-中華風- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:611 件
辺境貴族の雪鈴は、白髪に紅の瞳であることから家族からも忌み嫌われていた。しかしその容姿は宝玉の神の巫女である証だった。
不遇な扱いを受けていた雪鈴だが、突如皇帝の後宮へと送られることになる。
新しい場所で静かに暮らそうとしていた雪鈴だが、親切心で告げた一言が正妃候補である美麗の怒りを買い、後宮の隅へと追いやられてしまう。
そんな雪鈴の元に、「藍」と名乗る不思議な美女が現れて……。
なんちゃって中華風の後宮物語です。
気楽に読んでください。
この作品は「アルファポリス」「ノベ
マ!」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 22:02:16
34180文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:1008pt 評価ポイント:738pt
流行病にかかって出征できなくなってしまった兄に代わって、女であることを隠して徴兵に加わった士族の娘である張玲は、出征先の部隊長である黄梁と出会う。
二人は、戦を通してそれぞれ惹かれていくが・・・?という、なんちゃって中華ものです。
最終更新:2023-08-24 07:56:45
12069文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:168pt
17歳の少女、周 蒼華(しゅう そうか)は、皇帝の妃の一人である。
蒼華は美しく聡明でありながら、没落貴族の娘であるため、皇帝の寵愛をめぐる争いから早々と脱落してしまった。
だが、そんな蒼華はへこたれることはなかった。なぜなら――。
「美少女だらけの後宮に住むことができるなんて……最高!」
実は転生者の蒼華は、可愛い女の子が大好きで、皇帝のことなんてそっちのけ。美しい貴妃たちと親しくなろうとし、そして不気味に思われていた……。
そんなとき、皇帝が突如として行方不明と
なる。蒼華にとっては他人事……のはずが、皇帝の影武者に選ばれたのは、蒼華だった。
「わ、わたしが皇帝!? 無理ですってば!」
蒼華は男装させられ、他の妃や官僚から皇帝の代理を押し付けられてしまう。
蒼華は仕方なく偽物の皇帝となるが……。
「本物の皇帝陛下より、蒼華様のほうが優秀では?」
官僚たちからは頼りにされ、妃たちからも熱烈な愛情を向けられるようになり……。
蒼華はその超人的な優秀さで、帝国の危機を次々と救っていく。
美少女大好きな変人妃・周 蒼華が、大帝国を導く救世主へと成り上がっていく中華ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 09:09:52
22286文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:550pt 評価ポイント:392pt
【カドカワBOOKS様より書籍化決定!】
※小説大賞受賞作を転載しております。
■簡単あらすじ
『下民の主人公が、身分も顔も持っている術の秘密も全て隠して、宮廷で医官としてがんばるよ!不遇な生まれだから一般常識が狂っていて周囲の方が苦労するけど、主人公の成長を皆温かい目で見守るよ!な、主人公成り上がり幸せ物語』
■普通あらすじ
下民の少女「月英」には秘密があった。秘密がバレたら粛正されてしまう。
だから彼女はひっそりと邑の片隅で、生きるために男装をして姿を偽り、目立たぬ
ように暮らしていた。
しかし、彼女の持つ「特別な術」に興味を持った皇太子に、無理矢理宮廷医官に任じられてしまう!
自分以外全て男の中で、月英は姿も秘密も隠しながら任官された「三ヶ月」を生き抜く。
下民だからと侮られ、医術の仕えない医官としてのけ者にされ、それでも彼女の頑張りは少しずつ周囲を巻き込んで変えていく。
しかし、やっと居場所が出来たと思ったのも束の間――皇太子に秘密がバレてしまい!?
あまつさえ、女だと気付かれる始末。
しかし色恋細胞死滅主人公は手強い!
皇太子のアピールも虚しく、主人公は今日も自分の野望の為に、不思議な術で周囲を巻き込む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 10:00:00
349615文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:5478pt 評価ポイント:2076pt
作:紺野しぐれ
ヒューマンドラマ
完結済
N0679IJ
常冬の国のとある町髄一のホテルの跡取り息子、アレクセイは堅物仏頂面で有名だ。次期支配人として受付業務補佐をする彼は、季節外れのオフシーズンに珍しい他国の女性客の予約を受ける。シンシアと名乗った彼女が実は紅眼の持ち主であることを出迎えてから知り、アレクセイは焦燥する。
この国では水商売を生業に生きるか、貴族に飼われる愛玩種である紅眼という希少種。加えてその紅眼が多く集まる貴族の歓楽街、水蓮市に行くつもりだとシンシアは屈託なく言い出して――。
紅眼【ロゼリア】を中心に巡る朴念
仁と天然娘のつたない恋物語。
紅シリーズ第二弾、「水紅色」別譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:56:31
40412文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:紺野しぐれ
ヒューマンドラマ
完結済
N0676IJ
澄み渡るウィスパーボイス。その瞳は淡い翡翠色。
一目で魅入られたその日から、イリスは彼女から目を離せない。
花雪の降る常冬の国・ヘリオトロオプの玄関街で起こった小さな羽ばたき。
紅シリーズの初作。
ヘタレ青年×クールビューティで送る欧風×中華風のラブロマン。
全年齢対象、女性向け小説です。
最終更新:2023-08-10 14:45:17
33482文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:香久乃このみ
ハイファンタジー
完結済
N3364II
アラフォーでオタクの朱音は、同人イベントから帰宅した際に彼女の将来を悲観した親と口論になり、階段から転落。気が付けば見知らぬ世界で皇后・翠蘭になっていた。皇后の座にはあるものの、皇帝は他の寵姫に夢中なため、完全放置状態の翠蘭。だが翠蘭は「これで衣食住の心配なし! 結婚に悩まされることもない!」と、有り余る時間を趣味の小説執筆に費やすことに。やがてその小説は後宮で評判となり、皇帝の元へも届く。
この作品はカクヨム、ノベマ!にも掲載しています。
最終更新:2023-08-08 07:00:00
28742文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:202pt
作:夏みのる/もく
異世界[恋愛]
完結済
N3314IE
※完結済み投稿。
主人公(偶像視)→→→←(興味・即失速)ヒーロー
からの
主人公→→←←←(←←←←←←←←)ヒーロー
になる話。
姐様聖女と司教の関係を知ってしまった教国の聖女・シャノンは、教会を追放され命を狙われた。
その後、見世物小屋の男に捕まり「癒しの力」を裏商売に利用されてしまう。
そんなシャノンを助けたのは、闇夜の一族ヴァレンティーノ伯爵家の次期当主・ルロウだった。
聖女であること、加えて世間を揺るがすほどの『特別な資質』を知られたシャノンは、保護する代
わりにルロウの婚約者になることをヴァレンティーノ家当主から提案される。
頼るあてのないシャノンは、当主の提案を受け入れるのだが――
「女はどれも一緒だ。だが、おまえはちがう。ただの餓鬼だ。何をする気もおきない」
「なにを、震えている。おれに歯向かうドブネズミと、少し遊んだだけだろう?」
「ここはヴァレンティーノ。ドブネズミが何匹死のうとどうでもいい」
シャノンの暫定婚約者、次期当主のルロウは、
頭がイカれた男、らしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:34:18
102906文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:510pt 評価ポイント:280pt
このお話は「皇族の服飾に恋をした辺境のお姫さまが、夢を叶えるため男装して働いているうち、皇子さまと恋に落ちる」中華風お仕事恋愛ものです。
◇
天亮国の北に位置する白華領、領主の八番目の娘として生まれた主人公、珠翠。
彼女は幼いころに見た皇族の美しい「服飾」に恋をした。
それ以来、彼女の夢は皇族の服飾を作ること。
しかし、皇族の服飾を作っている皇宮の宝飾殿は女子禁制。
夢への思いが強すぎるあまり男装してまで試験を突破してしまった珠翠は、早速皇宮へと向かうことに。
だが、皇宮
へと向かう道中、彼女は人さらいにあってしまう。
そんな彼女を助けたのは見知らぬ青年。
正体を隠しながら皇宮で宝飾師として働く珠翠は、皇宮で青年と再会するが、その青年の正体は……⁉
珠翠は、皇族の服飾を作ることができるのか⁉
1日1話21時投稿で、全40話(約10万字)で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
102483文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:118pt
作:あさぎ かな@電子書籍化
異世界[恋愛]
完結済
N6293II
久我沙羅紗(くがさらさ)は、現役の調伏師で日頃からアヤカシの調伏や討伐など行っている任務の途中で、異世界・煌国の第四王妃に召喚されてしまう。
第四王妃が異世界召喚の対価で死んでしまったため、元の世界に戻るため煌国の後宮に蔓延するアヤカシを討伐することを皇帝・颯懍(ソンリェン)と約束を交わし、それまでの間、第四王妃として後宮で暮らすことになったのだが――。
それから夜になると皇帝と瓜二つの別人が訪れるようになる。
毎日のように他愛のない話をして、時折求愛するような言葉を
囁く。しかしどう見ても沙羅紗には、彼が皇帝の側近にして女官に扮している鼬瓏(ユウロン)だと分かってしまう。
昼間は呪いのせいで女性に見えるのだと気づいてから力になりたいと思うが、鼬瓏への求愛を受け入れられないのは、元の世界に戻るという目的があるからだった。
後宮の蔓延するアヤカシの正体とは?
鼬瓏が何者なのか、なぜ呪いにかかってしまったのか。
絡み合った謎が解き明かされるとき、沙羅紗は深い絶望と耽溺する愛情を手に入れる。
※秘密を抱えながらも、すれ違い勘違いの末、結ばれる中華風ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 21:12:51
29242文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:366pt 評価ポイント:256pt
辺境の翠国(すいこく)の第三王女、美蘭(みらん)は突然やってきた焔国(ほむら)の使者の言い分に納得がいかず、侵攻を止める為に単身敵国の後宮に侵入した。
翠国の民だけに代々受け継がれる「魔術」を使い、皇帝に近づこうとしますが、思わぬ事態に計画は破綻。
捕まりそうになったその時、次期皇帝を名乗る月冥(げつめい)に助けられます。
ハッピーエンドのストーリーです。
この作品はアルファポリス、ノベマ!に掲載しています。
最終更新:2023-07-29 23:03:44
9870文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:146pt
チャミル族は馬に乗り、草原を移動する遊牧民族だ。
長マルグクの一人娘、シェンリルは占師で実の祖母ヒヲから、チャミル族の歴史について口頭伝承(こうとうでんしょう)ーーつまり言葉のみによって語り継ぐ役目を担う。
文字という概念を持たない彼らは、並外れた記憶力を持つ。
シェンリルは一言一句間違うことなく覚えると、深い眠りについた。
夢の中で出会った一匹の竜。
鱗は白銀色をしていて、鋭い双眸は青く煌めいていた。
シェンリルは夢だと自覚しながらも、チャミル族と他国の歴史を竜とともに
再生してゆく。
天翔ける竜と『竜の乙女』が織りなす、壮大で幻想的な異世界恋愛ファンタジーです。
*武 頼庵(藤谷 K介)様主催『if物語企画』参加作品です。
*他のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 12:00:00
5276文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:284pt 評価ポイント:268pt
ある日、禮国の中でも名家である賀《が》氏の娘、朱草《しゅそう》は、父に「お前の姉を後宮へと入らせようと思う」と言われ、激高する。
なぜなら、姉にはすでに想い人がおり、結婚まで秒読みと言えるほどに仲睦まじいからだ。
それでも父は、「賀家の発展のためには皇族との強固なつながりが必要なのだ」と悲しい表情をしながらも頑なに譲ろうとしない。
そこで、朱草《しゅそう》は考えた。
自分が後宮へ行けばいいのだと。
これには両親も姉も驚いたが、朱草《しゅそう》の決意は固く、とても揺
るがせるようなものではなかった。
家族は朱草《しゅそう》の勇気に感謝するが、ただ一点、不安なこともあった。
それは朱草《しゅそう》が言った、「後宮で武功を立てて来る!」というもの。
おかしい。あきらかにおかしい。
普通ならば、女官としてその美と頭脳、所作を磨き、妃嬪を目指すもの。
それなのに、朱草《しゅそう》の目標は違うという。
いざ後宮へと到着し、念願の貴妃との対面。
そこで、朱草《しゅそう》は聞き慣れない役職に就くことになる。
それは後宮独自の自治組織であり、正義と秩序を司るもの。
様々な人々と関わり、時に後宮を飛び出し、朱草《しゅそう》は陰謀渦巻く皇宮全体を巻き込みながら事件を解決していく。
これはそんな一人の少女の成長物語である。
※平日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 19:00:00
105608文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:8pt
曜国で1、2を争う妓楼【嫦娥の盃】で働く見習い妓女、雪玲は妓女として一人前になれる日を今か今かと待ち侘びていた。
人よりも優れた運動神経。
人よりも優れた知性。
将来美人になる事間違いなしの容姿。
胸は……かなり、いやちょっと寂しいけれど、それもご愛嬌。
そんな雪玲の前に、妖怪が現れ、尊敬する翠蘭を攫おうとする。翠蘭を助けるために、雪玲は立ち向かい、無事救出する。
大活躍の雪玲だったが、その活躍を見ていた仙界に目をつけられ、仙人にスカウトされてしまう。
雪玲は仙人にな
る為の修行をするが、その途中で事件が起きて……。
※残酷描写ありとしてますが、中国の冒険譚ってこんな描写多いよね〜という範囲内です。(多分)
※10万文字超位で完結予定です(多分)
西遊記大好きな私が、完全に趣味で書いてます。突っ込み所はたくさんあると思いますが、あくまで「中華風」なのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 09:27:23
123875文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
時は學暦《がくれき》千八百年代。
銀河内の交流が始まってから数百年が経ち、六十年かけて行われた対話による政治的取引の成果により、銀河内の多くの惑星は互いに無血開星に至った。
しかし、法的整備はさほど進んでいないのが現状。
なぜなら、お互いの身体――生体組織には、医学的にも魔術的にも、計り知れないほどの価値があるからだ。
特にパンドラ星の煌珠《ファンジュ》族の身体はどの部分も地球人にとってはとても魅力的に映った。
理由は、地球人が長年憧れてやまなかった〈魔法〉を使い
こなす種族が煌珠《ファンジュ》族であり、その生体組織を摂取すれば地球人でも魔法を使うことが出来るようになるからだった。
春辰《しゅんしん》の家族は十年ほど前、地球人の人身売買組織による『煌珠《ファンジュ》族狩り』の被害にあい、当時二十歳だった姉、鴉雛《あすう》を誘拐されてしまった過去がある。
誘拐された鴉雛《あすう》は、地球や他の星々の研究者グループと共同で、ある商品の開発を手掛けていた。
それは煌珠《ファンジュ》族から採取した生体組織を使って作る『香水』だった。
美容院でもらった髪や、手術中に廃棄になる血液や臓器などを使い、煌珠《ファンジュ》の持つ〈魔法を使う力〉を化学薬品として抽出。
何度かに渡る治験により、その香水を使えば、地球人でも一定時間魔法が使えるようになると証明されつつあった。
鴉雛《あすう》はその香水を販売することで、煌珠《ファンジュ》が狩られるのを防ごうと研究していたのだ。
販売まであともう少しだった。
春辰《しゅんしん》は、警察には言っていない、言っても無駄な、犯人のある特徴をずっと覚えている。
犯人も、それは知らないだろう。
なぜなら、姉が春辰《しゅんしん》をかばってくれたから。
あの時、本当は春辰《しゅんしん》が誘拐されるはずだったのだ。
春辰《しゅんしん》には、嗅覚で感じ取ったものを〈色〉として可視化する能力がある。
誘拐犯たちが求めていたのは、その能力だった。
(あのとき感じた〈赤い〉におい。あんなにも鮮やかで混じりけのない〈赤〉は、あれ以来、一度も目にしていない。あいつ特有のにおいなんだ)
春辰《しゅんしん》は自分に誓った。
姉を必ず取り戻すのだ、と。
※カクヨムにも併載
※平日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
112818文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
皇帝だった父親が崩御し、その跡を継いだはいいものの、四年弱で弟にその地位を簒奪され殺されてしまった。
もう二度と皇位に関わるような家には生まれたくないと願ったのに、産まれた先はまさかの……。
それも、タイミング悪く男児の中では長子として生まれてきてしまった。
このままでは将来、また皇帝にされてしまう。
親王になるまでは我慢できたものの、皇太子に冊封されるのは絶対に避けたい。
そのために、それらしい理由を考え、画策し、どうにか円満な話し合いの元、皇宮から逃げ出すこと
が出来た。
向かった先は江湖。
武侠が住まう領域。
その中でも最大の勢力を誇る鳳琅閣《ほうろうかく》で修業できることが決まった。
立派な薬術師になり、その実績をもとに放浪を続け、父には諦めてもらわなければならない。
そんな期待を胸に師匠と出会った初日に、どういうわけか正体が露見してしまった。
師匠はいわゆる普通の人間ではなかったのだ。
正直に話すしかない。
皇帝になりたくない理由を前世の思い出と共に師匠へ話すと、なんと協力してくれることになった。
やはり、会話は大事だ。
そして時は過ぎ十二年後。
弟が皇太子として冊封されることが決まった。
まさに順調そのもの……、の、はずだった。
師匠の元へ、皇宮に勤める太監から「お話したいことがあります」と連絡があったのだ。
「皇太子の冊封に、重大な問題がある」と。
そして太監の話を聞いた師匠は、それをすべて教えてくれた。
それでも、皇帝になるわけにはいかない。
無理だ。絶対に。
だから、別の方法で国を救うことにした。
少々荒っぽいが、もうこれしか選択肢はない。
国を、亡ぼすのだ。
※カクヨムにも併載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:00:00
127919文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
作:あおいあおい
異世界[恋愛]
完結済
N4152ID
田舎育ちの明小月はお転婆だけど素直な気性の女の子。ある日、皇都から武官がやってきた。皇帝の命で小月を迎えにきたという。都会の賑わいや華やかさ、食べ物や風俗に初めて触れて小月は楽しみ、また戸惑う。宮廷で待っていた皇帝は、なんと小月の幼馴染みだった。そして、いきなりの求婚。一方、文字の読み書きが出来ないため、田舎娘、山猿と、恋敵に馬鹿にされてしまう。そんなさなか、恋敵が高熱に倒れてしまい、毒を盛った疑いで小月は牢獄に入れられてしまう。
愛憎渦巻く後宮で、等身大で生きることは出来る
のか。
**架空中華後宮です。
**後宮の身分制度ですが、ベースにしている時代はありません。
**恋愛はメインストリームではありません。恋愛成就エンドのお約束はできません。どんなエンドであろうと主人公が納得する生き方を模索します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 15:23:18
115178文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:106pt
姉崎都は、アパートの隣人みこの異世界召喚に巻き込まれて異世界へ転移した。
転移した世界は、自分の子供を救いたい魔王が作り出した世界観の乙女ゲームの世界。招かれざる客の都は城外に放置されるが、城下街でバルドゥルと出会う。そのバルドゥルこそが、魔王が救いたい相手だった。
バルドゥルの知識を借りながら魔物討伐をし、報奨金を稼ぐ都。その間にバルドゥルとも仲良くなった。人魔共存を目指す世界観の中で疑似恋人を演じることになり、バルドゥルへの気持ちが育っていく。
疑似恋人を終了
させる時、バルドゥルはみこに囚われた。バルドゥルを助け出すため奮闘するも、力及ばずに都は投獄される。その後、みこと和解しバルドゥルを救い出すことにも成功。バルドゥルに科せられていた「呪い」を外した。
魔王念願のバルドゥル救出が叶い、元の世界から乙女ゲームの記憶を消すと言われた。それはゲームに関わったもの全て――プレイしたことも、異世界転移した都やみこのことも、人々の記憶から消されるということ。都は異世界に残ることを決めるが、最後に家族に会いに行った。
異世界でバルドゥルと暮らし始めた都。順調に子宝に恵まれ、幸せな日々を送っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 16:00:00
86358文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:18pt
負け知らずの平民出身の若き李翔将軍の下に嫁いできた彩姫公主は実は――。白蓮皇国の大将軍である蔡李翔は、戦功を立てた褒美として皇帝の公主が下賜されることになった。だが、その公主というのが廃妃の娘だったのだ。結婚も面倒くさいし、皇帝の娘なんてさらに面倒くさいと不機嫌なまま公主を迎えることになる李翔だった。その妻となった公主との初夜の時、屋敷は突然暗殺者に襲われたが、暗殺者に対応した公主の正体はかつての……。なぜ、男装をしていたのかと問う李翔に、彩姫は母親の冤罪を晴らすためだと答え
た。李翔はこれも夫婦になった縁だと彩姫の手伝いをすることを決める。李翔の親友である白蓮皇国の丞相である高劉信を巻き込んで、彩姫の母を冤罪に陥れた者を追い込んでいく。そして、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていく彩姫と李翔。一方、敵は執拗に彩姫を亡き者にしようと企むが――。*ミーティアノベルス様から電子書籍化しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 21:00:00
55835文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:266pt 評価ポイント:150pt
主人公は二十歳の美女、王宮に仕える『平女:ひらめ』のキリ。そしてキリと両想いになるのは、同じく王宮に仕える『夏公:かこう』のトクン。
平女は王の女。
そして二十八歳のトクンは王に一目おかれた優秀な武官。
とある思惑が騒動を引き起こす前触れのように、ふたりは惹かれ合った。
トクンの幼馴染みイサ、キリの親友ビジュンの登場で物語に華が咲く。
一説に「国立王宮」と前評判があった、謎の王宮もの。
中華風?コリア?もしかしたら・・・ジャパニーズファンタジー??
嗚呼。もしかして、東洋ファンタジーってジャンルがあったらTシャツに袴も成立するかも?うん、うん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 06:10:12
14549文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
後宮は異術渦巻く華の園ーー。
「君に他の妃と皇子を牽制する役をお願いしたい。代わりに、後宮内で好きに暮らしてくれて構わないから。贅沢もし放題だよ」
采四家という異術を操る特殊な家系に生まれながら、 異術がなく“能無し”と罵られ虐げられてきた少女・藍柊月(らん しゅうげつ)。異術者である妹の桃春(とうしゅん)ばかり贔屓にされ、いつも日陰で暮らしていた。
しかし、そんな柊月には特別な秘密があった。
実は柊月は普通の異術者ではない、稀物(マレモノ)と呼ばれる特別な
力を持つ術者であったのだった。
“触った人間の心を読む”という特殊な術を持つ柊月は、術をいいように利用されないため、周囲にひた隠しにする。
ただ平穏に生きれる日を夢見ていた柊月だったが、桃春が皇太子の後宮へ上がることになったのを機に世界が一変する。
美貌の皇太子、黄悧珀(こうりはく)に翻弄されながら、お飾りの妃として後宮へ入ることになった柊月。
人の心が読める厄介な異術と付き合いながら、後宮の人間関係と格闘する柊月の奮闘記の開幕!
※日々執筆していたものがようやく完結したので、投稿する運びとなりました。毎日1話ずつあげていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:09:55
151914文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:1178pt 評価ポイント:752pt
数か月の間、雨らしい雨が降ってない遼夏(りょうか)の国で人々は不安に思っていた。このままでは飢えてしまうのでは?
そんな中、張南村に生まれ両親とともに平穏な暮らしを送っていた梅玲玲の元に王宮からの使者が訪れる。
「お前が梅玲玲か。王妃様よりの命令である。直ちに王宮に出頭せよ!」
身に覚えのない玲玲(りんりん)であったが、後宮に入ることができると勘違いした両親によって王宮へと送り出されてしまう。
「ああ、おいたちはよか孝行娘ば持った果報者たい!」
「こん、薄情者(はくじょうもん
)!」
王宮に着いた玲玲に王妃は「この国を救ってくれ。頼む」と頭を下げ、中庭の離れで暮らすように伝える。
訳も分からずに離れに着いた玲玲。戸惑いながらも部屋の探索をしていると、ふわふわの布団を発見する。誰もいないと思っていたのにそこには少年が寝ていて、布団だと思って触っていたものは、少年の足の付け根……
「早く手を離せ! このままじゃヤバいって、そこはおいらの……」
これは黄龍の巫女となった梅玲玲が、いつか猫まみれになれる日を夢見て仲間と一緒に国を救っていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 09:30:16
165165文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:106pt
昔々神仙により遣わされた五の仙獣(せんじゅう)、青龍・朱雀・白虎・玄武・麒麟が、人を怪より守護する国、大爛国(たいらんこく)。
名門貴族燕家の娘、朱里(しゅり)は皇帝の指名により身代わりを命じられる。事の発端は齢十五の皇帝の暗殺未遂だった。
呪いにかけられた皇帝の療養の間、皇帝の身代わりに指名された皇帝の従姉たる朱里。二つ返事で身代わりを引き受け、仙獣・白虎の力を身に宿す護衛の皓虎月(こうこげつ)と皇宮に向かう。
最終更新:2023-06-14 20:00:00
117198文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:456pt 評価ポイント:306pt
陽皇国治める皇帝神農。
その治世で、一代で八百年以上の時を治め、国は平和だった。
だが、ある時、それは崩れた。
突如として、妖魔や業魔が湧き出て、人を襲い苦しめた。
軍が立ち向かうも、手こずり被害が増えるばかり。
そんな時、一人の男が立ち上がった。
天命を受け、神より祝福を授かった男、姜祝融。
皇帝神農に孫であり、この世でただ一人、炎の力を持つ者。
彼は、仲間と共に、人々を救うべく、災に立ち向かう。
最終更新:2023-05-31 20:08:37
797505文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:76pt
三十一回目に自分を買った女は、自国を滅ぼした国の重鎮でした――。
神によってつくられたと言われる異世界「内社」にて。
齢十四にして、売られた回数は二十九。奴婢として半生を生きてきた少女・爛依。
運よく大商人の養女になれたものの、二年後、再び奴婢として売られることになってしまった。
そんなときに限って、突如始まった敵国の侵攻。
「私、まだ、死にたくないので」
爛依の人生の指針は「安定かつ平和でやや長めの一生」である。
それを打つ壊していく人こそ、自国を滅ぼした
(けど一応恩人の)美しき女主人・麗月。
これは、一人の少女と、少女とともに生きた人々の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:27:09
42553文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「夫として君を誰よりも大切にするつもりだ、リーシア」 壮の国の豪商ユエンは、皇帝の計らいで没落した貴族の女性リーシアと結婚した。どんな高慢な女性かと思いきや、リーシアは美しい上に賢くて優しい女性で、改めてユエンは夫としての責任を果たすと誓う。二人は絆を深めていき、やがて互いへの真摯な思いを口にするのだった。
最終更新:2023-05-13 22:17:12
59416文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:94pt
己の強さに自信を持っていたユナは、ある日動く獣の死体に襲われたところをチャラい道士のファンファンとその妹のメイメイに助けられる。だが、そのときに呪いを受けてしまい、その呪いを解くためにファンファンと屍骸遣いと呼ばれる者を探す旅に出る。
道士らしからぬファンファンの言動に翻弄されつつも、少しずつ親しくなっていくのだが、旅をするうちにファンファンたち兄妹が何やら事情を抱えていることを知る。
その事情は、国を騒がす事件に繋がっていて……
拳法乙女とチャラ道士の、恋して戦う中華風フ
ァンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 20:33:25
100016文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:24pt
作:yaasan
ローファンタジー
完結済
N3876HS
東西に長く伸びる大陸。その大陸のほぼ中央に東西を分つかの如く南北を横断している山脈がある。その山脈の中腹に〈霧の国〉と呼ばれる小さな、小さな国があった。その〈霧の国〉で若き君主を支える少女がいた。名を華仙。〈霧の国〉で代々将軍を司る家の娘であった。
とある日〈霧の国〉の領内にある東の狩場で起こった出来事を発端として、隣国である〈熊の国〉との間で争いが起きてしまう。
一方で近年、大陸内で急激に勢力を伸ばしている東の大国〈陽の国〉。
〈熊の国〉の動きと連動するかのように東
の大国〈陽の国〉が不穏な動きを見せ始めるのだった。
中華風ファンタジー。少女と若き君主の物語
〈他サイト重複掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 10:48:38
110562文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:28pt
小役人の陸山は、とある村に暮らしていた。しかし盗賊の襲来によって上司が死に、後釜に据えられてしまう。困窮した村で、自分と家族、そして村民の命を守ろうと、民兵制度なるものを考案する。
他、旧友の李陽がやってくる話、村民にストライキを起こされる話が入っています。個人的にはお気に入りです。
最終更新:2023-04-16 09:00:00
8420文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
超越者、それは君達で言う神や仏のようなモノ。超越者は空高くに存在する天ノ下、別名「楽園」に住んでいると言う。
ある日の夜、堅壁の弟子である白刃は超越者の申し出により、とある者達をつれて「楽園」に向かう事になった。
超越者はこう告げた。その場所は、西にあると――
何故自分がそんな事をしないといけないのか。超越者は何が目的なのか。解らない事ばかりだが、白刃はいつもの人当たりのいい「表面」で、それを受け入れた。
この物語は、「彼等」の遊記である。
---------------
--------------------------------------------------------------------------
※こちらの作品はブロマンス作品というていですが、制作者が腐女子である関係上、BLっぽく見える描写は多数あります。その為ボーイズラブというていにしておりますが、明確に恋愛描写がある訳ではない為、腐って無くても読める作品となっております。
※この作品は、カクヨム、アルファポリスでも掲載しております。そちらの改変版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 17:02:16
36718文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔から『春眠暁を覚えず』と聞くたびに思い浮かべていた二人(?)です。
ワンシーンだけで、これ以上はとくに何も構想ありません。
最終更新:2023-04-13 09:39:44
627文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:112pt
日本人のとある演奏家女性は動物と意思疎通できる異能を持って異世界に転生した。そこは獣と共存する世界。生まれたのはなんちゃって中華風の国。最初は前世では職種上ペットを飼えなかった上に動物アレルギー持ちだった為、動物と話せる!モフれる!と大興奮。だがすぐに気付く。あれ?私って割と人生ハードモードじゃない?結構詰んでない?それなのに皇子様に面倒事に巻き込まれるし、死にかけるし!世界の謎を解き明かすついでに救う羽目になるし!私は平穏に暮らしたいのに!
異世界に転生した元日本人女性が
自国の第三皇子様といろいろしていく話。カクヨムにも連載中。
最初は全く甘さなし。ちょっと残酷描写やシリアスな場面があるかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 21:12:49
8513文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
光麗国の皇都・大明ではここ最近、奇妙な火の玉──鬼火が頻繁に目撃されるという怪奇現象が続いていた。しかも、火の玉は普通の炎の色ではなく、緑色や黄色などこの世のものとは思えない色合いをしているという。
やがて人々の間には、これは身分が低い母を持つ現皇帝が即位したことによる天の怒りであると噂し始める。事態を重く見た皇帝は、この現象を解決させようとするが糸口が掴めず、有能な錬金術師を探させるために側近である天佑を東の片田舎──東明に向かわせる。
ところが、天佑が探していた錬金術師は
そこにはおらず、代わりに少年格好をしたひとりの少女──玲燕と出会う。
天佑から依頼を受けた玲燕は持ち前の錬金術の知識で怪奇現象の謎に挑むため、偽りの妃として後宮に潜入することになるのだが──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 13:00:00
110415文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:9374pt 評価ポイント:5266pt
中華風世界の後宮で、インチキ占い師をして小遣い稼ぎをする話。
※世界設定は適当
※適宜直します
※念のためのr15です
※pixivにも載せると思います
最終更新:2023-03-31 10:00:00
33489文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
精霊族の姫・心如(シンルー)は、一度目の人生も二度目の人生も謎の病が原因で一族が滅亡してしまう。神様の力で18歳の誕生日に戻っては、やり直しを繰り返すことに。
「今度こそ…!」と決意する心如(シンルー)は、三度目の人生は病根絶&一族救済を目指し、薬の研究費を稼ぐ方法を探す。
そんなとき、大国の加護なし皇子・聖(シャン)が婿入り先を探していると耳にする。心如が経験した二度のやり直し人生で、彼は反逆罪の濡れ衣を着せられ処刑される運命だった。
「この国に皇子様を迎えれば持参金が入る
!」
一族の存亡をかけ、訳あり皇子と結婚することを決めた心如。
「みんなで幸せになりましょう!※ただし3年後に全滅する可能性あり」
一方で、聖が結婚を受け入れたのは、自由になれるまでの期限付きで────。
一族のためにがんばる姫と、人間不信な婿皇子の中華風恋愛小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 12:00:00
66292文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:9940pt 評価ポイント:5432pt
和国より海を渡りて陰陽師来たり─。
皇帝の招きにより、陰陽師が庸国にやってきた。
「陰陽師天御門星よ、そなたには後宮に現れる妖を退治してほしい」
庸国の若き皇帝を見た瞬間、星は驚愕する。
皇帝に鬼の気配がしたのだ。
星にとって鬼は兄の敵。
兄を殺した悪鬼の行方を追い、男装してまで庸国に来たのだから。
「ここで逃げるわけにはいかない」
男子禁制の後宮に入るため、常に皇帝と行動を共にすることになった星。
二人だけになると、雷烈は星を突如抱きしめた。
「女の匂いがする。皇帝をだま
すとはいい度胸だな」
「あ、あなたこそ鬼ではありませんか!」
咄嗟に言い返すと、雷烈は満足そうに微笑んだ。
「うれしいぞ。ようやくおまえに出会うことができた。その通り、俺は鬼の血を引いている」
自らに宿る鬼の力を、封印術に長けた星に抑えてもらうのが真の目的だったのだ。
互いの目的のために協力することになった二人の行く末は。
和国からやってきた男装陰陽師と、鬼の血を引く皇帝。
大きな秘密を抱えた二人の中華後宮ラブファンタジー。
和国(倭国)の男装陰陽師が、中華ファンタジーの世界に飛び込み、イケメン皇帝と出会ったら─?
という発想で書いたファンタジーです。
二万五千字程度の短編ですので気軽に楽しんでいただければ幸いです。
(文字数が多めなので、数話に分けました)
実際の歴史や史実とは関係ございませんので御理解お願い致します。
他のサイト(ノベマ、エブリスタ)にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:17:49
26157文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:56pt
たった一夜の出来事が、春蘭の人生を大きく変えてしまった──。
亮国の後宮で宮女として働く春蘭は、故郷に将来を誓った恋人がいた。しかし春蘭はある日、皇帝陛下に見初められてしまう。皇帝の命令には何人も逆らうことはできない。泣く泣く皇帝の妃のひとりになった春蘭であったが、数々の苦難が彼女を待ちうけていた。
「私たち女はね、置かれた場所で咲くしかないの。咲きほこるか、枯れ落ちるは貴女次第よ。朽ちていくのをただ待つだけの人生でいいの?」
皇后の忠告に、春蘭の才能が開花していく。
様々な
思惑が絡み合う、きらびやかな後宮で花として生きた女たちの人生を描く中華後宮物語。
架空の国を舞台にした中華風後宮ファンタジーです。
(実際の歴史とは関係ございません)
短編ファンタジーとしてお楽しみいただければ幸いです。
他サイトにも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 13:14:59
8143文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:1874pt 評価ポイント:1628pt
異母姉の入内に伴って「侍女」として後宮入りした杏樹。巽家の三女に生まれた杏樹は炎永国において珍しい赤い髪と翡翠の目を持っていた。杏樹が姉についてきた理由は婚約者をもう一人の異母姉に寝取られたためであった。皇帝には既に数多の妃と大勢に子供がいるが、何故か皇后と皇太子がいない。そのため後宮では日夜女達の争いが勃発していた。しかも女官の変死が相次いでいるという物騒な状況。ある日、書庫で褐色の肌に瑠璃色の目をした失礼な少年と出会った。少年と交友関係を築いていくうちに後宮の事件に巻き込
まれていく。杏樹の身を守る措置として彼女には「才人」の位が与えられた。遥か昔に廃止された位を皇帝はわざわざ復活させたのだ。妃でもあり、女官でもある地位。なのに四夫人の次の位に位置付けられ「正二品」となった。杏樹は夜伽をすることが無かったが、周囲から寵妃と思われていた。皇帝は杏樹に多大な権利を与えてゆく中、朝廷と後宮はめまぐるしく動くいていく。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 07:00:00
90168文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2952pt 評価ポイント:1194pt
朱華国は代々女皇帝が治める国である。そのため、後宮には健康で若い男が数多く集められ、その寵を競っていた。
傷や病を癒す異能を持つ一族の生き残りである翠蘭は、皇帝一族に拐われ殺された弟のかたきを討つため、男装をして後宮へと潜入する。
順調に後宮内での生活を送っていた翠蘭だったが、ある夜井戸で水浴びをしている姿を誰かに目撃されてしまう。
しかも翌日、突然皇帝からのお召しがあって――!?
「俺の名は憂炎……おまえ、俺の子を産め」
なんと、美貌の女帝美帆は、女として育てられた
男だった!?
しかも、こちらの性別が女であることもばれている!?
本来の名を憂炎という彼に、自分の子を産むように迫られる翠蘭。
しかし、皇帝一族は翠蘭にとっては弟の仇。仇の子は産めないときっぱり断る翠蘭だが……?
連れ去られた弟の謎、向けられる敵意。
それらを乗り越えた先に、翠蘭が掴む未来とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:37:20
20770文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:114pt
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査を
することとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 07:00:00
100664文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:230pt 評価ポイント:154pt
「お金を渡すから文字を教えろ」
文字を知りたかった。
だから、本屋で本を買っている人々の一人であるアイツに声をかけた。
弱そうで、話を聞いてくれそうなあいつに銀貨を突きつけながら、話しかけた。
薄暗い路地で、銀貨は鈍く光る。
※pixivに重複投稿
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19327520
中華風で想像してください。
現実とは関係ないフィクションです。
全てが嘘です。
最終更新:2023-02-18 21:05:23
2965文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
千年間、貴女が転生するのを待ち続けていた――。
はるか昔、暴君に仕えていた呪妃(じゅひ)は、恐ろしい呪術で多くの人間を暗殺してきた。冷酷な呪妃は下僕の青年・小華(しょうか)を気に入っていたが、反乱の際、彼に裏切られて投獄され、謎の死を遂げた……。
それが、朱晩霞(しゅ・ばんか)の前世の記憶である。
己の悪行による因果か、人間の記憶を持ったまま虫や小動物に転生し続け、心を折られまくって早千年。ようやく人間に転生できた現代で、前世の所業を心から反省した晩霞は、今生は
平穏に暮らそうと決意する。
ああ、すばらしき人生、とささやかな幸せをかみしめていた晩霞だが、就職先の私設博物館で、オーナーである美しい青年・楚天華(そ・てんか)と出会い驚愕する。
天華は、千年前に彼女を裏切った小華に瓜二つだった――。
千年前の呪いが、転生した呪妃を過去の因果へ引き戻す。前世の死の謎と不死の呪いを巡る、中華風ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 18:07:06
43422文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:80pt
作:弓良 十矢 No War
異世界[恋愛]
短編
N5624IB
霞宝という地域の商人の息子である石鷹隼は、父に呼ばれて実家へ戻る。なんでも、商売敵である岳家の令嬢が、鷹隼との結婚を切望しているらしい。妾腹の生まれである鷹隼は跡を継ぐことはあり得ず、家の為に適宜結婚するものと思っていたので、降ってわいた幸運に戸惑う。
しかし、いざ結婚してみると、妻は鷹隼に触れられるのをいやがり、それどころか顔さえも見せようとしない。どうしてもと云ってきたのはあちらなのにと憤慨したが、鷹隼はそれでも妻に歩み寄ろうと、彼女の好きなものを用意したり、侍女を揃
えたりと尽くす。だが、相変わらずその態度はつめたい。じつは、彼女にはある大きな秘密があった。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 12:27:50
27725文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:186pt 評価ポイント:160pt
再掲載です(;・∀・)
趣味全開ですお気を付けください
最終更新:2023-02-08 12:03:33
43079文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:おおがみ陣矢
ハイファンタジー
連載
N5011HJ
これは、後の世に〈最後にして最初の皇帝〉と称された
ひとりの少女の物語……
三千年の長きに渡って大陸に覇を唱え、
繁栄してきた大帝国〈宙(ちゅう)〉。
しかし今や、各地で反乱が勃発、群雄が割拠し、
周辺国が侵攻してくるなどの内憂外患を抱え、
滅亡の刻が迫っていた。
ついには帝都も敵の手に落ちてしまい、
即位間もない少女皇帝〈焔(エン)・ヨスガ〉は
帝位を奪われ、追われる身となる。
だが彼女は運命の被害者、悲劇のヒロインではなかった。
「――我に逆らう者どもは、ことごとく屈
服させてくれる!」
そう、彼女は不屈の精神と卓抜な智謀を持つ稀代の傑物であった。
再起したヨスガは、あまたの謀略を駆使し、
同志の力を借り、乱れきった世を正すべく戦い続ける。
やがて彼女は、大乱の裏にうごめく陰謀へと迫っていく……
皇帝ヨスガの波乱の運命を描く、壮大なる中華風ファンタジー、今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:00:00
600306文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:80pt
某中華BLを読んでその壮大さと作者様の力量に圧倒され、「私もこんなBLを書きたい!」と思ってはや2年近く経過してやっと紡ぎ出せた自分なりの『中華風BL』です……。
内容は「道を外すきっかけを作り、自分に愛することを教えてくれた弟子を殺さざるを得なかった師尊の後悔」みたいな感じの話です。
読んで「どんな話か具体的に気になる」と思っていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
最終更新:2023-01-31 09:43:25
1433文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
住むべき処を探す、人と人ならざる者の物語。
最終更新:2023-01-30 23:23:44
3703文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:38pt
★毎日更新中★
★執政官と後宮女官のラブコメです★
新しい皇帝の皇后候補として、選定の宴に参加した凜風(リンファ)。
右丞相である父の命令で仕方なく参加したものの、どう考えても自分が選ばれることはないと悟る。
「私17歳!皇帝5歳!」
自分以外の候補者はみな幼女。凛風は愕然とするが、なりゆきで女官たちと共に皇后候補の娘たちの子守りを担うことに。
その様子を見ていた執政官・蒼蓮(ソウレン)は、彼女の子守りと二胡の腕を見込んで、皇帝の世話係に任命する。
「これでどこへも嫁がずに
済む!?全力で働かせていただきます!!」
父の管理下から逃れた凛風は、生き生きと世話係をまっとうする。
仕事にやりがいを見出した凛風の後宮暮らしと、仕事以外はポンコツの蒼蓮がゆっくり距離を縮めていくラブコメです。
●人名にフリガナをつけまくり、読みやすさ重視で投稿します。なぜなら作者が読めないから…
●ドロドロや鬱展開はほぼありません。ゆるりとご覧いただけると幸いです。
●ファンタジーにつき、歴史とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 15:08:39
159182文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:58606pt 評価ポイント:27672pt
作:土広 真央加
ハイファンタジー
完結済
N9200HY
私、神様を敬う皇国に生まれた庶民です!
力ある証の〝徴〟を発現したので皇宮に入って神官になりました。
まぁぼちぼち頑張るぞー!
と思っていたら、横暴な神託の御子様と大喧嘩になったり、かっこいい太子様と出会ったり、義兄や四大高位神様に帝国まで絡んで何だかおかしなことに……。
え、実は私が皇女?
本物の神託の御子?
太子殿下の妃?
こんなの聞いてないんですけど!?
これは、自身の出自を知った皇女が大事な者たちと共に進んでいく物語。
和風&中華風な皇国と西洋風の帝国が入り乱
れる世界です。
お気軽に評価、ブクマ等していただけると励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 07:41:28
645325文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:856pt 評価ポイント:386pt
作:碧水雪乃*『後宮の嫌われ白蛇妃』1/28発売予定
推理
完結済
N6480HY
白髪紅瞳を持つ苺苺(メイメイ)は可憐な美貌を持ちながら、その容姿と特殊な異能のせいで〝白蛇妃〟と呼ばれ、後宮で忌避されている。
不平等な選定で最下級妃の位を与えられ、『灰かぶり離宮』と呼ばれる冷宮に押し込められ、明らかに虐げられる日々――の中、苺苺は不遇に屈しなかった。たとえ離宮付きの女官が皆、初日で逃げ出そうともだ。
「じゃじゃーん、できましたわ! 苺苺特製、木蘭(ムーラン)様ぬいぐるみ! 柔らかな布地を使ったので触り心地も抜群です。今日からよろしくお願いいたしますね、ぬ
いぐるみの木蘭様!」
『推し』とは後宮で最近流行している言葉で、『無償の愛で妃を陰ながら御支えする』という意味を持っており、女官の嗜みのひとつになっている。
明るく変わり者の苺苺は、皇太子殿下の寵妃と噂される幼女・木蘭を推しとして崇め奉り、悠々自適な離宮で推し活を楽しみながら、全力で異能を使って木蘭に降りかかる悪意を祓っていた。
木蓮の花を刺繍し豪華な応援絹扇を作ったり、毛氈生地でぬいぐるみを製作したり……。
皇太子不在の後宮で仮初め妃生活を満喫していた、そんなある日。
苺苺の異能を使った推し活が、〝木蘭の秘密〟――実は絶世の美青年、皇太子・紫淵(シエン)が〝怪異に巻き込まれた末の姿〟であることを、明らかにしてしまい……!?
「君は俺が木蘭の姿ではなくなった途端に態度が変わるな」
(紫淵殿下は推しじゃないです。不合格です)
美貌の皇太子殿下(最上級妃の幼女)× 白蛇と虐げられる最下級妃 による、後宮シンデレラ・ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:08:25
147211文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:6138pt 評価ポイント:3678pt
検索結果:611 件