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検索結果:100 件
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幼い頃、周りの大人達からよく言われたことが脳に蘇る。
『貴女は側室なんかじゃない、正妻になって、この国を救うのよ』
『王女となる者がそんなことをするんじゃない』
『あの王国の王女はお嬢様以外に考えられませんね』
『もうお前しか頼みがいないのだ』
泥遊びも、交流も、自分の国から出ることも許されなかった。外は危険だからと焦った顔をした門番が必死になって止めていた。
全ては娘が可愛いから、ではない。全ては国を維持するため。皆、私が大きな王国の王女に
なれば……と思っているから。
「なんてなれる訳ねえっつーの!! 頭よすぎて頭ぶっ壊れてんじゃないの!?」
「リスア様落ち着いて下さい」
「落ち着ける訳ないでしょ! この可愛い可愛いお嬢様の首が空の彼方へ飛ぼうとしてるのよ!?」
「か、帰らなければいいんですよ! 人生死ななきゃ何とかなりますって」
それが死にかけてるんだよこの馬鹿。とまでは言わなかった。なぜなら唯一の理解者兼味方だから。孤立は嫌だね。
さっきまで謎の自信を持っていた私だったが、呆気なく違う国の姫様が選ばれた。
その子は可愛らしい仕草で、ほんのりと赤く染まった頬を隠した。あれが女子という生き物か、初めて見たわ。
「――っじゃなくて!! さっさと何か打開策考えてよこの馬鹿! 私は私自身が可愛過ぎて仕方ないの!」
「自分勝手過ぎますリスア様。……あ、そうだ」
「何? いいこと? まあ、君はいざという時は冴える人だからね……」
「首洗わなくて大丈夫ですか」
生まれ変わったらコイツの細胞になって暴れ回って何か困らせてやろうか。
でもやっぱり命が恋しい。すっかり誰もいなくなった大広場に冷たい風が走る、でも帰る気にはなれない。
もう国には伝わっているだろう、誰も私のことを必要としなくなった。今の私の価値はそこに転がる紙くず以下と言ってもいい。
「……やっぱり、寒いから帰ろう。首切られる時ってどんなのか調べておいて」
「急にそんなになられたら、私の方が悲しくなるではありませんか」
「切られるにしても、きっと一時間は猶予がある。だから首を切られても痛くない方法を調べておいてね」
「そんなの脳の痛覚神経の有無を判断するくらい難しいですよ……」
首飛ぶ系悪女とか笑えないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 21:55:45
21319文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:36pt
早朝に家を出てもまだ日が昇っていないのか、あたりは薄暗い。
大量に着重ねた服の上に、さらにコートとマフラーに手袋まで身につけて自転車のサドルに跨った。
ズボンの下にタイツまで履いているというのに、冷え切った自転車に触れたお尻が冷たい。
そして寒空の下、冷たい風を切って青年は今日も走り出した。
最終更新:2018-12-18 00:18:25
1030文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
秋の紅葉と僕の彼女は幽霊。
僕は一人で、紅葉を見に行く事にした、、、!
秋の紅葉は、キレイで見ごたえがあるからだ、、、!!!
僕は、休日になると外に出ていろんなところに行き、写真を撮りまくる!
僕の趣味は、写真と季節の食べ物が好きだから。
ぽかぽかとした日差しと少し冷たい風、レンズ越しから見える景色。
美味しい食べ物、僕の気分も上がる。
最終更新:2018-11-05 03:00:00
2237文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
こんばんは。冷たい風が辛いです。今日は私の見た夢をホラーっぽくしてみました。全然怖くないです笑。安心してください!
最終更新:2018-10-20 19:03:32
395文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
魔力はあるものの魔法が使えない“黒江ダリア”は世間からの冷たい風に耐え抜きながら生きていた。
高校の3年生になってもなんの変化も無く、自分にだけ降る槍の雨は勢いを増す一方だった。
高校3年と言えば進路を決める時期。彼は魔法が使えるという証明をする為に、最後の望みをかけ、召喚魔法を使用する。
その召喚によって呼び出されたのは、規格外の者達だった。
PS.
エブリスタに全く同じ作品を上げております。こちらより進んでいますので先が気になる方はどうぞお越しください。
最終更新:2018-10-19 22:00:22
250279文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:124pt 評価ポイント:40pt
それは、ある晴れた日のことだった。
穏やかな日差しが教室の中へと差し込まれている中、少女は生まれた。
生まれた、というのには少しだけ誤りがあるのかもしれないが。
けれども、一人の少女からもう一人の少女が生まれた。と、そう説明する以外に良い表現は無かった。
「ねえ、これでもう分かったでしょう?」
「……何が?」
「あなたは私の中から〝出てはいけない〟ってこと」
「……そうね。でも、一つだけ、……いいかな?」
冷たい風が彼女たちの声を塞いだ。
「———私の——は、どこにある
の?」
そう、涙ぐむ少女は言った。
「〝ここ〟よ。ここならもう、誰も居ることが出来ないはずだよ。あなたならもう、分かっているでしょう?」
そう言って少女は、その場所をぽんっと叩いた。何もなかったその空白は、そうして埋められた。
こうして二人は幸せになった———
のだろうか。一人の少女たちはどうしてこんな結末を迎えたのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 18:44:31
5799文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
真砂国の都が深い雪に包まれ早数年。
大納言家の菜月姫が剣を手に立ち上がる。勅命を受けて単身、北の砦に着任するものの、砦を守っていたのは男子だけ! 雪に囲まれた僻地で、あやうい共同生活の開幕。
冷たい風を切って春を呼び戻したとき、出遭ったものとは。菜月の剣と、出生の秘密も明らかに? 菜月を巡る、強引男子カズヤと無愛想青年のリヒトとの恋の鞘当ても見逃せな……い、はずの平安風恋愛ファンタジーです!
最終更新:2018-09-17 23:03:10
100231文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:22pt
――夜中、ふと君は寒さで目を覚ます。左を見ると窓が開いていて、冷たい風を君のもとまで運んでいる。
どこにでもあるような一文で始まる、短い小説。近くの誰かに、はたまた自分の身に、起こりそうで起らない、だからこそ怖い、そんな小説を眠れない君に送ります。
最終更新:2018-09-17 00:43:17
973文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
サァッって来る、あの冷たい風が好きなんだよね。
最終更新:2018-06-27 06:00:00
421文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
中之島公会堂と川を挟んだ向かいの場所画廊を構える鴨井陸は自分の画廊主催の公募展に寄せられた一枚の絵に思わずうなる。それはフランスで活躍した画家ユトリロの風景画「白の時代」ととても似ていたからだ。そして冷たい風が画廊に吹いてそちらを振り向くと女性が立っていた。それは隣のカフェの女主人だった。思わぬ人の訪問に鴨井は少し驚きながらも、彼女と話をしてゆくうちに過去に生きた二人の男女の青春に触れる。今ではもう別々の人生になってしまった若い二人の青春、それに思いを馳せながらしんしんと雪
は静かに音も無く降り積もり、やがてかかわりあうすべての人々の思いも姿も雪が白く消し去ってゆく。これは降りしきる雪に過ぎ去った青春に思いを馳せる、そんな人々の心の情景をえがいた作品である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 23:10:37
7341文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
春は近いようで遠い。まだ冷たい風が吹く2月の東京。また一人、友達が花嫁になる。羨ましいけど新しい恋はどこか気後れがする。夜の東京は今日も時を刻む。
最終更新:2018-02-24 22:25:03
857文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
冷たい風が吹き付ける街の中、一風変わった男が歩いていた。彼は帽子を深くかぶり古びたコートのえりを立て、顔を包帯で覆っている奇妙な姿だった。と、風の悪戯で通りかかった馬車を止めてしまい、怒った御者に鞭を振り下ろされそうになる。それを止めたのは馬車に乗っていた美しく若い貴婦人だった。
その姿ゆえに裏稼業をしている男と、どこまでも純粋潔白な娘との遠距離な恋愛冒険物語。
※『Love of an invisible man』から『ある透明人間の恋』に変更いたしました。
最終更新:2018-02-01 12:58:59
146728文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:88pt
作:ふんわり卵焼き屍人
ハイファンタジー
連載
N8480DP
寝落ちしている間に、ネトゲのマイキャラクターの姿で異世界に召喚されていたイチノ。目を覚ますと、イチノが『俺の嫁』と言って憚らないお気に入りの女の子(NPC)がいて。
夢にまで見た嫁との共同生活に浮かれるものの、そこは生まれ持った『レアリティ』次第で、個人の価値が大きく変わってしまう理不尽な世界だった――
何かのバグか、己のレアリティがまさかの0(ゼロ)だと判明したイチノは世間の冷たい風に身を曝されながらも、必死に"今"を生きるのでした。
「大丈夫、君が隣
にいてくれる。それだけで、異世界に飛ばされた価値があるってものさ」
自他共に認めるヘタレのイチノは、異世界にて己の性根を鍛え直すべく、逆境に立ち向かっていく(誇張)。
おや? 何やら地面にメッセージが書いてある。読みますか?
→YES
NO
『心が折れそうだ…』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 13:00:00
96861文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:726pt 評価ポイント:198pt
手を伸ばしてもそこには
冷たい風が吹いているだけ
最終更新:2017-08-24 01:30:33
224文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
高校生の秋の日。私が教室に入ると、冷たい風と、カナがいた。
綺麗なの、と紅葉を指差すカナの笑顔は、とても澄んでいて……。
これは、私とカナの、日常な非日常。
最終更新:2017-05-30 20:11:12
1385文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
少し冷たい風が吹きつける秋の季節。
高校二年の金持ち一家の元に生まれた1人っ子、太田紅季は転校することになった。
そんな転校先で、出会ったどこか悲しげな表情をした少女ましろとの、青春ラブコメティー。
最終更新:2017-02-12 11:48:41
2877文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ある冬の日のこと。少女ルーツィンデは森で困っている小人を助けた。小人はお礼にどんなに冷たい風が吹こうとも、どんなに凍えた雪が降ろうとも暖かく包んでくれるコートを一着くれた。
最終更新:2017-01-16 07:45:18
8452文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:74pt
自殺志願者の男は、目的を達成できず海の浜辺を歩いていた。冷たい風が吹き、この季節にコートも羽織らないで歩いていたが、それを気にすることはなかった。代わりに、たまたま同じ空間にいる女性が男に話かけてくる。「こんなに寒いのにコートも羽織らずに歩いていらっしゃるから、幽霊かしらと思って」
男は女性と話すうちに自分の心が溶けていくのを感じていた。
最終更新:2016-11-06 09:42:50
3829文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
11月、それは昼と夜で全く違う顔を見せる季節。
昼は暖かな日差しが振りそそぎ、
夜は冷たい風が吹く。
そんな季節の恋模様は昼と夜では全く違う顔を見せると僕は思います。
最終更新:2016-11-04 00:15:29
548文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「今日の稽古も、がんばった、けど……」
冷たい風がそよぐ中、女子中学生のマユミは、道をとぼとぼと歩き、一軒の駄菓子屋を訪れる。
「お腹がすいたっす。暖かいものが欲しいっす」
店先であたりを見回す。
「こういうときは、一人で過ごすのが一番っすね」
最終更新:2016-10-08 18:37:28
22193文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:48pt
作:keikato
ヒューマンドラマ
短編
N5050DN
妻が風邪をひいたので、冷たい風のなか、オレは薬を求めドラッグストアーに行った。
妻はひどい冷え症である。薬のついでに、冷え症対策の靴下も買うことにした。店員にすすめられ、膝小僧まで隠れるという長めのものを選ぶ。
最終更新:2016-09-16 06:44:18
417文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:72pt
マサトが死んだ。その言葉は、まるで、洞窟の暗がりを覗き込んだときの冷たい風みたいで、または氷の張った湖に落としたピンボール1個の響きみたいで、とにかくそれが非現実的な響きをもって、リビングでソファーに深く腰掛けテレビ画面へぼうっと視線をむける僕の耳のなかへと確かな輪郭をもって落ちた。
最終更新:2016-07-31 18:48:49
10983文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公の有は...見習いモンスター狩り。そこまで聞くと普通なのだが、皆とちょっと違った所がある。 昔、そう...あれは6歳の時、黒くて冷たい風を感じたことがあるらしく、当時皆に言ってばかりいた。 「すごいの、見たの!あのねー.........」 しかし、それは受け入れてもらえず、1人嘘つき呼ばわりまでされたこともある。
そんな主人公、有が...風の正体を探っていく2話完結ショートストーリー。
最終更新:2016-07-02 07:57:35
2031文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日突然空から降ってきた雷によって世界が滅ぼされた。
太陽は厚い雲に覆われ、大地は渇いた冷たい風が吹き荒れる荒野と成り果て、生き残った人々は寄り集まって町を作った。
周囲に滅びをもたらす呪いを身体に刻まれた少年は、死の荒野を放浪しながら、自分の意思とは関係なく生き残った人々を滅ぼしていく・・・・・・
絶望に浸りきった彼が、とある街で少女に出会い惹かれていく。
最終更新:2016-02-29 23:51:56
35770文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
函館で書店員をしている相原美雪は五稜郭タワーでカメラマンの森崎優と出会う。
ゆっくりと惹かれあう2人の恋の話。
こういった小説投稿サイトに投稿するだけではなく、キチンと小説を書くのも初めてです。拙い文章で読みづらいかと思いますが楽しんで頂ければ幸いです。
最終更新:2015-11-19 11:45:05
1487文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕は声が聞こえない。
僕に話しかけてくるのは冷たい風音や自然の声だけだ。
キーワード:
最終更新:2015-11-05 05:45:07
2031文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
真夏の太陽がジリジリと照りつくし、森から流れてくる冷たい風が心地よい夏のお昼時。博麗神社に現れたボロボロの浴衣を着た少年。そしてその少年の周りで起こる不可解な出来事に博麗霊夢は不信感を募らせる。そんななか少年と霧雨魔理沙 が戦闘を!?傷だらけの少年の体から放たれたのはマスタースパーク!?
幻想郷を舞台に不可解な異変が起こる!
果たしてこの異変を解決することはできるのだろうか。。。
最終更新:2015-02-23 14:35:13
3902文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
どこに行こうが付きまとう、夢に出てきた少女の姿。間違ったパズルを無理やりはめ込んだように、違和感のある記憶。訳の分からないそれらは、昔のノートに書かれた指示を実行したとき、完成を見る。
――――「忘れないでね?」
冷たい風が吹き抜ける中、彼女は寂しげに笑い、そして消えた――――
最終更新:2014-12-14 17:25:37
35401文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
これは物語ですらない。
雪深い北国で、ある貴族の令息と一人の若き騎士のほんの静かなひととき。
生まれつき体の弱かった令息は、生涯に数えるほどしか屋敷を出ることがなかったと言う。北国の冷たい風は令息にとって過酷なものであったが、令息は故郷に雪の降る景色を何よりも愛していたのだという。
体の弱い令息は人で出歩くことなど許されず、いつも傍らに寡黙で精悍な騎士が控えていたという。騎士はとても忠実で、令息をお伽噺の姫君のように慈しみ、守り続けた。令息が儚くなった後は、その
墓を見守り続け、生涯独身を貫いたという。
老人は語る。あのご令息ときたら、それはそれは美しく、まさしく姫君のようであったと。
吟遊詩人は語る。令息と騎士の間には、決して許されることのない愛があったと。
乙女達は語る。ああ、わたしの元にも『雪姫様の白騎士』のように素敵な騎士が現れたならと。
これは物語ですらない。
一人の少年と一人の騎士と、ほんのささやかな思い出の一幕である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-11 00:03:29
9940文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
ある日、変な質問をしてくる子供に会った。
その子供がして来る質問は
「ひとはなんでしぬの?」
「ひとはなんでいきてるの?」
この二つの質問を立て続けに浴びせられたが、次の日には忘れてた。
しかしこの質問は、青年の身に起こることの伏線だった。
最終更新:2014-10-16 02:00:00
2612文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
一筋の透明な涙が、頬を伝う。
夏の兆しで暑かった日中に比べ、肌寒さを通り越し寒いと感じる。
透き通った青味がかった満月に見下ろされ、濃紺の闇にその姿を浮かび上がらせられた。
時折、冷たい風が掠め通り過ぎる。それでも、まんじりともせずに佇む影はひとつきり。
―――僕は。
最終更新:2014-08-26 18:00:00
4165文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
冷たい風――――――
血の臭い――――――
床には血の海―――――――――
ああ、この赤い世界は一体どれほどなのだろう―――――――――――
さあ、ショーは始まったばかりだよ―――――――――――――――
ようこそ―――――――――
血濡れの世界へ―――――――――――――――
最終更新:2014-02-01 12:35:17
312文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
MBQという特殊な粒子の発見により人々の生活が楽になり、世界中の人がNAWMという武器を護身用に持つようになった時代。
『引き金の重さ』を忘れた世界に、冷たい風が吹き込む・・・
最終更新:2013-11-11 16:51:13
39988文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
日本中が熱に浮かされたような、あの時代。バブル真っ只中の小娘たちは、自分たちのことにしか興味がなかった。お嬢さんブランドを身につけ、男を財布とアクセサリー扱いし、親の財力を自分の手柄のように勘違いした。――価値観の修復が生む恋と、生活の変化。冷たい風を顔に受けても俯かないで歩けるほどに、強くなれ。幸福は、与えられるものじゃないのだ。バブル期を背景に展開する、一種の成長記録。
※恋愛カテゴリではありますが、恋愛要素は薄いと思います。また、現在の経済・恋愛事情とはずいぶん違ってい
ることを、お断りしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 00:05:44
128839文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:430pt 評価ポイント:252pt
僕の目が彼女の背中を追いかける。何とはなしに自転車を走らせる僕にその邂逅が訪れた。朝の冷たい風も、澄んだ空気も、まだ汚れてない青空も、僕は彼女のためにそれを知らなかった。
最終更新:2013-05-26 15:58:03
1144文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
処女作/初投稿です。
異世界トリップもので、主人公最強です。
シリアス気味にするつもりですが、あらゆる設定などが甘いと思います。
とりあえず、完結を目指します。
アドバイスありましたら、どうかよろしくお願いします。
不定期更新です。
世界は幾度も枝分かれしたかのように無数に存在しているのかもしれない。そして、この世界のすぐ隣に異なる世界があるのかもしれない。
主人公葛ノ葉枝葉は、幼少の頃辛い経験をしたが、高校に入学してからは満足出来る学生生活を送ることが出来るようにな
った。
しかし、ある日彼は平凡な道を歩いていたら、突如周りが森と化した。
そこは未知なる世界だった。
彼はいったいそこで何を思い、何をなすのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-12 15:22:41
8257文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:32pt
冷たい風に吹かれ メモ帳の隅に書いたものです。
テーマは“月”の詩のようなものです
最終更新:2013-03-05 18:06:18
554文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
暗い闇の中のモノローグ。僕が帰れる理由。
キーワード:
最終更新:2012-12-11 20:39:39
1390文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
風と私の気持ちを詩に書きました。あなたは風の気持ちがわかりますか?
最終更新:2012-11-28 21:00:33
246文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:片結 あるふ
ローファンタジー
短編
N7150BG
夏が過ぎてもまだ暑さは残っていて、それでも気温に合わない冷たい風が俺を夜道へ誘う……
空には白銀の月が、そして俺の前に現れたのは白銀の少女だった……
最終更新:2012-06-30 02:44:51
2490文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:5pt 評価ポイント:5pt
恋愛と欲情の間に生きる雪江と男たち。
別れを恐れるだけで後は何も恐れない。
それだけで雪江は男と眠る。
最終更新:2011-02-12 02:02:29
2359文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
長い旅の果て
ふたりで決めた桜の地
ある朝
いつものように
木陰に横たわるあなた
冬を感じる冷たい風が吹き
あなたの頭を支えていた左手がはたと崩れた
早くも遅くも少しでも
もう時は戻らない
最終更新:2010-06-20 16:43:50
699文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
新着メールが届いた。それは嬉しくても返せない、メール。冬でよかった。冷たい風はすぐにはしゃぐ心を冷めさせるから。
最終更新:2010-01-17 16:28:34
536文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
冷たい風が吹く日。僕はまた、彼女のお墓参りへいく。伝わらない想いを抱いて、幾度となく繰り返す。
最終更新:2009-05-01 10:45:12
2492文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
風。暖かく、冷たい風。この風の前で、街の灯りはあまりに儚すぎた。全てが流されていくこの街で、僕は一体どこにいるのだろう?
最終更新:2009-03-25 23:26:18
826文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
暖かいはずの春。しかし吹き付ける風に違和感を感じた主人公。彼の身に何が起こったのか?
最終更新:2008-11-23 14:12:01
596文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
私の心の中に、少し冷たい風が吹いてきました。ふと周りを見渡せば、そこに居るのは私一人。音にならない言葉が口から漏れ、指が勝手にそれを通訳してしまいました。
最終更新:2008-11-03 12:48:48
616文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
世界は今も血に染まっている。人々は同じ人間を傷つけ、傷つきあい生きている。憎しみの連鎖。クリスマスに僕は平和を願う。
最終更新:2007-11-22 18:52:21
762文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
ケチなコソ泥だった親父は、18年前、僕の小学校最後の運動会前日に姿を消した。捨てられたのだ・・という思いの中で過ごしてきたのだが・・ちょっとドッキリなショートショート
最終更新:2007-08-11 09:08:40
2435文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ストリートライヴをしている羽悠の前に現れた翠。長い冷たい風に包まれた夜に歌声が響き渡る。君に贈るプレゼント...。
最終更新:2005-12-25 22:01:52
12295文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
検索結果:100 件