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検索結果:2179 件
作:無透(旧AS)
ハイファンタジー
連載
N2313IQ
――交流ファンタスティック。
愛を育もう。
友情をうたおう。
明日はホームランだ。
そんな濃い感じでもない、交流会話集
最終更新:2024-02-27 16:53:31
883文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界で一番の美を纏った絵画の私は、画家である彼の生涯を見つめ続ける。
きっと千年後も彼の思想が生きていることを願って、夢に狂う彼へ何処か期待する絵画は微笑んだ。
最終更新:2024-02-25 15:49:38
3610文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
完結済
N6962IQ
今日は、旦那様が数週間振りに帰って来る日。
旦那様に綺麗だって思ってもらいたいという女心で、久々に着飾って旦那様をお迎えしました。
今か今かと玄関先で旦那様を待って、帰って来た! と、満面の笑顔で。
「お帰りなさい、旦那様!」
そう言ったのですが・・・
「はっ……いいよな。女は着飾ってにこにこしてりゃそれでいいなんて、羨ましい限りだ」
歪めた顔で、不機嫌な様子を隠すことなくわたしへ言いました。
なのでわたしは・・・
から始まる、奥さん達のオムニバス形式なお話
。
1.「にこにこ着飾って、なにもしないでいられるくらいに稼いで来いやっ!!」と、ブチギレる。
2.「ごめんなさい……あなたがそんな風に思っていただなんて、知らなかったの……」と、謝る。
3.「では、旦那様の仰る通り。ただ着飾ってにこにこすることに致しましょう」と、にっこり微笑む。
4.「ありがとうございます旦那様! では早速男性の使用人を増やさなきゃ!」と、感謝して使用人の募集を掛ける。
5.「そう、ですか……わかりました! では、わたしもお国のために役立てるような立派な女になります!」と、修行の旅へ。
設定はふわっと。好きなように読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 21:35:34
9266文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:1924pt 評価ポイント:1744pt
作:今晩葉ミチル
ハイファンタジー
完結済
N4675IO
王太子の婚約者ダリア・フロンティアは悠々自適な生活を送っていた。
しかし、その生活は国民の生活を犠牲にしていたものであった。反省を示さないダリアは、フランソワ王太子から婚約破棄と国外追放を命じられる。従わないならフランソワ王太子が直々にダリアを斬ると言い渡される。
ダリアはフランソワ王太子を魔術であっさりやりこめる。
しかし、最愛の人物ロベールに刺されて絶命する。ダリアは死に戻ってロベールとの関係をやり直そうとしたが、いつどこに戻ればいいのか分からず、死に戻り先を見失う。
見
知らぬ森で目を覚ましたダリアは、傷ついた心を癒すためにスローライフを送りたいと考える。
ダリアは無事にスローライフを送れるのか。ロベールとの関係はどうなるのか。
ダリアは不敵に微笑む。
「私のスローライフを邪魔するのならお覚悟を」
※カクヨムにも同作品を掲載中
※2023/12/29から毎日20:00更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 20:00:00
123639文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:36pt
作:松島 雄二郎
ハイファンタジー
連載
N4421GA
春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。
摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。
春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。悪なる者と善なる者の区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめていた。
春も未だ遠き日、野良犬は旅立った。
世界を知るために、好奇心を満たすために、そして己が死を覆すために。俺は運命の駒じゃない、俺は俺だと遠吠えを謳いながら野良犬は世界を駆け抜
けた。
時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!
舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。
これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!
お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!
野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った閣下を、そして己が身を、お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。
春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 11:43:59
1674862文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2161pt 評価ポイント:1277pt
これは記録。
犬が人間に恋をし人間となり、そしてその結末がどんなものになったのかを残すための。
最終更新:2024-02-24 06:00:00
1943文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日突然マリアベルは「真実の愛を見つけた」という婚約者のエドワードから婚約破棄されてしまう。
新しい婚約者のアネットは平民で、マリアベルにはない魅力を持っていた。
だがアネットの王太子妃教育は進まず、マリアベルは教育係を頼まれる。
「君は誰よりも完璧な淑女だから」
そう言って微笑むエドワードに悪気はない。ただ人の気持ちに鈍感なだけだ。
教育係を断った後、マリアベルには別の縁談が持ち上がる。
だがそれを知ったエドワードがなぜか復縁を迫ってきて……。
「真実の愛を見つけたと言わ
れて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」
【日間総合ランキング・1位】
【週間総合ランキング・1位】
【月間総合ランキング・1位】
【異世界(恋愛)四半期ランキング・1位】
【総合年間完結済ランキング・1位】
をいただきました。応援ありがとうございます。
双葉社様より書籍化とコミカライズ決定いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:23:24
195095文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:351426pt 評価ポイント:220776pt
エルダイン辺境伯の長女フェリシティは、自国であるコルネリア王国の第一王子メルヴィルの5人居る婚約者候補の1人である。その婚約者候補5人の中でも幼い頃から仲が良かった為、フェリシティが婚約者になると思われていたが──。
え?今更ですか?誰もがそれを望んでいるとは思わないで下さい──と、フェリシティはニッコリ微笑んだ。
❋相変わらずのゆるふわ設定なので、軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。
❋気を付けてはいますが、誤字脱字があると思います。すみません。
❋アルファポリ
ス様では、既に完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 21:36:07
114321文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:10138pt 評価ポイント:7522pt
【毎日17時更新:中編・完結保証】
――私の命は、貴方の為にあるのです。
王家に仕えるヴィオレット・アスターは、植物――特に毒草――の知識に長けている。
ヴィオレットは宮中伯補佐並びに王女付きの秘書官として王城で働いている。その肩書きは表向きのもので、彼女は深夜、残酷な暗殺者に代わる。王家に仇なす者に死をもたらすのだ。
そんな彼女にも思い人がいた。
上司であり、シュヴァルツ家の嫡男であるエルガー・シュヴァルツだ。彼は仕事ばかりで愛想が悪い。ただ、大切な幼馴染みである。
彼女は思いを隠して、自分の仕事をこなしてゆくが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 17:00:00
31450文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:92pt
作:羽根消しゴム
ローファンタジー
連載
N8248IE
何の変哲もない、モテない人生から一転。中性的だが超がつくほどの美少年に転生した湊は、いざ男が少ない男女比が偏った世界を楽しもうとするが……中性的なあまり、誰にも男として認識されず、気づけば美少女ランキング1位に。
ならば逆転の発想だ。
逆に自分がいかにも女子だという行動を取って、いざという時に実は男だと明かせばいいんじゃないか?
思い立ったが即実行、早速実は男でしたムーブをしようとするが……?
ドヤ顔をかます湊キュンのイラストを作りました
ブイチューバーっぽいのは消して、新
しく追加しておきます↓↓↓
ニヤニヤ笑う湊きゅん(京アニバージョン)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112946.png
ニヤニヤ笑う湊きゅん(ノーマルバージョン)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112947.png
にっこり微笑む湊きゅん(京アニバージョン)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112944.png
にっこり微笑む湊きゅん(ノーマルバージョン)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112915.jpeg
イタズラしたがる水瀬遥(デカい)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112916.jpeg
「疑問。なにかよう?」By雫
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112934.png
元気ハツラツ男気溢れる米倉トーカさん
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112976.jpeg
同人作家の実力(夜の帳)
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112921.jpeg
厨二病女子大生の青峰叶さん
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112930.png
恥ずかしがり屋な青峰愛ちゃん
https://img.syosetu.org/img/user/321212/112926.png
これ全部AIやぞ・・・スゴすぎんか
ハーメルンでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 20:11:17
85453文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:636pt 評価ポイント:254pt
エメリナは妹の結婚を喜んだ。その相手が自分の婚約者だったとしても、彼女は微笑んで祝福した。ミチェルはロレンソの恋を後押しした。自分の宣言した通りになっただろう、と彼の結婚を祝福した。
最終更新:2024-02-19 19:00:00
4117文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:86pt
灰かぶりと呼ばれるスレた少女が、メイドとして売り飛ばされた先で、ご主人様である悪役令嬢(もどき)に振り回されながら、人間観察だけで事件を解決してゆくファンタジーミステリー。
シンデレラは澱んだ眼で溜息を吐く。今日も世界はクソですね、と。
※この作品は「ハーメルン」様にも掲載しています。
最終更新:2024-02-18 15:26:09
39447文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:50pt
「国王陛下!わたくしは偽者の花嫁です!どうぞ僕を処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(にっこり)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王女のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠だわ?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?
最終更新:2024-02-16 21:18:14
26354文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:286pt 評価ポイント:184pt
気が向いた時しか仕事をしない。好きな言葉は「一攫千金」。ぐうたら魔女のエファリューは、家賃滞納、ツケの踏み倒しの常習犯。とうとう首が回らなくなり、夜逃げ同然で街を抜け出した。
夜の闇にエファリューは嘆く。
「ああ! なんの見返りも求めず、ただただわたしをひたすら甘やかして養ってくれる、都合のいいお貴族様をお恵みください!」
逃亡先で出会ったのは、隣国の姫君の側近を名乗る眉目秀麗な青年アルクェス。彼はエファリューに跪き、熱烈に彼女を求めるのだった。
「何もしなくていい。ただた
だ其処にいて、気が向いた時に微笑んでくれる程度でいい。だからどうかお願いいたします! これから一生、貴女を囲う許しをください!」
しかしそれは求婚でもパトロン宣言でもなくて
行方不明の姫君の身代わりを務めよとの脅迫であった──。
※舞台設定的に「六畳一間」の概念はありませんが、イメージが伝わりやすいようこの単語を使用しております。
※聖職者の階位等の名称は造語です。ふわっとファンタジー設定です。
※完結済。他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 16:16:58
145510文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:34pt
あぁ、真冬の中俺は何をやっているのだろう。
新人ライターの鷺ノ宮奏詩である。
書きたいことは書ける。だが、世間に認められる作品を出せないでいた。
自分の書いた作品が否定され続け、現実逃避をしたいと思っていた。
そんな最中、ドアポストに一通の手紙が投函される。
紬「旅行に行こうよ…♪」
――パリパリパリッ!
…ん?今何か、ポストに投函されたような音が。
そこには、《あなたの“探しモノ”がきっと見つかる素敵なツアーのご招待》と書かれた如何にも怪しげなパンフレットだった。
誰かの悪
戯かと思いつつ、藁にもすがる気持ちだった奏詩は、このツアーの参加するのであった。
パンフレットに記載されている場所を辿って行くと、いつの間にか駅のホームに辿り着くのであった。
そんな中、ある少女に出会う。
「こんにちは。あの…あなたも旅の方ですか…?」
車内の中で不思議な少女に出会う。
その少女は、漫勉の笑みで微笑んでくるのであった。
この旅は、彼女になにをもたらし、俺になにを与えてくれるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 06:10:49
35560文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
冴えない男子の旭と才色兼備な女子の旭の恋愛物語
最終更新:2024-02-12 00:07:26
1253文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悪戯っぽく微笑みかけ、私も、そいつと一緒に冬の高い、高い高い空を眺めた。
最終更新:2024-02-10 20:30:07
1184文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:344pt
ブリザードカップルと呼ばれる、ドータルダッド公爵令夫妻。
今日の夜会でも、アルカイックスマイルを浮かべながら見つめ合う。
しかし、会話をするわけでもなくただダンスを踊っている二人。
それを周りの人々がひそひそ話をしながら眺めている。
あの二人はいつ離縁するのだろうと、賭けをしている輩までいると聞く。
妻はもうそろそろ結論を出してもいいと思っているが、夫は一番効果的な時期を狙っているらしく、まだ実行しようとはしない。
必要書類は全て準備万端だというのにまだ行動
を起こせないこの状態に、妻は正直なところうんざりしていた。
そこへ飛びきりの美人がやって来て、夫の耳元で何か囁くと、普段クールな表情を崩さない夫が嬉しそうに微笑んだ。
どうやらようやく夫は、真実を公にする気になったらしい。
妻はこれから始まる茶番劇に心踊らすのだった。これからこの夫婦は一体どうなるのか! 断罪されるのは誰なのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 21:19:34
18431文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:28152pt 評価ポイント:25064pt
悪趣味な貴族の青年と醜い少年の、耽美系ブロマンス。
醜いはずの少年が、美しい生き物の振舞い方を心得ている。イアンは、少年に興味を惹かれ、飼うことにした。
やがて、歪に美しい少年の魅力に陶酔し、執着を強めていく。
全7話の想定です。
最終更新:2024-02-07 15:05:38
3552文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:愛猫家 奴隷乙
ヒューマンドラマ
短編
N0338IQ
弁護士事務所の所長でもある弁護士本橋秀は、休日を楽しむべく街を散策する中で事故の目撃者となる。
少額訴訟で終わるような案件を、独自の手法で高額な賠償訴訟へと変えていく。
亜久里司法修習生の報告書のスピンオフ作品となります。
最終更新:2024-02-06 21:58:40
32193文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
色々やって色々やらかしてる魔法少女のおはなし。
最も多くの死者と行方不明者を出す魔法学校こと、リーデル魔法学校へようこそ生徒諸君。
殺し屋部隊・通称 mess 国最強の殺し屋部隊だ
エリートである。出身、勉学、魔法、三面で優秀な者だけに開かれる進路
その三つに所属する、一人の魔女。
殺害を愛し、その才能に愛された少女。
特技は殺害。趣味も殺害。
全てを欺き、最後に微笑むのは誰になるだろうか。
今見ているそれが、本心なのか、真実なのか。
それは、誰にも分から
ない、彼女だけの世界。
主人公はアリス・レズポンド。
子供っぽくちっちゃく、でも大人びてもいて?
成り行きで色々やってる魔法少女の物語。
裏切って裏切り返して、ダークな話もあれば、
アリス過激ファンによるアリスを愛でるだけの時間も?
この作品は「カクヨム」にも同題名で投稿しております。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 00:12:46
12684文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
青葉学園には天使様がいる。正しくは天使のような美少女が、だが。その美少女にはいくつもの伝説があり、学園のアイドルの座を欲しいままとしている。
曰く、一度微笑めば、その笑顔に万人は見惚れ、
曰く、一度声を出せば、その美声に聞き惚れ、
曰く、その料理の腕は、超一流の料理人でも叶わぬとされ、
曰く、どんな悪人であろうとも、何故か改心し善人になる。
そんな美少女と成績普通、顔普通(より少し上とは本人談)、性格普通の一般人との学園ラブコメディである。
最終更新:2024-02-03 13:32:32
102990文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:62pt
「私、王子様と結婚する!」
この台詞が少女の言葉であるならば、とても微笑ましかろう。しかし残念なことに、この言葉を吐いたのはキャロル・ニューベリーの姉、メアリ・ニューベリー。
年は二十歳である。
王子様との結婚を夢見て婚約もしない姉・メアリに遠慮して、未だフリーのキャロル。
ある日、国王陛下から公爵家で合同主催のパーティーに出席するように手紙が届く。
「これは王子様と公爵家ご子息の花嫁探しに違いないわ!」と色めき立つメアリ。
だとしても我が家にチャンスはほぼない。だってう
ちは男爵家ですよ?!
それなのに辺境伯に婚約を申し込まれた?!
私が?!
※短編『男爵令嬢は姉にさっさと結婚してほしい。』の続編連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:00:00
208640文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:16570pt 評価ポイント:8554pt
作:白うさぎの子
ハイファンタジー
完結済
N2603IG
「もし今の人生経験と知識を持ったまま、元気な身体に若返ることができたら、きっと色々な夢を叶かなえられるんだろうな……」
私は終末期病棟の病室で、雪が降る窓の外を見ながら、その口から溜息を吐く。
21世紀も半ばを過ぎた頃、私も多くの老人と同様にガンに侵され、齢62歳で人生の終わりを迎えようとしていた。
「おばあちゃんの夢はな~に? 何になりたいの?」
ある日の病室で、孫が目を輝かせながら私に尋ねる。
私は自分の人生を振り返って、若い頃になりたかった「憧れの存在」を孫に答え
た。
「『王女様』! おばあちゃんはね、ずっと魔法の国の王女様になりたかったんだよ」
その回答に孫は目を輝かせ、私も孫のその顔を見て微笑んだ。
◇ ◇ ◇
孫とそんなやりとりをした翌週、私はその人生を静かに終えた──。
◇ ◇ ◇
「ソフィア様! 起きてください! いつまで寝てるんですかっ!」
私はその声で目を覚ますと、目の前に広がるヨーロッパ中世の宮殿のような光景を見て目を点にする。確実に言えるのは、ここが元の世界とは違っていて、私が王女に転生したということだ。
「やった~!! 異世界転生、きたぁ~~!!」
しかし、周りを見れば見る程……不愛想な侍女と話せば話す程、何かがおかしい。
……この異世界の文化は、とてつもなくショボかった。
「これじゃあ、単なる貧乏王女じゃないの!」
このお語は、大きな失望から始まる「異世界キラキラ王女生活(仮)」を描いた物語です──。
※お読みいただいた後、☆で評価して頂くと作者が喜びます。宜しくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 09:49:58
195393文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:272pt 評価ポイント:168pt
東京の大学キャンパス、2024年。理系志向の好奇心旺盛な大学生、亮太は、ある日研究室で奇妙な装置を見つける。友人の悟と共に調査を始めた彼は、装置の操作を通じて時間が逆行する現象に気づく。
「なんだこれは...」
悟が驚く中、亮太は興奮していた。
この現象を追求するうちに、
亮太と悟は年齢不詳の謎の女性、ユイと出会う。
彼女は時間逆行の秘密に詳しく、
「時間はただ流れるだけではない」
と謎めいた言葉を残す。
亮太たちはユイの案内で過去の事件を解決し、時間の謎を追
う冒険に出る。
逆行する時間の中で、亮太は自身の過去と向き合い、未来の選択に苦悩する。
「時間って、本当に大切なものだよね」
と悟。亮太は友人の言葉に心を打たれる。
最終的に、装置の真実を解き明かし、時間を元に戻すことに成功する。
ユイは
「君たちの選択が未来を作る」
と微笑みながら姿を消す。
亮太は時間の価値と人生の選択の重要性を学び、新たな人生を歩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:00:00
8397文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
メギドラ。悪意と怨念渦巻く呪われし国。
この国で偶然出会った魔法技師レインと踊り子カリン。
二人の出会いはいずれ世界の行方を変える壮絶な戦いへと繋がっていく。
待ち受ける困難や絶望を前にしたとき、彼らに運命の神は微笑むのか。
これはずっとずっと、ずっと前にあったかもしれないただの御伽噺である。
最終更新:2024-01-31 12:00:00
481735文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:74pt
作:RERITO
ローファンタジー
短編
N6501IP
農民の男の子であるファクは、二人の少女に連れられて村で起きてる不作を止めるため、魔女をおびき出してこの魔法を止めさせようする。その行方は...
魔女に惑わされる少年の真相はいかに...魔女の正体とは...感情が上に下に振りまされていく物語です。是非、一読してみて下さい!!
『Thanks 20thへの作品です。テーマは、断ち切る勇気』
最終更新:2024-01-28 03:26:47
7793文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
20XX年代の日本、
宇宙センターの賑やかな雰囲気の中で、
悠と明日香の会話が始まる。
「ようやくこの日が来たね、明日香」
と悠は興奮気味に言う。
「スターリーボイジャーに乗って、
月の秘密を解き明かすんだ!」
明日香は冷静に答える。
「私たちの任務は簡単じゃない。
月の生態系は未知数だし、何が起こるか分からないわ。」
「でも、そこが面白いじゃないか!」
悠は目を輝かせる。
「未知との遭遇、新しい発見。これぞ冒険だよ!」
そこに翔が加わり、笑顔で言う。
「若いな。でも、悠、月面は予想外のことが
起こる場所だ。いつも冷静でいないと。」
「分かってるよ、翔先輩」と悠は頷く。
「でも、僕たちが持つ希望と好奇心こそが、
新しい未来を切り開くんだ。」
「そうね」と明日香が微笑む。「
科学は未知への恐れを乗り越える力。
私たちの知識と経験が、この旅を成功に導くわ。」
悠は熱く語る。
「月の謎を解明して、地球と月の新たな関係を築くんだ。
これはただの任務じゃない、人類の未来への一歩なんだから。」
「そうだね。私たちの冒険が、
多くの人に希望と勇気を与えることを願っている」
と明日香は静かに付け加える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:00:00
13051文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
とっても綺麗な夢みたいな微笑みだったな。
キーワード:
最終更新:2024-01-25 08:05:08
228文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
誰もが嫌がる龍神の花嫁の座に付きたくても、資質がなく、つけないリシャ。
「お前が花嫁になればいい」と人間の里を追い出され、「資質がない私でも受け入れてくださいますか?」と龍神に問いかけ、花嫁としてもらう。
一世紀ほど前、里を厄災から守った龍神は、その反動で若年化していたのだった。
リシャに追いつこうと、人に合わせて歳を取る龍神の努力と、美しいリシャを食い物にしようとする里の民。
都から来た龍神との交渉人は、どちらに微笑むのか。
最終更新:2024-01-23 22:05:52
3043文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:426pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
連載
N2453HV
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。
雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。
一方そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王
の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。
必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。
(お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……)
息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。
(神様……ああ、なんて、美しいの……)
竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。
運命の愛に導かれ巡り合った二人。二人の恋の行方は……。
運命の番を全力で溺愛したい竜王様と訳が分からず戸惑う不憫美少女の全力いちゃらぶストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:35:19
45456文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:874pt 評価ポイント:410pt
夜。とある小さな居酒屋の暖簾をくぐった一人の男。
店内をチラッと見渡すと客は男性が一人だけ。どうやらもう営業終了の時間のよう。彼のその予想は当たり、従業員の女が彼に向かって「あ、すみませんお客さん。ラストオーダーで!」と、明るく声をかけた。
彼は微笑み頷くと適当な席へ座り、メニュー表を眺める。
「……うっし、これにしよ。すみま、ん?」
と、手を上げようとした時、ふと視線に気づいた。それは離れた席に座るもう一人の客の男からのもの。
「……あの、なにか?」
「あ
あ、いや、別に……」
「そうすっか……あ、先、注文ですか? どうぞ」
「いい、いや、いいんで! どうぞ!」
「そ、そうすっか……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 11:00:00
2698文字
会話率:85%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:朱音ゆうひ@長編連載は1月17日に完結/有難うございました!
異世界[恋愛]
完結済
N3344IP
アメリアは賢姫と呼ばれる本好き令嬢だが、婚約者の王子は「生意気だ」と言って婚約破棄を宣言した。
「貴様との婚約を破棄する! 妹のエティーナの方が可愛げがある!」
王子はなぜかタンバリンを何度も叩いていた。
最終更新:2024-01-19 18:13:01
9035文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2492pt 評価ポイント:2140pt
口の中が痒くて仕方がない。柔いものでこそげ落したくて仕方がない。
その思いを抱いたまま、彼に抱き着くと、淡い星屑の砂糖菓子を餌付けされた。
そう言う事では、そう言う訳では無いないのに。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
そこまで露骨じゃないので、ご安心を。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2024-01-15 18:05:06
844文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、景色の歪みを見つけた男は、それが〝バグ〟とは知らずに手に触れて死んでしまう。本来起こりえない状況に憂慮した運営は、クレームと侘び石をさけるために死んでしまった男を異世界転生させることで事態を収めた。
男は異世界転生にあたり
基礎魔力と魔力適性を最強ランクに引き上げて、肉体強化や魔術合成などやりたい放題。
魔法をあらかた学び終えた男は、自身をメイガスと名乗り、小さな国のギルドに所属する。その最初の仕事は山賊退治。
あっさりと片づけたものの、そこに居たとてもカワイ
イ奴隷〝アンリ〟を保護することになる。
愛くるしい仕草や顔立ちに微笑ましく思うメイガスだったが、アンリにはとんでもない秘密があった。
「おししょー様。ボクは男だよ?」
剣と魔法と異世界と男の娘を中心に、異端学園バトルが繰り広げられる?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 01:05:51
15733文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:26pt
貴族令嬢のマリサは今日も城を抜け、城下町の飲食店へ足を運ぶ。
彼女を驚かすのは街の料理人達。
店を訪れては酒を飲み、料理を食し、人を見て、耳を傾け、城に帰れば持て囃される。
そのお忍びを知る一人の侍女は溜め息を吐きながらもマリサのサポートをするが、お土産が無ければ微笑みながらマリサを追い詰める。
時には笑い、時には泣き、時には怒り、そして楽しむ。
貴族令嬢マリサはお忍びグルメが止められない。
最終更新:2024-01-12 20:46:58
42364文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:46pt
作:RERITO
ヒューマンドラマ
短編
N9971IO
卒業間近の主人公 (女)が、自分の所属する場所ではない教室で、やり残したことを考える。
少しだけムズムズとするようで、それでいて..ふっと微笑んでしまう。そんな...青春終わりの一幕。
最終更新:2024-01-10 10:49:51
3064文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
次期王妃として、幼少期から感情を持つことを許されず、厳しく育てられた主人公アレシア。
どんな時も微笑みを絶やさず、怒りも悲しみも喜びも、その一切を顔に出さない姿を、周りからはドール(人形)と揶揄されていた。
『アルティーノ家のドール』
それが彼女の別名だ。
アレシアは、自分には心そのものがないと本気でそう思っていた。意思のない自分は、言われた通りの人生を歩むべきだ、自分には感情など必要ではない、と。
しかし、ある日突然思い出した前世の記憶とともに、強烈な感情を抱い
た。それは拒絶だった。
一度嫌だと思ったら止まらなくなったアレシア。
言いたいことはガンガン言おう。
我慢なんてもう無理。
婚約も解消しよう。
自分がやりたいことをやるのよ。
覚醒したアレシアと喜んでそれに巻き込まれる王子のドタバタラブコメディ(予定)です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:25:04
190035文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:1628pt 評価ポイント:900pt
作:武田の為の武田による武田
歴史
連載
N9301IO
【第一夜: 月下の邂逅】
昔々、遠い平安時代の吉良町に、美しい武田という若者が住んでいました。その名を武田源氏(TAKEDA Genji)といい、彼は美しい花のような容姿と、高貴な家柄からくる優雅な振る舞いで町の人々を魅了していました。しかし、その美しい容姿の裏には、深い悲しみを秘めていた。
ある晩、武田源氏は吉良町の夜空に輝く満月の下で、美しい庭園に足を踏み入れました。その中庭には、優雅な桜の花が咲き誇り、静かな美しさがただよっていました。武田はふと、そんな美しい景色の中
で一人きりでいることに寂しさを感じていました。
すると、月明かりに照らされて、白い和服をまとった姫君が現れました。彼女の名前は吉良 津平姫(Kira Tuhirahime)といい、その美しさはまるで雪が積もった庭園に満開の花が咲くようでした。津平姫もまた、武田源氏の存在に気づいて微笑むと、月明かりの下で出会ったのでした。
「武田源氏様、こんばんは。」津平姫が優雅な笑みを浮かべながら言いました。
「津平様、こんばんは。あなたもまた、この美しい庭にお越しになられましたか。」武田は礼儀正しく答えましたが、その瞳には寂しさが宿っていました。
津平姫はゆっくりと歩み寄り、武田の手をとりました。「武田源氏様、私たちはこの庭で出会ったのですから、もう『様』なんて呼ばないでください。」
武田はその言葉に微笑みながら、津平姫の手を握り返しました。二人は月明かりの下で語らいながら、心の中に芽生え始める禁断の愛の予感に気づいていくのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 13:46:09
3064文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幸福の国コルチカム。コルチカムの華と呼ばれし国で最も美しき姫、マリー。感染病が流行る中、彼女は懸命に国民や婚約者に微笑みかける。心を偽ってまで。そんな最中、ある日突然城内のステンドグラスが割れ、彼女は拐われてしまう。魔王に。《コルチカム物語》が現実になろうとしている今、見た目は美しくも最強に掃除整理整頓が苦手な姫は、潔癖なまでに綺麗好きな魔王と魔王城で生活を……物語には紡がれていない物語が始まる。
最終更新:2024-01-08 10:28:08
12864文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私はシュタルクという大神官で聖女ユエ様にお仕えしていた、だがある日聖女ユエ様は婚約者である第一王子から、偽物だと言われて国外追放されることになった。私は聖女ユエ様が嫌がらせなどするお方でないと知っていた、彼女が潔白であり真の聖女であること誰よりもよく分かっていた。
最終更新:2024-01-06 17:50:32
5212文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:3214pt 評価ポイント:2956pt
「……おまえは暗闇が怖くないの?」
吸血鬼は孤児の少女にそう尋ねた。少女は何も怖くないと嘘をついた。
孤独の中で生きる二人のほんの一瞬の邂逅。吸血鬼は少女を気に入り、望みをなんでも叶えると言った。
だが少女は何も望まなかった。ただ自分の力で強くなりたいと。
そして10年の時が経ち、少女は魔を狩る騎士となった。
狩るべき相手として前に立つのは、同じ顔で微笑む、あの日の吸血鬼。
最終更新:2024-01-03 22:56:28
4925文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:44pt
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な
人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
ソラリコ。
それは、五穀豊穣と国家繁栄、そしてソラニルという空の生き物たちとの共存の願いを乗せた舞いを捧げる踊り子を示す。
ただ、伝承というものはいつだって時代に即して変わっていくものだ。
ソラニルとの関係性、人間の思想も例外なく。
・・・・・・・・・・
「だって私、ソラリコになるためにこの国に来たのだから」
コハントルタ国の青空の中に浮かんだ少女ロカは、笑顔でそう言った。
その言葉に、呆気に取られる軽騎士と素直に微笑む郵便配達士。
一般的な少女と変わらないが、自身
の過去と現在に葛藤を続けている彼女の膨大な力と天然のような常識のズレは様々な出来事のトリガーとなり、大勢の人々を巻き込んでいく。
移り変わる世界で、それでも、進むしかないよね。
・・・・・・・・・・
(R15は、戦いがあるので念のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:25:53
208703文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:50pt
とあるホテルのラウンジ。コーヒーを啜りながらチラリと腕時計を眺める男。ソワソワと、どこか落ち着かない様子。自分の顔を撫で、歯に物が挟まったように口を動かす。
そして、ソーサーの上にカップを戻したその時であった。
「あ、こんにちはぁー」
「あ、おお、こんにちはっ」
男は椅子から立ち上がり、声をかけてきた女に微笑む。まるで時が止まったかのように黙り、見つめ合う二人。
「あ、ああ……」と咳払いをしつつ「どうぞ」と男が促し、二人とも席に座った。
「ええと、じゃあさっそく自
己紹介を。僕のほうからがいいですよね」
「あ、その前にお飲み物を……」
「ああっと、そうだった。すみませんすみません。ははは、ええと何にしますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 11:00:00
2551文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだ
よね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148922文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N1435IO
ある日、侯爵夫人が教会に行く途中に暗殺された。でも、その暗殺には、様々な人の思惑が絡んでいた。
微笑みながら死んでいった、侯爵夫人ダリアの人生が明らかになっていく。
最終更新:2023-12-19 23:43:46
30407文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6054pt 評価ポイント:5548pt
作:綾雅(りょうが)
ハイファンタジー
完結済
N2538IJ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実
が徐々に明らかになっていきます。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/08/14……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 20:00:34
197352文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:12232pt 評価ポイント:7018pt
超能力犯罪テロ組織アリエルによって世界中でおこる超能力犯罪。超機高専(超能力犯罪対策機関育成高等専門学校)に通う、高校1年生の白井 桔梗(シライ キキョウ)は、超能力の取引が行われる闇バイトを止めるべく、友人たちと共に闇バイトへと潜入するが、、、 これは、超能力テロを引き起こすアリエルと、白井桔梗を要する超機の異能バトルを書いた物語。
この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2023-12-19 19:42:11
15947文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:波多野まな
ハイファンタジー
完結済
N5142IK
ある冒険者パーティーが偶然に目撃した白い巨竜。それが隠し持つ財宝を求め、彼らは探索を始めることにした。人生を賭けての冒険に幸運の女神は微笑んでくるのだろうか。
※竜の巫女メリナシリーズのスピンオフになりますが、本作だけでも楽しめるように書いています。
最終更新:2023-12-18 19:05:46
109706文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:374pt 評価ポイント:280pt
検索結果:2179 件