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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:1574 件
生まれる前から、遊郭にいた
初めて嗅いだ匂いは噎せ返るような、華の香
週に二度、茶道と生花の習い事へ行く
帰り道、晴天の隙間から雨粒が点点と降りそそぐ
狐の嫁入り
母から聞いたお伽話を思い出す
その村は長い日照りで、沢や田畑は干上がろうとしていた
困り果てた村人達は雨乞いの為、贄の支度をする
「誰を、贄にしようか?」
---裏山の裾野に、人に化けるのが上手な雌狐がいる
「どうやって、捕まえようか?」
---村一番の男前、その男に求婚させよう
そうして嫁入りしたら、
贄にしてやろう
男は邪気故に、雌狐に近づく
雌狐は無邪気故に、男に近づく
お互いの心が近づいた時、雌狐は村人達の意図に気が付く
雌狐は、男の元へ嫁入りする
雌狐の涙は大粒の雨になり嗚咽は雨音になり、村に降りそそぐ
晴天を仰ぐ、男の頬を濡らす
唯、一度の恋
唯、一度の愛
雌狐は、幸せだったのだろうか
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-12-03 21:47:45
6560文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Kazuchi
現実世界[恋愛]
連載
N4460HI
「俺は絶対に幼馴染みのブルマなんか盗ってない、まして匂いを、クンカクンカ嗅ぐなんて……」
俺、香月伸吾(かつきしんご)は県立高校に通う高校二年生、
我が高校の体操服は絶滅危惧種のブルマをまだ女子は着用している。
昼休みに担任から呼び出されて突然、言われたんだ、
「お前、広橋萌衣(ひろはしめい)のブルマを盗ってないか?」
かわいい幼馴染みのブルマを盗んだ犯人に疑われてるのか!!
教室に帰った俺を待っていたのはブルマ泥棒の汚名だった。
クラス中から変態扱いされてしま
った、俺は一体どうすればいいのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 07:00:00
12992文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:78pt
VRMMO体験版の参加者に抽選で選ばれた、高校1年の染夜璃空。
ゲームが大得意の彼はゲーム世界大会のチャンピオンだった。
「お友達とご一緒にどうぞ」
抽選に当たった事を知らせる一通のメールにそう書かれてあった。
友達5人と幼馴染の佐倉琥珀を誘ってVRMMO を体験する事に。
VRなのに血、感触、痛み、匂い、全てがリアル過ぎるこのゲームは普通の遊びじゃなかった。
ゲームで死ぬともう現実には戻れない。
生き抜く為に彼が手にいれたのは、何度もやり直せるリトライスキル!?
そして、制限時間内に死んだ者は二度と復活は出来ず、魔物(モンスター)を倒せなかった者にはペナルティとして現実での記憶を少しずつ消していくと言われてしまって!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 08:50:17
4239文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ちょっとした悪ふざけに付き合っただけ。。。
最終更新:2021-11-21 22:13:05
1720文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公はかつて、遠くから、美しく見えていた日本に来日。
その実、蓋を開けてみたら、余所者にとっては容赦ない社会。
ハンディキャップを持って異国で暮らす大変さ。
毎日が修行の連続。
生きるという現実が一番厳しい営みであることを痛感させられる日々。
主人公をどこまでも追いかける棘だらけの現実。
それでも、挫けずに、めげずに、決して諦めずに、腐らずに、そして、ぐれずに、最後まで人間の匂い、人のぬくもりを探し続ける主人公。
言葉の壁は、なんとか乗り越え、どうにか突破しても、
その先
にいつまでも、ドンと立ちはだかる心の垣根。
グローバリズムという幻想を前に、
心をズタボロにするある青年(ガイジン)のドラマであり、
冒険の旅をし続ける傍観者のストーリーであり、
そして余所者の言葉で綴られた物語である。
どうか最後の一行までお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 19:42:41
35077文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、私は突然目が覚めました。暖かいヘルムの街の小さなベッドではなく、有名なローマの街にある、奴隷でいっぱいの臭くてボロい地下牢でした。幸運なことに、私はローマ人のように見えて、ローマ人のような匂いがします。半分死んだ人たちと一緒にいる独房の中で、魔術師のシモンの話を聞きました。シモンはあの聖書に出てくるパウロと魔術で戦ったそうです。クレイジーですが、行ってみたいです。空を飛んで戦ったとも聞きました。現代に戻るためには、必ず魔術から学ぶことになります。
最終更新:2021-11-08 15:46:12
1384文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
恋愛の匂いのしない男女・先生と助手・のんびりした雰囲気などが好きな人向け。
__蟻川善男は恋をしている。
叶わぬ思いに身を焦がす学生と、全く気づかない作家の二進も三進もいかない純愛?ストーリー。
最終更新:2021-11-05 21:16:27
1425文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
匂い物語。
今回は松田聖子さんが歌う「Kimono beat」の歌詞をイメージして書きました。
最後はやっぱり・・・走っちゃった(笑)。
最終更新:2021-11-01 06:27:17
2124文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
皆が待ちに待った"HALLOWEEN"。
この街では、毎年。
いい香りが。
いい匂いが。
いっぱいに広がります。
でも今年は、、
※物語の中で、台詞が無い場所があります。
そこは、あえてそうしてあります。
是非。お子さんと一緒に読んで、
何を言ったのかを投げ掛けて見て下さい。
最終更新:2021-10-31 00:00:00
2817文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
あの部屋で待っているよと、呼ぶ聲ももう聞こえない、祖母の枯れた耳。
美しい海が見えるよ、と、恋人に囁き繋がる身体に、桜貝が何処からか貼りついて。
夢の中で、あなたの名前を必死で呼んだのよと、仏壇の彼岸花に語り掛ける、夏。
妙なる匂いが、娘の部屋からしてきて、死の華で埋め尽くされし部屋。
最終更新:2021-10-26 19:28:15
888文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:34pt
これは、ある日の、たった数時間の、星屑みたいに小さい、ぼくたちの青春。
近所の夜の公園へ散歩に行くと、制服姿の女の子がいた。
名前も年齢も知らないけど、彼女との会話は不思議と楽だった。
錆びたブランコと、サイダーの匂いがそれっぽい雰囲気をつくっている。
「青春してるねー、私たち。」
「ね。」
「あとでまた、滑り台のらない?」
「いいですよ。」
王道じゃないけど、特別な青春だ。
《Sedum_セダム》
耐寒性、耐暑性ともに優れた強靭な性質で、地表を這うように生長する。
サイズや見た目は種類によって大きく異なる。
花言葉は『私を想って』『静寂』『落ち着き』『星の輝き』
強く、育てるのに手のかからないことや、星のような花を咲かせることが由来とされている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
5359文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
逃げたいときに過去にすがりたいときに香る甘い匂い
最終更新:2021-10-22 15:04:13
201文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
執着も恋にありせば、人の世を外れて残す血の匂いかな
最終更新:2021-10-21 12:00:00
6895文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
真中ほのか・私が声を掛けられて目を覚ますと、そこは見たことがない森林の中だった。声を掛けてくれた人は金髪で金色の瞳の美丈夫・レオンハルトだった。いきなり抱きしめられ、私を運命の番だという。そうなの?そうかもしれない。そんな気がする。だって彼はなんだか安心する匂いをまとい懐かしい笑みを浮かべているもの。魔法がある世界に転生した少女の恋愛と冒険の物語開幕!
最終更新:2021-10-20 01:27:56
100536文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:46pt
匂いフェチの男爵令嬢、エリーゼの物語。
最終更新:2021-10-15 18:19:23
4928文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:104pt
仙道企画その2 参加作品です
ぐるりとお歯黒溝の真っ黒な水。吉原。くぐる大門。ここそこに、白粉と甘酸っぱい匂いとすえた匂いと、微かに錆びた鉄色の匂いが混ざり合っている。
中の茶屋で産まれた娘あり。おしのと名をつけられ、ふた親から可愛がられる。赤子の時は母親がおぶい店に出て、手伝いが出来る年になると、赤い前掛け姿で、ちょこまかと盆を持ち、まんじゅうを売り、茶、甘酒を運ぶ孝行娘。
肌が浅黒く父親譲りの団子っ鼻、愛想の良い醜女のおしの。
最終更新:2021-10-13 08:22:55
4180文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:334pt 評価ポイント:308pt
生まれ故郷である海辺の小さな町に
舞い戻って来た主人公トキコ。
トキコは故郷を捨てたはずだった。
あの男を憎み全てを消し去った。
悔恨と情に揺れ動く悲しい愛の行方とは。
最終更新:2021-10-12 00:14:38
261文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神様から貰った祝福に恵まれなかったメージュは、ダンジョンを探索することで日銭を稼いでいた。
ある日、偶然通りかかった小部屋で倒れている少女を発見する。
どう考えても厄介ごとの匂いがするが、見捨てることができず拾って帰ってしまう。
少女はメージュが借りている宿で目覚めるが、彼女は目が見えない様子で――
最終更新:2021-10-09 22:19:07
11891文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:250pt
いや、ちゃんと言っとくと、私は、ケンタッキー大好きだよ。
でも、ちょっと、住んでるとこ自慢の匂いがしないでもないけど、許してください。
キーワード:
最終更新:2021-10-08 20:52:39
806文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
王都から離れた地方で暮らしていた猫の獣人マグラは支部長自らの勧誘を受け、王立警護団第四支部に入団する。
入団初日、支部の詰所で甘い香りを放つエレノアと出会うが、同時に男の匂いをべったりと付けている彼女に苛立ちを覚えるマグラ。
後日、再会した彼女にはやはり不要な匂いが纏わり付いている。心地よい彼女の香りを自分だけのものだと主張することを決意するが、全く意図は通じない。
そんなある日の出来事。
短編『痛みは教えてくれない』のマグラ(男性)視点です。
同一場面で会話を足したり引い
たりしているので、先に上記短編(エレノア視点)をお読みいただいた方が流れがわかりやすいかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 19:00:00
17289文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:5798pt 評価ポイント:5036pt
「そうだ、区切りをつけるために一番初めに出会った場所に散歩しに行ってみよう。に、匂いとか残ってるかも・・えへへ」
最終更新:2021-10-05 00:38:34
2013文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
忘れられない思い出がある。
あの人と一緒に過ごした五月のこと。
あの人の顔も名前も、もうどうでもいいのだけれど
あの人が隣にいた五月のことだけは、どうしても忘れられない。
五月の桜を見ると
思い出したくもないあの人の匂いが、ふと風にのってやってくる。
最終更新:2021-10-03 09:02:26
1639文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ひぃぃ、なぜこんなことに!」
26歳、予備校の英語講師である清良。
『ある日目覚めたら隣に見知らぬ男の人が』をやってしまい、頭を抱える。
「これは男の『人』じゃない、男の『子』だ!」
眠っていたのは、高校を卒業したばかりの18歳、虎太郎、愛称トラ。
「オレ、清良さんの匂い、大好きー」
「は?」
「ちょっとだけ嗅がせて?」
「いっ、嫌に決まってるでしょ!」
ひょんなことから出会ったおカタい女教師とわんこ系美少年の、ラブになるかどうかわからない物語。
※主役二人を出
したかっただけの、ベタから始まる超ベタな展開の至極ベタな物語です。
※第4話以降は1話3000字~5000字。毎日更新。
※カクヨムから転載・改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
60323文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:74pt
都会に住んでいた女の子が、転校先の学校で出会った肉体を持たないの女の子と成長していくお話です。
最終更新:2021-09-29 16:58:48
1036文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
匂いフェチ集まれ(嘘、笑)。
最終更新:2021-09-27 21:37:35
1778文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:68pt
時はダンジョンが乱立する大迷宮時代。
それを運営するダンジョンマスターもまた、ダンジョンによって乱獲されていた。
風雪を凌ごうと洞窟へ入った没落貴族の娘チュチュも例外ではなく、気がつけばダンジョンマスターをやることに。
けれど、薄暗くて汚くてすえた匂いがするダンジョンなんてもう古い。
これからは明るくて清潔でいい匂いがするダンジョンの時代が始まる!
最終更新:2021-09-27 01:42:28
682254文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:8762pt 評価ポイント:1532pt
作:an-coromochi
現実世界[恋愛]
短編
N6948HF
初秋、一年ぶりに顔を合わせた二人。
雅峰翠と尾羽根理乃は、心を通わせた恋人同士で、一年ぶりのデートを楽しんでいた。
小さい頃から通う喫茶店、秋の匂いを並べる花屋、
そして、風の巡る丘の上…。
赤一色の花束を抱え、丘の上から、
理乃と共に、夕焼けに燃える町を見下ろす雅峰。
幸せな時間の中にいるはずの彼女の目には、
どうにもならない悲壮の光が宿っていて…。
最終更新:2021-09-25 21:00:00
15734文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
謎の病気に苦しむ主人公がとった行動は……(フィクションです)
最終更新:2021-09-24 21:29:23
2546文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
最高のカレーを作れる彼女が欲しい。
俺が親友にそう告げた次の日、教室中がカレーの匂いに包まれていた
最終更新:2021-09-22 21:56:06
5782文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:34pt
『金木犀』を、知っていますか?
とても小さくて、可愛らしい花を咲かせます。
花弁の色は、オレンジのような黄色のような。
その香りは甘いんです。
むかし。
トイレに、芳香剤が置いてありました。
僕は、何を思ったのか。
その商品名をひたすらに唱え、覚えました。
『ピコレットカプセル 金木犀』
結構、芳香剤も良い香りをしているんですよね。
実物の匂いを、よく再現しているなと思います。
あれ。
なんの話をしているのでしょう?
とにかくです。
実家の片隅に咲いていた、金木犀を思い出しながら。
ふたつの詩をお届けします。
私、そして僕。
一作品の予定でしたが、ふたつ綴れたので、シリーズとしてアップします。
読んでいただけたらとても嬉しいです。
読んだあとに、ちょっとでも共感など。
感じてもらえるものがあれば幸いです。
それでは、『金木犀』の世界へ……どうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 20:44:09
812文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:68pt
勇者に見捨てられ、大怪我を負って魔王城に一人取り残されてしまった聖女のサン。生死を彷徨っていた所を魔王本人に助けられ、自国へは戻らず魔王城へ残る事を決意します。
人族とは違う匂いを感じているという魔族達から「異様に臭い」と逃げられながらも、魔王城で猛勉強をして上級職へ転職。手の平を返したように、今度は上級職の匂いに惹かれた魔族達から求婚されるようになります。
「胸が足りない」と子ども扱いをされて、相手にしてくれなかった魔王もその匂いに惹かれ、最終的に元聖女が魔王に溺愛される物
語。
面倒なダメ勇者様の邪魔を乗り越え、ざまぁひっくるめて全28話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 20:28:28
88283文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:458pt 評価ポイント:292pt
悪魔は甘い匂いに誘われた。聖女は癒しの力を使い朦朧としている。聖女の父、助任司祭のラデクは願う。悪魔よ、私の娘を攫ってくれないか、と。
最終更新:2021-09-18 20:35:26
11026文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:172pt
作:ハルノ_haruno
異世界[恋愛]
完結済
N2544HA
月が近い。
むせ返る草と土の匂いの中で目覚めると、知らない場所にいた。
見覚えのない場所で、着たことのない着物に身を包んだ私は、直衣姿の男と出会う。
いつか国語便覧で見た、絵巻物そのものの古典文学の世界。
それが私が目覚めた場所だった。
男の側仕えとして雇われた一方、徐々に想いを募らせてしまう。
好きになってはいけない人なのに……。
私の仕事は、彼が他の女のところへ出掛けていく準備を整えること。
甘くも切ない、和風純愛物語。
※R15指定を入れて
います。物語の進行上、少々艶っぽいシーンが出てくる予定です。
※物語に登場する和歌は自作です。( )内に訳をのせていますが、なにぶん素人ですので気になる点があればご連絡ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 00:31:19
88809文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:74pt
雨宿りのために駆け込んだ喫茶店は、レトロを絵に描いたような独特な雰囲気の空間だった。珈琲に付いてきた琥珀糖を齧る私の耳がとらえた不可思議な音。咀嚼音らしきその音を立てていたのは、男らしくも女らしくもない人物だった。彼が食べているのは、どうやら私の食べている琥珀糖とは違うものらしい。彼の姿に魅せられて、拘りのない私の価値観は脆く崩れた。
最終更新:2021-09-11 15:23:53
5620文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
夜に鳴く虫の声が
明日には聴こえないような
背丈の上の葉っぱを
明日には踏んでしまうような
そんな夏の終わりの匂いがした
気がした。
最終更新:2021-09-10 21:52:33
451文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ずっと焦がれていた。
ずっと忘れようとしていた。
ずっと思い出さないようにしていた。
あの笑顔も、あの匂いも、あの声も——。
幼い頃から共に過ごし、遊び、喧嘩して、その度に泣いて仲直りして、共に苦楽を味わってきた幼馴染の彼女。
まるで空気の読めない優太日々に——「しょうがないわね」と笑ってついて来てくれた彼女。
そんな彼女も、四年前のあの冬の日。
ついに、その彼女でさえも、優太は掌からこぼれ落としてしまった。
残ったは、灰色の青春と乾いた彼女との思い出だけ。
そんな時だった。
日常に指した影が日々濃くなる中、桜の季節共に一段と綺麗なった彼女が再び優太の前に現れたのは——。
だけど、四年の月日を経て一段と綺麗になって帰って来た彼女の横顔は、常に側にあったその横顔は、今もう遠目に眺めていることしかできなくなっていた。
——それでも。
あの日、あの時、あの場所で、優太自身が選び抜いた選択肢は、間違いではなかったはずだから。
ずっと、信じている。
またいつの日か、優太は彼女と笑い合える日々が来たることを、いつまでも——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 21:10:12
222937文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:62pt
今、俺、的場防人(まとばさきもり)は彼女と抱き合っていた。
消毒液のツンとする香りにほんのりと汗の匂いと少し甘い香りに。
授業中だってのに、なんで俺は保健室でこんな事をしているんだか。
かつての誓いを忘れたわけじゃない。病弱な彼女を支えるのだと。
でも最近は恋人なのか恋人でないのか曖昧なこの距離が少しだけ苦しい。
今なら告白しても、いいだろうか?
最終更新:2021-09-05 16:03:21
6530文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:1184pt 評価ポイント:1032pt
他校の女子生徒の顔面を殴り、その報復で病院送りにされた、という噂から、山上篤史(やまがみあつし)はクラスから浮いていた。
そんな彼には、ちょっとした特殊能力があった。
それは、超能力者の匂いを嗅ぎ分けることができる、というもの。その能力のおかげで、いや、能力のせいで、彼は学校で一、二を争う美少女、白澤友里(しらさわゆり)がテレパシー能力者であることを知る。
テレパシーのことを知っているのは、篤史のみ。そんな状況ゆえか、何故か友里は篤史にちょくちょくテレパシーを送るようになって
きた。
『篤史さーんっ、ゲームの素材集め、手伝ってくださーい』
『嫌だ』
『篤史さーんっ、ここの問題の答え教えてくださーい』
『カンニングをするな』
『篤史さーんっ、今日の晩御飯はステーキがいいでーす』
『何故うちで食べる前提なんだ』
『あ、篤史さーんっ!! 陽キャどもが遊びに行こうとか誘ってくるので、至急救援を要請しまーすっ!!』
『何でそこまで必死に嫌がるんだよ……』
クラスでは無口かつミステリアスな印象で通っている友里だが、実は根っからの陰キャであり、周りの者たちから何かと誘われたりするのが大の苦手。
そんな彼女が周りの誘いを断る理由として使われる篤史。
これは、そんな二人の無言の中でのテレパシーラブコメ……のようなものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 20:13:42
296971文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:37990pt 評価ポイント:20134pt
雨の匂い、夕立の匂い。
あの埃っぽい香りは誰もが嗅いだ覚えがあるだろう。
ところで、異世界でもしもその匂いが違うものだったら…?
この物語は、異世界に転生した四人の勇者が魔王を倒し世界に光を取り戻すまでの話である。
最終更新:2021-09-03 21:49:08
3079文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
作:ハリマトモアキ
空想科学[SF]
連載
N0219EB
ある日を境に人が突如鉄化する現象を引き起こすと『混合物(ハイブリッド)』と呼ばれる人ならざる脅威を生んでしまった。
だがその日を境に生まれたのはハイブリッドだけではなかった。
ハイブリッドに対抗できる力『固有資格』を持つものが生まれ、人々は彼らを『エレクトリカ』と名付けた。
そんな、変わり果てた人類、ハイブリッドがはびこる鉄と錆の匂いが漂う寂れた街を歩く男が一人
頭にはヘルメット 腰元には安全帯
EDSと書かれた作業着を羽織り
左腕には機械のような腕を装着した男
男は
めんどくさそうに隔離された地域のゲートにIDカードを通す
『本日の担当エリアはG3-29区ハイブリッドの殲滅及びG3-29区の都市機能1パーセントの回復をお願いします。』
「はいよ、今日も一日ご安全に」
男はそう言い放つとタバコを薫せ、ゲートをくぐっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 09:53:34
167835文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
・・・あれれ、高校生の純な感じをイメージして描き始めたんだけど・・・大きくカーブを描いちゃいました(笑)。
秋のキュンキュン図書館ストーリー・・・ではないよ。
最終更新:2021-09-01 00:04:46
1794文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:52pt
これまで人間界は、契約により平和が保たれていたが、ある夜に南の門から侵入した大男?が人間達を食い荒らした。お腹いっぱいになった大男?は、暗黒界の王レック様に捧げ物として小学生の桜を連れていくことにした。子供の肉は貴重で匂いを嗅ぐだけで食べたい衝動が抑えられなくなるほどだ。人間は食料でしかない。
最終更新:2021-08-29 16:08:40
121194文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:58pt
桑野慎三郎(くわのしんざぶろう)は休日に引きこもり生活を満喫していたが、幼なじみの佐々木穂乃果(ささきほのか)に誘われ嫌々ながらキャンプを始める事に。キャンプについては初心者の二人だったが、徐々にその楽しさに引き込まれていく。そして幼馴染で固定されていた二人の関係性も、少しずつ異なるものに変わっていく。
キャンプ初心者の男女(付き合ってはいない)がキャンプにのめり込んでいく話。作者もまだまだキャンプ初心者ですが、焚き火と木々の匂いを胸いっぱい吸い込んだ時の、あの感覚を書
きたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 13:37:41
125673文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:104pt
それを見つけたのは日が落ちかけて薄暗くなった頃だった。
封筒には、私の名前も、住所も、差出人も、何も書かれていなかった。鼻を近づけるとクッキーと紅茶のような良い匂いがする。
最終更新:2021-08-26 15:00:00
4938文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
この5編の詩は作成時期も作成理由もまったくばらばらですが、なんとなく似たような匂いを感じまとめてみました。
最終更新:2021-08-20 00:53:51
875文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
魔力の匂いを嗅ぐことが出来る俺は、大量の魔力を持っている後輩の「魔力栓」をマッサージすることで治療した。その日からマッサージを定期的に頼まれるようになる。
実はその後輩は世界最強と呼ばれる猫耳少女で・・・!?
色で区切られた世界で、自分の国の白色を守るために戦っている少女と幹部になり、世界を一色にするか色を共存して生きていくか選択を迫られる。
猫耳最強少女、内気な美少女、秘密多きイケメン司令官とともに総長である東城家長女を守ることが出来るのか。
最終更新:2021-08-18 13:08:41
90345文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:16pt
一般的な会社に勤める福井田隆生(ふくいだたかお)は、かねてから楽しみにしていたゲームを帰宅後プレイするが、前情報通りのクソゲーだったことに落胆。阿鼻叫喚のネットの批評を見ながら、1万回クリアの実績解除を一番乗りできそうだと判断、これを実行してやりとげてしまう。後悔しながら意識を失うようにして眠り、起きるとそこは異世界。音量や視点を変えたり、ゲームでは実現不可能な匂いや味の感度を調整できるスキル「ゲームオプション」とクリア分の経験値を手に入れ冒険の旅へ。
最終更新:2021-08-18 02:57:48
37522文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:36pt
いつまでも階級が上がらない底辺冒険者、剣士のアルフォンス。日々を息抜き、人の役に立てるならそれで良いと考えるお人好しな性格は、同業者から軽んじられ――とある依頼の遂行中に裏切られ、生死の境を彷徨うことになる。
『おや……? こんな所に、人間が落ちている……やや?! その怪我はどうした?! むむ……なんだ、お前からとても良い匂いが……』
そんなアルフォンス――アルを救った、謎の存在。死なずに済んだアルに、謎の存在は驚きの正体を告げて……。
「――え、僕ってもう人間辞め
ちゃってるの?!」
これは、そんなふたりの出会いから始まる……愛と魔術と剣な物語――の、筈。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 01:00:00
2827文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
生乾きのシャツの匂いから雨降りが続いていると
感じる
最終更新:2021-08-13 13:40:42
418文字
会話率:0%
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総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
腐ったニシンに当たって死に瀕したシェイクスピアが一言「無念」とつぶやいたその時、現代日本ではひとりの女子高生が現実に倦んじ果てていた。
ストラッドフォード・アポン・エイヴォンの霧雨が日本の街角を吹き抜ける桜吹雪と二重映しになったその時、沙翁と呼ばれる文豪の心は、少女「翁(おきな)沙(いさご)」の身体に宿る。
俳優としての経験がものをいい、超人的な適応力で現代日本の女子高生生活を始めた享年52歳のオッサンは、ほとんど宿命的に芝居の匂いを嗅ぎつける。
文豪ウィリアム・シェ
イクスピアがそこで見たのは……。
原作者としては我慢がならないレベルにまで叩き落とされた『ハムレット』であった。
我が子にも等しい作品を無造作にこねくり回され、思わず稽古場に乗り込んだ沙……少女ウィリアム・シェイクスピアの前に立ちはだかったのは、やけに英語が達者で胸と態度の大きい演劇少女であった。
(この作品は、『カクヨム』様にも掲載しています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 13:07:35
100321文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:7pt
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