-ショートショート- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　これは、四十代後半、未だ独身。さらに、身勝手極まりないＭ氏の日常を追った手記である。

世界中を旅してきた彼はある町の噂を聞く、そこは誰もが嘘しか言わない場所だった。

あるとき、城下町の宿屋で勇者パーティのメンバーが毒殺された。事件の経緯は新聞の一面を飾り、大々的に報じられた――。

　老舗の寿司屋で修業の日々を送る僕の前に、突如として現れた妙な客。その客の注文を聞いた時、僕は唖然としてしまった。

ショートショートになります。 よろしくお願いします。

ショートショートです。毎回がハッピーエンド。読む人の心を癒します♪。

ドミニク博士は爆弾作りで有名だった。彼の爆弾は威力が高い上、とても爆弾に見えない形状をしていた――。

ある医師のところへ、一人の男がやってきた。聞くと、その男は自分の名前も思い出せないとのことなのだが――。

　腐りきった現実社会より、ネットでの人間関係が素晴らしいと考える人に、ぜひとも読んでいただきたい。

子供の頃「聖なる印」を与えられた男。しかし、男の人生は平々凡々なものであった。「聖なる印」を疑い始めた男だったが、ある時……。

　この世に生を授かった。あたしは口裂け女の三世。あたしがなぜ、親子三代に渡り存在しているのか。今、その謎が明らかになる。

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　カツラとともに三十年。誰にも迷惑を掛けずに生きてきた私の前に警察が現れ、いきなり銃を抜いた。私はいったい、どうなるのだろうか。

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　深夜のコンビニ。一人でアルバイトをしている俺。暇でしょうがない。すると、強盗が現れてしまった。これは、いい暇つぶしになりそうだ──。

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　俺は出会えない。なぜならば、出会いを求めているからだ。なので俺は、求めるのを止めてみた。

　相手は嘲るような口調で言ったが、怒る気にはなれなかった。四日前、エス氏の一人息子は親友を殺害し、今は裁判に向けて準備中である。すでに電話口の相手に怒鳴るほどの気力も残っていない。黙っていると、相手はエヌ製造会社の者だと名乗った。

　エヌ氏はいつものように、社長室で新聞を取り出した。 　本日の一面には、絶妙の配色と大きさで『友人を撲殺。中学生逮捕』と見出しが載っている。 「やれやれ、またこんな事件か。まったく、恐ろしい世の中になったものだ」

　桜桃と言えば太宰らしい。作品にそんな題名があるからとか、誕生日ついでに死亡記念日がそう呼ばれているからだとか、いろいろあるがとにかく、世間様では桜桃とはつまり太宰なわけだ。

　食パンをくわえて走っている時に、曲がり角でぶつかった相手と恋に落ちる。その伝説を信じて、あたしは食パンをくわえて走り続ける。

　文学家を志す多在意済(ダザイイズム)が、その模倣となる師として選んだのは李徴であった。中島敦の書にてこの偉大な詩人を知った彼は、その日より師と同じ高みに登るべく、修練を開始したのである。

意味もなく綴られた不思議話。 会話ばかり。

世界は終わった。家族は死に、仲間たちも死んだ。地下に隠れ住み生き残った男は、最期の時を地上で迎えることを選ぶ。

　出会い系サイトに登録してみた。それはもちろん、彼氏が欲しいからに決まってるじゃない。

近づいてくるメリーさん……。 その正体とは！？

　親からも世間からも結婚を反対された私達は、駆け落ちという手段をとり、二人だけの楽園を目指して飛行機へ乗り込んだ。 　しかし、その機内アナウンスはとんでもないものだったのだ。

会話劇です。初めて書きました。バージンです。バージンコーラです。色んなご指摘があると思いますが、その辺も含めて感想いただけると嬉しいです。

　ちょっとした理由で喧嘩をしてしまったカップルの話です。 　※ 一話一話が短い連作短編三部作となっています。

　巨大隕石が衝突しようとしている。地球は滅亡してしまうだろう。そして、わずかな精鋭を乗せた宇宙船は、第二の地球を目指して飛び立ったのであった。

　空き瓶に指を突っ込み、抜けなくなった。ただそれだけの話なのだが──。

ワニの藤川さんが死んだ。 避けようのない交通事故が、あんなに愛された雄のワニをこの世から消し去ってしまった。

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　役者の容姿は、平凡か醜悪な方が良い。飛び抜けた美男美女はたしかに花があるが、どうにも演技が稚拙である。演じ方や台詞が嘘臭い。

　タイムマシン、アップル一号の完成は世間を大いに沸かせたが、しかし大昔への初航海で当時の人類を連れ帰ったときの反響に比べれば、それはずっと小さかった。そして、科学者の不眠不休の努力によってその古代人と会話ができるようになった時、世間の人々はすでに完成時の興奮を忘れてしまっていた。

　『異星人との初会談は、死刑囚をその親善大使とする』なんて馬鹿な法律は誰が作ったのだろうか。 　俺は地球の死刑囚、いまから大ケンタウルス星人との初会談に挑むところだ。

　就活が予定より長引き、僕は雨の降る商店街を急いでいた。２月の寒さと雨が、僕の体温を容赦なく奪っていく。それに昼から何も食べていなかった。なにか暖かいものが食べたい。そうだ、出来るならラーメンが良い。そう思った僕は、丁度目に付いたラーメン屋に飛び込んだ。

『透明人間になる薬あります』という貼り紙がしてある不気味な薬局。僕はついに、その扉を開いてしまったのであった。

　春には爽やかな桃色の花びらを咲かせ、秋には鮮やかな紅葉を魅せる樹木・さくら。これは、そのさくらのアーチを見上げながら歩く、バカップルのお話です。

ショートショートです。

　俺はついに犯人を追い込んだ。犯人の思わぬ反撃に、一進一退の攻防が続いていたが、こんな時に俺は、たまらなく小便がしたくなってしまったのだ。

　誰しも「勢いで○○しちゃった」ってこと、ありますよね。これは「泥酔した勢いでヤっちゃった」お話です。

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長編小説ファッキン・シスターズ・クライストの登場人物である、私立探偵の片桐有二と、ふしだら女の酒井しのぶが織り成す、一話読みきりの超ショートショート作品集です。二人の電話での会話は、誰かに盗聴されている……そんな設定で、会話のみの作品となっています。小説とは違い、シリアスなところはまったくありません。気楽に読める作品ですので、ぜひご覧ください。

天才科学者のＳ博士は、究極のお風呂という物を発明したのだが……

ショートショートです。

　深夜、ベランダに置いていかれた謎の腕時計。誰が、なぜ、置いていったのかわからない。いったい、この時計は何なのだろうか。

「別れさせ屋」と呼ばれる職業につく者の顛末