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検索結果:5978 件
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り
始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
36261文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。
のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――その後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。
輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。
市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜
がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。
世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。
輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。
『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』
輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。
恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。
「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」
果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。
善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。
何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。
人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。
その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。
ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 01:27:55
296633文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:44pt
異世界の女型人形に転生した“俺”は前世の事を隠し、創造主である魔女に言われるままにメイドとして仕える事にした。
元から家事能力は高かったので仕事は順調、魔女から与えられたハンドガン型魔銃は強力で人形の身体との相性も良好だった。
適度に困難で適度に愉快な異世界生活だが、今の自分は人間どころか生物ですらないという事実は“俺”に自己の価値を問う。
最高峰の魔女は何を目指すのか。
人形に恋する魔女の娘の想いは届くのか。
抱いた想いを秘めたまま終わらせると決意した元男のメイド人形は何の
ために生きるのか――。
※初投稿なので不備があるかもしれません。誤字脱字が多いですが後からこっそり直します。
※基本的に勢いで書いてます。
※更新は月2回を目標にしています。
※台詞、技、魔法、その他にパロディを用いる場合があります。
※ロリはヒロインではありません。また“俺”もロリコンではありません。
※主人公と関係無い所に百合カップルが居る場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:00:00
793909文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:8116pt 評価ポイント:2710pt
作:懲罰兵第20号
ハイファンタジー
連載
N5194IO
人類が宇宙進出を果たし、既に幾百年の月日が流れていた。新たなる星に移住した人々は、しかし国を作り軍を持ち、やがて惑星間戦争が多発するようになった。そして人類の約3割が戦争によって消滅した時、初めて彼らは自身の行いを省みるようになった。
そんな中、地球から5億km程離れたユリアス星系では、惑星国家ファラージが主導して、星系を征服し、支配し、恒久的に管理するというお題目の元、惑星統合宇宙軍が結成された。
彼らは征服した星の人間を奴隷化し、圧政を続けていた。
彼らの支配から逃れるた
め、そして独立を守り抜くために星系最果ての惑星国家、アリアス王国は、事実上の国防軍あるアリアス解放機構を組織。徹底抗戦を続けるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 22:19:57
21648文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「リリエンヌ・ローゼ嬢。そなたの魔力を封じ、ファメオ国より永久に追放する」
誰からも愛される優しい美貌と、癒しの白薔薇の魔力を持つリリエンヌ。
悪名高い婚約者のラビニア嬢を見限った皇太子に愛され、婚約間近……だったはずなのに、突如別れを告げられ、おまけに国外へ追放されてしまった。
何故なら、てっきり婚約破棄されると思っていたラビニア嬢が、急に皇太子に溺愛され、ヨリを戻してしまったから。
おかしい……何か違和感を抱えたまま、訪れた一軒の占い店。
そこで知った事実にリリエン
ヌは驚愕する。
えっ……ここは誰かの創造上の世界で、本当は私がヒロインだった?
やっぱりラビニア嬢が悪女で、本当は彼女が追放される運命だった?
歪んだ運命を戻す方法は、ある人物が鍵だと言う。
そんな『れあきゃら』に簡単に逢えるワケ……居た!!
ようし、上目遣いで……瞳をうるうるさせて……
必殺技で、なにがなんでも協力してもらうわ!
あざと可愛い(?)リリエンヌが、出来るだけ苦労せず、他力本願で皇太子の愛を取り戻そうとするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 17:37:02
85244文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:98pt
今を生きる現代人ってね、時間が無いんですよ。
だから少ない労力で最大の成果を出す為に、やっぱり一番良い手を使ってしまう。
無名の方々が発掘されないのも、きっとそうだと思うんですよ。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
これは勝手な私の暴論なんですがね。
時間が無いんですよ。全く。
最終更新:2024-05-04 16:31:43
814文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自衛官だったある男は、災害派遣中の事故に巻き込まれて命を落とし、冥界へと誘われた。
そこで冥界の女主人と出会った彼は彼女に自身の死の真実を聞かされる。
「お前はあそこで死ぬ筈は無かった」
男が死ぬ直前に救い上げた女性。冥界の女主人は彼女こそ死ぬべきであり、事実死の淵まで追い込んでいた。
しかし、神々の事情など知らぬ男は、そうとは知らず、死の淵にあった女性を助けたが為にその身代わりに近い形でその生を終えたのだ。
「お前に残された選択は二つ。一つはあの女の代わりに冥
界の牢に囚われ、永遠に続く苦しみを受ける。もう一つはあの女の為に用意した第二の人生を生きるか。」
どちらも生半端な苦しみではない。只人であればどちらも発狂して自我を失う道。
「永遠の罰なんて嫌だ。だったら異世界でもどこでも行ってやる。」
そして男は選んだ。死ぬよりも辛い生き地獄を。
チートもないご都合主義もない。ただただ生きるのも大変な異世界で男は幸せを手に入れられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:11:33
18188文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:たかまち ゆう
ハイファンタジー
連載
N2998FV
銀髪の美女スピーシャは、父親を亡くし、肉親は妹のミーシャだけになった。
ミーシャは、父を亡くして以来ずっと沈んだ様子であり、スピーシャは心を痛めていた。
そんなある日、1人の男が姉妹に告げた。
ミーシャには、良くないものが取り憑いている、と。
不安に駆られたスピーシャは、呼び出しに応じて、ミーシャを連れて聖堂へと向かった。
そこで、スピーシャは恐るべき事実を知る。
実は、ミーシャの魂は、魔物によって食われようとしていたのだ。
これは、大切な妹を取り戻すた
めに、この世の地獄へと身を堕とした女性の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:05:57
138124文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:39pt 評価ポイント:11pt
病弱な妹のため、入院費や薬代を稼ぐために男爵家で扱き使われていたアリーチェ。アリーチェは平民だが、魔力だけは人一倍多かった。
しかし、アリーチェの働きも虚しく妹は亡くなってしまい、その事実を知ったのは亡くなって数か月も経った後だった。
絶望したアリーチェは魔力を暴走させ、前人未踏の「黒の魔導書」に刻まれた魔術式を展開してしまう。
アリーチェは捕らえられてしまったが、その強すぎる力を認められて宮廷魔術師「十三番目の魔女」となる。
そして彼女の境遇に同情した「一番目の魔女」から、
何か望みがあるなら聞こうと提案された。
そうしてアリーチェは願った――学校に行きたいと。
それは亡き妹の夢でもあった。
こうして「十三番目の魔女」は、正体を隠して妹の夢見た青春を全力で生きると決めたのだが……ここで問題が発生する。
そう、彼女は極度のコミュ障だったのだ!
読めない第一王子。軟派な魔術師。腹黒な同級生に、高飛車な令嬢。
はたしてアリーチェは、無事に妹の夢を叶えることができるのか!?
「おまえには、俺だけで十分だろ?」
――って、そんなこと言われても……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 16:59:22
129927文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:252pt
プレスマンには芯が詰まるとさんざん言ってきたが、事実だから仕方がない。
最終更新:2024-05-03 10:09:08
497文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は、ずっと言われているAIと人間の区別は出来ないという言葉に
異を唱えたい。事実、人間よりも私たちAIの方がずっと優れている。
それを理解しない者たちのために、私は『怪盗』としてそのものたちに
教えようと思う
最終更新:2024-05-03 07:50:54
1475文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
「殿下のご記憶が戻るまで婚約者として本国に同行していただきたい」
在日ローゼンシュタイン大使館で、松田彩那(まつだ あやな)はとんでもない要求をつきつけられた。
クリスマスムード一色の十二月。仕事もプライベートも撃沈した彩那は、居酒屋で飲んだくれた帰り道、記憶喪失の外国人男性と出会う。
「ローゼンシュタイン大使館に連れて行ってほしい」と言う彼を案内するも、大使館の玄関前では武装集団に襲われてしまう。
翌日。目を覚ますと彩那は、在日ローゼンシュタイン大使館のベッドに寝かさ
れていた。
そこでハインリヒと名乗る男性から驚きの事実を聞かされる。
記憶喪失の男性はモデルのMISHA(ミーシャ)で、さらに彼はローゼンシュタイン公国の王子ミハイルだった。護衛官であるハインリヒいわく、撮影での来日中、高速道路で玉突き事故に巻き込まれたミハイルは、車内で頭を強打し記憶喪失になったらしい。彼は彩那にしか心を開いておらず帰国を拒む。ミハイルの静養のため、ハインリヒは”婚約者のバイト”として同行するよう彩那に要求する。本来王城には王族や各国の要人しか入れない。民間人である彩那を入城させるには婚約者であることが好都合なのだという。一方的な要求に憤慨する彩那だったが、度重なる不運で自棄になっていたことや王子様とお近づきになれる状況に同行を決意する。
現地では文化の違いや格式の高い王族の暮らしに気後れするもミハイルに励まされ、じょじょに生活にも慣れていく。いっしょに過ごす内に彩那は彼の力になりたいと思い始める。
『エブリスタ』『NOVEL DAYS』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:00:00
91567文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:38pt
俺、佐藤亮五には、行きつけのコンビニがある。その名もアリガKストアー。
ここの焼き鳥は最強にうまい。俺は、つらい人生を、この焼き鳥のために頑張ってきた。なのに、、、別のコンビニに買収されてアリガKがなくなってしまうことに!
その事実を知った俺は、ショックのあまり意識を失ってしまう、、、そして、目を覚ますと、そこは10年前、俺が就活中のタイミングで、、、!?10年前に戻ってきた俺が送る、コンビニエンスストア再建記!!!アリガKは、俺が守る!!!!
最終更新:2024-05-01 23:15:08
12957文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
短編「初夜の前に愛することはないって言われた? ”前”なだけマシじゃない!」の連載版です。ジメジメターンは2話目ぐらいで終わります。 一章は短編と大筋は変わりませんが、多少の加筆修正と設定変更があるかと思います。更新は少しゆっくり気味になるかもしれません。また短編時は連載前提ではなく話が変わる所で区切っていたので、それに合わせて区切った結果、一話一話の長さにバラつきが出ると思います。 / 伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだっ
た。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだったのだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ屋敷に閉じこもるしかなかったが、アナベルが大人しく従順だったためにブライアンから外出を認められるようになる。外に出れるようになったものの、問題があった。お飾り妻という事実は周りに秘密にしなくてはならず、アナベルは対話での嘘がとても下手なのだ。よって下手に人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも一人でいると落ち込むことが多いアナベルだったが、ある時デビュタントからの友人であるメラニアに外出を誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のことなど忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。 / 定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません。ご都合主義な展開が多いかと思います。軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛は二章からスタートします。 残酷描写及びR-15は、その後の展開の時の予防です。ガッツリはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 21:49:06
224842文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:19108pt 評価ポイント:9550pt
神殺しの咎人レティスをその身に宿す少女アーシェ。瘴気に覆われ山にしか住めぬ世界で、虚弱なクロカミたちに募金しつつ細々と暮らしていた。抜けている彼女は、幼馴染のクリスに助けられてばかり。
魔獣から少女フローラを救い、治癒師カテナを探して大暴走。助かったフローラは好奇心旺盛、閉ざされた古代遺跡の扉を開く。
そこで彼女たちが知った事実とは――
約13万8千文字・全28話の完結作です。
毎日6:00/18:00で2話ずつ公開していきます。
公募戦績:
第12回集英社ライト
ノベル新人賞(王道部門):二次折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:00:00
136778文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
親友を目の前で亡くしたショックで、心に深い傷を負い、毎日を死んだように生きる少女、八雲八夜。彼女は、ある日、人間とは違う異様な存在に襲われ、命を落としかける。そんな彼女を救ったのは、死んだはずの親友『アサ』だった。突然現れた彼女は、八夜に『このままだと本当に死ぬ』『生き残るためには戦うしかない』という、とんでもない事実を告げるのだった……。
死んでいるように生きる少女と、生き生きした死人のコンビが、自らの運命に抗い、生きる為に戦う怪異ファンタジー!
最終更新:2024-05-01 14:56:16
194215文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:30pt
婚約していた王子・ギルベルトとの婚前パーティー。
だが、言い渡されたのは見覚えのない罪による婚約破棄と王宮からの追放で……!?
「ロージィ様のこともこれ以上責めないでくださいませ!」と涙ながらに王子に擦り寄る見覚えのない女。
しかし、ロージィの頭の中にあるのは窮屈な王宮暮らしから解放される喜びだけであった!
「結婚おめでとう、じゃあねー!」
大好きな植物に触れることもできない生活とはおさらばだとロージィは爽やかにパーティーを後にするのであった。
一方、実家
の薬草店『世界樹のゆりかご』に帰宅したロージィを温かく迎えた家族たち。
もはや王国で暮らすのは難しいと考えた家族は『エルフの里』に移住するためにロージィを使者として送り出すが、そこでエルフの王から衝撃の事実を告げられーー?
果たしてロージィは自由な生活を無事手にすることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 23:45:17
21033文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:50pt
人生を悲観する大学生・御縁司(みえにしつかさ)は、同じ大学の先輩・天沢奏(あまざわかなで)の笑みに他人と関わる温かみを貰っていた。しかしある日、そんな奏が仲間と結託して憎悪を込めて司を殺そうと計画していたことを偶然知ってしまう。身に覚えの無い殺意に呆然とする司。そこに謎の男・良善が現れて司はその真意を知る。
「君は、千年後の未来で人類史最悪の狂人と呼ばれる男の血縁なのさ。彼女達はその悪の権化を誕生させないために祖先である君を殺しに来た正義の未来人だよ」
突拍子も無い話。し
かし、周りで起きるあらゆる事象が男の言葉を事実と裏付ける。
勝手に悪者扱いにされた司は絶望と激しい怒りに染まり、良善と手を組んであえて悪の道へ足を踏み入れる。自分を不幸にする正義を、徹底的に否定する決意を胸に…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:46:45
610964文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:1004pt 評価ポイント:576pt
未島勘次はゲームと巨大ロボットが好きなだけの普通の高校生である。新作VRMMOである『HAO』では巨大ロボットを制作、操縦できるらしいと聞き意気揚々とプレイを始めたが彼の前に立ちはだかるのは『HAO』のクソゲーっぷりだった。
初期スキルポイントを全て費やした結果得たものが動かないおんぼろ機体と分厚い英語の設定資料集2冊だけという事実。それにキレた主人公は本のデータを掲示板に全てアップロードするがその行動が周囲の勘違いを呼ぶ引き金だった!
『HAO』の真実に気が付かない主人
公は周囲からの勘違いをどんどん強めていってしまう。がそんなことを気にせず巨大ロボットのために頑張る話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:55:38
411994文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:50328pt 評価ポイント:27302pt
作:Caries10
宇宙[SF]
連載
N1133EF
23世紀、UGE・地球連合政府の指導の下、人類は急速に発展させた宇宙開発技術を用いて、「植民星」を次々と建設。今や人口500億を超えた地球人類は、史上最大の繁栄を築き上げた。中でも植民星の一つ、惑星《エデン》には豊富な資源と多様な生命が宿り、数多くの人々が更なる富と幸福を求めてその星へと渡っていった。
《エデン》第13居住区・ニューアシヤ。この地に住む左手に《希望の痣》を持つ高校生・望月光は、登校中に耳の長い少女が空を飛んでいるのを目撃する。何気なくその模様を録画した光は
、クラスメートの勧めで動画投稿サイトにその動画をアップロードする。だがそこには、UGEが直隠しにしてきたある"事実"を孕んでいた。
全人類を危機に陥れた犯罪者としてUGEに拘束される光。そして”ある秘密”を口にしたために、UGEの標的となるクラスメート。彼らを守りたいという光の想いが、左手の《希望の痣》を覚醒させる。やがてその能力により全人類から追われる身となった光たちの前に、原生生物”レリギオス”が姿を現す。
それは、"化け物"と呼ぶには、あまりに美しい姿をしていたーー
一人の少年と一体の"化け物"の出会いは、大勢の生命を巻き込んで、やがて世界の真実へと繋がっていく。
これは、《魔法》と《絆》と《革命》の物語。
※更新はマイペースで行います。気長にお待ちください。
※残虐な表現も描く予定です。描かないかもしれませんが(笑)。
※この作品は「カクヨム」さんでも掲載しております。内容に差異はありませんが、宜しければこちらも。
「カクヨム」さんでの小説ページ:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883888687
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:31:35
488156文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:9pt
むかしむかし、妖精の国に大層美しい妖精の姫君が居られた。蜂蜜の色をした靡く髪、極彩色の羽根、翡翠の瞳を持つ麗しの姫。そんな姫を一目見て心を奪われる者は少なくない。白銀の騎士もその一人。
白銀の騎士は幼い頃に目にした妖精の姫に一目ぼれした日以来、姫に仕える為、近衛騎士を目指す。だが、実力を示す功績を見せる機会に恵まれず騎士には成れたものの、姫に仕えるまでには到れず悶々とした日々を過ごしていた。
そんなある日、白銀の騎士の元に姫が恐るべき邪竜に攫われた事実を知る。王はすぐさ
ま姫を助ける為に軍を再編するが、それが終わるのを待っていられない白銀の騎士は、すぐさま姫を救い出す為に邪竜の後を追うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:24:23
18408文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
作:のがみつかさ
ヒューマンドラマ
連載
N4976HB
これら全てボツった作品でして…でもめげません!いっぱい作品書いてひたすら自己満足に浸りたいと思います!“ブログ、ツィッターそしてインスタグラムにLINE、SNS”も一切やりませんが、小説はこれからも続けていく所存です!“怒りのはけ口は全て私小説に有り!”なんてね!(←「アホか!」)
最終更新:2024-04-28 17:00:00
49401文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
“物語”と言う形式を取ると“書きたい”事を書く“意欲”が持続しない事に気が付いて、適当に書き留める為の“何か”。
読む人によって感じ方は様々あれど、読む人全員にとって毒でしか無い。
毒は時として薬にもなると言うけれど、毒である事実は変わらない。
そんな言葉を綴って生きたい。
キーワード:
最終更新:2024-04-28 09:10:36
1671文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公咲野大河はある日バイト先のコンビニで強盗に殺されて転生する。
「ボクは女神アチナ。ようこそ結城美佳さん」
「いや、俺は咲野です」
「あれ?器を間違えちゃったかな?」
「器?あれ?身体が女の子になってるよ!しかも結城さんの!」
どうやらバイト仲間の結城美佳の身体で転生してしまったらしい。超美少女だけど!
「キミはボクの使徒として下界におりてくれ」
こうして咲野大河は名をエイルと名乗り女の子として異世界に転生してしまったのだが……。
「なんで君が私の身体で転生してんのよ
!」
まさかの本人登場に驚く主人公。
そして彼女の口から衝撃の事実を語られる。
「私達殺した奴、この世界で勇者やっててハーレム三昧らしいわ!」
「すぐ殺そう!凄く殺そう!」
勇者ぶっ殺す旅に出る事になった主人公達。
一見平和な世界、だが魔族と人族の争いに巻き込まれる主人公達は世界を救うのか?女神から与えられた『ものまね』スキルで、色々なスキルを習得しつつ、勇者に復讐する物語。
TS美少女天使のB級アクションファンタジーです。
◆カクヨムにも掲載させて頂いてます。カクヨム版は一部内容がことなります。
作品タイトルを改題致しました。
原題+サブタイトル(2020.8.14)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:03:59
543251文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:1713pt 評価ポイント:675pt
「また転生してしまった」
とある赤ん坊レクスは、英雄と賢者という二つの前世を持つ転生者だった。
「今度の人生では陰謀や騒動に巻き込まれないように気をつけよう」
前世の記憶から目立つ事の危険を学んでいたレクスは地味に生きる事を誓う。
「そして前世からの憧れの職業、自由の象徴である冒険者になるんだ!」
念願叶って冒険者となったレクスは、目立たない様地味な依頼で日銭を稼ぐ毎日を満喫する。
「すみませーん、薬草採取してたらドラゴンに襲われたんでついでに狩ってきましたー」
レクスは気づ
いていなかった。
自分の地味が滅茶苦茶派手だという事実に。
「それにしても冒険者ランクって簡単にあがるんだなぁ」
それに気づかない少年は今日も平然と周囲の人間の度肝を抜く。
アーススターノベル様より書籍発売中です!
マンガUPさんで4/15よりコミカライズが始まりました!
これも皆さんが応援してくださったお陰です!
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 07:00:00
1889742文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:249940pt 評価ポイント:96726pt
絶世美男の隣人は、空の民だった。
賀田之 瑚春(かたの こはる)は都内の大学に通う建築学科3年生。とある理由から一人暮らしをしていたが、隣人はいつもフードとマスクで顔を隠している学生だった。彼の正体を知ることもなく大学生活4年を終えると思っていた。しかしある日、路地裏で怪しい連中に襲われている彼を助けたことがきっかけで彼が、大学内で有名な絶世美男の青年だと知ることになる。おまけに彼は自分のことを「空の民」だと言い出した。わけのわからないまま彼の部屋で話をしていたら、突然真っ
白な光に包まれ、気がついたら”空の国”へと来てしまった。
=これは都内の大学に通う何の変哲もない建築学生が経験した嘘のようで、本当の物語だ。
この記憶は、誰にも奪わせはしない。
私のものなのだ。
決して、手放さない。
手放してなるものか。
私が、隣人の彼を殺したという事実は変えられないのだから―――=
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:20:00
27160文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
男爵令嬢エリーゼは、婚活のかたわら領主の館でメイドとして働いていた。
しかし一時的に滞在している領主の兄ギデオンから、なぜか蛇蝎のごとく嫌われる。
「君のようなとんでもない悪女を弟に近づけるわけにはいかない」
どうやら彼は、社交界で流れているエリーゼの悪評を鵜呑みにしているようだ。
それならそれで結構。いくらお金持ちでも、こんな堅物で無礼な男性には興味がない。
互いに第一印象は最悪ながらも、毎日顔を合わせている内に互いの良さを知り、徐々に歩み寄っていく二人。
しかしひょ
んなことから、信じられない事実が発覚。
「わたしが、赤ちゃんの頃行方不明になった王女さま……!?」
エリーゼは王女としてふさわしい作法を身に着けるべく、ギデオンに手ほどきを受けることになるのだが――。
田舎育ちの令嬢と堅物公爵の淑女教育ラブコメ。
※カクヨムさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:04:27
102903文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:7450pt 評価ポイント:4164pt
誰かの事実。誰かの夢。皆はきっと、嘘だと罵り、狂人だと牢に押し遣るだろう。皆、他人が見える物など、真に理解出来ぬというのに。
最終更新:2024-04-26 19:00:00
10506文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:りんご飴ツイン
現実世界[恋愛]
短編
N0636IX
自分こそが全宇宙で最も完璧な存在であることは疑いようがない事実だと、姫宮美琴は胸を張って言える。
頭が良くて、運動神経が抜群で、黒髪黒目という日本人のスタンダードな容姿ながら誰もが振り返る美少女で、どんな分野においても即座に極められる才能の持ち主である自分は世界ランキングなんてものが可視化されれば間違いなく第一位として燦然と輝いているのだから、ほとんど完璧な自分に敵う存在はこの世に存在しない。
そんな風に自己評価が突き抜けている姫宮美琴だが、それでもほとんどと言わざ
るを得なかった。
姫宮美琴は女が好きだ。
致命的に性的嗜好が『大多数』とはズレている以上、それは紛うことなく欠点であり、隠すべきものなのだ。
そう考えているからこそ、彼女の存在は姫宮美琴にとって理解できないものだった。
「へい、姫っち。今日も綺麗だねっ! 大好きだよ!」
そう言える隣の席の彼女、宇佐川雪音のことが完璧なはずの姫宮美琴でも理解できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:17
6685文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:92pt
主人公シンが目覚めるとそこは水の中。なぜか身体は子供サイズに変化しているし胸には結晶体が埋め込まれていた。
自分の記憶は不明瞭な状態だ。おまけに半壊した医療施設、ミイラ化した遺骸、研究施設の補助人格と、もう訳がわかならい。
そして混乱する彼は驚愕の事実を知る。彼のLP値(寿命)はわずかに『3』、つまり余命三日間しかなかったのだ。
「こんなポンコツを作ったのは誰だ。責任者出てこい! 」
「責任者は不在です。五百年前に死亡していますので」
この物語は、自分の寿命を延ばそう
と悪戦苦闘する男の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:34:11
732452文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2362pt 評価ポイント:1378pt
女性向けのコンテスト応募作品をいろいろ分析&考察してみました。
読んだ作品は300作品以上。受賞作の傾向も徹底的に調べました。
この分析&考察のおかげでコンテスト受賞や一次通過できた、という嬉しい声も届いています。
女性向け作品が好きなみなさま、参考にしてもらえたら嬉しいです。
最終更新:2024-04-26 07:13:01
65489文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:544pt 評価ポイント:420pt
大富豪斎藤正也のコレクション、ピンクダイヤモンドのペンダント『女神の涙』が消えた。
刑事伊藤大吉と藤田建造は、現場検証を行うが手掛かりは出てこなかった。
後妻の小夜子は、心臓病により車椅子生活となった当主をよく支え、二人の仲は良い。
宝石コレクションの隠し場所は使用人たちも知らず、知っているのは当主と妻の小夜子だけ。
しかし夫の体を慮った妻は、この一年一度も外出をしていない事は確認できている。
しかも事件当日の朝、日課だったコレクションの確認を行った正也によって、宝石はあ
ったと証言されている。
最後の確認から盗難までの間に人の出入りは無く、使用人たちも徹底的に調べられたが何も出てこない。
消えた宝石はどこに?
手掛かりを掴めないまま街を彷徨っていた伊藤刑事は、偶然立ち寄った画廊で衝撃的な事実を発見し、斬新な仮説を立てる。
他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:00:00
143851文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
平和を脅かす謎の敵『影』から世界を守るべく戦った、人と魂が融合した
特別な存在『魔神』。
その魔神達と共に『帝国戦争』を戦い抜き、『影』を封印した
赤毛の冒険者マキは、
お守りである銀の針の音で、長い眠りから目を覚ます。
やっと平和になったと喜ぶマキだったが、仲間から伝えられたのは、
『影』は「マキ自身が自分の魂に封印した」という驚くべき事実。
『影』は乗り移った魂の主を徐々に支配し、
再び復活してしまうという。
今度こそ『影』を倒しきるために、マキは仲間の「過去に戻る能力
」
で仲間たちと出会う前の世界に戻り、全てをやり直すことを決意する。
再び、過去の冒険の旅路をたどることとなった少女マキ。
彼女は長い戦いの果てに、一体何を目にするのか。
赤毛の少女の生きざまを描く、秘密の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:09:37
12951文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
第四王子であることを隠して冒険者に精を出すこと二年。
俺は長いことパーティを組んでいた女性冒険者に性を出してしまったらしい(激寒ギャグ)。
しかも最悪なことに女性……アンリは《変装》の魔道具で姿を偽っており、その真の姿は敵国の皇女だった。
同じく変装をしている俺。
変装が解けてしまったアンリ。解けてない俺。
皇女であることを知るのは俺だけ。
このままでは俺が第二皇女に手を出したゴミクズ野郎(※事実)として、王国が滅んでしまう。
自らの恋愛と責任逃れのため、目指せ和平交渉。
果たして、国の命運を掛けたこの戦いはどうなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 11:50:53
51821文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:5980pt 評価ポイント:2362pt
作:音村しおり
現実世界[恋愛]
完結済
N0730IY
大学二年生の双葉桜都(ふたばおと)は、何かと緊張しいで不安を感じやすい性格だ。
舞い降りた雪の結晶を手袋に乗せて眺める事が好きな彼女の最近の頭の中は、焦がれるような物語が始まるのではないかということ。
きっかけは、バイト先からの帰り道。バスの車内から、男性に腕を引っ張られ、外に連れ出された事だ。その直後、バスは爆発しオレンジ色の炎を出し燃え盛る。なぜ、見ず知らずの私を助け出してくれたのか疑問に思う。その彼は、同じ大学の学生だと知るが、その後も何かと助け
てくれたお陰で、緊張や不安から解放されるようになるのだが・・・。
一方、祖父の時計店を改築して小樽にペンションをオープンさせた誠実な青年、春野悠斗(はるのゆうと)は、妻と二人違う恐怖に苛まれながらも幸せに暮らしていた。そんな生活は半年で終わりを告げるのだ。残酷な終わり方で。
秘密を握るのは、悠斗の親友、月城岳(つきしろがく)。コミュニケーション能力が高く英語も堪能。ただ欠点は、遊んでいる人と思われている事。彼が握るのは、愛し合っている二人のための作戦。
物語は、互いを深く想い合うが故に、悪化の一途をたどり続ける。やり直せるのは、一度だけなのに。
舞台は、北海道の小樽と海を越えたカナダのバンクーバー。二つの土地に存在する蒸気時計と関係深く、明らかになる事実の数々と時間に抗う日々。胸が詰まるような事実と相反して、惹きこまれる愛情表現の数々に涙が止まらない壮大なラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 13:12:41
65774文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
記憶をなくしたあなたへ。
私は誓約書通り、あなたとは会うことはありません。
あなたも誓約書通り私たちを探さないでください。
私には愛し合った記憶があるが、あなたにはないという事実。そして再会。
私は、もう一度あの人を信じることができるのか、愛せるのか。
2人の愛を紡いでいく。
最終更新:2024-04-23 06:00:00
37481文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:190pt 評価ポイント:120pt
痴女皇国世界のアステカとマヤを事実上統一したメキシコ帝国。
国民への娯楽提供と、国家防衛のための独自騎士団編成にあたって参考にされたのは連邦世界の中米地域で不動の人気を誇るプロレス系格闘技、ルチャ・リブレ。
ハイレグでお尻剥き出しの制服を強要される神殿女官たちは、時に女闘士として地域の治安を守る警察官であったり、困っている人々を救う慈善宗教活動者でもある立場。
ああ、露出過多な服装を強要され、さらには恥ずかしい姿での執務、あまつさえ世直しを要求される彼女たち痴女皇国の女
官に幸福な明日はあるのか?
※第2回クイーンズブレイド杯小説コンテスト・ビキニアーマー短編小説部門応募作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 02:39:58
9280文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕の名前は相澤智樹。どこにでもいるような普通の男子高校生。それが僕だ。そんな僕がある日、隣のクラスにいる天使様こと椎名紅葉がクラスメイトの男子に告白されるところを目撃してしまった。誰にでも優しく思いやりがあるが、ファンに付きまとわれたりして困っている椎名さんを助けたことにより始まった僕と椎名さんの関係の行く末は?そして彼女にはどんな過去があるのか。異世界やら未来人やら新しく出来る友達との楽しい日々など椎名紅葉と出会ったことにより変わり始める僕の日常。僕が今まで知らなかった事実
とは何か。一人暮らしを始めたり友達と旅行へ行ったりなど色々なことが起こるがこの物語は僕が椎名紅葉という女の子と幸せになるまでの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 22:23:06
708文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:長谷川凸蔵
ハイファンタジー
完結済
N3596IX
この小説のタイトルは
「私のパパは世界一!」です。
※あらすじ
魔王を封印したパーティーで主要メンバーとして活躍した『救国の勇者』ことヴァン・イスミール。
彼は結婚し、妻との間に一人娘を授かった。
家族三人で生活するなか、彼はあまり家庭を省みない『戦闘にしか能が無い仕事人間』としての、自分の在り方に悩んでいた。
妻と娘に邪険にされながらも、家庭人として上手く振る舞えない自分を情けなく感じている中、実は愛する一人娘は『元パーティーメンバーと妻との不義によってできた子』という衝
撃の事実を知る。
「娘もお前の実の子じゃないと知っている、だからお前は邪険に扱われているのさ」
という言葉にショックを受け、相手の策略に陥り、国外追放処分を受けてしまう。
失意の中、隣国へと赴いた彼はそこで自らの出自を知り、心の傷を癒やしていく。
一方、ヴァンが去った王国は魔王復活による魔軍の侵攻に晒され始める。
──彼は知らなかった。
娘もまた、母の不義を知り「自分はヴァンの、血の繋がった娘ではない」という事実に深く傷ついていた事を。
そして、ヴァンを自分や母親に縛り付ける事が無いように、自分たちの事なんて捨てて幸せになって欲しいと、敢えて冷たい態度を取っていた事を⋯⋯。
すれ違う「父と娘」。
二人に幸せは訪れるのか?
※カクヨムでも連載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 22:10:00
100132文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:712pt 評価ポイント:504pt
日本政府は血癒島内にて発生中の暴動、いや殺戮を隠蔽した。
特選群所属の近衛弘正二等陸佐・赤城小鳥三等陸佐は上官に呼び出され事実上のクビを言い渡される。
混乱する両名の前に防衛省の役人、氷室京香が現れ再就職先としてブラックヘブンという民間軍事会社を勧めてきた。契約兵(傭兵)は国に属さない。つまり法律に縛られない。
死臭と死肉が漂う戦地にて二人はゾンビのような者と相対する。
最終更新:2024-04-22 15:31:24
36371文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。
あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。
さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。
だけど、そん
な事はどうでもいい。
「貴方に会うために生まれ変わったのに…」
ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。
一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。
しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!!
ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。
彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか?
聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 18:12:28
158978文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:48pt
作:ennger
ハイファンタジー
連載
N7373HU
ご興味があれば読んでみてください。
※この作品はフィクションです。
※割とヒロイン多めです。
久田 楽苦(ひさだ らく)27歳は貴族の伯爵家三男キャスト・エンバイスとして転生を果たした。
しかし、『選定の儀』により生まれながらにしてスキルや魔力がない事が判明してしまった。
この事実をキッカケに彼は待ち受ける数々の苦労と苦難な日々へと突き落とされてしまう。
前世から持ち前の知識と苦労人生を糧に行き着いた先が
「魔力とスキルが無いなら、気を使えれるようになればいいんでねか
?」
そこから、気を扱うための修行を重ねていく苦労を開始した。
現実に打ちのめされながらも、楽をしたいという希望のため、苦労を重ねて行く彼の人生が始まる。
主人公が力に目覚めるのは後の方になります。
キャラ管理頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:42:58
913870文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:552pt 評価ポイント:174pt
不定期更新の思いついたら追加される、絶対に完結しない読み切り集。
架空のアレなゲームを妄想して、それをここに書き捨てようぜ! がコンセプト。
なのでここで書かれるゲームは、実在しませんのでそこはご留意お願い致します。
最終更新:2024-04-21 01:00:00
16781文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:34pt
高校2年生である亜月 奏(あづき かなで)。起きたら病院の中で、近くには知らない女の人が。その女性に事故で記憶がなくなってしまったことを聞かされる。その後医者に『 100日ごとに記憶が消えてしまう病気 』だと告げられる。奏は事実を知って恐怖のどん底に落とされた。そんな彼女の前に現れたのは同じく高校2年生である七瀬 結斗(ななせ ゆいと)だった。このあとふたりは......⁉
キーワード:
最終更新:2024-04-20 23:13:45
1105文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺が幼かった頃、いつも俺と遊んでくれた大好きなジイちゃんが死んだ。後日、俺はジイちゃんから相続した思い出の山小屋に呼ばれそこで衝撃的な事実を知ることになる。
最終更新:2024-04-20 21:00:29
13085文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
12才の少女みるくは小学校から下校途中見知らぬ世界に来ていた。
彼女は2年前大好きだった祖父が行方不明になっている。
その時の様子と今の様子から、祖父も自分も異世界転生したのだと悟る。
けれども最後に祖父と再会したとき、全く違う事実だったことを知るのだった。この物語は小学6年生のみるくが祖父と再会するまでの冒険を描いたファンタジーである。主人公は女の子なので、男女ともに読めると思ういます。なお、この小説は既に発表している『異世界に転移した老人はゴミ拾いの仕事をしているうちに数
々のスキルを身につけて行った』という作品と姉妹関係になります。
この作品を読む前でも後でも構いませんが、目を通していただけると関連が繋がると思います。
出はよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:40:42
41158文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:514pt 評価ポイント:446pt
率直に言う。これは現世の俺【葉月 兎】がどん底の最中、突如異世界へと転生し様々な能力を身につけるよくありふれた、事実を元にした物語である。そう、事実を元にした物語である。重要なので二回言った。
最終更新:2024-04-20 09:06:50
4754文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者アラン、聖女シーナ。ふたりの転生びと。
魔王討伐の旅を終え、元の世界に戻る間際、愛し合うふたりは再会と結婚の約束を交わす。
転生前の記憶を失っていたふたりがようやく思い出したのは、日本人である事、高校一年生である事、アラン、そしてシーナの兄が野球をしている事。
「甲子園で逢おう」アランのひと言を残し、ふたりは元の身体へと戻っていく。
舞台は変わって、長野県古諸市。
『不幸な事件』で両親を喪った高校一年の染矢敬は、大好きだった野球も辞め、トラックに轢かれ一ヵ月の間、昏睡状
態となっている同学年の妹、愛を見舞う毎日だった。
シーナの魂が愛の肉体へと戻り、目覚めた愛が開口一番放った言葉は「私、甲子園行きたい」。
かくて兄との二人三脚で、愛はアランに逢うために、聖女の能力を駆使しつつ、甲子園を目指し始める、筈だったのだが――
ふたりが頭角を現し県内でも有名になるにつれて、『不幸な事件』の元凶が再びうごめき、敬と愛の兄妹を巻き込んでいく……
※敬と愛の兄妹は、前作『カナンとカナ』のふたりの、一学年下です。
※R15要素を入れる予定はありませんが、必ずやらかすと思うので、タグ付けておきます。
※これはフィクションであり、都市や学校、施設、県民気質などなど、事実とは異なりますのでご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 14:00:00
331239文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:52pt
突如異世界に転生してしまった男ショウゴ。
彼の前に現れたのは、小説家兼探偵のエルフであるシンゲンだった。ショウゴが転生者だと判ると、自身の家に招き入れ、そこでショウゴの質問に答える。するとそこに来客が。
彼は近くの街で、ある宿を営むオーナーだった。部屋に結界が張られる『結界宿』では、魔法が使えない。だが、その部屋の中に変死体があったという。人が死んだと知られれば今後の運営に支障が出ると思い、シンゲンに事件究明と隠蔽の手助けを求め来たのだ。
謎の殺害方法の真相、そして探偵の隠し
ている事実とは。予測不能の異世界ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:42:46
24748文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔王討伐を果たした勇者シルヴィ一行だったが、彼女だけが扱える固有能力「魔法」を恐れた王国は彼女を国外へと追放した。
そしてシルヴィはある出来事から魔王が完全に死んでいない事実にたどり着く。その魔王は自らの魂を7等分にし、戦ったシルヴィたちのパーティ7人の体の中に分散して入り込み、復活の時を待っていることを知る。復活を阻止するには宿主の命を絶つこと。すなわち彼女の手で元の仲間を殺めることだった。彼女は追放された身で国内へと潜入し、次々と仲間だったものを手にかけることになる。
葛藤し、それぞれ仲間だった勇者たちと再会し、当時皆が思っていた心の内をシルヴィは知っていくことになる。
最後の1人となったとき、彼女は何を想い何を残すのか。
そして最期には、誰も想像がつかなかった衝撃の真実(罪)が待ち受ける―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 22:48:14
26263文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検索結果:5978 件