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検索結果:1852 件
西暦2197年ファルニール・エルフガーデンは宇宙ステーションでの補修作業に従事していた。恋人であるアミダに会いに行けるまでの日数を指折り数えて仕事を続ける中、突如として彼をまばゆい閃光が包んだ。それはステーション内で行われていた反物質転移実験による事故の余波だった。
気を失ったファルニールが次に目覚めた時、彼はとある病室のベッドの上で眠っていた。体は重く、指先一つ動かせない。そんな状況の彼を覗き込む瞳があった。ヘルルカと名乗る少女からファルニールはここは「スポット15に
ある工業ブランチだ」と聞かされ、わけもわからぬまま、彼が空を仰いだ時、それはあった。
赤茶けた大地に、確かに緑がある巨大な惑星、それを仰いだ瞬間、たまっていた疑問がすべて氷解した。自分は今、宇宙にいる、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 20:40:58
30594文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
遥か未来の地球、無人探査機により、地球から十二光年離れたくじら座タウ星の第四惑星が人類の移住に適した環境である事が分かる。
すでに、スペースコロニーや金星の浮遊都市で宇宙植民の実績を積んでいた地球連邦政府は、その惑星への移住計画を立案する。
しかし、光の速度を超えることができない地球の宇宙船にとって、十二光年は絶望的に遠い。
移住計画はスペースコロニータイプの宇宙船で何世代もかけて目的地を目指すものになった。一度、移民宇宙船に乗り込めば、二度と地球の土は踏めず、おまけ
に自分自身は移民星の土も踏めない。そのため乗組員には相当な覚悟が求められた。
第二の地球を目指す移住計画は、多くの人に夢を与える一方、移住計画に投入される人的、物的資源を地球環境の改善に回した方がいいのではないかという意見や、地球の縮図のような多様性に富んだ移民ではなく、争いを回避するため、人種や宗教、文化などを統一した集団で移民を行った方がいいのではないかという意見が、移民船の運営側に寄せられる。
このように、人々の意見が対立する中、移民宇宙船は完成し、乗員の選抜や宇宙船の運用テストが、着々と進んでいた。
主人公は子供の頃の夢をかなえるため移民宇宙船に乗り込んだが、同じ移民宇宙船に乗っている好きな女性への気持ちの整理がつかないことなどから移民宇宙船に残るか否か迷っていた。
そんな中、テロリストたちが関係者に紛れて移民宇宙船に乗り込み、コントロールルームを占拠してしまう。
テロリストの目的は、同じ思想を持つ仲間を船内に大量に引き入れ、移民船と新天地の惑星を自分たちの理想の国家とすることだった。
主人公は船内のメンテナンス作業で席を外していたため難を逃れるが、外部からの救援は得られない。
これは、仲間と移民宇宙船の住民を救うため、主人公とその友人たちが協力して、テロリストを倒し、ヒロインたちを救出する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 00:00:00
98269文字
会話率:37%
IN:55pt OUT:79pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:30pt
作:井埜利博(いのりはく)
推理
完結済
N2272IJ
主人公の山根沢真里花は外務省総合外交政策室キャリアの山根沢春平と友人が羨むような結婚式を挙げた。
しかし、結婚一ヶ月で夫春平は行方不明。警察は何もしてくれず、思い余って深川探偵事務所へ捜索を依頼。それは所長の深川新美が以前警視庁捜査一課に在籍していたと知ったからだ。
深川は「山根沢」の苗字に十年前に起こった外務省の春平の父山根沢春樹と同僚の新藤大和の殺害事件を思い起こす。
当時深川が中心で捜査し、真相にもう一歩の所で上層部の命令で捜査を中断、警察を辞めることにな
った。真里花も深川も春平の失踪は父春樹の死と関連すると考えた。
ユニークな深川の娘華と春平の妹佑香の四人で潜入捜査なども行い夫の行方を求めた。
そして夫は十年前交通事故死した筈の恋人墨田彩芽を探し続け、本栖湖自立支援センターで生きていることを突き止めていたことが分かった。
そこは国民真理の会の教団施設で、夫は真里花と結婚する前から墨田の行方を追っていたのだった。
その施設の診療所ではDCZという未承認新薬で過去の記憶を消すことで墨田彩芽を凛子という名で施設で生活をさせていた。
夫は彼女の行方を追い続けていたある時、閉ざされた施設の敷地内で農作業をしている彩芽を見かけた。そして墨田を探すために施設を尋ねたが、DCZを飲まされ記憶を失い施設に囚われの身となった。
一方、教団は宗教法人の認可を長年に渡って交渉していたが、春樹や宗務課の青城秀則はそれを拒んでいたことが明らかになった。
その後青城の遺体が本栖湖畔で発見され、教団の人物らによって殺害されたことが判明。
新たな捜査本部の強制捜査で施設に囚われていた墨田彩芽と山根沢春平は自宅へ帰されたが、つかの間、品川プリンスホテルの一室で山根沢春平と墨田彩芽の心中事件が起こり春平は死亡、墨田は幸い一命を取り留めた。
その後、徐々に事件の全貌が明らかになるが、十年前の殺人事件の犯人として教団の理事や梅沢組の構成員は逮捕され、公判で重い刑期が下された。
しかし、教団の理事として名前を連ねていた外務省、警察庁のトップは事件の根幹であるのは明らかであるにも拘わらず、物証が得られないまま逮捕には至らず、真里花や深川らは虚しさを感じずにはいられなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 15:00:00
125505文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
佐藤宗介は気づくと異世界に居た。
異世界の人類は魔王に支配される直前で、八人の勇者を呼び出し抵抗している。
宗介も例外ではなく、聖女であるセレスによって召喚、魔獣と戦うことになった。のだが……
それよりもまず、拠点を建てよう。旅に出ても食料も路銀も無いからどうせ詰む。
それから宗介とセレスは聖剣クラウ・ソラスを使い、木材を斬り、一から家を作り始めることにした。
さらには建築作業によって聖剣よりも強い肉体を手に入れてしまったようで、宗介は剣を捨て魔獣へと殴りかかり……
最終更新:2023-08-23 12:00:00
5928文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
想像の世界に浸ることが好きな少女・上栗真白は、以前美術の授業で作業を手伝ってくれた同級生の山吹千雪と偶然再会する。
真白が一人で行こうとしていた美術館への旅行に、なぜかその場の成り行きで千雪も同行することに。
そんな出来事から二人の距離は急速に縮んでいき―
最終更新:2023-08-22 18:00:00
15348文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学3年生のナオヤは、駅前の居酒屋でアルバイトをしている。幼馴染のシンゴと、ミュージシャンの夢を追うショウの3人で、今日も閉店作業を進めていた。
「おい、もう8月だぜ。なんか夏っぽいことしようぜ」
誰かがそう言って、結局行き着いた先は、怪談。順番にネットで聞いたような話を言い合って、男3人で怖がる。何の面白みもないけど、平和な午前1時30分。
バイトからの帰り道、ビビりのシンゴを脅かしてやろうと肝試しを提案するナオヤ。まさかそれが、あんなことになるなんて。
もう、平和な日常には帰れないのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 22:24:08
17331文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
作:きすぎあゆみ
ローファンタジー
連載
N2759HW
辺境のど田舎を領地としている騎士爵家の四男エルシード、通称エル五歳。
貴族と言っても名ばかりの、食べるだけで精一杯な貧乏騎士爵家とその領民達。広大すぎる森が領地なので少しでも住み易くするためそして生きるために、領主一家と領民達とで開墾作業と畑仕事に勤しむ毎日。
そんな田舎で暮らすエルの夢は、美味しい物をお腹一杯に食べる事、そして食べ物に困らない生活。しかし、幼いエルにはそのために何をすれば良いのか解らないので毎日訳も解らずに、姉兄と共に畑でのお手伝いをする事しか出来ない。
そんなエルを突然襲った謎の体調不良と、その後の異常な回復。
体調不良からの回復後から始まる、新たな彼の成長の記録。美味しい物をお腹一杯食べるためには何をすべきなのか?そして、この世に一体どんな美味しい食べ物が有るのか?
貧乏な貴族の家に生まれた幼い男の子が、少しずつ成長していくお話です。見守って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 07:16:55
162327文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:660pt 評価ポイント:386pt
料理は得意だけど、菓子作りには手を出さない母にクッキーを強制的に作らせたお話です。妹からのメッセージが秀逸だったのでエッセイにしました。私の鬼畜ぶりが伝われば本望です。
最終更新:2023-08-14 21:01:09
1540文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:114pt
事業部長からの指令『農村から出て来た人が、それを読んだらすぐ作業に入れるようの標準書を作る事』を、忠実に実施すべく立ち上がった3名の技術者。彼らは無事、望むものを作れるのか!?
手に汗握る大スペクタル!! (嘘です。会社員シリーズ3作目のギャグ作品です)
最終更新:2023-08-12 20:19:11
1872文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「こんな単純作業もミスするなんてどういう頭しているんだ。
ただ厨房から料理をこのテーブルまで運ぶだけだろう」
「はい……すみません」
「すみませんじゃなく、誠に申し訳ございませんだろう!」
「はい、誠に申し訳ございません」
「なんだその表情は。客に何か文句でもあるのか!」
「いえ、滅相もございません……」
とあるファミレス。
怒鳴り散らす客と頭を下げる店員に周りの客はヒソヒソと話し、怪訝な表情をつくる。
最終更新:2023-08-12 15:00:00
1081文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
「大きくなったらお父さまにおねがいして、かならずむかえにいくからね。それまで、がんばって」
子供の頃に出会った少女ヴィーのその言葉を、少年は心の支えにしていた。たとえそれが、ただの口約束だったとしても。
アルタートン伯爵家の次男セオドールは、長男ロードリックが手掛けるべき書類作業を全て押し付けられている。王都守護騎士団の一員である兄に実力で敵わないセオドールはそれを淡々とこなしていたが、彼らの父母はそのことを認識していなかった。あくまでも弟は、家の後継ぎである兄の手伝いをし
ているだけだと。
そんなセオドールに、ハーヴェイ辺境伯家への婿入りの話が舞い込んできた。王家から目をかけられている辺境伯家との繋がりを持ちたい父は、セオドールをさっさと押し付けることにする。辺境伯家に向かったセオドールを待ち受けていたのは、あのときの少女だった。
※「口約束は果たされた」の連載版です。設定などに、あちこち手を入れています。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 22:36:38
160658文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:23826pt 評価ポイント:16084pt
『身体のどこかに月の形をしたアザを持っている者は至急王宮を訪れよ』
そんなお触れがすべての始まりだった。
王都から遠く離れた僻地に領地を構えるグラシリル男爵の一人娘、エリネット・グラシリルは、貧乏貴族ながらも領民と一緒になって農作業をするなど、細々と、だけど確かに幸せに暮らしていた。
だが、件のお触れが届いたことで、エリネットは両親からうなじに月のアザがあることを知らされる。
至急王宮へ向かったが、そこで大臣だという男性に、アザは王家の血が流れるものだけに現れる体質の証
拠だと告げられ――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 11:16:43
8888文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:86pt
作:東堂大稀(旧:To-do)
アクション
完結済
N3542IH
オレの目には、路肩の林の中から飛び出してくる影が見えていた。
ドンと、重い音がして車のボンネットに何かが落下した。
「うわっ!」
悲鳴が上がったが、今は気にしている余裕はない。
止まりかけていた車は衝撃で大きく沈み込み、次の瞬間には反動で跳ね上がる。
ボンネットの塗装の破片が飛び散る。
オレと影の目が合った。
猿?人間?いや……。
「……狒々か……」
オレが呟くと同時に、跳ねた車が着地する衝撃が伝わってきた。
虎児(こうじ)は少し特殊な家業を手伝って
いる大学生だ。
彼が仕事に向かう途中、車が銃撃に合う。
それと同時に、得体のしれないモノが彼の車に向かって落ちて来た。
そして、物語はあり得ない方向に転がってくのだった。
※ ※ ※ ※
ジャンルを無理やり定義すると、怪物系アクショングロホラーという感じでしょうか。
主人公も人外で、色々複雑な環境に置かれているため性格が捻じ曲がっています。
某作品の書籍化作業中の息抜きに、途中で放置していた古い作品を設定からリメイクして最後まで書き上げた物です。
R15程度のグロ、流血、エロ等、不快な表現があります。ご注意ください。
作中に反社会的や半倫理的な部分がありますが、あくまで演出であり、それらを肯定する物ではありません。
完全に趣味で書いていたので、色々配慮が足りない部分があるかもしれません。
また、一人称で話を進めているため、主人公に知識が無い場合は意図的に間違った知識等が入っている部分があります。
ご了承ください。
初日プロローグ部分は同日二話更新、以降毎日一話更新の四十二話で終了します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 21:00:00
124264文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:36pt
【農民】という戦えない天職を授かったせいで、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧
めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
※こちらの作品はカクヨムなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:00:00
99195文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:9408pt 評価ポイント:5736pt
作:コロン=シャイン
ハイファンタジー
完結済
N8417II
魔物の群に全滅させられた辺境の開拓村の生き残り孤児五人が、辿り着いた隣村で自分たちが安全に暮らせる本拠を建設するために、村の外縁に作り上げた作業小屋を仮の拠点として、外縁に接する未開の山の端の小丘上で開発工事に尽力する日々を、主人公『ぼく』──時に『俺』──の目を通して描く、シリーズ『浮浪児の流れ行く先』第三章。
登場人物については第一章(草間の章)をご覧下さい。
最終更新:2023-08-09 23:44:32
38527文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
作:kattern@書籍化作業中
ハイファンタジー
連載
N9227HO
【あらすじ】
生き別れになった母を探して旅をしていた「女エルフ」モーラは、盗賊に襲われていた所を男戦士『ティト』に助けられた。
ティトの冒険稼業に同行して母捜しを続けることにしたモーラだったが――冒険の中で「母親」が「魔神に仕える巫女として、この世に騒乱をもたらそうとしている」という事実にたどり着く。
母の凶行を止めるためティトと共に魔神達の勢力と戦うことを決意したモーラ。はたして彼女は、人類を滅ぼそうとする魔神とその走狗達を止めることができるのか。
※ カクヨムで「どエル
フさん ~知力1の男戦士に拾われた女エルフ、なぜか周りにエロキャラと誤解されつつ無双する~」として先行連載している作品です。
※ 改稿の上でなろうに投稿しようと思って居ましたが、ボリュームが流石に膨大になってきたためもうそのまま転載することにします。
※ 筆者が未熟な頃にはじめたため初期は一話完結ギャグとなっています。
※ 第二部あたりから連作短編のストーリーものになっておりますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:20:28
1689698文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:1738pt 評価ポイント:378pt
小さい頃に夢見ていた、ヒーローショーの司会のお姉さん。
その姿に憧れて、いつか自分もイベントのMCになろうと思った女性は、いつしか大学生となり、MCになるべくアルバイトを始める。
【ぬいぐるみアトラクター、イベント設営業務】と書かれたバイト先に応募して、ようやく一歩を踏み出したと思ったのに、なぜか作業は設営業務?
あれ?
MCはどこに?
私の夢はイベントのMCであって、設営のプロじゃないのですけど?
そんな勘違いから始まった、イベントの裏方を頑張る御子柴優香の、はち
ゃめちゃなストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 10:00:00
136909文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:84pt
<あらすじ>
小学生の頃からずっと好きだったハルナ先輩に告白して、恋人として付き合えることになった中学生の少年、吉永一志。ところがキスの直前、なぜか涙ながらに拒絶されてしまう。彼女が告白を受け入れてくれたのは義理や優しさであり、吉永のことを恋愛的な意味で好きだったわけではないのだ。
幼稚な片想いが原因で先輩を泣かせてしまった吉永は失意のまま「恋はもうしない」と決める。そんな折、たまたま路上ライブで聞いた少女の歌声に救われ、恋だけがすべてじゃないと思えたのだった。
一年後
、高校生になった吉永は新聞部に誘われるが、そこで部長として待っていたのはハルナ先輩だった。気まずさのあまり逃げ出そうとするも、友達としての関係をやり直したいと思い、入部を決意する。ただ、そこでは文芸欄の詩を担当することとなり、慣れない作業に四苦八苦する羽目になる。
ある放課後、もう一つの再会があった。ボーカルの少女、中道エミだ。二人は友達となり、吉永は彼女の相談に乗る。同じバンドメンバーの岸村に恋をする彼女。彼に認められたい彼女のため、新曲であるラブソングの歌詞作りに協力することになったのだ。
一度は完成させるものの、実力不足でライブは不完全燃焼、バンドも解散寸前の危機を迎える。悲しむ彼女のため、もう一度作詞に挑戦する吉永。その後、合宿を経て、歌詞が完成する前にメンバーが脱退、バンドの解散が決定的となる。
エミとの間にあるのは友情か、恋心か。悩める吉永だったが、バンドの解散を前に居場所がないと落ち込む彼女を見て、ついに恋心を自覚。気持ちを伝えてキスをするものの、喜んでくれているはずの彼女は涙を我慢できなかった。
またしても大切な人を傷つけてしまったと苦しむ吉永。それでも彼は居場所を求める彼女のため、自分の胸にあるが恋心なのかはともかく、一緒にバンドをやろうと誘うのだった。
<備考>
※ほとんど原型は残っておりませんが、本作は数年前に投稿した『この詩が理解されないなら』という小説をベースとして新たに書き直したものです。
※第三十回電撃小説大賞にて一次落ちしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 23:15:56
140544文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
宇宙[SF]
短編
N5740II
彼女は男だった。
僕はそれを知らなかったが。
最初にあった彼女は、僕をスタンガンで動けなくさせた。
そしてアディオス、とばかりに部屋を飛び出し海岸線の国道の向こうへと消えた。
彼女は違う仕事もしているようだった。
二度目に彼女に会ったとき、彼女はまた別の仕事をしていた。
しかし僕が彼女とやることは変わらない。
今度はスタンガンを回避した。
そして彼女に十分な誠意と愛情を示した。
彼女が逃げてしまう前に。
彼女は精神が不安定である。
泣き崩れ、走って逃げた。
しかしその後、
その日の彼女の書き込みに、
『〇〇さん(僕の名前)、お水入れときますね』
と書かれているのを見つけた。
それをみて懐かしくなり、また数カ月後、彼女を指名した。
私は上空を飛行していたが、彼女をみつけた。
彼女は工事現場で働いていた。
土木作業の途中、といったところだった。
そこに降り立ち挨拶をする。
明るく返してくれた。
本当に多種多様な仕事してるんだね。
私は彼女が俄然好きになった。
夢というのは波のように何度も繰り返し同じようなことが起こる。
それはデジャブのようなもの。
そのデジャブに気付ける者は、夢を文字通り二周目として体験できるのだ。
しかしすべてのシーンが同じわけではない。
まったく違う場面が入り込む。
そして夢の展開はあらぬ方向へと進む。
彼女は五人の背の高い外国人を相手にしていたようだった。
そして彼女が男であるが故に差別され、チップをまともにもらえなかった。
その場に居合わせた私はその五人と犬が3匹の巨悪集団に正義を要求した。
しぶしぶといった感じで彼らは彼女に対価を支払った。
その場に犬がいたのは犬を害獣として認識している私の特質のせいであろう。
私の足の爪が巨大な鳥のように変身し、彼女を捕らえた。
彼女はカピバラのような生物に変身し、そこで泣き崩れていた。
その小屋で泣き崩れていたのは彼女だけではなかった。
彼女と近い形質を持つ者が1人、寝台の上で嗚咽していたからだ。
「こんなことならこうしてここに引きこもっていればよかった。彼もこうしていればよかったのよ。顔が不細工なんだから」
と彼女は彼を巻き込んで反省した。
私は彼女を慰めたかったのだが、それは一週目の世界だった。
彼女とうまく行ったさっきまでの世界とは違い、なぜかここには五人の外
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:10:36
1154文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
出版契約詐欺。「書籍化してあげる」と誘惑し、その為に先行資金としてカネを要求し、けれど実際は出版せず。或いは出版しても言われたほどの売り上げがなく、結局赤字で泣き寝入り。
逆出版契約詐欺。「出版してくれると言ったのに、出版しなかったんならお前らが悪い。違約金を払え!」。でも本来、契約を反故にするのなら、相応の理由があってそれは契約書に記載されています。ただ問題は、出版業界では契約書を交わす習慣が出来たのが、つい最近だということ。トラブル発生時には、まだ契約書にサインされていな
いことが多いということ。
では通常の商契約のように、契約してから作業を始めたら。そのあとでトラブルが発生したら。
では、そのトラブルの顛末を、ご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 23:10:35
6260文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:362pt 評価ポイント:320pt
作:にのい・しち
ハイファンタジー
完結済
N7721IH
人の心を取り出して宝石に変える魔法【研魔術】
その宝石に蓄積し人を邪悪に導く"穢(けが)れ"を磨き落として再び人に戻す者を【研魔士】と呼ぶ。
魚人にして、へそ曲がりな研魔士であるダーケストは、ある日、一国を担う王子の研魔作業を依頼される。
が、王子は心なき暴君だった。
研魔作業が終わったにも関わらず、王子の粗暴は変わることはなかった。
作業の失敗を咎められてたダーケストは、城を出禁になるが、なぜ研魔作業が上手くいかなかったか納得できない。
その夜、
ダーケストは城へ忍び込み王子の謎を探る。
やがて、ダーケストは王子が持つ心の闇を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:00:00
19868文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:80pt
昔々、あるところに平和な村に暮らす平凡な少年がいました。
ある日のこと、その少年は勇者になる為の旅に出ることになりました。
勇者になる為に辛く苦しい毎日を過ごしていた少年は、ある日一人の少女に出会います。
なんとその少女は、異世界から少年の世界にやって来た大魔王だったのです。
・・・・・・ですが、彼女は世界を滅ぼす為に来た訳でも、支配する為に来た訳でもありませんでした。
気が付いたらその世界にやって来ていた、所謂迷子の大魔王だったのです。
これは勇者を目指す少年と、異世界から
やって来た大魔王の少女との出会いと冒険のお話です。
以前投稿していた『カオスゲート・サーガ』の改訂版です。以前の物よりも表現方法や内容を作り直して、幾らか読みやすくなるようにしました。
改定前の物については、投稿している場面にまで改訂版が追い付いたら消す予定です。
拙い文章ではありますが、これからよろしくお願いいたします。
只今、文章の修正作業中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 07:00:00
717496文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:83pt 評価ポイント:39pt
、
(((この作品は途中からファンタジー要素も入ってきます)))
────「あの頃」彼女とあの場所で誓い合った、絆と勇気の夢。20年後、止まったままだった、この秘掌夢《ひしょうゆめ》が、改らたに動き抱き、
始まる…………。────
~~~~~~
お互い漫画家になろう、と明るい未来を思い描いていた、ある少女と「あの頃」ある場所で、一緒に誓い合った、ちっぽけだった、一人の少年。
だがその少年は思春期に心の病、統合失調症を発っし、気づけば未だ完全には自立出来ていない
、32才の無定職者。
だが、もうここ幾年のなかで、就労支援の作業所では人目置かれる存在になり、自身の精神力を十分に鍛え磨いてきた。
────その矢先、平成30年9月6日に北海道胆振中東部地方を震源とするマグニチュード6.7の巨大地震が発生する────
当時、北海道札幌TV局のある子供向けの番組に出演していた少年は、いまは青年となった。
その震災後、当時のプロデューサーが「復興のお手伝い、それと激励をしにこないか?」と、電話をかけてきてくれたのだ。
数ヶ月だけど、あの頃が一番必死だった正真正銘の物語の主人公に抜擢された少年、もといメンヘラとも略される、今は統合失調症の青年、以賀嵐第雄。
夢を誓い合った少女が眠る「あの作品」が生まれ、飛び立った、震災からまだまもない北海道の大地へ、彼は20年ぶりに降り立つ。物語は加速してゆく。感動のハッピーエンドとして、最後は。―─――
第雄は語る「あの時の笑顔のために、俺はぶっ倒れて死ぬまで、それでも死ぬ気で光輝かなあかんのや」と。
※カクヨムさんでも連載しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 13:47:01
16614文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
教室の窓を開ける。
さて、作業を……。
最終更新:2023-07-22 16:08:09
2085文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
主人公・オリヴィアは両親の農作業を手伝って村で暮らしていた。
ある日、「自分を変えたい」と願ったオリヴィアは、村のはずれにある教会でシスター見習いを始める。教会の神父・ジェームズはオリヴィアを歓迎するが、彼にはおぞましい秘密があった。そのとき、オリヴィアの取った行動とは?
この作品は「アルファポリス」でも連載されています。
最終更新:2023-07-22 15:34:04
3095文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
佐藤 春子は湯島の海で救助した少女ピアを、大学の研究室に連れ帰る。彼女は地球外生命体であったが、春子にとっては些細なことだ。
一ヶ月後、ピアは告白する。世界が海没した原因は自らにあると。そして、これからもその作業を行うことを。
ピアに慕情を抱いていた春子は、共犯者として、旅立つ彼女を見送る。再び会えないとしても、使命を果たす彼女を祝福した。
ところが、ピアは一週間後に帰還した。彼女は目標を完全に達成してしまったと泣く。彼女は与えられた目標と、地球の救済をあやうい天秤に
かけながら立ち回っていたのだ。
同時に春子はピアの物理的消耗に気がついた。作業を全て終えた段階で、身体は崩壊してしまうだろうと彼女は言う。
苦悩する春子だが、葛藤をのみ込むと、ピアを最後の作業に送り出す。
全ての結果を受け入れる覚悟とともに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:42:00
6731文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
現代社会でブラック企業に勤める社畜、若干マザコン気味な加藤竜也は毎日続くデスマーチ(残業)に疲れて果てていた。そんな中で一言
「あー、癒しが欲しい。母さんに甘えたい。」
そう呟いて、母親が待つ家に帰ろうとするが日々の疲れから眠気に襲われ仮眠を取ることに。
次に目を覚ました時には周囲は森で囲われ目の前には自分の母と言うドラゴン登場。
自分は人なのに母はドラゴン異なる種族でもバブみは成立するのか。
「リュ~く~んどこ~?」
母さんとりあえず今は呼ばないで下さい。
大事な作
業中なので。後で甘えに行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 23:49:33
5313文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:6pt
小林有理化と怪盗リンのはじめて?の共同作業
最終更新:2023-07-21 19:09:10
1837文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ラノベ作家としてデビューしたい主人公は文芸部の部員たちと過ごしながら執筆作業をしていた。
ただ主人公は最近流行りの異世界ものを書きたくないとずっと思っていたのだが後輩部員からある提案をされ再び書き始めることにする。
そんな彼の前に突然現れたのは…
最終更新:2023-07-20 23:27:19
2413文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ちょっと前のなろうアニメで
「まるで将棋だな」と言うアニメがありましたが、
今回のエッセイは、将棋についてです。
最近では、ほとんどの人がAIの指す将棋に
勝てなくなってきていますが、それでも勝てる
化け物のような人もいるようですね。
プログラミング的な観点から見ると、
頭の中で勝つためのロジックを組み上げて、
指した棋譜を記憶しながら、高速で繰り返す作業です。
頭脳のスポーツとしては良いのかなあ。と若干疑問を
持ちながら、まあいいんじゃないのと、自分はあまり
興味がないのですけど、人の負けたくないという闘争本能を
利用した部分があるので、そこに飲み込まれないように
して欲しいものです。
将棋界では、いまだにマスクを着けて将棋を指す事を
強要しているあたりがアホなので、頭の良いスポーツで
通っているはずのものが、実は、それ、将棋を指して勝つ事に
だけ頭をつかって俯瞰ができていない。
中には、マスクを反対したものもいるようですが、
全体がアホなので相手にされず、いまだに着けて指している。
特に強いとされる人達も文句も言わずに指している。
いくら将棋にだけ頭が良くても、こうはなりたくないなあと
思うしだいであります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 10:50:51
492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:新田きょうた
現実世界[恋愛]
連載
N4715IG
主人公の如月結衣は裁判所で死刑判決を受ける彼女は当時もう生きる気力も無く生気が無かった彼女は上告しないでそのまま女子刑務所に送られる、彼女は死刑囚なので独房生活で刑務作業などは行わない結衣は週二回程刑務官と面談をする、結衣は毎日日記を書いているそして2ヶ月後結衣は死刑執行されこの世を去った刑務官の前田は結衣が書いていた日記を読んだそこに結衣の今まで人生やなぜ殺人犯になったのか?が明らかになってくる残酷で感動的な物語
最終更新:2023-07-17 23:00:00
21697文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
とある古びた工房。そこにやって来た一人の男が戸を開け
中を覗き込むようにして言った。
「あのー、ごめんくだ、あ、お師匠さん」
「……あんたに『お師匠さん』だなんて言われる筋合いねえよ」
頭に白いタオルを巻き、白いひげを蓄えた男はそう言うと
ぷいと視線を外し、作業に戻った。
工房のど真ん中。畳の上で胡坐をかき
手に持った彫刻刀で竹を削っているようであった。
しかし、それが何のどんな作業かは訊いたところで教えてはくれないだろう。
最終更新:2023-07-14 10:00:00
1789文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
警備官と警察官が事件を解決する世界で、十二年つづいている猟奇事件をあつかう話。
『前編』からのつづきとなっておりますので、ごりょうしょうください。
設定ゆるふわのため、薄目でごらんください。
警備官新人のザックは希望通りのA班に配属されたが、初日から十二年続く未解決連続猟奇殺人事件を警察補助で担当することになる。三年ごとにおこるそれの『ほりおこし』作業をしてゆくと、変人な貴族と街にある中央劇場がつながり、あやしい儀式をする集団の存在がうきあがる。A班と警察官でこの事
件を解決することはできるのか? → いいえ、できません。
なぜなら、『魔女』がいる世界だから。
ずいぶん前に書き、あほみたいにながくなってしまったはなし。ほか置き場にあったものを、どうにか字数をけずってあげてゆきたいと思っております。
残虐、残酷、流血 描写、場面多し。 ご注意を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 14:20:03
172145文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
今年で38才、バツ1、転職を繰り返し、借金まみれの神崎東一郎
趣味で空手道場を始めた「うだつの上がらない中年男」
ひょんなことからその一番弟子となった女子大生の藤村唯
その優しく真っ直ぐな性格に惹かれはじめる東一郎
だいぶ年の離れた教え子に対する自分の感情に戸惑いながらも穏やかに過ごしていた
生涯喧嘩負けなし、無敵の空手家と言われた東一郎だが、高台の建設現場の作業中に事故で滑落してしまう
生死不明の複数の作業員。東一郎もその中のひとりだった
滑落時に聞いた誰かの声
「役
目を果たし然るべき時に戻れ」
しばらくして東一郎が気がつくと、そこは見ず知らずの高校の教室だった。
神崎東一郎は事故から6年前の高校生、水島瞬と入れ替わっていたのだった。
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 20:00:00
276780文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:58pt
大阪下町にある燈籠稲荷のお使い狐でキタキツネのケマコは、隣のアパートに住むアパレル店長の律子のお願いを叶えようと奮戦中です。今日も律子の代わりに開店作業に出かけていきました。
律子が任されている店「シトラスフレーバー」は、割安な価格の若い女の子をターゲットにしていましたが、ケマコ入店以来、高年齢のご婦人方の購入が増えています。
シャッターを開けようとするケマコの後ろに背の高い、ばりっとしたスーツの若い男性が立っていました。
最終更新:2023-07-06 20:12:23
4905文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:こよいかぎり
ハイファンタジー
完結済
N5808IH
かの古の時代より、我らの世界は二つの王国、昼の国と夜の国という名のもとに分けられた。これらはそれぞれの時間で生命を育み、異なる魅力を持つ風土を築いたのである。一つは太陽の下、緑豊かな昼の国。そしてもう一つは、星空に照らされた謎多き夜の国。
昼の国は、昼の太陽が常に空を覆い、常夏の風が田園を吹き抜ける。甘美な果実が自然の恵みとして地上にあふれ、人々は陽光に輝く大地で豊かな農作業を楽しむ。一方、闇の帳が降りる夜の国では、鮮やかな星が空を照らし、涼やかな風が森を通り抜ける。神秘的
な生物たちが闇の中を駆け巡り、人々は星明かりの下で静寂を楽しむ。
しかし、どれほどの年月が流れても、昼と夜は二つの別々の世界であり続け、一つに統合されることはなかった。これは、かの古の神々が定めた自然の摂理とされている。
そしてここに、その摂理を問い直す冒険が始まろうとしている。昼の国の青年エルリックと、夜の国の姫君リリアナの物語。二つの異なる世界が交わるとき、何が起こるのか。その物語は今、始まろうとしている…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 22:00:00
7544文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:masuaka
ハイファンタジー
連載
N5265IH
上層世界と下層世界の二層で構成された世界『デブリ』。下層世界のゴミ捨て場でロボットゴミを集め生活をしていた少年ジルは、ある日上層世界から落とされたロボットゴミ落下作業に巻き込まれてしまう。落下してくるロボットゴミに押しつぶされると思ったそのとき、ゴミ捨て場に埋もれていたオンボロロボットがジルの命を救った。そのときの事故の影響でジルは前世で自分がロボット技師だったことを思い出し、この『デブリ』に異世界転生したことを思い出す。ジルは前世の知識を使い、今の不幸な待遇から、ロボットた
ちとともに成り上がりを目指すサイバーパンク×異世界転生ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 15:54:45
3812文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その少女たちは恐怖を駆る。
[A.F.N.O.I.D.02]―戦間期改良型汎用作業機マル二型。通称アフノイド。
全高十メートルにも及ぶ戦闘ロボット。それには大きな秘密があった。
「操縦には人間の恐怖を必要とする」
そして戦場に駆り出されたのは年端もいかぬ少女たちだった。
「人間の恐怖は生存本能へ直結し、ありとあらゆる局面において有利に立てる」
ここがどこなのか。なんのために戦うのか。
何一つ分からないまま敵機を殲滅する日々を送っていた。
「もしも、ここから出られたのなら」
淡
い希望を抱きながら戦う日々。
それぞれの抱く暗い過去が交差し、やがて訪れるミチノミライ計画。
彼女たちが硝煙の先に見たものとは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:07:57
63896文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
太郎は不慮の事件によって異世界に転移してしまう。そこで出会った奴隷の少女と共に、ギルドの依頼を達成する。しかし、そんな日常は続かなかった。奴隷制の存続を主張する貴族と敵対し、主人公は奴隷の廃止の為に身を挺すことになる。
圧倒的問題作!
現在、改稿作業を行っております。現時点では第四話 金の街までです。
※テンプレ風に書いた不条理ギャグ小説(重要)です。タイトルのルビに意味はありません。
※あらすじはシリアスっぽいですが、物語の殆どはテンプレとパロディ、ギャグで構
成されています。
※矛盾してたり意味不明な言動を書くことがありますが、順次修正します。
※内容が内容なので消されるかもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 23:00:00
129940文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:18pt
さかだち・こううん・きかい。幸運と耕運機と機会を掛けました。
お話内容:卒業式に、二人は特別なことをする。
※変態的な内容です。ハーフパンツ見えに萌える人限定。実際には、やり合わないで下さい。
最終更新:2023-06-30 16:44:23
1777文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
思わぬ遺産を手に入れたちょい悪じいさん小林元旦と、ぶっ飛び脳外科医、小久保エライザが、医療の世界をひっくり返す。患者が看護師を選び、その看護師が、医者やリハビリ担当、料理人まで指名する。医療の世界の逆転劇。
元旦は、自分の入院経験から患者の事を一番わかっているのは、看護師だと気づく。その看護師は、それぞれの医者の診療経験や人格をよく知っている。看護師が、医者やリハビリ担当、料理人までも指名し患者の思いを診療に生かせないかと考えた。自分の資産を投じ、世界中のセレブが、受信したい
と予約待ちする、健康管理センター”エンジェルライフを”立ち上げた。看護師たちが、世界のセレブの後ろ盾で、医療の世界をひっくり返す!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 14:09:17
87241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
――いつかはさ、私を好きでいてよ
それが彼女、中野美奈の最期の言葉だった。その彼女を殺したとされる、名も記憶も無い男。男は、彼女への遺恨を残しながらも、異世界――と一般的にはそう呼ばれる世界に転移してしまう。その世界は、彼女の死因に関与する人物を殺す事だけが、生き甲斐だった男にとって、地獄も同然であった。ただ、それは普通の地獄ではなかった……
この作品は、過去に書いた作品のリメイク版のような立ち位置です。こまごまと推敲作業をすることに嫌気が差し、また一から書き直すこと
としました。
前作を知っている方も、そうでない方も、応援してくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 22:08:38
14845文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:エタメタノール
異世界[恋愛]
短編
N2746IH
考古学者でもある男爵令嬢アネットは、伯爵令息ガロックから婚約破棄されてしまう。
傷心のアネットは、それでもめげずに発掘作業に没頭する。
彼女は今の王家の前に存在したとされる“消えた王家”の謎に迫ろうとしていた。
そんな彼女の前にシェイドという男爵令息が現れる。
シェイドは発掘を手伝いたいと言い、アネットは彼と共に発掘作業を進めていく。
やがて、二人は“消えた王家”の王墓を発見するが……。
最終更新:2023-06-27 17:20:19
7735文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:5216pt 評価ポイント:4824pt
保月刹那は小説家志望のフリーターだった。
いつものように馴染みの喫茶店で執筆作業を終えた刹那は帰路につく。
その道中、道路へ飛び出した男の子を助けようと身を放り出す。
一瞬の鈍痛の後、フェードアウトしていく景色。次に目を覚ました場所は見覚えのない砂浜で。さらに、その背丈は子供のように縮んでいた。
そこで、海へと落下した2人の少女を救うために再び身を放り出す刹那。
小さな体格では2人を助けるのには紙一重で、そこへもう1人の少年の影。
どうにか、大人た
ちの力を借りて少女達を救う事ができたが、刹那自身も意識を失ってしまう。
それから時が経ち、里親の出張の都合で、幼少期に暮らしていた町に帰ってきた刹那。
転校初日の朝、今までの記憶と共に、もうひとつの記憶が芽生える。それは小説家志望の自分で、もう少し大人な自分。その不可思議に悩ませれながらも初登校をむかえた
高校2年の春。転校したその高校で出会う4人の生徒たち。
もうひとつの記憶と、塞いでいた過去の記憶。
そしてその世界の秘密を知る。
青春×微ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 12:29:20
100258文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ふたりぼっち
ハイファンタジー
完結済
N9622IG
この世界で死ぬと、精錬された魂は上位者の元へと向かう。この地球がある宇宙は、上位者に管理された世界なのだ。
その上位者の世界も、さらに上の上位者が管理している。
この宇宙は、無限に続く上位者が管理する、末端の世界だったのだ。
そんな世界では、その生により精錬されなかった魂は行き場を見失う。
行き場を失った魂は、同位格の別の上位者が管理する、別の世界へと転生することになる。
それは、神が行う慈悲深いモノでも、閻魔が行う断罪というモノでもない。
ただ機械的に弾かれた魂が、機械的
に選ばれた世界へと向かうのである。
それは、人が流れ作業を行うことと、どこか似ている作業であった。
そんな上位者による流れ作業という名の選別で、今日も弾かれた魂が別の世界へと向かった。
特に選ばれたわけでも、優れた能力があるわけでもない魂は、一体どんな生を送るのか。
地球でありふれた日常が造った怪物が、別の世界で目を覚ました。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
過度なものは避けていますが性描写若干あります。18禁まではいかないものです。
虐め、強姦、晒し、虐待、ネグレクトなど、タグにあるように強目です。お気をつけ下さい。
もっと暗く書いていましたが、あまりその要素が強すぎて、物語に入りにくいと思い、程々にしたつもりです。
主人公は強さを求め、強く在りますが、よくある虐められっ子復讐系でも、ざまぁ系でも、俺つええ系でもありません。
心の内を曝け出させる、主人公からすると恥ずかしい系の小説です。
まぁ最終話でも大っぴらには曝け出しませんが。
全ては書いていません。ですので、読者の皆様の受け取り方次第で、主人公の想いや姿は変わっていきます。
作者的には漫画によく出てくる、所謂中二心をくすぐるキャラクターの素顔(サイドストーリー)を書いたつもりでしたが…なんかちがった……
皆様の時間潰しにでもなれたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:37:07
23025文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
これは実際にあった話を、ほんの少しだけ誇張して書いた会社生活の一日です。
超短編なので、ささっと見て笑ってやってください。
最終更新:2023-06-21 19:56:18
927文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
作:たごころたまき
ヒューマンドラマ
連載
N7718IG
日本に蔓延っていた感染症がようやく終わったころ、新卒の柊明乃は大手企業で有名な“ブラックカンパニー”という会社の入社式に参加し、そのまま総務部に配属される。社内の事務作業が主な仕事だから……と考えていた主人公であったが、本人も知らない才能がいろんなところで飛び出した!
色んな部署から引っ張りだこになった明乃の次の業務はいったいなんだ!?
最終更新:2023-06-20 22:31:40
24117文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
貧乏子爵家の庶子リブラ・スヴェンは、とある男の元で下働きをするため、片田舎にやって来た。
主はジータ・ライト、元々は第一王子サジタリアス・ブライティア。令嬢と婚約破棄して平民の少女と婚約したが、色々あって王族から廃嫡された。いわゆる「ざまぁ」された側。
最初は会話すらなく寂しい日々を過ごしていたが、リブラが自給自足しようと農作業をし始め、関係に変化が・・・?
「ざまぁ」された元王子×健気な下働きの少年
最終更新:2023-06-19 20:04:27
12078文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:354pt 評価ポイント:306pt
『書くこと』について我が道を行きたい――そう思い、ひたすら……というより気ままに難しくとも楽しいことを思い出すためのただ喋る日記。
※ぶつ切れな章で区切られておりますが、その都度考えたり悩んだりしたことを認めておりましたので、読みにくいかもしれません。
最終更新:2023-06-14 20:51:09
182541文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
警備官と警察官が犯罪を取り締まる世界のはなし。設定ゆるふわのため、薄目でごらんください。
警備官新人のザックは希望通りのA班に配属されたが、初日から十二年続く未解決連続猟奇殺人事件を警察補助で担当することになる。三年ごとにおこるそれの『ほりおこし』作業をしてゆくと、変人な貴族と街にある中央劇場がつながり、あやしい儀式をする集団の存在がうきあがる。A班と警察官でこの事件を解決することはできるのか? → いいえ、できません。
なぜなら、『魔女』がいる世界だから。
ずい
ぶん前に書き、あほみたいにながくなってしまったはなし。ほか置き場にあったものを、どうにか字数をけずってあげてゆきたいと思っております。
残虐、残酷、流血 描写、場面多し。 ご注意を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 12:58:18
220973文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
検索結果:1852 件