-三題噺- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

やる気のない声がのどから出る。

吐く息が白い。 ―時計を見る。

携帯をぼうっと眺める。 ―小鳥が生まれて生きていく。

細い道を進んでいく。

古糸で紡いだタペストリーも、きっと素敵だと思わない？ ＊＊＊ 三題噺集「宝箱のタペストリー（https://ncode.syosetu.com/n0882er/）」に投稿しようと思い書きはじめたはいいものの、その日のうちに書き上げられず投稿には至らなかった三題噺たちを集めました。 本編と共に、楽しんでいただけましたら幸いです。 秋本そら

知らぬ街並みが広がっている。

友人2人の結婚式。 ―祝福する。

水分補給のための休憩。 ロッカーにて。

暗い部屋に光が差し込む。

ため息が漏れる。 ―ゆっくりと時間が流れる。

短くも心に残るような、事なしことや、美しいこと、少し哀しい物語を。 ※三題噺用のお題（https://mayoi.tokyo/switch/switch2.html）をお借りしております。

校門に立って挨拶をする。

名前を呼ばれる。 ―目の前を歩く少女の声。

　世界には魔女が本当にいるんだけど。 　何で俺は男なのに、魔女の力なんて持ったんだろうか。 　そのせいで、こんなに苦しむ事になるなんてさ。 ────── 　この作品は以前ノベルアップ＋で開催された「恐怖のチョコレート　三題噺短編コンテスト」用に書き起こした短編ラブコメを多少修正したものです。 （当時は一万文字以内という参加規約があったので） 　「恐怖」「チョコレート」「告白」の三つを組み込んだ作品とのことですので、当時自分なりの解釈で物語を作ってみました。 　みなさん恐怖の部分はヤンデレとか多かったんですが、忘れられる恐怖を組み込む異端さは相変わらずでしたね。 　この世界観でラブコメ書くのも手なんじゃないか？　と思いつつ、連載作品の更新が書籍化作業と重なって更新がなかなかできていないので、その繋ぎ、および供養も込めてなろうでも公開したいと思います。 　ちなみに、これが元になり、書籍化された「忘れられ師の英雄譚」が生まれたのは、ここだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ

電車に揺られる。 朝日が照らしている。

ぼうっと。 暗い部屋の中で。

彼女と二人でタルトを食べる。

町の礼拝堂にて。 静かに執り行われる。

アラームの音で目が覚める。 ―外からの雨音がうるさい。

気づくと半日終わっていた。 ―やけに暗い。

玄関を出たら、魚が泳いでいた。 ―？

仕事帰り。 ―疲れた。

ふと、目が覚める。 ―部屋は真っ暗なまま。

田舎の葬儀場。 その二階にいる。

大きな木が目の前にある。 ―酷く疲れる。

海の匂いに目が覚めた。 ―ここは。

川沿いの道を歩く。 ―待ち合わせ場所へ。

茫然と立ち尽くす。 ―自分のせいで潰えた。

悲恋と言うより、少し怖いテイストで作っております。そのため、自衛をお願いします。 花束を換気扇へ

ラムネを押し付けられた少女の話。

秋の朝に起きて。 窓を開いて。

町の豊穣祭。 ―誘われてきた。

いつもより早めの出勤。 ―仕事を進める。

星が降ったあの日から。 一年が経った。

友達に連れられて、ある場所に向かっている。

ありとあらゆる伝説がひしめくこの世界で、俺は伝説の焼鳥のタレを手に入れた。 早速、その辺の肉屋で鶏を買って食べてみるかと思っていたら、幼馴染が肩をすくめてわざとらしく溜め息をつきやがった。 「オレたちが持ってるのは、伝説の焼鳥のタレだぞ。そんじょそこらの普通の肉屋の普通の鶏なんかじゃ、伝説の焼鳥のタレが勿体ない」 ……そりゃまあ、確かにそうだな。 そこから始まる、俺と幼馴染の長い長い旅の話。 当選くじ：鳥　旅　炭 ※くじ引き小説とは 100個くらいの適当な単語をくじにして、当てた単語を使って小説を書くシリーズ。三題噺のようなもの。 ノープロットの行き当たりばったりなので、作者もどんな話になるか書き上がるまでわかりません。 オチがないことや、引いた単語が出オチになる可能性も。折りたたむ>>続きをよむ

暖かな部屋の中で、同居人と。

学校終わり、携帯を見て雨の予報があることを知った八重。あらためて校門の外を見るとバイクが1台止まっていて……。 気怠げな不良少女×バイク乗るタイプのイケメン少女の百合 三題噺 雷／校門／携帯

夜遅く、一日分の食器を洗っている。

１０月半ば土曜日。 ―何をするでもなく。

秋晴れの日に行われた茶会。 ―主催者の従者。

突然、目が覚めた。 ―体が、動かない。

昨日の涼しさはどこへ……。

重たい沈黙が部屋に落ちている。 ―声が出ない。

授業を終え、片づけをしていく。

夜勤明け。 朝日が目に染みる。

朝早く。 1人海に来た。

バス待ちの真昼。 バス停に人が居た。

1つ目は『鄙びた田舎町』 2つ目は『ホラー映画』 3つ目は『詠む』 三題噺から生まれた彼女。 遠い北からの物語。

夕方、学校の戸締まりをしていた烏間はそこで一人の少女に呼びとめられる。どのような風の吹き回しか分からないが、彼女と一緒に帰ることになった。 それから数日経ったのち、烏間は夜に少女を一人拾うことになった…… 三題噺 十五夜/視聴覚室/多重人格者 ハーメルン、pixiv、ノベルアッププラスでも掲載しています