-ショートショート- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:14830 件
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な
人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
ショートショートのミステリーです
最終更新:2024-01-03 08:45:24
1299文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ショートショートのSFです
最終更新:2024-01-03 08:01:30
1322文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:藻ノ かたり
空想科学[SF]
短編
N7151IO
エージェントの俺は、人類滅亡の機械を作動させようとする博士を止めようと、奴のアジトへと侵入した。
最終更新:2024-01-03 02:27:04
2509文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は未来。実業家として成功した男は、ある事を計画した。
最終更新:2024-01-03 00:14:01
1615文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
今週の情報の授業はWEBミーティングについて勉強する時間だ。毎週この授業を楽しみにしている健吾は、興味津々で授業を聞いていた。しかし授業の半ばで、ある不思議なことに気がついた。ミーティングの参加者がクラスの人数と合わないのだ。確認すると、そこには健吾にしか見えない謎の参加者がいて……。
最終更新:2024-01-02 20:58:40
3995文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
800文字で完結するショートショート
最終更新:2024-01-02 19:48:49
800文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ごく初期の頃に書いた掌編小説のまとめです。
カクヨムにも並行で投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330655146634052
最終更新:2024-01-02 19:42:33
5811文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とある夜の街。その路地裏にて……。
「おら、金出せよおっさん」
「はははははっ! そんなキョロキョロしても誰もここまで来ねーよ」
「そ、バカだねー。逃げ込むにしてもさぁ、そこ、行き止まり! ははははは!」
「逃げるなんてそんな、痛っ! や、やめ」
「おい、もう一発殴ろうか? ん? 殴ろうかぁ? はははっ、ほら、財布もーらい!」
「ああ、やめてくれぇ……」
「クソッ、大して入ってねーなぁ。会社員だろ? その歳で平か? さすがにクレジットカードがないわけ、お、あった…
…ん?
いや、なんだこれ、おいおい、おっさん、財布の中に何入れてんだよ。これ、なんかのカードゲームのやつか? えっと、サキュバスインフィニティ……?」
「あ! そ、それ!」
「それは……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 11:00:00
2739文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
夜、とあるラジオ番組。アイドルをゲストに迎え、ほどほどな盛り上がりを見せたが、もう終わりの時間。
「いやー、今夜の『いつメン!』終わりのお時間なんですがぁ……雪本ちゃん! いやー、ほっっっんと、武道館決定おめでとねー!」
「えへへ、ありがとうございますっ。ファンの皆さん、スタッフの皆さん、もう数えきれないくらい、色々な方たちのお陰ですっ!
私たちアイドルグループ、桜並木39、メンバー全員が皆さんに感謝してます! もちろん、このラジオにメンバーをよく呼んでくださった岸部
さんにも大感謝ですっ!」
「いやー、おじさん泣けてきちゃうなぁホント、くぅぅぅ」
「あはは! 是非、岸部さんも私たちの武道館公演、来てくださいね! 岸部さんも、もう桜並木39の一員なんですから!」
「え、マジで?」
「はい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 11:00:00
3602文字
会話率:89%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
とある港町で起きた奇怪な事件。
それは全裸の女を漁師の父子が海で拾ったことから始まった。
※第一回幻想と怪奇ショートショート・コンテストに出した作品です。一次選考通過。
最終更新:2024-01-02 02:56:27
5662文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
800文字で完結するショートショート
最終更新:2024-01-01 18:00:00
800文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
パンって美味しいよねっていうお話です。
今年もよろしくお願いします<(_ _)>
最終更新:2024-01-01 12:00:00
1327文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「あ、よう」
「お、あっ、やあ……」
偶然、街中でしばらくぶりに高校時代の友人と再会した。
……のだが、向こうはどうも『しまった』といった顔をしたので、俺はまあいい気はしない半分、不思議に思った。
連絡はここしばらく取っていなかったが仲は良かったはずだ。なのに……と考えてもみれば、昔の友人と顔を合わせたくない時というのは決まっている。
今の生活が上手く行っていない時だ。就職失敗。フリーター。親のすねかじり。結婚どころか恋人なし。そんなところだろうか。
最終更新:2024-01-01 11:00:00
1496文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法が、魔物と呼ばれる生き物が存在する世界。
そこで魔王と呼ばれる、まさに力の象徴のような者が全てを手中に収めんと猛威を振るい、世界に恐怖が蔓延っていた。
……だが、影があるところに光あり。勇者と呼ばれた男がいた。
彼は生き残った人々の期待を背に、魔王軍との戦いの日々を送っていた。
だが、そんな彼も魔王を前に、ついに倒れ……
最終更新:2024-01-01 11:00:00
1139文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:ネツアッハ=ソフ
ハイファンタジー
短編
N4587IO
これは、神がその場のノリと勢いで異世界に一人の少年を放り込むお話である。
最終更新:2024-01-01 08:00:00
2642文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
これは僕が高校生の頃だった。
当時は部活帰りによく繁華街で買い食いしており、富田を見かけたのはそんなときだった。
富田は薄暗い歩道で、足を広げて伸ばす格好で座り込んでいた。
最終更新:2024-01-01 06:33:48
1027文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある男の人生最後の旅のお話
最終更新:2023-12-31 23:18:46
1256文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
2500文字以下のショートショート集です。風刺・ブラック・どんでん返し・ユーモア・シュール・奇妙…作風は色々。良く人が死んでて、オチがあります。世界観も現代からファンタジーまで様々で、一話数分でサクッと読めます。
最終更新:2023-12-31 21:14:46
33028文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
日常にあったりなかったりするような、あったらいいなと思えるような、2000字以内の一話完結ショートストーリー集。
※一部、過去に公開した作品に加筆・修正を加えたものがございます。
最終更新:2023-12-31 21:00:00
551343文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
思いついたフレーズを広げて、小さくまとめて楽しく展開する話を読みやすい文字数でお届けします。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-12-31 21:00:00
114315文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ツイッターに上げた「ついのべ」と呼ばれる140字以内で完結する小説のまとめ。
便宜上「連載」にしていますが実態は短編の作品群です。
どれかひとつでもお気に召すものがあれば幸いです。
最終更新:2023-12-31 17:53:42
495791文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:36pt
作:やざき わかば
ローファンタジー
短編
N6000IO
神や天使、悪魔たちが、一番大忙しとなる時期と土地があるという。
最終更新:2023-12-31 15:56:37
1377文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
多数の作品の中からご覧いただき、誠にありがとうございます。心から感謝いたします。
ショートショート作品です。
今日は大晦日ですね。もしこんな神様が出てきたらどう選択します?
最終更新:2023-12-31 12:04:24
1646文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夜、その建物の中でポタッ、ポタッと水が滴り落ちる音と足音が響く。
外は雨……ではない。何日か前に降った雨が屋上から下へ下へと染みこんでいるのか、それとも配管から漏れているのか、いや、水道は止められているはずだ。
ここは廃墟。彼の仕事はそこの巡回。
なんだってこの俺がこんな仕事を……。
という心の嘆きは足音に表れることなく、ただ体の内部で繰り返し繰り返し木霊し続けている。
この社会が、実力主義であることはわかっていた。受け入れていた。望んでもいた。
……自分
が一番前を走っている時は。だが、今や若い連中に職を、居場所を奪われ……
「ああっ!」
と、彼はとうとう堪えきれず声を上げた。肩に水滴が落ちてきたからだ。
彼は手で払い、そしてその手もまた、ぶんぶん振った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 11:00:00
1621文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
夜。とある男子高校生。彼は自室にて、勉強机に頬杖ついて大きく欠伸をした。
怠けていたわけではない。熱心に勉強し、ちょうど集中力の切れ間。そして事が起こったのも、その時であった。
「ふぅー……」
「よぉ」
「ん、おう。……おおう!?」
彼は振り返ると同時に驚きの余り、椅子からずり落ちた。無理もない。彼の背後に立っていたのは
「お、お、お、まえ、え、どう、え、ゆ、幽霊?」
「おう。でもそんなハッキリ言われると、ちょっと落ち込んじゃうな……」
「え、あ、ご、ごめ
ん」
「……うっそーん! いやもう、マジで体軽いんだよ! 気分までフォオオオウ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 11:00:00
2067文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
腕時計に強い憧れを抱く、中学生の邦夫。その憧れがもたらしたものとは……。
※「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-31 02:11:50
2898文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ニワトリが先かタマゴが先か
タマゴが先に決まってるじゃん!
というショートショート
最終更新:2023-12-30 17:06:57
1434文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「はぁ……」
とある町の橋の上。夕日色に染まる川を眺め、その青年はため息をついた。物憂げな顔。と、そこへ近づく影が。
「……草野。お前、こんなところにいたのか」
「せ、先生……な、なんでここに、お、追いかけて来たの?」
「はははっ、当然だろ? もう日が沈むし、この辺りはほら、不審者が出るって噂、お前なら良く知っているだろう。
それなのに、お前ときたら鞄も置きっぱなしで部室を飛び出してさ」
「そ、そりゃ、鞄持って行けるわけないだろ……。だってあの鞄には、みんなの財布
が……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 11:00:00
1371文字
会話率:82%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とあるホテルのラウンジ。コーヒーを啜りながらチラリと腕時計を眺める男。ソワソワと、どこか落ち着かない様子。自分の顔を撫で、歯に物が挟まったように口を動かす。
そして、ソーサーの上にカップを戻したその時であった。
「あ、こんにちはぁー」
「あ、おお、こんにちはっ」
男は椅子から立ち上がり、声をかけてきた女に微笑む。まるで時が止まったかのように黙り、見つめ合う二人。
「あ、ああ……」と咳払いをしつつ「どうぞ」と男が促し、二人とも席に座った。
「ええと、じゃあさっそく自
己紹介を。僕のほうからがいいですよね」
「あ、その前にお飲み物を……」
「ああっと、そうだった。すみませんすみません。ははは、ええと何にしますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 11:00:00
2551文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
数ある作品の中から、御覧いただきまして、誠にありがとうございます。心から感謝致します。
ショートショート作品です。
はたから見ればただの機械でも、もしかしたらこんな感情があるかも・・
最終更新:2023-12-30 10:56:30
704文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
コーヒーが好きな男の話
最終更新:2023-12-30 10:06:15
423文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
「――ケイト先輩、俺は、ケイト先輩が好きです。どうか俺の婚約者になってください」
「――!」
貴族学園のとある放課後の校舎裏。
そこで私は親友であるアレクシアの弟の、クラークくんからプロポーズを受けた。
だが私は、これが噓プロポーズであることを知っている。
昼休みにアレクシアから、「私の弟が放課後あなたに噓プロポーズするわよ」と聞かされていたのだ。
確かにクラークくんは我が学園に入学して以来、数々の令嬢たちから逆プロポーズを受けているほどのハイスペック令息。
私
みたいな何の取り柄もない令嬢のことを好きになるわけがないから、さもありなんといったところね。
とはいえ、ここで断るのも大人げない。
私はアレクシアに頼まれていた通り、騙されたフリをしてクラークくんの噓プロポーズにOKした。
すると――。
「ほ、本当ですか!? 嗚呼、夢みたいだ! 大好きです、ケイト先輩!」
「っ!!?」
クラークくんにギュッと抱きしめられた。
んんんんんんんん????
これ、本当に噓プロポーズよね!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 21:06:26
6398文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:3810pt 評価ポイント:3486pt
ある冬の寒い日。墓参りに訪れると、隣の墓に冷たいビールを供える男がいた。こんな寒いのに、何だってそんなものをお供えしてるんだろう……
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-12-29 18:20:34
1420文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ショートショートになります。
最終更新:2023-12-29 15:38:15
1285文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ショートショートになります。
最終更新:2023-12-29 15:37:27
1319文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日の晩の不思議な出来事
最終更新:2023-12-29 13:51:03
1350文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
山で暮らす家族のお話
最終更新:2023-12-29 13:47:35
1262文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
凄腕保険セールスマンのショートショート
最終更新:2023-12-29 13:32:03
2308文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悪魔に話かけられた男の話
最終更新:2023-12-29 13:28:48
1669文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ショートショートです
最終更新:2023-12-29 13:21:52
3747文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
海上およそ20メートル。船の甲板に座り込み、ぶら下がる干物を眺めながら、私は大きく息を吐いた。
あれらは何なのか……。言わば海へ捧げる供物だったのか。大きな計画の際の安全祈願のようなものか。
知るには神に直接会って訊ねるほかない。必ずそうしよう。必ず……。
『君たちには今から深海へ行ってもらうよ』
これは比喩でもなんでもない。今、俺たちがいるのは海に浮かぶ船の上。潜水服の中。
そしてこれも比喩ではない。社長のお言葉には絶対服従。神と思えが、わが社の社訓。
就職難の昨今。むろん、選り好みしなければ就職そのものはできるかもしれないが、それも新卒ならの話。俺のように大した経歴もなく、ブラック企業から逃げ出した男を正社員で雇うところは中々ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 11:00:00
3100文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
うちの大学の教授は天才と名高いが発明狂であり、学生たちに怪しげな薬を飲ませると密かに噂、また、それとなく注意喚起がされている。
……が、単位に加え治験代もくれるというので貧乏暇なしの俺は、どどめ色した液体を喉の奥へと流し込んだのだった。
「どうだね。心の声が聴こえるかね?」
「えっと、まだ、あ……」
『あああ、なんて可愛い目をしているんだ。ペロペロペロペロ舐めたあと、ちゅぱちゅぱとしゃぶり、ころころと口の中で転がしたい。
ああ、そうだ。玉を、玉を袋ごと口いっぱいに頬
張りたいんだぁ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 11:00:00
1633文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
青い鳥はわざと羽を落としている
最終更新:2023-12-29 10:24:48
2115文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
こないだの話。。夢だったんだろうか。。現実だったんだろうか。。
最終更新:2023-12-28 20:43:48
365文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
天才令嬢が作った魔道具の帽子。
「相思相愛になる魔道具を依頼しましたよね?」
「それが、なぜか……この帽子をかぶると、衣服が透けて、中が丸見えに……」
(小説家になろうラジオ大賞に応募するテーマ「帽子」の超短編です)
最終更新:2023-12-28 19:00:00
948文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
第一王子は、令嬢との婚約を破棄して、魔王復活を阻止するため、絶世の美人である隣国の聖女を連れて帰ると、旅立ちます……王都に残された第二王子と令嬢は……
最終更新:2023-12-28 12:00:00
2774文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:390pt 評価ポイント:370pt
……瞼を開けた私の前に広がる空は、どこかおどろおどろしく、天が私を拒絶、あるいは見放しているかのようだった。
それが朝焼けでなく夕焼け空だと瞬時に思ったのは、私が仰向けになっているそこがトウモロコシ畑であり、近くで鳴く鴉の声から感じ取ったからだろう、その不気味さを。寄生バチに卵を産み付けられるように、塊のような不安感が胸を内から圧迫し、私は起き上がろうとする。
と、その瞬間、声がした。後ろ、やや上の方から。
『出てけ! 出てけ! 畑に入るな! 出てけ! 畑に入るな!』
最終更新:2023-12-28 11:00:00
3293文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
ある夜。空から一隻の宇宙船が地球へ降り立った。
すぐに人々が駆け付け、代表者数名が彼らの翻訳機を介し、会話を始めた。それによると、彼ら宇宙人たちの星は大変高度な文明と技術を有しており、愛と平和をこの宇宙中に広めたいという。
全ての星、種族を友人、親のように愛す。友愛の輪。そのために無償で自分たちの発明を配って回っているとのこと。日々の暮らしに余裕があるとそのような発想に行き着くのだろう。
最終更新:2023-12-28 11:00:00
768文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
死にたい女が、謎の男によって子供食堂の「パン」へと姿を変える、ヒューマンドラマ
最終更新:2023-12-27 20:51:34
1951文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:14830 件