俺、ドリー・イコンは、今年四十歳のベテラン魔法剣士。今日も仲間と共にダンジョンへ潜る日々が続く……と思っていたら、突然パーティから追放宣言を受けてしまった!
そんな途方に暮れる俺の元に、突如として三つの何かが訪れる。
そして、一斉に口を開く。
「昔助けてもらった――――」
結果的に助けたことになっていたという三人の人外幼女に囲まれ、冒
険者パーティを再結成!?
元気印の破天荒やんちゃ幼女・ベル。
穏やかに微笑むメガネ幼女・ヒナ。
高貴で勝気なお嬢様幼女・ルーチェ。
そんな三人と行動を共にし、そして俺は彼女らを装着することになっていた!!!?!?
オッサン魔法剣士と三人の人外幼女で送る、異世界ダンジョン冒険譚開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 17:05:09
121191文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:32pt
この世界の神は、獣の姿をしている──
誰からも愛されたことのなかった少女、詩織は、ある日階段から足を滑らせ、死を確信しながら意識を失う。しかし真っ白な空間で目を覚ますと、自称神が目の前に現れた。
「こちらの不手際の詫びに特典をつけて転生させてやろう」という神の言葉に、「愛」を知りたかった詩織は「愛されたい」と願う。
そうして少女が転生した先は、神と魔物が存在するファンタジー世界だった。
転生した少女はレネアと名づけられ、セレイス国という国の小さな町で育てられ
た。
この世界では魔蝕種と呼ばれる化け物が人々を襲っており、この国では数少ない聖力を持つ聖騎士と、さらに珍しい精霊との契約者「フーリオ」が聖術を駆使し、魔蝕種を倒していた。
そして何より、獣の姿をした神に祈り、供物を捧げることによって、人々は安寧を得ていた。
新しい名前。新しい体。知らない言語。知らない生き物。知らない常識。優しい家族に初めての友だち。
戸惑うことばかりだが、少女は少しずつ愛を知り、幸福を感じながら生きていく。
──はずだった。
これは絶望の中ひと筋の光に縋りながら生きていく、「全て」から愛される少女の愛の物語。
※多少の戦闘描写およびそれに付随する軽度のグロ描写あり、チート(最強)要素あり(あまり出てこない)
※この小説はPixivさまにも掲載しています
※小説の雰囲気とストーリー掴みたい方向けのめちゃくちゃ簡単なネタバレ含むあらすじ
↓
転生した空っぽな少女が、転生特典に絶望しながら神と契約して最強になり、たった1人転生特典の通じない子に出会って聖騎士の学舎に通いながら成長していく話。学校生活および騎士になるまで、なった後もずっと続きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 16:29:26
100239文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
マージョリー・ゴスは文字通りの悪役令嬢である。
王国ひとつ欲しがって、地図から消える原因とまでなっていた。
本来であれば、王弟と組んで若気の至りで済まないやんちゃをしたり、他国との友好条約も貧乏ゆすりのごとくがたつかせる予定だったのだけど。
「君との婚約を破棄したい」
王太子に乞われて、微笑む彼女の中身が、限界過労死社会人(日本産)でさえなければ、本来の鬱系アプリゲームの道筋を辿れたはずだったのに。
そんな感じで始まるし、きっと唐突に終わる婚約破棄話。なんか勝手に苦しん
でる人はいますが、特にざまぁはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 23:13:14
17769文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:246pt
僕、氷鏡京太郎には二人の幼馴染がいる。
両親が大金持ちの八子巴絵。
父親が空手をやっている降矢武大。
家が近所の僕達三人は幼稚園の頃から一緒に遊んで過ごした。
武大は誕生日が早くてどこかお兄ちゃんみたいな感じだったし。
巴絵は習い事を沢山やっていて、特にピアノを弾くとにっこりと微笑む可愛らしい女の子だった。
僕だけ両親共働きで、習い事を何一つしていなかったけど。
子供の時は、格差なんて何も感じていなかった。
感じ始めたのは中学生の頃だ。
武大は鍛え上げた肉体を持ち、
昇段を重ねるごとに人望も集まっていった。
巴絵は音楽家を目指すと決意したのか、どんどんとコンクールに出場し結果を出す。
僕は何も無かった。何も無かったけど、二人は同じ様に接してくれた。
それが嬉しくて、それに甘えてしまって。男二人に女一人なんだ。
いつか、何かしらの歪みが生じるのは分かっていたけど。
それでも未来を見ずに、僕は二人と共に居た。
高校も近くの公立高校に三人一緒に入学。
そして……僕達の歯車はどんどん歪んでいったんだ。
一話目・氷鏡京太郎視線
二話目・八子巴絵視線
三話目・降矢武大視線
各話登場人物目線で物語は進行していきます。
※カクヨムにも投稿しております。
※本編執筆済み、約六万文字強で最終話です。
※初日のみ三話更新、以降毎日一話18時更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 07:31:57
87055文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:129pt
総合ポイント:27070pt 評価ポイント:16544pt
仕事でS市に来ていた僕は、同じマンションの隣人で、未亡人だと噂される美人を見かけたため、思わずその後を追うように歩いていた。やがて隣人は花屋へと入って行き、しばらくすると、一人の老婆が出て来た。老婆はおぼつかない足取りで、何かに怯えるように駆けだして…… そして隣人は微笑むのだった…… 春の企画2023「推理」の、参加作品です。探偵役が些かポンコツなため、ミステリーになり切れていない感があるかと思いますが、ちょっとしたお暇つぶしにでも、読んでいただけたら幸いです。
最終更新:2023-05-11 22:00:00
11606文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:336pt
「あああ!思い出したぁ〜!」
転生者で残念令嬢の私は、これでも名探偵……の助手なんです。そう!導入とコメディパートとエンディングのほのぼのオチ要員のワトソン役です。
名探偵はうちのスーパー執事。
そう。私、前世で楽しく見ていた"執事探偵"の世界に転生しちゃったんです。
今回思い出したのは「悪役令嬢殺人事件」。王太子の取り巻き貴族子弟が猟奇的な見立て殺人の被害者になる連続殺人事件。
「やっばーい、このままじゃ全員死んじゃう〜っ!!」
「お嬢様、落ち着いてく
ださいませ。このスットコドッコイ」
はい。私、オチまで知ってます!
ーーー
ミステリーに分類してはいけないエンタメフィクションです。
推理はありません。トリックもありません。事件で人も死にません(ネタバレ!)。
思いついたので忘れないうちに発作的に書いたコメディです。
大逆転平常運行ハッピーエンド。
お気軽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 17:00:00
9528文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:3422pt 評価ポイント:3060pt
大学2年の夏に花園美崎と交際を始めた俺は、付き合って今日で4年になる。
記念日はお互いにとって特別な日だ。
だから仕事を休んででも、俺は絶対にデートに行かなくちゃいけない。
例え俺が嫌がっても、俺が彼女を拒むことは出来ないし、彼女が許さない。
そしてワガママなサキの事を、俺はいつまでも好きでなくてはならない。
最終更新:2023-04-17 06:22:40
2695文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:甘々エクレア
ハイファンタジー
連載
N2384IE
前世で至極普通な人生を歩んだ主人公、黒石 白輝は、不慮の事故で亡くなり異世界転生。
新たに生を受けたのは異世界ユグドラシア。様々な種族が共存する世界で、名門アッシュ家の長男、クロト・アッシュとして、勇者の使命を受け転生。
やがて成長し、夢見るは自国建国と世界最強!?
最強を目指し手を出したるは、この国ノルン公国の禁忌。
目覚めさせたたるは禁忌の存在。
全ては決まっていた事なのか。まるで決められていたかのように、2人の少女との出会いが、クロトの人生を狂わし浸食して
いく。
隣人も、友人も、家族も、恋人も、世界も、全てが狂おしく廻る。
それでも彼は気づかない。2人の女狐は不敵に笑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 22:21:47
15511文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
新宿の雑居ビルで小さな探偵事務所を営む氷上恭一。
その依頼人、野島芽衣は彼のある能力のために現れた。
「念写コースは特別料金になりますよ」
微笑む氷上恭一。
彼は依頼人が持参した「兄の腕時計」を使って念写を試みるのだった。
最終更新:2023-04-12 22:44:53
10775文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
男は、女を殺して床下に埋めた。その事実があばかれることに怯えながら暮らしていた男だったが、ある日、隣の部屋にある夫婦が越してきたことで事態は急変する。「初めまして」そう微笑む隣人の妻は、男が殺して埋めた女に瓜二つだったのだ。
最終更新:2023-04-04 01:17:23
2141文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:142pt
高層ビルから飛び降り自殺を決行した、ある女性の話。
最終更新:2023-04-01 19:04:05
506文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
里中ゆかりは、普通の中学生。
ある時彼女は交通事故にあいそうな少女を身を挺して庇った。轢かれてしまい、死んだ——と、思っていたが、彼女は無事だった。
しかし、その結果ゆかりはとある復讐劇に巻き込まれてしまった——
血で血を洗う異能力アクション小説、ここに誕生!
最終更新:2023-03-28 14:28:24
16253文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
セントミリア帝国の属国にあたるガルセンティア公国。その第一王女であるサリアは『呪われた聖女』と呼ばれていた。
呪われた聖女を娶りたいと言う者はいないと言われていた。
そんなサリアの傍らにはいつも近衛騎士のアランが。二人は仲睦まじく、いずれは二人が人生をともにすることになるだろうと思われた。
しかし、ある日突然、セントミリア帝国の第一皇子であり皇太子でもあるソルドからサリアと婚約する旨の書状が届く。
ソルドは黒い噂の絶えない恐ろしい人物。
サリアの父でありガルセンティア公国を治
めるガルフォードはその婚約をなきものにしようと奮闘するが……。
神の奇跡をその身に宿すと言われるガルセンティア公国の聖女。聖女として生まれながらその奇跡を宿していないサリア。
彼女を守ると誓ったアランはソルドの魔の手からサリアを守ることができるのか。
さらに呪われた聖女の秘密とは。
短期集中連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 22:14:01
34458文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:158pt 評価ポイント:112pt
あるところに幻の街があった。幻の街にはあらゆるものが存在した。人が幸福に暮らすために必要なあらゆるものだ。優しい両親、可愛い弟、親友、気さくなクラスメイト。今日も彼女はほがらかな教師に教わってしっかりと勉強して、放課後になるとクラスメイト達と街へ繰り出して公園に店を出しているクレープを頼んでクリームのたっぷり入ったそれに齧りついた。とても甘くておいしい。日が暮れるまで遊んで家に帰り、母親に出迎えられて大きな声で「ただいま!」と言う。母親が微笑む。
最終更新:2023-03-16 20:50:47
3846文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
時は2023年。
ここには2つの世界が存在していた。
人間界と魔法界。
この2つの世界は別の時空に存在し、互いに相見えることなく生活していた。
人間界に住む少女、有紗。
1000年に1度人間界に現れる魔法陣で魔法界に飛ばされてしまう。
魔法界に住む少年、伊織。
人間界からやって来た有紗と接触を持つ。
人間界の人間が魔法界に居ることは法律違反。
2人の愛は、2つの世界によって阻まれる。
「「世界に引き裂かれても貫きたかった」」
待ち受ける結末は2人に微笑むか?
この
作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 13:54:13
5171文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エデン・ローズ王立学園では第一王子であるラヴァルトは常にミッシェル・メイアン男爵令嬢と行動している。ヴェルヴィーナスという婚約者がいるにも関わらず。ヴェルヴィーナスはラヴァルトが自分との婚約を破棄してミッシェルを王妃に迎えるという噂にも全く動じず美しく微笑むだけだ。そして学園の卒業式の場でラヴァルトはミッシェルを虐めた罪でヴェルヴィーナスを断罪しようとするが、いつものように微笑むヴェルヴィーナスはこう言い放った。「そんなにわたくしのことがお好きなのですね、殿下」
最終更新:2023-03-05 18:00:00
6526文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:24948pt 評価ポイント:22560pt
作:明日都 茉加
ハイファンタジー
短編
N4274IC
少女は、いつかの森へと赴く。そして、そこにいる精霊に開口一番にこう宣言する、「あなたを買うわ!」と。相手が違う種族だろうと、臆することなく自信に溢れた態度で退くこともない。そんな少女は、何度でも森へとやって来る。
精霊は、少女と邂逅する。迷いながらも自分の元へとやって来た少女と。迷い込んだのかと思ったが、少女の宣言によりそうではないことが分かる。だが同時に、その珍妙な宣言に困惑してしまう。これが、少女特有の奇妙な考えなのか、それとも、人間の本質なのか分からない精霊は少女との
対話を試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 19:39:56
8241文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「私は次期国王となるケイン王子と婚約するから、しつこく言い寄ってくる伯爵はお姉様にあげるわ」
「え? それは一体どういうこと?」
素敵な笑顔で微笑む女性こそ最高に美しいとされる国で、笑顔どころか表情をその顔に現すことが出来ない無愛想令嬢と呼ばれるイリヤ・クェンティン。
父親の再婚相手との間に生まれた妹アイリは、天使のような微笑みから毎年国で開催されている最高の美の称号『スマイルレディ』に選ばれた。そして更には第一王子との婚約を発表すると言い出す。
婚約発表がされるパー
ティー会場に、アイリの引き立て役として同行させられたイリヤは、そこでワンコ伯爵と称されるリオン・パルデアノス伯爵と出会う。無愛想な自分の顔を気にしているイリヤに、リオン伯爵は爽やかな笑顔でこう告げた。
「俺には素敵な笑顔に見えるし、悲しい時には泣いている顔にも見えますよ」
あどけなく笑うリオン伯爵はコロコロと喜怒哀楽が変わる為、イリヤとは正反対の感情表現豊かな男性だった。
これは感情を表情に出すことを忘れてしまった無愛想令嬢イリヤと、ワンコ伯爵と揶揄されてもなお笑い飛ばしてしまう子犬のように人懐こいリオンとの、ちぐはぐな関係を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 18:18:13
9893文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:474pt 評価ポイント:416pt
原作者・丸山くがねさんからのご了承を頂きました。
ナザリック地下大墳墓がこの世界へ現れ、数年の月日が経った。
今この時、新たな存在が生まれ落ちようとする。
セバス×ツアレに子供が出来たなら、ナザリックの存在達はその子供を思い思いに祝福・・・するのかは分かりませんが、比較的同等に重い思いに可愛がるかと。《誤変換に非ず》
多分、子供という存在が珍しいのならその分、重厚で濃厚かと思われる。
そんな子供がキャッキャと笑い、女性NPC達がウフフと
微笑む微笑ましさ重視の代物です。
原作の様に血が湧き、肉躍る代物ではありません。
今のところは・・・ね?
後々、アインズのお供・従士として、執事修行の一環として、冒険に出る事もあり得ます。
残酷な描写や不快な描写を出す可能性があり得ます。
恐怖公ネタがございます。
触手の檻ネタも出していますが、不健全なものは・・・多分ございません。基準はそれぞれなので、引っ掛かる可能性は否定できません。
プルチネッラをネタにした「ぷるぷる・ぷるちねっら?」を捏造。
ナザリック風味の童話「ティトゥスの魔童書?」なども捏造。
転移前のユグドラシル時代のあれこれを捏造してみています。
異類婚姻譚と言えるかはわからないが、それっぽいストーリーも捏造中。
カクヨム/ハ-メルンにて重複投稿させて頂いています。
基本、思い付いたら【割り込み投稿】していますので、最新の更新などには引っ掛かり辛い事になっています。
その点は申し訳なく思うのですが、ご了承ください。
気が付けば、なろうでは唯一の【オーバーロード】の二次創作に・・・なぜ?
とりあえずは、最近殺伐とした物語が多いので、ただ単にほっこりしたい。けど、時々ダークサイドに片足突っ込んだものを書いていたりする・・・なぜだろう。
気楽に気長に楽しんでもらえれば嬉しいかなと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:00:00
195618文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1019pt 評価ポイント:113pt
「僕があの子を殺した」
そう、清々しい顔をして彼は言った。
「後悔?そんなものするはずない!今とっても気持ちがいいんだ!やっと始まったんだ!」
「私が殺した事になるのかな・・・でも殺したって言い方好きじゃない・・・かな。私はあいつを救ったんだよ」
そう、彼女はひっそり微笑む。
「やっと救ってあげられた。とても時間がかかってしまったけど、今、とても幸せです」
「ワタシが彼女の全てを終わりにした」
そう、彼女は眉一つ動かさず呟いた。
「これ以上話すことはない、疲れたんだよ
ね」
---誰が誰の事を?
---何のために?
---どうやって?
いつも見ていた。
〝あの子〟を---
〝あいつ〟を---
〝彼女〟を---
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 02:40:58
2011文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
理不尽な理由を掲げて大国に攻め入った母国は、数カ月後には敗戦国となった。
王政を廃するか、それとも王妃を人質として差し出すかと大国は選択を迫ってくる。
『…本当にすまない、ジュンリヤ』
『謝らないで、覚悟はできています』
敗戦後、王位を継いだばかりの夫には私を守るだけの力はなかった。
――たった三年間の別れ…。
三年後に帰国した私を待っていたのは国王である夫の変わらない眼差し……と、その隣で微笑む側妃だった。
『王妃様、シャンナアンナと申します』
もう私の居場
所はなくなっていた…。
※この作品の設定は架空のものです。
※話の内容があわないようでしたら、ご自衛お願いします。
※この作品はアルファポリスにて投稿完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 07:15:58
125197文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:11342pt 評価ポイント:8542pt
元貴族令嬢レイラは、八年もの間修道院に幽閉されていた。
何をどうやったのかは知らないが、二十歳になった頃大金持ちの貿易商ネルソン家へ嫁ぐ事になる。
父は大罪人として囚われ、母も兄も同じように囚われた。
持参金を用意する事も出来ず、着古したドレスとボロボロの靴など鞄一つで嫁いだレイラを待ち受けていたのは、妻の為なら何でもすると微笑む夫、ロナルドだった。
幽閉生活の間に閉ざしてしまったレイラの心を解きほぐすように、ロナルドは素直に愛情を注ぎ込んでくれる。徐々に笑顔を浮かべるように
なったレイラは、ロナルドを愛するようになっていき…。
(いつも通りなんちゃってナーロッパです。ふわっとお楽しみください)
(不定期更新です。ブクマしながら更新をお待ちください)
(バカップルが書きたい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 00:03:28
191362文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2904pt 評価ポイント:1762pt
太陽が街を明るく照らすことはなく、月が夜を支配することもなくなった島 “デルヴィラン”
およそ五十年前、デルヴィランの象徴である姫が何者かに奪われ、デルヴィランは死んだ。
そしてそれと同時期に、デルヴィランから数百キロ離れた国の地下に一つの街が生まれたと言う。
その街は地下にあるはずなのに、太陽が燦燦と輝き、夜が妖艶に微笑む。
透き通るような海があり、みずみずしい緑が広がっていた。
街の名は“セフィーエ”、その街もまたデルヴィランと同じく、象徴となる姫が居た。
そして時
は過ぎ、五十年後。
セフィーエは、デルヴィランのように死んだのである。
セフィーエとデルヴィランは街の為、己の為に次の姫君を求める。
何も望まぬ姫は、果たして何を望む?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 22:17:02
4696文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
学園内にヴィクトリア公爵令嬢を知らぬ者はいない。
第三王子の婚約者であり、
国内で最大の領地を持つ公爵家の令嬢であり、
学園随一の才女であり。
けれど、彼女を指すとき、生徒たちは必ずこう呼んだ。
美しくも非道なる追求者、『耽美令嬢』と――。
「美しいものは、わたくしのもの。それが当然でしょう?」
そんな彼女に反抗する者はいない。ただ一人を除いて。
「そんな理不尽なことは許されませんっ!」
平民育ちの男爵令嬢ポーラだけが、ヴィクトリアに堂々と意見する。
他の貴族たち
が彼女に逆らわぬ理由を、理解しないままに。
そして、婚約者であるはずの王子までもが。
「君は心優しいポーラを見習うべきだよ、ヴィクトリア」
「そう。あなたたちのような醜いものは、存在する価値もありませんわね?」
耽美令嬢が好きなものは、もう一つある。
絶望に塗れ、虚ろに歪む人の顔を、見ることだ。
「でしたら、わたくしがとっておきの不幸をプレゼントいたしましょう。分かっているわね、リアム」
「仰せのままに、ヴィクトリアお嬢様」
陰鬱ながら美しい従者リアムを従え、ヴィクトリアは今日も微笑む。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:47:15
194258文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2818pt 評価ポイント:1898pt
―世界犯罪者取締機構―
通称
“ザ・ワールド”
この組織にて、時に優秀な工作員として活躍し、時に私立探偵としても謎声を上げている謎探偵Xのもとに、とある任務が舞い降りた
しかしこの任務、いつもと何かが少しだけ違った…
ずば抜けた直観力と危機察知能力を兼ね備えた謎探偵Xがそう気づいた時には、もう運命の歯車は動き出した後だった
進むべきか引くべきか、答えは明白だったが、突き進むほかなかった謎探偵X
それは過去からの因縁を断ち切る為の決断であり、そして、人類の未来への希望
を残すための決断でもあった
世紀の大悪党ことピカピ・ハゲロビン・デルソーレが仕掛けた美しい罠に、謎探偵Xが果敢に立ち向かう
果たして運命の女神はどちらに微笑むのか
そして謎探偵Xの淡い恋の行方は如何に
今壮大な物語が幕を明けようとしていた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 06:31:40
8366文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった
―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠
その輝きは天地をも動かす・・・それを手にするもの天地を与えられるであろう―――
千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアであった。
彼は腹心の四人の龍達に言う
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』と。
〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔、魔龍
王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。
氷洞窟の中、急に視界が広がる―――
ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに・・・
封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる。
意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と
微笑むその人物はカサルア―――彼も又、魔龍と同様、天の理に叛く力で転生していたのだった。
再会を喜ぶ彼女に「風の龍」イザヤは兄が転生した事を伏せる為、二人が兄妹である事を皆に隠すようにと言うのであった『強すぎる力はゼノア同様、畏怖される』からだと・・・
アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが・・・いつしか惹かれあって・・・
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 00:29:31
135916文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:90pt
乙女ゲームの転生者が、悪役令嬢として異世界でプレイを続行中!
最終更新:2023-01-09 20:57:58
56078文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:220pt
国王から平民に至るまで一夫一妻が尊ばれる国スーレイロル。
公爵令嬢であり王太子の婚約者でもあるエリアーヌは、ある日異国より現れた聖女を正妃とするため側妃制度を新設するので側妃となるよう王太子に言われ激怒する。
そしてその怒りを幼馴染で第二王子のリュシアンにぶつけたところ、側妃制度の話は王太子の独断であり、自分としても王家としてもエリアーヌと自分が婚約を結び直すことを希望している、と告げられる。
幼少の頃よりエリアーヌを想っていた、一度は兄である王太子に譲ってしまっ
たが、二度と手を離さないと誓う、というリュシアンにエリアーヌも自分の想いを告白、ふたりは婚約する。
男好きで、数多の問題を起こす聖女の事後処理に追われるなか、王太子はエリアーヌも自分を想っているのだから双方の幸せのために、とエリアーヌを側妃とすることを諦めず、やがて強硬手段に訴える。
つまり。
幼馴染で両想いのふたりが、勘違い王太子によって迷惑を被りながらも幸せになるお話、です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 13:00:00
39533文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:434pt 評価ポイント:218pt
カナン王国の才女、淑女の鏡と呼ばれる公爵令嬢リーリエ・アシュレイは、戦争回避のため隣国アルカナ王国へ人質として嫁ぐ。
リーリエは結婚した日、結婚相手である『死神王子』と揶揄されるテオドールから、
『俺と馴れ合おうとするな、あとは好きにしろ』
と冷たくあしらわれる。
だが、リーリエは微笑むのだ。
『では、そのようにいたします』
淑女の仮面を脱ぎ捨てた転生令嬢は、"破滅"を回避するために今日も"好きにしろ"を拡大解釈しまくり無双する。
『だって、せっかく推しに会えたん
だもの。全力で愛でるしかないでしょう!』
他サイトエブリスタ、Berry’s cafeで連載中
エブリスタでの実績。
2022.8.12〜連載開始
2022.9.24現在、
トレンドランキングファンタジー部門2位
人気ランキングファンタジー部門最高8位
65000PV超え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:28:46
369152文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6618pt 評価ポイント:3892pt
なろうラジオ4 参加
異世界召喚された天才小学生がお姫様を好きになって巨大な敵をなぎ倒す。
取り敢えずキーワード全部入れて見たら、こうなった的な話です
最終更新:2022-12-18 00:13:44
999文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:74pt
作:かたつむり3号
異世界[恋愛]
完結済
N0023GL
第一章
すまない、と殿下はおっしゃった。
婚約して十年、待ちに待った殿下の成人を期にさっさと結婚しましょうね、というタイミングでの裏切り。アイリーンは、殿下が連れてきた伯爵家令嬢イザベルを許さないと心に決めた。
脳内を駆け巡る厳しい王妃教育の日々、殿下と過ごした甘やかな時間、芽吹き育んだ愛。それらすべてがゴミとなった瞬間。
猟犬と称されるゴリゴリの武闘派カサンドラ侯爵家の令嬢アイリーンによる怒りの反撃が今、始まる。
第二章
あなたの心がほしい、と殿下はおっしゃった。
愛し愛
され恋焦がれ。時には喧嘩をしながらも幸せな日々を送るアイリーン。賑やかで騒がしくて、時には危険で。それすら愛おしい、と微笑むキース。
脳筋ポンコツ令嬢アイリーンと脳筋イケおじキースが織りなすドタバタラブコメが再び、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 12:00:00
183370文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:30266pt 評価ポイント:20122pt
魔女は、人知れず町の「空気」を立て直して、それが終わると次の町へと渡り歩いていく存在だ。エステラは一年かけて町の空気を浄化し終え、夜明けには次の町に向かって飛び立つことが決まっていた。
そんなエステラの前に、一匹の黒猫が現れる。一人と一匹は共に夜空へと駆け出すと、町が一望出来る時計台を訪れた。その後、最後にやることを残したエステラと黒猫は別れるも、夜明け前に再び顔を合わせることに。そうして最後、町を愛する黒猫をエステラはサヨナラの魔法にかける──。
月が微笑む夜。魔法使
いの少女と黒猫が紡ぐ、ほっこり優しいお別れの一夜の物語。
※他サイトでも、別タイトルにて掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 18:35:53
14663文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
皆さんこんにちわ。
はじめましての方は 初めまして。そうでない方は 2度目まs..じゃなくて2
「ようこそいらっしゃいました 本日ご予約の皆さまですよね?」
受付の女性
「はい!今日はよろしくお願いします!」元気よく答える男性
「お部屋まで案内させていただきます」微笑む女性スタッフ。
エレベーターに乗り込む。
「今日から二泊される佐藤様ですね」
「はい!楽しみにしてました!」
部屋の扉の前に立つ二人
「それでは ごゆっくりどうぞ」
スタッフが去る 扉を開く そこには・・・
「すごい!綺麗なお城みたいな部屋!」
感動している。
ベッドルームへ続く
「これ本当にホテルの部屋なのか?」疑ってしまうくらい豪華だ。
リビングルームでソファーに座っている男がいる。
「あの~
失礼ですが、あなたも今日のお客様でしょうか?」
「えぇ 私は田中と言います。これから数日間一緒に過ごすことになりますので、ぜひ仲良くしてください」
笑顔で言う。
「わかりました!こちらこそ、どうぞ宜しく!」握手を求める。握り返す田中 男の顔には 深いシワがあり老けて見える。歳はまだ40代前半だろうか。
男が座る反対側の席に着く。
男を観察する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:22:56
1852文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつも優しく微笑む万能型第二王子様を観察し続けたらその本性に気付いてしまった侯爵令嬢が足掻いて逃げようと頑張る話(逃げられるはずがない)
最終更新:2022-11-21 08:23:55
2022文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:416pt
山奥でひっそりと暮らす青年ブレッグ。
元冒険者という経歴をもつ彼は、自然豊かな山の中で誰にも邪魔されない生活を満喫していた。
いつものように山菜を採取していると、すやすや眠っている少女が魔物に襲われている場面に遭遇する。
命からがら生還を果たした彼は、人里離れたこんな場所を訪れた少女へ目的を尋ねた。
少女曰く、『異界の魔法使い』なる人物が近くにいるはずだから探しているとのこと。
そんな魔法使いに聞き覚えのないブレッグだったが、周辺の村や地形に詳しいことから協力を申し出る。
情
報収集のため最寄りの村を訪ねた二人だが、村の様子は普段と違い静まり返っており……。
『異界の魔法使い』とは何者なのか、村人は何処へ行ってしまったのか。
誰からも必要とされていなかった青年は少女フィオラと出会い、自身の持つ才能を少しずつ開花させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 16:48:15
145003文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:84pt
作:soupan
現実世界[恋愛]
連載
N6943HV
自動車整備士の黒瀬仁(くろせ じん)は、亡き妻の命日、エイプリルフールの日に自殺をする。だがそれは、彼の前に現れた見知らぬ女性、橘久遠(たちばな くおん)によって未遂に終わる。
「命」を巡る物語。彼は彼女から、自分にとって大切な無くした何かを、そして「見えない何か」を、これからの日常を通して見つけ出していく。
最終更新:2022-11-10 12:50:51
31305文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
運命学入門 その秘密を知った者だけに運命は微笑む 黄金法則33か条
キーワード:
最終更新:2022-11-07 11:37:12
1042文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ずっと昔の、小さな国の貧しい村が物語の舞台。少年ソラは、両親と二人の弟、一人の妹の家の長男。村はかつて繁栄していた。ソラが生まれる数年前の暴風雨による川の決壊で壊滅していた。
今、村の為に男達は、遠い町まで行商に出る。
留守中の畑を耕し、家畜の世話をする母親とソラ達兄弟。
ある日、男達が不在の村は盗賊に襲われる。その時、村に戻って来た父達も返り討ちにあう。
ソラは妹を抱いて逃げる。そして力尽き気を失った。目覚めた時妹は死んでいた。
村に帰ると若い盗賊に拉致される。盗賊の首領は
、額に十文字の刀傷のある男だった。
獲物を求めて出かける盗賊達。隠れ家に残る盗賊の一人とソラは共に過ごす。
盗賊はソラに不思議な力を感じ、自分の命を賭けてソラを逃がす。戻った首領は、その経緯を透視しその盗賊を処刑する。ソラは東に向かって走り続ける。
国軍配下の少年達にソラは又しても拉致され野営地に連れて行く。
隣国軍が身近に迫る。そして国軍は壊滅した。
星空の下、屍の中でソラは気を取り戻した。今度こそ東の森に向かって走り出す。
森の奥に辿りついた。ソラは獲物を求め森を走りまわる。
ある日、森の中で恐ろしい声を聞く。盗賊の首領の声の思念だ。
暗黒勢力の首領は、ソラが光の勢力を従える存在であることを知っていた。ソラがそれを自覚する前に殺してしまおうとしていた。
逃げ戻ったソラの魂は肉体を離れた。
ソラの魂の前にいつか見た少女が現れ言う。「十年森に留まり、約束を思い出す為の生活を送れ。そして正しい力を持て」と。
ソラはやがて木々や動物と会話をし、星の声さえも聞くことも出来るようになった。
ある日、黙想するソラに、ソラ自身である光の玉が現れ語りかける。「千年王国のために戦え」と。
目覚めたソラに二頭の狼が訪れ、戦いが来たことを告げる。森を出たソラを天の使い達が舞い降り囲む。
やがて邪悪な勢力を従える盗賊の首領との戦いが始まった。首領はソラの刃に振り払われる。
ソラは戦いに打克った。しかし敗れ去った暗黒の勢力は息絶えることなく、ソラを狙い続けると告げられる。これからも戦いは終わることはないとソラは知る。
天の使いたちは帰った。そして二頭の狼は、死んだソラの二人の弟の姿に戻り別れを告げた。
微笑むソラは懐かしい村に向かって帰って行く。そこには父親が待っている。美しい娘となったソラの許嫁と共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 00:00:00
82777文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ウバ クロネ
ヒューマンドラマ
短編
N0625HX
暴力団の凶弾に斃れた刑事の忘れ形見・菱田と、極西会のお嬢・御堂麻里亜。
被害者と加害者というチグハグな組み合わせの2人だが。
訳あって暴力団入りした菱田は麻里亜の世話役として、かつての組長・御堂龍三の墓参りに同行していた。
思い起こせば、11年前。
雨の日に不器用にも結ばれた縁に従い、菱田と麻里亜は極西会という組織の中で、同じ時間を分かち合って生きてきた。それは互いに望めば、そのまま続くはずの穏やかな時間。指定暴力団という組織では、あり得ないくらいに凪いだ時間である。
だが
、お嬢・麻里亜には父・龍三が果たせなかった……菱田に対するケジメを着けようと、頑なに死を選ぼうとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 21:22:21
10749文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:138pt
栄 凛久(さかえ りく)は他人との関わりを嫌っていた。
父親からのプレッシャーに友人関係の歪み、それらが彼を今の彼たらしめていた。
そんな凛久が真夜中の海で出会った浮世離れした少女には、昼間の記憶がなかった。
これは夜の海で繰り広げられる不思議な青春物語。
果たして彼女は幽霊か、人魚か、一体何者か。
そして彼女は微笑む「おはよう」と。
最終更新:2022-10-20 00:01:54
130671文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:96pt
中学生の僕、隣の家のお姉さんにロリィタを着せられる。
僕の住む家の向かいには、古い廃墟の館がある。ある日そこに不思議な女の人が引っ越してきて、ひょんなことから家に招かれてしまった。ロリィタファッション、アンティーク、美しい絵画や音楽……そこには僕の知らない「美」であふれていた。近世にタイムスリップしたような館の空気と妖しく微笑む彼女の雰囲気に呑まれていく。「あなたはアリスよ」――彼女に言われるがままロリィタを着せられ、僕は次第に、幻想世界へ頭からどっぷりと浸ってしまってい
たのだった……
※縦読み推奨です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 08:05:50
120115文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:82pt
作:深谷花びら大回転
現実世界[恋愛]
連載
N0928HW
中学時代に経験した片思いがトラウマで、異性を好きになることを止めた花厳《かざり》織花《おばな》の元に一通の手紙が。
それはいわゆる〝ラブレター〟というやつで、花厳が好きと記されていた。
恋をしないと誓った花厳に迷いが生じるも、最終的には腑抜けた自分との決別の意を込め、ラブレターを丸めてゴミ箱に捨てた。が――その瞬間を送り主に目撃されてしまい…………。
運命の悪戯か、恋をしないと誓った男にラブコメの神様が微笑む。
最終更新:2022-10-15 13:53:08
60024文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:3086pt 評価ポイント:1224pt
精霊に感謝する祭典『万精節の夜宴』で、大きな声が響き渡った。
「ローザリンデ・バルチェ! お前との婚約を破棄する!!」。声の主は王太子オスカー。彼は噂の恋人ヴィルマを伴って、婚約相手である公爵令嬢に言い放つ。
「とばり姫の呼び名通り、陰険な女め! 俺の前から永久に消えろ!」
はたしてその言葉通りになると、自身が深く後悔する未来が待っているとも知らずに。
王子が婚約破棄して後悔する、王道展開に初挑戦です。(いつもホッコリする婚約破棄しか書いたことがなかったから(^▽^;
))
季節にあわせてファンタジー色を濃い目。幻想的な夜に輝く、精霊の光をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 11:20:26
5360文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:25026pt 評価ポイント:22224pt
作:いうら ゆう
異世界[恋愛]
完結済
N8261HH
血濡れた剣と共に突如現れた敵国の王女トゥーアナは、ケーアンリーブ国王ガーレリデスを前にして語った。
国は滅びた。
戦争はもう必要ない。
そして、自分あなたを慕っていたのだ、と。
戸惑うガーレリデスを前に、トゥーアナは父王と兄王子の首を差し出す。
「すべてはあなたのため。嬉しくはないのですか?」
血を纏いながらも清廉に微笑むトゥーアナを不気味に感じたガーレリデスは、臣下の諫言に従い王女を捕らえ牢塔に閉じ込めた。
しかし、やがて牢塔から美しく楽しげな歌が響きはじめ、ガーレ
リデスは歌をやめるよう命じるべくトゥーアナの元を訪れる。
これは、自国を滅ぼした王女が歌となり、遠く遠く離れた国まで語り継がれるまでの物語。
※自サイトにも掲載しています。
※R15程度の残酷描写、暴力描写、性描写、人の死が前触れなく入ります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 22:29:03
62235文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:48pt
心臓移植を受けて、晴れて高校デビューを飾った少年。しかし移植が終わってからというもの同じ夢を度々見るようになる。この夢とは一体……
最終更新:2022-10-11 05:55:54
348文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「君は……夢、さん?」
夢の世界と現実の世界。ある日、繋現は二つの目の世界を知った。
夢の世界には、クラスメイトで学校一の美少女と言われている結夢の姿があった。この世界は、現と夢の二人だけ。
夢の世界での記憶は、現にだけ残り、夢には残らない。
その日から、夢の世界の『夢』と現実世界の『夢』。二人の『夢』と関わることになった現。
同じ人物であるはずなのに、全く違う現への接し方に戸惑いながらも、現は二人について知ろうとするが――。
最終更新:2022-10-10 16:00:00
20341文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:udon Level2
ヒューマンドラマ
連載
N3568HU
誰もが求める理想の見た目。装備を別の見た目に仕立てたり、依頼者を理想の体型、理想の顔、理想の姿に変化させることが出来るレアスキルを持つシャルル・エーデルワイスは、王族貴族の権力者だけに留まらず、冒険者や平民にも平等に望む【理想の自分】を提供する『ブルーローズ』の店長だ。誰もが羨む美貌を持ち、富も名誉も……王族さえも逆らえない程の発言力を持つ彼の店には午前は冒険者や平民が訪れ、午後は貴族の馬車が後を絶たない。それでもシャルルは週に三日は定休日を作る。貴族の間では【悪夢を見る日】
と呼ばれているが、当のシャルルにとって大事な日であった。何故ならシャルルは平民でありながら、王家から承った土地を所有している。そこは国すら干渉することが許されない彼の楽園で、その楽園には数多くの【家族】が住んでいた。婚約者に断罪された令嬢も、冒険者仲間からパーティを追放された者たちも、素晴らしいスキルを持っているのに不条理で追い出された職人も。彼らはシャルルにとって掛け替えのない大事な【家族】。無論――シャルルにとって相手が奴隷であっても、心が清らかであれば金は惜しまなかった。家族に必要な事は、手間もお金も惜しまない。そして、その楽園を束ねるのはシャルルの愛しい妻、プリシアだ。治療法もない病【怠惰病】に侵されているプリシアにはシャルルのレアスキルを以てしても治すことは不可能だったが、プリシアは自分の見た目を卑下することは一切無い。「今の姿の私は、きっと自分の求める理想の姿なのね」と微笑む妻と、欲にまみれて自分の理想の姿を求める客。そんな客にシャルルは優雅に微笑む。―――「契約書は読まれたかしら? ……ご利用は計画的にね?」
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一日三回更新となります。ママ作家な為、たまに更新が止まるかも知れません。ご了承ください。
また、カクヨムとアルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 18:13:40
67353文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:100pt
「婚約を破棄させてもらう!」そう告げたのは、平民の女を伴った王太子であった。あろう事か、学園の卒業式パーティーで、非常識なことをしだした王太子に、周囲の人間は注目する。
そして、次第に公約破棄された公爵令嬢へと視線は集まる。しかし、公爵令嬢は微笑むだけ。何故なら、彼女は婚約破棄など聞いていないから。公爵令嬢の頭の中には蚊のことしか頭に無いから。「痒いかきたい痒いかきたい痒いかきたい」
婚約破棄と蚊が織り成す、勘違い物語。
この物語、どう収拾がつくの……!?
最終更新:2022-10-02 12:07:18
6253文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:736pt 評価ポイント:646pt
気落ちして、図書館をさまよう男のお話。
最終更新:2022-09-20 17:35:57
1857文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
(読了10分)
美しいものもいずれ壊れていくと先を憂う僕。
壊れやしないと微笑む彼女。
「俺たちは、このまま、ずっと一緒に居られるのかな?」
永遠とは何か?幸せとは何か?
不確かな世界の中で確かなものを探して語る…。
最終更新:2022-09-16 15:32:18
3645文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:620 件