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検索結果:824 件
「そういえば、なぜオフィーリアが出迎えない? オフィーリアはどうした?」
ウィリアムが宮廷で宰相たちと激論を交わし、心身ともに疲れ果ててシャーウッド公爵家に帰ったとき。
いつもなら出迎えるはずの妻がいない。
「公爵閣下。奥さまはご不在です。ここ一週間ほど」
「――は?」
ウィリアムは元老院議員だ。彼が王宮で忙しく働いている間、公爵家を守るのは公爵夫人たるオフィーリアの役目である。主人のウィリアムに断りもなく出かけるとはいかがなものか。それも、息子を連れてなど……
。
これは、どこにでもいる普通の貴族夫婦のお話。
彼らの選んだ未来。
※R15は保険。拙作にたまに登場するキモチワルイ人注意報。
※設定はゆるんゆるん。実在する名称かもしれませんがなんちゃって異世界のお話です。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※このお話はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:00:00
13468文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:23908pt 評価ポイント:21526pt
作:綾雅(りょうが)
異世界[恋愛]
完結済
N1095HW
腹を痛めて産んだ子を蔑ろにする身勝手な旦那様、離婚してくださいませ!
完璧な人生だと思っていた。優しい夫、大切にしてくれる義父母……待望の跡取り息子を産んだ私は、彼らの仕打ちに打ちのめされた。腹を痛めて産んだ我が子を取り戻すため、バレンティナは離婚を選ぶ。復讐する気のなかった彼女だが、新しく出会った隣国貴族に一目惚れで口説かれる。身勝手な元婚家は、嘘がバレて自業自得で没落していった。
崩壊する幸せ⇒異国での出会い⇒ハッピーエンド
軽い自業自得ざまぁ有りです。
【同時掲載
】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/09/28……連載開始
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 22:00:00
161842文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:6850pt 評価ポイント:4166pt
動く氷像と言われる美貌の公爵と、その公爵夫人の日常。
それは、世の人々の想像とは丸で違っていて……
とても人前では晒せない、本当の公爵閣下の姿がそこにはあった。
それがどんなかと言うのは……
ここで言葉にするのは、憚られます。
最終更新:2023-01-13 18:07:09
1324文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:218pt 評価ポイント:180pt
侍女に嘗められっぱなしの気弱な伯爵夫人メルは、嫁入り先で辛い思いをしていた。新婚のはずなのに夫の伯爵にも見向きもされない。そんなある日、壁に頭をぶつけて前世の記憶を取り戻す。前世のメルは国で最強と謳われる偉大な魔女だった。窮屈な生活にうんざりした彼女は記憶を取り戻したのをいいことに、好き勝手に生きることにする。
最終更新:2023-01-12 21:33:28
280742文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:152144pt 評価ポイント:71410pt
ちょっと思い込みの激しい公爵夫人のお話。
ジスレーヌは夫ダニエルの浮気を知った。復讐してやろうと考えた彼女は何故か聖女を目指すことに。善行を積み重ねていくジスレーヌ、巻き込まれる侍女ルイーズ、ジスレーヌを溺愛しているはずが浮気したらしいダニエル。ジスレーヌの明日はどっちだ。
最終更新:2023-01-10 07:25:41
2770文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:8240pt 評価ポイント:7488pt
登場人物紹介
アーサー・ウインナイト公爵代行25歳一部記憶喪失だったが突然記憶を取り戻し妻にお前は誰だといい放つ。
レイチェル・ウインナイト公爵夫人20歳愛し合い結婚したと思っていたが夫が記憶を取り戻し私との結婚は間違いだと言い出した。
オフェイーリア・ユルナンベル公爵夫人23歳 アーサーの元婚約者で今は兄の妻になっている元ブロイド伯爵令嬢。
ユアース・ユルナンベル公爵27歳弟がなるはずだった公爵になり弟の元婚約者と結婚する。
*
旦那様が朝起きると俺の妻は君
では無いと言うのです、戸惑う私と使用人達私は訊ねました、では貴方は誰で奥様はどんな方ですか?
俺は螺旋階段から背中を押され受け身をしながら落ちて少し頭を打つ位ですんだが一部記憶が消えて婚約していた女性とは解消して違う女性と結婚したようだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:11:22
5306文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
異世界転生しました。貴族の末っ子に生まれたけど、複雑な家庭環境です。
母親は第二夫人。伯父は侯爵家に婿養子に入った逆玉の輿。父は大手柄を立てて出世した軍人。
ちょっと待って。父が出征した戦争の敵国、前世で知ってた乙女ゲームの攻略対象の出身地ですよね。
連載している話の主人公の息子視点で書いてみました。うう、短編にまとめるって難しいです。これ以上書くと、長編になりそうなので、自重しました。
最終更新:2023-01-05 23:33:32
2977文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1020pt 評価ポイント:914pt
オラール王国の筆頭宰相クロードは難題を抱えていた。それは実母キトリーの侍女の件だった。王族でセゼール家に嫁いだキトリーの我が儘に手を焼いていたのだ。最近お気に入りの侍女が結婚で辞めたのが事の発端だった。その辞めた侍女はお茶を淹れるのが上手で、それと同じように淹れられる者がいないのだ。キトリーは息子のクロード以上のお茶通だった。
おかげで最近では気に入らないものだから癇癪をおこすので、侍女が直ぐに辞めてしまうのだ。その為屋敷に戻っても溢れる程いた筈の、侍女はおろか召使いま
で不足している状態だった。父は運のいい事に軍の関係で遠征中だし、クロードも何かと理由付けて王宮に留まり屋敷には帰らなかった。
しかし毎日のように執事からは嘆きの手紙が届けられるのだ。だからついイレーネの所の侍女の腕前に思わず願い出てしまった。リリーを貸して貰って家人達にお茶の淹れ方を教授して貰おうということだった。
リリーは憧れのクロードの役に立てるなら嬉しく侯爵邸へと向かった。そこでリリーは侯爵夫人キトリーにとても気に入られ、そんな彼女をクロードも気になり始めて・・・その恋心が芽生え始めた矢先に、リリーをめぐってアランやキトリーが暴走!すれ違う心と、周囲の思惑に振り回される二人の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 21:35:26
51049文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:38pt
作:三毛猫 寅次
異世界[恋愛]
完結済
N7205HQ
アシュリーは六歳の頃に踊り子の母に連れられて公爵家に来た庶子。そして、母はアシュリーを公爵家に置いて去って行ってしまった。公爵家ではアシュリーを家族とは認められず、一人別邸で過ごす日々。そんな中、唯一アシュリーに優しくしてくれたのはサミュエル。伯爵家の次男で、いずれ公爵家有する騎士団に入る予定の優しくて兄のような存在。そしてアシュリーは十歳になった時、見習い騎士として騎士団に入れられてしまう。厳しい騎士団の生活に耐えきれずに、アシュリーが逃げ出すのを待っていた公爵夫人の思いと
は裏腹に、アシュリーはめきめきと頭角を現し、いつの間にか騎士団の先駆け隊長にまで成長していく。しかし、任務で向かった領の北に位置する村で、火山の噴火に巻き込まれ行方不明に。一体アシュリーはどこに行ってしまったのか。皆必死に捜すのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 21:00:00
100451文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:26788pt 評価ポイント:20974pt
“ふたり、ひみつの合図をわすれて、
うつむいていた。”
――佐野元春『フルーツ』より。
そのとき私は、あたらしく出来た図書館みたいなところで途方に暮れたような顔をして立っていましたから、とその夫人は言った。
なので今日は、その夫人から聞いたある七月の夏の日のお話を書きのこしておこうと想う。
*「ノベルアップ+」さまとの重複投稿作品です。
最終更新:2023-01-04 12:00:00
4130文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
妖艶な美貌がすぎて「毒蜘蛛夫人」のあだ名をつけられたミラーカ(16歳)が、幸せになるまでのお話です。
最終更新:2023-01-03 19:40:45
1937文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:240pt 評価ポイント:222pt
公爵家の跡取り息子ブライアンは才色兼備の子爵令嬢ナディアと恋人になった。美人で頭の良いナディアと家柄は良いが凡庸な婚約者のキャロライン。ブライアンは「公爵夫人はナディアの方が相応しい」と長年の婚約者を勝手に婚約を白紙にしてしまった。一人息子のたっての願いという事で、ブライアンとナディアは婚約。美しく優秀な婚約者を得て鼻高々のブライアンであったが、雲行きは次第に怪しくなり遂には……。
他サイトにも公開中。
最終更新:2023-01-02 02:00:00
13974文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:25906pt 評価ポイント:18900pt
三歳の誕生日に父王から送られたうさぎのぬいぐるみ。
辺境の魔女と呼ばれた辺境伯夫人の持つルビーの指輪に魅かれていたら、うさぎと交換することを提案された。
王女フランチェスカの選択と、辺境伯夫人ロザリアの事情。
うさぎ年記念。
最終更新:2023-01-01 01:00:00
5613文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2980pt 評価ポイント:2780pt
継母にいじめられる伯爵令嬢ルーナは、初恋のトーマ・ラッセンにプロポーズされて結婚した。
楽しい暮らしがまっていると思ったのに、結婚した理由は愛人の妊娠と出産を私でごまかすため。
初恋も一瞬でさめたわ。
まぁ、伯爵邸にいるよりましだし、そのうち離縁すればすむ事だからいいけどね。
離縁するために子育てを頑張る夫人と、その夫との恋愛ストーリー。
☆アルファポリスとエブリスタに載せています
最終更新:2023-01-01 00:01:17
61625文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:210pt 評価ポイント:76pt
侯爵夫人であるベルの精神は限界だった。
社交界でイケメンと評判のピートに一目惚れして結婚したが、夫婦仲は最悪。
束縛が酷いくせに一度も夜伽をしてこないのでベルは自分なんて侯爵家の当主になるために必要な道具にしか過ぎないと落ち込んでしまう。
ピートに復讐するためにベルはとんでもない作戦を実行しようとするが!?
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2023-01-01 00:00:00
9477文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:5290pt 評価ポイント:4850pt
イストワード王国の屋台骨を支える貴族であるファーレンス公爵家。その公爵夫人であるエレイン・ファーレンスは、悪逆の限りを尽くした上に、国家乗っ取りまで企んだ結果、最終的に自らの実の娘の手によってその命を奪われ、死亡した。死の間際にやっと、その高い鼻っ柱は折れ、心からの後悔をしたのだが全ては後の祭り。公爵家自体も滅び、その悪名は時間と共に忘れられる……そうなるはずだった。しかし、気づけばエレインは意識を取り戻していた。しかも、なんと出産中ではないか。そんな場面で自分の状況を理解し
ようと思索を深めようとしても無駄であると即座に気付いた彼女は、とりあえず出産してから色々考えよう、と目の前の命と向きあうことにしたのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 21:00:00
530445文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:110688pt 評価ポイント:64142pt
「なるほど。クレイブ様の妻の座を、そしてアライドフィード侯爵夫人の座を望む、と。それがあなたのご希望ですのね?」
最愛の夫が行方不明となって三年。だれもが諦めていく中、決して諦めずに捜索を続けていたレアリナのもとに、ようやく夫が帰ってきた。
……記憶を失い、ひとりの女性と、こどもを連れて。
女性曰く、自分たちは愛しあっていて、しかもこどもまでいるのだから、妻となり侯爵夫人となるのは自分であるべきだ、と。
なるほど。それがあなたの選択ですね? ではそれに応じた責任も果た
してもらいましょうか。というはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 19:00:00
66042文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:35412pt 評価ポイント:27984pt
魔王が復活した魔の森へ、侯爵夫人マドレーヌが飛ばされ殺された。原因は分からない。愛するマドレーヌ夫人の死を嘆く夫のカヌレやお友達のモブエー。彼らの嘆きを聞いて、侍女ローズは決意する。全てをやりなおすことを。たとえ魔王より酷い男の手を借りることになろうとも!
一方、王弟であるリコリスは身支度を整えて、ローズが来るのを待っていた。全てを知り、彼女が助けを求めてくると予想していたのだ。
時間を遡った2人は、マドレーヌ夫人救出のために魔法で魔の森へ駆けつけた。
最終更新:2022-12-22 23:21:57
15374文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:50pt
ある夫人が盲目の主人に対して思いの丈を綴った。
そこにあるのは果たして「愛」なのか。
最終更新:2022-12-20 15:44:50
1892文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:44pt
平民であった第二夫人から生まれた侯爵家次男イゼールは、自分の過去から他人を信用していない。婚約を打診した唯一家族枠として考えていた男爵家シルヴィアにも、こっそりと隷属魔法をかけてしまった。隷属を強いられることにより命を削られるシルヴィアと、シルヴィアを失った後のイゼールの一人語り。そして、それを見ていたものの話。
…すみません。ヤンデレが書きたかったんです。ただそれだけだったんです(^^;
最終更新:2022-12-15 17:00:00
17233文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2558pt 評価ポイント:2232pt
その容姿から御伽噺の悪役貴族のようだと揶揄される侯爵令嬢オリヴィア・グランディールには可愛がっている行儀見習いがいた。
ミリア・コンフィールという名前の彼女は子爵令嬢であり、将来伯爵夫人になるために侯爵家で行儀見習いをしていたのだが、ある日彼女は自分が婚約者であるダンティリオンに婚約破棄をされたと告げる。
私の可愛いミリアに婚約破棄だと、ダンティリオン如きが!
怒れるオリヴィアはダンティリオンに『ささやかなお仕置き』をしなければと父に許可をもらい、婚約破棄された令嬢というミリ
アの汚名を雪ぐべく動き出した。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-14 18:04:17
12317文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:982pt 評価ポイント:872pt
異世界転生タグありますが、転生チート系無し。期待しないで下さい。
最初から暴言吐くシーンあり。ご不快になったらすみません。
主人公の地の文は語りかけ。
《あらすじ。》
ヘラテナはとある侯爵家の養女。彼女の生い立ちは少々複雑ではあるが、義父母と義兄・義姉に可愛がられて育った。
とある公爵家との王命による婚約が結ばれたが、彼女の義家族は断ってもいい、と言っていた。だが王命である。断れるわけがない事は彼女も理解していたため恩を返すためにも婚約した。
この国では政略だろうと恋愛
だろうと結婚する半年前から嫁ぎ先若しくは婿入り先で暮らしながら夫人教育若しくは婿教育を受ける事になっている。
ヘラテナも例に漏れず、結婚の半年前なので嫁ぎ先の公爵家で暮らす事になった。
ご都合主義のゆるふわ設定。
見た目キツめな中身ポンコツ令嬢(養女)と見た目穏やかな中身イイ性格の令息とのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 07:00:00
45515文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:3360pt 評価ポイント:2502pt
ジョージ・シーモア公爵は、エリン・チャーチ伯爵令嬢と結婚した。
没落寸前のシーモア公爵家への援助と引き換えの、純然たる政略結婚。しかも本来婚約していたのはエリンの姉のアレクサンドラのはずで、結婚直前に一方的に花嫁の変更を申し渡されるという、公爵家としては屈辱的な婚姻だった。しかも、ジョージには幼馴染の恋人がいる。
ジョージは、エリンにこう言った。
「私には他に愛する人がいる。君を真実の妻にはできない。申し訳ないが、君とは白い結婚となる」
「私の愛と子が与えられることだけは、
期待するな」
すると――エリンは平然とこう返したのだ。
「あら、そう。それは渡りに船だわ」
エリンもこの強引な結婚には不満があったのだ。
その日から、エリンによる公爵家の改革が始まる――
これは、没落寸前ボンクラ公爵と、元女優の伯爵家庶子による、復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 07:00:00
57486文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:41624pt 評価ポイント:33512pt
作:野菜ばたけ
ハイファンタジー
完結済
N8920HY
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷
めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の居場所を見つけていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 22:00:00
22338文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:558pt 評価ポイント:392pt
侯爵家の令嬢アマリーダは十歳の頃、公爵家の次男と婚約した。白百合夫人と言われる美貌の御母堂を持つご子息である、アマリーダよりも一つ年上の彼の名は、ジャスティという。
初めて顔合わせをした時に、アマリーダは、白金色の髪と翡翠のような瞳を持つジャスティに、一目惚れをした。
しかしジャスティは自分の母のようなタイプ、即ち気品ある華やかなタイプが好みだったので、可愛いけれど地味なアマリーダについこんなことを言ってしまう。
「アマリーダ。君を愛することはない!」
ショックを受けたアマリ
ーダは、彼女の母に相談する。すると仲睦まじい父と母だが、婚約者時代にはいろいろなことがあったと語るのだ。
どうやって、母は美しくなったのか。そして父と愛情を育んだのであろうか。
この物語は、母から娘へ受け継がれる、本当の愛情を育てるための指南書である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 19:32:17
21524文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:7524pt 評価ポイント:6348pt
アリス・ラプソディ伯爵令嬢は、政略結婚によってルーカス・ジェニュイン公爵と結婚した。
ルーカスは、式の寸前で「君を愛する気はない」とアリスに話した。
二年がたち、夫婦として最低限以上の事をしないでいた。
アリスは、ルーカスを愛していたがルーカスがアリスをどう思っているか自信を持てずにいた。
そんな時、ひょんなことからルーカスに愛人がいる噂を聞き動揺するアリス。
彼女は、動揺したままルーカスの部屋を訪れ彼の日記を自室へと持ってきてしまう。
そこに書かれていたのは、
結婚当初のルーカスの発言とは全く違う内容だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 14:47:01
8513文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:354pt 評価ポイント:300pt
ルミナは物心からついたころから公爵邸の庭、主にゴミ捨て場で生活させられていた。
ルミナを産んだと同時に公爵夫人は息絶えてしまったため、公爵は別の女と再婚した。
再婚相手との間に産まれたシャインを公爵令嬢の長女にしたかったがため、公爵はルミナのことが邪魔で追放させたかったのだ。
そのために姑息な手段を使ってルミナをハメていた。
だが、ルミナには聖女としての力が眠っている可能性があった。
その可能性のためにかろうじて生かしていたが、十四歳になっても聖女の力を確認で
きず。
ついに公爵家から追放させる最終段階に入った。
それは交流会でルミナが大恥をかいて貴族界からもルミナは貴族として人としてダメ人間だと思わせること。
公爵の思惑通りに進んだかのように見えたが、ルミナは交流会の途中で庭にある森の中へ逃げてから自体が変わる。
気絶していた白文鳥を発見。
ルミナが白文鳥を心配していたところにニルワーム第三王子がやってきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 08:00:00
41914文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:7488pt 評価ポイント:4850pt
こんにちは、綺麗な貴方。ずっとずっとお会いしたかった。
私はとある博物館に訪れておりました。
眼前に広がる和洋が混ざった御屋敷もとても素敵です。
けれども私は左手に佇む貴方が気になっておりました。
素敵な宮。内部はどうなっているのでしょう?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
とある建物を夫人の様に描写してます。
苦手な方はブラウザバックお願いします。
最終更新:2022-12-04 19:02:34
1015文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女
は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:138pt
「棄てられた王女ヘイゼルは砂漠の狼と結ばれる」の番外編です。
ひそかに人気の高い悪役なので、この人の鬱屈について焦点をあてて書いてみました。
本編を読まなくてもなんとなく読めるしくみになっていますが、簡単に人物紹介です。
◎アズマイラ・ドルパンティス男爵夫人 本編で王の愛妾として絶大な権力を握る女性。厚塗り系美女。ヒロインであるヘイゼルには陰に日向にあれこれ嫌がらせをしたが、ことごとく失敗した挙句、プライドをへし折られてジャジャに秘密の片想い中&底の底までぐんにゃり期。
◎ジャジャ 王宮近衛の一員。本編のヒロインである王女ヘイゼルを乳母のガーヤとともに長年従者として守ってきた。ヘイゼルに片想いをしていたが、本編では男主人公に目の前でヘイゼルをかっさらわれるという最悪な形で玉砕し、絶賛フヌケ期間を経て現在はアズマイラに仕える形で近衛の任務を全うしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:00:00
17035文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:34pt
夫の帰りを楽しみに待っていた公爵夫人だが海賊騒ぎで戻ってこれないという。
落胆した公爵夫人はある事を思いつきそっと裏口から出て行き……最強公爵夫人短編第3弾!!
最終更新:2022-12-02 12:31:05
6130文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:120pt
中華風異世界で、黄愛凛は幼馴染のところに、第二夫人として輿入れする。正妻じゃないけど、気心の知れた幼馴染と結婚できたしよかった!と思っていたら、それどころじゃない事態に陥る。
最終更新:2022-11-21 15:39:04
5383文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:142pt
作:紗臥 みあず
ヒューマンドラマ
完結済
N8251HX
未亡人である前公爵夫人の私は、ある日突然転生前の記憶を思い出せるように。
今回思い出したのはモラハラ夫との思い出。
異世界でもモラハラ夫は健在。
あらあら? このシーンどっかで見たことあるわね……。
前・中・後編の予定です。
☆他サイト(カクヨム様)にも掲載中
最終更新:2022-11-15 12:00:00
9126文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:3600pt 評価ポイント:3190pt
キキョウ・エヴァンスは王太子夫妻の結婚の宴のさなか、母親のエヴァンス伯爵夫人に呼び出された。
どうも火急の用があるらしく……?
*
三年前の、とある事件の首謀者を巡る陰謀の芽を摘むべく、ひそかに動く。
ゼローナ王国王太子の懐刀と呼ばれる彼の、相変わらず不憫で、ちょっとだけ切ない(かもしれない)日常。
※シリーズ作品の一つ、『夏霞の姫〜』の脇役騎士、キキョウを主人公とするスピンオフです。
※エブリスタでも投稿しています。
最終更新:2022-11-14 15:34:14
8708文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:86pt
ベルサイユのばらは半世紀以上も前に書かれた池田理代子先生の少女まんが。
私なりに考察をした考えを綴っていきます。
最終更新:2022-11-14 09:27:34
2596文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
京都市上京区に住んでいた孤独な女性・ミヨシ夫人と賢い蛇のケンゾウ。楽しく、穏やかに、幸せに、暮らしていた彼らの最後の数日をここに綴る。
この作品は カクヨム アルファポリス にも掲載されています。
最終更新:2022-11-12 12:10:11
12224文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
伯爵夫人アンテノーラは荷馬車に揺られていた。
激しい雨が幌を打ち付け、安定しない山道は体力も精神力も削り取っていく。
(これでよかったんだわ…神様、どうかあの人を…)
愛する人の幸福だけを祈るアンテノーラの身体が、荷馬車ごと大きく揺れる。
目の前に迫る大荷物に死を覚悟したが…気付けば過去に戻ってきていた!?え?しかも貴方も一緒に!?
最終更新:2022-11-10 16:47:47
16490文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:26314pt 評価ポイント:23546pt
盗賊達が馬車を襲い公爵夫人を攫った。
だが想像もしなかった出来事に彼らは見舞われる事となったのだ。
最終更新:2022-11-10 06:05:20
6088文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:996pt 評価ポイント:926pt
未亡人である元公爵夫人の私は、ある日突然転生前の記憶を思い出せるように。
でも思い出せるのは嫁いびりされてた記憶ばかりで……。
異世界でも嫁姑問題は健在。
あれ?このシーンどっかで見たことあるわね……。
☆他サイト様(カクヨム様)にも掲載中。
最終更新:2022-11-08 23:33:52
3367文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:7138pt 評価ポイント:6542pt
方術師の老人とゲンブはイング地方のウエンズ伯爵領にやってきた。そこの村では伯爵家の跡取りのエバンスが乱暴に馬を走らせて村人に迷惑をかけているという。エバンスがそんなことをするようになったのは、伯爵の後妻に入ったカーラ夫人のためだと村人は言っていた。彼女は悪徳夫人と陰で呼ばれ、邪魔なエバンスを追い出すためたくらみを巡らしている噂されていた。果たしてそれは・・・。
なおこの話に登場するゲンブ、キリンは、方術師の老人が召還した、人の姿に身をやつした幻獣です。
「メカラス連邦諸
国記」の1編です。ちなみに「メカラス連邦」は多数の王国からなる連合体である。その中枢には、人々が平和で豊かに暮らせるように王の任命権をもつ評議会があった。その評議会は有力な王や司祭、学者などで構成されるが、そこで大きな発言権を持つのは稀代の方術師、ハークレイ法師だった。彼は学識豊かで人徳があり人々から慕われていた。ただ姿をくらますことが多く、その行方はようとして知れなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:14:58
22818文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
アリゼは薬学が趣味な公爵令嬢! 父親が婚約者探しを焦らしている時に、お兄様へのプレゼントを持って走って転んで、目覚めたら五年後。結婚していて、相手はイケメンでお金持ちだけど、こっそり愛人を匿っている最高の状況。修羅場大好き、薬学大好き、行動力ある元公爵令嬢、現在侯爵夫人になったアリゼは、自分の楽しみのために爆走します! え、修羅場、喜んで乗り込みます。なければ作ればいいんでしょ? コミカルな一応恋愛劇になる……はず(笑)
※カクヨム・アルファポリスにも同名義にて掲載しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 12:00:00
29903文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:7240pt 評価ポイント:3256pt
ゼルド・オッタスはラピス王国のギルド長だ。最近、隣国トレッド王国から、このような問い合わせが。
「〇〇が、冒険者になると言って、ラピス王国へ来ているはずだ。彼がそちらのギルドに登録していないか?」
知るか… しかし、ゼルドは調べてみることにした。そこで巻き込まれる事件とは…
今年も東の庭に美しい薔薇が咲いている。-酷い夫に苦しめられた公爵夫人が幸せになるまで-
の関連のお話
最終更新:2022-10-29 21:06:04
5126文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:1142pt 評価ポイント:1086pt
俺は狙った獲物を決して逃さない暗殺者。
今回受けた依頼は公爵夫人の暗殺なのだが……
最終更新:2022-10-26 23:44:16
3386文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:1500pt 評価ポイント:1378pt
イリーナの婚約者であるクラウスは留学先で王女に見初められてしまった。王女と婚約するのならば自分はお払い箱になるのだと覚悟をしていたイリーナであったが、現実はもっと残酷だった。
「わたくしに仕えるように」
イリーナは王女からそう言い渡され、第二夫人にさせられてしまった。
二万文字程度の短い作品です、ご都合設定です。
毎日11時と17時に投稿、全部で六話になる予定です。
最終更新:2022-10-24 11:00:00
22692文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:29710pt 評価ポイント:24976pt
筆頭公爵令嬢エヴァンジェリンには好きな人がいたが、彼は隣国王女と婚約してしまう。彼は私と結婚するはずだったのに!
甘やかされて育った彼女は自分が望んでいるのだから彼と結婚できると思っていたのだ。
ある日、彼女は王女が「学校に教科書を忘れて帰ってしまい困った」と友人に話しているのを聞いてしまう。
「もっと王女が困ればいいのに」
彼女は周りが自分の意を汲んで行動するのは当然と思っていたのに、自分の言動が周りに及ぼす影響を考えることはなかった。
そんな彼女が自分の言動の結果、男爵
嫡男夫人になるまでを夫となる男爵嫡男と腹違いの兄の二人が語ります。
「泣き虫王女ルイーゼ殿下の独り言」に出てくる筆頭公爵令嬢エヴァンジェリンの話です。読まなくても大丈夫だとは思いますが、最終話を読んだ方がわかりやすいかも知れません。
暗いです。そして、嫌な気分になります。それもまた良し、と思える方どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 00:44:42
5727文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:212pt
男爵の娘でありながら王子妃の座を射止めた少女の物語。
辺境伯夫人は語る。どうして彼女がそこへと至ったのか、そしてその先に待ち受けていた運命がいかなるものかを……
最終更新:2022-10-22 19:19:45
12395文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:7890pt 評価ポイント:7138pt
幼い頃の継母からの虐待が原因で、声を失った伯爵令嬢、レイリア。孤独と絶望の中でも、強く、美しく、誇り高く生きようとしていた彼女が、偶然出会い惹かれあったのは、次期公爵であるアイルだった。
騒ぐ継母を跳ね除けて、屋敷に保護され、恋人になり、甘やかされ、溺愛されて愛を知ったレイリア。だが同時に、声を失った自分に公爵夫人は務まらないとも確信していた。声を取り戻すため、虐待された恐怖の記憶と戦うレイリアだったが。
俺は、昔の彼女が好きだったんだ。
君を俺の屋敷になんて、連
れてこなければ良かった。
静かに離れていく心を悟り、迷惑なのだろうと別れを告げたところ、優しかったアイルが豹変して……?
「他の男のものになるくらいなら、無理矢理だって、君を俺のものにするから」
愛する人に幸せになって欲しい誇り高き令嬢と、彼女を決して手放せない愛が重すぎる次期公爵の、もがくような切ない恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 20:30:26
161696文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10214pt 評価ポイント:5134pt
『火』の加護の大きな器のユリアーネは、葡萄栽培でワインが有名な領地を持つ子爵家の一人娘。親友の伯爵令嬢に誘われて参加した侯爵夫人のお茶会で、一目惚れした相手は次期侯爵。この方の妻になる!と決意はしたものの、子爵家の一人娘が侯爵家に嫁げるわけはなく、ユリアーネは親友に相談することに。
最終更新:2022-10-18 20:00:00
11576文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:472pt 評価ポイント:372pt
警察を辞めて私立探偵として生計を立てていた北条 みこと(ほうじょう みこと)のもとに、新年早々に政治家である守倉(もりくら)議員の不倫調査が妻である守倉夫人から依頼された。当初は簡単な不倫調査のはずだったが、調査対象の政治家が謎の変死を遂げる。
守倉議員の葬儀で、北条の警察時代の上司であった梶 雄三(かじ ゆうぞう)とひょんな事件で知り合った警部補の町沢 健斗(まちざわ けんと)と再会した。事件を調査していくうちに変死した政治家の黒い影となる暴力団・唐津組(からつぐみ)が
見え隠れしていることに気が付く。さらに、守倉議員の不倫相手が唐津組の構成員でもあったことも判明した。やがて北条は唐津組の活動に首を突っ込むことになる。
同時に、守倉議員変死の裏には警察に圧力がかかっていたため、事故死として報道された。北条はかつて自身が警察を辞めるきっかけとなったのも、自身が担当した事件が警察上層部の圧力によりもみ消されたことであった。
守倉議員変死の調査に躍起になっている中で、今度は守倉議員の長男が自宅で殺害された。さらに、守倉議員の義理の息子でもある徳地(とくち)議員までもが講演会先のホテルで殺害された。だがこの2つの事件は犯人に繋がる証拠が出てこなかったため、捜査は難航した。それとも、この事件も警察に圧力をかけた結果、事件をうやむやにする魂胆なのか。
警察が当てにならないと悟った北条は、やがて単独で一連の事件の調査に乗り出すこととなり、守倉議員の愛人に接触を試みる。町沢も、唐津組推進による薬事法改定が事件の大きなカギを握ることに気が付き、科捜研を巻き込んだ捜査を単独で始めた。
事件の解決として、守倉一家殺人事件の犯人、唐津組の組長、警察に圧力をかけた人物、警察の内通者の4つの人物を同時に割り出すことにある。さらに、登場する人物全員が裏の顔を持っているため、敵味方の区別がつかず結末は予測不能である。
誰が一連の流れの主導権を握っているのか。さらに、随所にちりばめられた伏線が事件解決のカギを握っている。それは些細なメッセージのため、誰もが見過ごしてしまうが、事件の主導権を握っている人物は一つとして逃してはいなかった。
果たして、北条はこの厄介な人間が集まるのかで、厄介な事件を解決できるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 17:25:33
142050文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
―何でも、できると思っていた。この恋の為なら、何だって。
侯爵夫人のイザベラは、夫であるラルフのことを愛していたが、ラルフは平民に入れ込み、離縁に応じないイザベラを毒殺しようとする。
そんなラルフに復讐を誓ったイザベラは、毒入りのアップルパイを食べた(ふりをした)。目を覚ますと記憶喪失(嘘)になっていたイザベラは、優しく、穏やかで、以前の彼女の片鱗もない。そんな彼女に徐々に惹かれていく、ラルフだが――。
※(主人公は)ハッピーエンドです。
※アルファポリス様にも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 01:58:27
2137文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:602pt 評価ポイント:336pt
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